エレン『いてててて！』

アニ『…』ｷﾞﾘｷﾞﾘ

ミカサ『ふん！』ﾌﾞﾝ

ライナー『ぐわあああああああああ！！！』ﾄﾞｼｰﾝ

アニ『ぐえ！？』ﾌﾟﾁ

エレン『うげ！』ﾌﾟﾁ

ミカサ『』ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

アニ『……』

アルミン『』ﾋﾞｸﾋﾞｸ

エレン『ミカサ！アニと対人格闘組んだくらいで怒るなよ！』

アルミン『！？』ﾋﾞｸｩ

エレン「確かに…あの時飛んできたライナーに潰された時は死ぬかと思ったぜ」

アニ「だろ？」

アルミン「僕もミカサがドス黒いオーラを出す度にビクビクしてたよ…」

ライナー「だよな？俺も毎回投げられてたまったもんじゃない。その復讐も兼ねてやるんだ」

ライナー「あの暴力腹筋女に制裁を加えてやろうぜww」

ミカサ「誰が暴力腹筋女って？」

ライナー「そんなの決まってんだろ。ミカさ……」

ミカサ「…………」

ライナー「あ…………」

アルミン「…可哀想だけどライナー…それが君の運命だ…」

ミカサ「」ｶﾞｼ

ライナー「ひっ！」

ミカサ「」ﾌﾞｩﾝ

ライナー「うわあああああああ！！」ﾋｭｳｰ

ﾄﾞﾝｶﾞﾗｶﾞｯｼｬｰﾝ!!

ミカサ「…」ｽﾀｽﾀ

ーーーーー
ーーー
ーー
ー

手紙「ﾋｭｳｰ」

ミカサ「………ん？」

ミカサ「これは…」ﾋﾟﾗ

綺麗な黒髪のアッカーマンさんへ
あなたの綺麗な黒髪に惚れました
夕方兵舎の裏で待ってます

イケメン訓練兵より

ミカサ「こ、これはエレンからのラブレター！！間違いない！！」

ミカサ「待っててエレン！！今すぐ行くから！！」ﾄﾞﾋｭｳｳｳﾝ

兵舎裏

エレン「おいライナー。取りあえずお前の作戦を教えろ」

ライナー「ああ…俺の作戦を教えよう…」ﾎﾞﾛ

ライナー「その名もエレンのラブレターと見せかけて実はジャンのラブレターだった作戦！！」

アルミン「センスないね」

アニ「同意」

ライナー「ｶﾞｰﾝ」

エレン「名前とかどうでもいいから内容を教えろよ」

ライナー「…ミカサにこのエレンっぽいジャンのラブレターを渡らせる。そんだけ」

アルミン「本当にそれで引っ掛かるの？あのミカサが…」

ライナー「当然だ。因みにこれがラブレターの内容だ」ﾋﾟﾗ

愛しのミカサへ
あなたの逞しい腹筋に惚れました
私の思いをあなたに伝えなければなりません
兵舎裏へ是非

ライナー「どうだ？」

アルミン「まあまあじゃないの？」

エレン「それでどうやってそれを渡すんだ？」

ライナー「そうだな………ん？」

ミカサ「ん？」

アニ「え！？」

ライナー「な、何故だ？何故ここにミカサが…？」

ミカサ「エレン！！あのラブレターを送ったのはエレン！あなたでしょ！？」

エレン「は！？おい俺はそんなもの送った覚えはない！！」

ミカサ「正直に言って！！」ｶﾞｸﾝｶﾞｸﾝ

アルミン「ど、どうなってるんだ？ライナーのラブレターはそこにあるのに…」

アルミン「ま、まさかミカサの貰ったラブレターはほん…」

ジャン「おい！」

全員「！？」

ミカサ「ジャン？なぜここにいるの？」

ジャン「……………//////」

ミカサ「え？」

ミカサ「じ、ジャン？」

ジャン「好きだ//////」

ミカサ「」

エレン「ジャンの奴俺達に黙ってドッキリを！？」

アルミン「エレン…あれはガチかよ…」

エレン「は………？」

ジャン「愛してるぞミカサ！！好きだ！！/////付き合ってくれ！！/////」

ミカサ「ふん！！」ｶﾞｽ

ジャン「おばぁ！？」

ミカサ「っラァ！！」ﾌﾞｳｩﾝ

ジャン「うぎゃああああああ！！」ﾄﾞｺﾞｵｵｵｵﾝ

ライナー「」

アニ「ど、どうするライナー！？」

エレン「もうドッキリどころじゃないぞ！」

ライナー「こ、こうなったら皆でミカサを責めよう！」

ミカサ「ハァ…ハァ…」

ライナー「おいミカサ！！お前なんて事しやがる！」

ミカサ「え？」

エレン「……そ、そうだぞミカサ！ジャンがお前の事をどう思ってたか知ってんのか？」

ミカサ「え、エレン？」

アルミン「ジャンの気持ちに答えず投げ飛ばすなんて酷いよ！」

ミカサ「皆何を言ってるの…？」

アニ「嫌ならせめて断ってあげたらいいのに暴力なんて…」

エレン「ひ、酷いよな！」

ミカサ「」

ライナー(いいぞ！ミカサはじわりじわりとダメージを負ってるぞ！このまま)

ジャン「う、お…」ﾌﾗﾌﾗ

ライナー「！」

ジャン「よ、よおお前ら！」

アルミン「ジャン…君の気持ちは無駄にしないよ…」

ジャン「お前ら……好きだ/////」

エレン「………………は…………?」

アニ「い、今なんて……」

ジャン「好きって言ってんだろ////お前らが/////」

全員「」

ミカサ「…………」ﾆﾔ

ミカサ「皆…ジャンの気持ちに答えてあげて…」

全員「」

エレン「あ、ははははは！」

エレン「俺ちょっと自主練してくる！っじゃ！」ﾀﾀﾀ

ミカサ「」ｶﾞｼ

エレン「ひっ…」

ミカサ「逃げちゃダメでしょ？」ﾌﾞﾝ

エレン「うわあああ！」ﾍﾞﾁﾝ

ジャン「エレン/////好きだ/////」

ﾁｭｳﾁｭﾁｭﾁｭｳｳｳｳｳｳ

エレン「ああああああ！！うぎゃあああああああ！！！」

ライナー「」ｿﾛｿﾛ

ジャン「おい/////」ｶﾞｯ

ライナー「うっ！？」

ジャン「なんで逃げんだよ/////好きだってのに/////」

ライナー「や、やめてく…」

ﾁｭｳｳｳｳｳｳｳﾁｭｳﾁｭ

ライナー「あぎゃああああああ！！！」

ジャン「アルミン//////」ｶﾞｯ

アルミン「や、やだあ！！」ｼﾞﾀﾊﾞﾀ

ﾁｭｳｳｳｳﾁｭﾎﾟﾁｭﾊﾟﾁｭｳｳｳﾁｭ

アルミン「やああああああああああ！！！」

ジャン「//////」ｸﾙ

アニ「ひっ！」

ジャン「アニ/////お前も好きだ////」

アニ「い、いや！来ないでぇ…」

ﾁｭﾁｭﾁｭﾁｭｳｳｳｳｳﾁｭﾎﾟﾝ

アニ「うあああああああああああ！！！！」

ジャン「……」ﾁﾗ

ミカサ「ひっ…」

ジャン「……」

ミカサ「え、えっと…その…」

ジャン「俺の思いをあっさり捻り潰しやがって…二度と俺の前に現れるなばーか！！」ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞ

ミカサ「え！？」

ミカサ「…なんで私が振られたみたいになってるの…？」

ミカサ「……でもジャンのキスから逃れる事ができた」

ミカサ「ふふ…みんな大丈夫？」

エレン「さ、最悪だ…おえぇ…」

ライナー「ドッキリなんてしなかったら…」

アルミン「ひっく…ううう…」

アニ「」

ミカサ「かわいそうに…」

こうしてライナーのドッキリ企画は失敗に終わった
そしてミカサの一撃によりキス魔となったジャンは訓練兵(ミカサ以外)にキスをしまくった
そして牢獄に入れられしばらくして出されたが
それでもやめないので開拓地へと移されたのだった

終