美希「ミキとハニーの結婚式の写真が届いたよ!」
美希「ハニーのタキシード姿、かっこ良かったの……」
美希「もう幸せになってるって?何言ってるの、ミキの本番はこっからなの!」
美希「早速>>5するの、あはっ☆」
離婚調停
美希「と思ったけどファンの声がうるさいの……」
美希「はぁ……どうしよう……」
P「なら一回別れるか」
美希「何言ってるの!?」
P「離婚調停して離婚しましたっていったらなんとか収まるだろ」
美希「まあ……そうだろうけど……」
P「安心しろって、事実婚なのは変わらない、それに形式上でも結婚してると……」ガタガタ
美希「……」
美希「どうやら事務所にミキがハニーと結婚してるのを拒むやつがいるせいでこんな事になっちゃったみたいの……」
美希「人の幸せを壊してでも幸せになろうとするなんて……」
美希「どこのどいつなの!?探し出してやるの!」
美希「まずは>>15するの」
小鳥にゆさぶりをかける
美希「こーとーりー♪」
小鳥「み、美希ちゃん!?」
美希「ねえ、ハニーの事を諦めてない人っている?」
小鳥「え?」
美希「小鳥っていつも事務所にいるからわかるよね?」
小鳥(さ、殺界が見える……これが希望から絶望への相転移ってやつね……)
美希「言わないと……小鳥の秘蔵ファイル、根っこから全部ネットに流すの」
美希「ねーえ、ないのー?」ユサユサ
小鳥「あわ、あわわ…………たしか>>23ちゃんが……」
やよい
小鳥「確か……やよいちゃんが……」
美希「やよい?あのやよいが?」
美希(まさか……そんなことが……)
美希(でも……確かに……やよいはノーマークだったの……)
美希(ちっ……やよいのが一枚上手だったの……)
美希「小鳥、ありがとう」
小鳥「あの、美希ちゃん……美希ちゃんの思ってるのとは違うと……」
美希「わかってるの!大丈夫なの!それじゃあじゃあね!」
小鳥「美希ちゃん……大丈夫かしら……嫌な予感がするわ……」
美希「やよいの様子を見るの」
美希「これは監視じゃないの、様子をみてるだけなの……」
美希「やよいは……何してるのかな?」
何をしてた?>>31
PのYシャツくんかくんか
やよい「邪魔な匂いがない……プロデューサーの匂いだ……」クンカクンカ
美希「ハニーのワイシャツでなんかやってるの……これは間違いなくクロ……なの」
美希「……やよい!」
やよい「はわっ!美希さん!?」
美希「はわっ、じゃないの!ハニーのワイシャツになにしてるの!?」
やよい「……プロデューサーの匂いを嗅いでるだけですよ?」
美希(なんだか皮肉混じりに聞こえるのは気のせいじゃないよね)
美希「やよい、ハニーはミキのものなの!やよいのものじゃ……」
やよい「うるさいですよ!」バシャア
美希「うわっ!?な、なんかかけられたの!」
何を?>>40
ガソリン
美希「な、なんなのこれは!臭いの!」
やよい「ガソリンですよ、美希さん」
美希「え、どういうことなの?なんでやよいは離れてるの?」
やよい「……さようなら」
美希「やめ――」
ゴオオオオ…………
美希(なんで、なの?)
美希(なんでミキは幸せになれないの?)
美希(酷いの……こんなの……あんまりなの……)
美希(ハニー……)
げーむおーばー
美希「…………いやああああ!」ガバッ
P「美希!?」
美希「暑い!熱い!篤い!厚い!アツイ!」ゴロゴロ
P「美希!一体何があったんだ!?」
美希「嫌……もう……いや……」ボロボロ
P「美希、夢だ!夢だから……」
美希「ぜぇ……はぁ……はぁ…………はぁ…………」
P「ちょっと落ち着いて休め、な?」
美希「……ハニー……?」
P「>>51でもして落ち着こう」
人間のフリ
P「人間のフリをして落ち着け!」
美希「人間の……ふり……うん…….ミキは生きた人間……死んでなんかいないの……」
P「そうだ、美希、お前は死んでなんか……」
美希「やっぱり無理なの!熱いの!熱いの!」
P「だから美希!落ち着け!」
美希「嫌なの!嫌なの!」
P(美希は深追いをしすぎて命を落とした……筈なのに目の前には美希がいる)
P(どうやら俺は美希の霊に呪われてしまったようで……)
P(心を鬼にしてお祓いをしても俺に泣きながらしがみついて離れることはなかった)
P(どうすれば美希が救われるのかは知らん)
美希「あは……あはは……ミキは幸せになっちゃいけないんだ……」
P「……こっちまで生きる希望がなくなりそうだから勘弁してくれ」
美希「ならハニーも死んだら?ずっと一緒になれるよ?」
P(死ななくてもはなれないだろお前……)
P(成仏するには幸せにする必要がある、ね……>>61するか)
写経
P「……写経でもするか」
美希「ハニーって字下手なのにお習字できるの?」
P「ほっとけ、般若心経くらいしか知らないけどな」
美希「……なんでそんなの知ってるの」
P「トップシークレットだ……さて、やるか……」
P「………………」サラサラ
美希「…………」
P(一応静かになるんだよな……本人も不幸をばら撒くつもりはないんだろうがなあ……)
P(最初はびっくりしたよ、熱い熱い言うからな……でもその後に焼死したって……)
美希「ハニー、そこ間違ってる……」
P「あ……やり直しだな」
美希「いいの、書く心が大切なの」
P「そ、そうか」
美希「でも気付いたからにはやり直しなの」
P「……ちくしょおおおお!」
P「つーか美希……写経みてる暇あるなら成仏しろよ……」
美希「ヤ、イヤなの、ミキはずっとここにいるの」ギュッ
美希「ハニーのいないところがいるところよりいい世界なわけ、ないの」
P(恐るべし執着心……これは間違いなく来世まで追いかけられる)
美希(ハニー……一緒に幸せになろうね……)
P(にしても俺にだけ触れられるって……なんてエロゲなの)
P「美希……そういや誰にやられたかは覚えてないのか……」
美希「うん、覚えてないの……」
P「そうか……ご都合主義ってわけはいかんか……ふう、今日も一通り終わった……」
P「さて美希、ちょっとお出かけしようか」
美希「……うん」
P(願わくば、美希に安らぎのあらんことを)
美希「便利だね、ハニー以外には見えないって」
P「さて、どこに行こうか?」
美希「どこでもいいよ、ハニーの行きたいところがミキの行きたいところ、なの」
P「そうか……じゃあ>>75でもするか……」
除霊
P「除霊でも……」
美希「……また?懲りないねハニーも、何十回目なの?」
P「う……わからないです……」
美希「……次で七十二回目なの……」
美希「言ってるでしょ、ミキはハニーを迎えに来れるようにスタンバイしてるだけだって」
P(迎えに来たにしては出ちゃ行けないオーラがでてるんだよ、お前は)
P「と、とにかく寺か神社にいくぞ」
美希「ミキにとっての極楽はハニーの膝枕なの……」ブツブツ
P(さて、今回はあの有名な坊さんがいるところだ……いままでのと比にはならない)
美希「ミキとハニーの間を邪魔するやつは誰でも許さないの……」ガルル…
P(こえーよ……さて……)
P「お邪魔します……」
T「来たか、待っていたぞ」
P「はい、今日はよろしくお願いします……」
T「それで、あんたが払いたいってのはこの女だな」
美希「ガルルルル……」
P「見えるんですか?」
T「こんなの、霊感が強くなくてもそこにいるって思えば見えるレベルだ、よくこんなのを一月も飼って死ななかったな、普通なら一日で死んでるぞ」
美希「……ハニーを殺すわけないでしょ」
P「は……はは……」
T「ふーん……あんた、この女を除霊する方法は二つある」
P「はい」
T「強制的に輪廻の輪に送るか、>>88するかだ」
隠蔽工作
P「隠蔽工作……?」
T「この女はお前を傷付ける人や傷付いたお前に取り入ろうとする他の女が出ない限り害をなす事はないからな」
P「つまり、どうしろと?」
T「要はひたすらその女がいる事を隠し続けて、さみしがってる時にすこし話しかけてやればいいさ、何、ちょっとした守護霊だと思えばいい」
P「は、はあ……」
美希「だから言ったでしょ、諦めろって」
T(それにここでいくらかガス抜きしないと来世で死ぬほどストーカーされることになるぜ)
P(……マジすか?)
P「そうですか……ありがとうございました」
T「ああ、また何かあったら来てくれ」
――――――
――――
――
P「そんな……Tさんでも無理だなんて……」
美希「大好きはーにー♪」
P(別に美希が何かしたってわけじゃないんだ……除霊は諦めよう……)
P「次は>>98でもするか……」
体を作る
P「体作りをしよう」
美希「そんなんで生き返れたらお金持ちはみーんなやってるの」
P「お前も金持ちだろ……一応……それに俺がするのは筋トレだよ、ちょっとスポーツジムいってくる」
美希「いってらっしゃーい!」
P「あれ?来ないのか、珍しいな」
美希「ミキだってたまには一人になりたいんだよ……でもすぐいくから」
P「そ、そうか……じゃあな……」
美希「……ふう……まさかこんな事になるなんて……」
美希「ミキ、幸せになれないのかな……」
美希「やばい……どんよりして来たの……」
美希「………………」
美希「…………みんな死んじゃえ」
美希「みんな死んじゃえばハニーとミキは幸せになれるんだ」
美希「みんな不幸になればミキとハニーは相対的に幸せになれるんだ……」
美希「そうだよ、みんな死ねば……ミキだって幸せに……」
美希「………………はっ!?」
美希「いけないの!ちょっと冗談にならないレベルまで行ってたの!」
美希「やっぱりミキにはハニーがいないと……」
美希「とにかく>>112するの」
素数を数えるの
美希「素数を数えて落ち着くの……」
美希「……2.3.5.7.11.13.17.19.23.29.31.37.41……」
――――――
――――
――
P「ふう……ただいま――」
美希「1.1.2.3.5.8.13.21.34.55.89.144.233……」
P(な、なんでフィボナッチ数列……)
>>115
今更だけどIDが千早
>>116
うん、いまレスして気づいた
美希「……ハニー!……」ギュッ
P「み、美希……なんだかものすごく霊圧が強くなってるような……」
美希「素数を数えてたら821から進めなくなって……それで……別の数列を数えてたの」
P「823だぞ」
美希「そういうことじゃないの……そんな事よりハニー、大変なの」
P「どうした?」
美希「ミ、ミキ……一人でいたら暴走して何千人も殺しちゃいそうだったの……怖いの……やっぱりハニーもいないとダメなの……」ガタガタ
P(な、何千って……)
美希「ねえねえハニー、>>123しない?」
お
美希「ザオリクなの」
P「失敗するだろ」
美希「それはザオラルなの」
P「いや、精霊の加護受けた勇者じゃないと生き返らないんだぞ、上で上がってるようにお前の体は灰になってどっかに飛んでったし」
美希「精霊の加護ってのは知らないけど……ミキの体のほんの一部があればいけるの」
P「だからそれは」
美希「そして元ミキの体の一部は灰になってハニーの体の中に入ってるの」
P「な、なんだってー!」
美希「だといいね」
P「おい」
美希「まあ、試しにやって見るの」
P「そ……そうだな……じゃあ……ザオリク!」
効果は>>133
美希がなぜか春香のリボンに乗り移る
P「………………あれ?」
P「美希が消えた……なぜだ……」
にぃぃぃい……
P「へ?」
春香「ハニー!」バンッ
P「へ?春香?」
春香「た、た、大変なの!春香のリボンに乗り移っちゃったの!」
P「ま、まさか……あの本体って言われてるリボンにか……?」
春香「うん」
春香「そんなわけでプロデューサーさん!これで心置きなくしあわせになれますね!」
P「春香!?」
春香「えへへ……それがですね、くっついちゃいました!」
P「くっついたって……」
春香「今の私は春香でも美希でもあるんですよ」
春香「どっちがどっちってわけじゃないんですよね」
P「な……なるほど……それでそのしゃべり方は……」
春香「美希の喋り方じゃ違和感ありますよね?」
春香「だから春香のに合わせてるんだけど……だめなの?」
P「いや……ダメじゃないけどなんだが美希何だなって実感できなくて」
春香「ハニーは気にしすぎなの、ミキがいいって言ってるんだからいいの……それじゃプロデューサーさん」
春香「こんどこそ、幸せにしてくださいね?」
P「……ああ、約束するよ」
おしまい?
どうせ7時には落ちる
おそまつさまでしたばいばいなの
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