1号「しかし世界の平和も守らなくては」
ヴィニエイラ「世界は我らが征服してやるから心配するな!」
1号「何ぃ・・!」
明日太「いえいえいえ!何でもないです!子供のごっこ遊びの事です!」
ヴィニエイラ「おい!何を勝手にモガッ」
明日太「良いから黙ってろ!この人絶対怒らせちゃいけないタイプだって!」ヒソヒソ
ヤス「大体何でこんな奴に警備を頼まなきゃならんのだ」
プラーミャ「テメェのへまのせいで基地のセキュリティが壊れたんだよ!」
ナターシャ「未来永劫飯抜きや」
1号「ところで守るにあたってこの団体の活動目的を聴きたいのだが」
ヴィニエイラ「世界せいふモガッ」
明日太「世界平和!世界平和を願う会です!」
1号「ほう・・」
明日太「・・・・」ドキドキ
1号「具体的には何を」
プラーミャ「一々うるせえなコイツ」
ナターシャ「ヤったろか」
1号「随分と喧嘩腰だな」
明日太「ストップ!」
1号「・・・・まあ良いだろう。ではお風呂場に案内して貰いたい」
ヴィニエイラ「良かろう付いてこい!」
明日太「ほっ・・」
~お風呂場~
1号「何だこの匂いは!?」
明日太「め、めんつゆの匂いが」
ヴィニエイラ「暫くこれが取れなくてな何とかしてほしい」
1号「・・そもそもココにめんつゆをかけたのは誰だ」
プラーミャ「ああん?何か文句あんのか!」
1号「君は何故こんな事をした!?」
プラーミャ「今流行ってんだよ知らねえのか?なあヤス」
ヤス「えっも、勿論っすよ!」
1号「貴様か」
ヤス「ひいいいい!」ゴシゴシ
1号「匂いが取れなくなる迄しっかり洗え!!」
ヴィニエイラ「中々の迫力だ隊長にしてやっても良いぞ」
明日太「いや・・仲間にはしない方がいいと思うな」
プラーミャ「しっかし他所者にこき使われるとはだらしねえなあ」
1号「では警備する期間だが」
ナターシャ「当然セキュリティが回復するまでねーのんびりやるから気長に頼むわ」
1号「春には仕事があるのでそれまでにして頂きたい」
ナターシャ「・・・」
明日太「ほ、ほら1号さんにも都合あるから無茶言わないようにな!」
プラーミャ「おいアンタ」
1号「何だ」
プラーミャ「さっきから警備員の癖に客に対する態度がなってねえなぁ」チャキ
1号「まずそもそも私は警備員では無い。そして刀を振り回すのは危険だな」ガシッ
プラーミャ(・・・!コイツ何て力だ!)
明日太「ちょ、ちょっと喧嘩はやめ」
ピンポーン
ウルトラマン「ヘアッ!」
明日太「あ、宅配便ですか。どーも」
ウルトラマン「ジュワッ」
明日太「はいハンコっと。お疲れ様でーす」
1号「・・・・・」
ウルトラマン「ヘアッ」
1号「何!ここはズヴィズダーの基地だと!?」
ウルトラマン「デュアッ」
明日太「ああ~!!思わぬ所でバレたあああ」
ヴィニエイラ「狼狽えるな!もし敵対するのであれば二人纏めて征服してやる!」
1号(ズヴィズダーって何だろう)
1号「・・君」
ヴィニエイラ「ヴィニエイラで良いぞ」
1号「・・・ヴィニエイラ、君達ズヴィズダーとは一体何なんだ?」
ヴィニエイラ「ふふふ知りたいか!教えてやろう!」
ヴィニエイラ「私に忠誠を誓うならお風呂場の永久警備の任をくれてやる!」
一同『我らがズヴィズダーの光をあまねく世界に!』
ヴィニエイラ「我らの目的は最も崇高にして困難な夢、世界征服!!」
明日太「ああ~言っちゃたよ・・」
1号「世界征服だとぉ!」
プラーミャ「従わねえなら痛い目見るぜ?」
ナターシャ「丁度、新兵器を試したかったし」
1号「子供の夢を壊すのは気が引けるが・・」
ヴィニエイラ「なんだと」
1号「その夢を打ち砕くのが私の本職だ」
ヴィニエイラ「!・・ならば交渉決裂ということだな!」
1号「来い!ズヴィズダー!」
明日太「ああああこのままじゃ大惨事にいいい!!」
ウルトラマン「ヘアッ!」
一同『!?』
1号「どうしたウルトラマン!?」
ウルトラマン「デュアッ」
仮面ライダー「何?この組織は確かに僅かながら力を持っているが今の所大した侵略行為はしていない?」
1号「それにズヴィズダー用の組織も存在する・・か」
ヴィニエイラ「どうした!掛かって来るがいい!」
1号「いや・・君達の対処は後にしよう」
明日太「え!?」
1号「はっきり解らない物を惡と断定して叩こうとは思わないからな」
明日太「は、話の解る人で良かった」
1号「ただし君達が人類の自由人平和を脅かす事があれば戦う事になるだろう」
ヴィニエイラ「ふん!その時は正々堂々征服してやる!」
1号「ふっその時が来ない事を願うぞ・・さらばだ!」
ウルトラマン「ヘアッ!」
ブオーン
明日太「行っちゃったよ・・まあ何事も無くて良かったな・・」
ヴィニエイラ「・・・全然良くない」
明日太「え?」
ヴィニエイラ「お風呂の警備はどうするんだーーー!!!」
終
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