百合豚「男はいらない!」ぼく「じゃあ君もいらないね」 (61)

百合豚「ああ、だから女の子同士の交配を実現し、世界から全ての男を消し去り自殺する」

ぼく「……え?」

百合豚「さあ、私と共に理想郷、ユートピアを創りだそう」

ぼく「はい!」

百合豚「行こう、この世界から汚い者共を排除しに」

ぼく「オールハイル百合豚タニア!!」

百合を観測する自己の否定と消滅を持ってして百合豚は百合を観測している自己が百合を観測しない自己を内包するという、
論理的矛盾を超越した次元へと自己と百合を止揚する。つまり百合とは禅なのだ

腐女子が「受け」と「攻め」を厳格に適用している一方、百合豚はその辺いい加減でいいよね
カプ名の前半と後半をひっくり返したらBLなら戦争が起こるけど、百合豚がそこで怒るって話は聞かない
つまり、「どちらかが異性的、どちらかが同性的役割を演じる」という同性愛の基本というべきパターンが百合豚には求められてない
これも目的が「男性の排除」にあるからなんだろうけど

…百合豚が考える百合が恋愛たりうるものなのか分からなくなってきた

>>1では男のいない世界と言ったけど、百合を好む人の理想の世界は種類がある、例として二つ挙げると

男がいなくて女の子だけが存在する綺麗な世界
男がいるけど同性にのめり込む葛藤や背徳の中で生まれる美しさがある世界

もちろん他にも色々な理想はあるけど、この二種類でも意見は分かれると思う
前者は未知の世界だけど、汚い異物が含まれないという点で好む人がいると思う、観測者の存在を否定する人はここにいるんだと思う
後者は感情や愛情、同性同士の同性だからこその繋がりを好むの人がいると思う
百合豚の理想は十人十色で、この内容自体もその一つに過ぎない
理想が細かく違うから百合としてまとめると住み分けが出来ない、争いが起こる
お互いに理解し合うことや尊重し合うことで理想を語り合うことが百合の発展には重要だと思うんだ
百合の話をする際には「お互いに理想・価値観は違う」ということを理解した上で話して欲しい、一豚としてそう願う

「男性の排除」は近年の萌え作品の隠れた主題である
ハーレムモノに登場する主人公以外の男キャラクターは女キャラクターからは見向きもされない
何故なら視聴者や読者の分身である主人公以外の男性は排除されなければならないからだ。もしも彼らに女性キャラクターの攻略が可能になればハーレムの崩壊に繋がりかねない
そういった可能性は昨今の読者や視聴者にはストレスとなる。だから主人公以外の男は、男という記号を持っているだけの、男でも女でもない無性のキャラクターなのだ
さらに「男性排除」が進むと唯一の男性であった主人公でさえ排除されてしまう。萌え文化は分身であるはずの主人公の存在さえストレスと感じる段階にまで移行したからだ
これで読者視聴者のハーレムは一切のストレスから解放された完璧なものとなった。ここからジャンルは分岐する
すなわち、女性キャラクターのみの世界に恋愛を発生させるか否かである。それを是としたジャンルが百合であり、
その百合作品に潜む「女性に恋愛感情を抱く男性性」すら否定し恋愛を起こさない作品が日常モノや空気モノと呼ばれる作品なのである

とりあえず全員三行以下で書け

>>55
百合も色々
意見が違っても
争うなよ百合豚野郎

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