ミネア「…と言っても、かけるお金ももうないけど」

マーニャ「こ、こうなったらこの踊り子の服を売ってでも…」

ミネア「一度でも人前で全裸になる気？」

マーニャ「うぐぅ」

ミネア「…バカな姉を持って本当に不幸」

マーニャ「おねがぃいいっ！　この服売って、別の服買って来てえ！　布の服でもいいからあ！」

ミネア「…仕方ないわね」ﾌｰ

マーニャ「あ、ありがと」

～～～

ミネア「ただいま」

マーニャ「ど、どうだった！？」

ミネア「使い続けていろいろ擦り切れて、汗とかで傷んでるから１ゴールドにしかならなかったわ」

マーニャ「」

ミネア「うまのふんと同額ｗ」ﾎﾞｿｯ

マーニャ「う、うるさーい！　…で、服は？」

ミネア「買えるわけないでしょう１Gじゃ」

マーニャ「ちょ！　売っちゃったの！？」

ミネア「売っちゃまずかった？」

マーニャ「あ、あたりまえでしょー！　マッパでこれからどうやって生活すればいいのよ！」

ミネア「カジノでスッてきた人に言われたくありません」

マーニャ「うぐう」

ミネア「そこになおってください」

マーニャ「は！？」

ミネア「なおりなさい」

マーニャ「う、うぐっ」ｻｻｯ

ミネア「大体、姉さんは私の稼ぎまで無駄にして自分では遊んであっけらかんとして少しは人の苦労も…」ｸﾄﾞｸﾄﾞｸﾄﾞ

マーニャ「うぐうううううう！」

ミネア「…どうです？　あなたの言う”まっぱ”で正座して妹に説教される気分は？」

マーニャ「うぐううぃいいいいいいい！！！！」ｷﾞﾘｷﾞﾘｷﾞﾘ！

マーニャ「ごめんなさい！　お願いだから着る物を買ってください！」ﾊﾞｯ

ミネア「ど、土下座…ご、ごめんなさい、そこまでするとは思わなかったわ」

マーニャ「うぇえええ」ｸﾞｽｯ

ミネア「…わ、わかった、わかりました。私が稼ぎますから、今日一日は我慢してくださいね」

マーニャ「う、うん」ｸﾞｽｯ


ミネア（ちょっと反省させるだけのつもりだったのに…）