咲「雀士召喚プログラム……?」(381)
[清澄高校・麻雀部部室]
チュン チュンチュン......
咲「うぅ…まだ眠いよ……」コスリコスリ
咲(朝5時に部室に集合だなんて……何なんだろ、一体……)
咲「……お待たせしました」
ギィィィ
久「あら、咲。あなたが一番最後よ」
和「おはようございます、咲さん」
咲「うん。おはよう、和ちゃん」
優希「ふわぁぁ……」
まこ「まだ日も昇っとらんというに……」
和「一体何ですか? こんな時間から」
久「そうね……全員揃ったことだし、話を始めようかしら」
バンッ
京太郎「ま、待ってくださいよ! 俺のこと忘れないでくださいよぉ!」
久「あら、京太郎くん。ぎりぎりセーフね」クスクス
まこ「おんしゃ影が薄いから……」
優希「犬…同情するじぇ」
京太郎「ひでぇよ……それと誰が犬だ、誰が」ペシ
久「…気を取り直して。みんな、これを受け取ってちょうだい」スッ
和「これは……」
まこ「……スマホ、か?」
優希「おおー。これはまた随分とシステマティックな……」
咲「……?」
和「あ、ここはこうして電源を入れるんです」
京太郎「見たことない機種だな……」ピッ ピッ
京太郎「……ん?」
咲「…雀士召喚プログラム……?」
久「そ。雀士召喚プログラム……つい先日、全日本プロ麻雀組合からこれが送られてきてね」
久「これを使って大会をするそうなのよ。全国レベルで、ね」
和「大会……随分急な話ですね」
まこ「麻雀の大会か? それは」
久「一応はそうみたいね。だけど……うん、見てもらった方が早いわね」
咲「…?」
久「…召喚。天女ミッポ!」
ゴォォォォッ
京太郎「う、うぉぉっ!?」
まこ「なんじゃあ、これはっ!?」
シュゥゥゥッ……
美穂子「…」
久「…どうかしら?」
優希「…か、風越のおねーさんが出てきたじぇ……」
和「…な」
和「なんですかこれは!?」
久「名前の通りよ。このプログラム、他の雀士を呼ぶことが出来るみたいなの」
和「そんなオカルト……」
久「といっても、呼べるのは持ち主が契約した雀士だけだけどね」
優希「…ははーん、分かったじぇ」
咲「優希ちゃん。分かったって何が……?」
優希「その大会ってのは、みんなが雀士を集めてチームを組んで戦う、ってとこじゃないか?」フンス
久「ご明察ね、優希。そう、これを使って団体戦をするそうなの」
久「大会は1か月後。それまでに、各自自分が考えた最強のチームを作りなさい…ってところかしらね」
京太郎「へぇー。面白そうっすね」
まこ「ま、わしらはそのまま清澄チームで組めば良かろうて」
久「あら、それは出来ないわよ」
まこ「なに!?」
久「メンバー編成が自由じゃ、どうせ各高校でチームが固まっちゃうでしょ?」
久「それを考えたのか、このプログラム…同じ高校のメンバーは一人しか入れられなくなってるのよ」
まこ「なんと…それじゃ、わしらは……」
久「ばらばら、ね。だから私も美穂子と契約してきたのよ」
美穂子「上埜さん、上埜さん……スリスリ
和「なるほど……では、私たちもさっそく仲間を集めにいかないといけませんね」
久「あ、和。『仲間』じゃなくて『仲魔』ね」
和「…はぁ……?」
久「それじゃ、各自大会に備えてこれから頑張りましょう!」
優希「おーっ! 楽しそうだじぇ!」
まこ「…ま、いっちょやってやるかの」
咲(わわ…みんなノリ気だよ……)
久「あ、そうそう。この大会の優勝者は、プロ組合からなんでもひとつ願いを叶えてもらえるそうよ」
「「「「「!?」」」」」
優希「願い!? た、タコス食べ放題とか!?」
久「余裕で叶うんじゃないかしら。…ほら、雀士召喚プログラムのインフォメーションに詳しいことが書いてあるわ」
まこ「…ほぉ、これは……」
優希「…むむむ」
咲「えと、えと……」アワアワ
和「…これで見ることが出来ますよ」ピッ
咲「わわ…ありがと、和ちゃん」
【雀士召喚プログラム:インフォメーション】
【①:本プログラムは、×月×日に行われる『国民麻雀祭・団体戦』にて使用されるプログラムである。】
【②:本プログラムは、所有者が契約した雀士の召喚を可能とする。】
【③:②の機能は、所有者が他の所有者と契約した時点で無効となる。以降は契約者のもとへの転送機能のみを果たす。】
【④:本プログラムは、5名までの雀士との契約を可能としている。それ以上と契約したい場合は他の雀士との契約を破棄すること。】
咲(……!)
【⑤:①の大会での優勝者には、どのような物事でも望む願いを1つ叶える。】
うちのスーファミには真女神転生2が刺さっております
だが2周目の属性確定前で放置中…
久「確認できたかしら」
和「……どのような物事でも」
久「たぶん、ね。現に『人を瞬間移動させる』なんて芸当まで可能にしてるんだから」
和「……」
まこ「…なるほどのう……」
優希「……」ゴクッ
京太郎「……」
咲(な、なんだかみんなの目の色が変わったような……!)
和「…こうしてはいられませんね。早速、他の仲魔を探してきます」
まこ「よっし、わしも急がんとのう! 有能な人材がいなくなってしまうわ!」
京太郎「何でも願いが叶う……なんでも……」ブツブツ
ギィィィィ
久「…さて。咲、優希。あなた達はどうするの?」
咲「どうするの、って……部長こそどうするんですか?」
久「実は私、もうチーム出来てるのよねぇ」フフン
優希「おおっ!? 手が早いじぇ……!」
久「仲魔を探しに行くなら早くした方が良いと思うわ。まこも言ってたけど、強い子ってのはそれだけ引く手スカウトされやすいってことだから」
優希「よし! 咲ちゃん、早速行こうじぇ!」
咲「へ? 優希ちゃんは?」
優希「私は咲ちゃんに着いていくことにするじぇ。咲ちゃんと一緒なら強い雀士のおこぼれにあずかれそうだしな!」
咲「あはは……分かったよ。それじゃ、まずは>>17に行こうか」
【>>17:高校名・地名など】
風越
[風越女子・校門前]
優希「…なー、咲ちゃん」
咲「? なに、優希ちゃん?」
優希「なんでよりによって風越なんだ? …言っちゃ悪いけど」
優希「風越で一番強いあのおねーさんは部長に取られてるんだじぇ? もう殆ど残ってないっていうか……」ヒソヒソ
咲「うーん……だけど、なんだか素敵な出会いがありそうな気がして」
優希「……咲ちゃん、意外と乙女気質だじぇ」
咲「そ、そうかな……」テレテレ
【>>21:移動先】
【①:麻雀部部室】
【②:裏門】
【③:校庭】
【④:その他(場所明記)】
褒美は優勝チーム全員にしないと、被契約者にはメリット無いぞ
キャップみたいのは別にだが
ksk
咲が魔物を4人まで集める
→咲を京太郎が仲魔にする
→大魔王咲と、大魔王のの仲魔4人がそのまま京太郎の仲魔に
みたいなことはできるの?
[風越女子・校庭]
……ァ!!
優希「……ん? 誰かの声がしたような」
咲「…あ、あそこ!」
久保「池田ァ!! そんなんじゃ甘ェぞ、もっとスピード出せ!」
池田「はぁっ、はぁっ……こ、コーチ…! もうっ、20周ですよぉ……」ゼェゼェ
久保「たるんでんじゃねぇぞ池田ァ! そんなんだから去年もしくったんだろうが!」
池田「麻雀で……なんで走り込みなんか……」
久保「健全な肉体に健全な精神、ひいては強いメンタルが宿るんだ! 分かったらとっとと走れェッ!」
池田「ひいいぃっ!!」ダダダッ
優希「……」
咲「……」
優希「…どうするんだ、咲ちゃん。勧誘…してみる?」
【>>28:勧誘するか否か 勧誘する場合は相手も明記】
ksk
>サキはイケダに話しかけた……
咲「あの……」
池田「ん? …お前、清澄の……」
池田「…用があるなら手短に話してくれないか? コーチがバレたらマズいし……」ヒソッ
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:お前を仲魔にしたい】
【②:お前を(麻雀で)痛めつけに来た】
【③:何かくれ】
【>>32】
②
【②:お前を(麻雀で)痛めつけに来た】
咲「うん。ちょっと……池田さんと麻雀打ちたくなって」ゴッ
池田「……」
池田「にゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!?」ゾゾゾッ
池田「や、やめてほしいし……あんな麻雀、もう打ちたくないし……!!」
>雀士の心をがっちり掴んだ!
池田「頼む、それ以外のことならなんでもするから……え、仲魔?」
池田「いいよ、もうなんでもなってやるし!」
池田「私は魔獣イケダ! よろしく頼むし!」
>イケダが仲魔になった……!
シュゥゥゥゥッ……
優希「おぉ、さすが咲ちゃん! さくっと交渉決めたな!」
咲「…え、あれで良かったの? 私麻雀打ちたいとしか……」
久保「い、池田ァ!? どこ行った池田ァ!!」
優希「…早くここを離れた方が良さそうだじぇ。あのコーチのおねーさん、すごく怖そうだし……」
咲「そうだね……あれ、優希ちゃんは仲魔はいいの?」
優希「あのおねーさんに見つかることを考えたら仕方ないじぇ……」
咲「……うん。それじゃ、別のとこに行こっか」
久保「うぉぉぉ!! 池田ァァァァァ!!」
【>>40:高校名・地名など】
あちが
[奈良・阿知賀女子]
優希「着いたじぇ、阿知賀女子!」
咲「うう……もうへとへとだよ……」グッタリ
優希「情けないなー、咲ちゃんは。こんな山道くらいで」
咲「面目ないよ…… …?」
優希「うん? どうしたー?」
咲「なんだかやけに騒がしいような……」
ガヤガヤガヤ……
玄「次! 前に出るのです!」フンスッ
「はい!」
灼「それじゃ、まずプロフィール……」
「はい。××高校出身の△△と言います!」
玄「……」クイッ
灼「……」コク
灼「…ツモっ!」ブンッ
ゴロゴロゴロ……
ゴツンッ
「あだっ!! ぼ、ボウリングの球ァ?!」
宥「あわわわ……」プルプル
玄「……違いますのだ」
玄「誰も『あなたの』プロフィールなんて聞きたくありませんのだ。私が聞きたいのは『能力』……」
玄「あなたがどんな『異能』を持ってるか、そのプロフィールが聞きたいのです!」フンス
「の、能力…? 異能…? 何を言ってるかサッパリで……」
玄「……」クイッ
灼「…ツモッ!!」ブンッ
ゴロゴロゴロゴロ......
ゴツンッ ゴツンッ
「いだだだだだっ!!」
玄「はぁ…… 次!」
優希「…なんだじぇ、あれは……」
「……ひどいものですね」
和「……」
優希「のどちゃん! …と、そっちは……?」
穏乃「私? 私は高鴨……じゃないや、神獣シズノだよ!」
咲「和ちゃんも阿知賀に来てたんだね」
和「えぇ。ここに昔の友達がいたものですから。…咲さんもあれ、見ましたか?」
咲「う、うん……スカウトか何か、だよね……」
和「あの子は松実玄。このシズノと同じ、私の昔の友達なんですが……」
和「……ひどいスカウトの仕方ですよね」
優希「能力を持ってる人だけを集めようとしてるのか?」
和「みたいです。…実に、愚かしい……」
和「能力だのなんだの、そんなもので人に優劣をつけようだなんて……!」
和「人は本来、努力や苦労をもってして評価されるべきです。生まれ持ったものだけで判断されるべきではないはず……」
優希「…そっちのシズノちゃんも同じ考えなのか?」
穏乃「うん。玄さんのやり方は……正直、あんまり好きじゃなくてさ。こっそり和と契約しちゃったんだ」
和「…あんなこと、許されるべきではありません! …じゃないと、あの方たちが可哀そうすぎます……」
「うぅ……誰もチームに入れてくれないよ……」
「毎日麻雀に打ち込んできたのに……」
「なんでアイツが……全然マジメに麻雀打ってなかったじゃないか……」
和「…咲さん。あなたはどう思います?」
和「玄さんのような、人を『持って生まれた能力』だけで判断すること…どう感じますか?」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:こんなこと、間違っている】
【②:間違っているとは言い切れない】
【③:能力がある方が優れているのは当然だ】
【>>48】
ksk
咲「…間違ってるって、一概に決めつけることは出来ないよ」
咲「確かに、ちょっとおかしいかなって思うことはあるけれど……」
咲「あの人たちにも、自分なりの考え方があるんだろうし……」
和「…そうですか」
和「まぁ、いずれ分かって頂ける日が来ると思いますよ。こんな能力ありきの世界が…間違っているということを」
和「シズノ。行きましょう」
穏乃「うん。それじゃ、またどこかで……」
咲「…和ちゃん」
優希「うーん。なんだか複雑な話だな」ポリポリ
池田『それよりどうするんだ?』
咲「うひゃあっ!?」
優希「池田! …あれ、声だけ?」
池田『先輩には「さん」を付けろー? 宮永のスマホの中に入ってるんだよ』
池田『で? お前たち、雀士をスカウトするためにここに来たんだろ?』
優希「そういえばそうだったじぇ。スカウトするなら……やっぱり、あっちでふんぞり返ってる能力者たちの方か?」
池田『向こうにいる無能力者たちでもいいかもな。アイツら、かなり大雑把にスカウトしてるみたいだから…腕利きも残ってるかも』
優希「……よし! それじゃ、ここは咲ちゃんに決めてもらうじぇ!」
咲「わ、私!?」
優希「おう! それで私は余った方のスカウトに行く! 一粒で二度美味しい、だじぇ!」
池田『何言ってんだお前は……』
咲「うーん…それじゃ、私は>>54に行こうかな」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:偉そうな能力者たち】
【②:呆然とたたずむ無能力者たち】
【>>54】
2
咲「それじゃ、私はあっちの人たちのところを見てくるよ」
優希「お、いいのかー? 能力持ってる人たちのが強そうだじぇ?」
咲「うん……あの人たち、なんだか高圧的で少し話しかけづらそうだし……」
優希「そっかー。じゃ、お互い健闘を祈るじぇ!」
>数名の雀士が佇んでいる……
咲「…さ、誰に話しかけようかな……」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:特徴的な髪型の雀士】
【②:なまりの強い雀士集団】
【③:静かにたたずむ雀士】
【>>60】
3
【③:静かにたたずむ雀士】
>サキはハルエに話しかけた……
咲「あの、すみません」
赤土「…うん? 私?」
咲「はい。ちょっとお話が……」
赤土「……ゴメンな。ちょっと今、人と話したい気分じゃないんだわ」
赤土「はぁ……」
>ハルエはサキに興味を示していない……
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:プライベートのことについて話す】
【②:麻雀のことについて話す】
【③:能力者のことについて話す】
【④:黙って様子を見る】
【>>65】
レジェンドかよ
kskst
【③:能力者のことについて話す】
咲「あの。『能力』についてなんですけど……」
赤土「…アンタも『異能』に釣られてここに来たクチ?」ピク
咲「へ?」
赤土「最近、ホントに異能持ちが多くなったもんだ…それがちやほやされるものだから余計タチが悪い」
赤土「玄たちも昔は良い子だったんだけどな…あんな能力があったばっかりに……」
赤土「…なんでも二言目には能力だの異能だのという雀士、私はあんまり好きじゃないな」
>悪印象を与えたようだ……
赤土「なぁ。私、動物に例えると何だと思う?」
咲「ど、動物?」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:イルカ】
【②:ブタ】
【③:タカ】
【>>73】
2
やあ、ここはプログラミングスレッドだよ!
Wiki(まだまだ未完成。編集者募集!)
http://vipprog.net/wiki/
共有Blog(プログラミング関連のコラム☆編集大歓迎!)
http://vipprog.tumblr.com/
避難所(規制組来たれ)
うpろだ
http://www8.uploader.jp/home/vipprog/
コードが長くてコピペが辛い
http://pastebin.com/
web上で実行したい
http://codepad.org/
http://ideone.com/
【②:ブタ】
咲「…ブタ、ですかね」
赤土「……」
赤土「…やっぱり分かる? 最近お腹まわりに肉がついてきちゃって……」
赤土「……ハァァ」
>ハルエは落ち込んだ……!
赤土「…ハァ。悪いね、私はもう行くよ」
>ハルエは去っていった……
咲「うぅ……勧誘できなかったよ……」
優希「ふっふーん♪ おっ、咲ちゃん! どうだった?」
咲「全然ダメだったよ……優希ちゃんは? 機嫌良さそうだね?」
優希「へへへ、見て驚くなよ……召喚っ!」
ゴォォォォッ!!
宥「私は女神ユウ……わぁ、あったか~い……!」ホウッ
優希「このおねーさんがスカウト出来たんだじぇ!」
咲「あれ? その人、さっき向こうにいた……」
優希「カイロあげたら仲魔になってくれたんだじょ!」
宥「最近の玄ちゃんはあったかくなかったから……」プルプル
優希「これからよろしく頼むじぇー」ギュッ
宥「優希ちゃんあったか~い……」
玄「お、おねーちゃんがいないのです!」アワワ
灼「すぐ脇でスカウトされてたよ……」
池田『で、どうするんだ? まだここでスカウトを続けるのか?』
優希「別のところに行くのもアリだと思うじぇ」
宥「あんまり寒いところはやめてね……」プルプル
咲「うーん…どうしようかな……」
【>>80】
【①:阿知賀でスカウト・能力者】
【②:阿知賀でスカウト・無能力者】
【③:移動(場所・地名などを明記)】
姫松
[南大阪・姫松高校]
ガヤガヤ ワイワイ
優希「ここが姫松高校かー!」
池田『さすが大阪……人の活気がすごいし!』
優希「ここなら腕利きの雀士もたくさんいそうだな! …咲ちゃん、私はまた別行動を取ることにするじぇ!」
咲「ええっ、でも私ひとりでなんて……」
優希「それじゃ、頑張ってなー!」ピューン
咲「……行っちゃった」
咲「さ、どこに行こうかな……」
【>>88】
【①:麻雀部部室】
【②:職員室】
【③:その他(移動場所も明記)】
1
[姫松高校・麻雀部部室]
咲「…えっと、こっちかな……」
咲「『麻雀部・部室』……うん、ばっちりだね」
咲「…し、失礼しまーす……」
ガララッ
咲「……」
>誰もいない……
咲「な、なんで!?」
咲「ここ麻雀部のはずだよね!? なんで誰もいないの!?」
咲「ちゃんと表札もかけてあったし!」
「なんや、騒がしいなぁ~?」
スマホって事はAndroidかな
ってことはJavaかな
それともUnity使ってC#かな
「一体誰や~…って、あら? あらら?」
咲「あのぉ……」
「や~ん! 清澄の宮永ちゃんや~ん!」ダキッ
咲「うひゃあ!?」
郁乃「ここの監督代行やってる赤阪郁乃や。よろしくなぁ~」スリスリ
咲「や、ちょっと、どこ触って……ひゃうっ!?」
郁乃「麻雀打ってるときはアレでも、素はすっごいかわいい子なんやねぇ~」
咲(ど、どうしよう……この人、監督さんって言ってたよね……)
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:他の部員の居場所を聞く】
【②:スカウトする】
【③:その他(内容明記)】
3 とりあえず腹パン
【③:とりあえず腹パン】
咲「や、やめてくださいっ!」ジタバタ
ゴスッ
郁乃「……!?」
咲「あっ……」
郁乃「…ふーん。そっか…ヤル気なんやな、宮永ちゃ~ん……」
咲「そ、そんなつもりじゃ!」
池田『宮永! コイツ、かなりヤバいし! さっさと逃げろ!』
咲「ふぇぇっ!? で、でも……」
池田『いいから早くしろ! 死にたいのか!』
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:全力で逃げ出す】
【②:対峙する】
【③:その他(内容明記)】
【>>104】
鷲巣麻雀を楽しませる
【③:鷲頭麻雀を楽しませる】
池田『ほら、早く! ……おい、何やってんだ…?』
咲『……召喚っ』ゴッ
ゴォォッ
池田「にゃあああっ!? お、おい宮永! 何のつもりだし!」
郁乃「…ふーん、なるほどなぁ。分かったで……」
郁乃「しょうか~ん。出ておいでや、すっえはっらちゃ~ん!」
ヒュゥゥゥゥゥッ……
末原「私は超人スエハラ……って宮永!?」ガタタッ
郁乃「や~ん、登場から間髪入れずにヘタレる末原ちゃんもかわいいなぁ~!」
咲「……そこにちょうど雀卓がありますし、それで決着を付けましょう」
池田(よりによって鷲頭麻雀仕様だし……!)
郁乃「それはええけど~、何か賭けんとおもろくないなぁ」
咲「私が負けたら池田さんをあげます」
池田「うにゃっ!? 何勝手なこと言ってるんだ!!」
郁乃「そっちの子もかわいいなぁ~…ええで~、その条件受けたるわ」
郁乃「私が負けたら末原ちゃんをあげたらええんやろ?」
末原「何言うてるんですか代行!?」
咲「それじゃ始めましょうか……」ゴッ
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【>>113のコンマ以下2桁が…】
【50以下:敗北】
【50以上:勝利】
ksk
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
優希「これからよろしくなー、スズねーちゃん!」
漫「ねーちゃん、やなんて… なんや照れてまうなぁ…!」テレテレ
優希「…おっ。咲ちゃーん!」
咲「……」ズゥーン
優希「…うわわ、すっごい落ち込んでるじぇ……」
咲「…ゆーきちゃーん……」
優希「咲ちゃん、一体なにが…あれ、イケダはどうしたんだ?」
咲「う……」
咲「うわああああぁぁぁん!」ビエー
優希「お、落ち着くんだじぇ咲ちゃん!」
【>>120:移動先 地名・高校名など】
白糸台
[東京・白糸台高校]
優希「…ほら、着いたじぇ咲ちゃん」
咲「うん……」
宥『元気無いの、あったかくないよ……?』
漫『ウチの代行もエグいことするなぁ…仲魔を奪うやなんて』
優希「スズねーちゃん!」
咲「……」ズーン
漫「あ…ゴメン……」
優希「…ほ、ほら! 新しく仲魔を作ればいいんだじぇ! ここにはおねーさんもいるんだろ?」
優希「会って、ついでに仲魔にしちゃえ!」グッ
咲「…うん、そうだね」
咲「ゴメンね優希ちゃん、心配かけちゃって……私、もっと頑張るから」ゴッ
優希「お、おう!」
優希(…なんだか咲ちゃんが怖いじぇ……!)
[白糸台高校・麻雀部部室]
優希「お邪魔するじぇー!」
咲「失礼します…」
>部室には大勢の麻雀部員がいる……
>その中に見知った顔はいない……
咲「あ、あのっ。私、宮永照の妹なんですけど……」
「ん? あー、照先輩の……?」ボリボリ
「先輩だったら向こうの部屋にいるよ……」プイッ
咲「あ、どうも……」ペッコリン
クスクス ヤダ、テルセンパイノ……?
ヒソヒソ ザワザワ
優希「…なんか感じ悪いじぇ」
宥『向こうの部屋…ここかな?』
咲「…失礼します……」
ギィィィ
優希「…! なんだこの部屋…ホコリが溜まって……けほ、けほっ……!」
「なんだ、また嫌がらせに来たのか?」クルッ
「…君たちは……」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
菫「すまないな。わざわざ長野から出向いてもらったというのに、こんな汚い部屋で……」
優希「なんでわざわざこんな部屋にいるんだ? 向こうの方が広いのに……」
菫「…あぁ。知っているかとは思うが、我々チーム虎姫は全員何らかの異能を持っている」
優希「有名な話だな。釣り人のおねーさんとか役満のおねーさんとか…」
菫「その能力を使いながら、代表チームの座まで上り詰めたのだが…それが他の部員は気に入らなかったらしくてな」
菫「『あんな能力だけで麻雀打ってる奴らが…』だの、『どうしてアイツらだけ能力が…』だの、な」
優希「そんなの…完全に逆恨みだじぇ!」
菫「ああ、逆恨みだ。日頃、私たちに麻雀で負けていた恨みも溜まっていたのだろうな」
菫「そうして……部内のパワーバランスは入れ替わった」
菫「無能力者たちが部のすべてを決めるようになり…私たち能力者は隔離されたんだ」
咲「…そんな……」
優希「よし! 私がいっちょガツンと言ってきてやる!」ガタッ
菫「いや、いい。……私たちも悪かったんだ」
菫「能力麻雀相手に、普通の麻雀で挑むしか出来ないことの辛さ…それを知らずにいたツケが来たんだろう」
「まだそんなこと言ってるの? 菫」
菫「…照」
照「……」
咲「…お姉ちゃん……!」
照「咲。来てたんだ」
優希「そうだじぇ! 長野からおねーさんに会いに……」
漫『優希ちゃん、ちょっと空気読んで黙っとこか……』
照「…菫から話は聞いた?」
咲「うん…大体は」
照「…咲。今の白糸台の状態をどう思う?」
咲「え?」
照「本来なら、一部の優れた人間が他を率いていくべき」
照「それがどう? 無能力者たちが、能力を持つ優秀な人たちを虐げているのが現状だよ」
照「……こんなこと、絶対にあってはならないはず」
照「何かに秀でた人間が、その芽をつぶされるなんてことがあっちゃいけないんだ」
照「私は、そんな能力者たちのために戦っていきたいと思う」
照「…咲はどう?」
照「異能を持つ、一部の優秀な人間が差別され、虐げられること……どう思ってる?」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:そんなことあってはならない】
【②:間違っているとは言い切れない】
【③:異能なんてあってはいけない存在だ】
1
【①:そんなことあってはならない】
咲「そんなこと……ダメだと思うよ」
咲「能力があるのに、その力を発揮できないなんて……ヒドいよ、そんなの……」
照「そう…」
照「…やっぱり、咲は私の妹だね」ニッコリ
咲「お姉ちゃん……!」
照「もしかしたら、いつか咲の力を借りる日が来るかもしれないけど……その時はよろしくね」
照「…それじゃ、菫。私はまた行ってくるから」
菫「分かった……なぁ、照」
照「?」
菫「お前に協力できない私が言うのもなんだが…… …頑張ってな」
照「…うん、ありがと。…じゃあね」
《CHAOS値が上がった……》
優希「…おねーさん、行っちゃったじょ……」
菫「さて…。君たちは雀士をスカウトに来たんだよな?」
咲「あっ、はい」
菫「そっちに虎姫の面々がいる。好きな奴をスカウトしていくと良い」
優希「おー。わざわざ悪いな!」
菫「…こっちだ」
>こじんまりとした部屋には数人の雀士がいる……
咲「誰と話そうか……」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:目つきの鋭い雀士】
【②:湯呑を持った雀士】
【③:釣り具の手入れをする雀士】
【④:金髪の雀士】
【>>145】
④
【④:金髪の雀士】
>サキはアワイに話しかけた……
咲「淡ちゃん。こんにちは」
淡「あれ? …サキ!?」ピコン
淡「わー! 久しぶりだね、サキー!」キャッキャ
>アワイはサキに好印象を持っているようだ……
淡「サキーは何の用で私に会いに来てくれたの?」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:麻雀を打つために】
【②:君の顔を見るために】
【③:なんとなく……】
【>>153】
2
【②:君の顔を見るために】
咲「うん。ちょっと淡ちゃんの顔が見たくなって……」
淡「……」
淡「…ぷっ。あははははは、あっはっは!」バンッバンッ
淡「サキー、面白いこと言うね……! 私もサキの顔が見られて嬉しいよ!」
>アワイの機嫌が良くなった……!
淡「それで? 仲魔になって欲しいんだよね?」
淡「…いいよ! サキーと一緒に行けばなんだか楽しそうだし!」
淡「私は夜魔アワイ! たのしんでいこーね!」
>アワイが仲魔になった……!
咲「ふぅ…」
優希「お疲れ、咲ちゃん。無事仲魔が増やせたみたいだな!」
咲「うん。…あれ、弘世さんは?」
菫『私ならここだ』
咲「ひゃっ!? …あれ、優希ちゃんの中……?」
優希「おう。実は……」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
優希「さーて、私は誰をスカウトしますかねっとー」
菫「……ん? おい、ちょっと待ってくれ」
優希「んー?」
菫「…宥の気配を感じる! 宥、そこにいるのか!?」
優希「宥おねーさんなら確かにここにいるじぇ」
菫「そうか! …私は猛将スミレ、宥に従いて覇道を行かん……!」シュウウウッ
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
優希「…ってことがあって……」
咲「あ、あははは……」
菫『宥ー…』ゴロゴロ
宥『もー…菫ちゃんは甘えんぼさんだね……』ナデナデ
優希「…まぁ、本人は幸せそうだし…私は何も言わないじぇ……」
優希「じゃ、そろそろ次のところに行くじぇー!」
淡『へぇー…サキーの初めての仲魔は私なんだ……』
淡『…えへへへ……』
咲「……」
優希(うわぁ…咲ちゃんがすっごい表情してるじぇ……)
咲「…それじゃ、次は>>164に行こっか……」
【>>164:高校名・地名など】
ksk
[南大阪・姫松高校]
優希「咲ちゃん…なんでまた姫松に……」
咲「…淡ちゃん、ゴメンね」
淡『? どしたの、サキー?』
咲「ホントは淡ちゃんの前に、一人。本当に初めての仲魔だった子がいるんだ…」
淡『……』
咲「その子を取り返さないと…私に初めて出来た、仲魔なんだから!」ゴッ
淡『…いい! イケてんじゃんサキー!』
淡『サキをそんなにまでさせる子……私も会いたくなって来たよ!』ゴッ
咲「…よし、行くよ!」
郁乃「……」ボロッ
咲「えぇぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
咲「な、なんで!? 赤阪さん、一体何が……!」
赤阪「や~ん…末原ちゃん、そんな揺らさんといてぇ~……」ホワホワ
優希「目が虚ろだじぇ……」
咲「私末原さんじゃないですよー!」ヒーン
末原「…ぅ……その声……宮永か……?」
咲「末原さん! 一体何があったんですか!?」
末原「急に妙な輩が襲ってきて……代行と私をコテンパンにのしていって……」
咲「その妙な輩さんはどっちに?」
末原「職員室の方やと思う……うぅ、アタマが……」
咲「職員室……あっちだね……!」
淡『サキー…ねぇ、サキー……』ヒソヒソ
咲「…? なに?」
淡『多分サキーは気づいてないだろうから教えてあげるけど…その人たち、今なら簡単に契約させることが出来ると思うよ』
咲「……へ?」
淡『そっちのスエハラって子、契約者が負けたからか契約切れてるし……アカサカって人もその状態なら簡単に契約させられそうだよね』
咲「……」
淡『……どうする?』
【①:末原と契約する】
【②:郁乃と契約する】
【③:そんなことするのは良くない!】
1
【①:末原と契約する】
>サキはスエハラに話しかけた……
咲「ねぇ、末原さん」
末原「うぅ……な、なんや……」
咲「仲魔になってくれるよね?」ボソッ
末原「……!」ゾクゾクッ
末原(な、なんやこのスゴみ……! …アカン、これ断ったら殺される……!)カタカタ
>雀士の心をがっちり掴んだ!
末原「…ハイ、お願いします……」カタカタ
末原「私は超人スエハラ……今後ともよろしくお願いします……」カタカタカタ
>スエハラが仲魔になった……!
優希(咲ちゃんがだんだん恐ろしく思えてきたじぇ……)
咲「…じゃあ職員室に行こうか、優希ちゃん」
優希「わ…わかったじぇ……」
咲「…?」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
[姫松高校・職員室]
ガララッ
優希「お邪魔するじぇー!」
ニャアァァァァァ!!
優希「おおっ、この声は!」
咲「池田さん! …こっちの方だ!」ダダッ
久保「池田ァ!! やっと会えたなァ!!」
池田「こ、コーチ……」ガクガク
久保「さっさと私と契約しろ池田ァ!!」
池田「い、イヤだし! 私はもう契約相手がいるんだし!!」
久保「その契約はもう切れてるだろうが池田ァ!!」
池田(うぅ……あの時の賭けで宮永が負けたから……)
久保「池田ァ……覚悟を決めろォ……!」
池田(…宮永っ……!!)
咲「そ、そこまでです!」
久保「あァ!?」
咲「ひゃっ!?」ビクッ
池田「み……宮永!? お前……」
咲「…池田さんは私の仲魔です……て、手を出さないでください……!」
久保「チッ……上等じゃねェか。だったら腕ずくで黙らせてやるよォ!」
>鬼女クボタカコが襲ってきた!
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「…ストップ。そこまでです」
久保「あァ!? なんだお前……ガッ!?」
バタッ
「当身……です。しばらくすれば目が覚めるでしょう……」
優希「あ、アンタ……」
咲「ハギヨシさん!?」
ハギヨシ「お久しぶりです。宮永様、片岡様……」
咲「どうしてこんなところに……」
ハギヨシ「それはマスターからお聞きください……」スッ
京太郎「…まったく。お前って本当に危なっかしいのな……」
優希「きょ、京太郎!? お前が登場するには場違いすぎやしないか!」
京太郎「誰が場違いだ……帰還してください、ハギヨシさん」
ハギヨシ「かしこまりました……」シュゥゥゥゥ……
京太郎「危ないトコだったな、二人とも」
咲「京ちゃん……」
池田「うおぉ! 宮永ー!!」ガバッ
咲「わぷっ!? い、池田さん!?」
池田「怖かったし……すごく怖かったし……!」グズグズ
咲「…だいじょうぶ。もう安心していいからね……」ナデナデ
久保「……」キュウ
京太郎「…やっぱり、ひでぇもんだな……」ポツリ
優希「…? どうしたんだ、京太郎……?」
京太郎「俺さ。清澄を出てから、色んな高校を見に行ったんだ。新道寺とか、宮守女子とかな……」
京太郎「そこで、俺は何人もの人間に出会った。……だけどよ」
京太郎「その中に男は何人いたと思う?」
京太郎「……ゼロだ! 一人も見なかったんだよ!!」
咲「一人も……?」
優希「そんな…ただの偶然じゃないのか?」
京太郎「俺だってそう信じたかったさ…それで、たまたま出会った人に聞いてみたんだ。『男性の姿を見ないのですが、どこにいるのですか?』ってな」
京太郎「そうしたら……」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
「男……?」
京太郎「はい、男です! 街に一人もいないってのはさすがに変だと思って……」
「ぎっひ……奇特な人もいたもんだね……」
「…裏通りのマンホールの中……」
京太郎「はい…?」
「アタシから言えるのはそれだけですよ……」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
京太郎「……言われた通り、マンホールの中に入ってみた。汚物がそこらじゅうに飛び散って、とんでもない悪臭が俺の鼻を突いた」
京太郎「そんな劣悪な環境に……男がいたんだ。それも一人や二人じゃない。数百、数千人という数だ」
京太郎「…あいつらは隔離されていたんだよ。監禁と言っても過言じゃない」
優希「…なんで…どうしてそんなこと……?」
京太郎「…iPS技術の発展で、同性どうしでも子供がつくれるようになったことは知ってるよな」
優希「もちろんだじぇ。のどちゃんから散々聞かされたからな!」
京太郎「その結果、同姓カップルの数が爆発的に増えた。特に女性どうしのカップルだ」
京太郎「一方で男どうしのカップルは殆ど増えることはなかった。…そりゃ、男どうしなんてムサいだけだしな」
漫『……! …!! …!』ジタバタジタバタ
優希(スズねーちゃんが暴れてるじぇ……)
京太郎「男の需要は急落した。女だけで世界が回るようになり、男は必要無くなってしまったんだ」
京太郎「…そして生まれたのがあのマンホール下のスラムだ!!」
京太郎「……俺は恥ずかしいよ。同じ男が、あんな劣悪な環境での生活を強いられていたなんて……」
咲「…それで、京ちゃんは……」
京太郎「あぁ。この大会に優勝して、男性の地位復権を叶えてもらう」
京太郎「…そして。男の地位を奪った元々の原因はiPS技術だ」
京太郎「そんな技術もなかったことにしてやる……同性カップルなんて存在を無くすんだ」
京太郎「…咲。お前はどう思うんだ?」
京太郎「レズカップルがはびこり、男性が無下に扱われている……こんな世界」
京太郎「どう考えてもおかしいだろ?」
京太郎「同性カップルなんておかしいよな?」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:その通りだ】
【②:どちらとも言えない】
【③:男とか汚いよ……】
2
【②:どちらとも言えない】
咲「…確かに、男の人がそんな扱いされてるのはひどいかもしれないけど……」
咲「だけど、だからといって同性間での恋愛を否定する気にはなれないよ」
京太郎「……そうか。ま、お前にこんなこと聞いてもアレだったな」
京太郎「悪い咲、忘れてくれ。…これからも、友達として付き合ってくれよな」
咲「…京ちゃん……」
京太郎「それじゃ、また会おうぜ……」
咲「…行っちゃった……」
淡『なんかよく分かんない話だったねー…』タイクツー
池田『私にはあんまり実感湧かない話だったな…』
咲「さ、次はどこ行こうか?」
優希「…咲ちゃん……」
咲「どうしたの、優希ちゃん?」
優希「……ごめん! 私、京太郎に付いていくじぇ!」
咲「京ちゃんに?」
優希「アイツ…何でもないような顔してたけど、絶対不安なはずなんだじぇ……」
優希「味方は自分の仲魔だけ、周りはみんな敵だらけ。…そんなの、可哀想すぎるじぇ……」
優希「私はアイツの力になってやりたいんだ! …支えになってやりたいんだじょ……」
咲「優希ちゃん……」
優希「だから咲ちゃん。…咲ちゃんとは、ここでお別れだじぇ。今までありがとうな……」
咲「…うん、分かったよ。京ちゃんにもよろしくね」
優希「…!」パァァ
優希「うんっ! おぉい、待て京太郎ー!」タタタッ
淡『…いいの、サキー?』
咲「うん……優希ちゃんが決めたことだから」
池田『ま、宮永には私たちがいるしな! だいじょーぶ、だいじょーぶ!』
末原『…なんで私まで……』
【>>225:高校名・地名など】
永水
[鹿児島・永水女子]
咲「やっと着いたねー…鹿児島!」
淡『海がきれい! わー、泳ぎたい!』
池田『だいぶあったかいとこだなー。時間があれば観光もしたいとこだし!』
末原『…どれだけ道間違えそうになれば気が済むんや……何度別の飛行機に乗ろうとしたんや……!』グッタリ
咲「じゃ、さっそく中入ろっか」
咲「…立派な神社……」ホウッ
末原『こんな奴らとじゃなくて一人で観光に来たかったわ……』
淡『…あっ、サキー! むこうから誰か来るよ!』
咲「あれは……」
【>>334:人物名・複数でも可】
小蒔
小蒔「……」ウトウト フラー
末原『あれ…神代やんか』
池田『…寝ながら歩いてるし』
淡『どうする? 起こしちゃう?』
池田『でもあんなに気持ちよさそうに寝てるぞ?』
末原『いや、気持ちよさそうとかそれ以前の問題やろ……』
咲「……えっと」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:起こす】
【②:起こさない】
【③:その他(行動明記)】
【>>240】
【③:おもちをさわる】
咲「えっと……」スッ
ムニュン
咲「…おぉ……!」フニフニ
淡『な……な、なな……』
淡『何してるのサキー!?』
咲「いや、手が勝手に……」
咲「和ちゃんと別れてからおっきなおもちを見てないからかな…?」フニフニフニ
淡『 』グサッ
池田『 』グサッ
末原『 』グサッ
小蒔「……んん」パチ
咲「……おぉ~……」モミモミモミ
小蒔「……?」
小蒔「……」ウムム
咲「……」モミモミモミモミ
小蒔「……」ムムム
小蒔「……!」ピーン
小蒔「チカンさんですか?」
咲「違います」モミモミモミ
小蒔「そうですかー。ゴメンなさい、変なことを言って……」
咲「いえ、お気になさらず……」モミモミモミモミ
初美「姫様ー…どこに行っちゃったんですかー…?」
初美「…んんん?」
咲「おもち大きいですね」モミュモミュ
小蒔「よく言われますねー」ノホホン
初美「へ、変質者ですよー!!」
咲「わ、わわ!? なになに!?」
初美「姫様を狙う不届き者には天誅ですよー!!」ガバッ
>幽鬼ハツミが襲ってきた!
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
初美「さぁ、お覚悟ですよー!」ブンッ ブンッ
咲「ど、どうしよう!?」
淡『こんなときこそサキーの話術の見せ所だよ!』
末原『上手いこと舌先三寸で丸め込んでまえばええやろ』
池田『頑張るし!』
咲「うぅ……みんな他人事だと思って……」
咲「…どっちに話しかけようか……?」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:幽鬼ハツミに話しかける】
【②:女神コマキに話しかける】
【>>250】
2
コンビニで栄養剤補給してきます……少しだけ離席しますね……
【②:女神コマキに話しかける】
>サキはコマキに話しかけた……
咲「あの……」
小蒔「はいっ! 何の御用でしょうか?」
>コマキはやけに張り切っている……!
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:お話したい】
【②:一緒に遊びたい】
【③:黙ってついて来い】
【>>259】
2
【②:一緒に遊びたい】
咲「神代さんと一緒に遊びたいな、って……」
小蒔「わぁ! 良いですね!」パァァ
小蒔「…あっ。ですが……」
小蒔「霞ちゃんから『知らない人と遊んではいけません』と言われていました……」ションボリ
>あまり良い印象を与えられなかったようだ……
小蒔「そうだ! 私、あまり霧島神宮の外に出ることが無いのですが……」
小蒔「あなたは外からいらっしゃったのですよね? …どうですか?」
小蒔「外の様子を教えていただけませんか?」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:ここと何ら変わらない世界だ】
【②:暴力と悪意がはびこる世界だ】
【③:夢と希望が詰まった世界だ】
【>>266】
①
【①:ここと何ら変わらない世界だ】
咲「そんなに変わったことは無いよ。ここと殆ど同じくらい」
小蒔「なるほど…そうなのですか……」
>あまり良い印象を与えられなかったようだ……
小蒔「あっ。そういえば霞ちゃんに呼ばれてたんでした……」
小蒔「申し訳ありません。急に話を切り上げるようですが……これで失礼します」
>コマキは去っていった……
初美「やーい! ザマーミロですよー!」キャッキャ
咲「……」ムッ
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:冷静にハツミと話し合う】
【②:ゴッ倒す】
【③:その他(内容明記)】
【>>272】
2
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
初美「ふぐぅ……」チーン
池田『…宮永怖いし……!』ブルブル
末原『アカン……』カタカタ
咲「……これからどうしようか?」
淡『本殿はまだ見てないよね。そっちに行くのがいいかも』
末原『あるいはもっと別のところへ行くか、やろな……』カタカタカタ
咲「……うーん」
【①:本殿へ】
【②:別の場所へ(地名・高校名など明記)】
【>>278】
宮守
[岩手・宮守女子]
末原『一気に北上してきたなぁ……』
池田『さ、寒いし…!』ブルブル
咲「ここにも雀士がいるんだね……」
淡『それじゃ早速しゅっぱーつ!』
池田『…ん? 向こうで何か……煙か?』
淡『ちょ、ちょっとちょっと! 燃えてない、あれ!?』
咲「! …急ごう!!」タタッ
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
照「そんなものか、原村!?」ゴッ
和「くっ……」
穏乃「和っ! 大丈夫!?」
和「えぇ、この程度…かすり傷です」
豊音「ちょー助かったよー… 原村さんが急に襲ってきたときはびっくりしたけど…」
胡桃「宮永さんたちが来てくれて助かったよ!」
衣「なに、ちびこいの。これくらい些事なることよ」
胡桃「むっ。同じくらいちびっこいくせに」
衣「何を…!?」
照「衣。そんな子供っぽい言い争いはいいから」
和(まさかお義姉さんが出てくるとは……完全に想定外でした)
和(勝ち目は殆どゼロ。最早撤退するしか……)
咲「お姉ちゃん!? 和ちゃんも…!?」
照「咲…?」
和「咲さん!?」
咲「これは…どうなってるの?」
和「咲さん!」ガバッ
咲「わ、ひゃいっ!?」
和「以前聞きましたよね? 『能力や異能だけで人の価値を決めて良いのか』と!」
和「その人たちがまさに、能力だけで物事を判断する人たちです!」
和「ここで倒さないと……! 力を貸してください、咲さん!」
照「咲、たぶらかされてはダメ」
照「そいつは異能持ちを排除しようとして、何もしていない宮守女子を襲ってきた悪人」
照「ここで倒さないと…… 咲、お願い。力を貸してほしい」
咲「…ど、どうしよう……」アワアワ
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:照をはじめとする能力者たちに協力する】
【②:和をはじめとする無能力者たちに協力する】
【③:両方ゴッ倒す】
【>>285】
1
【①:照をはじめとする能力者たちに協力する】
咲「…ごめんね、和ちゃん」
咲「何もしていない人たちを襲うなんて…そんなことは許せないよ……」
和「咲さん……」
照「…ありがとう、咲」
照「さぁ、原村。覚悟を決めるんだな……!」
和「…ぐ、くぐぐぐ……」
和「能力を傘に弱者を虐げる……能力者めェェェェ!!」
照「! 来るぞ、咲!」
>電霊ノドカが襲いかかってきた!!
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
照「コークスクリュー……ツモッ!」ゴォォッ
和「グゥゥゥゥッ……! …く、口惜しい……なぜ……」
和「能力なんて……異能…なんて…… 無くなってしまえば…いい…のに……」
和「……咲、さん……」
シュウウゥゥゥゥ……
咲「き、消えた……!?」
照「雀力が尽きただけだ。しばらくしたらまた復活するよ。…死んだわけじゃないから安心して」
咲「……良かったぁっ……」ヘタッ
照「…改めてありがとうね、咲。私の言うことが分かったみたいだね」
咲「うん……能力を持ってる人が疎外されるなんて…そんな哀しいこと、無くしたい」
照「…」コクッ
照「…私は魔王テルー。咲とともに道を切り開かん……」
>テルーが仲魔になった……!
淡『わーい! よろしくね、テルー!』
末原『…あれ? 同じ高校の雀士は仲魔に出来ないんじゃ……?』
照『私はもう高校卒業後にプロ団体に加入することが決まってるから……白糸台扱いはされてないんじゃないかな……』
池田『うーん。分かったような、分からないような……』
衣「…咲。衣はどうすれば良いのだ……?」
咲「あっ。そっか…お姉ちゃんが私と契約しちゃったから…」
衣「もし…もし、だぞ? 咲が良ければ、私も仲魔に……」
豊音「一人だけずるいよー! 私だって連れて行ってほしいよー」
胡桃「わ、わたしも!」ピョンッ ピョンッ
白望「…ダル……」
エイスリン「ソコ! ダルガラナイ!」
塞「あはは、エイスリンに注意されてる」
咲「えっと……」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【①:衣を仲魔にする】
【②:宮守女子を仲魔にする(仲魔にする相手も明記)】
ksk
咲「…エイスリンさん。お願いします」ペッコリン
エイスリン「…ホントニ?」キョトン
塞「良かったね!」ポンッ
白望「頑張って……」
豊音「エイスリンさーん! ファイトだよー!」
胡桃「宮守魂見せてやれー!」
エイスリン「……WHOOOOOO!」ピョンッ
エイスリン「ワタシ 妖精エイスリン! ヨロシク、サキ!」
>エイスリンが仲魔になった……!
衣「……」シューン
トシ「…ウチで一緒に遊ぶかい?」
衣「……! うんっ!」パァァ
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【大魔王 サキ】
力:9 魔:35 体:10 速:15 運:40
破魔・呪殺無効 / 精神・チャンカンに弱い
・リンシャンツモ
・カン
・ツモブースタ
・暗刻ブースタ
【魔獣 イケダ】
力:21 魔;12 体:25 速:25 運:10
破魔無効 / 火炎・舐めプに弱い
・雄叫び
・バインドボイス
・アイアンクロウ
【夜魔 アワイ】
力:11 魔:28 体:13 速:17 運:28
物理・魔法に強い / 山操作に弱い
・ダブルリーチ
・カン裏ブースタ
・ラクカジャ
・タルカジャ
【超人 スエハラ】
力:20 魔:20 体:25 速:20 運:5
魔法に強い / 衝撃・精神・呪殺に弱い
・食いしばり
・頭脳ブースタ
・ザンダイン
・絶対零度
【魔王 テルー】
力:35 魔:30 体:28 速:30 運:35
物理・魔法に強い / 妹に弱い
・コークスクリューツモ
・カリスマ
・竜巻
・連荘ブースタ
【妖精 エイスリン】
力:10 魔:26 体:12 速:35 運:24
魔力に強い / 精神・ワカメに弱い
・速度ブースタ
・ドルミナー
・永眠の誘い
・常世の祈り
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
[一か月後]
[東京・国民麻雀祭 会場]
咲「とうとうこの日がやってきたんだね…!」
池田『ま、この池田様がいれば優勝間違いなしだし!』
淡『言うねー。私も負ける気しないけどー』
末原『この魔物軍団は……凡人の私には理解できない神経や』
照『とにもかくにもおかしがないと…』ボリボリ
エイスリン『オイシイ!』ポリポリ
久「お、来たわね咲!」
咲「部長! 他の人たちは…?」
久「みんな控室よ。私も今から戻るとこだったんだけど…良かったら一緒に行かない?」
咲「あ、よろしくお願いします!」
末原『一人じゃ絶対迷ってまうからな……』ボソ
久「そういえば、咲は何を叶えてもらうかもう決めた?」
咲「はい。……能力や異能を持ってる人たちが差別されない、そんな世界にしてもらいます」
久「ふーん…誰かの影響でも受けたのかしら?」
咲「あはは、分かりますか? お姉ちゃんの受け売りです」
久「お姉ちゃん…照さんかしら?」
久(…ということは、咲の仲魔には照さんがいるってことね……要注意、かしら)
久「それじゃ、私はこっちだから…お互い頑張りましょ」
咲「はいっ。ありがとうございます!」ペッコリン
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
恒子「さーぁ、いよいよ国民麻雀祭・団体戦も準々決勝!」
恒子「ベストエイトの紹介、さっそく行っちゃう?」
健夜「行かない手は無いよね……」
恒子「まずはAブロックを勝ち抜いたこのチーム! 『チーム・ドンタコス』!」
恒子「片岡優希を筆頭に、安定した強さを誇る仲魔が揃っています!」
優希「我に敗北ナシだじぇ!」ピースッ
恒子「Bブロックからはこのチームだ! 『ちゃちゃのんと愉快な仲間たち』!」
恒子「チームリーダーのちゃちゃのんは言わずと知れた現役アイドル! CDの宣伝のために参加してくれました!」
いちご「ちゃちゃのん音頭、よろしくの! ……って、ちゃんと優勝も狙っとるわ!」
恒子「Cブロックからは『チーム・嶺上』!」
恒子「何と言っても注目すべきは宮永姉妹! 優勝候補の一角と見ても良いのではないでしょうか!」
咲「なにそのチーム名、聞いてないよ!」
末原『私のネーミングや!』フフン
エイスリン『センス ナイネ……』
末原『なんやと!?』
恒子「Dブロックからの刺客は『上埜さんの愛の巣』!」
恒子「このネーミングはさすがにアタマがおかしい! 私も思わず注目してしまう要注意チームです!」
久「…美穂子、これは……」
美穂子『はい、私の案です!』
久「……はぁぁ」
恒子「続いてEブロック! これは非常に大人気ない! 『牌のおねえさんズ』!」
恒子「なんとチームリーダーは現役プロ雀士のはやりん! さらに仲魔には戒能プロも控えています!」
はやり「みんなー☆ はやり、優勝目指してがんばるからねー☆」
戒能『クレイジー…』
野依『歳を考えるべき!』プンスコ
はやり「…何か言った?」ニッコリ
野依『…怖い!』ガクガク
恒子「Fブロックは染谷まこ率いる『怒れる雀士たち』!」
恒子「影薄キャラにも出番を! そんな精神でここまでやってきました!」
まこ「いよいよわしの活躍の時じゃな……!」
恒子「Gブロックからは岩手が来たぞー! 『トシさん伝説』だー!」
恒子「もちろん注目すべきは威霊トシ!」
恒子「他にも圧倒的な仲魔が揃ったチームです! というかトシさん、アンタ大丈夫なのか!」
トシ『まだまだ現役よぉ』ポキポキ
衣『うむ。我らにかかれば他のチームなど赤子の手を捻るが如し!』
恒子「最後にHブロック! とんでもないダークホースが上がってきたぞー! 『チーム・男祭』!」
恒子「なんとチームメンバー全員が男性! そのくせみんな強い! 須賀選手を筆頭としたチームです!」
ハギヨシ『…もう少しですね、京太郎くん』
京太郎「えぇ…あと一息。力を貸してください、ハギヨシさん」
恒子「それでは準決勝……試合、スタートです!!」
ビーッ
久「…とうとう当たっちゃったかぁ……」
咲「部長…… よろしくお願いします」ペッコリン
久「えぇ、よろしくね。お互い恨みっこナシで……ね!」
>妖魔 ヒサが襲いかかってきた!
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【妖魔 ヒサ】
【天女 ミッポ】
【地母神 カジュ】
【女神 ハルル】
【夜魔 クニヒロ】
【地霊 タカミー】
【>>316のコンマ以下2桁が……】
【30以上:勝利】
【29以下:敗北】
カン!
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
淡「ロン! 18000!」ゴォッ
久「くっ…… …私の負けね」
ビーッ
恒子「準決勝第二試合、決着ゥー!」
恒子「ベスト4にコマを進めたのはチーム・嶺上!」
恒子「残念ながら上埜さんの愛の巣はここでリタイアとなります! 残念!」
健夜「ホントに酷い名前だよね……」
咲「あの…最後に聞いてもいいですか?」
久「なあに?」
咲「部長は優勝したら何を叶えてもらいたかったのかな、って……」
久「いやー、もっとたくさんの可愛い子と仲良くなりたいと……」
美穂子『上埜さん……?』
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
恒子「おおっ! どうやら他の対戦の結果も出たようですね! 発表しちゃう?」
健夜「しようよ! それがお仕事でしょ!」
恒子「はいはーい、鬼女スコヤンの命令とあっちゃ逆らえないなっと」
健夜「鬼女じゃないよ! 天津神だよ!」
恒子「他の結果はこうなりました!」
【タコス vs ちゃちゃのん】→【>>320】
【はやりん vs まこ】→【>>321】
【トシ vs 京太郎】→【>>322】
【各コンマ以下2桁が51以上で前者、50以下で後者が勝利】
ksk
┌(┌ ^o^)┐
ホモは強い
恒子「まず第一試合! これはチーム・ドンタコスが制しました!」
恒子「猛将スズが猛威を振るい、相手チームをちぎっては投げ、ちぎっては投げ!」
恒子「気付けば大将・妖精チャチャノンまでストレート勝ちでした!」
いちご「そんな相手考慮しとらんよ……」ポロポロ
優希「すごいじぇスズねーちゃん!」
漫『えへへへ……』テレテレ
恒子「第三試合はまさか、まさかの牌のおねえさんズ敗退!」
恒子「鬼神ハヤリンや英霊ノーウェイが踏ん張るも……」
恒子「妖樹マコが根性を見せて勝利! プロ雀士たちは恥ずかしくないのか!」
まこ「よっしゃあ!」ガッツポ
はやり「いやー、面目ない☆」
戒能『不甲斐ないリザルトですね……』
野依『みさきちゃんに怒られる……!』プルプル
恒子「そして第四試合はまさかの番狂わせ!」
恒子「威霊トシ、破壊神アマエという二大雀士を……」
恒子「たった一撃で打ち倒したのが魔人ハギヨシ! この男、とんでもないぞーっ!!」
トシ『私ももう歳かねぇ……』トントン
衣『ハギヨシがここまで強かったとは……天地驚愕、素敵滅法!』
ハギヨシ『あと2戦…大丈夫ですか、京太郎くん』
京太郎「えぇ……まだもちます。耐えてみせますよ……」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
恒子「さーぁ、準決勝です! ここを勝ち抜いた者たちにだけ、決勝戦への道が拓かれる!」
恒子「それじゃみんな、準備はいいかー!? 準決勝……スタートです!!」
ビーッ
優希「…咲ちゃん」
咲「優希ちゃんもここまで来たんだね……」
優希「咲ちゃん。私、負けないじぇ……京太郎の夢を叶えるんだ…!!」
菫『…お前とやり合うことになるなんてな』
照『私には協力してくれなかったのに……どうして』
菫『それは…だな……』チラ
宥『暖房あったか~い…・・・』
菫『……』
照『……』ギュルルルル
優希「いくじぇ、咲ちゃん!」
咲「うんっ!」
>幻魔 ユーキが襲いかかってきた!
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【幻魔 ユーキ】
【女神 ユウ】
【猛将 スズ】
【猛将 スミレ】
【地霊 ジュン】
【英傑 ツジガイト】
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
まこ「京太郎…お前さん、その雀士は……」
京太郎「へへ…気付きますか…?」
まこ「当たり前じゃ。…なるほど、それでここまで来れたってわけじゃ」
京太郎「それだけ俺の覚悟は強いってことですよ……申し訳ありませんが、染谷先輩もゴッ倒していきます」
まこ「上等じゃ! 先輩としてお前さんの覚悟、全部受け止めてやるわ!」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【妖樹 マコ】
【天女 ミハルン】
【幽鬼 トモキー】
【魔神 ムネスエ】
【魔人 コバシリ】
【地母神 タジヒ】
【超人 キョウタロウ】
【魔人 ハギヨシ】
【国津神 オオヌマ】
【英傑 ナンポ】
【狂神 ナイキ】
【外道 カメラマン】
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
ビィーッ
恒子「…決着ゥー!!」
恒子「アツい準決勝が今、今終わりました!!」
健夜「手に汗握る試合でしたね……プロどうしの試合でもなかなかこのレベルは見られませんよ」
恒子「おっ、こっそりプロ批判?」
健夜「そんなつもりじゃないよぉ!」
恒子「それはそうと、準決勝の結果は……! こちらです!!」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
【咲 vs タコス】→【>>333】
【まこ vs 京太郎】→【>>334】
【各コンマ以下2桁が51以上で前者、50以下で後者が勝利】
タコス
男祭り
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
優希「……負けたじぇ」
咲「はぁっ…はぁっ…… か、勝った……?」
優希「…なぁ、咲ちゃん。私を倒した咲ちゃんならお願いできるじぇ……」
優希「京太郎を…… …京太郎を、止めてくれ……!」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
まこ「さすがに勝てんか……」ガクッ
京太郎「…そりゃ当然ですよ……こちとら、命削ってんですから……!」
まこ「ふん…じゃが、あと1戦もつかどうかってくらいじゃろ……?」
京太郎「……」
まこ「図星、か。 …なぁ、お前さん……命を懸けてでも叶えたい夢なんか? お前さんの夢は…」
京太郎「……俺だけの夢じゃない。すべての男性の夢なんです。だから命も懸けられる……」
まこ「…馬鹿者が」
まこ「まぁ、わしを倒したんじゃ。精々、お前さんの勝利を祈ってやるけぇの……」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
咲「命を削ってる!?」
優希「そうだじぇ…あのハギヨシって雀士、実はある能力を持っててな……」
優希「『契約者の生命力を自分の雀力に変換する』…そんな力を持ってるんだじぇ」
咲「それじゃ京ちゃんは……」
優希「もう立っているのもやっとのはずだじぇ。…頼む、咲ちゃん……!」
優希「京太郎を止めてやってくれ! 京太郎の夢は叶ってほしいけど……」
優希「そのために京太郎が死んじゃうなんて、そんなのはゴメンだじぇ……!!」ボロボロ
咲「……」
咲「…言われずとも!」ゴォッ
優希「咲ちゃん……! ありがとう……よろしく頼んだじぇ……!!」
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
恒子「CM明けたぞお前らー!! テレビの前に集合だァーッ!!」
健夜「またスポンサーさんに怒られるよ…」
恒子「クビになっちゃうかも!」テヘペロ
健夜「笑えないよ!」
恒子「もしそうなったらすこやん養ってね!」
健夜「う、うん……」
恒子「それじゃ、いよいよ決勝戦! 泣いても笑ってもこれが最後の一戦だッ!!」
恒子「決勝戦んんん~~~ッ…… …スタートですッッッ!!!」
ビィィーッ
京太郎「まさかお前が最後の相手になるなんてな、咲」
咲「京ちゃん……痩せたね」
京太郎「…チッ。優希のヤツ、バラしやがったな」
咲「ねぇ、やめようよ京ちゃん! こんなことで命を懸けるなんて……」
京太郎「…お前たち女にとっちゃ『こんなこと』でも。俺たち男にとっちゃ『大したこと』なんだよ……!!」
京太郎「…やっぱり、お前も分かっちゃくれねえんだな……もういい、おしゃべりはおしまいだ」
咲「待って京ちゃんっ……!」
京太郎「召……喚ッ……! ……魔人、ハギヨシッッッッ!!」
ゴォォォォォッッ
ハギヨシ「……魔人ハギヨシ、ここに」ペコ
京太郎「……ゴボッ!」
咲「京ちゃん!」
京太郎「寄るなッ!!」
咲「っ!」ビクンッ
京太郎「あとは……互いの点棒と点棒で、語り合うだけだ…。出しな……お前の仲魔を……!」
照『咲…もう、戦うしかない。戦って京ちゃんを止めるしか……』
池田『向こうは話聞く気無さそうだしな!』
淡『私がサクッと黙らせてあげるよっ!』
末原『…凡人なりの戦い方ってヤツを見せたるわ……!』
エイスリン『ヤッテヤルデス!』フンスッ
咲「…分かったよ、京ちゃん……」
咲「勝って、その後で話を聞いてもらうから!!」
京太郎「…ヘッ、それでいいんだよ……」ボソ
京太郎「来やがれッ! 咲ィッ!!」
咲「いくよ、みんな! ……召喚ッ!!」
ゴォォォォォォッ……!!
【>>350のコンマ以下2桁が……】
【51以上:勝利】
【50以下:敗北】
さすがに人少ないな
さあコンマ
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
[清澄高校・麻雀部部室]
久「あら、いらっしゃい」
菫「…む。私たちが一番乗りか」
照「そうみたいだね…… ……」ジィーッ
久「……これ?」チョイチョイ
照「おかし……!」キラキラ
久「本当はみんなが来た後に開けようかと思ってたんだけれどねぇ……ま、いっか」
菫「おいおい…いいのか、そんな軽く……」
照「まはひひれふぉ」モゴモゴ
菫「手付けるの早いな!?」
【宮永照(魔王 テルー):優勝し、『能力者の差別撤廃』を叶えてもらう。】
【弘世菫(猛将 スミレ):昔のように、麻雀部の部長に。ただしすぐに卒業するため、本人としては複雑。】
【竹井久(妖魔 ヒサ):大会後、仲魔全員から総スカンを喰らう。本人は『気が軽くなった』とヘでも無い様子。】
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
[荒川病院]
池田「だーかーら! お前はもっとこの私に感謝するべきなんだし!」
京太郎「はいはい…感謝してますってば」
池田「感謝の気持ちがこもってない!」
エイスリン「…! …!」カキカキカキ…バッ
池田「なんだこれ…ガムの絵?」
優希「…しつこいってことか?」
エイスリン「Yeah!」ビシッ
池田「しつこくて悪かったな、この!」グリグリ
エイスリン「イタイ、イタイイタイ!」ケラケラケラ
【池田華菜(魔獣 イケダ):『キャプテンを振り向かせる』ことを叶えようとしたが、試合後倒れた京太郎を見て急遽、】
【『京太郎の命を助ける』ことに変更。そのことをさも未練があるかのように語るが、何も後悔はしていない。】
【Aislin Wishart(妖精 エイスリン):『男性の地位復権』を叶える。本人曰く、『本当に叶えたいことは自分で描くから』とのこと(なおすべて英語)。】
【片岡優希(幻魔 ユーキ):大会後、京太郎と過ごす時間が段々と増え、友達以上恋人未満の関係が続いている。】
【須賀京太郎(超人 キョウタロウ):一命をとりとめはしたが、しばらくは病院で療養。優希に看病してもらうのは満更でもない様子。】
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
[清澄高校・正門前]
淡「…意外と……叶えたい夢、無かったね……」
末原「……せやなぁ」
淡「…なに叶えてもらったの?」
末原「…イヤや。言いたない」
淡「えー。そんなこと言われたら気になっちゃうじゃん!」
末原「絶対言わへん! 言ったら笑うやろし……」
淡「笑わない! 絶対笑わないから! ね?」
末原「……」ヒソヒソッ
淡「……ぷっ」
末原「い、今笑ったやろ!」
淡「わ、笑ってない! 笑ってないよ! 『凡人っぽいな』って思っただけで……」
末原「それが一番傷つくわ!」
【末原恭子(超人 スエハラ):悩みに悩んだ挙句、『将来安定した職に就きたい』と願った。平凡。】
【大星淡(夜魔 アワイ):考えに考え抜いた末、『一生健康で過ごせますように』と願った。平凡。】
・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・ ・
[清澄高校・麻雀部部室]
淡「お待たせー! …あれ、サキーは?」
照「まだきひぇない」モゴモゴ
菫「…ほら、お茶」
照「……」ゴクッ ゴクッ
まこ「大方、またどっかで迷子にでもなっとるんじゃろ…」
末原「あー…目に浮かぶわ、その様子が……」
まこ「じゃろ?」
池田「待たせたな! …ん、宮永は……」
エイスリン「Where?」
まこ「あー、じゃから……」
【染谷まこ(妖樹 マコ):大会以後、割と目立つ試合も出来ることが明らかになる。空気扱いされることはなくなり、少しずつ出番も増えてきてほくほく。】
>そして……。
「はぁっ…はぁっ……お、お待たせしました……!」
淡「おそーい!」ブー
末原「まーた迷子になっとったんやろ」
池田「ホストが一番最後に来るってどんな神経してんだし!」
エイスリン「マァ、マァ、ソノヘンデ……」
照「……久しぶり、咲。元気だった?」
咲「……うんっ!」
【宮永咲(大魔王 サキ):『いつまでも、みんなと仲良くいられること』を願う。】
カン
イイハナシダナー
和さんが息してない
>>366
のどっちは雀力のチャージ中だから……(カタカタカタ)
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