和「タイムマシンを作ってしまいました……」(165)

和「とあるアニメを見ながら適当にジャンクを組んでみたら、まさか本当にタイムマシンが作れてしまうとは……」

和「一応、勉学は出来る方と自負していますが」

和「自分の才能が恐ろしいですね」

和「……」

和「どうしましょうか、これ」

和「もしも良からぬ輩にタイムマシンなんてものが渡ってしまったら、間違いなく世界の危機が訪れます」

和「……残念ですが、破壊した方がいいでしょう。タイムマシンなんて、今の人類には早すぎる産物」

和「変えられない過去があるからこそ、人はより良い未来を目指して必死に進むのです――」

和「……」

和「……けど、せっかく作れたんですし」

和「破壊するのは咲さんと私のバラ色の未来を確認してからでも全く問題ありませんね」ニコ

和「一先ず10年後に設定して……」ポチポチ

和「それでは参りましょう、未来へ」フィィィィン

和「未来の私達は何をしているのでしょうか」

和「弁護士か、プロ雀士か」

和「どちらにせよ、子沢山だと嬉しいですね」ニコ




~10年後~

久「ほーら、高い高ーい」

子供「わーい! 咲ママと久ママより高いよー!」キャッキャ

咲「そうだね。身長、追い越されちゃった」ニコニコ





和「」

久「それにしても咲と結婚して7年か」

久「時間が立つのなんて、あっという間ね」

咲「うん……私が卒業と同時に久さんに告白して」

咲「同棲を始めて、この子を授かって……」

子供「えへへー!」

咲「あれから、もう7年――」

久「……咲。あの時は照れくさくていえなかったけれど」

久「いまならいえるわ」

咲「……?」

久「私を、全国に連れて行ってくれてありがとう」チュッ

咲「……はい」ポロポロ

子供「!? 咲ママ、なんで泣いてるの!? お腹痛いの!?」

咲「ううん、違うの……これはね、嬉し涙っていうんだよ」




和「」プルプルプルプル

和「咲久なんて――こんな、こんなオカルトありえませええええええええん!」

和「夢です! これは悪い夢に決まってます!」ホッペツネリ

和「……」

和「すごく痛い……」ポロポロ

和「なぜですか!? いや本当に何故!?」

和「部長にはたくさんお相手がいるじゃないですかー!?」

和「なんで咲さんとできてるんですか!?」

和「部長の裏切り者ー!」ブワッ

和「こんな未来、認めません……!」

~現代~

和「戻って来ました! 早速、未来の改変を……!」ハッ



久『私を、全国に連れて行ってくれてありがとう』チュッ

咲『……はい』ポロポロ

子供『!? 咲ママ、なんで泣いてるの!? お腹痛いの!?』

咲『ううん、違うの……これはね、嬉し涙っていうんだよ』



和「……未来を変えてしまったら、あの咲さんと部長と、子供は……」

和「どうなってしまうのでしょう……」ズキッ

テレビ『オッス! オラ悟空! しかしトランクス、未来を変えたても大丈夫なんかぁ~?』

テレビ『はい。例えこの世界の未来が変わっても、僕が来た時間の世界は変わらないまま存在し続けるんですウンタラカンタ』

和「……」

和「なら大丈夫ですね」ニコ

和「あの世界の咲さんと部長は幸せに暮らし続けるのでしょう」

和「咲さんが私以外の誰かと幸せになるなんて心がねじ切られそうに痛みますが」

和「咲さんがそれを幸せと感じているのなら、それも致し方ないことなのですから。部長のことも、尊敬していますし」



和「けどこの世界の未来は変えます。絶対に」ゴゴゴゴ

和「咲さん咲さん」

咲「ん? なに和ちゃん」

和「福路美穂子さんという方を知っていますよね?」

咲「うん、風越のキャプテンだよね」

和「あの方、実は部長のことが好きらしいんですよ。ライクではなく、ラブの意味で」

咲「え!? そうなの!?」

和「はい。中学生の時からずっとお慕いしているそうです」

和「私はその話を聞いて、どうしても協力して上げたくなりまして」

咲「……そうだね。うん、私も協力するよ!」

和「ありがとうございます、咲さん」



和(パーフェクト)

和「これで未来は変わったはずです」

和「部長という強敵がいなくなれば、もはやライバルはいないも同然!」

和「今度こそバラ色の未来が――!」



~10年後~

優希「やっぱり咲ちゃんの作ってくれるタコスは世界一!」モグモグ

咲「ありがと、優希ちゃん」

優希「……咲ちゃん、これからも、私にずっとタコスを作ってくれる?」

咲「うん! けどその変わり――ずっと私を愛してね?」

優希「あったりまえだじぇー!」

咲「あっ、その喋り方懐かしいね」フフッ

優希「つ、つい癖で……」テレテレ






和「あなたもですか優希いいいいいいいいいいいいいいいいいいいいぃ!」

和「とんだブルータスですよ!」

和「っていうか京太郎くんはどうしたんですかああああああぁ!」

和「あなたはノーマルじゃなかったんですかあああああぁ!」

和「咲優希なんてSSすらほぼないのになんで咲さんと結婚してるんですかああああぁ!」ポロポロ

和「認めません、こんな未来認めません!」ブワッ



~現代~

和「咲さん咲さん」

咲「ん? なに和ちゃん」

和「実は優希は京太郎くんのことが好きみたいなんですよ」

咲「ええ!? そうなの!?」

和「はい。優希はああ見えて男性に対しては人見知りするほうなんですけど」

和「京太郎くんには全くそれが見えません」

和「親友として、優希の恋を応援してあげたいんです」

咲「……そうだね。うん、私も協力するよ!」

咲「京ちゃんも、優希ちゃんとならお似合いだと私も思ってたんだ!」

和「ありがとうございます、咲さん」



和(パーフェクト)

和「今度こそ! 今度こそは!」

和「包容力のある部長! とても愛嬌のある優希!」

和「この二大勢力さえ押さえれば、あとは自然と私に―-―!」



~10年後~

衣「咲、衣は今、とても幸せだ」

咲「私もだよ、衣ちゃん」

衣「……ふふっ。いつぞやはちゃん付けに多少の立腹を覚えたものだが」

衣「こうして恋仲になった今は、至福の心地よさを感じるぞ」

衣「――咲。衣と、今際の際まで共にいろ」

咲「……うん」





和「10年たってもころたんちっちゃいままかよおおおおおおおおおおおおぉ!」

和「くそぅ! くそぅ!」ダンダン

和「あのオネロリの存在を忘れていました!」

和「何故ですか咲さん!? 優希から続いて貧乳2連発ですか!?」

和「もしかして咲さん胸がちっちゃい方が好みなんですか!?」

和「私、咲さんのためならいくらでも胸を整形する覚悟ありますよ!?」

和「こんな未来、修正します!」ブワッ



~現代~

和「咲さん咲さん」

咲「ん? なに和ちゃん」

和「実は龍門渕さんは衣さんのことが好きらしいんですよ」

咲「ええ!? そうなの!?」

和「はい。衣さんの両親が亡くなってからずっと家族のような関係を続けているうちに」

和「家族を超えた愛情が心中にあることに気づいたそうです」

和「龍門渕さんの(一方的な)ライバルとして、彼女の恋を応援してあげたいんです」

咲「……そうだね。うん、私も協力するよ!」

咲「衣ちゃんと龍門渕さんが、もう一つの家族になれたら、それはとっても嬉しいなって」

和「ありがとうございます、咲さん」



和(パーフェクト)

和「これで長野の主要なフラグは潰しました!」

和「次は私のはずです! 次こそは私のはずです!」

和「大好きですよ、咲さん!」



~10年後~

照「咲……」

咲「お姉ちゃん……」

照「私達は、ようやく分かり合えることが出来た」

照「時間はかかってしまったけれど」

照「ようやく、私は自分が本当に求めているものがなにかわかったんだ」

照「咲――生まれた時から、私はあなたを愛してたんだ」

咲「お姉ちゃん……!」ポロポロ




和「近親相姦らめええええええええええええええええええぇ!」

和「禁断の愛は萌えますが咲さんがやったら意味ないじゃないですかあああああああああああああぁ!」

和「インブリードは強い素質を持った子が生まれますけど危険性を孕むんですよおおおおぉ!」

和「咲さんとお義姉さんの子供とかとんでもないサラブレッドが生まれそうな気もしますけど!」

和「日本どころか世界が震撼しそうな子供が生まれそうな気がしますけど!」

和「こんな未来は認めませーん!」ブワッ


~現代~

和「咲さん咲さん」

咲「ん? なに和ちゃん」

和「実は白糸台の部長である弘世菫さんという方が、咲さんのお義姉さんのことを好きらしいんですよ」

咲「ええ!? そうなの!?」

和「はい。三年間、共に部活を続けている内に」

和「親友以上の感情が生まれてしまったらしいんです」

和「咲さんの新しいお義姉さんは、弘世さんしかいないと思うんですよ」

咲「……そうだね。うん、私も協力するよ!」

咲「お姉ちゃんはあまり表情が外に出ない方だから、弘世さんみたいなちゃんとお姉ちゃんのことをわかってくれる人が似合うと思ってたんだ」

和「ありがとうございます、咲さん」



和(パーフェクト)

和「近親相姦は駄目です、危ない危ない」

和「咲さんには、年上よりもやはり同い年の子が似合います!」

和「信じてますよ、咲さん!」




~10年後~

淡「サッキー! 麻雀しよ!」

咲「もう淡ちゃん。この前から麻雀ばっかりだよ?」

淡「だってサッキーはテルーと同じくらい強いから、打つのはとっても楽しいんだもん!」

咲「……むー。もう付き合って3年になるんだから、麻雀以外のこともしたいなーって」モジモジ

淡「――」

淡「へー?」ニヤ

淡「なら……いけないこと、してみる?」オシタオシ

咲「……」ドキドキ

淡「いっておくけど、私、そういうの一切押さえるつもりないから。サッキーがいくら泣き叫んでも」

淡「私が満足するまで、絶対にやめないよ」ペロリ

咲「……来て、淡ちゃん――」

淡「身も心も、ぜーんぶ私のモノにしてあげる――咲」




和「燃えあがれ私の小宇宙おおおおおおおおおおおおおおおおおおぉ!」

和「確かにこの先の咲さんのライバルキャラの最有力候補ですけど!」

和「あなた穏乃とフラグたってたじゃないですかあああああああああああああぁ!」

和「テルーテルーいってんだから天照大神同士でくっついとけよおおおおおおぉ!」

和「主人公二人組とフラグ立てるなんて欲張りすぎですよおおおおおおおぉ!」

和「こんな未来は、駆逐する!」ブワッ


~現代~

和「咲さん咲さん」

咲「ん? なに和ちゃん」

和「実は白糸台の副将である亦野誠子という方が、大将の大星淡さんを好きらしいんですよ」

咲「ええ!? そうなの!?」

和「はい。最初は生意気な後輩と少し気に入らなかったそうですが」

和「その無邪気な天真爛漫さが、母性をかき立てて止まらないそうです」

和「同じ副将のよしみ、どうにか手伝ってあげたくて」

咲「……そうだね。うん、私も協力するよ!」

和「ありがとうございます、咲さん」



和(パーフェクト)

和「完璧です! これといってないほどに!」

和「さすがにこれだけ潰せばどんな世界線も和エンドに収束するはず!」

和「いざゆかん正しき世界線変動率0.0000の世界へ!」


~10年後~

子供「えいっ!」

咲「わぁ、凄い凄い! ストライクだよ!」

灼「さすが私と咲の子。天才かも……」

灼「プロボーラーにするか雀士、悩む」

子供「私はどっちでもいいよ! お母さんたちと一緒にいれるなら全部楽しいから!」

灼「……」ジワッ

灼「私も、同じ気持ち。咲とあなたがいれば、私はなんでもできる」ギュー

咲「灼さん……」ギュッ




和「何がどうしたらこうなるんですかああああああああああああああああああああぁ!」

灼「咲は、ハルちゃんが小鍛治プロと結婚して自暴自棄になってた私を立ち直らせてくれた……」

灼「それだけでも嬉しかったのに、咲は私のことを好きだっていってくれて……」

咲「……出会いは、本当に偶然でした」

咲「だけど、どうしても悲しい目をしたままの灼さんが放っておけなくて……」

灼「――今でも、やっぱり少しだけハルちゃんのことが好き。多分私は、このあともずっとその気持ちを消せない」

咲「……」

灼「それでも、今、この瞬間――咲とこの子のことを世界で一番愛してるのは私だから」

灼「こんな情けない私だけど、咲――ずっと、側にいて……」ポロポロ

咲「はい! 私とこの子は、絶対に灼さんの側から離れませんよ」ニコ

子供「ずっと一緒ー!」

灼「……あ、ありがとう……愛してる、大好き……」ポロポロ




和「……」

~現代~

ピピピピピ

晴絵「ん、非通知の着信?」

晴絵「誰だろ。出たくないけど、緊急の話だったら困るしな」

晴絵「……もしもし」

?『――久しぶりですね、赤土先生』

晴絵(……? 誰だろう、懐かしい声のような気がするけど思い出せない)

晴絵「あー、申し訳ないんだけど、君は誰かな?」

晴絵「声だけじゃわからなくて……」

?『私が誰かなんて問題じゃありません。問題なのは、あなたの教え子――鷺森灼のことです』

晴絵「っ!? 灼!? 灼がどうかしたの!? も、もしかして怪我でも……!」

?『――気づいてやれよ! いい加減によぉ!』

晴絵「!?」

?『あんた誰を好きかなんてのは自由だよ!』

?『それを否定しないし! それを強制する気もねぇ!』

?『だけどなぁ! 側にいる女の子の気持ち一つ気づいてやれないで、一体何が先生なんだよ!』

晴絵「な、なにを言って……」



?『鷺森灼はなぁ! あんたのことが好きなんだよ! あんたに惚れてんだよ!』



晴絵「――え!? あ、灼が私を!?」

?『ずっと昔から! たった1人のことを思い続けられることを出来るのがただのファンだとでも思ってんのかよ!』

晴絵「……」

?『さっきも言ったけどなぁ! あんたが誰かを好きになるのは自由だ! 誰かを愛すのも自由だ!』

?『でもけじめはつけろよ! 気づかないまま放っておくなよ!』

?『降るなら振るで――ちゃんと諦めさせてやれよおおおおおおおおおおおぉ!』

?『言いたいことはそれだけだ! 赤土晴絵――私にとっちゃ、あんた以上に立派な先生なんて知らないんだ!』

?『教え子を、ちゃんと導いてやれよ! じゃあな!』


 ――ブチン、プープー



晴絵「…………灼が、私を……もしかして、あの時から、ずっと……」ポロポロ



和「……赤土先生、すいません――言葉使いのなってない、出来の悪い教え子で」ポロポロ

~10年後~

灼「ねぇハルちゃん。本当に、私でよかったの?」

晴絵「なにが?」

灼「……ハルちゃんは、ずっと小鍛治健夜のことが好きだって思ってた、から」

晴絵「……うん、好きだった」

灼「……」

晴絵「けどね。私には、もっと大切な存在が側にいることに気づいたんだ」

晴絵「負けて無様に帰って来た私を、それでも応援してくれた子がいたことに」

灼「ハル、ちゃん……」ポロポロ

晴絵「本当の意味で、好きになれるのが1人しか出来ないというのなら」

晴絵「私は、小鍛治健夜よりも、鷺森灼を選ぶ。愛してる、灼」

晴絵「ずっと私を見守ってくれてありがとう。これからも、私を見てて」

灼「……うん!」


和「……いいんだ、これで……これで……」ポロポロ

和「咲さんを好きな鷺森さんがいれば」

和「晴絵さんと結ばれた鷺森さんもいる」

和「未来は、たくさんの希望にあふれてこその、未来」

和「――先生、鷺森さん……いえ、もう赤土灼でしたね」フフッ

和「どうか、お幸せに――」




咲「健夜さん、あーん」

健夜「あ、あーん……こ、この歳でこれはなんか、恥ずかしいね」テレテレ

健夜「もう本当にアラフォーになっちゃったし……」ズーン

咲「そんなことないですよ。それに、アラサーだとかアラフォーだとか関係ありません」

咲「健夜さんは、いつだって私の大好きな健夜さんなんですから」ニコ

健夜「……咲、私より咲に死なないで。約束して……咲の居ない未来なんて、絶対に耐えられない……」

咲「健夜さんのためなら、死んだって生き返えってみせますよ」



和「今度はお前かよおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおぉ!」

和「いい年して何があーんなんですかあああああああああああああぁ!」

和「私だって咲さんに一度もあーんなんてしてもらったことないんですよおおおおおおおぉ!」

和「恒子さんはどうしたよふくすこおおおおおおぉ!」

和「っていうかどいつもこいつもなんで咲さんに惚れてるんですかあああぁ!」

和「咲さんも咲さんでどんな魔性の女なんですか! どんだけテクニシャンなんですか! 夜王かなんかですかあああああぁ!」

和「正直灼さんとか健夜さんと咲さんが付き合う可能性なんてエヴァの最初の方で初号機が動く確率くらいじゃないですかあああああぁ!」

和「こんな未来! 私が蹴散らしてやるっ……!」



~現代~

和「咲さん咲さん」

咲「ん? なに和ちゃん」

和「実はプロアナウンサーの福与恒子さんは日本最強と噂される小鍛治健夜さんが好き見たいなんですよ」

咲「ええ!? そうなの!?」

和「はい。福与さんは小鍛治プロがインターハイで打ってたときからずっとファンだったそうで」

和「思いが通じると、それは素敵なことだと思いませんか?」

咲「……そうだね。うん、私もそう思うよ!」

和「ありがとうございます、咲さん」





和(パーフェクト)

和「いや、もう本当にいい加減に、来るでしょ?」

和「同じギャクはマンネリと言われれるまでやれと志村けんも仰ってましたが」

和「もう十分を超えて十二分ですよ」

和「そろそろゴールしてもいいですよね……」ゲッソリ



~10年後~


玄「咲、鶴の間にこのお料理をお願いね」

咲「はい! 玄さん!」

子供「カン! カン! これもカン! おまけにカン! 嶺上開花ドラ18!」

咲「あっ!? こら、ここに入って来ちゃ駄目だっていってるでしょ!」

子供「だって、1人でつまんないの……」

玄「んー、困ったのです……」

女将「あらあら」ニコニコ

女将「ふふっ、咲ちゃんに玄ちゃん、そろそろ休憩に入りなさいな」

咲「えっ? け、けどまだ時間じゃ……」

女将「いいのいいの。子供が遊んでって甘えてくる時間は意外と短いのよー?」

子供「玄ママー、咲ママー……」

玄「咲ちゃん、お言葉に甘えよ?」

咲「……はい! 女将さん、ありがとうございます!」ペッコリン

子供「やったー! おかみさん、ありがとーございます!」ペッコリン

女将「2人共、よく出来ました」ナデナデ

咲「えへへ」

子供「えへへ」

玄「うん、私の嫁と子供は世界一可愛い!」ドヤァ


和「もうゴールしますか」

~現代~

和「……」

和「……」

和「……」

和「……咲さんにとって、私はなんなのでしょう」

和「ただの部活の仲間なのでしょうか」

和「ただの友達なのでしょうか」

和「結局……この思いは、私の、片思いでしかないのでしょうか……」ポロポロ

和「……おや、あれは」



優希「そういえば咲ちゃん」

咲「ん? なに優希ちゃん」




和「……何を話しているのでしょう」キキミミ

優希「咲ちゃんって、好きな人とかいないのじぇ?」

咲「……いるよ。世界で一番、いちばーん大好きな人」


和「」


優希「ホント!? 教えてー!」

咲「絶対に秘密だよ? それはね……」

咲「和ちゃん、だよ///」



和「なんだ……」

和「咲さんにはこの時点で想い人がいたんじゃないですか」

和「結局、私に入り込む隙なんて……」ポロポロ





和「え」

優希「おおおおおお!? 和ちゃん大勝利だじぇー!」

咲「お、おっきな声で言わないで……」テレテレ

優希「両想いなんだから、今すぐ告白するといいじぇ!」

咲「……んーん。それはしない。多分この先も、絶対にしないよ」

優希「えええ!? な、なんで!?」

咲「和ちゃんは将来、弁護士かプロ雀士を目指してる」

咲「それにたどり着くには、和ちゃんほどの人でさえも、きっと生半可な努力じゃ届かないと思う」

咲「私、和ちゃんには夢を叶えて欲しいんだ」

咲「大好きな大好きな和ちゃんには、幸せになって欲しい」

咲「……私はきっと、それを邪魔しちゃう」

咲「……私、独占欲がとっても強い、すっごく寂しがり屋だから」

咲「和ちゃんに迷惑、掛けたくないんだ」

和「……」

和「……」

和「……」

和「……」

和「……」ホッペギュー

和「……痛い」ヒリヒリ

和「――咲さん! 咲さああああああああああああああああん!」


咲「」ビクッ

優希「」ビクッ

咲「って!? 和ちゃん……!? い、今の聞いて――!」

和「咲さん! 迷惑なんかじゃありません! 邪魔なんかじゃありません!」

和「咲さんの為なら私なんだって出来るんです! 咲ちゃんの為だからこそなんでも出来るんです!」

和「咲さん! 咲さん!」

 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
和「この世界の誰よりも! 原村和は宮永咲を愛してます!」











カン!

和「例え過去が変わっても!」

和「例え未来が変わっても!」

和「これだけは変わりません!」







和「この世界の誰よりも! 原村和は宮永咲を愛してます!」








カン!

支援ありがとうございました
たまには和と咲が両想いでいいよね

乙、とても面白かった
和のこと好きなのに他の女と結婚しまくる咲さんまじ魔性の女

前の未来視のやつとこれ以外に書いてるのあったら紹介してくれ。読むから

>>160
はやり「宮永咲育成計画☆」
宥「炬燵あったかーい」玄「あったかいねー」菫「全くだな」
咲「お姉ちゃん!」照「――いい加減にして」
菫「はじめてーのー宥ううううううぅ! 君とチュウゥゥゥゥ!」
宥「ああ!玄ちゃんが讃甘高校の新免那岐に刀で刺された!」
灼「この世界中の誰よりも、私は赤土晴絵を愛してるから」
宥「いやあああぁ!お嫁になんて行かないで玄ちゃあああああぁん!」
灼「どうだった?この漫画」玄「もうこのオチ飽きたよ……」
誠子「チーム虎姫が変態だという風潮?」菫「くだらない」モグモグ
小蒔「私、未来視が出来るようになったみたいです!」咲「!?」

一応こんだけ

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