時が変わって、福路家

憧「竜華、今日欠席だってさー」

和「わかりました」

美穂子「園城寺さんは少し体の弱い人ですからね…。まぁ、仕方ないですね」

憧「聞いてよー。シズを男の子にしようと思うの！男って性欲の塊みたいなもんなんでしょ？」

美穂子「上埜さんがこれ以上、性欲が強くなるのは…ちょっと…」

また時が過ぎ、原村家

和「アイスティーです」ｺﾄｯ

美穂子「ありがとう」

憧「うーん、何かいい案ないかなぁ…」

和「三人だとなかなか思いつかないですね。そう言えば、清水谷さんは？」

憧「なんか来れないって」

美穂子「今日も休みですか…」

憧「最近、竜華に会った人居る？」

美穂子「いえ…、私は携帯電話とかよく使えませんから…。連絡もあまり取れなくて」

和「私はたまにネトマしますよ。まぁ、会ってはないですね。だって、私と福路さんは長野県ですし」

憧「そうだよね…。一番、会う可能性が高いのは私だよね？」

和「まぁ、県が違うとなかなか会えないですよね」

憧「いつもは…」


竜華『また怜が違う女に膝枕して貰ってたあぁぁぁぁぁぁぁぁ(泣)』


憧「とか電話かかってくるのに」

美穂子「私、気になります。一度、大阪に出向いてみましょう」

和「はい、場合によっては園城寺さんを拉致監禁して誘き出しましょう」

園城寺家

怜「あぁー、明日楽しみにしてたのに風邪引いてしもた」ｺﾞﾎｺﾞﾎ

竜華「仕方ないやん。昔から、怜は遠足とかの前日に熱出してたな」ｱﾊﾊ

怜「笑い事ちゃうやん！うち、他校生の生徒さんとか知り合いおらんし、明日は体調悪くても行きたかったのに…」

竜華「あかん！うちが許しません！ほれ、リンゴ剥けたで」

怜「ありがとう」

竜華「あの人達、いい人達やから事情を話せばわかってくれるよ」

怜「大阪来るの初めてやって言ってたやろ」

竜華「せやね」

怜「大阪を案内出来る人が一人は居るやん？」

竜華「そんなん泉にやらしとけばええねん。どうせ暇やろ」

怜「泉は来年に向けて練習せなあかんよ。だって竜華の友達が来るんやろ？」

竜華「確かに…。うちが言い出したな。グループデートしよって」

怜「うちの事が心配で、行きたくないんやろうけど…」

竜華「うっ…」ｷﾞｸｯ

怜「別に入院せなあかんわけやないし、ただの風邪やん」

竜華「万が一って事があるかもしれんし…」

怜「ないない。おかんも居るしな。竜華、行って来てや」

竜華「でも…でも…、怜の側に居たいし…」ﾁﾗｯ

怜「アホ」ﾃﾞｺﾋﾟﾝ

竜華「あいた」

怜「うちとはいつでも会えるやろ。明日来る人達は、わざわざ大阪まで来て貰ってるんや」

竜華「せやけど…」

怜「…うち、約束破る女とか嫌いかも」ﾌﾟｲｯ

竜華「えぇー、うちを困らせんといやー」ｵﾛｵﾛ

怜「お土産よろしく」ﾋﾟｰｽ

竜華「はいはい、わかりましたよ。買って来るわ。行って来ればいいんやろ！」

次の日、ユニバーサルシティ駅

ゆみ「待ち合わせはここで良かったのかな？」ｷｮﾛｷｮﾛ

モモ「そうっすね。ここの駅の電車、カワイイっすね」

哩「あのー、すいません。人違いだったら、申し訳なか。鶴賀学園の加治木ゆみさんばい？」

ゆみ「えぇ、そうです。あぁ、貴方は北九州一の強豪校、新道寺女子の白水さんですね」

姫子「部長は流石、有名人ですね！」

哩「もう元部長と。新道寺女子の部長はお前ばい。姫子」

姫子「ええっと…、新道寺女子の部長の鶴田姫子です。宜しくお願いします」

モモ「鶴賀学園一年生の東横桃子っす」

姫子「あれ？加治木さんはお一人ですか？グループデートって聞いてましたけど」

ゆみ「あぁ、ここに居るよ。モモ、もっと大きな声を出さないと」


モモ「加治木先輩とお付き合いさせて貰ってる、東横桃子っす！！」ﾄﾞﾝ



姫子「おわっ！？気が付かんかったと」

哩「消える一年生、噂には聞いてたが…。本当に気付かないばい…」

ゆみ「まぁ、モモはわざと大きな声を上げないと気が付かれないからな」

モモ「そうっすね」

ゆみ「USJは人が多いと聞く。私にしっかり捕まってろ。はぐれては大変だ」

モモ「はいっす。手を繋ぐっす」ｷﾞｭｯ



姫子「ぶ、部長…。私達も…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

哩「また部長って呼んだと。哩でいいっていつも言ってるばい」

姫子「な、慣れないんですよぉ」

哩「次、言ったら手を離す」ｷﾞｭｯ

竜華「おー熱い熱い。真冬や言うのに、参ったなこりゃー」

ゆみ「主役の登場か」

モモ「遅いっすよー」

姫子「大将戦ではお世話になりました」ﾍﾟｺﾘ

哩「ふん、大学では負けんと」

竜華「はいはい、みんなよろしく。怜はちょっと用事で来られへんようになったんや」

ゆみ「残念だな。千里山のエース園城寺怜さん。会えるのを楽しみにしてたが」

モモ「先輩、浮気っすかー！？」

ゆみ「バカ言うな。雀士として興味あるだけに決まってるだろ」

竜華「今、流行りのNTRかー。まぁ、うちと怜の間には男も女も誰も入られへんって」

姫子「それなら私達、哩姫もですよ！」

モモ「待って下さいっす。知り合った年数は一番短いけど、私と先輩だって…」

竜華「あー悪かった悪かった。変な事言ってすまんね」

ゆみ「ふっ、とりあえずお腹が少々すいたのでな。レストランなんかを案内して貰えると助かる」

竜華「ええでー。こっちこっち」ﾃｸﾃｸ

二時間後


竜華「…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ゆみ「ふむ…」


三時間後

竜華「…」ﾎﾟﾁﾎﾟﾁ

ゆみ「ふむふむ…」


四時間後

竜華「お土産、何にしよ」ｿﾜｿﾜ

ゆみ「…」ｷｭﾋﾟｰﾝ

ゆみ「やはり園城寺さんが心配か？」

竜華「そうやねん…。って、ええぇーーー！？」

ゆみ「驚く事でもないだろう。君がずっとそわそわしてるのは気付いていた」

竜華「せ、せやろか。一応、隠してたつもりなんやけど」

ゆみ「携帯をよく触ってたのは…、園城寺さんとメールしてたからなのか？」

竜華「いや…、携帯にメール来なくて、逆に心配になって…。つい、携帯触ってしまってな」

・
・
・

ゆみ「なるほど、風邪か。この季節は確かに風邪を引きやすい」

竜華「怜本人は…、大丈夫や言うねんけど…」

ゆみ「早く帰れ」

竜華「いや…しかし…、この後お好み焼きとかたこ焼きのオススメの店も案内して…、あぁ通天閣もあったな…」

ゆみ「そんな物どうでもいいだろ。よし、多数決で決めるぞ」

モモ「帰って下さいっす」

姫子「えー、案内なんて必要ありません。帰って下さい」

哩「帰れよ」



竜華「う、うち…、うち…」ｳﾙｳﾙ

ゆみ「お土産は…、私が買っておいた。まぁ、蒲原達のお土産にするつもりだったが」

モモ「先輩、一人で選んじゃダメっすよー。私も選びます」

ゆみ「そうだな。モモの存在感が薄いから忘れてたよ。もう一度最初からお土産選びだな」

モモ「ひ、酷過ぎるっす」

ゆみ「あぁ…すまん。何でもするから機嫌直してくれ」ﾍﾟｺﾍﾟｺ

モモ「何でもっすか！？」ｷﾞﾗｯ

ゆみ「…多分」



竜華「じゃあ、うち帰るわ。これセーラの電話番号とアドレス」

哩「あぁ、江口さんとは個人的に話ばしてみたか」

姫子「…」ｼﾞﾄｰ

竜華「暇そうなら頼んでみるわ。うちの代わり」

園城寺家

怜「あ、あんたら誰や！？」

？「質問デース。園城寺さんと清水谷さんは…、お付き合いしてますかー」

怜「えぇ…、お付き合い？」

？「はい、お友達としてではなく、愛し合う恋人として…」

怜「あ、愛し合うなんて///」

？「お友達ですかー？ただのクラスメイトですかー？全国大会を一緒に戦い抜いた戦友ですか？」



怜「…うちが一方的に好きなだけや。竜華はどう思ってるか知らん」

？「…あぁ、そうですか」ﾌﾞﾁｯ

？「…そんなオカルト認めません」ﾋﾟｷﾋﾟｷ

？「…ふーん」ｱﾊｯ

？「最近、妙に付き合いが悪いと思ったら…。コレだよ」

？「抜け駆けですね。ただちに報告して頂かないと…」

？「両想いだったなんて…。そんなオカルト羨ましいです」


？「妬ましい」

？「邪魔してやる…」

？「あの人は、また今日も他の女の所」



怜「ひ、ひえぇぇぇぇぇぇ…」ｶﾀｶﾀ

怜「り、り、りゅうかあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！」

ガシャーン

竜華「呼ばれて登場！」

竜華「嫌な胸騒ぎがすると思ったら…、やっぱりな…。園城寺竜華参上や！」

竜華「ガラス代は、このアホ達に弁償させるから心配せんといてな」


憧「あぁん？」

和「園城寺竜華ですか…」

美穂子「随分、調子に乗ってますね」

怜「竜華！？」ﾊﾟｧｧｧ

竜華「公園に人払いの結界をかけといた。場所変えるで」

美穂子「別にここでいいと思いますけど？」

憧「狭いけど…、竜華ボコるくらい大丈夫」

和「園城寺さんがどうなるか知りませんけどね」

怜「…」ｶﾀｶﾀ


竜華「…」

竜華「竹井さんの居場所、うち知ってるんやけどな」

美穂子「ファ！？」

竜華「さて、あの人に八つ当たりする事も出来るんやけど？顔殴りまくって、ムーミンよりブサイクな顔にするで？」

美穂子「このぉ…、言わせておけば…」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

公園

竜華「ここならええやろ」

憧「人払いの結界ってバカなの？私達を誰が止めるの？」

美穂子「最近、上埜さんが構ってくれないから…。憂さ晴らししていいですか？」

和「なんて愚かな…。これが色ボケですかね」


竜華「さて、うちは今日限りを持って血盟百合団を抜ける」

竜華「いや…、そもそも入ってすら無かったと言うべきかな？」

美穂子・憧・和「「「！？」」」

竜華「そもそもなぜ同盟を組んだのか？」

和「恋した人が女の子だった。同じ境遇の人が四人居たからです」

憧「色々と相談出来たし、一人で悩まなくて済むし。iPS細胞の勉強にもなるし。」

竜華「せやな。女の子に恋する乙女。それがあんた等とうちの共通点や」

美穂子「はい」



竜華「しかし、勘違いしてるで。あんた等とうちには絶対的な差がある」

竜華「そもそも、うちは誰かに相談する必要なんて無かったんやな。まぁ、ほっといても勝手に結ばれるし」

美穂子「私と上埜さんは、結ばれないとでも言うつもりですか！？」ｲﾗｯ

竜華「あんた等は、想い人に片思いの同盟」

憧「ぐっ…、シズは恋愛とかにまだ目覚めてないだけだから！」

竜華「うちは…、両想いの同盟。まぁ、他にも二組ほど居るよ」

和「私と咲さんは、必ず結ばれます！例え、今結ばれなくても、未来！近い将来です！」



竜華「はぁ～、片思いってどんな気分なん？えぇ？告白しても振られるかもしれんねやろ？」ﾆﾀｧ

竜華「あぁ、可哀想になー」ﾔﾚﾔﾚ



その刹那、福路美穂子が全力で飛び蹴りをするために、駆け抜る

美穂子「やあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！」

それは不意打ちだった。全力で蹴ったはずだった。

躱せる人間？いや、きっと居ない。格闘技のプロでも女子高生に不意打ちされるとは思ってもないだろう。

初撃は必ず当たる。

はずだった…。


ブン！

竜華「ふむ、アソコ見えたで。毛の処理ちゃんとしてるんやな」ﾋｮｲ

美穂子「なっ///」ｶｱｧｧｧ


憧「和！」

和「はい！同時に仕掛けます！」

タッタッタ…

幼馴染が左右から同時に仕掛ける！

和(握力×体重×スピード＝破壊力ですよ！)

ブオン！

その一撃を竜華の腹に目がけて



憧(躱せるもんなら…、躱してみろ！私の黄金の左足！)

竜華の脚目掛けて、ローキック


竜華「左右からの同時攻撃、悪くない。しかし、うちには当たらん」ﾊﾟｯﾊﾟｯ

真上に垂直跳びをする竜華


そして、着地と同時に

竜華「ほいっと！」

ブン！いつの間にか後ろに居た美穂子の顔面に回し蹴りを叩き込む


バキィィィィィ！

美穂子「あがっ…、目…、目が！」ﾖﾛﾖﾛ

和「福路さん！？」

憧「この…、女の顔面によくも蹴りなんか！」

竜華「警戒すべきは、福路さんの目くらいやしな。まぁ、しゃーないやん」

竜華「さて、どこからでもどうぞ」ﾎﾟｷﾎﾟｷ



和(なぜ私達の動きが読まれてるのでしょう？)

憧(くっそ…、当たりさえ…すれば…)

竜華「不思議そうな顔してるな。まぁ、ええで…。種明かししといたろ」

竜華「出ておいで怜ちゃん」


美穂子「？？？」ﾖﾛｯ

憧「園城寺さんは部屋に居るはずなのに…」

和「何言ってるんですか？」


竜華「紹介しよう。これがうちの事が大好きなフルフル怜ちゃんや」

怜ちゃん『まいどおおきにー』

憧「ん？ん？ん？」ｺﾞｼｺﾞｼ

和「ここここ、こんなオカルト…」ｶﾀｶﾀ

美穂子「見えないけど、何か気配が二人になったような…」



竜華「愛が無ければ見えないらしいけど、一応見えるんか」

怜ちゃん『ふむふむ、一応この子らの愛は本物みたいやな』

竜華「一方通行やけどな」ﾌﾟｯ



憧「はぁ～～～～～！？なんで園城寺さんがここに！？」

竜華「正確には怜本人じゃない。怜の形をした…、ナニカや」ﾄﾞﾝ

竜華「怜本人は家に居てるで」

怜ちゃん『せやでー。カタカタ震えてるわー』

竜華「はよ戻って、抱きしめてやらんとな」ﾁｭｯ

怜ちゃん『うちやなくて、本物にしーやー』



竜華「この子がうちに未来を見せてくれる」

憧「未来！？」

竜華「せや。福路さんに蹴り倒されてる未来、和ちゃんに脇腹を折られてる未来、憧ちゃんに脚を折られてる未来」

竜華「未来が見えて無ければ、もう倒されてたわ」

竜華「あぁ…残念…」

怜ちゃん『むふふ、これがベストの未来やでー』

和「な、何ですか！？」

竜華「あんたら三人が倒れてる未来が見えたわ…。まぁ…、そう言う事やろな」

憧「未来が何よ！恋も戦いも麻雀も、やってみなければわからない！」

美穂子「その通りです！未来が見えてるから何だと言うのですか！私達は、自分の力で未来すら変えてみせます！」

和「咲さんは…、私が幸せにします！お義姉さんでもない、須賀君でもない、大星さんでもない！最後に笑うのは私です！」



竜華「ええっと…、竹井さんの未来はっと…」

竜華「あっははははははは！！！！！！！！！これは傑作や！」

竜華「…片思いって、しんどそうやね」

怜ちゃん『桃色の片思いやでー』

ポックリンみたいなものか？

>>110

イメージ的にはそんなチビキャラ

竜華「どれ、女の子同士の恋愛の先輩として、アドバイスしてあげるで」

怜ちゃん『竜華、右や右。カウンターで掌底打ち当てたれ』


憧「はあぁぁぁぁぁぁぁぁ！」ﾌﾞﾝ

竜華「無駄や！」ﾋｮｲ


竜華「憧ちゃん！あんたは過ごした時間は一番長いんや！」

憧「そんな事わかってるつーの！？」

竜華「まず穏乃ちゃんに…、恋愛に興味を持たせる事！ジャージ交換くらいで満足したらあかんで！」


ボンッッッ！

憧「うぐっ…」ﾊﾟﾀｯ


竜華の掌底打ちがキレイに入る

怜がスタンド状態の時って本体はどうなってんの？

竜華「ジャージ交換なんかすでにうちが中学の時に通った道やで…。次！」

和「うっ…」ﾀｼﾞﾀｼﾞ

怜ちゃん『へい、キョニューびびってるー。正面から、正拳突きや！』


竜華「和ァ！お前は…、敵を作り過ぎやねん！」

和「て、敵…。咲さんに近づく女も男も…、みんな私の敵です！」ﾀｼﾞﾀｼﾞ

竜華「宮永照は実の姉や！将を射んと欲すれば先ず馬を射よ！」

竜華「破ッッッッ！」


バシーーーーーン！

和「あがっ…、姉妹丼は…、アリかもしれないですね…」ﾊﾟﾀﾝ


竜華「ちゃうわ。宮永照を味方につけろって事や…。うちがセーラを味方につけたみたいにな」

和「…」ﾌﾟｼｭｰ

>>117

竜華の空想具現化だから、怜本人には、何にも起こらないよ。

竜華「そして最後に！福路美穂子！」

美穂子「は、はい！」

怜ちゃん『相手、目見えへんから、やりたい放題や！決めたれ竜華！』


竜華「竹井さんの好きな食べ物は？竹井さんの使ってるシャンプーは？竹井さんの髪の毛の匂いは？竹井さんの登校時間は？」

美穂子「えっ…あっ…その…、わかりません！」

竜華「憧ちゃんとは逆に過ごした時間が短すぎる！」


竜華「オラオラオラオラオラオラオラ！！！！！！！」ﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞﾄﾞ



美穂子「がはっっっっ！？」ﾎﾞﾛｯ

竜華「もしかして竹井さんと手を繋いだ事、膝枕した事すらないんか…」

美穂子「知りませんッッ！」ﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

竜華「まず第一にお互いを知る事をオススメするで。一緒の大学、または会社かプロに入ったらどうや？」

美穂子「…」ﾋﾟｸﾋﾟｸ

竜華「まぁ…、気が済むまで追っかければいいと思う」

美穂子「…過ごした時間は短くても、誰よりも…、私は…、上埜さんを愛してます」ｶﾞﾊｯ

竜華「なるほど、後は竹井さん次第か…」

美穂子「もし出来る事なら…同じ大学に進みた…」ﾊﾟﾀｯ



竜華「…」ﾋﾟﾎﾟﾊﾟ

竜華「あっ、憩ちゃん。急患三名ほど。場所は○○公園やでー。後はよろしゅう」

竜華「さて…、血盟百合団のみなさん、頑張って下さいね…。応援してます」ｸﾙｯ


こうして竜華は、血盟百合団から抜ける事になる

荒川病院

美穂子「はぁ、暇ねー」

和「私達、全治一か月ですか…」

憧「もー！竜華のヤツ、本気でボコりやがった！」ﾌﾟﾝﾌﾟﾝ


ガチャ

久「やっほー、みんな生きてるー？」

美穂子「上埜さん！？お見舞いに来てくれたんですか！？」ﾊﾟｱｧｧｧ

咲「和ちゃん、久しぶり」ﾌﾘﾌﾘ

穏乃「憧、みんな心配してたよー」

久「あっ、これ久保さんから預かってさ。大学のパンフレット」ﾊﾟｻｯ

美穂子「いっぱいありますね」

久「どこでも入れるんでしょ？いいわね」

美穂子「う、上埜さんはどこの大学に…」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

久「私の家、貧乏だから国立一本よ。どこかのプロが声をかけてくれたらいいんだけどね」

美穂子「ふむふむ、国立の大学ですか。ここなんか学費安いですよ」

久「あら、いいわね。麻雀部もないみたいだし」

美穂子「麻雀部ない方がいいんですか？」

久「また新しく作るわよ。咲、和、行きたい大学無かったらここに来なさい」

和「…そんな先の事なんて」ﾔﾚﾔﾚ

咲「考えときますね。部長の作る麻雀部は退屈しなさそうですし」

久「人数集まるかしらね？大学だから、同好会からスタートなのかしら？」



美穂子「まずここに一人居ます！」ﾋﾞｼｯ

憧「それ…私の台詞」

穏乃「あっ、ここいいですねー。安いし、何より学食のメニューが豊富です」

久「ふふふ、来る？私、一人暮らしするから、いつ来ても構わないわよ」ｼﾞｭﾙﾘ

憧「シズ一人で、あんたの家なんか絶対行かせないから！」

美穂子(上埜さんと一緒の大学…、二人きりの麻雀同好会)ﾎﾟﾜﾜｰﾝ



咲「あっ、そうだ。お姉ちゃんの家に泊まりに行く事になったから良かったら一緒に行かない？」

和「ぜひぜひ！」ｶﾞｼｯ



終わり

何かバレ見て竜華×怜を、引き裂けそうな気がせんかった…。
部キャプが一番好きなので、立先生、部キャップ確定演出はよ。


今まで支援ありがとうございました。

いままで乙
バレ見てないからよくわからないんだが竜華は怜スタンドで100巡先まで見えるの？

>>146

答えていいのかわからんけど、竜怜の愛の力が発動してしまう。

竜華の代わりにあらたそ加入させたら良いんじゃない？（適当）