『とある夏の日/南の島/午前』
お嬢様「はあ~、やっと着いたあ」
男「ははは。お疲れですね」
お嬢様「どうもジェット機での移動は苦手だわ」パタパタ
男「僕は驚きましたよ」
お嬢様「え? 何がよ」
男「自家用ジェット機に乗るなんて初めてですから。興奮しっぱなしで」
お嬢様「もう、あんたも私の召使いになって結構な日が経つんだから、早くその貧乏人思考やめなさいよね」ビシッ
男「す、すみません……。気をつけます」
お嬢様「ふんっ。まあ良いけどね。それより、さっそく遊ぶわよ! ここに来るのも久しぶりなんだから!」
男「あっ! お嬢様! お召し物が汚れますよー、ちょ、ちょっと待って下さい!」
お嬢様「あははは。細かいコトは気にしないのー!! ほら、早く来なさーい」
男「はあ……お嬢様は相変わらずだなあ……」
男(……南の島でバカンスか……)
『昨夜/お屋敷』
男「ええ? バカンスに行きたい!?」
お嬢様「いちいち驚かないでよ。最近パーティーだとか、お稽古だとかで大変だったからストレス溜まってるのよね」
男「はあ……。でも急に言われましても……」
お嬢様「むう……ごちゃごちゃ言ってないで、急いでメイドに伝えてきなさーい!」
男「は、はい。少々お待ちをって……行き先はどこなんです?」
お嬢様「お父様が所有してる……そう、あそこがいいわね。南の島」
男「ええっと……とりあえず伝えてきますね……」ガチャン
お嬢様「…………」
お嬢様「まったく……男ってば」
お嬢様「全然わたしの気持ちに気づいてくれないんだもん」
お嬢様「思いつきで決めちゃったけど」
お嬢様「……何とかこのバカンスで」
お嬢様「少しでも距離が縮まればいいな……」
お嬢様「……そうと決まればさっそく準備しなくちゃね!」
お嬢様「ええっとこの前買った水着は……」ゴソゴソ
『昨夜/メイド部屋』
メイド「ええ? 明日からですか?」
男「はい……。ずいぶん急な話ですけど」
メイド「はあ……。まあお嬢様の気まぐれには慣れていますけど」ハア
男「ははは。まあ久しぶりに休暇を取るのもいいんじゃないですか」
メイド「まあ……そうですね。じゃあ、他のメイドのコたちにも伝えてきますね」
男「お願いします。僕も急いで準備にとりかかりますよ」
メイド「はーい」ガチャ
メイド「……バカンス、かあ」
メイド(もしかして……これはチャンスかな?)
メイド(男くん……お屋敷に居る時は仕事ばかりで……)
メイド(ちっとも私のコトなんて見てくれないし……)
メイド(何とか……振り向かせられないかな)
メイド「…………」
メイド「ふふっ。ちょっと楽しみになってきちゃった♪」
『午前/ビーチ』
男(とまあ、急遽決まったバカンスだけど……)
男(何だか忙しくなりそうだな)
男(……しっかりお嬢様のために頑張らないと!)
メイド「男くん。お嬢様の様子はどうですか?」
男「あっ、メイドさん」
メイド「ふふっ。すっかり楽しんでますね、お嬢様」
男「ははは。まあ休暇なんて久しぶりですからね」
メイド「ええ。私たち召使いも、ちゃんと休暇を楽しみましょう」
男「ああ……それなんですけど、本当に良いんですかね?」
メイド「えっ? 何がですか?」キョトン
男「ですから……仮にも召使いですし、お嬢様と一緒に遊んでいては……」
メイド「ふふっ。男くんは相変わらず真面目なんですね」
男「俺はお嬢様に助けられた身ですから……当然ですよ」
メイド「まあ、そんなに肩肘張らなくても大丈夫ですよ。むしろ楽しんでしまった方が得です」
男「そんなものですかね」
メイド「そんなものです♪ それより、お嬢様とだけでなく、私たちメイドにも付き合って下さいね?」
男「え?」
メイド「みんなでビーチバレーとかやりたいねって話をしてて」
男「あ、いいですね。なら後でお嬢様も連れて行きますよ」
メイド「ふふっ、嬉しい。あ、お嬢様が手を振ってますよ」
男「今日は一段と元気ですね。先が思いやられるなあ。あ……今のはお嬢様には内緒ですよ」
メイド「わかってます。それじゃあ男くん、また後で」
男「はい。それでは」ダッ
メイド「はい。行ってらっしゃい」
お嬢様「もう、何やってるのよ。いつまで私を待たせる気?」
男「すみません。海で泳ぐのなんて久しぶりですし……入念に準備体操を……」
お嬢様「はいはい。いいからあんたは私の浮き輪を支えてなさい」
男「……お嬢様」
お嬢様「……? なによ?」
男「お嬢様って、もしかして泳げないんですか?」
お嬢様「……ば、バカにしてないでくれる? 泳ぎなんて全然、よ、余裕よ?」アセアセ
男(あっ……これは)
お嬢様「む……昔お風呂で溺れかけたことがあって……ちょっと水が苦手なだけよ」
男「ぷっ……あはは」
お嬢様「わ、笑うの禁止!!」ビシッ
男「すみません。でも水が苦手なら、海は怖くないんですか?」
お嬢様「浮き輪があれば泳げるの! いいから黙って言うとおりにする!」
男「わかりました。あまり沖の方までは行かないようにしましょう」
お嬢様「そ、そーね。足が届かないとやっぱり危ないし」
男「はは。それじゃ、行きましょうか」スッ
お嬢様「……!」
男「お嬢様、お手をどうぞ」
お嬢様「……ふんっ。ちゃんと掴まえてなさいよ」テレ
『夜/別荘/男の部屋』
男「ふう……」
男「食事の片付けも終わったし……」
男「何だかんだ、お屋敷に居る時とすることは変わらないな」
男「さて、何をしようか」
1.お嬢様の様子を見に行く
2.メイドさんの部屋に行く
3.自室でムスコを慰める
>>16まで多い番号で
1に行ったらメイドさんが居た
2だな
3
>>13
>>15
>>16
ばらけてワロタ
2にいきます
男「メイドさんの部屋に行ってみようかな」
男「この時間ならまだ寝ていないだろうし……」ガチャッ
男「…………」
男「……メイドさん。起きてますか?」コンコン
メイド「……! は、はーい! ちょっと……待って下さいね~」バタバタ
男「……あの、お取り込み中ならまたにしますが……」
メイド「い、いえ……というか、手伝ってくれるとありがたいんですけど……」アセアセ
男「は、はあ……。とりあえず開けますよ」ガチャッ
男「……!! め、メイドさん……その格好は」
メイド「お、男くん。その……」
メイド「新しいパジャマ買ったんだけど……ちょっと小さくって……」
メイド「……ボタン止めるの……手伝ってくれませんか?」
男「えっ……手伝えと言われましても……」
メイド「ちょっと……ココ、押さえてて欲しいの」カアア
男「わ、わかりました……」
男(ああ……メイドさんのはち切れんばかりのおっぱい……)
男(それに、肩にかかる艶やかな黒髪……なんだか凄く良い香りが……)
メイド「んっ……んしょっ……」パチッ
メイド「ふう……良かったあ。男くん、はしたないところを見せてごめんね?」
男「い、いえ! 何というか、すごかったです」
メイド「すごい……?」
男「あ、えーと……すごい……可愛いパジャマだなあと」
メイド「そ、そう? 嬉しい。それで……私に何か用事かしら?」ハテナ
男「その……ちょっと暇だったもので」
メイド「ふふっ。そうなんですか。私もまだ眠くないですし……」
メイド「少し……お話でもしましょうか」ニコッ
男「は、はい……」
メイド「それじゃあ……ベッドに、座って下さい」
男「えっ!? ベッド……ですか」
メイド「そ、その……ヘンな意味じゃなくって……」アセアセ
メイド「ちょっと……お部屋が寒いので……」
男「は、はあ……」
メイド「隣に座ってもらえるとありがたいなあ……と」
男「じゃあ……そうします」ボフッ
メイド「…………」
男「…………」
メイド「……二人きり、ですね」
男「そうですね……。他のメイドの方々は……?」
メイド「たぶん、皆自室に居ると思います……」
男「え、えーと……」
男(ヤバイ……こんな姿のメイドさん見ていたら……)
メイド「あの……突然ですけど」モジモジ
メイド「男くんって……好きな人とか、居るんでしょうか?」
男「えっ!?」
メイド「その……彼女さんとか……居るのかなって」
男「いえ……居ませんけど」
メイド「そうなんですか」パアア
男(なんで急にこんな事を……)
男「第一、俺はお嬢様に雇って頂けるまでは、自分が生きていくだけで精一杯でしたから」
男「とても誰かと付き合う余裕なんて無かったですよ」
メイド「そう……でしたね」
男「はい。ホント、お嬢様には感謝しています」
メイド「ふふっ。きっとお嬢様も、男くんの事を信頼していると思いますよ」
男「はは。そうですかね」
メイド「はい。それに……私も……その……」
男「……メイドさん?」
メイド「あ、いえ、何でもないです!」アセアセ
メイド「その……明日、少し時間を頂けないですか?」
男「何か仕事があるんですか?」
メイド「そうじゃなくて……私に、泳ぎを教えてほしいんです」
男「泳ぎを……。はは、メイドさんも泳げなかったんですね」
メイド「も、もうっ! 笑わないでください!」プンプン
男「すみません。それくらいなら喜んで」
メイド「本当ですか? 嬉しいです」
男(せっかくの休暇だし、メイドさんにも恩返ししないとな)
メイド「それじゃあ、今日はもう休みますね」
男「はい。僕も明日に備えて休みます」
メイド「では、おやすみなさい。男くん」ニコッ
『2日目/昼/ビーチ』
メイド「男くーん」
男「あ、メイドさん」
メイド「ご、ごめんなさい。ちょっと水着きるのに時間がかかっちゃって」テヘヘ
男「いえ……ていうか……」ジーッ
男「び、ビキニですか」
メイド「は、はい。私……あまり海とか来たことなくって……」
メイド「こういう水着を着るのも、実は初めてなんですけど……」
メイド「似合って……ますか?」ジーッ
男(うっ……メイドさんのおっぱい……やっぱり大きい)
男(それに……脚もすごく綺麗だし……)
メイド「…………男くん?」
男「あっ、はい。すごく似合ってますよ。可愛いです」ニコッ
メイド「……! そ、そうですか。では、さっそく泳ぎを教えて下さい」ドギマギ
男「ああ、その前にちゃんと準備体操しなくちゃ駄目ですよ」
メイド「そうでした。……じゃあ、二人で協力してやりましょうか」
男「はい! って、協力……!?」
メイド「はい、男くん。座って脚を開いて下さい」
男「えーと……これでいいですか」
メイド「それでは、背中を押しますね」
男(ああ……よくある柔軟体操か)
メイド「んしょっ……」グッ
男「……!?」ムニュッ
男(こ……この柔らかい感触は……)
メイド「んっ……どう、ですか? 気持ちいいですか?」
男「は、はい……」
メイド「そうですか。じゃあもう少し深くまで……」
男「お、お手柔らかにお願いします……」
メイド「んっ……んんっ……」ニュッムニュッ
男(ほああああああ……!! おっぱい……!!!)
男「ふう……」
メイド「海で身体をほぐすのも気持ちいいですね♪」
男「はい。気持ちよかったです」
男(当分あの感触は忘れられそうにないな)
メイド「ふふっ。それじゃあ男くん。泳ぎのコーチ、お願いしますね」ニコッ
男「わかりました。任せといて下さい! それに……」
男「メイドさんには、いろいろと恩がありますから」
メイド「えっ?」
男「お屋敷に来てからというもの、メイドさんに迷惑ばかりかけてますし」
メイド「そ、そんな事ないですよ? 男くん。仕事も早く覚えてくれましたし……」
男「いえ……そうだ、泳ぎの他にも何かして欲しいことはないですか?」
メイド「……!! し、シテ欲しいコト……ですか?」
男「はい……。日頃の恩返しができればと思いまして……」
メイド「そ、その……何でも、いいんですか?」
男「……? はい。俺にできる事であれば」
メイド「…………」
メイド(ど、どうしよう。して欲しいコトなんていっぱいありすぎて……)
メイド(やっぱり……まずは手をつなぐことからかなあ?)
メイド(き、キスとか……もっと、先のコトも……?)アセアセ
男「……メイドさん?」
メイド「あっ……えっと……もう少し考えてからでもいいですか?」テヘヘ
男「そうですよね。いきなり変な事を言ってすみません」
メイド「い、いえ……。その……私も嬉しいですし」
男「あはは。それじゃ泳ぎの練習、始めますか!」
メイド「は、はい……よろしくお願いします」
『2日目/夜/別荘/男の部屋』
男「さて……寝るまで少し時間があるな」
男「何をしようか?」
1 携帯電話をいじる
2 飲み物を取りにいく
>>35まで多い方
ごめんミス
>>40まで多いほう
メイドは奥様やお嬢様より華美にならないよう地味な服装と髪型で野暮ったいんだよな
1携帯でエロサイト見よう
>>35
飲み物をお嬢様に届けに行く
1
1
>>36
>>37
>>38
今回は1で
男「暇だし、携帯でゲームでもするか」
男「…………」ポチポチ
ヴーヴー
男「おっと、電話だ。お嬢様から?」ポチ
男「もしもしお嬢様? どうされました?」
お嬢様『……今から私の部屋に来なさい』
男「えっ? 今からですか?」
お嬢様『そう。じゅ、10秒以内。はやくしてよね!』ブチッ
男「は、はい……」
男「……とりあえず行ってみるか」
『夜/お嬢様の部屋』
男「お嬢様ー? 入ってもいいですか?」
お嬢様「ええ」
男「……一体どうしたんです?」
お嬢様「えっと……その……これ」
男「これは……映画ですか?」
お嬢様「……暇だったから、適当に探してきたんだけど……」
お嬢様「これ……ホラーだから……その、一人じゃ……」
男「ああ。なるほど。お嬢様こわがりですもんね」
お嬢様「そ、そんな事ないわよ! ……あんたもどうせヒマだったんでしょ?」
お嬢様「だから……誘ってあげたのよ……」ブツブツ
男「ははは。ありがとうございます。それじゃ、一緒に観ましょうか」
『お嬢様の部屋/ソファ』
テレビ「ぎゃああああ!!!」
お嬢様「ひいいっ!?」ビクッ
男「お、お嬢様?」
お嬢様「ちょ、ちょっと驚いただけよっ。私、ホラーとか大好きなんだから」
男「そ、そうですか……。でもこのソファせっかく大きいんですし」
男「もう少し離れて頂けると……」
男(お嬢様から女の子の香りが……)
お嬢様「あ、あんた。召使いのくせに生意気ね」
お嬢様「私がこんなに近づいてあげてるんだから……」
お嬢様「感謝しなさいよ……ばか」
男(きっと……怖いんだろうな)
男(でも……頼ってくれるのは素直に嬉しいし)
男「まあ……お嬢様がそうしたいのなら」
お嬢様「だ、だから別に……」
男「あはは。まあ、俺はお嬢様の召使いですから」
男「頼まれれば何だってしますよ」
お嬢様「……何でも?」
男「……? ええ。俺にできる事なら」
お嬢様「そう……」
お嬢様「じゃあ……今はとりあえず」
男「…………?」
お嬢様「その……私の手、握っててくれる?」カアア
男「えっ……」
お嬢様「…………」
男「……わかりました」ギュッ
お嬢様「あっ……」
お嬢様「ちゃ、ちゃんと握っててよね。この映画、すごく怖いんだから」
男「なんだ。やっぱり怖いんじゃないですか」
お嬢様「う、うるさい。ほら、ちゃんとテレビ観る!」
男「はいはい。わかってますよ」
――――
――
『3日目/午後/別荘』
男「さて……」
男「諸々の仕事も終わったことだし……」
男「少し時間が出来たな」
男「…………」
男「少しそこらを探検してみようかな」ガチャ
『午後/ビーチ』
男「…………」
男「……おっ、ここは……洞窟かな?」
男「ちょっと入ってみよう」
男「……へえ、結構広いじゃないか」
男「自然に出来たものなのかはわからないけど」
男「天井がぽっかり空いてて空が綺麗に見えるな」
男「……そうだ」
男「せっかく見つけたんだし、誰か誘ってみよう」
誰を……?
1 お嬢様
2 メイドさん
>>52まで多い方
1
1で
『午後/洞窟』
お嬢様「それで……見せたいものって、何なの?」
男「ここなんですけど」
お嬢様「ここって……わあ、天然の洞窟?」
男「さっき散歩していたら偶然見つけたんですよ」
お嬢様「へえ、いいわね。波の音が気持ちいい」
男「はは。喜んでもらえてよかったです」
お嬢様「ま、まあ? 嬉しいというか……丁度ヒマだったし?」
男(まったく……素直じゃ無いなあ)
お嬢様「それにしても……久しぶりにのんびりできたわ」
男「そうですね。お嬢様は毎日のお稽古事などで忙しくされてますし」
男「こうやって……たまに羽を伸ばせるのは心身共に良いことだと思います」
お嬢様「相変わらず真面目ね。もう少しフランクに接してくれてもいいのよ?」
男「いえ……。俺はお嬢様のおかげで今、こうして生きていられるわけですから」
お嬢様「それは……まあそうだけど……」
お嬢様「…………」
男「……お嬢様?」
お嬢様「ねえ……男」
男「はい」
お嬢様「あなたにとって……私は……どういう存在なの?」
男「えっ……?」
お嬢様「そ、その……単なるご主人様でしか……ないのかなって」
男「それは……一人の女性としてはどうなのか、という話ですか?」
お嬢様「ま、まあ……そんな感じ」カアア
男「もちろん……とても魅力的な人だと思っています」ニコッ
お嬢様「ほ、ほんと?」
男「ええ。少々子供っぽいところもありますけど」
お嬢様「な……バカ! 子供扱いしないでよねっ!」
男「あはは。冗談ですよ。でも……急にどうしたんです?」
お嬢様「そ、それは……その……」
男「……お嬢様?」
お嬢様「な、何となく気になっただけ!!」ダッ
男「あっ、お嬢様。あまり走ると危ないですよー」
お嬢様「おそーい。早く追いかけてきなさーい!」
男「はは……本当に元気だなあ」
お嬢様「…………魅力的かあ」タッタッタ
『3日目/夜/男の部屋』
男「はあ……美味しかった」
男「すごい料理だったな……。さすがうちのメイド隊」
男「さて……ちょっと横になるか」ボフン
男「…………」
男「この島に来て……もう3日か」
男「何だかあっという間だったなあ」
コン、コン……
男「ん……? ノックか。誰だろう?」
男「はーい。今開けます」
扉を開けたらそこには……?
1ネグリジェ姿のお嬢様
2パジャマ姿のメイドさん
>>61まで 最後の選択肢
1
2
>>60が先だったのでお嬢様ルートで
お嬢様「……起きてた?」
男「お嬢様。はい、ちょっと休憩していたところです」
お嬢様「そう……」
男「……? どうされました?」
お嬢様「えっと……その……」
お嬢様「ちょっと……外、歩かない?」
男「はい。お付き合いしますよ。俺で良ければ」
お嬢様「……あんたじゃなきゃ、駄目なの」ボソッ
男「それじゃ、行きましょうか」
男「今夜は星が綺麗に見えそうだ」
『夜/ビーチ』
男「日が落ちてから浜辺を歩くのも、なかなか良いものですね」
お嬢様「ええ……風がとても気持ちいいわ」
男「はい。転ぶといけませんし……足下、気をつけてくださいね」
お嬢様「わ、わかってるわよ。子供扱いしないで」ツーン
男「あはは。お嬢様がお怪我をしたら大変ですから」
お嬢様「まあ……気持ちはありがたく受け取っておくわ」
お嬢様「…………」
男「…………」
お嬢様「ねえ……男」
男「はい、何でしょうか。お嬢様」
お嬢様「その……初めて会った時のこと、憶えてる?」
男「……もちろん。お嬢様に拾っていただかなければ、のたれ死んでいました」
お嬢様「いちいち頭下げなくていいわよ……」
お嬢様「丁度……男手が必要だったわけだし……」
男「いえ。本当に助かりました。でも……どうして俺を雇ってくれたんですか?」
お嬢様「えっ……?」
男「自分で言うのもなんですが……俺、普通ですし」
お嬢様「……そんなコトないわよ。……そうね、あんたは」
お嬢様「……私のお爺様に、少しだけ似ている気がするの」
男「……亡くなったお爺様にですか。是非お逢いしたかったなあ」
お嬢様「お爺様はとっても優しい目をしていたわ。あんたを初めて見たとき……」
お嬢様「何となく、懐かしい気がした」
男「そうですかね。自分ではわからないですけど」アハハ
お嬢様「それで……ね?」
男「はい」
お嬢様「私のお世話……いろいろしてくれるうちにね?」
お嬢様「あんたの優しさとか、気遣いとか……そういうのが心地よく感じ始めて……」
お嬢様「いつの間にか、我慢できなくなっちゃった」
男「……お嬢様?」
お嬢様「…………」
男「…………」
お嬢様「私……あんたのコト、好きよ」
男「……!!」
お嬢様「……一人の女として、あんたのコトが大好き」
男「…………」
男(まさか……お嬢様が俺のことを……)
男(や、ヤバイ。頭が……何も考えられない……)
男「ええっと……それは……」
お嬢様「その……私と……つ、付き合って欲しい……というか」モジモジ
男「……その、あの……」
男(俺はお嬢様の召使いなわけだし……)
男(立場上、許される事ではないよな……)
男(でも……)
お嬢様「…………」
男(こんな目で俺を見てくれた人は初めてだ)
男(……ちゃんと、応えよう)
お嬢様「……男?」
男「……お嬢様」
男「俺、こういう経験全然無いから……よくわからないですけど」
男「俺も……お嬢様のこと、大好きです」
お嬢様「……っ!!」
男「少し強引で、わがままで、自分勝手なところはあるけれど」
男「俺は……そういうお嬢様が、好きです」
お嬢様「……ば、バカぁ」ドンッ
男「……痛いですよ、お嬢様」
お嬢様「だ、だって……そんな恥ずかしいこと言うから……」
男「そんなの、お嬢様だって」
お嬢様「…………」
男「…………」
男「お嬢様……」
お嬢様「んっ……」チュッ
男「…………」
お嬢様「んんっ……あっ……」
男「……そろそろ、部屋に戻りましょうか」
お嬢様「……そ、そうね。何だか熱いし」パタパタ
男「それは頬が赤いからですよ。可愛いなあ」
お嬢様「う、うるさい! ほら……さっさと戻るわよ」
男「はい」
お嬢様「……ふんっ」ニコニコ
『その頃/別荘/廊下』
メイド「あっ……」
メイド「お嬢様と……男くん」
メイド「何だかとても楽しそう……」
メイド「…………」
メイド「……そっか」
メイド「……やっぱり、そうだよね」
『夜/お嬢様の部屋』
男「それでは……お休みなさい、お嬢様」
お嬢様「…………」グイッ
男「……?」
お嬢様「そ、その……まだ眠くないから……一緒にいて」
男「……! は、はい」ギイイ
お嬢様「…………」ボフッ
男「…………」
お嬢様「な……何突っ立ってるのよ……。あんたも、座りなさいよ」
男「で、でも……流石にベッドは……」
お嬢様「わ、私だって……恥ずかしいんだから……」
男「…………じゃあ」ポフン
お嬢様「…………」
男「…………」
お嬢様「ね……もう一度、キスして?」
男「……!! お嬢様」スッ
お嬢様「あっ……! んんっ……んむっ……」
男「はあっ……はあ……」
お嬢様「んあっ……ちゅっ……」
お嬢様「も、もう……ごういん、なんだからあ」
男「すみません……お嬢様が、とても可愛かったので」
お嬢様「……なら、もう一回……していいわよ」トローン
お嬢様「んっ……あむっ……」
男「はあっ……お嬢様……」
お嬢様「……いいわよ。あんたの……したいようにして?」
男「……!!」ガバッ
お嬢様「ひゃっ!? く、首筋……舐めないで……」
お嬢様「そこっ……よわい、んだからあ……」
男「はあっ……ああっ……ぴちゃっ……」
お嬢様「み、耳はダメ……だってばあ……あんっ……」
お嬢様「んんっ……なんか……気持ちよくなって……」
男「……お嬢様。服を……脱がせても?」
お嬢様「いちいち確認しないでよバカぁ……恥ずかしいでしょ……」
男「すみません……」スッ
お嬢様「んっ……その……胸は……」
男「……いや、ですか?」
お嬢様「その……イヤじゃないけど……小さいから」
男「あはは。お嬢様の胸なら、どんな大きさでも好きになりますよ」
お嬢様「もうっ……ヘンなこと言わないで」
男「ゆっくり……脱がしますから」
男「お嬢様……きれいですよ」
お嬢様「と、当然……でしょ」カアア
お嬢様「こんな姿……誰にも見せたことないんだから」
お嬢様「ありがたく……思ってよね」
男「はい……」チュッ
お嬢様「ひゃ……く、くすぐったいわよ」
男「俺は嬉しいです」ペロッ
お嬢様「そ、そんな……いろんなトコ……舐めないでえ」
男「はあっ……れろっ……」
お嬢様「んんっ……何だか、頭がぼーっとする」
男「……はは。お嬢様、気持ちよさそうな顔してますよ」
お嬢様「う、うるさい。だって……嬉しいんだもん」
男「俺もですよ。それじゃ……下着も脱がします」
お嬢様「うう……恥ずかしい」
男「……」スッ
男「すごくきれいです」
お嬢様「そ、そんなコト……言わなくていいからあ」
男「ゆっくり、触りますね」
お嬢様「……っ! あっ……」
男「……もうこんなに濡れてる。はは。エッチですね、お嬢様は」
お嬢様「だ、だって……こんなの……しょうがないじゃない」
お嬢様「ひゃあっ……あんっ……じんじんするよお」
お嬢様「あ、あんまり……そこ、擦らないで……」
男「お嬢様のここ、とろとろですね」
お嬢様「は、恥ずかしいけど……気持ちいいんだもん……」
男「……これだけ濡れていれば……大丈夫かな」
お嬢様「……! その……いれるの?」
男「すみません……もう我慢できなくって」ボロン
お嬢様「……!! そ、そんなに大きくなるの?」
男「はい……。興奮すると、こうなるんです」
お嬢様「わ、私で……こんなに大きくしちゃったのよね……」
男「まあ、そうですね……」
お嬢様「……その……私、初めてだから」
お嬢様「優しくして……ね?」
男「……! はい、わかってます」
男「それじゃ、いきます……」グッ
お嬢様「……んっ……あっ……」
男「うう……きつい……」
お嬢様「あああっ! くううっ……」
男「お嬢様……大丈夫ですか?」
お嬢様「私は平気だから……続けて?」ポロッ
男「……はい。なるべく早く終わらせます」ググッ
お嬢様「んんっ……はああっ……」
男「……全部、入りましたよ」
お嬢様「そうっ……良かったあ」
お嬢様「何だか……あったかくて……不思議な感じ」
お嬢様「痛いんだけど……すごく嬉しいの」
男「俺もですよ……。ゆっくり、動きますね」
お嬢様「あっ……ひゃっ……んんんっ……!」
男「はあっ……お嬢様の中、すごく……キツイです」
お嬢様「んんっ……あんっ……!」
男「しっかり手……握ってますから」
お嬢様「ひゃっ……! お、奥に……当たってるっ……」
男「ああっ……気持ちいい」
お嬢様「あんっ……男……絶対……手、離さないでよねっ……」
男「もちろんです……そろそろ……」
お嬢様「……っ! そ、そんなに……はやくうっ……あんっ!」
男「すみません。お嬢様の身体、気持ちよくって」
男「もう……イきそうなんです」
お嬢様「あっ……! ひゃああっ……! ずん、ずんって……」
お嬢様「私の中で……男のが……動いてるよおっ……」
男「ああっ……もう、やばいっ……」
お嬢様「んああっ……!! な、なか、膣内に出してっ……!」
男「そんなっ……まずいですっ……」
お嬢様「わ、私があっ……イイって……言ってるんだからっ……んやあっ……!!」
男「わ、わかりました……」
男「うううっ……で、射精るっ……!!!」ドピュッ
お嬢様「あっ……!! あああーーーっ!!!」
お嬢様「ひゃあああっ……な、中で……出てるっ……」
お嬢様「あっ……! あったかい……あったかいよお……」
男「はあっ……ううっ……」ドクッドクッ
お嬢様「ひゃあっ……ああっ……んああっ……」
男「はあっ……気持ちよかったです。お嬢様」
お嬢様「んんっ……わ、私も……嬉しかった」
男「お嬢様っ……大好きです」
お嬢様「んっ……私も、あんたのこと……大好き」
『4日目/午前別荘前/ジェット機内』
男「休暇中だっていうのに、災難でしたね」
お嬢様「お父様がどうしても来て欲しいって言うんだからしょうがないわよ」
男「ははは。流石ですね、お嬢様は」
お嬢様「それに……もう目的は果たせたから」
男「えっ……?」
お嬢様「えへへっ……なんでもなーい。ほら」
お嬢様「さっさと帰りましょ。屋敷に戻ったらまた」
お嬢様「うーんとこき使ってやるんだからねっ!!」ニコッ
END「大好きな召使い」
終わりか
>>87
一応3ルートに分かれてて
お嬢様、メイド、両方って予定でした
『2日目/夜/別荘/男の部屋』
男「さて……寝るまで少し時間があるな」
男「何をしようか?」
男「ちょっと喉が渇いたな」
男「飲み物でも取ってこよう」ガチャ
男「…………」
男「……あれ? メイドさん」
メイド「あ、男くん。こんばんわ」ペコリ
男「こんばんわ。どうしたんです?」
メイド「丁度お風呂から出てきたところなんです」
男「そうなんですか……」
男(お風呂上がりのメイドさん……)
男(ほんのり火照った頬が……何とも……)
メイド「……? 男くん?」
男「はっ。え、えーと……疲れは取れましたか?」
メイド「それが……最近妙に身体が重くって……」トントン
男「え? それは大変ですね……その、良かったら」
男「俺がマッサージしましょうか?」
メイド「えっ? 男くんが、マッサージを?」
男「はい。結構得意なんですよ。昔よくやってましたから」
メイド「そ、そうなんですか」
メイド(うう~、気持ちは嬉しいけど……ちょっと恥ずかしい……)
男「メイドさん……? 遠慮とかしなくていいですからね」
男「ほら、メイドさんには日頃お世話になってますし」
メイド「そ、そうですか? それじゃあお言葉に甘えても」
男「はい、喜んで。じゃあ……メイドさんのお部屋にお邪魔させていただきますね」
『夜/メイドの部屋』
男「それじゃあ、ベッドに横になってください」
メイド「はい……」ボフッ
男「身体の力を抜いて下さいね~」ギシッ
メイド「…………」ドキドキ
男「まずは……ここから」ギュッ
メイド「ひゃっ!?」ビクッ
男「だ、大丈夫ですか?」
メイド「は、はい……ちょっとビックリしただけで」
メイド(お、驚いて声でちゃった……)
男「それじゃ……続けますね」
メイド「んっ……あんっ……」
男「…………」
メイド「あっ……ひゃあっ……」
男「どうですか? 気持ちいいですか?」
メイド「は、はい……き、きもちいい……です……」
男「なら良かったです。さ、ここも……」
メイド「あっ……そ、そこは……」
男「…………」
男(それにしても……メイドさんの身体すごいな……)
男(肌がすべすべしてて……)
男(胸とか……弾力がすごそうだ……)
メイド「んんっ……お、男くん……」
男「……はい?」
メイド「そ、その……して欲しい事があれば……」
メイド「何でも……言って、いいんですよね……?」
男「ああ、はい。俺に出来ることであれば」
メイド(どうしよう……ちょっとヘンな気分になってきちゃった)
男「…………」
メイド(でも……もし断られたりしたら……)
男「……メイドさん?」
メイド「あっ……そ、その……男くん……」
男「はい」
メイド「そ、その……私と……えっ……」
ヴーヴーヴー
男「あっ……すみません携帯が……お嬢様からだ」
男「もしもし男です……は、はあ……今からですか……」
男「わかりました。すぐに行きます」
メイド「……お嬢様からお電話ですか?」
男「ええ。すみませんメイドさん。急に呼ばれてしまって」
メイド「そ、そうですか……。なら……仕方ないですね」ショボン
男「この続きは今度必ずしますから。それじゃ」ガチャッ
メイド「いってらっしゃーい」
メイド「……はあ……」ドキドキ
『3日目/夕方/ビーチ』
男「…………」
男「……おっ、ここは……洞窟かな?」キョロキョロ
男「ちょっと入ってみよう」
男「……へえ、結構広いじゃないか」
男「浜辺にこんな洞窟があるなんてなあ……」
男「自然に出来たものなのかはわからないけど」
男「天井がぽっかり空いてて、空が綺麗に見えるな」
男「……そうだ」
男「メイドさんを誘ってみよう」
男「せっかく見つけた穴場だしな」
男「えーっと……メイドさんは……」
メイド「一体何を見つけたんですか?」
男「ほら、ここです」
メイド「……! わあ~、すごいですね。洞窟?」
男「自然に出来た洞窟みたいですね。驚きましたよ」
メイド「ほんと……何だか綺麗ですね。とっても癒やされる……」
男(良かった……メイドさん、喜んでいるみたいだ)
メイド「ふふっ。嬉しいな」
男「えっ……? 嬉しい?」
メイド「はい。こういう素敵な場所に出逢えるなんて」
メイド「普段はお屋敷でお仕事していますから」
メイド「中々無い体験じゃないですか」
男「なるほど。確かにそうですね」
メイド「それに……」
男「えっ……?」
メイド「その……男くんが……教えてくれた場所だし……」カアア
男「…………」
メイド「え、えっとお嬢様は……?」
男「ああ。お嬢様ならお疲れのようで、自室でお昼寝を」
メイド「もう……せっかくのバカンスなのに」
男「あはは。まあ休暇なんですから、しっかりと休養を取らないと」
メイド「まあ、そうですけどね」
男「…………」
メイド「…………」
男(……ん? メイドさん、顔が赤いな)
メイド「あ、あの……男くん」
メイド「その……前に『して欲しいコトがあれば、何でも言ってほしい』って」
男「え? ああ。そうですね。何か決まりましたか?」ニコッ
メイド「ええ……その……えっと……」
メイド(言っちゃっても……いいのかな)
メイド(職場恋愛だし……お仕事に支障が……)
メイド(そ、そもそも男くんが受け入れてくれるかもわからないし……)
男「……メイドさん?」
メイド「あ、ええっと……私と……」
ヴーヴー
メイド「ひゃあっ?」
男「あ、メイドさん。携帯鳴ってますよ」
メイド「わ、わたし?」ゴソゴソ
メイド「……もしもし?」
メイドB『もお! 晩ご飯の用意始める時間なのに、どこにいるの?』
メイド「あっ……」
メイドB『今日はご馳走にするんでしょ? せっかく皆集まってるのに、あんたが遅れてどうするのよー』
メイド「ご、ごめんなさい。すぐに行くから」
メイドB『急いでよ-? ……それにしても、あんたが遅刻なんて』
メイドB『ひょっとして男くんと一緒だったりー?』ニヤニヤ
メイド「へっ!? それは……その……」
メイドB『あはは。図星だなー。それじゃ、すぐにね』
メイド「うん。ごめんね。それじゃ」ピッ
メイド「ふう……」
男「あはは。夕食の支度ですか」
メイド「はい……すっかり忘れちゃってました」
男「なら、僕も手伝いますよ」
メイド「い、いえいえ。ご飯の支度は私たちの仕事ですので」
男「そうですか? じゃあ、俺はもう少しのんびりしてから帰りますね」
メイド「はい。とびっきり美味しく作りますので、お腹空かせておいて下さいね」ダッ
男「はい。楽しみにしています」
メイド「………………」タッタッタ
メイド「……はあ。結局、言えなかったな」
メイド「……もう抑えられない……かも」
『3日目/夜/男の部屋』
男「はあ……美味しかった」
男「すごい料理だったな……。さすがうちのメイド隊」
男「さて……ちょっと横になるか」ボフン
男「…………」
男「この島に来て……もう3日か」
男「このまま、最後まで何も起きなければいいけど……」
コン、コン……
男「ん……? ノックか。誰だろう?」
男「はーい。今開けます」
メイド「遅くにごめんなさい、男くん」
男「あ、メイドさん。どうしたんですか?」
メイド「えっと……その……少し、お話したくって……」モジモジ
男「ええ。いいですよ」
メイド「はい……ありがとう、ございます」ホッ
男「……それにしても」チラッ
男「今日は星がきれいですね~」
メイド「そう……ですね」
男「……そうだ。良かったら少し外を歩きませんか?」
メイド「えっ……? 外を?」
男「はい。風が気持ちいいと思いますし」ニコッ
メイド「……ふふっ。そうですね」
男「あ、その格好じゃちょっと寒いかもしれないので」
男「……これ、羽織ってください」スッ
メイド「あっ……男くんのカーディガン」
男「薄いですから、丁度いいと思います」
メイド「……優しいなあ、男くんは」
男「いえいえ。それじゃ、行きましょう」
『夜/ビーチ』
男「はあ……本当にきれいだなあ」
メイド「そうですね~」
男「こんな星空を観られるなんて……お嬢様には感謝ですね」
メイド「あはは。いい休暇になりましたね」
男「ほんとですよ。お屋敷に来て良かった」
男「それに……メイドさんにも会えましたから」
メイド「えっ……?」
男「俺って、あまり同世代の女の子と話したことなくって」
メイド「そうなんですか? 結構モテそうなのに」キョトン
男「まあ……色々大変でしたし」
メイド「…………」
男「だから、毎日楽しいですよ。メイドさんと居られて」
メイド「……!! お、男くん」
男「はい?」
メイド「その……『して欲しいこと』……決まりました」
男「そうですか。よーっし、何でもしますよ!!」
メイド「え、ええっと……言っても……いいですか?」
男「はい」
メイド「その……あのう……」
メイド「わ、私に……キス……してくれませんか?」
男「……え?」
メイド「だ、ダメ……ですかあ?」
男「え、えっと……その……」
男(き、キスってあれだよな……)
男(まさか……メイドさんが俺のことを……?)
メイド「い、イヤだったらいいんです……」
メイド「その……初めてのキスだから……」
メイド「好きな人に……もらってほしくて……」
男「……俺で、いいんですか?」
メイド「……! 男くんだから……して欲しいんです」
男「…………」
男(こんな様子のメイドさんは初めてだ)
男(……ちゃんと、気持ちに応えよう)
男「その……わかりました」グッ
メイド「へっ……?」
男「じゃあ、キス……しますね」スッ
メイド「ちょっ……こ、心のじゅんびっ……んむっ……」
メイド(あっ……男くんと……キスしちゃったっ……)トローン
男「……どうですか」
メイド「んっ……もっと……して欲しいです」
男「わかりました」スッ
メイド「あむっ……ちゅっ……んあっ……」
男(ああ……メイドさんの唇……柔らかくて……甘い)
男(こんなにも可愛い人の気持ちに、どうして気づかなかったんだ)
メイド「ひゃっ……はむっ……ちゅっ……」
メイド「……はあっ……男、くん……」
男「……はい」
メイド「わたし、男くんのコト、好きです」
男「はい」
メイド「頑張り屋さんなところも、優しいところも……」
メイド「全部、ぜんぶが大好きです」
男「俺も……メイドさんのこと、好きですよ」
メイド「……嬉しい」
男「……俺もです」
メイド「…………」
男「…………」
メイド「あの……その……」
男「…………」
メイド「続きは……部屋に戻ってから……」
『夜/メイドの部屋』
男「はあっ……メイドさん……」スンスン
メイド「あんっ……そんなっ……後ろから……」
メイド「ま、まだ……部屋に戻ったばかりなのに……」
男「だって……メイドさん、可愛くって……」ハアハア
メイド「そ、そんなコト……ないですっ……」
男「……メイドさん、胸……さわってもいいですか」
メイド「はっ……はい」
男「…………」ムニュッ
メイド「あっ……」
男(……!! パジャマの上からでも伝わる……確かな弾力)
男(女の子のおっぱいって……こんなに……)
メイド「はあんっ……男くんっ……」
男「はあっ……柔らかいですよ、メイドさん」
メイド「そうっ……ですかあ? お、男くんは……おっぱいが大きい女の子は好きですか?」
男「はいっ……大好きです。すごくっ……エロくて……」
メイド「あんっ……言わないでっ……私……そんなにエッチじゃないです……」
男「こんなおっぱいでっ……何言ってるんですか……」ムニュッ
メイド「ひゃあっ……ち、乳首っ……つまむの……だめえ」
男「メイドさん、びくびくって震えてますよ」
男「そんなにここ、感じるんですか?」
メイド「そ、そこはあっ……とっても……敏感なんですっ……」ガクガク
男「はあっ……もうっ……だめだ」ガバッ
メイド「きゃっ……」ボフッ
男「はあっ……はあっ……」
メイド「……もうっ……いきなり押し倒すなんて……」
男「す、すみません」
メイド「……ちゃんと、優しくして……くださいね?」
男「……はい。精一杯、優しくします」
男「パジャマ……脱がしますね」
メイド「……はい。……んんっ……」
男「はあっ……かわいい下着ですねっ……」
メイド「あ、ありがとう……良かったあ」
男「しかも……こんなにエロくて……はあ……」スッ
メイド「あっ……おっぱい……揉まないでえっ……」
男「だって……こんなに大きくて気持ちいいのに」ムニュッムニュッ
男「触らないのなんて勿体ないですよ」
メイド「ひゃんっ……だってっ……声、出ちゃう……」カアア
男「どんどん出してください。その方が気持ちよくなれますよ」
メイド「ううっ……」
メイド(男くんに……おっぱい弄られちゃってる……)
メイド(恥ずかしいけど……あったかい)
男「……ちゅっ」
メイド「……んあっ……!」ビクッ
男「あはは。今軽くイッちゃいました?」
メイド「ああっ……ち、乳首吸うのっ……だめえ……」
男「メイドさん、本当に乳首弱いんですね。それじゃあ」
男「もっと……気持ちよくしてあげますから」
男「ぶちゅっ……ちゅぱっ……れろ……」
メイド「ひゃあっ……んああっ……だ、ダメですう……」
メイド「き、きもひよすぎて……わたし……」
男「はむっ……ぷちゅっ……」
メイド「あんっ……おっぱいっ……揉みながらっ……なめないでえ」
男「ほらっ……気持ちいいですか? イってもいいんですよ?」
メイド「そ、そんなっ……男くんの前でっ……イッちゃうなんて……」
男「ぷちゅっ……ぺろっ……れろ……」
メイド「んんっ……声っ……出ちゃううう……」
メイド「あんっ……来ちゃうっ……!! イッちゃうっ……!! んああっ……!!」
メイド「ああっ……ひゃああっ……」ビクッビクッ
男「あははっ……乳首でイッちゃいましたね。メイドさん」
メイド「はあっ……ああっ……」
男「……メイドさん、下の方も見せてもらいますよ」スッ
メイド「あっ……! ダメっ……」
男「……しっかり濡れてますね、メイドさん」
メイド「い、言わないでえっ……恥ずかしいです……」
男「気持ちよくなってくれて俺も嬉しいですよ」
男「……そろそろ、俺も気持ちよくしてください」ボロン
メイド「……!! これが……男くんの」
メイド「さ、触ってみてもいいですか?」
男「……はい」
メイド「……うわあっ……あったかい……」
メイド「ごつごつしてて……あ、でも先っぽは可愛いですね」
男「そ、そうですか?」
メイド「はい。えっと……確か……」
男「……ちょ!? メイドさん?」
メイド「……んんっ……ひゃい?」
男(め、メイドさんが……俺のを口に……!)
男「そ、そんなコトまでしなくていいですって」
メイド「ふぇっ……れもっ……ぷはっ……」
メイド「男の人は……こうすると気持ちよくなるんですよね?」
男「それは……そうですけど」
メイド「……私も……男くんに気持ちよくなってもらいたいです」
メイド「はむっ……じゅるっ……ちゅるるっ……」
男「あっ……それっ……やばいっ……」
メイド「んむうっ……れろっ……どう、れすかあ?」ジーッ
男「はいっ……メイドさんの口……最高です」
メイド「ふふっ……それはっ……よかった……れす」
メイド「んちゅっ……ぺろっ……むっ……じゅるっ……」
男「あっ……メイドさん……もう……」
メイド「あむっ……で、でそうなんれすか?」
男「はいっ……あっ……すみません! 射精るっ!!!」ドピュッ
メイド「……!! んむっ……ぷはっ……ひゃあっ……」
男「あっ……うあああっ……」ドピュッドピュッ
メイド「あっ……あったかいのが……顔に……」
男「ああっ……」
メイド「んっ……男の人の……精液って……こんな味なんだ……」
男「……す、すみません。あんまり気持ちよくって」
メイド「いえ……。私も……男くんが喜んでくれて嬉しいです」ニコッ
男「……!!」
男(か、可愛い……!!)
男「メイドさん……今度は、俺がメイドさんを気持ちよくする番です」ガバッ
メイド「へっ……きゃっ……」
男「メイドさん……これ、挿れてもいいですか?」
メイド「あっ……は、はい……」
メイド「そ、その……初めてなので……優しくお願いします……」
男「……はい。それで、体勢なんですけど……」
メイド「えっ……?」
メイド「こ、こんな格好……恥ずかしいです……」
男「いえ……可愛いですよ。四つん這いになってるメイドさん」
メイド「だって……ぜんぶ……見えちゃうじゃないですか……」
男「俺はメイドさんの全部が見たいんですよ」
男「それに……メイドさん、こういう体勢の方が興奮するでしょ?」
メイド「そ、そんなこと……ないです……」
男「メイドさんって、Mですよね」
男「こんな恥ずかしい格好させられて……興奮してますよね」
メイド「し、してないです……うううっ……」
男「大丈夫……ゆっくり、気持ちよくしてあげますから」
メイド「は、はいい……よろしくお願いします……」
男「じゃあっ……いきますよ」グッ
メイド「……っ!! ああっ……」ビクビクッ
メイド(男くんの……おっきいのが……)
男「うっ……熱くてっ……きついっ……」
メイド「んああっ……!! ひいっ……」
男「……どう、ですか。全部、入りました」
メイド「ひゃあっ……あ、あそこが、じんじんしてる……」
男「よく頑張りましたね。メイドさん」ナデナデ
メイド「あっ……頭……撫でられるの……気持ちいいれすっ……」トローン
男「ちゃんと……手も握ってますから」
メイド「はいっ……嬉しい……男くんと一つになれて……」
男「俺もですよ……それじゃ、動きます」ニュッ
メイド「ひっ……!? んんっ……あんっ……!!」
男「ああっ……メイドさんの膣内……」
男「とろとろで……気持ちいいです……」
メイド「ひゃっ……! んああっ……ああっ……!!」
男「メイドさんは……本当にエッチですねっ……!」
メイド「ああっ……そ、そんなコト……ない、れすうっ……!!」
男「男が喜ぶこと……初めてなのにどうして知ってるんですか?」
メイド「んんっ……そ、それはっ……」
メイド「んっ……え、エッチな動画……とかでっ……」
メイド「勉強っ……したんですっ……」
男「……そんなこと言って、ただ自分が気持ちよくなりたかっただけでしょう?」
メイド「ううっ……男くんのいじわるっ……」
男「あはは。でも、そんなメイドさんも大好きですよ」
メイド「……ひゃっ! だ、だいしゅきとかっ……言わないで……」
メイド「ずんっ……ずんっ……てお、奥まで突かれて……」
男「本当にエロいなあ。メイドさんは」
男「俺の『コレ』。挿れてもらって、気持ちいいですか?」
男「初めてなのに……感じちゃってるんですか?」
メイド「ひゃっ……! はいいっ……!!」
メイド「んあっ……!! 男くんの……でっ……気持ちよくなってますっ……」
男「俺の……『どこ』で、気持ちよくなってるんですか?」
メイド「あっ……!! そ、それはあっ……ひゃああっ……」
男「ほらっ……なんですか?」
メイド「んんっ……!! そのっ……男くんの……」
メイド「おっ、男くんのっ……お、おちんぽでっ……気持ちよくなってますっ……」
男「そうですかっ……ならもっと」
メイド「……っ!! ひゃっ……そんらっ……」ガクガクッ
男「奥まで突いて、イかせてあげます」
メイド「ひゃああっ……お、奥うっ……ダメっ……ですうっ!!」
メイド「男くんのっ……おちんぽっ……響いちゃうっ……!」
男「ううっ……!! 俺もっ……そろそろ限界です」
メイド「あああっ……!! んあっ……ひゃああっ……!!」
男「すみません。膣内で、なかで出していいですか!!」
メイド「ひゃっ……!! ひゃいいいっ!!」
メイド「わ、私の中でっ……いっぱいっ……出して……くださいっ……!!」
男「ああっ……もうっ……射精るっ……!!!」
メイド「ああっ……!! ……!? い、イッちゃうううーーーっ……!!」ビクッ
メイド「な、なかでっ……どくっ……どくっ、って……出てますっ……」ビクビクッ
男「はあっ……うああっ……搾り取られるっ……」ドピュッドピュッ
メイド「はあっ……んんっ……まだっ……いっぱいっ……」
男「はあっ……ふうっ……」
メイド「ああっ……あっ……」
男「……メイドさん。気持ちよかったです」
メイド「は、はいっ……わたしもっ……ですう」
男「良かった……。大好きだよ、メイドさん」チュッ
メイド「んんっ……わたひもっ……んちゅっ……大好きですっ……」
『数日後/お屋敷』
男「あ、メイドさん。お疲れさまです」
メイド「ええ。最近お嬢様の様子はどうですか?」
男「ええ……それなんですが」
男「すごく真面目になられて」
メイド「真面目に?」
男「はい。身の回りのこととか……できる限り自分でやるように心がけているみたいで」
男「なんだか少しだけ、寂しいですね」
メイド「……きっと、お嬢様も成長しているんですよ」
男「そうなんですかね」
男「あ、今度のデートどこ行きましょうか?」
メイド「そうですね……わたしは、男くんと一緒ならどこでも良いです」ポワーン
男「あー、それは困るって言ってるじゃないですか」
メイド「ふふっ。でも、本当のコトですから」ニコッ
男「ははは。まあ俺も同じですけどね」
メイド「……ねえ、男くん」
男「はい?」
メイド「いつか……このお屋敷ともお別れになる時が来るんだよね」
男「そう……だね」
メイド「それは寂しいことだけど」
メイド「二人一緒なら……きっと大丈夫」
男「ああ。俺もそう……思いますよ」
メイド「ふふっ……」
メイド「ありがとう。これからもよろしくね、男くん」
おわり
あああー
ぎりぎりゆゆ式に間に合ってよかった!
読んでくれた人ありがとう!
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