セレナード「実はウラランク一位を死守するには定期的に期限を更新する必要があるのです」
熱斗「き、聞いてないぜそんなの!もっと早く言ってくれよ!」
セレナード「ワタシは常にヤマトマンとダークマンを相手に更新していたので言うのを忘れてました」
ロックマン「期限を過ぎるとどうなるんですか?」
セレナード「ウラの王としての効果は失われますね」
熱斗「ええー・・・それじゃもうウラをうろつけないじゃん・・・」
ロックマン「ヒールナビを階段ピラミッドにして遊んでたからね・・・」
熱斗「ロ、ロックマン!」
ロックマン「どうすれば更新されるの?」
セレナード「ワタシの出す課題に合格すれば更新されますよ」
熱斗「課題かあ・・・」
ロックマン「熱斗くん、どうするの?」
熱斗「やるしかないだろ!頼むぜロックマン」
セレナード「では始めましょう・・・ウィルス30回連続バトル開始!ギガプロテク」
熱斗「ちょっと待って!」
セレナード「何ですか?」
熱斗「セレナードはどうやって更新してたんだっけ・・・?」
セレナード「ヤマトマンとダークマンを倒して・・・」
熱斗「そっちの方がカンタンじゃん!」
セレナード「そうですか?ワタシなら余裕です」
熱斗「ウソつくなよ!いきなりギガプロテクトはムリだって!」
セレナード「確かに厳しかったかもしれませんね、でも課題ですから」
熱斗「くっ・・・」
ロックマン「他の課題はないんですか?」
セレナード「あるにはありますが・・・うーん」
熱斗「出し渋るなよ!」
セレナード「そもそもウラの王ってもう必要ないんじゃないでしょうか」
ロックマン「え?」
セレナード「近頃のあなた方はウラの秩序を乱しているようですし」
熱斗「そ、そりゃバグピーストレーダーにプリズムコンボして壊したのは悪かったと思うけど・・・」
セレナード「そんなことしたんですか」
ロックマン「ね、熱斗くん墓穴掘ってる!」
セレナード「とにかく、秩序を乱すあなた方への課題は厳しくさせてもらいます」
熱斗「ウィルス30回連続バトル?」
セレナード「ウィルス30回連続バトル」
熱斗「その前にフォルダ編集していい?」
セレナード「どうぞどうぞ」
ロックマン「熱斗くん・・・どうするの?」
熱斗「何って・・・もしもの時用にフォルダリターンを・・・」
セレナード「あなたホワイト版のくせにフォルダリターンを持ってるんですか、ダークマン!」
ダークマン「コシュー・・・没収」
ロックマン「うわっ!コ、コウモリが!」バサバサ
熱斗「ちょ、データ取るとかふざけんなよ!」
セレナード「課題なので」
熱斗「くっそー・・・なんて奴らだよ!」
ロックマン「もうやるしかないよ熱斗くん・・・」
熱斗「ああ、こんなの一気に終わらせてやるぜ!」
セレナード「準備はいいですね・・・ではバトル開始!」
熱斗「うおおおおおおおおーっ!!!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
セレナード「惜しかったですね、29連勝」
熱斗「まさかラストでギガナンバーズになるなんて・・・」
セレナード「どうしますか?もう一度挑戦しますか?」
ロックマン「熱斗くん・・・」
熱斗「く・・・でもここで諦めるワケには・・・」
セレナード「あ、更新はできませんでしたが29連勝したので粗品にダークホール*差し上げます」
熱斗「あ、ありがとう・・・っていらないよ!」
セレナード「そうですか・・・」
熱斗「ほら他の課題あるって言ってたじゃん!そっちにしてよ」
セレナード「ああ・・・うーんでも」
熱斗「まだ渋るのかよ!」
セレナード「ワタシが戦うというのもあるんですが」
熱斗「あ、そっちなら出来そう」
ヤマトマン「・・・」ギロ
ロックマン「・・・なんかあっちから睨んでるナビがいるんだけど」
セレナード「この前の戦いで少し怒られてしまいました」
熱斗「もうそれでいいじゃん?」
セレナード「まあ仕方ないので始めましょう」
熱斗「よっしゃエリアスチール!エリアスチール!エリアスチール!」
セレナード「おや」
ロックマン「勝てるとわかった瞬間熱斗くんのテンションが凄い・・・」
熱斗「え?何?聞こえない!バトルチップ、リュウセイグン!」
セレナード「ふむ・・・ドリームオーラ」バーン
ロックマン「え?」
熱斗「え?」
セレナード「もういいですね、では」
熱斗「ちょっままままま待って!!」
セレナード「?」
ロックマン「セレナードもチップ使うの?」
セレナード「使います、課題なので」
熱斗「うわああああ楽勝だと思ってもうセレナードにダメージ与えるチップ入れてねえ!」
ロックマン「そ、そんな熱斗くん!」
セレナード「もう終わりですか」
熱斗「う・・・ってそうだフォルダリターン!」
ダークマン「コシュー、コシュー」
熱斗「そうだった没収されてたんだった!」
セレナード「トドメです、ホーリーショック!」
・・・・・・・・・
・・・・・・
・・・
熱斗「・・・」
ロックマン「うわ、凄い落ち込んでる・・・」
セレナード「・・・粗品のダークホール*」
熱斗「いやいらないって!!」
熱斗「セレナードさあ、わざとやってるよな?」
セレナード「いえ、課題なので」
熱斗「だから合格させないためにこんな難しくしてるんだろ?」
セレナード「はい」
熱斗「はいって言っちゃった!あとフォルダリターン返せよ!」
セレナード「あ、これはバグピーストレーダーに入れるのでもう返って来ませんよ」
熱斗「ええええ・・・」
熱斗「く、くそー・・・」
セレナード「おや、帰るのですか?」
熱斗「ちょっと気分入れ替えるだけだよいいだろ別に!」
セレナード「いえ・・・ではまた」
ウラインターネット
ロックマン「熱斗くんどうするの?あれじゃいくらかかっても合格なんてムリだよ」
熱斗「フ、フフ・・・」
ロックマン「ど、どうしたの?」
熱斗「アハハハ!合格できないならもう期限が切れるまでトコトンウラを荒らしまわるぞ!」
ロックマン「ええっ!?」
ヒールナビ「ヒイイイイ!ウラの王だあああ!!」
ヒールナビ「逃げろー!見られたらデリートされるぞおおお!!」
熱斗「そこだ、グレイテストボムを投げろロックマン!」
ヒールナビ「ウワアアアアーッ!!」ティウンティウン
ロックマン「ふう・・・ボンバーマンごっこは楽しいね熱斗くん」
熱斗「そうだな、ナビが吹き飛ぶのは気持ちいいぜ!」
ロックマン「・・・いいのかな、こんなことしてて」
熱斗「いいんだよ、つまんないバトルするよりも楽しく生きた方が得だぜロックマン」
セレナード「さっきから来ないと思えば何をしてるんですかあなた方は・・・」
熱斗「ゲッ!」
セレナード「どこまで秩序を乱せば気が済むんですか?」
ロックマン「こ、これは・・・」
熱斗「合格させてくれないセレナードが悪いんだぜ!」
セレナード「こんな事をしなければカンタンに更新してあげますよ」
熱斗「ていうか何でここに居るんだよ?」
セレナード「ちょっとしたお仕置きです、ダークマン、ヤマトマン!」
ダークマン「コシュー・・・デリートカクテイ」
ヤマトマン「よくもウラの王の名に泥を塗ってくれたな!成敗する!」
ロックマン「ね、熱斗くんどうしよう!完全に怒ってるよ!」
熱斗「逃げるしかないだろ!」
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