優美子「…じゃああーし帰るから」

八幡「ちょっと待ってくれいや待ってください」

優美子「なに？あとこっちに手向けんな汚い」

八幡「…しゅみません、けど帰すわけにはいかない。お前このこと誰かに言うだろ？」

優美子「言っちゃダメな訳？」

八幡(言いふらす気満々だったよこえーよ…)

八幡「確かに俺が由比ヶ浜の体操着で自慰行為をしていたのは事実だ。今更誤魔化す気もない」

優美子「ここまでハッキリ言われたら引くんですけど…」

八幡「だが俺はお前にこの事を黙っていてもらいたい。分かるな？」

優美子「分かるけど、せっかくこんな面白いもん見れたんだし、言いふらす他ないっしょ？」

八幡「そう言うと思ったぜ。そこでだ」

八幡「俺はお前に口止め料を支払う。だからこのことは…」

優美子「却下。」

八幡「ぐっ…」

優美子「つーか、あーしが金で動くわけないっしょ？」

八幡「じゃあどうすればいいんだよ？」

優美子「んー。別に欲しい物なんてないけど」

優美子「そだ、じゃあヒキオ。明日からあーしの奴隷な」

八幡「……はぁ？」

八幡「いや、なんでそうなる？」

優美子「面白そうっしょ？」

八幡「俺は面白くないんだが」

優美子「ヒキオの罪償いでアンタが面白がってどうすんの？」

八幡「…ごもっともです。」

優美子「じゃあ決定ってことで。」

ｶﾞﾗｯ

八幡「帰りやがった…」