ことり「スクールアイドルデュエルフェスティバル!?」 (31)

ことり「前回のラブライブ」デェン!

ことり「いつまでも練習前にデュエルをやめないにこにゃんに海未ちゃんが熱いラブ熱血シュート!」

ことり「ようやく練習だと思ったらホノカチャンが“スクールアイドルデュエルフェスティバル”の話を持ってきたから大変!」

ことり「私達のアイドル活動はこれからどうなっちゃうの!?」

~~~

絵里「それで、みんなの意思はどうなのかしら?」

凛「意思?」

海未「これは私達全員で決める問題ですから。いくら穂乃果がやりたくても他についていくメンバーがいなければ参加は出来ません」

希「大会の規定だと1チームは3人。1校から出られるんは3チームまでやね」

真姫「随分とご都合主義な人数ね」

海未「では、参加したいメンバーは挙手をお願いします」

穂乃果ことり凛真姫花陽にこ絵里希「」ノ

海未「…全員参加のようですね」

穂乃果「海未ちゃんは?」

海未「もちろん私も参加しますよ。ですが、内容を見る限りなかなか大変そうですね…」

花陽「な、なんで?」

海未「まず、この大会は3つのデュエル方式があって、直前までどの方式で戦うかはわかりません」

ことり「3つのデュエル?」

海未「はい。1つはチームから代表を1人ずつ選んで戦う代表戦」

海未「もう1つはチームから2人を選んで行うタッグ戦」

海未「そして3対3で勝ち抜き戦を行うチーム戦です」

海未「これに対応できるチームを組まなければいけません」

凛「それって普段のユニットじゃダメなのかにゃー?」

海未「そうですね…では、例えばBiBiがそのままのチームで普段使うデッキを使って出場したとしましょう」

真姫「ヴエェ…なんで私達…」

海未「代表戦とチーム戦は問題ないでしょう。しかしタッグ戦はどうでしょうか?」

穂乃果「真姫ちゃんのローズ、にこちゃんのマドルチェ、絵里ちゃんの青眼かぁ…」

絵里「うーん。確かに場を共有するメリットがほぼ皆無ね」

真姫「レベルも噛み合わないわ」

にこ「じゃあどうするのよ…」

絵里「みんなで色々な組み合わせで戦ってみてチーム編成の参考にしましょう。まずはそれからよ」

海未「そうですね。では、今日は解散にして明日大会に使うデッキを持ち寄りましょう」

穂乃果「了解!…って言っても私はデッキ1つしかないんだけどね」エヘヘ

凛「あっ!穂乃果ちゃんのデッキ見てみたいにゃー!」

穂乃果「いいよー」

海未「それでは今日はこれで解散です」

その夜――

希「アルカナフォース…やっぱり大会ではインチキくさいなぁ」

希「せやったらうちはこっちで…」

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絵里「やっぱりこっちのカードはあと1枚減らして…よし!」

絵里「ふふっ。全国のスクールアイドルに私のブルーアイズが最強だということを思い知らせてあげなくちゃね」

絵里「強靭!無敵!エリーチカ!」フハハハハ

~~~

にこ「やっぱりにこのデッキはタッグしづらいのかな…」

にこ「みんなごめん…でも、にこは沢山カード買えないから…」

花陽「ど、どうしよう。アルパカデッキじゃ大会なんて無理だよぅ」

花陽「こっちを使うしかないのかなぁ…」

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真姫「ま、私は私のデュエルをするだけだし関係ないわね」

真姫(今日話した感じでは私と合いそうなデッキはいなかったけど…)

真姫「関係…ないわよね…」

~~~

ことり「みんなでデュエルの大会かぁ…楽しみだな」

ことり「よし!ことりも小鳥ちゃん達と力を合わせて頑張らなきゃ!」

海未「やはりアチャチャよりも『ヴェーラー』や『増G』を優先すべきでしょうか…」

海未(今回はチームでの勝負ですから自分のロマンばかりを追っていてはいけませんね)

海未「一度デッキを開いて見つめ直してみましょう」

~~~

凛「お風呂上がったよ~」

穂乃果「あ、凛ちゃん!」

凛「明日のための調整?」

穂乃果「うん。回すの付き合ってくれる?」

凛「えぇ~、凛もう我慢出来ないにゃ…」キュッ

穂乃果「もー。今日は普通に泊まるだけって言ったでしょ?」

凛「だって…」

穂乃果「よーし、わかった!じゃあ…」チュッ

凛「んっ……」

穂乃果「私にデュエルで勝てたらいいよ」

凛「も~、こんな時までデュエル?」

穂乃果「凛ちゃんが勝ったら好きなようにしてあげるからさ」

凛「…わかった!やるよ!」

穂乃果「決まりだね。じゃあ…」

穂乃果凛「「デュエル・スタート!!」」

凛「先攻は凛が貰うよ。ドロー!」

凛「凛は『E・HEROアナザー・ネオス』を召喚!」

凛「カードを2枚伏せてターンエンドだよ」

穂乃果「オッケー。私のターン。ドロー!」

穂乃果「私は『微炎星―リュウシシン』を召喚!」

穂乃果「さらに『炎舞―天枢』を発動するよ」

凛(出た!穂乃果ちゃんの炎舞コンボだ!)

穂乃果「これで私は1ターンに普通の召喚に加えてもう1体獣戦士族モンスターを追加で召喚できる」

穂乃果「そして炎舞が発動したことで『リュウシシン』の効果が発動。デッキから『炎舞―天セン』をセットするよ」

穂乃果「『天枢』の効果で私は『殺炎星―ブルキ』を召喚」

穂乃果「2体の獣戦士族モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚!」

穂乃果「いつか満員のステージで踊る炎舞のために…今はこの気持ちを信じたい!来て!『魁炎星王―ソウコ』!」

穂乃果「『ソウコ』がエクシーズ召喚に成功したから『炎舞―天キ』をデッキからセットするよ」

凛(ターンまだかなぁ…)

穂乃果「私はセットした『天キ』を発動してデッキから『暗炎星―ユウシ』を手札に」

穂乃果(『アナザー・ネオス』が表向きであるし、ここは普通に攻めよう)

穂乃果「バトルに入るよ!」

凛「負けないよ~」

穂乃果「『ソウコ』で『アナザー・ネオス』を攻撃!2枚の炎舞の効果で攻撃力は2400だよ」

凛「『アナザー・ネオス』は1900だから500のダメージだね」

凛LP:8000→LP:7500

凛「『アナザー・ネオス』がやられた時、恋のシグナルで仲間を呼ぶにゃー!」

穂乃果「恋のシグナル!?」

凛「罠カード『ヒーロー・シグナル』を発動!りんがべー!」

凛「『シグナル』の効果でデッキから『E・HEROエアーマン』を特殊召喚!『エアーマン』の効果で『E・HEROバブルマン』を手札に加えるよ」

穂乃果「…ねぇ、凛ちゃん。『アナザー・ネオス』の恋のシグナルで『エアーマン』って…」

凛「穂乃果ちゃん。それ以上考えるのはやめよ?」

穂乃果「…そうだね。私はカードを1枚セットしてターンエンド」

凛「じゃあ凛のターン。ドロー!」

凛(凛のデッキはアライブHEROじゃなくなって1ターンで勝つのは難しくなっちゃったけど)

凛(この手札なら…いける!)

凛「凛は手札の『デュアルスパーク』を捨てて『超融合』を発動。『エアーマン』と穂乃果ちゃんの『ソウコ』を融合!」

凛「熱々のラーメンより熱い正義の味方参上にゃー!『E・HEROノヴァマスター』!」

穂乃果「私の『ソウコ』が…」

凛「凛はカードを2枚伏せて『バブルマン』を特殊召喚。続けて今伏せた『戦士の生還』を発動!」

凛「墓地の『アナザー・ネオス』を回収。そしてそのまま召喚にゃー!」

凛「2体の戦士族モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚!」

凛「テンション上がってファイトも2倍!行くにゃー!『機甲忍者ブレード・ハート』!」

凛「『ブレード・ハート』はオーバーレイ・ユニットを1つ使えば2回攻撃できるよ」

凛「凛はさらにセットした『ミラクル・フュージョン』を発動!墓地から『バブルマン』と『エアーマン』を除外して融合召喚!」

凛「大量展開?認められないわぁ。行くにゃー!『E・HEROアブソルートZero』!」

凛(これで全部通れば9500で勝ちだね)

凛「バトル!まずは『ブレード・ハート』で攻撃!」

穂乃果「…罠カード」

凛「あっ…!」

穂乃果「『ダメージ・ダイエット』。このターン私が受けるダメージは半分になるよ」

凛「うぅ…でも、攻撃は止まらないよ!『ブレード・ハート』!」

穂乃果LP:8000→LP:6900

凛「もう一回!」

穂乃果LP:6900→LP:5800

凛「『アブソルートZero』と『ノヴァマスター』でも攻撃!」

穂乃果LP:5800→LP:3250

凛「全然減らない…」

穂乃果(1キルを潰されてシュンとしてる凛ちゃんもかわいいなぁ)

凛「…ターンエンド」

穂乃果「私のターン。ドロー」

穂乃果「凛ちゃんの場にだけモンスターがいるから『炎王の急襲』を発動するよ。デッキから『孤炎星―ロシシン』を特殊召喚」

穂乃果「続けて『ユウシ』を召喚して…」

凛「待つにゃ!『ユウシ』が召喚された時に罠カード『強制脱出装置』を発動!」

凛「『アブソルートZero』をエクストラデッキに戻すよ!」

凛「そして『アブソルートZero』の効果で穂乃果ちゃんの場のモンスターは全て破壊される!」

穂乃果「…でも私は『天枢』の効果でもう1体獣戦士族モンスターを召喚できる!」

凛「しまった!」

穂乃果「私は『熱血獣士ウルフバーク』を召喚。墓地から『ロシシン』を特殊召喚するね」

穂乃果「私は2体の獣戦士族モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚!」

穂乃果「来て!『魁炎星王―ソウコ』!」

穂乃果「『ソウコ』の効果でデッキから『天キ』をセット。そして発動!」

穂乃果「デッキから『リュウシシン』を手札に加える」

穂乃果「バトル!『ソウコ』で『ノヴァマスター』に攻撃!さらにダメージステップに『天セン』を発動して攻撃力を700アップ!」

穂乃果「さらにさらに!『天セン』が表向きで存在してるからもう300アップだよ」

凛「2200+700+300+100+100+100…うぅ、『ノヴァマスター』は2600だから破壊される」

凛LP:7500→LP:6600

穂乃果「私はカードを1枚セットしてターンエンドだよ」

凛(どうしよう…このターンで決めないともっと反撃がきちゃう)

凛(お願い…逆転の1枚を引かせて!)

凛「ドロー!!」

凛(来た!)

凛「凛は魔法カード『平行世界融合(パラレル・ワールド・フュージョン)』を発動!」

穂乃果「平行世界融合!?」

凛「凛は除外されてる『エアーマン』と『バブルマン』をデッキに戻して融合召喚!」

凛「悪戯成功!ビックリさせて小さくしちゃえ!行くにゃー!『E・HERO Great TORNADO』!」

凛「『Great TORNADO』の効果で穂乃果ちゃんのモンスターの攻撃力と守備力は半分になる!」

凛「たとえ伏せカードが『天セン』でも『Great TORNADO』には届かないにゃー!」

穂乃果「…そうだね」

凛「凛は『ブレード・ハート』のオーバーレイ・ユニットを取り除いて2回攻撃できるようにするよ」

凛「バトル!『Great TORNADO』で『ソウコ』を攻撃!」

穂乃果「…危なかった。凛ちゃんがもし他のカードを警戒してたら負けてたかもしれないよ」

凛「そんな…まさか…」

穂乃果「速攻魔法『収縮』を発動。『Great TORNADO』の攻撃力は半分になる」

凛「1400VS1700…うぅ…」

凛LP:6600→LP:6300

凛「なら『ブレード・ハート』で『ソウコ』を攻撃!」

穂乃果LP:3250→LP:2750

凛「もう一回いくよ!」

穂乃果LP:2750→LP:550

凛「ターンエンド!」

凛(削りきれなかった…けど、これでエアーマンがデッキに戻ったから逆転の目は増えた)

凛(エアーマンをサーチできるカードは豊富だし、それさえ来ればまだ可能性は…!)

穂乃果「私のターン。ドロー!」

穂乃果「私は『リュウシシン』を召喚。そして効果を発動」

穂乃果「2枚の『天キ』を破壊して墓地の『ユウシ』を特殊召喚」

穂乃果「2体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築。エクシーズ召喚!」

穂乃果「3人から9人に…進化し続けるμ'sの化身!来て!『No.39希望皇ホープ』!」

凛「ここで『ホープ』!?」

穂乃果「さらに私は『RUM―リミテッド・バリアンズ・フォース』を発動!」

穂乃果「1体のモンスターでオーバーレイ・ネットワークを再構築!カオスエクシーズチェンジ!」

穂乃果「μ'sミュージックスタート!来て!『CNo.39希望皇ホープレイV』!!」

凛「マズいにゃ…あれは…!」

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