P「呼んでくれてたのにな…」
まゆ「うふ♪仕方ないですよぉ、もうそう呼べるような歳じゃないですから」
P「薫も高校生になったからそろそろかなぁとは思ってたさ…」
まゆ「むしろよく持ったほうだと思いますよぉ?」
P「いやさ…やっぱり今でも可愛いし天使だとも思うわけよ」
まゆ「やっと子供卒業って感じですからまだまだですよぉ♪」
P「そりゃまぁ…お前も成人したし、お前から見れば子供だろうよ」
http://i.imgur.com/QNGppFs.jpg
http://i.imgur.com/MmSjRTS.jpg
まゆ「ふふっ♪そうですね…」
ゴソゴソ
ガシャン
P「お前もビール飲むか?」
まゆ「そうですねぇ…私も頂きますっ♪」
P「おう」
P「まぁっ、さっ!」
カシュッ
P「薫もなんだかんだで付き合いが長くなって、なんというか親心っていうのかなぁ…」
トクトク トクトク
まゆ「コップの中…ビールの泡だらけになってますよ?」
P「っとっと、すまんすまん」
まゆ「不器用ですねぇ…泡だらけのほうはまゆが頂きますからこっちをどうぞ?」
P「いいのか?」
まゆ「えぇ、まぁ気持ちも分からなくはないですよ?」
P「いや、まぁ…真っ直ぐ育ってくれてなによりだよ」
まゆ「ふふっ♪あの子が真っ直ぐであろうとしてるだけですよ?」
まゆ「芸能界がそんなに綺麗な世界ではないことはご存知でしょう?」
P「まぁな、でもそれ含めてあの子の資質だな」コクッ…
グビグビ…
まゆ「あの子のプロデューサーはさぞ有能なんでしょうねぇ?」
P「ははっ!そう言われると照れるなぁ!」
P「まぁ、せんせぇって呼んでくれなくなったくらいで他は変わりないからな…」
まゆ「本当にそうですかねぇ…?」
P「どういう意味だ?」
まゆ「ふふっ、まだ内緒ですよぉ?」
まゆ(心の整理の付くお年ごろ…かしら♪)
P「もったいぶるなよぉ…」
まゆ「まゆから伝えるのはルール違反ですから♪」
P「…?」
P「…難しい年頃だな」
まゆ「その年頃なんてみんなそんなものですよぉ♪」
まゆ「ただし千枝ちゃんを除く…」ボソッ
メキッ プシャァー
P「おい…アルミ缶潰れてるぞ…」
まゆ「ちょっと力入れすぎちゃいましたっ♪」
トテトテ…
まゆ「あら…新しいビール持ってきてくれたの…?ありがとう」
カシュッ!
http://i.imgur.com/ZNjIPDO.jpg
P「千枝かぁ…」
P「そういや千枝は最近になって『もうちょっとだから待っててくださいねっ♪』ってよく言ってるけど」
P「あれはどういう意味なんだろうな…」ゴクゴク
まゆ「へ、へぇー…そ、そうなんですかぁ…」
P「千枝はずっと大人になりたい、大人になりたいって言い続けてたからな…」
P「実際に大人に近づいてる実感があるってことなのか…?」
P「俺なんか気づいたらいい歳いっちゃってるってのになぁ…」ハァ…
まゆ「まゆにとっては変な虫が寄らなくてなによりですよ?」ゴクゴク
P「何言ってんだか、こんなおじさんが今更好かれないさ」クシャクシャ
まゆ「…そうだったら良かったんですけどね」ボソッ
P「…?」
P「千枝もさ、そろそろ可愛いっていうより綺麗っていうか…そういうお年ごろだよな」
まゆ「いえいえ、まだまだガキんちょ、いえ、なんでもないれす」
P「…酔ってる?」
まゆ「酔ってないれす」
P「…そう」
P「そういやさ、この間千枝の和服の撮影があったんんだよ」
まゆ「千枝ちゃんは和服美人って感じですよね」
P「あぁ、それでさ、ポロっと」
P「『美人さんになったな、千枝』とか言っちゃった訳よ」
まゆ「へぇ」ギロッ
P「…そんな冷たい目で見るな、まゆ」
P「そしたらさ…すっごい真っ赤になっちゃって裾踏んでステーンって転んじゃってさ…」
P「いやー、やっぱまだまだ俺の知ってる千枝だなぁって安心しちゃったよ」
まゆ(元年少組で一番油断ならない子ですからね…)
まゆ(どこまで本気なのやら…)
P「そういや仁奈も薫と同い年だったっけか」
まゆ「そうですね。あの二人は見てて微笑ましいですよね」
P「年少組でも子供っぽさが残ってるほうだからな」
P「そういや一回仁奈パパとは本気で殴りあったなぁ…」
まゆ「な、なにすればそうなるですっ!?」
http://i.imgur.com/Rc6I8qD.jpg
P「やっぱり酔ってないか…?呂律回ってないぞ…」
P「いやさ、海外から帰って来た仁奈パパがな…」
P「『仁奈パパのお帰りだオラァ!』って言いながら殴りこんで来てな」
P「まぁ必要以上に仁奈が俺に懐いてるのが気に食わなかったみたいだぞ?」
まゆ「…で、どうしたんです?」
P「『娘が心配なら電話一本くらい入れてやれ!』とか『親馬鹿もほどほどにしやがれ!』」
P「みたいな感じで殴り合ってたらな、お前の仁奈愛を証明してみせろとか言われてさ…」
P「『仁奈フェス』ってやつに連れてかれた」
まゆ「へ、へぇ…」
P「でさ、なぜかそっから先の記憶がぶっ飛んでるんだよ」
P「でも後からさっきの仁奈パパがさ、『お前に娘は預ける…!』」
P「とか泣きながら言ってるんだよ。訳が分からなかったね」
まゆ「よく分からない話ですね」
P「だよなぁ…それでなぜか俺の口座残高がめっきり減ってたんだよな」
P「自分で引き出したところは覚えてるんだが何に使ったんだか記憶にないんだよ」
まゆ「そういう浪費癖…良くないですよ?」
P「あ、あぁ…気をつけるよ…」
P「桃華はいつの間にかちゃま呼びが完全に消えちゃってたな」
まゆ「ちゃま呼びは流石に自然に消えるかな、とは思ってましたよ?」
P「そりゃ俺だっていつか呼ばれなくなるとは思ってたさ…」
まゆ「もうちゃまって外見じゃないですもんね…」フフッ
P「流石にこの外見と年齢で未だに名前にちゃま付けされてたら両手に輪っかが付きかねない」
まゆ「桃華ちゃんは元々そこそこ分別があったので手強くなりましたね」
P「…何の話だ?」
まゆ「こっちの話です」
http://i.imgur.com/Apdhhpu.jpg
P「ま、桃華は育ちがしっかりしてるし、旧年少組のリーダー格だよなぁ」
P「そういや旧年少組といえばありすもかぁ…」
まゆ「あの子は手なずけるの早かったですね」ムスー
P「手なずけるって‥拗ねるなっての…」ハァ
まゆ「あの子は犬です!犬!」ゴクゴク
P「なんで犬?」
まゆ「主人と認めたら加速度的に懐くからです」
P「…あー」
http://i.imgur.com/EbMYlX4.jpg
トコトコ…
スッ
まゆ「あ、あれ…また持ってきてくれたんですか?いい仕事ですっ♪」
カシュッ…
P「そろそろやめたほうが…」
まゆ「たまには飲まなきゃやってられませんっ!」ゴクッ
P「はぁ…」
まゆ「大体れすねぇ…あの子を甘やかしすぎですっ!」
まゆ「良い子ですし可愛いのも認めますよぉ…」
まゆ「でもれすねぇ…私というものがありながられすねぇ…」
まゆ「聞いてるんれすかぁ…」
P「はいはい…」
まゆ「大体あの子はなんなんれすかぁ…名前呼びを許可された時点で懐きすぎれすよぉ…」
まゆ「まるで飼い主に名前付けて貰った犬みたいじゃないですかぁ…」
P「なるほど…そういう意味で犬…」
まゆ「しかも最近はちっちゃいの連れて遊びに来るじゃないですかぁ…」
P「ちっちゃいの…?あぁ…『あの子』かぁ…」
まゆ「ま、まぁ…『うちの子』が一番可愛いんですけどねぇ…」
P「そうだな…」ナデナデ
まゆ「そう…なん……れす……よ…ぉ……」
まゆ「…zzzZ」
P「はぁ…酔っ払って寝ちゃったか…」
P「布団まで運ぶか…よいしょっ…!」
グイッ
P「地味に腰に来るな…」
まゆ「…zzz」
ぷちじゃないのか……?(震え声
…
P「…あれ、もう布団敷いてある…」
P「先に敷いといてくれたのか…」
P「ありがとうな、『ままゆ』」
ままゆ「うふっ♪」
まゆ「……zzz」
終わり
短かったですがこれが以前書いた
まゆ「まゆもぷちが欲しいです」晶葉「…は?」
の数年後設定の小ネタだったりします 多分知らなくても普通に読めるようになってる…
お付き合い頂き感謝!
それ読んでたからままゆのイメージがこびりついてたんだよ!!w
ちえりんはどこに行った?(血眼
あ、ちえりんは別か。すまそ
こっちのはスカートの中がすごいやつだ
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