子供1「あっち行こうぜ！」

子供2「おっけー！」

子供3「水切りでもしますか？」

子供1「古っ！」


猛男「子供は元気がいいな」

砂川「そうだな」

猛男「俺たちもああやって遊んでいたな…」

ー回想ー

猛男「砂川(すな)！遊ぶぞ！」

砂川「…」

猛男「うおおお！ぶらんこおおー！」

猛男「きのぼりいいいー！！」

猛男「砂川ー！どうしたー？」

砂川「ゲームで遊びたい」


猛男「うおおおお…なんでかてないんだあー！」

砂川(うるさい…)

ーーー

砂川「あの頃から猛男は猛男ぢったよな」

猛男「俺は変わらんぞ」

砂川「あぁ、そうだな。そろそろ大和さんとの待ち合わせの時間じゃないのか？」

猛男「！ いかん！砂川！走るぞ！」

砂川「わかった」


子供2「っあ…だ、だれか…」

子供1「子供2が溺れる！だ、だれかー！助けて！」

子供3「先程のお兄さんたちに助けを求めましよう」

子供1「お、おう！ってこっちに来た！お兄さん！助けて！」

砂川「どうした？」

子供1「子供2、が！」

猛男 ｻﾞｯﾊﾟｰﾝ

？？？ ｻﾞｯﾊﾟｰﾝ

子供2「っぷ、あぐ…？」

猛男 ？？？ ﾊﾞﾞｼｬﾊﾞﾞｼｬ

子供2「！？！？」(ガチムチの人が、二人！？顔怖いよおおおおおお！)

ｶﾞｼｯ

猛男 ？？？「「もう大丈夫だ」」

砂川「もう大丈夫だ」

砂川(もう一人、猛男以外にも飛び込む人がいたな。誰だろう、猛男に体格劣ってないし)


子供2「っ、はぁ、はぁ、ひぃ…」

猛男「すいません、助かりました」

？？？「なかなかいい根性をしてるな」

猛男「うす、あざっす！」

？？？「体格もなかなかだな…いくつだ？」

猛男「高1です！

？？？「ほう、なるほどな。こいつは…」

？？？「俺はメイトリクスだ。貴様、軍隊に入らないか？」

猛男「？ すいません、俺は急いでるので。これにて」

砂川「でかい…猛男並みですね」

猛男「ほんとだな。！ 砂川！急ぐぞ！大和との待ち合わせ時間が過ぎる！」

砂川「そうだな。すいません、また」

メイトリクス「そうか。またな」

猛男「大和！すまない、遅れた」

大和「あっ！猛男君！」

好きだ！

砂川「猛男、また川で溺れてた子供を助けてたんだ」

大和「だからそんなに濡れてるんだ…風邪ひくといけないから、体ふかないと！」

猛男「生まれてから一度も風邪をひいたことないな」

砂川「猛男はそうだな」

大和「へ～。猛男君ってやっぱりすごいんだね！」

猛男「そうか？普通じゃないのか」

砂川「家事になってるカラオケ店の3階から飛び降りて無傷なのも、山に遭難して余裕綽々で出て来られるのも、普通とは言えないな」

大和「そう考えると猛男君ってやっぱりすごいんだね！」


メイトリクス(ほう、やはり俺の部下に欲しいな…)

地の文は猛男の心で言っていることです。よろしくお願い申し上げまする

砂川「あれ、さっきの大きい人じゃないか？」

猛男「ほんとだ。どうしたんだろうな」

大和「わー、猛男君くらい大きい人…」

メイトリクス「貴様、猛男というのか。俺の部隊に入らないか？」

猛男「部隊ってなんの話っすか？」

砂川「猛男はまだ高校生なので就職は無理です」

メイトリクス「面白い奴だな、気に入った。[ﾋﾟｰｰｰ]のは最後にしてやる」

猛男「冗談でもやめてくれないっすか？」

大和「？？ 猛男君、砂川君、この人知ってるの？」

砂川「猛男と同じように子供を助けようとした人なんだ」

寝ます。
不定期更新

メイトリクス「貴様、タケオというのか？」

猛男「そうっすよ」

メイトリクス「光合成というのは本当なのか？」

猛男「そうっすけど、どうしたんすか？」

砂川「警察に連絡するか、猛男？」

大和「えっ！でも子供を助けようとしてた人なんだよね？なら大丈夫じゃないのかな…」

砂川「でもこんなにいろいろと聞いてくるんだよ。怪しくないかな？」

猛男「俺は困らないから構わないぞ」

メイトリクス「そうか…もう一度聞くが、軍に入らないか？」

猛男「大和や砂川と一緒にいるほうがいいっすのでやめとくっす」

メイトリクス「残念だ…」

大和「なんか改めて見ると猛男君のバイト先で働いてそうな人だね」

砂川「そうだね」

メイトリクス(しかしこいつは欲しい…しばらく様子を見るとしよう)

メイトリクス「バイトか。どこでやっている？」

猛男「喫茶店っす」

メイトリクス「そんな所で働いているのか！？」

砂川「行けば分かりますよ。猛男、明日バイト入ってたよね？」

猛男「ああ」

砂川「メイトリクスさん、またこの時間にここで待ち合わせて猛男のバイト先に案内します。なので今日はここで解放してください」

メイトリクス「よかろう」

猛男「あざっす」

メイトリクス「楽しみにしてるぞ」

大和「なんていうか、凄い人だったね！」

猛男「ああ、俺と同じくらいの人なんて初めて見たからな」

砂川「軍に誘ってたって事は軍人なんだろうね。猛男、体大きくて高校生に見えないから勧誘されてもおかしくないよ」

大和「軍人の猛男君かあ…かっこいいけどあまり会えないのは寂しいな…」

猛男「俺は大和を幸せにしたいんだ。会えなくて寂しいなら軍人なんかにはならないぞ」

大和「猛男君…」

猛男「大和…」

砂川「…」

今日は以上です。
メイトリクスの再現難しいので似てないと思います。

寝ます。

指摘されるまで気づかなかったです…
すみません…

メイトリクス「光合成というのは本当なのか？」
→メイトリクス「高校生というのは本当なのか？」


賠償、は何もないので勘弁を。

ー翌日ー

砂川「大和さんは今日来ないよね？」

猛男「ああ。ばっちりだ」

メイトリクス「遅い。早く行くぞ」

大和「あっ、猛男くーん！」

砂川「…猛男？」

猛男「どうした？ちゃんと連絡したぞ」

大和「ごめんね！遅くなっちゃって」

猛男「大丈夫だ」

メイトリクス「おい、まだか？」

砂川「…行きましょう」

ーバイト先ー
猛男「らっしゃっせー！」

客「今日もいい筋肉だね」

猛男「あざっす！注文はなんすか？」

大和「はぁぁ…猛男君かっこいいなあ」

砂川「猛男はもうここのバイトやめたんですけどお客さんや店長に引きとめられて手伝える時に手伝ってるんです」

メイトリクス「あいつは人望もあるのか。俺の部隊よりも新しい部隊を作った方がいいのかもしれないな。それにしてもここはいいものが揃っているな。プロテインコーヒーとは…」

砂川「猛男は軍に入るつもりはないそうなので諦めてください」

大和「わ、私からもお願いします！」

メイトリクス「ははは！面白い奴だな、気に入った。最後に殺してやる」

大和 ｶﾞﾀｶﾞﾀ

砂川「あなたが言うと冗談に聞こえませんのでやめて下さい」

猛男「砂川ー、大和ー、メイトリクスさーん、注文はあるか？」

砂川「俺はないよ」

大和「私もないなー…」

メイトリクス「プロテインコーヒーをもらおう」

猛男「あざっす。お待ちください」