シュレディンガーの猫「どうしたんだい?」 放射性原子「……」 (4)

JK「キャー!猫ちゃんかわいー!」

シュレディンガーの猫「ありがとう。君たちもかわいいよ」

シュレディンガーの猫「それで?どうしてそんなに気を落としているんだい?」

放射性原子「……」

動物愛護「猫を殺すなんてひどすぎる!動物虐待だ!」

シュレディンガーの猫「いやいや、ただの思考実験だから、本当に殺すわけじゃないよ。現に私はこうしてピンピンしてるじゃないか」

シュレディンガーの猫「ふぅ……やれやれ。人の相手をするのも疲れるよ。それで?理由を教えてもらえないだろうか?力になれると思う」

放射性原子「うるせー!」バシッ

シュレディンガーの猫「い、いたい!何をするんだい?」

放射性原子「なんだよどいつもこいつも!猫のことばっかり見やがって!この実験で猫なんかただのオマケじゃないか!犬でもサルでもいいんだよ!」

放射性原子「一番のポイントは『ミクロの世界の法則を日常的なサイズに広げて適用しようとするとおかしくなる』って話なのに……うぅ……」

シュレディンガーの猫「原子くん……」ギュッ

放射性原子「ね、猫……?」

シュレディンガーの猫「すまない……君がそんなに苦しんでいたなんて……私はただ君と一緒にいたかっただけなのに……」

余白が足りない

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom