七咲「せんぱい?そんなに寒いんですか?」
七咲「はい?私ですか?」
七咲「…そうですね。やっぱり寒いですよ?」クスッ
七咲「でも…」
七咲「ふふっ」ギュッ
七咲「私には、顔を真っ赤にした可愛い抱き枕がありますから」クスクス
七咲「ほら、こうしてれば寒くないですよね?」
七咲「ふふっ。そんなに私にくっついちゃって…」
七咲「せんぱい、赤ちゃんみたいですよ?」
七咲「…」クスッ
七咲「…」ナデナデ
七咲「私の、おっきな赤ちゃん」クスクス
七咲「えっ?」
七咲「はぁ…そんな顔して文句を言っても、説得力無いですよ?」クスクス
七咲「私になでなでされて、照れちゃったんですか?」
七咲「ふふっ。可愛い」ナデナデ
七咲「…」ナデナデ
七咲「……」ナデナデ
七咲「ねぇ、せんぱい?」
七咲「いま…幸せですか?」
七咲「…んー、そうですね。なんとなく、です」
七咲「せんぱいの頭なでなでしていたら、聞いてみたくなっちゃいました」
七咲「…えっ?私ですか?」
七咲「…」
七咲「…ばか」クスッ
七咲「私にそんなこと聞いて、どうするんですか?」
七咲「私はまだまだ幸せになるつもりですよ?」
七咲「それに」ギュッ
七咲「せんぱいのコトも、幸せにしなくちゃいけませんし」クスクス
七咲「…ふふっ。言ってませんでした?せんぱいには、私があげられるものぜんぶ、あげたいんです」
七咲「だから、せんぱいのもぜんぶ…くださいね?」ナデナデ
七咲「…ほら、また」クスッ
七咲「そんなに赤くなっちゃって」クスクス
七咲「ほんと、せんぱいは面白い人です」
七咲「って、なんでこの状況で私のお腹をなでなでしてるんです?」ハァ...
七咲「まったく…ほんと、せんぱいはいつでもえっちなんですから…」
七咲「…」
七咲「……知りません」プイッ
七咲「…」
七咲「……」チラッ
七咲「はぁ…」ハァ...
七咲「ばーか」クスッ
七咲「ほんと、私だけですよ?こんなえっちな人を好きでいられる女の子なんて」クスクス
七咲「えっ?当たり前じゃないですか」
七咲「せんぱ…しんごさんのこと、好きですよ?」
七咲「…///」
七咲「…ばか///」プイッ
七咲「…」チラッ
七咲「…ばか…」クスッ
七咲「んっ…ちゅっ」チュッ
七咲「ふふっ。お返し、です」クスッ
こんばんは。今夜も、俺と俺の七咲との日々を綴っていきたいと思います
七咲「あの…せんぱい?」
七咲「いや…なんというか…その…何ですか?これ」
七咲「いえ、ヨーグルトなのは分かります。ですが…」
七咲「なんで、私の胸の上にヨーグルトが垂らされているんですか?」
七咲「…」
七咲「はぁ…」ハァ...
七咲「そうだと思いました」
七咲「で?」
七咲「このヨーグルト、どうするんですか?」ニヤニヤ
七咲「…」クスッ
七咲「どうするんですか?」
七咲「言えないんですか?自分からやっておいて?」
七咲「いいですよ?なら、私が言ってあげます」
七咲「…」
七咲「せんぱい…私の胸の上に垂らされたヨーグルト…食べてください…」
七咲「…」クスクス
七咲「これで、満足ですか?」ニヤニヤ
七咲「ほら、せんぱい?早く食べないと、床に垂れ落ちちゃいますよ?」
七咲「食べないんですか?」
七咲「んっ…」チュッ
七咲「こんなに、甘いのに?」クスクス
七咲「…」
七咲「……言わないでください」
七咲「…」
七咲「勘違いしないでくださいね?私がこんな風になるのは…」
七咲「せんぱい…しんごさんだけなんですから」
七咲「…~///」
あなたの七咲、橘さんの七咲、俺の七咲…それこそ十人十色の七咲がいます
俺の七咲は、こんな感じな訳でして
七咲「せんぱい!またご飯食べる前にお菓子食べましたね?」
七咲「ご飯食べる前にお菓子なんて食べたらご飯食べられなくなっちゃいますよ?」
七咲「…えっ?」
七咲「…ばか///今はそんな話をしてる訳じゃ…」
七咲「…」
七咲「…す」
七咲「…です」
七咲「嬉しいです!そう言ってもらえて!」
七咲「はぁ…はぁ…これで満足ですか?満足なら、早く手を洗ってきてください?」
七咲「もうすぐご飯、出来ますから」
と、いう訳でして、こんな風に俺と俺の七咲は日々を送っています
ありがとうございました
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