【遊戯王】A Particle of Prime Photon (81)


※遊戯王二次創作、アニメキャラ、デュエル描写あり。

※イメージは壊さない程度に、アニメで使ってないカードを使ってたりします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1392706431


カイト「………」

カイト「……ここは?」

オービタル「………」

オービタル「……アレ?」ウィィーン

カイト「オービタル……お前はオービタル7か?」

オービタル「ソ、ソウ言ウカイト様コソ、本物ノカイト様デアリマスカ?」

カイト「それ以外の何に見える。……だがしかし、妙だな」

オービタル「エート、オイラ達ハ……」

カイト「月面で決着したミザエルとのデュエルの後……俺とお前はともに死んだ」

オービタル「………」

カイト「ということはここは地獄ということか?だが地獄にしては……」

オービタル「綺麗ナ所デアリマス」

カイト(ここは……山か?向こうに街や海が見えるな。緑も豊かだ)


オービタル「カイト様、ドウスルデアリマスカ?」

カイト「……とりあえず」

 ブゥン……

カイト・オービタル「「!」」

少年『ようこそ天城カイト。僕は君を待っていたよ』

カイト「貴様、何者だ!?」

少年『まぁそんなことはどうでもいいじゃないか。それより……』

カイト「オービタル!やれ!」

オービタル「カシコマリ!」ガシーンガシーン

少年『なっ』

オービタル「オイラノターン!ダイレクトアタックデアリマス!!」ウィィィィィン、ギュルルルルル


 スカッ

オービタル「エッ、エエエッ!」ドテーン☆

カイト「!ソリッドビジョンか……」

少年『そういうことだ。僕の本体はまた別の場所にある』

カイト「一体何の用だ?死んだ俺を引っ張ってきてまで」

少年『ふふ……僕は優しいからね。教えてあげるよ』スッ

 ブォン

カイト「!このカードは……?」

少年『そのカードは地図だ。イラストの中に星のマークがあるのが分かるね?』

カイト「ああ」

少年『そこへ行けば自ずと僕の目的は分かってくるだろう。
    楽しみにしてるよ、君がそれを知ってどう思うのかを』

カイト「………」


少年『それじゃあ。星は合計三つだ。三か所、どこから回ってもいいよ』

少年『ああ、それと。君のデュエルディスクにセットされてあるデッキ。
    君の潜在意識に眠るカードのデータを元にデッキを構築させてもらった』

カイト「何……?」

少年『じゃあ、また会おう!』

 ブゥン……

カイト「……消えた」

オービタル「イテテ……一体何ナノデアリマスカ!」

カイト「まだ何とも言えんが、デッキが用意されたということはデュエルをするということだな」

カイト「さて、行ってみるか。まずは地図に記された……港の星」

カイト「オービタル!」

オービタル「カ、カシコマリッ!」ガシーン ガシーン


                                                   ',   ',.    ',    ',     ヽ
                            r--,,__                   ',   ',.    ',     ',       ,'
                  ,ィ-‐-ゝ、_ --‐ァi  l    `ヽ               x≦i.   ',    ',    ',    ,'
                     / / ///___i i  ',     }            x≦   ',   ',    ',     ',     ,'
   ___             i i i ./ /`ヽニニ◎ .',  ヽ    i          x≦    >'"',   ',   ', _ --─===
  /  /  ̄''/丶、      l .l l /ヽーイ __.  ヽ   \  /       x≦    >"    ヽ  ',,-''" ̄      /
 / /   /  / ` 丶、  ,.i ゝ/   ヽ´     ̄`::\   `''i      /     >"       ヽ/         フ
. i  i   /  / ,,、  i`l,' l/      .ヽ〃     :::::::`ー、‐イ`丶、/   .>"           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
..i .i.   i   i / `丶、,':::l       /:/      :::::::::::::ヽ`丶、 {    /"      __-‐=ニヽ,,,,--─'''''ニ⊃
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          \:::_ヽ、::',::/:/ "/ヽ::/ヽ 三∧     // ./      _,, -‐<´
           ヽl \.\/ ,ィ"‐ア.//〉/三三∧  .// 弋__ニ-‐''"´     `丶、
           ムヽマム  ´/ヒソ 〃_/ i./三三∧ .//    /二ニ=、-─────ゝ
            ヽヽ  〈     l/  /三三三ニ\  x≦/、__ /`l、
            /ヽ丶、 -‐  /i  /ニ=-‐‐-==ニ=-彡"     `''´丶、ヽ.
               `'' ー<ニ==ニ-‐''''""´ ̄\ヽ            `


―――港エリア

 スタッ

カイト「――お前は誰だ?」

??「くくく……成程、こいつが」

カイト「……?」

??「オレの名はマリク・イシュタール。貴様が天城カイトか……」

カイト「ああ。 (マリク・イシュタール……どこかで聞いた名だ)」

マリク「さあ、闇のゲームといこうじゃねぇか……」

 ズズズ……

カイト「何っ!?辺りに闇が……?」


マリク「闇のゲーム。ライフポイントへのダメージは、そのままプレイヤーへのダメージとなる」

カイト「面白い。貴様に何を恨まれているかは知らんが、その勝負受けてやる!」

カイト「オービタル!」

オービタル「カシコマリ!」ヒュンッ

カイト「デュエルモード、フォトンチェンジ!」ギュォォォォン

マリク「くくく……」ウィィーン、ガチャン

カイト「さあ――狩らせてもらおう!貴様の魂ごと!」ブォン

カイト・マリク「「デュエル!!」」


―TURN 01
マリク 手札5枚 LP4000
カイト  手札5枚 LP4000


マリク「先攻はオレが貰うぜ。オレのターン!」

                             ゴールデン・レディバグ
マリク「オレはこのスタンバイフェイズ……手札の《黄金の天道虫》の効果を発動する」


《黄金の天道虫》
星1/光属性/昆虫族/攻  0/守  0
1ターンに1度、自分のスタンバイフェイズ時に、
手札のこのカードを相手に見せて発動できる。
自分は500ライフポイント回復する。
この効果を使用した場合、エンドフェイズ時まで手札のこのカードを公開する。


マリク「このカードをエンドフェイズまで相手に見せることで、オレはライフを500ポイント回復する」
(LP4000→4500)

カイト「フン。狡いライフ回復カードか」

マリク「クク……オレは更に《レクンガ》を召喚!」


《レクンガ》
星4/水属性/植物族/攻1700/守 500
自分の墓地の水属性モンスター2体をゲームから除外する度に、
自分フィールド上に「レクンガトークン」(植物族・水・星2・攻/守700)を
1体攻撃表示で特殊召喚する。


マリク「ターンエンド」


―TURN 02
マリク 手札5枚 LP4500 《レクンガ》
カイト  手札5枚 LP4000


カイト「俺のターン、ドロー!」

カイト「俺は《フォトン・スラッシャー》を特殊召喚!」


《フォトン・スラッシャー》
星4/光属性/戦士族/攻2100/守  0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。
自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在する場合、
このカードは攻撃できない。


カイト「このカードは自分フィールド上にモンスターがいないとき、手札から特殊召喚が可能!
    ただし、俺の場に他のモンスターがいるとき、このカードは攻撃できなくなる」

マリク「フン」

カイト「バトル!《フォトン・スラッシャー》で《レクンガ》を攻撃!」

スラッシャー『ハァァッ!!』ズァッ

 ズバァァァンッ

マリク「………」
(LP4500→4100)

カイト「俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド!」


―TURN 03
マリク 手札5枚 LP4100
カイト  手札4枚 LP4000 《フォトン・スラッシャー》/《伏せ》


マリク「オレのターン。このスタンバイフェイズも手札の《黄金の天道虫》の効果を発動させてもらう」
(LP4100→4600)

カイト(チッ。だが一体何の目的で……?)

マリク「そして手札から魔法カード発動!《融合》!」


《融合》
通常魔法
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を
融合デッキから特殊召喚する。


マリク「手札の《ヒューマノイド・スライム》と《沼地の魔神王》を融合する!」


《ヒューマノイド・スライム》
星4/水属性/水族/攻 800/守2000
人間の形をしたスライム。
人間の遺伝子が組み込まれている。

《沼地の魔神王》
星3/水属性/水族/攻 500/守1100
このカードを融合素材モンスター1体の代わりにする事ができる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
また、このカードを手札から墓地へ捨てる事で、
デッキから「融合」魔法カード1枚を手札に加える。


マリク「《沼地の魔神王》は融合素材モンスターの代わりにできる」

カイト「………」

マリク「出でよ!《ヒューマノイド・ドレイク》!!」


《ヒューマノイド・ドレイク》
星7/水属性/水族・融合/攻2200/守2000
「ワームドレイク」+「ヒューマノイド・スライム」


マリク「更に俺は《ロードポイズン》を召喚!」


《ロードポイズン》
星4/水属性/植物族/攻1500/守1000
このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた時、
自分の墓地に存在する「ロードポイズン」以外の
植物族モンスター1体を自分フィールド上に特殊召喚する。


マリク「バトル!《ヒューマノイド・ドレイク》で《フォトン・スラッシャー》を攻撃!」

                フォトナイズ
カイト「……トラップ発動!《光子化》!」


《光子化》
通常罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、
その相手モンスターの攻撃力分だけ、
自分フィールド上に表側表示で存在する光属性モンスター1体の攻撃力を、
次の自分のエンドフェイズ時までアップする。


カイト「このカードは相手モンスターの攻撃を無効にし、
    その攻撃力分、俺の場の光属性モンスター1体の攻撃力をアップさせる!」

マリク「………」

スラッシャー『ハァッ!』
(ATK2100→4300)

マリク「なるほどねぇ……なかなかやるじゃねえか」

カイト「………」

マリク「ターンエンド」


―TURN 04
マリク 手札2枚 LP4600 《ヒューマノイド・ドレイク》《ロードポイズン》
カイト  手札4枚 LP4000 《フォトン・スラッシャー》


カイト(……《ヒューマノイド・ドレイク》、こいつが奴のエースモンスターなのか?)

カイト(いや、だがその攻撃を無効にされてもあの余裕……)

マリク「どうした?怖気づいたのか?」

カイト(絶対に、何かあるはず!)

カイト「俺のターン、ドロー!」

カイト「バトル!《フォトン・スラッシャー》で《ヒューマノイド・ドレイク》を攻撃!」

 ズバァァァァンッ!!

マリク「くっ……」
(LP4600→2500)

カイト(よし。《フォトン・スラッシャー》の性質上、俺の攻撃回数は1回だけになってしまう。
    ぐずぐずしてると奴のライフはあっという間に増えてしまうが、このターンでは奴に大ダメージを与えることができた)

カイト「俺はこれでターンエンド!
    そして、《フォトン・スラッシャー》の攻撃力は元に戻る」

スラッシャー『………』シュゥゥゥ
(ATK4300→2100)


―TURN 05
マリク 手札2枚 LP2500 《ロードポイズン》
カイト  手札5枚 LP4000 《フォトン・スラッシャー》


マリク「オレのターン。 (……まだ来ないか。あのカード……)」

マリク「オレは《黄金の天道虫》の効果を発動するぜ」
(LP2500→3000)

カイト(仕掛けてくるか……?)

マリク「……オレは《ロードポイズン》を守備表示に変更」

マリク「カードを1枚伏せて……ターンエンド」

カイト(……くっ、未だに奴の狙いが読めない……)

カイト(まるで……何かを待っているかのようだ……)

マリク「さあどうした、貴様のターンだ」


―TURN 06
マリク 手札2枚 LP3000 《ロードポイズン》/《伏せ》
カイト  手札5枚 LP4000 《フォトン・スラッシャー》


カイト「俺のターン! (……よし!)」

カイト「バトル!《フォトン・スラッシャー》で《ロードポイズン》を攻撃!」

 ズバァァァンッ!

マリク「オレはこの瞬間、《ロードポイズン》の効果発動!
     このカードが戦闘破壊されたとき、オレの墓地から植物族モンスター1体を特殊召喚する」

マリク「《レクンガ》復活!」

カイト「させるか!俺は手札から速攻魔法、《フォトン・リード》発動!」


《フォトン・リード》
速攻魔法
手札からレベル4以下の光属性モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚する。


カイト「このカードの効果で俺は、《デイブレーカー》を手札から特殊召喚!」


《デイブレーカー》
星4/光属性/戦士族/攻1700/守  0
このカードが特殊召喚に成功した時、
手札から「デイブレーカー」1体を特殊召喚する事ができる。


カイト「このカードが特殊召喚されたとき、手札から同名カードを特殊召喚できる!
    現れよ!もう1体の《デイブレーカー》!」

デイブレーカー『ハッ!』

マリク「……チッ」

カイト「お前の狙いは《レクンガ》の特殊召喚。ならばそれを破壊させてもらうまで!
    行け、《デイブレーカー》!《レクンガ》を攻撃!」

マリク「フン……リバースカードオープン!《攻撃の無力化》!」

カイト「!」


《攻撃の無力化》
カウンター罠
相手モンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
相手モンスター1体の攻撃を無効にし、バトルフェイズを終了する。


 ギュォォォォォン……

デイブレーカー『………』ヒューン

マリク「貴様のモンスターの攻撃は届かない。残念だったなぁ」

カイト「くっ……ならば俺は、レベル4の《デイブレーカー》2体と《フォトン・スラッシャー》でオーバーレイ!」

マリク「!……何……?」


カイト「3体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!」

カイト「現れよ、No.10!――《白輝士イルミネーター》!!」


《No.10 白輝士イルミネーター》
ランク4/光属性/戦士族・エクシーズ/攻2400/守2400
レベル4モンスター×3
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動する事ができる。
自分の手札を1枚墓地へ送り、自分のデッキからカードを1枚ドローする。


マリク「エクシーズ召喚……?だと……」

カイト「俺は《イルミネーター》の効果発動!
    オーバーレイ・ユニットを1つ使い、手札を1枚墓地に送ることで、カードを1枚ドローする!」

 シュバァッ!

カイト「そして俺は墓地に送った《ライト・サーペント》の効果発動!」


《ライト・サーペント》
星3/光属性/爬虫類族/攻1200/守 800
このカードが手札から墓地へ送られた場合、
このカードを墓地から特殊召喚する事ができる。
このカードはシンクロ素材とする事はできない。


カイト「このカードが手札から墓地に送られたとき、特殊召喚できる!」


カイト「そして《ライト・サーペント》をリリースし、《フォトン・レオ》をアドバンス召喚!」


《フォトン・レオ》
星6/光属性/獣族/攻2100/守1100
このカードが召喚に成功した時に発動できる。
相手の手札を全てデッキに加えてシャッフルする。
その後、相手はデッキに加えた枚数分のカードをドローする。


カイト「《フォトン・レオ》の効果発動!ハウリング・ブロー!」

レオ『グォォォォォッ!!』ゴォッ!!

マリク「!何だ……?」

カイト「このカードの召喚成功時、相手は手札を全てデッキに戻し、その後戻した枚数分だけカードをドローする」

マリク「………」

カイト「これでお前の《黄金の天道虫》によるライフ回復は無くなった!」

マリク「ククク……」

カイト「俺はこれでターンエンドだ!」


―TURN 07
マリク 手札2枚 LP3000 《レクンガ》
カイト  手札2枚 LP4000 《No.10 白騎士イルミネーター》《フォトン・レオ》


マリク「オレのターン、ドロー!」

マリク「……クク。さぁ行くぞ、天城カイトぉ!
     オレは手札から永続魔法、《魂吸収》を発動!」


《魂吸収》
永続魔法
このカードのコントローラーはカードがゲームから除外される度に、
1枚につき500ライフポイント回復する。


マリク「カードが除外されるたび、1枚につきプレイヤーはライフを500ポイント回復する」

カイト(また回復だと……?)

マリク「そして《レクンガ》の効果発動!」

レクンガ『!』カッ!!

マリク「墓地の水属性モンスターを2体除外することで、オレの場に《レクンガトークン》を1体特殊召喚する!
     オレは《ヒューマノイド・スライム》と《沼地の魔神王》を除外!」


レクンガトークン『………』グジョグジョ
(ATK700)

カイト「たった攻撃力700のトークンを攻撃表示だと……!?」

マリク「ククク……《魂吸収》の効果でオレは1000ポイントライフを回復!」
(LP3000→4000)

マリク「そしてもう一度《レクンガ》の効果発動!
     墓地の《ヒューマノイド・ドレイク》と《ロードポイズン》を除外しトークンを特殊召喚!」

マリク「そして同時にオレのライフは1000ポイント回復する」
(LP4000→5000)

カイト「ライフポイント……5000!」

マリク「クックック……ハハハハハ!!行くぞ、天城カイト!」

マリク「オレは《レクンガトークン》2体と《レクンガ》を神の生贄に捧げ――!!」

カイト(……神、だと――?)

マリク「――降臨せよ!!《 ラ ー の 翼 神 竜 》 !!!」


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      ]_.rF-ヌ''コ!|ヤハ「:.... ゙'ヽ、:.. ゙'i--.ア      | // //-!ォ::::::::::\;;;;;;ヽ :::::::ヽ

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     ヘ/  _,ェ゙ソ  }ヘ |:::  \__|,,::/_,,r''゙--メ-''゙゙´γ⌒ / /´_」 ̄\:::::::::|;;;;ヽ ::::
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        {;;/ゝ、 \\|;;;ノ::  |;;;   ̄\_/    |'´ };;;}           ヽ/

      ,,/;;f  !| `'--ソ:: ノ:   ノ;;; ゝ、_  /゙|\ _,,r''゙};:  };;ヽ           ./
     r{;;;;;!ヘヘ !|  |  ::/   /::;;;;!、  ̄ヽ、!/゙  丿;:   };;|          /
    _i'゙;;;\rュ| ! .λ__ >-´   /;;;;;;ヽ`-、_/゙゙/ゝ,,r''「;;;;;;;;   };;|         / ::::
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   --ヘ\\  /          f   ノ´//   / ゙゙゙̄\\ヽ   /   :::::::::/


《ラーの翼神竜》
星10/神属性/幻神獣族/攻????/守????
精霊は歌う。大いなる力、すべての万物を司らん。
その命、その魂、そしてその骸でさえも。


カイト「ラーの……翼神竜……だと……!?」

カイト「!そうか、貴様……マリク・イシュタール!
    お前は第一回デュエルシティ大会で武藤遊戯と闘ったあのマリク・イシュタールか!」

マリク「ほお。知ってもらえててありがたいよ。ククク」

カイト「何故貴様がこの時代に……?いや、そんなことはどうでもいい……ッ!」

マリク「分かってるな。それじゃあ神の効果を発動させてもらうぜ!」

マリク「《ラーの翼神竜》の効果!それはオレが古代神官文字のテキストを詠唱する事で発動する!」

マリク「تحويل إلى الله جثة بنيران العدو م
     المعركة سيكون لمرة واحدة تعطي حياة رجاله وفن اللعب التي الإنعاش من الأرض」

カイト「……!?奴の身体が消えていく……」

マリク「神の効果……それは召喚時にプレイヤーのライフポイントを100になるよう支払うことで、
     その数値を神の攻撃力に換算する最強の能力!」

カイト「!だから執拗にライフを回復していたのか……!」

マリク「――神との融合!行け、《ラーの翼神竜》よ!《フォトン・レオ》を攻撃!」

ラーの翼神竜『グォォォォォ!!!』ゴォォォォォ
(ATK0→4900)


マリク「―― ゴ ッ ド ・ ブ レ イ ズ ・ キ ャ ノ ン !!!」


.      \

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.____三二ニニ=-‐へ .メ、   ./  /. ____Z               /..... ̄'''―--z__ / /   _______
               /:: . ヽ  /  イ //                 /|  ...r─────./ {__,/    ....::::: :.:.: :
            ./::::: : : ____〉 /. ... ..し′廴 .\、.         / .|..,,,,、 \      ./  /   ....:::::::::.: : : .:..
       .,.......::::::::: : : : :/\三二ニ==‐-  __ \ヽ--‐‐…‐‐ノ 乂从厂 ̄ ̄\._,ノ ./  ./    /
... ...,........::::: : : : : : : . . ./  /    ̄三二ニ=-    ヾ ゝ      ,_三二ニ==‐=ニ二三__人ノヽ._从/( /
. ::::::::: : : : : : : : :: . . ..../  /        ̄ ̄ ̄三二 =     /_ノ          /「 ̄ ̄¨フ
                /  /          __ 三二 =    /「           //`¨´ ̄/


カイト「ぐ――あぁぁぁぁぁぁぁぁあぁあああああああっっっ!!!!」ドシャァァッ ゴロゴロ…
(LP4000→1200)

マリク「ハハハハハハ!!どうだ!これが神の一撃!」

カイト「……く、っ――……」ググッ…

マリク「耐えたか……だが次のオレのターン、神の一撃で決めてやるよ!」

カイト「……この程度で……神……だと?」

マリク「……何?」


カイト「ふふ……ふふふふふっ、ははははははは!!」

マリク「……気でも狂ったかぁ?神の攻撃を受けて」

カイト「ははははは……笑わせてくれるなぁ!
    何が最強の能力だ、ライフを4900払って相手を仕留めきれない効果がか?」

マリク「き、貴様……!」

カイト「ふはははは……とんだロマンチストだな!
    こんな効果を最強と信じ切っているなんてな!ハハハハハハ!!」

マリク「オレはターンを終了する!そこまで言うのなら、神を倒してみるがいい!」

カイト「造作もない!行くぞ、俺のターン!」


―TURN 08

マリク 手札1枚 LP 100  《ラーの翼神竜》/《魂吸収》
カイト  手札2枚 LP1200 《No.10 白騎士イルミネーター》


カイト「ドロー!俺は《白輝士イルミネーター》の効果発動!」

カイト「オーバーレイ・ユニットを1つ使い、手札を1枚捨て、カードをドロー!」

 カン☆コーン

カイト「(よし、来た……!)
    俺は《フォトン・スレイヤー》を特殊召喚!」


《フォトン・スレイヤー》
星5/光属性/戦士族/攻2100/守1000
フィールド上にエクシーズモンスターが存在する場合、
このカードは手札から表側守備表示で特殊召喚できる。


カイト「《フォトン・スレイヤー》は自分フィールド上にモンスターエクシーズがいるとき、手札から特殊召喚できる!」

カイト「そして――攻撃力2400の《白輝士イルミネーター》と攻撃力2100の《フォトン・スレイヤー》をリリース!」

マリク「何……?」


カイト「このモンスターは攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースすることで特殊召喚できる!
    ――闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ!」

                      ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン
カイト「光の化身、ここに降臨!現れろ、《銀河眼の光子竜》!!」


                                                 / /          /
                                            /  /      ,/      -‐

                           /〉               /   _/  /}  ∠=-‐  ¨´
                           /∠=ァ'二>-─‐ァ        /   {__)//
                        ∠,ィァ_/く>'::>─'′       ′ /:::://}         _,.  -‐
                             ∠ィvvv<___/[:::`マニ=‐    |: /│:::{//     -‐ ¨´
                       <二 トvソ /\ \::::\二>  |/  |::::::/__   }\∧ __
                              〈_/     ',   \(_)、  __   |::::::| \>、l⌒l'^|      ̄ ̄ ̄
……─────-----<  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`丶       |   厶==く:::::::::::::::>、ノ::::::{>、 } }  } }        __
                     ̄ ̄ ̄\ __   \     ,/ /:::::::::::::::\(__)::::::::\,/\ \    /-==ニ二...__
.   ̄ ̄`~^   ‐--  .    <  ̄ ̄ (___)( ̄\ノ   _〈 ̄〉::::::::::::::::::/^\_ノ ̄ ̄ヽ {     /
.               _..>      ̄ ̄ ̄\::\   /::::::∨ ̄ ̄ ̄く:::::::::::::}     ( ̄ \_/‐-  .._
      _,.  -‐  ¨´  /{/{/{   <二二二::::\{::::::::/      ト‐'::(__)く \_  \_ ノ      `¨ ‐-  .._
 -‐  ¨´.         〈,/{> ∧      >::::/\/\ノ|   _}:::(__)ノ\|   `¨¨¨¨¨´
               / { く \_厂}    //〈/ |:::(_)::レ} \::::(__)::\
.   _,.  -‐  ¨´/    \ \ ,ノ     〈//   :|/(_)::: \」:::::::\\|                        ∧
           /        \  厂 ̄ ̄⌒丶 _,.∠..._ |/(_) ::::::::/\|                              /  ',
       /       / /  \__    /:::::::::::::::::::::\_{/\/:::::::::} ,. -──‐-                     {∨ ∧ ∨}
.     /       /  /     / >''´ ::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::: ';::::::::|/:::::::::::::::::::::::::::::\                    ∨
   /      /    ,. -──‐/:::::::::::::::::::::::::::::::/(___)|\:::::';::::::{::::::::::::::\:::::::::::::::::::\            ∨ ̄∨
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       /    / ̄,./ ̄ /::::// ̄ ̄`ヽ/::::::::::}  /___,ハ:::::::|::::::::::ト.  \_::::::::::::::::::::::::::::::::\  __ _ _ /\_/
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マリク「フン、たかが攻撃力3000のモンスターで神に敵うと思っているのか!」

カイト「思っているさ!俺は《銀河眼の光子竜》で《ラーの翼神竜》を攻撃!!」

マリク「何ぃ!?」

カイト「この瞬間、《銀河眼の光子竜》の効果発動!」


《銀河眼の光子竜》
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは自分フィールド上に存在する
攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースし、
手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ時、
その相手モンスター1体とこのカードをゲームから除外する事ができる。
この効果で除外したモンスターは、バトルフェイズ終了時にフィールド上に戻る。
この効果でゲームから除外したモンスターがエクシーズモンスターだった場合、
このカードの攻撃力は、そのエクシーズモンスターを
ゲームから除外した時のエクシーズ素材の数×500ポイントアップする。


カイト「このカードがバトルするとき、このカードと相手モンスターをゲームから除外できる!」

マリク「な……!ぐ、ぉぉぉぉぉぉおおっっ!!」

 ギュォォォォォン……


マリク「くっ……だが、永続魔法《魂吸収》の効果が発動する!オレはライフを1000ポイント回復!」
(マリクLP100→1100)

カイト「そしてこのバトルフェイズ終了時、
    《銀河眼の光子竜》の効果で除外されたモンスターはフィールドに舞い戻る!」

ラーの翼神竜『グォォォォォ!!』

光子竜『ギャォォォォン!!』

マリク「……チッ」

カイト「そう。一度場を離れたことで《ラーの翼神竜》の攻撃力は元々の数値、つまり0ポイントとなる!」

カイト「これで神は封じられたも同然!俺はこれでターンエンド!」


―TURN 09
マリク 手札1枚 LP1100 《ラーの翼神竜》/《魂吸収》
カイト  手札1枚 LP1200 《銀河眼の光子竜》


マリク「オレのターン、ドロー!」

マリク「……クク、ククククク」

カイト「?何がおかしい」

マリク「貴様は何もわかっちゃいねえ……神の本当の力をなぁ!」

カイト「神の……本当の力……?」

マリク「行くぞ!オレは《ラーの翼神竜》、第三の能力を発動!」

マリク「شيطان ينام على الأرض الله المختار طائر الفينيق واحدة عندما」
(LP1100→100)

カイト「何……?神の姿が……」

マリク「《ラーの翼神竜》、第三の能力。それはオレのライフを1000ポイント支払うことで、神を不死鳥にする!」

マリク「行け、《ラーの翼神竜》!―― ゴ ッ ド ・ フ ェ ニ ッ ク ス !!!」


ラーの翼神竜『!』ゴォッ!!


             ゙゙‐'-ー'.∥   ./ `  ./  .[ ̄'' |、゙''-..、
       .'マ---゙ ̄^゙ヘァ  .7  ./    / . ;;|;.,i,,_    . `'、
      _,,,..-′ ._..-‐'゛ .,i‐"   {.  ./  /   ...'!r" `゙'‐、.'i.li .!
       `''ー r'"    /   .,、'゙コ'-./   /    .. .;;|;..」  ゛│./′
                 ゛l゙ ,r, /     : ly'゙.  ./  .;;゙.l;::., / /
                  ll゙ .゙エ     ,〃、;;.../     ....../.シ'゛ l
                   、.i'、      : l、  .,i>'''゙!゙゙l  _.../
                 ゙!.l| \    /.,,ノ-イ″  iシ'″゙リ'v
                  `ヽ `''―-|〃 ._i′   ., "  ;:;レ′
               ,. ,,  . _  `';;ii /  ...l|l!;;  ./    l;; \ .'、  . 、
             ..‐'←'゙´フ!”  ., ''/゛ ,, ''|ミ.;;/;;;./   ,- .;;i!、  `''\ `''x、.
            ,i'゛   ./    ./   ./゛  /'゙l=┘   /  ;;;l/'~''-、  l   .!`i
        │.,,-''''''゛    /  /    .ltl|'ト  . /   ...,,l;;ゝ  l  !   /./
         `'k          ! 、 .l    .,i.ll″,./   /  lx〃   |゙ ,r"  〃
                    ! ゙'゙"'=..,,_ ii《..ノ゛ /   ;.l /    へ′
                  `'' ..,_   ., rリ;; /   . _,,;]r!ク_..‐
             、          `''-..,_乂,, -ー ̄ ̄´  .;;l; '㍉,,_
            l゙ゝ、      ,/"./    ___..--'''゙゙゙}.._.  `゙''-,
               `''-,.|    ,/ └┘_,, i、/゛  _. ...,iイ  . `';;  /    i、
                 ll゛  ,./   ,,.;;''亡〃゛  ,/゛ .;,l,゙|″  .,..!" /     /│
                i″ .,/ ‘゛ l`/;  /   ., -./   ,,‐'" ,/゛  ., ャ" .,/
        _,,xiliッ'     .l /    ' lゞ./   / .;;i゙'i: / / ´   . / ..,.. '"
  ._,,,,.. -‐''" ._/      `'.l、   ;:; !;;  ,./  .,.;;;|'"〃゛     .,/-''''″
‐´  ,.. -ー'''" ,ノ       .   ...'l゙,゙「―'/ / ;:;;l...:ヽ、 .i、  ゛
. _/´   ._,, ‐7       ,il!,, -'''"´ , / /  .,.;ト、 .`'-、.lヽ
"   ,i!''゙_..-'"       : ,l〃.,..-'".! Z丶./  . /  .;.l广'''''''―-..,゙-、    ti、
   : テ'"    ., ! ..y;;二'";;;゙レク   ;;|;;..'゛  ,/   / .l.,.   .、 `''.二-  .'タ' 、
.、 .,,/     .!、.lィ'"    ;;;`-`-ーへ  ./  ./   ;ヽ.;..  ,|,!   `- \  ;:..l'‐
(,,xコリ    i-./                            ;;゙''''-..;,゙ih、 、    ri,,,|、
  ;;;l゛  .ィ'l,゙〃                               ゝ ミ|ィ二)- ..,,二.
  .;;|iil! .,l!'"    ,i-、  _,                             、     .,,、
.,r‐'" ..l,゙..-~'゙゙‐'  `゙ ̄ !ー -ー!へr'‐'^'''゙.l'".!へr'ー‘'ー -ー'- /ー―-~'゙゙‐' -ー''゙  '-


カイト「ぐ――あぁぁぁぁあああぁぁああっ!!!」

光子竜『ギャァァァァァォォォォ……』

オービタル「カイト様!」


カイト「ご……ごほっ、……」

マリク「ハハハハハハ!もういい、神よ……オレの場に戻るがいい」

カイト「……ぐ、くぅっ!」ヨロヨロ

マリク「ほう……神の攻撃を耐えきったか」

カイト「まだだ……まだ俺のライフは残っているぞ!」

マリク「フン。不死鳥モードの神の攻撃を受けたモンスターは無条件に破壊され、ゲームから除外される。
     それと同時に《魂吸収》の効果が発動。オレはライフを500回復する」
(LP100→600)

カイト「だが貴様の神は攻撃力、守備力ともに0!ライフを貯める前に次の俺のターンで消し去ってくれる!」

マリク「それはどうかねえ……。オレは《ラーの翼神竜》を生贄に捧げる!」

 ギュォォォォォ……

カイト「何だと……!?」

マリク「出でよ!《地獄詩人ヘルポエマー》!」


《地獄詩人ヘルポエマー》
星5/闇属性/悪魔族/攻2000/守1400
このカードが戦闘によって破壊され墓地に送られた場合効果が発動する。
このカードが墓地に存在する限り、相手バトルフェイズ終了時に
相手は手札からカードを1枚ランダムに捨てる。
このカードは墓地からの特殊召喚はできない。


ヘルポエマー『ポェ~~』

マリク「これで終わりだ!《ヘルポエマー》でダイレクトアタック!!」

カイト「!」

マリク「貴様の場にはモンスターもリバースカードも存在しない!消えろぉ!」

カイト「――くっ!」

オービタル「カイト様!」


 ドォォォォォォン……


カイト「……フッ」
(LP1200)

マリク「何ぃ!?」


カイト「残念だったな。俺は墓地のこのカードの効果を発動していた!」


《超電磁タートル》
☆4/光属性/機械族/攻  0/守1800
相手ターンのバトルフェイズ時に墓地のこのカードをゲームから除外して発動できる。
そのバトルフェイズを終了する。
「超電磁タートル」の効果はデュエル中に1度しか使用できない。


マリク「《超電磁タートル》……!」

カイト「このカードを墓地から除外することで、相手のバトルフェイズを強制終了させる!」

マリク「いつの間にそんなカードを……ハッ!」

カイト「そう。さっきのターンの《白輝士イルミネーター》の効果。
    そのときに墓地に送っていたカードがこれだったのさ」

マリク「……チィッ。オレはこれでターンエンド!」


―TURN 10
マリク 手札1枚 LP 600 《地獄詩人ヘルポエマー》/《魂吸収》
カイト  手札1枚 LP1200


マリク「だが貴様が窮地に陥っていることに変わりはない……!精々あがいてみせろぉ!」

カイト(……確かにそうだ。だが――)

カイト「俺は俺自身の未来を信じる!俺のターン、ドロー!!」

 シュバァァッ!!

カイト「――よし!」

カイト「行くぞっ!俺は手札から魔法カード、《死者蘇生》を発動!」

マリク「何ぃ!?」

カイト「蘇れ!《デイブレーカー》!」

デイブレーカー『ハァッ!』

カイト「そして《デイブレーカー》の特殊召喚に成功したとき、
    俺は手札からもう1体の《デイブレーカー》を特殊召喚する!」

デイブレーカー『ハッ!』ビシッ!!


カイト「2体の《デイブレーカー》でオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!!」

 ドォォン!!☆

カイト「現れよ!――《輝光子パラディオス》!!」


《輝光子パラディオス》
ランク4/光属性/戦士族・エクシーズ/攻2000/守1000
光属性レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を2つ取り除き、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力を0にし、その効果を無効にする。
また、フィールド上のこのカードが相手によって破壊され墓地へ送られた時、
デッキからカードを1枚ドローする。


マリク「くっ……だが攻撃力は互角!」

カイト「それはどうかな!《輝光子パラディオス》の効果発動!
    オーバーレイ・ユニットを2つ使い、相手フィールド上のモンスター1体の効果を無効にし、攻撃力を0にする!」

パラディオス『ハアァッ!!』ズァッ

ヘルポエマー『ポエ~……』バチバチッ
(ATK2000→0)

マリク「な……何ぃ!?」


カイト「これで終わりだ!《輝光子パラディオス》で《地獄詩人ヘルポエマー》を攻撃!!」

カイト「――フォトン・ディバイディング!!」

マリク「ぐ――ッ!!」


                               ヽ`
                              ´
                               ´.

                           __,,:::========:::,,__
                        ...‐''゙ .  ` ´ ´、 ゝ   ''‐...
                      ..‐´      ゙          `‐..
                    /                    \
        .................;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::´                       ヽ.:;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;.................
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  ;;;;;;゙゙゙゙゙            /                           ゙:                ゙゙゙゙゙;;;;;;
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マリク「ぐおおあぁぁぁぁぁーーーーーーー!!!」ドシャァァァッ!!
(LP600→0)


 ビーッ!!


――WINNER 天城カイト!――


マリク「ぐ……この……オレが……負けた……だと……」

カイト「お前の敗因。それは神を生贄に捧げたことだ」

マリク「何ぃ……!?」

カイト「お前は神を操る者としてやってはならないことをした。
    お前のデッキは神を中心に据えたデッキ……なのに神を生贄に捧げたことでデッキに愛想をつかされたのさ」

マリク「ぐ……ううぅ……」シュゥゥゥゥゥ…

カイト「!」

マリク「くそぉぉぉぉぉぉおお!!!」

 シュゥゥゥゥ……

カイト「……消えた」

 ブゥン……

カイト「!貴様は!」

少年「ブラボーブラボー。素晴らしいデュエルだったよ」パチパチ


カイト「……何の用だ」

少年「そうつっけんどんにしなくてもいいじゃないか。僕はただ純粋に誉めているんだよ」

カイト「………」

少年「さて……マリク・イシュタールを倒したね。次はどこへ行くつもりだい?」

カイト「それを訊いてどうする」

少年「ふふふ。そんなにも僕のことが信用ならないかい?まぁ無理はないか……」

カイト「自覚があるならさっさと自分の正体を明かしたらどうだ。
    マリク・イシュタール……奴は何十年も前のデュエリスト。何故奴がここに……貴様が関係しているのか」

少年「まだそれを話すわけにはいかないね。
    しょうがない、君とおしゃべりするのは後にしよう」

カイト「………」

少年「それじゃあ。残る3人についても頑張ってくれたまえ。あっはっはっは……」

 ブゥン……


オービタル「消エタデアリマス……」

カイト「……オービタル。お前にやってもらうことがある」

オービタル「ハイ?」

カイト「俺はお前のデータチップの中にありとあらゆる時代の出来事を放り込んである。
    今の奴の顔……あれを過去全てのデータと照合しろ」

オービタル「エエ!?ソンナ」

カイト「いいからやれ。ただし俺がデュエルをしている最中だ。
    移動している間はよそ見してもらっては困るからな」

オービタル「ッテコトハ!カイト様ノデュエルガ見レナイ――」

カイト「貴様が横でうるさいから気が散った。次からは黙っていてもらおう」

オービタル「カ……カシコマリィ……」

カイト「さて。次は『街』の星だ。行くぞ、オービタル!」

オービタル「カ、カシコマリ!」

 ウィィィーン、ガチャンッ



                                                   ',   ',.    ',    ',     ヽ
                            r--,,__                   ',   ',.    ',     ',       ,'
                  ,ィ-‐-ゝ、_ --‐ァi  l    `ヽ               x≦i.   ',    ',    ',    ,'
                     / / ///___i i  ',     }            x≦   ',   ',    ',     ',     ,'
   ___             i i i ./ /`ヽニニ◎ .',  ヽ    i          x≦    >'"',   ',   ', _ --─===
  /  /  ̄''/丶、      l .l l /ヽーイ __.  ヽ   \  /       x≦    >"    ヽ  ',,-''" ̄      /
 / /   /  / ` 丶、  ,.i ゝ/   ヽ´     ̄`::\   `''i      /     >"       ヽ/         フ
. i  i   /  / ,,、  i`l,' l/      .ヽ〃     :::::::`ー、‐イ`丶、/   .>"           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
..i .i.   i   i / `丶、,':::l       /:/      :::::::::::::ヽ`丶、 {    /"      __-‐=ニヽ,,,,--─'''''ニ⊃
.i  l.   i  .l ゝ-= /,'l:::',      /::/ヽ'''゙゙゙''''‐、____.l ,ィ、`丶ニイ___-=ニ二 ̄   ii    ',  ⊂ニ´
.l  l.   l  .l ',,、 /   i:l::::',     ./:::/ `i/  /ヽ  `ヽ  ̄/  ̄ ̄ ̄           ii    i──''''"
 `丶-=ニ,,_l ',ヽl、  i:l::::::',  /:::::::ノ //、ニ}  l    l  /               _,, - ‐''"´
          ̄',::::゛''‐ゝ',::::::〉イノl:::/:゛":::/ ∧ \/, イ,ィ≦/          _,, -‐''"´
          \:::_ヽ、::',::/:/ "/ヽ::/ヽ 三∧     // ./      _,, -‐<´
           ヽl \.\/ ,ィ"‐ア.//〉/三三∧  .// 弋__ニ-‐''"´     `丶、
           ムヽマム  ´/ヒソ 〃_/ i./三三∧ .//    /二ニ=、-─────ゝ
            ヽヽ  〈     l/  /三三三ニ\  x≦/、__ /`l、
            /ヽ丶、 -‐  /i  /ニ=-‐‐-==ニ=-彡"     `''´丶、ヽ.
               `'' ー<ニ==ニ-‐''''""´ ̄\ヽ            `


To be continued...


―――街エリア

オービタル「人影発見デアリマス」

カイト「(あれが……『人』だと……?) よし、下りろ」

オービタル「了解デアリマス」ヒューン

??「……来たようだな」

 スタッ

カイト「ここに配置されているデュエリストというのはお前か」

??「その通りだ。我が名はアポリア。絶望の番人」

カイト「絶望だと?」

アポリア「私はある絶望を負ってこの世界へやって来た……。そして、貴様に復讐する」

カイト「復讐?お前に恨まれることなど身に覚えがないがな」

アポリア「貴様には無くとも……な。だがそんなことはどうでもいい。デュエルだ!」ガチャンッ

カイト「面白い。受けて立つ!――オービタル!」

オービタル「カシコマリ!」

カイト「いくぞ!」ギュォォォォンッ!!

カイト・アポリア「「デュエル!!」」


―TURN 01
アポリア LP4000 手札5枚
カイト   LP4000 手札5枚


アポリア「先攻は私が貰う。私のターン!」

アポリア「モンスターを裏側表示でセット!」

アポリア「私はこれでターンエンドだ」


―TURN 02
アポリア LP4000 手札5枚 《伏せ》
カイト   LP4000 手札5枚


カイト「俺のターン!ドロー!」

カイト「俺は《フォトン・リザード》を召喚!」


《フォトン・リザード》
星3/光属性/ドラゴン族/攻 900/守1200
このカードをリリースして発動できる。
デッキからレベル4以下の
「フォトン」と名のついたモンスター1体を手札に加える。
「フォトン・リザード」の効果は1ターンに1度しか使用できない。


カイト「《フォトン・リザード》の効果発動!
    このカードをリリースし、俺はデッキから《フォトン・スラッシャー》を手札に加える!」

カイト「そして《フォトン・スラッシャー》を特殊召喚!」


《フォトン・スラッシャー》
星4/光属性/戦士族/攻2100/守  0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に特殊召喚できる。
自分フィールド上にこのカード以外のモンスターが存在する場合、
このカードは攻撃できない。


カイト「このカードは自分フィールド上にモンスターが存在しないとき、手札から特殊召喚できる。
    いけ!《フォトン・スラッシャー》、セットモンスターを攻撃!」

スラッシャー『ウオオォッ!!』


《機皇兵スキエル・アイン》
星4/風属性/機械族/攻1200/守1000
このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する
「機皇」と名のついたモンスターの数×200ポイントアップする。
このカードが戦闘によって破壊され墓地へ送られた時、
自分のデッキから「機皇兵」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。


 ズバァァンッ

アポリア「私はこの瞬間、《機皇兵スキエル・アイン》の効果を発動!」

カイト「!」

アポリア「このカードが戦闘破壊されたとき、私はデッキから《機皇兵》を1体特殊召喚できる!
      私は《機皇兵ワイゼル・アイン》を特殊召喚!」


《機皇兵ワイゼル・アイン》
星4/闇属性/機械族/攻1800/守  0
このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する
「機皇」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。
1ターンに1度、相手フィールド上に守備表示で存在する
モンスターを攻撃対象としたこのカード以外の
自分の「機皇」と名のついたモンスターの攻撃宣言時に発動する事ができる。
そのモンスターが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。


カイト「俺はこれでターンエンド」


―TURN 03
アポリア LP4000 手札5枚
カイト   LP4000 手札5枚 《フォトン・スラッシャー》


アポリア「私のターン!」

アポリア「私は《機皇兵グランエル・アイン》を召喚!」


《機皇兵グランエル・アイン》
星4/地属性/機械族/攻1600/守1200
このカードの攻撃力は、このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する
「機皇」と名のついたモンスターの数×100ポイントアップする。
このカードが召喚に成功した時、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択し、
そのモンスターの攻撃力をエンドフェイズ時まで半分にする事ができる。


アポリア「《グランエル・アイン》の効果発動!
      このモンスターが召喚されたとき、相手フィールド上のモンスター1体の攻撃力を半分にする!
      グラビティ・プレッシャー!」

スラッシャー『グォォッ……』
(ATK2100→1050)

カイト「なにっ!」

アポリア「そして《機皇兵》たちの効果!
      このカードは、自分以外の《機皇》モンスター1体につき攻撃力を100ポイントアップさせる!」

ワイゼル・アイン(ATK1800→1900)
グランエル・アイン(ATK1600→1700)

カイト「くっ……」


アポリア「バトル!《ワイゼル・アイン》で《フォトン・スラッシャー》を攻撃!クォーク・カーブ!!」

 ズバァァンッ!

カイト「くっ」
(LP4000→3150)

アポリア「更に《グランエル・アイン》!ダイレクトアタック!グラビティ・ブラスター!!」

グランエル・アイン『………』ブォンッ

 ドォォォンッ!!

カイト「ぐああぁぁっ!!」
(LP3150→1450)

アポリア「私は更に永続魔法《鉄壁の機皇兵》を発動」


《鉄壁の機皇兵》
永続魔法
このカードがフィールド上に存在する限り、
自分フィールド上に表側攻撃表示で存在する
「機皇兵」と名のついたモンスターの効果は無効化され、戦闘では破壊されない。


アポリア「このカードがフィールド上に存在する限り、
      攻撃表示の《機皇兵》の効果は無効となるが、戦闘によって破壊されない」

ワイゼル・アイン(ATK1900→1800)
グランエル・アイン(ATK1700→1600)

カイト(効果を無効にしてまで……。戦闘から守り、次のターンにエクシーズ召喚する気か?)

カイト(だが……!)

アポリア「カードを1枚伏せ、ターンエンドだ」


―TURN 04
アポリア LP4000 手札3枚 《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇兵グランエル・アイン》/《鉄壁の機皇兵》《伏せ》
カイト   LP1450 手札5枚


カイト「俺のターン!ドロー!」

             ギャラクシー・ゼロ
カイト「俺は装備魔法《銀河零式》を発動!」


《銀河零式》
装備魔法
自分の墓地の「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターを表側攻撃表示で特殊召喚し、このカードを装備する。
装備モンスターは効果を発動できず、攻撃もできない。
装備モンスターがバトルフェイズ中に破壊される場合、代わりにこのカードを破壊できる。
このカードがフィールド上から離れた時、装備していたモンスターの攻撃力は0になる。
「銀河零式」は1ターンに1枚しか発動できない。


カイト「攻撃、効果の発動が封じられるが、墓地より《フォトン・スラッシャー》を特殊召喚する!」

アポリア(……!シンクロ召喚か……?)

カイト「さらに俺は《オーバーレイ・スナイパー》を召喚!」


《オーバーレイ・スナイパー》
星4/光属性/戦士族/攻2000/守  0
このカードは特殊召喚できない。
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。
また、自分フィールド上にエクシーズ素材を持ったエクシーズモンスターが存在する場合、
墓地のこのカードをゲームから除外し、
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力は、
自分フィールド上のエクシーズ素材の数×500ポイントダウンする。


カイト「そして、攻撃力2000以上のモンスター2体をリリース!
    闇に輝く銀河よ、希望の光になりて我が僕に宿れ!」

                      ギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン
カイト「光の化身、ここに降臨!現れろ、《銀河眼の光子竜》!!」


                                                 / /          /
                                            /  /      ,/      -‐

                           /〉               /   _/  /}  ∠=-‐  ¨´
                           /∠=ァ'二>-─‐ァ        /   {__)//
                        ∠,ィァ_/く>'::>─'′       ′ /:::://}         _,.  -‐
                             ∠ィvvv<___/[:::`マニ=‐    |: /│:::{//     -‐ ¨´
                       <二 トvソ /\ \::::\二>  |/  |::::::/__   }\∧ __
                              〈_/     ',   \(_)、  __   |::::::| \>、l⌒l'^|      ̄ ̄ ̄
……─────-----<  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`丶       |   厶==く:::::::::::::::>、ノ::::::{>、 } }  } }        __
                     ̄ ̄ ̄\ __   \     ,/ /:::::::::::::::\(__)::::::::\,/\ \    /-==ニ二...__
.   ̄ ̄`~^   ‐--  .    <  ̄ ̄ (___)( ̄\ノ   _〈 ̄〉::::::::::::::::::/^\_ノ ̄ ̄ヽ {     /
.               _..>      ̄ ̄ ̄\::\   /::::::∨ ̄ ̄ ̄く:::::::::::::}     ( ̄ \_/‐-  .._
      _,.  -‐  ¨´  /{/{/{   <二二二::::\{::::::::/      ト‐'::(__)く \_  \_ ノ      `¨ ‐-  .._
 -‐  ¨´.         〈,/{> ∧      >::::/\/\ノ|   _}:::(__)ノ\|   `¨¨¨¨¨´
               / { く \_厂}    //〈/ |:::(_)::レ} \::::(__)::\
.   _,.  -‐  ¨´/    \ \ ,ノ     〈//   :|/(_)::: \」:::::::\\|                        ∧
           /        \  厂 ̄ ̄⌒丶 _,.∠..._ |/(_) ::::::::/\|                              /  ',
       /       / /  \__    /:::::::::::::::::::::\_{/\/:::::::::} ,. -──‐-                     {∨ ∧ ∨}
.     /       /  /     / >''´ ::::::::::::::::::::::::::::::::|::::::: ';::::::::|/:::::::::::::::::::::::::::::\                    ∨
   /      /    ,. -──‐/:::::::::::::::::::::::::::::::/(___)|\:::::';::::::{::::::::::::::\:::::::::::::::::::\            ∨ ̄∨
.         /     /::::::/:::: /:::::::::::::::::::::::┌─<    ,八:::::\}/(__)\___}::::::::::::::::::::::::\               /:::::::}
       /    / ̄,./ ̄ /::::// ̄ ̄`ヽ/::::::::::}  /___,ハ:::::::|::::::::::ト.  \_::::::::::::::::::::::::::::::::\  __ _ _ /\_/
.     /    / ̄ ̄/\_/{/ /     \ ̄厂 / /}::∧::::|::::::::::| \_/::::\:::::::::::::::::::::::::::::∨::::::::}:::::}:::::::}\/
   /      / ̄ ̄/\_/    {       }/`¨´ /V:::/∧:|:::::/}   \:::::::〉-──- .、:::::}:::::::/::::/:::::/_/
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          |::::/::/\}__ _ __′    /  /::::::|:::::::::::: ∨::::::/        \_ノ  /
          ∨::::/:::::::/:::/::/:::::/|   /´ ̄{:::::::::::::\::::::::/:: /              〕    |
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             \{::::::/:::::/:::::::/:::::::/     \::::::::::::\__,/´               \   \


《銀河眼の光子竜》
星8/光属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
このカードは自分フィールド上に存在する
攻撃力2000以上のモンスター2体をリリースし、
手札から特殊召喚する事ができる。
このカードが相手モンスターと戦闘を行うバトルステップ時、
その相手モンスター1体とこのカードをゲームから除外する事ができる。
この効果で除外したモンスターは、バトルフェイズ終了時にフィールド上に戻る。
この効果でゲームから除外したモンスターがエクシーズモンスターだった場合、
このカードの攻撃力は、そのエクシーズモンスターを
ゲームから除外した時のエクシーズ素材の数×500ポイントアップする。


アポリア「このモンスターは……!?」


カイト「さあ行くぞ!俺は《銀河眼の光子竜》で《機皇兵グランエル・アイン》を攻撃!」

カイト「――破滅のフォトン・ストリーム!!」

光子竜『グォォォ……!!』キュィィィィン

アポリア「くっ……だが!リバースカードオープン!《機限爆弾》!」

カイト「なにっ」


《機限爆弾》
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついたモンスター1体と、
相手フィールド上に存在するカード1枚を選択して発動する。
選択したカードを破壊する。


アポリア「私の《機皇兵グランエル・アイン》と、お前の《銀河眼の光子竜》を破壊する!」

 ドゴォォォォォォン!!!

カイト「くっ……《ギャラクシーアイズ》……!」

アポリア「更に!」

カイト「!」

アポリア「この瞬間、私は手札から《機皇帝スキエル∞》の効果発動!」

アポリア「合体せよ!――《機皇帝スキエル》!!」


《機皇帝スキエル∞》
星1/風属性/機械族/攻2200/守2200
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に表側表示で存在するモンスターが
効果によって破壊され墓地へ送られた時のみ手札から特殊召喚できる。
1ターンに1度、相手のシンクロモンスター1体を
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカード以外の自分のモンスターは攻撃宣言できない。
また、このカードに装備されたモンスター1体を墓地へ送る事で、
このターンこのカードは相手プレイヤーに直接攻撃できる。


カイト「なんだ……このモンスターは……」

アポリア「《機皇帝スキエル》は自分フィールド上のモンスターが
      カード効果によって破壊され、墓地に送られたとき、手札から特殊召喚ができる。
      そしてこのカードが存在する限り、私の《機皇帝スキエル》以外のモンスターは攻撃できない」

カイト「だが……俺のフィールドはがら空き……!」

アポリア「そう。次の《スキエル》の一撃で決着がつく」

カイト「くっ……俺はカードを1枚伏せ、ターンエンド!」


―TURN 05
アポリア LP4000 手札2枚 《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇帝スキエル∞》/《鉄壁の機皇兵》
カイト   LP1450 手札2枚 《伏せ》


アポリア「私のターン!行け、《機皇帝スキエル》!奴にダイレクトアタック!」

スキエル∞『………』ゴォォォォォ

カイト「リバースカードオープン!《フォトン・リード》!」


《フォトン・リード》
速攻魔法
手札からレベル4以下の光属性モンスター1体を表側攻撃表示で特殊召喚する。


カイト「手札からレベル4以下の光属性モンスター1体を攻撃表示で特殊召喚する!
    俺は《フォトン・ケルベロス》を特殊召喚!」


《フォトン・ケルベロス》
星3/光属性/獣族/攻1300/守 600
このカードが召喚に成功したターン、
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り
お互いに罠カードを発動する事はできない。


ケルベロス『グルルル……』

アポリア「始末しろ!《機皇帝スキエル》!」

スキエル『………』ゴォッ

 ドゴォォォォォォンッッ!!!

カイト「ぐああぁーーーーーーっ!!」
(LP1450→550)

 ドサァッ

カイト「く、くぅっ……」

オービタル「カイト様!」

アポリア「ふっ……私はこれでターンエンド。
      ――だが貴様の手札は僅か1枚。ライフも風前の灯火。終わったも同然だ」

カイト「………」

オービタル「カイト様ァ」

カイト「お前はお前の仕事をしろ!オービタル7!」

オービタル「カ、カシコマリィッ!」


―TURN 06
アポリア LP4000 手札3枚 《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇帝スキエル∞》/《鉄壁の機皇兵》
カイト   LP 550 手札1枚


カイト「俺のターン!ドロー!」

 カン☆コーン

カイト(!よし、このカードなら)

カイト「俺はモンスターを裏側守備表示でセットし、ターンエンド!」


―TURN 07
アポリア LP4000 手札3枚 《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇帝スキエル∞》/《鉄壁の機皇兵》
カイト    LP 550 手札1枚 


アポリア「私のターン!」

アポリア「……《機皇帝スキエル》が場にいる限り、私は1ターンにモンスター1体だけでしか攻撃できない」

カイト「………」

アポリア「守備モンスターで凌ごうと思っているのだろうが……それは甘いぞ天城カイト」

カイト「なんだと……?」


アポリア「私は、《機皇兵ワイゼル・アイン》を召喚!」

ワイゼル・アイン『……!』ウィィィン
(ATK1800)

アポリア「そして私は手札からこのカードを召喚する!
      降臨せよ!究極の機皇帝!《機皇神龍アステリスク》!!」


《機皇神龍アステリスク》
星10/闇属性/機械族/攻  0/守  0
このカードは通常召喚できない。
自分フィールド上に「機皇」と名のついたモンスターが
表側表示で3体以上存在する場合に特殊召喚できる。
このカードが特殊召喚に成功した時、
このカード以外の自分フィールド上に表側表示で存在する
「機皇」と名のついたモンスターを任意の数だけ選択して墓地へ送る事ができる。
このカードの攻撃力は、この効果で墓地へ送った
モンスターの元々の攻撃力を合計した数値になる。
また、このカードがフィールド上に表側表示で存在し、
自分または相手がシンクロモンスターの特殊召喚に成功した時、
そのプレイヤーに1000ポイントダメージを与える。


カイト「……フン。攻撃力0で究極を気取るか」

アポリア「私は《機皇神龍アステリスク》の効果を発動!
      このカードは通常召喚できず、自分フィールド上に《機皇》と名の付くモンスターが3体以上存在するときのみ、
      手札から特殊召喚できる」

アポリア「そしてこの効果で特殊召喚に成功したとき、私は任意の数だけ場の《機皇》を墓地に送る!
      私は《機皇帝スキエル∞》を墓地に送る!」

カイト「!」


アポリア「《アステリスク》の攻撃力は、このとき墓地に送ったモンスターの攻撃力の合計。
      よって攻撃力は2200!」

アステリスク『………』オォォォォォ
(ATK0→2200)

アポリア「そして《スキエル∞》がフィールドから消えたことで、私のモンスターは自由に攻撃ができる!」

カイト「くっ……」

アポリア「バトル!《機皇兵ワイゼル・アイン》でセットモンスターを攻撃!クォーク・カーブ!!」


《銀河魔鏡士》
星3/光属性/魔法使い族/攻  0/守 800
リバース:自分は自分の墓地の
「ギャラクシー」と名のついたモンスターの数×500ライフポイント回復する。
また、リバースしたこのカードが破壊され墓地へ送られた時、自分のデッキ・墓地から
レベル4以下の「ギャラクシー」と名のついたモンスター1体を選んで
裏側守備表示で特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターは、
フィールド上から離れた場合ゲームから除外される。


   ギャラクシー・ミラー・セイジ
カイト「《銀河魔鏡士》のリバース効果発動!
    墓地に存在する《ギャラクシー》と名の付くモンスター1体につき、ライフを500回復する」
(LP550→1050)

アポリア「だがそのモンスターを破壊してしまえば、貴様の壁となるモンスターは消える!」


 ズバァァァンッ!!

カイト「……だがこのとき!《銀河魔鏡士》の更なる効果、発動!」

カイト「リバースしたこのカードが破壊され、墓地に送られたとき、俺のデッキからもう1体の《銀河魔鏡士》を場にセットする!
    ただし、この効果でセットしたカードはフィールドを離れるとき、ゲームから除外される」

アポリア「2体目の《ワイゼル・アイン》!セットされた《銀河魔鏡士》を攻撃!」

 ズバァァァンッ!!

カイト「《銀河魔鏡士》のリバース効果発動!
    墓地の《ギャラクシー》が《銀河眼の光子竜》《銀河魔鏡士》の2体に増えたことで、ライフは1000ポイント回復する!」
(LP1050→2050)

アポリア「無駄だ!《機皇神龍アステリスク》で天城カイトにダイレクトアタック!」

アポリア「インフィニティ・ネメシス・ストリーーーム!!!」

アステリスク『………』ゴォォォッ!!!

 ドゴォォォォォォォン!!!

アポリア「……終わったか」

カイト「……それはどうかな?」

アポリア「!」


カイト「俺は《アステリスク》の攻撃宣言時、手札の《クリフォトン》の効果を発動していた!」


《クリフォトン》
星1/光属性/悪魔族/攻 300/守 200
このカードを手札から墓地へ送り、
2000ライフポイントを払って発動できる。
このターン自分が受ける全てのダメージは0になる。
この効果は相手ターンでも発動できる。
また、このカードが墓地に存在する場合、
「クリフォトン」以外の「フォトン」と名のついた
モンスター1体を手札から墓地へ送って発動できる。
墓地のこのカードを手札に加える。
「クリフォトン」のこの効果は1ターンに1度しか使用できない。


カイト「このカードを墓地に捨て、2000ライフポイント支払うことで、このターンの俺へのダメージは0となる」
(LP2050→50)

アポリア「……だがそれも敗北の時を僅かに延ばしたに過ぎない。
      私はこれでターンエンドだ」


―TURN 08
アポリア LP4000 手札2枚 《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇神龍アステリスク》/《鉄壁の機皇兵》
カイト    LP 50  手札0枚


カイト(確かに……俺の手札は尽きている。このカードが現状を打破するカードでなければ、俺は負ける)

カイト(だが既に俺は死んだ身!こんなところで悩んでいられるか!)

カイト「俺のターン、ドロー!!」

 シュバァァッ!

アポリア「……!」

カイト「《光の護封剣》を発動!」


《光の護封剣》
通常魔法
相手フィールド上のモンスターを全て表側表示にする。
このカードは発動後、相手のターンで数えて3ターンの間フィールド上に残り続ける。
このカードがフィールド上に存在する限り、
相手フィールド上のモンスターは攻撃宣言できない。


アポリア(チッ……)

カイト「これで更に先延ばしだな、残念ながら。俺はこれでターンエンド」


―TURN 09
アポリア LP4000 手札2枚 《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇神龍アステリスク》/《鉄壁の機皇兵》
カイト    LP 50  手札0枚 《光の護封剣》


アポリア「私のターン、ドロー」

アポリア(《光の護封剣》……私のモンスターは3ターンの間攻撃できない……)

カイト(………)

カイト(モンスターエクシーズ《恐牙狼 ダイヤウルフ》)


《恐牙狼 ダイヤウルフ》
ランク4/地属性/獣族・エクシーズ/攻2000/守1200
レベル4モンスター×2
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、
自分フィールド上の獣族・獣戦士族・鳥獣族モンスター1体と
フィールド上のカード1枚を選択して発動できる。
選択したカードを破壊する。


カイト(奴の《機皇帝》のカードの性質を考えると、このカードをエクストラデッキに入れてないと考えるのは難しい)

カイト(もしこのカードをエクシーズ召喚されたら、俺の負けは確定するが……)

アポリア「……私はカードを1枚伏せ、ターンエンド」

カイト(!なに……)

カイト(そういえば、あの謎の少年がこんなことを言っていたか)

 『君の潜在意識に眠るカードのデータを元にデッキを構築させてもらった』

カイト(アポリア……奴も俺と同じ方法でここに連れてこられたのだとしたら、
    奴の記憶にはモンスターエクシーズが存在しなかったということか……?)

カイト(……まぁいい。考えるのはこのデュエルで奴を倒してからだ)


《光の護封剣》 残り2ターン


―TURN 10
アポリア LP4000 手札2枚 《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇神龍アステリスク》/《鉄壁の機皇兵》《伏せ》
カイト    LP 50  手札0枚 《光の護封剣》


カイト「俺のターン、ドロー!」

カイト(――《アクセル・ライト》か)


《アクセル・ライト》
通常魔法
自分フィールド上にモンスターが存在しない場合に発動できる。
デッキから「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついた
レベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。
「アクセル・ライト」は1ターンに1枚しか発動できず、
このカードを発動するターン、自分は通常召喚できない。


カイト(デッキからモンスターを呼び出せるが、通常召喚は行えなくなる)

カイト(早めに使っておくか。問題はどのモンスターを呼び出すかだが)

カイト「俺は魔法カード《アクセル・ライト》を発動!
    自分フィールド上にモンスターが存在しないとき、
    デッキからレベル4以下の《フォトン》、または《ギャラクシー》と名の付くモンスター1体を特殊召喚する」

       ギャラクシー・ウィザード
カイト「俺は《銀河魔導師》を守備表示で特殊召喚!」


《銀河の魔導師》
星4/光属性/魔法使い族/攻  0/守1800
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に発動できる。
このカードのレベルをエンドフェイズ時まで4つ上げる。
また、このカードをリリースして発動できる。
デッキから「銀河の魔導師」以外の
「ギャラクシー」と名のついたカード1枚を手札に加える。


カイト「ターンエンド」


―TURN 11
アポリア LP4000 手札2枚 《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇神龍アステリスク》/《鉄壁の機皇兵》《伏せ》
カイト    LP 50  手札0枚 《銀河の魔導師》/《光の護封剣》


アポリア「私のターン! (……!)」

アポリア「カードを1枚伏せ、ターンエンド」


《光の護封剣》 残り1ターン


―TURN 12
アポリア LP4000 手札2枚 《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇兵ワイゼル・アイン》《機皇神龍アステリスク》/《鉄壁の機皇兵》《伏せ》《伏せ》
カイト    LP 50  手札0枚 《銀河の魔導師》/《光の護封剣》


カイト「俺のターン、ドロー! (……!)」

カイト「行くぞ、アポリア!このターンで決着をつける!」

アポリア「なんだと……?」

カイト「俺は《銀河魔導師》の効果発動!このカードのレベルを4つ上げる!」

銀河魔導士『ハァッ!』
(☆4→8)

       ギャラクシー・ナイト
カイト「そして《銀河騎士》を通常召喚!」


《銀河騎士》
星8/光属性/戦士族/攻2800/守2600
自分フィールド上に「フォトン」または「ギャラクシー」と名のついたモンスターが存在する場合、
このカードはリリースなしで召喚できる。
この方法で召喚に成功した時、
このカードの攻撃力はエンドフェイズ時まで1000ポイントダウンし、
自分の墓地の「銀河眼の光子竜」1体を選択して表側守備表示で特殊召喚する。


アポリア「レベル8のモンスターをリリースなしで召喚だと……!」

カイト「このカードは自分の場に《フォトン》、または《ギャラクシー》と名の付くモンスターが存在するとき、
    リリースなしで召喚できる。攻撃力は1000ポイント下がるがな」

銀河騎士『ハァッ!』
(ATK2800→1800)

アポリア「フン。攻撃力が下がるのでは、《アステリスク》の攻撃力には届かない」

カイト「《銀河騎士》の効果!この方法で召喚されたとき、俺の墓地に眠る《銀河眼の光子竜》1体を守備表示で特殊召喚できる!
    再び降臨せよ!《銀河眼の光子竜》!!」

光子竜『グオォォォォ!!』
(DEF2500)

アポリア「くっ……だが守備表示では戦うことすらできん!」

カイト「ミザエル……今こそお前の力、貸してもらうぞっ!
    俺はレベル8の《ギャラクシーアイズ》と《銀河魔導師》でオーバーレイ!」

アポリア「なんだと……?」

カイト「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!
    宇宙を貫く雄叫びよ、遥かなる時をさかのぼり銀河の源よりよみがえれ!」


  l|    > 、 \                            /
.  l|      > 、 \           _  |i          _/    _ノ
  l|        _ヽヽ\        |::', .|i       _ <ヽ   / ̄
 /ヽ  ┌ 、 .|:::::| マニ\      /l|::', ||i |:', /l _ <   /  |   /
    ヽ  \_」 |:::::|  マニ\.     l:::l::::', l:|i |::',// |:::::|   /ヽ/  //
      ヽ__|:::::|、  マニニ\    l:::l_-ヽ::|」l::l/  |:::::|/フ/|/ヽ///
.     /   _ ┴─マニニ\.  l:::lー /´',ソ::l  _|:::::| ̄/ | /// ./
 __/ _ < ヽー=   _ -ニ/ | .ヽ_lニ二| {} }_}┘\| ̄  .」 // ./: : :
   _ <  ー-ニー、  / /ニ| 」 =ニ ミ ヾヽl/-/ ⊂⊃ヽ / 、 / ./: : : : :
 <  == __ ヽ / //、/`丶、ノニlヽ `ヾ/ノヽ-、 |、 \   /: : : : :,,-''
  ____/ 弋ヽ_/-{_`寸//≧、 r/ー、r_〉/\ヽ_ィ-、__/_: :,,-''

    l    ∨   \ ヽーヽ ヽ `{{二> l||l r=ノ、::ヽ::/ー-、  _ <>"
 _ノ    ∨‐- _`ーヽ_l/l /壬::::|i!i!|   ヽ-‐l ̄ヽ\>"

       /|ニ\三ニ/ マムー l/ / /、li!i!l    lニl ‐-ニ_`丶、
.     /: :// ` < / マム‐l  /ー li!/ヽ _ マム      ̄__ -‐ ニニ
   /: ://      ` <-ニ、|`ーマニヽ:::/ニ/、 .マム_,, -‐ ニ-‐''' ̄
  /: :∠/     _r≦ニ/ ` <|:::::::マ l ̄l:::/ |`ーマム‐''" _∧
. : : : :/      // / _/  /|/::::マ {l} ./、/丶、 マム__/  |_  __ -─
 : :/        {l{ /\-‐/、./ .|/´マ┐./ヽ\‐- 、/::::〈ヽ /ニ -─  ̄
./          ヽl ヽ l \/、/|_  マ /`ー/`ー/::::/  /
             〉 l `ー/ ̄/エエ マ// ̄ ー_ニ─/ /===ニ=-
           _ィl  /  _/ニl    /  __/   / ./
.          /| -〈 イ /  マ.ム   ./  /     //
          / .|  / /    `マミ / /___
.         /  | / /        //ー───- ニニ==ー- _


                ギャラクシーアイズ・タキオン・ドラゴン
カイト「顕現せよ!《 N o .107 銀 河 眼 の 時 空 竜 》!!」


《No.107 銀河眼の時空竜》
ランク8/光属性/ドラゴン族・エクシーズ/攻3000/守2500
レベル8モンスター×2
自分のバトルフェイズ開始時に1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
このカード以外のフィールド上に表側表示で存在する全てのモンスターの効果は無効化され、
その攻撃力・守備力は元々の数値になる。
この効果を適用したターンのバトルフェイズ中に相手のカードの効果が発動する度に、
このカードの攻撃力はバトルフェイズ終了時まで1000ポイントアップし、
このターン、このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃する事ができる。


アポリア「このモンスターは……!シンクロモンスターでもない……!?」

カイト「行くぞ、アポリア!《銀河眼の時空竜》の効果発動!」

時空竜『グォォォォ!!』ギュィィィィン

アポリア「なんだ、この光は……っ!」

カイト「―― タ キ オ ン ト ラ ン ス ・ ミ グ レ イ シ ョ ン ! !」

 ゴォォォォォォ……

アステリスク『………』
(ATK2200→0)

銀河騎士『ハッ!』
(ATK1800→2800)

アポリア「なに!」

カイト「タキオントランス・ミグレイションはフィールド上に存在する全てのモンスター効果を無効にし、
    攻撃力を元々のものに戻す。これで《アステリスク》の攻撃力は0となった!」

アポリア(くっ……《アステリスク》と《ワイゼル・アイン》を攻撃されれば私の負け……!)

カイト「行け、《銀河眼の時空竜》!殲滅のタキオン・スパイラル!!」

時空竜『グォォォ……!!』


アポリア「させぬ!リバースカードオープン!《機皇廠》!」


《機皇廠》
通常罠
フィールド上に表側表示で存在する「機皇」と名のついた
モンスターが攻撃対象に選択された時に発動する事ができる。
自分の墓地に存在する「機皇兵」と名のついたモンスター1体を選択して手札に加える。
その後、攻撃対象となったモンスターを破壊する。


アポリア「私の《機皇》が攻撃されたとき、そのカードを破壊し、墓地の《機皇兵》を手札に戻す!」

アステリスク『……!』バチッ バチッ

 ドォォォォォォン!!

アポリア「私は《機皇兵グランエル・アイン》を手札に……。……?」

カイト「くく、フフフフフッ」

アポリア「何を笑っている」

カイト「――この瞬間!《銀河眼の時空竜》の効果発動!」

アポリア「なに!?」


カイト「タキオントランス・ミグレイションが発動されたターンのバトルフェイズ、
    相手がカード効果を発動するたびに《銀河眼の時空竜》は攻撃力を1000ポイントアップさせる!」

時空竜『グォォォォン!!』
(ATK3000→4000)

アポリア「な……!」

カイト「更にこの効果が適用されたターン、《銀河眼の時空竜》は二回の攻撃が可能となる!」

アポリア「なんだと……!?」

カイト「いけ!《銀河眼の時空竜》!殲滅のタキオン・スパイラル!!」

時空竜『ギャォォォォン!!』ゴゴゴゴゴ

アポリア「(このままだと私の負けは確定する……ならば……!)
      リバースカードオープン!《リミッター解除》!」


《リミッター解除》
速攻魔法
このカードの発動時に自分フィールド上に表側表示で存在する
全ての機械族モンスターは、ターン終了時まで攻撃力が倍になる。
このターンのエンドフェイズ時、
この効果を受けたモンスターを全て破壊する。


カイト「!」

アポリア「このターン、私の場の機械族モンスターの攻撃力は二倍となる!」

ワイゼル・アイン『!!』
(ATK1800→3600)

カイト「だが、お前のカードが発動されたことにより、《時空竜》は攻撃力を更に上げる!」

時空竜『……!』ゴゴゴゴゴ
(ATK4000→5000)


カイト「《アステリスク》に向けられた攻撃は《機皇兵ワイゼル・アイン》へ!
    今度こそ、行け!――殲滅のタキオン・スパイラル!!」

 ドゴォォォォォォオン!!!

アポリア「ぐ……うぅぅっ!」
(LP4000→2600)

アポリア「だが!《鉄壁の機皇兵》により、戦闘によっては破壊されない!」

カイト「(チッ、仕留めそこなったか……)
    二回目の攻撃!殲滅のタキオン・スパイラル!!」

アポリア「ぐおぉぉぉぉぉーーーーっ!!」
(LP2600→1200)

カイト「エンドフェイズ。これで《時空竜》の攻撃力は元に戻る」

時空竜『………』シュゥゥゥゥ
(ATK5000→3000)

アポリア「このとき、《リミッター解除》の効果を受けた《ワイゼル・アイン》たちは破壊される……」

ワイゼル・アイン『!』バチッ バチッ

 BOM!☆

アポリア(くっ……僅か1ターンで形勢を……)


―TURN 13
アポリア LP1200 手札3枚 《鉄壁の機皇兵》
カイト    LP 50  手札0枚 《No.107 銀河眼の時空竜》《銀河騎士》/《光の護封剣》


アポリア「私のターン!」

アポリア「天城カイト……前のターンの闘いぶり、誉めてやろう」

カイト「お前からの褒め言葉など迷惑千万」

アポリア「フン、そんな口を叩けるのもここまでだということを思い知らせてやる!
      見せてやろう!真の絶望というものを!」

カイト(!まだ何かあるのか……)

アポリア「私は魔法カード《悪夢再び》を発動!」


《悪夢再び》
通常魔法
自分の墓地から守備力0の闇属性モンスター2体を選択して手札に加える。


アポリア「私の墓地から守備力0の闇属性モンスターを2枚、手札に戻す。
      私は2体の《ワイゼル・アイン》を選択」

アポリア「そして手札の《ワイゼル・アイン》2体と《グランエル・アイン》を墓地に送る!」

カイト「!」

アポリア「三つの絶望よ……新たなる最強の力を降臨させよ!
      出でよ!――《機皇神マシニクル∞》!!」


                      ∧
ニニ=ー── 、           l l          r───────
    ̄ ̄ ̄∨:::ヽ         l l         / // ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
-=,,__  _,,=-‐''''" ̄`\      ト、ィ      /`'''‐-=,,,_     ,,,=-
   `゙゙〈  \::::::::::::::::::::::\   -=l.∧l=-   /:::::::::::::::::::://‐l'''"´
    ,ィ---、 \⊂○⊃ノlr'''"´\ニ/`゙'''-l、⊂○⊃: // /

   /ニイ/ニニ、  ̄ ̄ ̄ l-=ニ//ヽ\ニ=-l  ̄ ̄ ̄_ /‐‐--、
. /_ツ /二ニニ/:/‐''''' ̄ ´ヽミ 〈::::::〉 彡"`゙゙'''‐--∨∧/`ヽ- 、 ヽ

/ニニニ} l   }::/        ヽ〉-〈/´        ∨"`ヽ‐、 l ̄`ヽ
ニニニ/ /、ヽ \         ミ∨''∨彡      /    l l,,-‐‐-ヽ
ニソ"/,ィr 、ヽ l    _  ミニ=〈 :::: 〉=ニ彡     lヽ    /l,,-''" ̄ヽl
‐-イl,ノ __l,ノ.l /  / __>-=-l、ヽ ∨/ノゝニノ、`ヽ ∨、-‐‐イ、__     i\
  l, l__/ ,,-''    .// `ヽ  \  ̄フ  /´゙ー`ヽ ∨i  〉" 〈`ヽ  .{  \
  l,ノ="       /≦ヽ   \  〉 .〈 /   /⌒ ハ ∨、__l  ゙、 ヽ  \  \
         /   ハ    ハ/  ∨    /    ハ  ̄  ∨ \ノ  / `ヽ }
         /    ハ二ニ=/    ヽ-,,, /     .ハ    ∨-‐\ /;;;;;;;;;;;/
     __/     〃          ヽ      ハ    ∨   人_, イ
    /   / __.//∧          /ヽ _    ', ̄`ヽ` ̄´
    \ // ̄  / /  ∧         /  ',、ヽ ̄''‐、.i ./
       ヽi/   /_/ト 、  ∧_        /   /',ヽヽ   ',i"
    r‐'''i/.  //  l  `丶、ゝ       〈_/   i `ヽ   i
    l  i  //__ /                〈 _,,ヽ   l
    \i  //  У                 ヽ   ',  i
       l //-/                    ヽ".',  i
      l.///                      \',  i


《機皇神マシニクル∞》
星12/光属性/機械族/攻4000/守4000
このカードは通常召喚できない。
手札から「機皇」と名のついたモンスター3体を
墓地へ送った場合のみ特殊召喚する事ができる。
1ターンに1度、相手のシンクロモンスター1体を
装備カード扱いとしてこのカードに装備できる。
このカードの攻撃力は、この効果で装備したモンスターの攻撃力分アップする。
また、自分のスタンバイフェイズ時に1度だけ、
このカードの効果で装備したモンスター1体を墓地へ送る事で、
そのモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。
この効果を発動するターン、自分はバトルフェイズを行う事ができない。


カイト「何……!攻撃力4000!」

アポリア「最強の絶望を前に打ち震えるがいい!天城カイト!
      私は更に《強化支援メカ・ヘビーウェポン》を召喚!」


《強化支援メカ・ヘビーウェポン》
星3/闇属性/機械族・ユニオン/攻 500/守 500
1ターンに1度、自分のメインフェイズ時に装備カード扱いとして
自分フィールド上の機械族モンスターに装備、
または装備を解除して表側攻撃表示で特殊召喚できる。
この効果で装備カード扱いになっている場合のみ、
装備モンスターの攻撃力・守備力は500ポイントアップする。
(1体のモンスターが装備できるユニオンは1枚まで。
装備モンスターが破壊される場合、代わりにこのカードを破壊する。)


ヘビーウェポン『………』ウィィーン ガシーンガシーン

マシニクル∞『……!』ギュォォォォン
(ATK4000→4500)

カイト「何!《マシニクル》と合体した……!?」

アポリア「《強化支援メカ・ヘビーウェポン》はユニオンモンスター。
      自分の機械族モンスターに装備し、攻撃力・守備力を500ポイントアップさせる」

アポリア「更に、装備モンスターが破壊されるとき、このカードが身代わりとなる!」

アポリア「私はこれでターンエンド!そして、このターンで《光の護封剣》は消滅する!」

 パリィィィン……

カイト「………」

アポリア「さあ、お前のターンだ!」


―TURN 14
アポリア LP1200 手札1枚 《機皇神マシニクル∞》/《強化支援メカ・ヘビーウェポン》
カイト    LP 50  手札0枚 《No.107 銀河眼の時空竜》《銀河騎士》


カイト「俺のターン。俺は手札から《貪欲な壺》を発動!」


《貪欲な壺》
通常魔法
自分の墓地のモンスター5体を選択して発動できる。
選択したモンスター5体をデッキに加えてシャッフルする。
その後、デッキからカードを2枚ドローする。


カイト「俺は墓地の《クリフォトン》《フォトン・スラッシャー》《銀河魔鏡士》
    《銀河魔導師》《フォトン・リザード》の5枚をデッキに戻し、2枚ドロー!」

カイト「そして《フォトン・スレイヤー》を特殊召喚!」


《フォトン・スレイヤー》
星5/光属性/戦士族/攻2100/守1000
フィールド上にエクシーズモンスターが存在する場合、
このカードは手札から表側守備表示で特殊召喚できる。


カイト「このカードはモンスター・エクシーズが場にいるとき、手札から守備表示で特殊召喚できる!」


カイト「そして俺は、《フォトン・スレイヤー》と《銀河眼の時空竜》をリリース!」

 ギュオォォォオ……

アポリア「なに!?《時空竜》をリリースするだと!?」

カイト「《銀河眼の時空竜》など、俺にはもう必要ない!《フォトン・カイザー》をアドバンス召喚!」


《フォトン・カイザー》
星8/光属性/戦士族/攻2000/守2800
このカードが召喚・反転召喚に成功した時、
自分の手札・デッキから「フォトン・カイザー」1体を特殊召喚できる。


カイト「このカードの召喚に成功したとき、デッキの《フォトン・カイザー》を特殊召喚する!
    現れよ!もう1体の《フォトン・カイザー》!」

カイザー『ホアァッ!!』

カイト「レベル8の《銀河騎士》と、《フォトン・カイザー》2体で、オーバーレイ!!
    3体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築!エクシーズ召喚!!」

 ドォォォォン!

カイト「逆巻く銀河よ!今こそ怒涛の光となりて、その姿を現すがいい!」


                                        /_:::::ヽ
.                          |l           /_ rァヽ::/   _ </
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                         l^^ヽヽ_         l:::::::ィ、} _ < /
                  _ィニ `ヽ   |‐-イノヽニニ‐-、    {^^^_ <. /二ニ=-i
                  {WW }ヽ::> ヽー : :<> ヽノ   _ .<   / 冫
          \ 、      ヽ-‐イヽ::ヽ. | :l l : : : <>  _ .<、   / :/ 冫ニ=-
           \> 、     ヽ : : |ニ} | :l lノ : :_ -‐≦  / / : :// 冫ニ=-     /`ヽ __ <''' ヽ

              \ > 、 ヽ\l: : :|ニ} | :l l :/- 、 /- //ニ-、/、冫ニ=-      l`ーl \`ヽヽノヘ
               \- ─=ニ≧、_} l ヽ_/ニニニ} _ -‐-二二=ヽ‐-_      ト、lー-|  ヽー\ ー}
                \ニニニニニ}≧≦弋ニニニ/ニニニ\ニヽニニニ`丶─-- .ヽ_ヽ ',__/ヽーヽ l

        ト、         \ニニニ/、   / `ー= /ニニニニニ\ヽ────\ニ l \ `ヽ   }  }/
        lーヽ         ヽ`ー彳弋  < /-‐/ニニニニニニ\、ニニニニニ\{  \  ヽ / ./
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       / /ニニニニ/      / |:::lニ l ニニニニニヽヽ  ` ー─、         \
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                   ネオギャラクシーアイズ・フォトン・ドラゴン
カイト「降臨せよ、我が魂!―― 《 超 銀 河 眼 の 光 子 龍 》 !!!」


《超銀河眼の光子龍》
ランク8/光属性/ドラゴン族・エクシーズ/攻4500/守3000
レベル8モンスター×3
「銀河眼の光子竜」を素材としてこのカードがエクシーズ召喚に成功した時、
このカード以外のフィールド上に表側表示で存在するカードの効果を無効にする。
1ターンに1度、このカードのエクシーズ素材を1つ取り除いて発動できる。
相手フィールド上のエクシーズ素材を全て取り除き、
このターンこのカードの攻撃力は取り除いた数×500ポイントアップする。
さらに、このターンこのカードは取り除いた数まで1度のバトルフェイズ中に攻撃できる。


アポリア「く……だが!攻撃力4500ならば私の《マシニクル∞》と互角!」

アポリア「更に《マシニクル∞》には《ヘビーウェポン》によって身代わり効果が伴っている!」

カイト「それがどうした?俺は墓地の《オーバーレイ・スナイパー》の効果発動!」

アポリア「なにっ!?」


《オーバーレイ・スナイパー》
星4/光属性/戦士族/攻2000/守  0
このカードは特殊召喚できない。
このカードは召喚に成功した時、守備表示になる。
また、自分フィールド上にエクシーズ素材を持ったエクシーズモンスターが存在する場合、
墓地のこのカードをゲームから除外し、
相手フィールド上のモンスター1体を選択して発動できる。
選択したモンスターの攻撃力は、
自分フィールド上のエクシーズ素材の数×500ポイントダウンする。


カイト「このカードを墓地から除外することで、
    俺の場のオーバレイ・ユニットの数1つにつき相手モンスター1体の攻撃力は500ポイントダウンする!」

カイト「《超銀河眼の光子龍》のオーバーレイ・ユニットは3つ!よって攻撃力は1500ポイントダウンする!」

マシニクル『――!』ビビッ バチバチッ
(ATK4500→3000)

アポリア「馬鹿な……!」

カイト「行け、《超銀河眼の光子龍》!アルティメット・フォトン・ストリーーーーーーーム!!!」


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    ノi|lli; i . .;, 、    .,,            ` ; 、  .; ´ ;,il||iγ|iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli゙/`゙
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     `;;i|l|li||lll|||il;i:ii,..,.i||l´i,,.;,.. .il `,   ,i|;.,l;;:`ii||iil||il||il||l||i|lii゙ゝ
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          ´゙`゙⌒ゞ;iill|||lli|llii:;゙i|||||l||ilil||i|llii;|;_゙ι´゚゙´


アポリア「ぐぉおおぉぉぉああぁぁーーーーーーーーーーーーーっ!!!!!!」
(LP1200→0)


 ビーッ!


――WINNER 天城カイト!――


アポリア「ぐ……何故……何故なのだ……!!」

カイト「………」

アポリア「これが……絶望か……ぐおぉぉぉぉぉぉおおおお!!!」シュゥゥゥゥゥ

カイト「……こいつも消えたか」

オービタル「―――」

カイト「おい起きろ、オービタル!」

オービタル「ハッ!システム再起動デアリマス!」ピコーン

カイト「どうだ?検索の方は」

オービタル「エ、エエト……ソレガマダデシテ」

カイト「……まぁいい。まだデュエリストは残っている」

オービタル(アレ、カイト様ガ少シダケオ優シイ)

カイト「残るは最後、『丘』の星か……。行くぞオービタル」

オービタル「カシコマリ!」


                                                   ',   ',.    ',    ',     ヽ
                            r--,,__                   ',   ',.    ',     ',       ,'
                  ,ィ-‐-ゝ、_ --‐ァi  l    `ヽ               x≦i.   ',    ',    ',    ,'
                     / / ///___i i  ',     }            x≦   ',   ',    ',     ',     ,'
   ___             i i i ./ /`ヽニニ◎ .',  ヽ    i          x≦    >'"',   ',   ', _ --─===
  /  /  ̄''/丶、      l .l l /ヽーイ __.  ヽ   \  /       x≦    >"    ヽ  ',,-''" ̄      /
 / /   /  / ` 丶、  ,.i ゝ/   ヽ´     ̄`::\   `''i      /     >"       ヽ/         フ
. i  i   /  / ,,、  i`l,' l/      .ヽ〃     :::::::`ー、‐イ`丶、/   .>"           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
..i .i.   i   i / `丶、,':::l       /:/      :::::::::::::ヽ`丶、 {    /"      __-‐=ニヽ,,,,--─'''''ニ⊃
.i  l.   i  .l ゝ-= /,'l:::',      /::/ヽ'''゙゙゙''''‐、____.l ,ィ、`丶ニイ___-=ニ二 ̄   ii    ',  ⊂ニ´
.l  l.   l  .l ',,、 /   i:l::::',     ./:::/ `i/  /ヽ  `ヽ  ̄/  ̄ ̄ ̄           ii    i──''''"
 `丶-=ニ,,_l ',ヽl、  i:l::::::',  /:::::::ノ //、ニ}  l    l  /               _,, - ‐''"´
          ̄',::::゛''‐ゝ',::::::〉イノl:::/:゛":::/ ∧ \/, イ,ィ≦/          _,, -‐''"´
          \:::_ヽ、::',::/:/ "/ヽ::/ヽ 三∧     // ./      _,, -‐<´
           ヽl \.\/ ,ィ"‐ア.//〉/三三∧  .// 弋__ニ-‐''"´     `丶、
           ムヽマム  ´/ヒソ 〃_/ i./三三∧ .//    /二ニ=、-─────ゝ
            ヽヽ  〈     l/  /三三三ニ\  x≦/、__ /`l、
            /ヽ丶、 -‐  /i  /ニ=-‐‐-==ニ=-彡"     `''´丶、ヽ.
               `'' ー<ニ==ニ-‐''''""´ ̄\ヽ            `


To be continued...


※補足
アステリスクを召喚したターン、ワイゼルアインを守備表示にして
貫通ダメージ与えればどう考えてもアポリアの勝ちですが、これは単にアポリアのプレイングミスです。
嘘です、忘れてました。ごめんなさい。

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