小鷹「いや…嫌いとかじゃなくてほんとにトイレ行きたいだけだからさ」

夜空「…」ｷﾞｭｯ

小鷹「はぁ…」

小鷹「あんまり言うこと聞かないとほんとに嫌いになるぞ？」

夜空「！？」ﾋﾞｸｯ

夜空「ご、ごめ…わ、わた、私はただタカのこと…」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

小鷹（あーあ…泣いちまった…）

小鷹「高校生にもなってこれぐらいで泣くなよな…」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

夜空「あっ…///」ｷﾞｭｩｯ

小鷹「はぁ…」

小鷹（マジで漏れそうだわ…）

小鷹（もう限界だな…）

小鷹「夜空…俺もうほんと漏れそうだから離れてくれないか？」

夜空「…」ｷﾞｭｩｯ

夜空「いなくなったりしない…？」

小鷹「トイレに行くだけだって。いなくなるわけないだろ？」

夜空「…」ｷﾞｭｯ

夜空「じゃあついてく…」ｷﾞｭｩｯ

小鷹「はぁ？」

小鷹（おいおい…マジかよ…）

星奈「…」ｷﾞｭｯ

小鷹「星奈…お前俺に抱きついてからもう一時間以上経つぞ？いい加減離れてくれ」

星奈「やだぁ…」ｷﾞｭｩｯ

小鷹「はぁ…」

小鷹「…」ﾌﾞﾙﾌﾞﾙ

小鷹「ちょっとトイレに…」ﾋｮｲｯ

星奈「こ、小鷹！？何処行くの！？」ﾀﾞｷｯ

小鷹「いや、ちょっとトイレに行くだけだって」

星奈「私のこと嫌いになったの…？」ｷﾞｭｩｯ

小鷹「はあ…」

小鷹（どうしてこうなった…）

俺「おい星奈いい加減離れろって」


俺「やだ」


俺「歩きづらいんだよ･･･」


俺「俺の癖に生意気よ！だまってくっ

小鷹「…」ﾄｺﾄｺ

夜空「…」ｷﾞｭｯﾄｺﾄｺ

小鷹（ほんとについてくるし…）

小鷹「なぁ夜空もうトイレについたわけだが」

夜空「…」ｷﾞｭｯ

小鷹「まさか中にまでついてくるなんて言わないよな？」

夜空「いく…」ｷﾞｭｩｯ

小鷹（おいおいマジかよ…）

小鷹「はぁ…」

夜空「一緒にいく…」ﾀﾞｷｯ

小鷹（どうなっても知らないぞ）

小鷹「お前男が用を足してるとことなんかみたいのか？」

夜空「///」ﾌﾙﾌﾙ

小鷹「じゃあどうして」

夜空「小鷹と離れたくない…それに…」

小鷹「ん？」

夜空「小鷹がしてるとこなら見てみたい…かも…///」ｷﾞｭｯ

小鷹（変態かこいつ…）

夜空「///」ｷﾞｭｩｯ

小鷹「はぁ…もういい、俺ももう限界だから行くぞ」

夜空「…」ｺｸﾝ

小鷹（ほんとどうしてこうなった…）