淳和「……」
海翔「どしたの、急に」
淳和「……これ見て」スッ
海翔「ん? これって……」
『大徳淳和は空手かわいい(165)』
海翔「……」
淳和「私のスレなんだけど、書き込みが全然なくって……」
海翔「……淳ちゃん、@ちゃんねる見てるんだ」
淳和「う、うん……たまにだけど」
海翔「でもさ、少ないって言っても165レスもあるじゃない」
淳和「っ! これ見ても同じこと言える……!?」
『瀬乃宮あき穂はジャキーンかわいい 2(407)』
海翔「あきちゃんのスレまであるんだ……」
淳和「しかも2スレ目……」
海翔「すごいの? それ」
淳和「だ、だって単純計算でレスが私の8倍なんだよ?」
海翔「そっか……たしかに」
淳和「それに、アニキャラ板にもスレがあったみたいだし……もう落ちてるけど」
海翔「なら、淳ちゃんも立てればいいじゃん」
淳和「い、いやだよぉ! そんなの……」
海翔「なんで?」
淳和「本人が自分のスレ立てるとか見っともないっていうか……」
海翔「そうかなぁ?」
淳和「そ、そうだよぉ! それに、立てたってすぐ落ちちゃうだろうし……」
海翔「うーん……」
淳和「それにね、神代さんはもっとすごいんだよ?」
海翔「こなちゃんが?」
淳和「うん、これ見て」スッ
『神代フラウはデュフフかわいい 2(793)』
海翔「デュフフかわいいって……」
淳和「神代さんはアニキャラ板にもスレあるし、この前のノイタミナ人気投票でも一位だったし……本当に人気者なんだよ」
海翔「ノイタミナ人気投票?」
淳和「うん、公式で結果が発表されてるよ」
海翔「へえ、どれどれ……」
1位 神代フラウ
2位 日高昴
3位 八汐海翔
海翔「昴君が2位!?」
淳和「……うん、そうみたい」
海翔「んで俺が3位……?」
淳和「……すごいね」
海翔(なんか知らないけどむかつく……)ピキッ
淳和「ど、どうしたの?」
海翔「いや、なんでも」
淳和「そ、そっか」
海翔「そういや、淳ちゃんやあきちゃんは? これには3位までしか載ってないみたいだけど……」
淳和「……」
海翔「?」
淳和「……だよ」
海翔「なに? よく聞こえ……」
淳和「ら、ランク外だよぉ! てやぁ!」ボコッ
海翔「ぐふぅ!」
淳和「うぅ……」
海翔「ご、ごめん……でもさ、泣くことないじゃん」
淳和「や、八汐君には不人気者の気持ちなんてわからないよぉ!」
海翔「お、落ち着いて……!」
淳和「……っ」
海翔「大丈夫? なんか飲み物買ってこようか?」
淳和「……スコール」
海翔「わかった、スコールね」
淳和「……」ゴクゴク
淳和「……けぷ」
海翔「どう? 気分は」
淳和「……」
海翔(すっごい落ち込んでるよ……こりゃどうしたもんかなぁ)
淳和「……八汐君」
海翔「ん、なに?」
淳和「私って地味……?」
海翔「え?」
淳和「地味だよね……」
海翔「そ、そんなことないって!」
淳和「じゃあ私に魅力的なところってあるの?」
海翔「え、えーっと……」
海翔(淳ちゃんの魅力的なところ……淳ちゃんの魅力的なところ……)
海翔「空手……とか?」
淳和「うぅっ……そうやってバカにして……」ポロポロ
海翔(うわぁっ! 墓穴ほったぁ!)
海翔「ほ、ほら……涙拭いて」
淳和「……っ」グシュ
海翔(まぁ、たしかに空手が上手とは言えないもんなぁ……)
淳和「どうせ私なんて不器用で、鈍臭くて、万年県予選一回戦落ちですよ……」
海翔「い、いやでもさ! そんなところがかわいいって感じる人もいると思うよ?」
淳和「かわいい……?」
海翔「うん。男ってさ、基本的に女の子のことを守ってやりたいと思う生き物なんだよ」
海翔「だから、少しは弱みもあった方が庇護欲そそられるっていうかさ。大事にしてあげたいって思うんだ」
淳和「そうなのかなぁ……」
海翔「そうだよ。だから、淳ちゃんがコンプレックスに感じてることが逆にチャームポイントになったりするかも」
淳和「コンプレックス……」
海翔「なんかある?」
淳和「……その、知ってるとは思うけど」
海翔「うん」
淳和「わ、私って……地肌が少し黒いから……」
海翔「え、あれって日焼けじゃないんだ?」
淳和「てやぁ!」ボコッ
海翔「ぐはぁ!」
淳和「冬に日焼けなんてしないよぉ!」
海翔「いや、日サロにでも通ってるのかと……」
淳和「通わないよぉ! 第一この島に日サロなんてあるわけないじゃない!」
海翔「そ、そうだね……」
淳和「うぅ……」
海翔「ごめんごめん……それで、肌の色がコンプレックスなの?」
淳和「うん……」
淳和「あき穂ちゃんとか神代さんとか、すごく肌が白くてきれいでしょ?」
淳和「それに比べて私はなんでこんなに黒いんだろうって……」
海翔「でも、そういうの好きな人もいると思うよ?」
淳和「え……?」
海翔「海外に出れば黒人から白人までいろんな肌の人がいるわけだし、日本人だって一応は黄色人種だ」
海翔「それに淳ちゃんのは黒っていうか小麦色って感じだし」
海翔「こなちゃんみたく引きこもって青白い肌してるよりか、健康的でいいと思うけどな」
淳和「そ、そう……かな」
海翔「うん、自信持っていいと思うよ」
淳和「あ、ありがとう……八汐君」
海翔「お礼言われるようなことなんてしてないよ」
淳和「……///」
海翔「あ、思いついた」
淳和「なにを?」
海翔「淳ちゃんのいいところ」
淳和「え……な、なに?」
海翔「ズバリ……かわいい」
淳和「え……」
海翔「淳ちゃん、顔かわいいじゃない」
淳和「え、ええっ!///」
海翔「高三にしては若干幼く見えるけど、それでもそっち系の人にはドストライクな顔立ちだと思うよ?」
淳和「そ、そっち系!?」
海翔「秋葉原にいるおっきなお友達とか」
淳和「な、なんか怖い……」ビクッ
海翔「合法ロリだね」
淳和「ま、まだ高校生だよぉ!」
海翔「それに身長もちっちゃいしね」
淳和「き、気にしてるのにぃ……」
海翔「それもあれだよ。さっき言ったコンプレックスがチャームポイントになるってやつ」
淳和「なんかうまく言いくるめられてる気がする……」
海翔「そういえば淳ちゃんって料理上手なんだっけ?」
淳和「じ、上手かどうかはわかんないけど……いつも弟たちにご飯作ってるよ」
海翔「よかったら食べさせてよ」
淳和「ええっ!?」
海翔「ありゃ、ダメだった?」
淳和「そ、そんなことないけど……」
海翔「じゃあいいじゃない。女子力を見せつければもしかしたら人気も上がるかも」
淳和「ネットの向こうの人たちにはわからないよぉ!」
ギュルル...
淳和「あ……///」
海翔「決まりだね」ニヤッ
淳和「じゃあすぐに作るから待っててね」
海翔「うん」
ジャージャー
海翔(いい匂いだ……)
海翔「ん、なんだこれ」
『解明! 都市伝説の謎に迫れ』
海翔(ああ、そういえば純ちゃんってこういうの好きだったっけ……)ペラペラッ
淳和「できたよー」
海翔「お、待ってました!」
淳和「えっと、ゴーヤーチャンプルーだよ。一応得意料理なんだ」
海翔「うっ……」
淳和「どうしたの? ……あ、もしかして苦手だった?」
海翔「い、いや全然……食べるよ」
海翔(この苦味だけは未だに慣れないんだよなぁ……)
淳和「む、無理しないでね……」
海翔「いただきます……」パクッ
淳和「ど、どう……かな?」
海翔「っ! おいしい……!」
淳和「ほ、ほんと?」
海翔「うん。苦味もほとんどないし、味付けもいいし……」モグモグ
淳和「よ、よかったぁ……」
海翔「ごちそうさまでした」
淳和「はい、お粗末さまでした」ニコッ
海翔「ふぅ、おいしかった。淳ちゃん、やっぱり料理うまいね」
淳和「そ、そんなことないよ……///」
海翔「だって、ゴーヤ嫌いの俺でさえ箸が止まらなかったんだよ? 十分すごいって」
淳和「やっぱり苦手だったんだ、八汐君……」クスッ
海翔「まあね……でも、淳ちゃんの作ってくれたゴーヤなら食べられる気がするよ」
淳和「っ……や、八汐君……あ、あの……」
海翔「ん?」
淳和「こ、今度また作ってあげるって言ったら……うちに来てくれる?」
海翔「え……うん、もちろん」
淳和「そ、そっか……ありがと……///」
海翔「?」
淳和「っ、そ、それよりさ……さっきの本!」
海翔「え、あの都市伝説がどうちゃらってやつ?」
淳和「そう! 八汐君もやっぱり興味ある?」
海翔「え、えーっと……」
淳和「これなんて面白いよ? この種子島のどこかに、あのバミューダトライアングルに通じてる海域があるんだって」
海翔「へえ……」
淳和「前に漁船が行方不明になってね? 数日後に太平洋の真ん中で発見されたんだって!」
海翔(淳ちゃん、こういうの話すときはすごく熱っぽいよなぁ……)
海翔(こういう意外な一面も、淳ちゃんの魅力の一つなのかも)
淳和「他にも、サーファーの人が中山海岸ですごくおっきい魚影を見たって……」
海翔「淳ちゃんってさ」
淳和「ん?」
海翔「ある意味、あきちゃんよりもオタクかもね」
淳和「え……」
海翔「都市伝説オタク」
淳和「そ、そうかなぁ……」
海翔「だっていつもはおどおどしてるのに、都市伝説のことになると急に人が変わるじゃない?」
淳和「ご、ごめん……もしかしてちょっと引いちゃった……?」
海翔「ううん、かわいいと思うよ」
淳和「ひぇっ……か、かわいい……?///」
海翔「うん、あきちゃんもそうだけどさ……何かに夢中になってる女の子って、それだけでかわいい気がする」
淳和「っ!」ドキッ
海翔「どうかした?」
淳和「え、えと……あの……わたっ……私……///」
海翔「?」
淳和「っ……あ、洗い物してくるね……!」ダダッ
海翔「あ、うん」
海翔(あんなに慌ててどうしたんだろ……?)
ジャージャー
淳和「……///」ドキドキ
淳和(うぅ……さっきから心臓のバクバクが止まんないよぉ……)
淳和(どうしてだろ……八汐君のことを考えると……)
淳和「……っ」
淳和(胸がキュゥって痛くなる……)
フキフキ...
淳和「ふぅ……」
海翔「終わった?」
淳和「ひゃわわ!」
海翔「ど、どしたの?」
淳和「い、いきなり後ろに立たれるからびっくりして……」
海翔「あ、ごめんごめん」
淳和「ううん……それで、どうしたの?」
海翔「うん、食後の散歩でもどうかなって」
淳和「あ、うん……わかった。ちょっと準備するから待ってて」
海翔「うん」
ガララッ
淳和「お、お待たせ」
海翔「おお、帽子似合ってるね」
淳和「あ、ありがと……///」
海翔「それじゃブラッと行きますか」
淳和「そ、そうだね」
スタスタ...
海翔「そういえば淳ちゃん、もうすっかり元気になったね」
淳和「え、なにが?」
海翔「さっきまで不人気だーって落ち込んでたじゃない」
淳和「あ、あれは……っ!///」
海翔「でもわかったでしょ? 淳ちゃんは淳ちゃんなんだから、自分らしくありのままでいればいいんだよ」
淳和「う、うん……ありがと」
淳和「あ、あの……八汐君」
海翔「ん?」
淳和「わ、私……八汐君に訊きたいことが……」
海翔「え、なに?」
淳和「えっとね……八汐君は、私のこと……」
ビュウウウ...!
淳和「きゃっ!」
海翔「あ、帽子が……!」
淳和「う、海の方まで行っちゃった……」
海翔「取ってくるよ」
淳和「え、無理だよぉ!」
海翔「大丈夫大丈夫。ちょっとポケコンだけ預かってて」
ダダッ
淳和「や、八汐君!」
淳和「だ、大丈夫かな……」オロオロ
淳和「帽子なんて持ってこなければよかったよ……」
淳和(でも八汐君……私なんかのために取りに行ってくれた……)
淳和「……っ」
淳和(訊きそびれちゃったなぁ……八汐君の気持ち)
淳和(ううん……ありえないよね。訊かない方が絶対によかったよ……)
淳和(だって、そんなのわかりきったことだし、傷つくだけだもん……)
「……おーい!」
淳和(きっと八汐君は、あき穂ちゃんのことが……)
「おーい! 淳ちゃーん!」
淳和「……!」
淳和「や、八汐君!」
海翔「どしたの? ボーっとして」
淳和「な、なんでも……」
淳和「っ! そ、それより八汐君こそ平気? 服とかビショビショになって……」
海翔「ああ、これくらいなんてことないよ……それより、はいこれ」
淳和「わ、私の帽子……見つかったんだ……」
海翔「一回洗濯した方がいいね。だいぶ海水吸っちゃってるから」
淳和「あ、ありがとう……八汐君」
海翔「いいのいいの……っ、ぶぇっくしょん!」
淳和「た、大変……! 風邪引いちゃうよ!」
海翔「うぅ……」ズルル
淳和「と、とりあえず私の家に戻ろ……!」
海翔「さぶさぶ……」ブルルッ
淳和「ち、ちょっと待っててね……お父さんの服持ってくるから」
海翔「う、うん……」
ダダッ
淳和「は、はいこれっ! 少し大きいかもしれないけど……」
海翔「いや、全然助かるよ。ありがとう」
淳和「ううん……私の方こそ」
海翔「……」
淳和「……」
海翔「あの……淳ちゃん?」
淳和「え?」
海翔「淳ちゃんにそこにいられると、着替えられないんだけど……」
淳和「っ! ご、ごめん!///」ダダッ
海翔「もう入って平気だよー」
淳和「し、失礼します……」
海翔「はは、これじゃどっちの家だって話だね」
淳和「……き、気分はどう?」
海翔「大丈夫だよ。体もだいぶあったまったし」
淳和「よかった……」
海翔「……?」
淳和「ごめんね、八汐君……私なんかのために……」
海翔「何回謝ってんのさ。もういいってば」
淳和「でも……」
海翔「淳ちゃん、これから『でも』だとか『ごめん』だとか言ったらデコピンね」
淳和「え、ええっ!?」
淳和「で、でもぉ……」
海翔「はい、一回」コツン
淳和「あ、痛っ!」
海翔「『でも』はダメって言ったでしょ?」
淳和「で、でも……」
海翔「あ……」
淳和「っ! ご、ごめんなさいごめんなさい!」
海翔「んん? 今度は『ごめん』二回かぁ……」
淳和「や、八汐君のいじわる……」
海翔「ごめんごめん、冗談だよ。淳ちゃんの反応がおもしろくてつい」
淳和「ひ、ひどい……」
海翔「淳ちゃんはいじられキャラだから」
淳和「そ、そんなのなりたくないよぉ……」
海翔「ははっ」
淳和「うぅ……」
カァーカァー
海翔「もう日も沈んできちゃったか……」
淳和「それ、着たままでいいからね。後で返してくれれば」
海翔「助かるよ。お父さんにもお礼言っておいて」
淳和「うん」
海翔「そういえば」
淳和「ん?」
海翔「あの岬でさ……淳ちゃん、俺に何訊こうとしてたの?」
淳和「えっ……」
海翔「ずっと気になってたんだよね」
淳和「そ、それは……」
海翔「?」
淳和「……っ」
海翔「……淳ちゃん?」
淳和「や、八汐君……っ!」
海翔「ん、なに?」
淳和「や、八汐君は……私のこと、その……」
海翔「……」
淳和(う、ううん……違う、そうじゃない……)
淳和(他人にどう思われてるかじゃない……私の、今の気持ちを正直に伝えよう)
淳和「すぅ……はぁ……」
淳和「や、八汐君……」
海翔「……なに?」
淳和「私、八汐君のことが……好き、です」
海翔「……」
淳和「……そ、それだけ」
海翔「……そう」
淳和「ごめん、質問じゃなかったね……はは」
海翔「……じゃあ、俺が淳ちゃんに質問していい?」
淳和「え……ど、どうぞ」
海翔「えー……俺は淳ちゃんのことどう思ってるでしょう」
淳和「えっ……」
海翔「ちっくたっく……」
淳和「じ、時間制限あるの!?」
淳和「え、えと……うーん……」
淳和(八汐君、なんでこんな質問を……?)
海翔「はい、ブー」
淳和「も、もう終わり……!?」
海翔「不正解者にはデコピンの刑」コツン
淳和「あぅ……」
海翔「正解は……」
淳和「……」ゴクリ
海翔「……俺も好き」
淳和「えっ……」
海翔「……」
淳和「……」
海翔「俺も好き、でしたー」
淳和「……」
海翔「な、なんか反応してよ……やってるこっちがバカみたいじゃん」
淳和「……はっ!」
淳和「で、でもでも……! 八汐君はあき穂ちゃんのことが好きなんじゃ……」
海翔「あきちゃん? 誰がそんなこと言ったの?」
淳和「え……だ、誰も言ってないけど……」
海翔「じゃあ、どうして?」
淳和「な、なんとなく……雰囲気で」
海翔「うーん……あきちゃんは確かに好きだけど、それは異性としてじゃなくっていうか」
海翔「妹……いや、ペットかな」
淳和「……あき穂ちゃん聞いたら怒るよ?」
海翔「まあ、とにかくそういうんじゃないんだ。あきちゃんとは」
淳和「……そ、そっか」
海翔「うん……」
淳和「あの……八汐君」
海翔「なに?」
淳和「えと、その……好きです」
海翔「……お、俺も……好きです」
淳和「……///」
海翔「……///」
淳和「ほ、ほんとに私でいいの……?」
海翔「うん……逆に、淳ちゃんは俺でいいの?」
淳和「も、もちろんだよ……」
海翔「えっと……これからよろしく」
淳和「う、うん……よろしく」
海翔「……」
淳和「……」
海翔「とりあえずキスでもする?」
淳和「き、キスっ!?///」
海翔「いや、そんな驚かなくても」
淳和「お、驚くよぉ!」
海翔「いや、嫌ならいいんだけどさ……」
淳和「い、嫌じゃないけど……いきなりすぎるというか……もう少し段階を……///」ゴニョゴニョ
海翔「んー……じゃあ手握ってもいい?」
淳和「っ! そ、それくらいなら……///」
海翔「……いくよ?」
淳和「は、はい……っ」
海翔「なんで敬語……? まあ、いいや」
淳和「ち、ちゃんとカウントしてね……」
海翔「カウント?」
淳和「い、いきなりだとその……ビックリしちゃうから……」
海翔「うん、わかった」
海翔「んじゃ、せーの……」
...ギュ
おわり
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