仁奈「でも学校で習ったですよ!仁奈はじゅうしです!」
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http://i.imgur.com/vJnMziG.jpg
P「…」
P「にしち、な」
仁奈「はい!」
P(いい返事だ)
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仁奈「えへへー。でもになはきゅうですよー」
P「うん」
仁奈「それで明日はじゅうですよー」
P「うん」
なでなで
P「誕生日だもんな。おめでとう仁奈」
仁奈「えへへ。はい。ありがとーごぜーます」
仁奈「この調子で仁奈はじゅうになっても」
仁奈「もっともっといろんなキグルミ衣裳を集めるです!Pも付いてくるんだ!おー」
P「おー」
・
・
・
P「二月七日は仁奈の日だ」
仁奈「う」
仁奈「またその話で…すか。うう……い、いや。最初に言い出したのはプロデューサーだった…ですもんね!仁奈から言い出したわけじゃねーですよ!」
P「口調戻ってるぞ」
仁奈「はっ」
P「それに、俺が初めて言って以来、何年かは仁奈の方から言って来たと思うんだけど」
仁奈「言ってね…ないです!」ガー
P(変わらないなぁ)
仁奈「はぅ……口調…なかなか直んねーんです……」グス
P「べつに直さなくてもいいじゃないか。可愛いし」
仁奈「き、キャラならともかく、いつでもこのまま押し通すのはさすがに…です」
P「そうか?」
仁奈「はい」コクコク
なでなで
仁奈「わぷ」
P「まあそのうち直るだろ。気にするなって」
P「きぐるみだって、いまはもう普段帽子がもふもふなくらいだしな」
仁奈「…うん。ふふ、もふもふはいまでも好きだから」
仁奈「部屋にはたーくさんっちゃんととってあるんですよ!」
P「そっか」
P「じゃあ。はい。これ足しにしてくれ」
仁奈「…」ガサ
仁奈「…あ、これ欲しかったやつ……えへへ。買ってくれやがったんですか」
P「うん」
P「今日は仁奈の日で、明日は仁奈の誕生日だからな」
仁奈「はい。いよいよ仁奈はじゅーしになります」
P「おめでとう」
仁奈「ありがとーごぜーます!」
・
・
・
P「二月七日は仁奈の日だ」
仁奈「はい」
P「……」
仁奈「…」カリカリ
P「…」
P「な、なにか欲しいものとかないか?」
仁奈「いえべつに…ちゃんとお願いした通りお仕事も減らしてくれたので、大丈夫です。ありがとうございます」
P「そ、そっか」
仁奈「はい」
P「調子はどうだ?」
仁奈「んー…たぶん。分かんないです。できることはちゃんとして来たつもりなんですけど…」
P「…そっか」
仁奈「はい」
P「本当に俺ついて行かなくて平気か?」
仁奈「どうしてプロデューサーが私の受験について来るんですか」クス
P「お、おう。そ、そうだよな…」
仁奈「はい。そうです」
仁奈「いつもすいません。仕事場から予備校まで送ってくれて」
P「いやいや。頑張ってな」
仁奈「はい」
P「…」
P「あ…仁奈」
仁奈「?はい」
P「…えっと」
P「風邪、引かないようにな」
仁奈「?…」
仁奈「あ…」ガサ
仁奈「ありがとうございます。…ふふ」クス
P「?」
仁奈「あ、いや…」
仁奈「プロデューサー。毎年私にはこう…手袋とか、帽子とか」
仁奈「もふもふなものをくれるので、いつも自分で買わずに済むのが、なんだか可笑しくて」
P「あ…わ、悪い。つい。仁奈はそんなのが好きだって言ってたから…」
仁奈「いえ。嬉しいですよ。わりと」
P「わりとか…」
仁奈「ふふ」
P「二月七日だから、になじゅうし、か」
仁奈「はい。もう十八になりますけど」
P「…大きくなったなぁ」
仁奈「も、もう。お父さんみたいなこと言わないでください」
P「あ、すまん」
仁奈「いえ。まあ…プロデューサーは……私のパパみたいなところもあるし…小さいときからお世話になってて……」
P「仁奈?」
仁奈「はっ」
仁奈「な、なんでもねーですよ!じゃあっありがとっまた明日!」
P「おう」
P「……まだ抜け切ってないんだな…なんかほっとした」
・
・
・
P「二月七日は仁奈の日だ」
仁奈「はい」
P「準備できたか?」
仁奈「あ、は、はい。なんとか…たぶん。あ、あはは…会場行ってからの方が、いろいろあるのに…すいません」
P「ううん。まだ時間もあるしな。のんびり行こうか」
仁奈「はい」
P「…こうやって車で送るのもこれが最後か」
仁奈「仕事には、ですねー。まあ私のアッシーにでもなってくれればいくらでも送らせてあげますよ!」
P「アッシーて。死後どころじゃないぞ」
仁奈「あれっ」
仁奈「ううぅ……おばさんになってまでアイドルなんてやるもんじゃないですね…」
P(…おばさんて歳でもないだろう)
P「……そう考えると、仁奈は昨日まできぐるみを着ていたような気がしてくるよ」
仁奈「……ふふ。そうですね。私もそんな気がしやがります」
P「うん」
仁奈「はい」
P「うん」
仁奈「?」
P「やっぱり仁奈はその口調が似合ってるな。可愛い」
仁奈「…」
仁奈「もう、その発言はパパを通り越しておじーちゃんみたいでごぜーますね。爺くせーです」
P「ひどい」
仁奈「ふふ」クスクス
P「アイドルをやめてからどうするんだ?」
仁奈「…」
仁奈「わかんねーです。しばらくは…のんびりかなぁ。家でのんびりもふもふしようかと」
P「いい加減整理しろよ、あのきぐるみの山。そのうち家くずれるぞ」
仁奈「ふふーもふもふしてるので心配ねーですよ!」
P(心配だ)
仁奈「あ、あはは…ま、まあキグルミの整理をしつつ……いろいろ整理しつつ…気持ちとか」ボソ
P「?」
仁奈「な、なんでもねーです」
P「うん。まあ、仁奈がやめちゃったら俺もいまよりは暇になるだろうしな。なにかあれば手伝うよ」
仁奈「…」
仁奈「はい。よろしくお願いしやがるです。えへへ」
P「うん」
仁奈「はい。きっとに…私一人じゃ、整理できないことも、あるから」
P「そっか」
仁奈「はい!…えへへ」
P「二月七日は仁奈の日だ」
仁奈「はい。私もついに、にな歳です」
P「おめでとう。お疲れさま」
仁奈「はい。ありがとうございます」
P「ライブ成功させて、明日はいい気分でお祝いしような」
仁奈「はい!…もうこの歳だと祝って欲しくもないですけど…うぅ」
P「はは」
P「あと少しだけ頑張ろう」
仁奈「はい。頑張りやがります!」
・
・
・
…光源氏(ボソッ)
・・・・・
P「あ、そうだ。早速だけど、はい」
仁奈「?これは…」ガサ
P「プレゼント。本当はキグルミって、仕事でもらえたりするから」
P「俺からあげてもあんまり意味がない気もしたんだけど…」
仁奈「……」モフモフ…
仁奈「おお。こいつはいいもふもふでごぜーます」
P(そうなのか)
もふもふ
仁奈「えへへ。とんでもねーです。Pから頂けるのならたいへんうれしーですよ。ありがとーごぜーます!」
P「そっか。じゃあよかった」
仁奈「はい!よかったです!えへへー」
P(…よかった)
仁奈「ふふふ…仁奈の日に仁奈の誕生日……二月はすばらしーですふふふふ…」モフモフ
P「そうだな」
仁奈「はい。こうなっては毎年Pには仁奈の日をアピールして行かねーとです!」モフン
P(毎年……そういえば仁奈はいつまできぐるみなんだろうか)
P(……いつまで、か)
仁奈「ねーP」
P「ん?」
仁奈「二月七日は仁奈の日です」
仁奈「これからも仁奈をよろしくお願いするです」ペコ
P「うん。少なくとも仁奈がアイドルであるかぎりは、ちゃんとよろしくお願いされるよ」
仁奈「…その先は?」
P「え?」
仁奈「…な、なんでもねーです。な、なるよーにしかならねーですよね!…えへへ」
P「?おう」
仁奈「えへへへー。仁奈はこれからも大きくなって行きます。先のことはわからねーですが」
P「うん」
仁奈「仁奈の日ともども!これからも仁奈をよろしくですよ!」
P「うん。よろしく」
おわり
仁奈誕も兼ねて。ニナチャーンおめ
個人的にニナチャーンは娘にしたい!が勝るので先のことはみなさんの妄想にお任せするですよ
おっつおっつ
仁奈(2+7)ちゃんは9歳、7と9の間を取って誕生日が8日と覚えるのよ
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