J( 'ー`)し「どのくらい一緒に来てないかしらね」
('A`)「うーん・・・1年9ヶ月くらいじゃないかな」
J( 'ー`)し「そうなのね。あ、何食べる?」
('A`)「カーチャンが先でいいよ」
J( 'ー`)し「いいわよ、たかしが先に決めなさい」
('A`)「いいよいいよ、じゃあ一緒に決める?」
J( 'ー`)し「そうしましょうか」
J( 'ー`)し「じゃあ私は目玉焼きハンバーグね」
('A`)「俺はチーズINハンバーグだな」
J( 'ー`)し「じゃあ頼むわね」
('A`)「うん」
ピンポーン
店員「お待たせしました」
J( 'ー`)し「えーっと、目玉焼きハンバーグ1つと、チーズINハンバーグ1つね」
('A`)「あ、待ってライスとドリンクバー」
J( 'ー`)し「あ、そうだったわね。ライスとドリンクバーも」
店員「かしこまりました。ライスの大きさはいかがいたしましょう?」
J( 'ー`)し「普通でいい?」
('A`)「うん」
J( 'ー`)し「じゃあ2つとも普通で。以上です」
店員「かしこまりました。ご注文繰り替えさせていただきます。
目玉焼きハンバーグ1つにチーズINハンバーグ1つ、ライス2つとドリンクバーでよろしいですね」
J( 'ー`)し「はい」
店員「かしこまりましたドリンクバーはあちらにありますので御自由にご利用ください」
J( 'ー`)し「はい」
店員「はい。では失礼いたします」
J( 'ー`)し「それにしても1年9ヶ月ぶりなのね」
('A`)「何が?ああここに来るのがか」
J( 'ー`)し「うん、その間私が入院してたからね。あんた1人でたまに来てたんだっけ?」
('A`)「まあ、ちょくちょく」
J( 'ー`)し「そう。寂しい思いさせたわね」
('A`)「まあね。でも今はこうやって2人で来れてるからいいよ」
J( 'ー`)し「ふふ・・・」
('A`)「な、なんだよ?」
J( 'ー`)し「ううん。たかしも成長したなって」
('A`)「何だよいきなり」
J( 'ー`)し「なんでもないわよ。それよりドリンクバーで飲み物取ってこないと」
('A`)「そうだった。カーチャン何にする?俺取ってくるよ」
J( 'ー`)し「煎茶でいいわよ」
('A`)「わかった」
('A`)「おまたせ。あ、もう料理来たのか」
J( 'ー`)し「ありがと。うん、食べましょう」
('A`)「うん」
J( 'ー`)し ('A`)「いただきまーす!」
パクパクモグモグ
J( 'ー`)し「うん、美味しいわね」
('A`)「まあ美味しくなけりゃこんなに人来ないし」
J( 'ー`)し「それもそうね。あ、そうだ!」
('A`)「なんだ?どうした?」
J( 'ー`)し「実はね、ここに来るって決まったからある物持って来たの」
('A`)「ある物?」
J( 'ー`)し「それはね…」ガサゴソ
J( 'ー`)し「あれ…?おかしいわね…?」ガサゴソガサゴソ
('A`)「おい、忘れたのか?」
J( 'ー`)し「そんなはずないんだけど…ああ、あったあった。これよ」
('A`)「お、おいそれって…やばいよ持ってきちゃ…」ヒソヒソ
J( 'ー`)し「いいのいいの。ばれなきゃいいんだから」ヒソヒソ
('A`)「いやそういう問題じゃ。ばれたら怒られるって」ヒソヒソ
J( 'ー`)し「大丈夫だって。じゃ開けるわよ」ヒソヒソ
J( 'ー`)し「マヨネーズとケチャップよ。あんたどっち掛ける?」
('A`)「いや掛けねえよ。ハンバーグのタレやチーズに付けて食べるよ」
J( 'ー`)し「そう?じゃあ私はケチャップ掛けるわね」ブチュルルルルルル
('A`)「もう無くなりかけてんじゃねえか」
ブチュッブチュッブチュルルルルルル
('A`)「カーチャンやめろって。ケチャップの無くなりかけで搾り出す音汚いんだからさ」
ブチュルルルルルルルルル…ブチュッブチュッ
J( 'ー`)し「ふう、これでいいわね。さて食べましょう」
('A`)「ハンバーグも食えよ」
J( 'ー`)し「わかってるわよ」モグモグ
J( 'ー`)し「……」
('A`)「おい、どうしたカーチャン」
J( 'ー`)し「…………」
('A`)「…カーチャン?」
('A`)「おい、カーチャンどうしたんだよ、カーチャンってば」
J( 'ー`)し「…………」プルプル
('A`)「…なんだ?」
J( 'ー`)し「…う…」
('A`)「…?」
J( 'ー`)し「…う…」
('A`)「…う?」
J( 'ー`)し「うん!美味い!」
('A`)「ビビル大木かよ」
J( 'ー`)し「入院中に見てたテレビでやっててね。やってみたかったのよ」
('A`)「今テレビ見てねーから今もやってるのかわかんね」
J( 'ー`)し「再放送だったのかもしれないわね」
('A`)「まあいいや。そんな事よりさっさと食べちゃおうよ」
J( 'ー`)し「そうね。この目玉焼きの黄身割ってトロッとした所がハンバーグに掛かると美味しいのよね」
('A`)「そこにご飯も掛けまして♪」
J( 'ー`)し「混ぜ混ぜしちゃったパクッとね♪」パクッ
J( 'ー`)し「うん!美味い!」
('A`)「いやもういいよ」
J( 'ー`)し「それにしてもそのチーズハンバーグ?美味しそうね。ちょっとちょうだい」
('A`)「いいよ。その目玉焼きハンバーグの目玉焼きの掛かってる部分もちょっとちょうだい」
J( 'ー`)し「いいわよ。いっしょにあーんで食べましょ」
('A`)「え?いいよ恋人じゃあるまいし恥ずかしい」
J( 'ー`)し「いいじゃないの。はい、あーん」
('A`)「…あ、あーん///」パクッ
J( 'ー`)し「じゃあ私も。あーん」
('A`)「…はい、あーん///」
パクッ
J( 'ー`)し「うん、美味しいわね」
('A`)「…そうだね///」
('A`)(カーチャンの事は好きだけど人前でこれは恥ずかしいだろ。ほら周りの人もこっち見て笑ってるし)
J( 'ー`)し「どうしたの?」
('A`)「…なんでもない。早く食ってよ」(早くここから出たい。せっかく楽しみに来たっていうのに。親子で何してんだよ)
数分後
J( 'ー`)し「…ふう、ごちそうさま。お腹いっぱいね」
('A`)「そうだね」(気恥ずかしさもいっぱいだよ)
('A`)「じゃあそろそろ帰る?」
J( 'ー`)し「あ、待って」
ピンポーン
('A`)「は?お腹いっぱいじゃないのか?何頼むんだよ」
J( 'ー`)し「ビールよ」
店員「お待たせしました。ご注文をお伺いします」
J( 'ー`)し「この『ザ・プレミアムモルツ』を」
店員「かしこまりました」
('A`)「何でビールなんだよ」
J( 'ー`)し「だって1年9ヶ月も入院してて飲めなかったのよ。久しぶりに飲んでみたいのよ」
店員「お待たせしました『プレミアムモルツ』です」
J( 'ー`)し「ありがとう」
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