下半身不随の妹「お兄ちゃんにチョコレート作ってあげたいなぁ…」 (89)

妹「お兄ちゃん…彼女いないから チョコレートもらえないだろうし…」

妹「それに私 お兄ちゃん大好きだから!」

姉「そういうことなら お姉ちゃんも手伝うよ~」

妹「本当?うれしいな!」

姉「妹ちゃんがチョコ作ってくれるって!よかったね!たかし!」

オレ「…」

オレ(バカな妹…おまえが歩けなくなったのは誰が原因か知らないみたいだな…)

オレ(このオレだ…)

-スーパー『歩く』

妹「ピンク色のチョコレート」

姉「じゃあ妹ちゃんはチョコレート選んでて 私は他のもの買ってくる」

妹「うん」

妹「お兄ちゃん…喜んでくれるかな…」

男子H「お!あんなところに妹がいるぜ」

男子G「チョコ?歩けないくせにチョコあげるのかよ」

妹「あ…男子Hくんと男子Gくん…」

男子H「歩けないおまえなんかにチョコ渡されても 誰も喜ばねェよ!!」

男子G「一生介護してやらなきゃいけないみたいで重いブー」

妹「ガガーン」

妹「グスン…」
ラララ

男子H「泣いた 泣いた」

男子G「泣いたらなんでも許してもらえると思ってんだよなぁ」

姉「決まったぁ??」

妹「…」

妹「やっぱりあげない!」

姉「え…なんで…たかしも楽しみにしてるはずだよ!」

妹「こんな私からもらっても うれしくないよ…気持ち悪いだけ…」

姉「そんなことないよぉ…」

妹「もういいの…1人にして!」

キュルキュルキュル

妹はどこかへ行ってしまった

姉「妹ちゃん…」

姉(車イス…もう慣れたみたいだけど心配だなぁ…)

姉は妹のあとをつけてみた

-聖ホーリー公園

キャッ キャッ ウフフ

公園では子供たちが走り回っていた

妹(私はあんな当然のこともできない)

妹(ううっ…)
ラララ

くま子「ねェ お姉ちゃんが乗ってる それなに?あちしにも乗らせてや」

妹「えっ…これは…」

ババア「くま子ちゃん!この子はかわいそうな子なんだから そんなこと言っちゃダメでガンス」

妹(『かわいそうな子』…)

妹(くそっ…くそっ…)
キュルキュルキュル

-たかしの部屋

オレ「妹っ…妹っ!!」
スコスコスコ

ドピュロス

オレ「ふぅ…」

オレ(妹…おまえが歩けるときは毎日おまえに夜這いするほど大好きだった…)

オレ(でも今の妹を見るとおまえを歩けなくしたことへの罪悪感がわいて 素直にマンコを舐められない…!!)

オレ(なんでこんなことになっちまったんだ…!!)
ガンッ

妹は公園で歩こうと必死になっていた

ドシャ

妹「くぅぅ…」

「なんか臭くない?」

「くっさ」

妹「え?」

妹「うんこを漏らしてる…私…」

妹「うわあああああん」

姉「探したよ妹ちゃん」

妹「お姉ちゃんっ…お姉ちゃん…私…」

姉「今日はもう帰ろうね」

妹「うん…」
グスン

ろくなことがない妹であった

はやて「お兄ちゃん」

ザフィ「はい、我が主」

-家

妹「ただいま」
ガチャ

オレ「おかえり…くっさ!!」

妹「ガガーン」

オレ「臭すぎワロタンバリン!!ドリアンでも買ってきたの?!」

オレ「凄ェうんこの臭いするわ!臭すぎワロワロプロセッサー!!」

妹「うっ…うっ…」

姉「ひどい…なんてこというの…たかし…」

オレ「だって臭いものは臭いもん」

姉「妹ちゃん…今からお風呂入ろ…ね…」

妹「うん…」

最愛の兄からの裏切りっ………!

オレ「うんこの残り香!」
クンクン

チンポ「呼んだ?」
ボッキ

オレ(あの妹がうんこを漏らすなんて…)
シコシコシコ

たかしは思い出す 2年前の妹を………!

2年前の妹「お兄ちゃん!醤油とってって言ったの!!」

在りし日のたかし「あ…あ…はい…」
オタオタ

2年前の妹「お兄ちゃんってなんか いっつもおどおどしてるよね キモッ」

在りし日のたかし「く…くそっ…死ねっ…」

2年前の妹「死ねとか言われた~殺す勇気もないくせに」

在りし日のたかし「ギッ…ギッ…ギッ…!!」

2年前の妹「なにそれ?キモいんだけど ウケる」

-陸上競技会

お嬢様「がんばってくださいね妹さん!」

日影「撮影しとく…」

2年前の妹「ありがと!がんばるね!!」

「妹ちゃんかわいいー!!」

「汗舐めたい!」
ワーワー

妹は容姿端麗の上 足が速く学校中からの人気者だった
しかし性格に難ありッ!!
オレにだけは生意気な態度をとった!!

2年前の妹「ロデオドライブ!!」
シャシャシャッ

お嬢様「すごーい!ダントツですわー!!」

2年前の妹「ん…」

オレ「ふ…ふひ…タオル…」

2年前の妹「キモッ…キモいから見に来ないでって言ったじゃん!」

オレ「あ…でも…あの…」

2年前の妹「くっさ!しゃべんな 触るな 息するなカス!!」
ダッ

オレ「ちくそぉぉぉぉッ!!」

お嬢様「あの気持ち悪いの誰ですの?」

日影「叫んでる…」

2年前の妹「知らないっ!キモいから通報しとこっか」

2年前の妹「お姉ちゃん 私がんばったよ」

姉(2年前)「よしよし 妹ちゃんは お姉ちゃんの自慢の妹」

2年前の妹「私も!お姉ちゃんは自慢のお姉ちゃん」

オレ「…」

2年前の妹「あのキモくて臭いニートは知らないけどさぁ…」

姉(2年前)「い…妹ちゃん…そんなこと言ったら…」

2年前の妹「働きもしないで朝までパソコンやって昼に寝て夜に起きる」

2年前の妹「この全く動けない社会のゴミ 本当 邪魔!生きてる価値なし!!早く働くかどうかしてよ」

2年前の妹「ゴミ!人生の敗北者!!クズ!オタク!引きこもり!ニート!!変態!クズ!アホ!ボケ!カス!!」

姉(2年前)「ダメっ!!たかしもがんばってるんだから…そんなこと言ったら…」

2年前の妹「がんばってない結果があれでしょ?あたしなんかたった1秒縮めるために死ぬほど努力してんのに…」

2年前の妹「あのゴミ1秒どころか何ヵ月もああやって意味のない毎日繰り返してんじゃん」

2年前の妹「あんたのためにどんだけ無駄金使ってると思ってんの?」

在りし日のたかし「お…オレだって…がんばってるよ…」

2年前の妹「ただ1日中パソコン眺めて がんばってるとか言っちゃうんだ~~~っ」

2年前の妹「そんなんでがんばってるんじゃ 今ごろあたし過労死しちゃう~っ」

在りし日のたかし「お…おまえはっ…!ただ努力してる自分が好きなだけだっ……!」

2年前の妹「は?」

在りし日のたかし「努力してる自分に酔ってるだけだ!!!」

2年前の妹「なにかと理由つけて努力しないおまえよりはマシだろ」

在りし日のたかし「ぺやっ!!」

2年前の妹「わかったならとっとと働いて~~~っ」

妹はタウンページをたかしに投げつけた!!

姉(2年前)「だ…大丈夫?!たかし…」

在りし日のたかし「コロシテヤル…」

在りし日のたかし「コロシテヤルゥゥゥ~ッ!!」

たかしは妹に襲いかかった!!

2年前の妹「は?なにそれ?キモッ…」
ヒュンヒュンヒュン

2年前の妹「アタタタタタ!!」
ドスッ

在りし日のたかし「ぐああああああああ!!」
ドサッ

2年前の妹「よっ~~~わ」

在りし日のたかし「ヒィッ!!許して…許してくださいッ…!!」

2年前の妹「アハハハハ!!ねェ!!小学生の妹にケンカ負けるってどんな感じ?どんな感じ?」
ゲシッ ゲシッ

在りし日のたかし「く…うう…」

姉(2年前)「もうやめて!」

2年前の妹「お…お姉ちゃんがそういうなら…」

2年前の妹「…お姉ちゃんはお兄ちゃんに甘すぎるよ…」

姉(2年前)「治療してあげるからね…」

在りし日のたかし「う…うるせェ!!」
バシッ

姉(2年前)「たかし…」

2年前の妹「あれ~??あたしのブルマがない…」

2年前の妹「まだ洗濯にだしてないはずなのに…」

ゾゾゾッ

妹に悪寒が走った

-たかしの部屋

在りし日のたかし「妹の使用済みブルマ」
クンクン

たかしの趣味!
妹の汗がしみ込んだブルマを嗅ぎながらのオナニー!
生意気な妹が動けなくなり たかしに犯されるという妄想だ

在りし日のたかし「妹っ…」
シコシコシコ

ガララッ

2年前の妹「やっぱお兄ちゃん!!」

在りし日のたかし「ヒッ…妹…これは…」

2年前の妹「キモいんだよッ!!わっ!もうそのブルマ捨てて!キモいキモい!!」

2年前の妹「おまえから性の対象として見られてるなんてキモくて眠れないんだけど…」

2年前の妹「は?なにこのキモいフィギュア」

在りし日のたかし「そ…それに触るな…」

2年前の妹「お兄ちゃんもあたしのブルマとったんだし いいでしょ」

在りし日のたかし「やめろって!!」

2年前の妹「え~??これ折ったらどうなるの??どうなるの~??」

在りし日のたかし「離せ!」

2年前の妹「えい」
ボキッ

2年前の妹「きゃはは 折れちゃった」
ポイッー

在りし日のたかし「あああああああ…」

2年前の妹「あーキモいキモい…このことお母さんとお姉ちゃんに言うから」

在りし日のたかし「ひ…ヒィィィィッ!!」

2年前の妹「なに?それは嫌?だったらさぁぁぁぁ~~~」

2年前の妹「5万」

-外

2年前の妹「いっぱい買い物しちゃった」

2年前の妹「お金があと4000円しかない…」

在りし日のたかし「~♪」

2年前の妹「お!あんなとこにATMが!!」

2年前の妹「お兄ちゃ~ん」

在りし日のたかし「ひぃっ!!」

2年前の妹「またオタクフィギュア買ったの?これ前 あたしが壊したヤツじゃん」
バッ

妹がフィギュアを奪った

2年前の妹「ほら!ほらほら!!早く取り返さないと前みたいに折っちゃうよ~」

在りし日のたかし「か…返せ!」

2年前の妹「へっ…バーカ!バーカ!」
シャシャシャッ

在りし日のたかし「ちょ…調子に乗るのもそこまでだ!!」
バッ

2年前の妹「そ…それは…」

妹の無修正のエッチな写真だった

在りし日のたかし「これをおまえのクラスの男子に1枚1000円で売ったろ~~~っと!!」
ダッ

2年前の妹「あいつあたしが寝ている間に…!!最低ッ!!」

2年前の妹「返せッ!!あたしの写真!!」
ダッ

在りし日のたかし「逃げるんだよォ!」
ダァーッ

2年前の妹「デブでノロマのあんたがさぁぁぁ…あたしから逃げられると思ってんの…??」

在りし日のたかし「バカめ…!!」

信号が赤になった

2年前の妹「あたし あんたみたいなビビりじゃないから赤信号でも普通にわたれるし」
ダッ

2年前の妹「さっさと返せ変た…」

プァーーーッ

ガッシャーン

妹はトラックに衝突し血だるまと化した

在りし日のたかし「なんじゃこりゃァァァァッ!!!」

-病院

2年前の妹「は?」

2年前の妹「やだなに…なんで…あたしこんなとこいるの…」

2年前の妹「し…しかも…なんか…臭い…」

2年前の妹「やだっ…!!誰かうんこ漏らしてる…早くかたづけてよ…」

ベチャ

2年前の妹「え…」

2年前の妹「う…うそ…そんな…うそでしょ…嫌ッ…」

2年前の妹「うんこを漏らしてる…あたし…」

2年前の妹「それに…やだっ…なんで…」

2年前の妹「足が動かないッ!!」

母「妹ちゃんには…酷かもしれないけどっ……」

2年前の妹「え…なんで…泣いてんの…」

母「妹ちゃんはもう…歩けない」

2年前の妹「…」

2年前の妹「……」

2年前の妹「………」

2年前の妹「治るよね…?」

母「わからないけど…たぶん…治らな…」

2年前の妹「うわあああああああ!!」
ガンッ ガンッ ガンッ

妹は突然 自分の足を殴りだした!!

2年前の妹「本当だ!!なんにも感じないッ!!なんにも感じないねこの足ッ!!」

2年前の妹「役立たずっ…!!役立たず!役立たず!!役立たずの足!!」

姉(2年前)「やめてェ!!妹ちゃん!!」

2年前の妹「お姉ちゃん…」

2年前の妹「助けてよ…」

日影「お見舞いきた…」

2年前の妹「日影ちゃん…」

お嬢様「キン消しをいっぱい持ってきましたわ」

2年前の妹「ありがとう…ありがとう日影ちゃん…お嬢様っ…」

2年前の妹「誰も…誰もきてくれないんだよ…お見舞い…」

2年前の妹「あたしを応援してくれた子とか…先生とか…誰も…」

2年前の妹「あたしが歩けなくなったって知った瞬間…手のひらを返すように…!!」

日影「妹…!!」
ギュッ

お嬢様「妹さん…!!」

日影「妹…あそこのお嬢様は裏切るかもしれないけど…あたしはずっと妹といっしょ…」

お嬢様「む!侵害ですわ!私も妹さんといっしょに地獄の橋をわたってやりますわ!」

2年前の妹「ありがとう…みんな…!!」

妹は1人で車イスに乗る練習をしてた

2年前の妹「ぐあっ…」
バタッ

2年前の妹「こ…これにさえ乗れれば…またいろんなとこに行けるんだ…!!」

在りし日のたかし「…」

2年前の妹「どうせ…いいザマって思ってんでしょ…」

2年前の妹「そりゃあ…そうよねっ…皮肉なことに今じゃ あたしが…無駄金を使う動かないゴミになっちまったよ…」

2年前の妹「笑えよ…クソニート…」

在りし日のたかし「…」

2年前の妹「レイプとかすんなよ…今 あたし…抵抗できないし…」

在りし日のたかし「…」

2年前の妹「こんな体の妹じゃ…勃たないでしょ…??」

在りし日のたかし「…」

在りし日のたかし(むしろビンビンなんですが…)

在りし日のたかし「…」
ガッ

2年前の妹「え?」

たかしが妹を抱えて
車イスに乗せてあげた

2年前の妹「は?なんで…こんなことするのよ…」

在りし日のたかし「…」

2年前の妹「なんか言ってよ…」

在りし日のたかし「好きなとこに連れてってやるよ」

2年前の妹「じゃあ天国」

在りし日のたかし「行き方わかんねェ」

2年前の妹「プッ…」

2年前の妹「お兄ちゃん…」

2年前の妹「…ありがと…」

-現在

オレ「懐かしいなぁ…あのあと病院のトイレでシコったっけ…」

妹「お兄ちゃ~ん…」

妹「お兄ちゃん…私からチョコもらったら…うれしい??」

オレ「…」

オレ「あんまり…」

妹「やっぱり…私なんかにもらってもうれしくないよねぇ…」

妹「ごめんね…ごめんね…こんなダメな妹で…」

オレ「他にほしいのがあるんだけど」

妹「なになに~??」

オレ「>>80…」

おむつ

オレ「おむつ…」

妹「えぇ?!」

妹「なんでぇ…??食べられないよぉ…??」

オレ「できれば使ったものを…お姉ちゃんと…お母さんには言わないで…」

妹「う…うん…」

妹「さっき…ゴミ箱に入れちゃったのでいい…??」

オレ「ぜ…全然いいよ!!」

妹「はい」

オレ「クンカクンカ!!ペロペロ!!」
ペロペロ

-次の日

-聖ホーリー小学校

妹「おはよう」

日影「おはよう 妹」

この娘は日影
妹の親友

お嬢様「今日も寒いですわね…」

お嬢様「あなたがいるからざんす!!」

日影「きゃっ」

お嬢様「ふんっ」

こいつはお嬢様
妹以外に友だちがいない

委員長「ケンカしないでくださいよぉ!妹さんが怖がってるじゃないですか」

委員長
頭がいい

妹「ふぇぇ…」

日影「ご…ごめんね…妹…」

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