ゆの「寝れなくなった」(83)
深夜
ゆの「…」
ゆの「はあ…なんか寝れない」
ゆの「明日学校あるから寝なきゃだよね」
ゆの「そうだ!睡眠薬とか飲んじゃったり」
ゆの「って持ってないよね私」
ゆの「…」
ゆの「こんな時はオールだ!」
ゆの「わーい!わーい!」
ゆの「折角だしずっと起きてよう!」
ゆの「一日ぐらい寝なくても平気だよね!うん」
ゆの「まずは夜食を探さないと」ガサゴソ
ゆの「わ~あったあった」
ゆの「クッキーにポテトチップスにカップ麺も!」
ゆの「あ…そういえば夜中に食べたら太るってヒロさんが言ってたような…」
ゆの「うーん…」
ゆの「後にも先にも一回だけだしいい…よね!?」
ゆの「いたたぎまーす!」
ゆの「夜中に食べるのってまた違った感じがする~」
ゆの「美味しい、美味しい!」
ゆの「あ、そうだ」
ゆの「深夜のTV番組ってどんなのがあるんだろ~」
ゆの「楽しみ~」ピッ
ゆの「音は小さくしないと…みんなが起きちゃうかもだし」
ゆの「…」
ゆの「何回この商品紹介するの~?」
ゆの「最初は欲しいて思ってたけどだんだん欲しくなくなってきたよ…」
ゆの「他のチャンネルとかは」ピッ
ゆの「…なんでエッチな番組!?」
ゆの「あわわわわわ」
ゆの「もういいや…消そう」ピッ
ゆの「テレビは朝とか昼の方が面白いよね…うん」
ゆの「よし!次は勉強してみよう!」
ゆの「数学のドリル!」
ゆの「英語の冊子!」
ゆの「その他いろいろ」
ゆの「やるぞー!」ギュッ
カキカキ
ゆの「やまぶきに入る為に夜遅くまで受験勉強した事思い出すな~」
ゆの「…」
ゆの(受験といえば…沙英さんとヒロさん無事合格して良かったな)
ゆの(私も次は三年生…)
ゆの(進路の事とか…大学受験か)
ゆの(宮ちゃんと一緒の大学行けるかな)
ゆの(でも宮ちゃんて生成優秀だし絵も上手いし)
ゆの(私なんかと大違いだよね)
ゆの(ううん、弱気になっちゃダメ)
ゆの(私の絵だってやまぶき祭の表紙に選ばれたり)
ゆの(ああ!ダメダメ謙虚な心を持たないと)
ゆの「あ…答え間違ってた」
ゆの「うう…自信が」
ゆの「ちょっと中断しよっと」
ゆの「よし…次は」
ゆの「絵 描いてみよう」
ゆの「ベランダで夜空をスケッチとか今日しかできないかも…なんて」
ゆの「あのあのどんな色が~今ですか?」カキカキ
ゆの「笑顔のホワ…」カキカキ
ゆの「…」ガクガク
ゆの「寒い!」
ゆの「なんで夜ってこんなに寒いの~?」
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{人__[_____\__, イー斗< ゆのっちかわいいよゆのっちー
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ゆの「くしゅん」
ゆの「風邪ひいちゃうかも…」
ゆの「なんかあったかいもの…」
ゆの「ミルクティーとか」
ゆの「あっ」
ゆの「コーヒーのがあった…しかもブラック…」
ゆの「…」
ゆの「…」ゴクゴク
ゆの「ふう」
ゆの「続きをし」
ゆの「…」ブルブル
ゆの「にがー!」
ゆの「げほげほ…沙英さんいつもこんなの飲んでるの!?」
ゆの「すごいなあ、やっぱり大人ってカンジだよね」
ゆの「よし!続き描こう」
ゆの「の前にもう一回砂糖とかたくさん入れて」
ゆの「挑戦!」ゴクゴク
ゆの「…」
ゆの「びみょ…」
沙英さんは砂糖二つとミルク入れるかわいい子だよ
ゆの「…」カキカキ
ゆの「うん…出来た」
ゆの「えへへ、結構うまく描けたかも」
チクタク
ゆの「ん…」
ゆの「もう3時!?」
ゆの「さすがに夜更かししすぎたかも…」
ゆの「ううん!今日はオールするんだもん!」
ゆの「そしたら…」
真実「すごーい!ゆのさん寝てないの!?」
ゆの「えへへ」
中山「は、はしたない!」
ゆの「!?」
校長「無謀ですね」
ゆの「…」
吉野屋「ゆのさんいっけな~い」
ゆの「…」
桑原「良い子は早く寝なさい」
ゆの「悪い子です…」
~
ゆの「ああっ!?」
ゆの「って自慢できるわけないよね…」
ゆの「寝てない自慢って全然自慢になってないよね…うん」
ゆの「と言っても何をすればいいんだろう…」
ゆの「夜食は中途半端に余っちゃったし、勉強は自信無くしちゃったし、絵は描き終わっちゃったし」
ゆの「お風呂は…お風呂で寝ちゃいそう」
ゆの「そのまま冷たくなった状態でで発見されたり」
ゆの「…」ガクガク
ゆの「やっぱり寝…」
コンコン
ゆの「!?」
ゆの「な、何?」
ッチ…
ゆの「声!?」
ゆの「もしかしておばけとかで食べられちゃったり…」
ゆの「だ…誰か助けて~!」
「おばけじゃないよ~」
ゆの「え?」
宮子「や~なんか美味しそうな匂いがしたもので」
宮子「飛び起きてしまいました」
ゆの「あはは…」
宮子「私の食べ物レーダーは敏感なのだ!」
宮子「というわけでお恵みを」
ゆの「あんまり残ってないけどどうぞ~」
宮子「いやいやかたじけない」モグモグ
宮子「おいし~」
ゆの「えへへ」ニコニコ
宮子「そういえばさゆのっち」
ゆの「ん?」
宮子「ゆのっちなんでこんな時間まで起きてたの?」
ゆの「えっと…」
ゆの「べ…勉強とか!」
宮子「お~ゆのっちエラ~い」
ゆの「あ、ありがと宮ちゃん」
ゆの(途中で投げ出しちゃったけどね…)
宮子「あっこの絵ゆのっちが描いたの?」
ゆの「そだよ~さっき描いたの」
宮子「ほほ~夜空もとい星空」
宮子「へ~」
宮子「ふむふむ」
ゆの「み、宮ちゃん?」
宮子「うん!」
宮子「すっごく綺麗だよゆのっち!」
ゆの「えっ!」
宮子「何かゆのっちの絵ってどれも暖かいよね」
宮子「特にこの辺とか」チョイチョイ
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/7/// _____ ///厶イ) ノ jノ
{人__[_____\__, イー斗< ゆのっちかわいいよゆのっちー
/: :.イ/iii//\:_ トiii、_:Ⅳ: : :| }ノノ
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`^7\{ 丁下刃 了 ̄j/ |____ハ
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ーしJハ ヽ「 ̄¨/ ∧_(ィ 厂\
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>>14
量産キュベレイは倒せそうだけどクィンマンサが強すぎるよな
ZZのミサイル全部くらってビクともしないとかアホかと
ごめん誤爆した
ゆの「宮ちゃん…」ダキッ
宮子「おっゆのっち?どったの」
ゆの「ごめん…なんか嬉しくて…つい」
宮子「ゆのっちが今嬉しい…という事は」
宮子「私も嬉しいのだ~」ナデナデ
ゆの「宮ちゃん…えへへ」
宮子「あっ白髪一本発見」
ゆの「ええ!?」
宮子「ごちそうさま~」
ゆの「はーい(全部食べちゃった…)」
宮子「ゆのっちこれからどうする?」
ゆの「え…将来の事?」
宮子「違うよ~すぐこの後」
ゆの「だよね!」
宮子「しかし将来の事を常に考えているゆのっちはさすがですな~」
ゆの「そ、そうかな?」
ゆの「この後か…それが私もどうしようかなって」
宮子「つまり決まってないと」
ゆの「そんなとこかも」
宮子「よーしゆのっち!一緒に外出よう!」
ゆの「何しに?」
宮子「夜の散歩しに」
ゆの(夜の散歩…)
ゆの(か、かっこいい~)
ゆの「みんな起きてないよね?」
宮子「へーきだよ」
宮子「では行ってきます!」
外
ゆの「うう…寒いね宮ちゃん」
宮子「私は平気なのだ!」
ゆの「いいな~」
宮子「くっついて歩けばあったまるよ~」
ピタッ
宮子「ゆのっちとドッキングなのだ~」
ゆの「あはは、宮ちゃんてば~」
ゆの(宮ちゃん暖かい…)
テクテク
宮子「そこら辺ぶらぶらするのだ~」
ゆの「うん」
ゆの(このまま離れたくな…)
ワンワン!
ゆの「!?」ビクッ
宮子「お、近所の犬さんですかな」
宮子「元気ですな~あれ、ゆのっちは?」
ゆの「あわわわ…」
宮子「ゆのっち電柱に隠れてる~」
ゆの「びっくりした…」
宮子「あはは~ゆのっち怖がり~」
ゆの「うう…」
宮子「でも大丈夫なのだ!」
宮子「私が24時間ゆのっちのボディーガードになる!」
ゆの「宮ちゃん…」
宮子「時給800円でどう?」
ゆの「お仕事!?」
テクテク
宮子「ねえねえゆのっち」
ゆの「ん?」
宮子「さっき言ったけど将来の事を常に考えているゆのっちってホントすごいと思うな」
ゆの(アレは勘違い言うか何というか)
宮子「私ももっと頑張らなきゃ!なんて思ったり」
ゆの「あはは…」
宮子「進路の事とかヒロさんと沙英さん見て考えたり」
ゆの「うん…」
ずっと続けてほしい
宮子「なずな殿と乃莉っぺの事とか」
ゆの「うんうん」
宮子「卒業したらゆのっちとどんな関係になるんだろうとか」」
ゆの「…」
宮子「お互い覚えてたらクラス会場とかで盛り上がったりとか!」
ゆの「気が早いよ宮ちゃん!?」
宮子「あはは~あ、今何時?」
ゆの「ん…5時だよ」
宮子「そろそろ戻ろうか」
ゆの「そだね」
ゆの「…」
宮子「あれ、ゆのっち?」
ゆの「私ねずっと宮ちゃん」
キラリーン
宮子「あ!流れ星」
ゆの「え?」
宮子「なんかお願いしないと、ほらゆのっち!」
ゆの「え…えっと」
ゆの「背が伸びま」
宮子「あっ行っちゃった」
ゆの「…」ガクーン
宮子「元気出せゆのっち~背はいつか伸びるさー」
ゆの「うん!」
ゆの(宮ちゃんといつまでも一緒にいたいなんて願い…恥ずかしいもんね)
ゆの(いれるのかな…)
宮子「よ~しダッシュだゆのっち!」
ゆの「ま…待って~!」
その日の授業
ゆの「」zzzz
宮子「」zzzz
益子(ひだまりコンビは仲良く寝てるなあ…)
益子「えー教科書の160ページ」
いやそこは注意しろよ
202号室
宮子「高鳴って流星レコード煌めいた思い出が僕の胸を打つよ~」
宮子「流れ星の空~っと」
宮子「ゆのっちのお願いは背が伸びる事か~ゆのっちらしいですな」
宮子「私のお願いは…」
宮子「ゆのっちといつまでも仲良しでいれますように!」
宮子「なんて、えへへ~」
グー
宮子「お腹すいた~」
ゆの「宮ちゃ~んヒロさんがご飯作ってくれたって」
宮子「今行く~!」
終わり
関係ないけど岸さんに再登場してほしい
支援ありがと
おつっちおつおつ
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