大室家
バタバタバタ… ガチャガチャガチャン!
櫻子「うおおおおおおおお!雨降ってるううう!!」
花子「帰ってくるなりなんだし、うるさいし」
櫻子「朝、布団干してたんだよ!!まさか雨が降るなんて!!」ウォォオ
ドタドタドタ…
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櫻子「ダメだった…今日寝る布団ないや…」ガーン
花子「天気予報でも雨って言ってたし」
撫子「自業自得だね」
櫻子「朝はあんなに晴れてたじゃん!!」
撫子「降水確率は90%だったけどね」
櫻子「寒いから布団無しじゃ寝られないー」
櫻子「仕方ない、今日はねーちゃんの部屋で寝るか」
撫子「何勝手に決めてんの、今日は友達泊まるから無理だよ」
櫻子「ええー!そんなー!」
櫻子「今日はどこで寝ようかなー?」チラッ
花子(こっち見てるし)プイッ
櫻子「どうしようかなー?」チラッチラッ
花子(すごく見られてるし…)
櫻子「はぁ、向日葵の家に泊まるか」
花子(…は、花子には聞かないのかし?)
櫻子「…」
花子(櫻子はひま姉と仲良しだから当たり前だし)
花子(そ、それに櫻子となんて寝たくないし)
櫻子「…」チラッ
花子「な、何見てるし!早くひま姉に電話しろし!」
櫻子「いや」
櫻子「今日は花子の部屋で寝ようかな」
花子「は?な、なんでだし!ひま姉と寝ればいいし!」
櫻子「んー、向日葵の家にはしょっちゅう泊まってるしなー」
櫻子「この優しい櫻子様が生意気な妹と一緒に寝てやるんだから感謝しろ!」
花子「意味分からんし!」
櫻子「とにかく、もう決めたしー」
櫻子「じゃ、私お風呂入ってくるから」
花子「あ!ちょ、ちょっと…」
花子「行っちゃったし…」
花子「櫻子はいつも勝手だし!」
花子「…」
花子「櫻子と寝るの久しぶりだし…」
~~~~~~~~
櫻子「ふぅ、さっぱりしたー」
櫻子「花子ー、風呂あがったぞー」
花子「うるさいし、言われなくても分かってるし」
櫻子「相変わらず生意気だなー花子は」
花子「櫻子のせいだし!」
花子「もう花子お風呂入ってくるし!」
櫻子「おうー」ウトウト
風呂場
シャアアアー
花子「ふぅ…」
花子「櫻子は本当に馬鹿だから困るし…」ワシャワシャ
花子「寝る…櫻子と…」ワシャワシャ
花子「べ、別に何もないし!いつも通りだし!」ワッシャワッシャ
花子「に、臭いとか…しないよね…?」クンクン
ワシャワシャワシャ
~~~~~~~~~~
花子の部屋の前
花子(ふぅ)ドキドキ
花子(って、何でドキドキしてるし!)
花子(櫻子と寝るくらい何ともないし!)ドッキドッキ
花子「うぅ…」
スーッ ハーッ
ガチャッ
花子「…櫻子?」
櫻子「…zzz」
花子「ね、寝てるし…」
花子「何か損した気分だし」ハァ
花子(でも…これが櫻子だからしょうがないし)
花子「って…場所とりすぎだし!」
花子「もっと端に寄れし~!」グイグイ
花子(やっぱり一緒に寝たくなかったし…)
花子(花子待たないで寝るし、場所とるし…)
櫻子「ンー」ピトッ
花子「!!」ビクッ
花子(だ、抱きついてきたし…)ドキドキ
花子(寝相も悪いし……でも、あったかいし)ドキドキ
花子(櫻子が背中に…息があたるし…)ドッキドッキ
花子「さ、櫻子のばか…」ボソッ
櫻子「誰が馬鹿だって?」ボソッ
花子「ひっ!い、いきなりなんだし!」
花子(み、耳に息がかかってびっくりしたし)ドキドキ
櫻子「寝てると思った?寝たふりでしたー!」
花子「耳元で大きい声だすなし、うるさいし」
櫻子「久しぶりに花子と一緒なんだし、寝るわけないじゃん」
花子「…え?」///
櫻子「花子の面白い寝顔見たいしな!」
花子「は?」
花子「櫻子のばか!」バシッ
櫻子「うぐぁっ」
花子(ばかばかばかっ櫻子のばかっ!)
櫻子「…」
花子「…」
櫻子「でもやっぱり花子は妹だなー」ナデナデ
花子「な、撫でんなしっ」///
櫻子「花子と寝るのは久しぶりたからなー
昔は…ププッ」
花子(なんだし!?)
櫻子「まぁ、花子と寝られてよかったよ」ナデナデ
花子「は…花子も…」
花子「花子も櫻子と寝られてよかったし…」
花子「また、布団無いときは1回くらいなら寝させてあげてもいいし」
花子「櫻子…?」
櫻子「…zzz」
花子「寝てるし…」
花子(やっぱり櫻子は櫻子だし)クスッ
花子(花子ももう寝るし…)
花子「…zzz」
櫻子「…zzz」
~~~~~~~~~~~~~~
翌日
大室家
ドタドタドタドタ
櫻子「布団とりこもうとしたら破れたー!!!!」
櫻子「花子ー!今日も寝させてくれー!!」
花子「またかし…」
花子「し、しょうがないから許すし」
櫻子「花子ー!ありがとー!」
撫子「ふふっ」
終わり
短いですが終わりです
見てくれた方ありがとうこさいました
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