J( 'ー`)し「一緒にガストに来るの久しぶりね」 ('A`)「うん」 (85)

J( 'ー`)し「どのくらい一緒に来てないかしらね」

('A`)「うーん・・・1年9ヶ月くらいじゃないかな」

J( 'ー`)し「そうなのね。あ、何食べる?」

('A`)「カーチャンが先でいいよ」

J( 'ー`)し「いいわよ、たかしが先に決めなさい」

('A`)「いいよいいよ、じゃあ一緒に決める?」

J( 'ー`)し「そうしましょうか」

J( 'ー`)し「じゃあ私は目玉焼きハンバーグね」

('A`)「俺はチーズINハンバーグだな」

J( 'ー`)し「じゃあ頼むわね」

('A`)「うん」

ピンポーン

店員「お待たせしました」

J( 'ー`)し「えーっと、目玉焼きハンバーグ1つと、チーズINハンバーグ1つね」

('A`)「あ、待ってライスとドリンクバー」

J( 'ー`)し「あ、そうだったわね。ライスとドリンクバーも」

店員「かしこまりました。ライスの大きさはいかがいたしましょう?」

J( 'ー`)し「普通でいい?」

('A`)「うん」

J( 'ー`)し「じゃあ2つとも普通で。以上です」

店員「かしこまりました。ご注文繰り替えさせていただきます。
目玉焼きハンバーグ1つにチーズINハンバーグ1つ、ライス2つとドリンクバーでよろしいですね」

J( 'ー`)し「はい」

店員「かしこまりましたドリンクバーはあちらにありますので御自由にご利用ください」

J( 'ー`)し「はい」

店員「はい。では失礼いたします」

J( 'ー`)し「それにしても1年9ヶ月ぶりなのね」

('A`)「何が?ああここに来るのがか」

J( 'ー`)し「うん、その間私が入院してたからね。あんた1人でたまに来てたんだっけ?」

('A`)「まあ、ちょくちょく」

J( 'ー`)し「そう。寂しい思いさせたわね」

('A`)「まあね。でも今はこうやって2人で来れてるからいいよ」

J( 'ー`)し「ふふ・・・」

('A`)「な、なんだよ?」

J( 'ー`)し「ううん。たかしも成長したなって」

('A`)「何だよいきなり」

J( 'ー`)し「なんでもないわよ。それよりドリンクバーで飲み物取ってこないと」

('A`)「そうだった。カーチャン何にする?俺取ってくるよ」

J( 'ー`)し「煎茶でいいわよ」

('A`)「わかった」

('A`)「おまたせ。あ、もう料理来たのか」

J( 'ー`)し「ありがと。うん、食べましょう」

('A`)「うん」

J( 'ー`)し ('A`)「いただきまーす!」

パクパクモグモグ

J( 'ー`)し「うん、美味しいわね」

('A`)「まあ美味しくなけりゃこんなに人来ないし」

J( 'ー`)し「それもそうね。あ、そうだ!」

('A`)「なんだ?どうした?」

J( 'ー`)し「実はね、ここに来るって決まったからある物持って来たの」

('A`)「ある物?」

J( 'ー`)し「それはね…」ガサゴソ

J( 'ー`)し「あれ…?おかしいわね…?」ガサゴソガサゴソ

('A`)「おい、忘れたのか?」

J( 'ー`)し「そんなはずないんだけど…ああ、あったあった。これよ」

('A`)「お、おいそれって…やばいよ持ってきちゃ…」ヒソヒソ

J( 'ー`)し「いいのいいの。ばれなきゃいいんだから」ヒソヒソ

('A`)「いやそういう問題じゃ。ばれたら怒られるって」ヒソヒソ

J( 'ー`)し「大丈夫だって。じゃ開けるわよ」ヒソヒソ

J( 'ー`)し「マヨネーズとケチャップよ。あんたどっち掛ける?」

('A`)「いや掛けねえよ。ハンバーグのタレやチーズに付けて食べるよ」

J( 'ー`)し「そう?じゃあ私はケチャップ掛けるわね」ブチュルルルルルル

('A`)「もう無くなりかけてんじゃねえか」

ブチュッブチュッブチュルルルルルル

('A`)「カーチャンやめろって。ケチャップの無くなりかけで搾り出す音汚いんだからさ」

ブチュルルルルルルルルル…ブチュッブチュッ

J( 'ー`)し「ふう、これでいいわね。さて食べましょう」

('A`)「ハンバーグも食えよ」

J( 'ー`)し「わかってるわよ」モグモグ

J( 'ー`)し「……」

('A`)「おい、どうしたカーチャン」

J( 'ー`)し「…………」

('A`)「…カーチャン?」

('A`)「おい、カーチャンどうしたんだよ、カーチャンってば」

J( 'ー`)し「…………」プルプル

('A`)「…なんだ?」

J( 'ー`)し「…う…」

('A`)「…?」

J( 'ー`)し「…う…」

('A`)「…う?」

J( 'ー`)し「うん!美味い!」

('A`)「ビビル大木かよ」

J( 'ー`)し「入院中に見てたテレビでやっててね。やってみたかったのよ」

('A`)「今テレビ見てねーから今もやってるのかわかんね」

J( 'ー`)し「再放送だったのかもしれないわね」

('A`)「まあいいや。そんな事よりさっさと食べちゃおうよ」

J( 'ー`)し「そうね。この目玉焼きの黄身割ってトロッとした所がハンバーグに掛かると美味しいのよね」

('A`)「そこにご飯も掛けまして♪」

J( 'ー`)し「混ぜ混ぜしちゃったパクッとね♪」パクッ

J( 'ー`)し「うん!美味い!」

('A`)「いやもういいよ」

J( 'ー`)し「それにしてもそのチーズハンバーグ?美味しそうね。ちょっとちょうだい」

('A`)「いいよ。その目玉焼きハンバーグの目玉焼きの掛かってる部分もちょっとちょうだい」

J( 'ー`)し「いいわよ。いっしょにあーんで食べましょ」

('A`)「え?いいよ恋人じゃあるまいし恥ずかしい」

J( 'ー`)し「いいじゃないの。はい、あーん」

('A`)「…あ、あーん///」パクッ

J( 'ー`)し「じゃあ私も。あーん」

('A`)「…はい、あーん///」

パクッ

J( 'ー`)し「うん、美味しいわね」

('A`)「…そうだね///」

('A`)(カーチャンの事は好きだけど人前でこれは恥ずかしいだろ。ほら周りの人もこっち見て笑ってるし)

J( 'ー`)し「どうしたの?」

('A`)「…なんでもない。早く食ってよ」(早くここから出たい。せっかく楽しみに来たっていうのに。親子で何してんだよ)

数分後

J( 'ー`)し「…ふう、ごちそうさま。お腹いっぱいね」

('A`)「そうだね」(気恥ずかしさもいっぱいだよ)

('A`)「じゃあそろそろ帰る?」

J( 'ー`)し「あ、待って」

ピンポーン

('A`)「は?お腹いっぱいじゃないのか?何頼むんだよ」

J( 'ー`)し「ビールよ」

店員「お待たせしました。ご注文をお伺いします」

J( 'ー`)し「この『ザ・プレミアムモルツ』を」

店員「かしこまりました」

('A`)「何でビールなんだよ」

J( 'ー`)し「だって1年9ヶ月も入院してて飲めなかったのよ。久しぶりに飲んでみたいのよ」

店員「お待たせしました『プレミアムモルツ』です」

J( 'ー`)し「ありがとう」

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