六花「勇太がやつれてる…」森夏「え?」(433)

森夏「そうかしら?」

六花「いつもと違う様子だった 多分少し疲れてる…原因は不明」

凸守「マスターに心配かけるなんて契約者の風上にも置けないデス!」

くみん「富樫くんもいろいろあるんだよ~むにゅむにゅ…」zzz

森夏「ま、まぁ大したことないわよ」

六花「……」

1週間後

勇太「俺…今日はもう帰るな…丹生谷後はよろしく」

森夏「あ、うん 気をつけて…」

バタン

六花「……」

凸守「……」

森夏「目の下にすごいクマが…明らかに疲れてる感じよね…」

凸守「さすがの凸守も心配になってくるレベルデス…」

六花「ゆうた凄いつらそう…」

そのまた1週間後

勇太「帰る…」

森夏「あ、ちょ…」

バタン

六花「最近のゆうたは見てて辛い…朝も辛そう」

くみん「六花ちゃん彼女でしょ~助けてあげないと~むにゃむにゃ」

凸守「最近のDFMを見ると言葉が出ないデス…」


森夏「ねぇそろそろ話してもらってもいいんじゃないの?」

六花「え…なにを」

森夏「なにって富樫くんのことに決まってるじゃない」

六花「……わからない」

森夏「わからないって何か1つぐらい心当たりあるでしょう?」

森夏「あなた達が付き合い始めてからじゃない あぁなったの」

六花「心当たり……ゆうたはいろいろ助けてくれる それが大変で辛いのかも…」

森夏「彼氏なんだから彼女を助けるのは当たり前よ それ以外で…なにか」

六花「私にしてくれること以外で…特に無い…」

六花「あっ、勉強頑張ってるみたい」

森夏「勉強ね…まぁ勉強ならいやならやめられるし…」

凸守「勉強なんて宿題だけやっとけば余裕デスよ」

森夏「あんたは少し黙ってて」

凸守「…」ブー
 
森夏「で他にはないの? …あっそうだ!もうお姉さんいないんでしょ?」

六花「プリーステスは管理局本部に呼び戻された 2年は帰ってこない」

森夏「ってことは…今一人暮らし?」

六花「そういうことになる でもゆうたが居てくれるから安心」

くみん「」zzz

森夏「特に変なことなさそうね…… 酷いようなら病院連れてってみたら?」

六花「うん勇太のお母さんに相談してみる」

3日後

六花「勇太のお母さんとなかなか接触できない…」

森夏「え…どうして?」

六花「最近仕事が忙しいらしい 私が訪問した時全然家に居ない…」

森夏「え?富樫くんのお母さん働いてるの?」

六花「うん…」

森夏「知らなかった… じゃあ富樫くんち料理家事洗濯どうしてるのよ」

六花「ゆうたと妹の樟葉が…」

森夏「ええ…そりゃあ大変だわ それに小さい妹もいるんでしょ」

六花「うん」

森夏「じゃああんたが助けてあげないと」

六花「うん……でもそれは厳しい」

森夏「え…どうして?」

六花「……」

森夏「……?」

六花「邪王真眼にも苦手なことはある」

森夏「もしかしてそういうのやってないの?」

六花「うん……」

森夏「じゃああんたのところはどうしてるのよ」

六花「それもゆうたが…」

森夏「は?」

六花「えっいやその…あっ後樟葉もたまに来て…」

森夏「おい…あんたは?」

六花「残念ながら私の仕事では…ない」

森夏「……」

森夏「まさか…昼、美味しそうに食べてるお弁当も」

六花「夢葉と私のお弁当はゆうたが毎朝作ってくれる」

森夏「……」

六花「もともとゆうたは夢葉のお弁当担当 二人分作るのも手間かからないからいいと言ってくれた」

森夏「あんた…お弁当作るのがどんだけ大変かあんたわかってないでしょ…」

六花「大変なの?」

森夏「小鳥遊さん…最近富樫くんが朝寝てる姿見たことある?」

六花「…………」

六花「……」

六花「ある」

森夏「え、あるの?」

六花「うん、ある 5日前は私が朝起こしにいって一日デートした」

森夏「……」

森夏「日曜じゃない!」

六花「ゆうたの可愛い寝姿を見たのは事実 平日かどうか限定しなかった丹生谷が悪い」

森夏「ぐぬぬ」



森夏「でももうわかったわよね つまりそういうこと あなたが富樫くんのためにいろいろしなきゃ」

六花「どういうこと?」

森夏「なんでわからないの?」

六花「ゆうたは私がいるだけでいいッて言ってくれる」

森夏「あのねぇ…」

六花「この前掃除手伝ったら怒られた…」

森夏「え? それは…富樫くんが悪いかも…」

六花「保険証ゴミにだしそうになったり…食器割ったりして…後いろいろしたから…」

森夏「おい!」

六花「その結果私は手伝うべきではないという判断を下した」

森夏「はぁ…あなたは少し女子力を上げるべきね じゃないと富樫くん愛想つかして別れちゃうかもしれないわよ」

六花「ふーん」

森夏「いや、ふーんじゃなくて…真面目に言ってるのよ?」

六花「え…」

森夏「いや、えでもなくて…結構現実的よ?このままな…」

六花「え、いやだ…それは絶対いやだ…ゆうたと別れたくない…」ウルウル

森夏「だから女子力をつけ…」

六花「わかった頑張る…」ウルウル

森夏「頑張りなさい」

六花「だからゆうた別れないで…」ウルウル

森夏「私に言ってもしょうがないでしょうが…ハァ…」

2週間後

六花「ゆうたが死にそう…」

森夏「はぁ!?富樫くん今どこよ! 早く助けに行かないと!」

六花「ここにはいない」

森夏「だからどこよ!」

六花「に、丹生谷落ち着いて、ゆうたはもう早退した 早く寝たいって」

森夏「……大丈夫なの? 途中で倒れたり…」

六花「多分大丈夫 テスト期間中の疲れが溜まってるだけ」

森夏「はぁ…死にそうって言ったから焦ったわよ…」

森夏「……あ!そう言えばあなたと富樫くん凄いじゃない」

森夏「富樫くんは一桁順位であんたも数学凄い良かったんでしょ?」

六花「ふふん!それは当然 ゆうたと契約を交わした私に隙はない」

六花「そしてゆうたも凄い頑張ってる 私のためそして将来のため」

森夏「なら力になってあげなさいよ」

六花「…どうすればいい?」

森夏「え…い、癒してあげるとか?」

六花「癒す?」

森夏「う、うーん私なら…おいしい手料理とか作ってあげるかも」

六花「わかった 今日はゆうたのために晩御飯づくりに挑戦してみる」

六花「ゆうたが死にそう」(未来予知)

家事くらいで高校生がやつれたりしない

翌日

森夏「おはよってあれ?富樫くんは?」

六花「ゆうた…今日はおやすみ」

森夏「え…大丈夫なの?」

六花「私のせい…死にたい…」

森夏「もしかして…」

六花「丹生谷の考えてるのとは少し違う 私は一応そこそこの料理を作った」

六花「勇太がおいしい言って食べてくれたし」

六花「でも作った本人である私は無理だった あんなまずいとは思わなかった」

六花「私とゆうたの味覚は結構違うみたい」

森夏「えっ…それって…富樫くん無理し」

六花「え?」

森夏「いや…なんでもないわ」

六花「最終的に私のご飯をゆうたに作らせてしまった 当初の目的を考えると果てしなく意味が無い…」

六花「そしてますます病状が悪化した…」

>>52
そういや六花の家の家事もやってるんだよな
もちろん洗濯も…あっ(察し)

森夏「……」

森夏「い、妹さんは?」

六花「吹奏楽部で忙しかったらしい」

森夏「…ハァ…今日は放課後私がお見舞いにいってあげるわ」

六花「それはありがたい…が、いらない」

森夏「え?なんで?」

六花「ゆうたが求めてるのは私 丹生谷じゃない」

森夏「……いやそうなんでしょうけど…それどころじゃないでしょう…」

六花「私が助ける」ウルウル

森夏「ハァ…なんかますます心配だわついていく 拒否してもダメよ」

六花「え……うん、まぁじゃあしょうがない…」ショボン

勇太「六花がヤられてる…」
一色「あ?」パンパン

放課後 富樫家

六花「ただいま」

森夏「おじゃましま~す」

………

六花「ここがゆうたの部屋 じゃあ入る」

森夏(一度来たことあるんだけどね…)

六花「ゆうたぁ~」ヒソヒソ

森夏「富樫くーん入るわねー」ヒソヒソ

ガラッ

勇太「……」zzz

六花「……寝てる」

森夏「…寝てるわね」

勇太「六花といると疲れる」(フィジカル)

森夏「じゃあおかゆでも作っときましょうか」

六花「ゆうたぁ起きて」

森夏「ちょ、ちょっと起こさないで置いたほ…」

勇太「うぅ…あぁ…六花か?」

六花「ゆうた…大丈夫?」

勇太「いや…キツイ…もうちょっとねr」

森夏「ども…」ペコ

勇太「……」

勇太「え…なんで…丹生谷がいるんだ…」

森夏「心配で見に来たのよ」

勇太「あぁ…なんだ…そういうことか」

勇太「俺は…大したこと…無い…から…大丈夫だぞ…」

森夏「………」

勇太「だから…めんど…くさかっ…たら、いつでも帰って…いい…からな…」

六花「だって 丹生谷には帰って大丈夫 後は私がする」

森夏「いやでも…これは…」

六花「ゆうたが大丈夫って言ってる 丹生谷に心配はかけられない」サッサ

森夏「…わかったわよ、押さないで ……じゃあ富樫くんお大事にね」


2週間後

六花「ゆうたと別れることになりそう」

森夏「」



森夏「はああああああああああああああ!?」

これはしかたない

森夏「ど、どうしてよ…」アタフタ

六花「富樫家に出禁くらった 樟葉に追い出された」

森夏「……あ、あんたなんかしたの?」

六花「あなたにお兄ちゃんは任せられないって言われた」

森夏「……」

六花「自殺決行は明後日 丹生谷にはお別れを言いに来た 今までありがとう」

森夏「ちょちょちょちょ待ちなさい」

六花「今は涙が枯れて一滴も出ない状態 なに?」

森夏「ねぇ富樫くんに別れてくれって言われたの?」

六花「そうじゃない…… だけど樟葉からは相当嫌われてる これはもう立て直し不可能なほど」

森夏「でも…」

六花「もともと家事料理が出来ず尚且つ邪王真眼の私には嫌悪を感じてたみたい 嫉妬かもしれないけど……」

森夏「………」

六花「それが遂に爆発したのが昨日」

森夏「昨日は富樫くん学校にきてたわよね?」

六花「そう…だけど大分しんどかったみたい」

六花「私は気づけなかった 無理してることに」

六花「昨日樟葉は部活で遅く帰ってきた」 

六花「そして目の当たりにした!!」

六花「……」

森夏「……」ゴクリ


六花「テレビを優雅に観る私と晩ごはんを辛そうに作るゆうたを」

森夏「………えっ」

六花「そして遂に私にこう言い放った」

六花「出てけ 私のお兄ちゃんを苦しめないで 大嫌い 返して 泥棒猫 あんたなんか消えちゃえ クソ眼帯女 文系馬鹿」

森夏「………うわぁ」

六花「酷いこといろいろ言われたから 印象的だった部分のみを抜き出した」

六花「ゆうたは必死になだめたけど樟葉はなかなか収まらなかった」

六花「私は仕方なく自分の部屋に戻った そしたらすぐ電話が来た」

六花「お兄ちゃんと別れてください お兄ちゃんは別れるということで納得したので六花さんもお願いしますね…と」

六花「これはゆうたからの実質的なおわかれ宣言 私は布団にくるまって朝まで泣いた 泣き続けた」

森夏「……」

六花「もうダメ ゆうたと一緒にいれないならこの世界で生きる意味はない」

森夏「ちょ、ちょっと待ちなさい」

六花「なに?私は今流れない涙を流してる状況 辛い」

森夏「……」

森夏「……」

森夏「……」

六花「なにもないなら…」

森夏「ま、まって わ、私に任せない その妹さんとやらと話してくる」

六花「無理 く、く、く、樟葉は本物 か、か、か、返り討ちに合うだけ」ガクガクブルブル

六花「に、に、丹生谷数学の成績良かった?」

森夏「え?まぁそこそこ…」

六花「な、なら戦えるかも…」

森夏「ま、まぁ見てなさい」

放課後

森夏「なんてことを言ってしまったんだろうか…」

森夏「こんな突っ込んで自分は何がしたいんだろう…」

森夏「小鳥遊さんのため?富樫くんのため? はぁ…」

ピンポーン

森夏「……」

ピンポーン ガチャ ガシン

樟葉「……」ギロッ

森夏(チェーンロック……)

樟葉「……誰ですか」

森夏「あの…富樫くんの同級生の丹生谷って言うんですけど お見舞いと学校のプリントを…」

樟葉「……あ、ありがとうございます 兄は今寝てるのでお見舞いはいいです」

樟葉「あの申し訳ないですけど今手が離せないんでプリントはここですぐ渡してもらえませんか?」

森夏「……」

樟葉「カバンに入ってるんですよね? ここで手渡しで問題無いと思うんですが何か…?」

森夏「……あっそうだそうだ この間もお見舞いに来たんですけど忘れ物をしちゃって」

樟葉「……」

やめろ、森夏っ

それ以上、家の中に入ろうとすると、命に関わるぞ

ヤンデレの妹なんて
お兄ちゃんに近づく女を簡単に殺しちまうからな

樟葉「何かを言ってくれれば取って来ますけど?」

森夏「あっ少しお邪魔させてもらえばすぐ済むので…」

樟葉「……」

樟葉「じゃあ入ってください」



森夏「おじゃまします」

樟葉「……」

森夏(この子…小鳥遊さんそっくりじゃない…どういうことよ…)

森夏「……」

樟葉「どうしたんですか?兄の部屋は向こうですよ?」

森夏「…実はあなたに話があって今日はきたの…」

樟葉「…初対面ですよね?」

森夏「……まぁ」

………

………

………

樟葉「丹生谷さんってホントに眼帯の友達ですか?」

森夏「眼帯…ま、まぁ」

樟葉「話しやすいですし全然違うんですね 綺麗ですし憧れます!」

森夏「あの子はちょっと特別というか特殊というか…」



樟葉「…」

森夏(あれ…私の得意の交渉術で丸め込んだのに…)

樟葉「丹生谷さんがお兄ちゃんの彼女になってくださいよ 面倒見よさそうですし」

樟葉「あの人に比べれば全然任せられます」

森夏(思ってたのと…違う感じに……)

森夏「あ、あのそのことなんだけど…」

翌日

六花「ど、ど、ど、ど、どうだった丹生谷 く、く、く、樟葉にな、何も言われなかった?」ガクガクブルブル

森夏(どんだけ恐れてるのよ…)

森夏「いや…あの…その…」

六花「………そう もう生きてる意味は無いみたい さようなら…」

森夏「ま、待って…ち、違うのよ」

森夏「と、富樫くんと少し距離を置いてって言ってたわ」

六花「距離を置く?」

森夏「そ、そう あなたは少し富樫くんに依存してた部分があったみたい」

森夏「そしてあなたのお姉さんが居なくなってそれが顕著になり今の状況になってるわけ」

森夏「わ、わかる?」

六花「…うん」

家族公認の『彼女候補』が
家族非公認どころか、邪魔扱いされてる彼女を護る…

報われないな…

森夏「だから少し距離を置いてみるの そしたら自分自身の悪いところを見直せるし」

森夏「富樫くんもいつもの生活に戻って体調もよくなる それが条件 って樟葉ちゃん言ってたわ」

六花「わかった…ゆうたとは少し距離置いてみる」

六花「でもどのくらい?」

森夏「え…えーっと1ヶ月ぐらい?」

六花「1ヶ月…了解した…」トボトボ

森夏「……はぁ」

森夏(適当なことを言ってしまった… ホントは…)

樟葉『あの丹生谷さんにお願いがあるんですけど聞いてもらえますか?』

森夏『な、なに?』

樟葉『もうあの眼帯女とお兄ちゃんを一生接触させないように学校で見てもらえますか?』

森夏『いや…でも…』

樟葉『お願いします あなた”だけ”が頼りなんです』

森夏『あぁ…それは…』

樟葉『お願いします!!!』ギロッ

森夏『う、うん わかったわ…』

樟葉『ありがとうございます!!』


森夏(という感じだったのに…)

森夏「ああああああああああああ」

森夏「どうするのよおおおおお」ガンガンガン

ニブタニサンドウシタノ… オカシクナッタ ウワー

二日後

六花(あっゆうた学校来てる…)

六花「ゆぅ…」

六花「……」スタスタスタ

森夏「小鳥遊さん……」



昼休み 廊下

六花(あっお弁当無いんだ…購買行かないと…)タッタッタ

ドン

六花「あぅ… す、すいま、あ…」

勇太「ごめん、あ…」

六花「ゆうた…」

勇太「………」

六花「………」

勇太「そんな暗い顔すんなよ ほら…立てるか?」スッ

六花「え……あっゆうたありがとう」

六花「……」

勇太「どうした?」

六花「私と…話しても良いの?」

勇太「気にすんな ここに樟葉はいないだろ?」 

勇太「あっ今日は俺も弁当忘れたんだ 一緒に買いに行くか?」

六花「う、うん!」パァ



森夏(これで良かったんだわ…私が監視して2人を離すなんて出来ない…)

森夏(それにしても富樫くん…弁当忘れたなんて嘘ついて…ふふっやるじゃない)

夜 丹生谷家

prprprpr

森夏(あれ?登録してない人から…)

森夏(ほっとこうかな…)

prprprprpr

森夏(……)

prprprprpr

森夏(あーしつこい)ピッ

森夏「はい」

いや、
きっと制服に盗聴器とか
ペン型カメラとか仕込んであるに違いない

勇太も森夏もオワタ

樟葉『約束…破りましたね』

森夏「え……樟葉ちゃん?」

樟葉『あんなに真剣にお願いしたのに…』

森夏「な、なんのこと?」

樟葉『とぼけないでください!』

森夏「は、はい」

樟葉『知ってるんですから あなたが見て見ぬふりをしたこと』

樟葉『約束…今度破ったら許しませんから!』

ピッ

森夏「……」ガクガクブルブル

森夏「なんなのあの子…」

森夏「あれを見てたの? 中学棟にいるはずよね…どういうことなの」

prprprppr

森夏「ヒッ!……」

どうでも良いが
『樟葉』の元ネタって地名だったのね

大阪府牧方市にある
『京阪電鉄京阪本線』の駅、その近辺の地名

地名の方は『楠葉』で“くずは”と読むけど
小学校や京阪のショッピングセンターは『樟葉』の表記だな…

prprprprpr

森夏「は、はい…」

樟葉『あ、これ私の携帯なんで登録お願いしますね』

森夏「あっ…はい」

樟葉『では 失礼します』

ピッ

森夏「……」

ダッダッダ

森夏(中学時代の…あの服あの服…どこにある?)

森夏「あ、あった!」

………

………


森夏「……よし サイズギリギリ」

森夏「ひ、ひ、ひさしぶりにお、お、お祈りしときましょうか」

翌日

六花「ゆうた おはよう!」

勇太「……」

六花「ゆうた?」

勇太「あっおはよ…」サッ

六花「え……」

六花「ゆうたちょっと待ってその顔の絆創膏どうしたの?」

勇太「……」 タッタッタ

六花「あっ…ゆうたぁ…」ウルウル



森夏「………」

放課後


森夏(どうせあの眠り姫しかいないだろうけど…)

森夏(っていうか冬になったら昼寝はやめると思ったら分厚い掛け布団まで持ってくるんだから驚きよね…)

森夏(はぁ…少し部室見ておきますか)

チラッ

くみん「」zzz

勇太「……」

森夏(!?…富樫くんきてるじゃない 体育座りでぼーっとして何してんのかしら)

森夏「……よし」

ガララッ

森夏「あら…富樫くん来てたのね」

勇太「……」ボケー

森夏「……?」

森夏「おーい」

勇太「……あ」

森夏「大丈夫…?」

勇太「うん…ごめん…大丈夫…」

森夏「………」

森夏「横いい?」

勇太「あぁ……」

森夏「…………」

勇太「…………」

森夏「まぁ時間が解決してくれるでしょ 富樫くんに落ち度はないわよ」

勇太「えっ」

森夏「えって小鳥遊さんとのことでしょ?」

勇太「まぁそうなんだけど…」

森夏「私が何も知らないと思ってたの?」

勇太「……」

勇太「……だよな…そうだよな…丹生谷だもんな…」 

勇太「…ありがとな」

森夏「ありがとう…ってそこまで言われることしてないわよ…ほんとに…ほんとに…そう」

勇太「俺…勘違いしてた」

勇太「六花の彼氏ってより十花さんの代わりになろうとしてた」

勇太「なーにが彼氏だよ…ハハ…」

森夏「……」

勇太「でも 六花だからこそ……いや六花相手じゃないとあそこまでやれてないんだよな 多分」

勇太「真剣に誰かのためにいろいろやる…っなんてこと無かったからさ」

勇太「身体は苦しいけど心はホント充実してた」

勇太「六花のために苦労してる自分に酔ってるって感じかもしれないけどな…ハァ…」

勇太「まぁ樟葉に心配かけたし…自業自得か あーーーーっん゛ん゛ー…」ノビー

勇太「つかれたー 少しねむいな…掛け布団借りるか…」

森夏「………」

森夏「なるほどね 私はそういう気持ちになれる人いたこと無いからわからないけど…」

森夏「なんか今の話聞いてて悪くないって思っちゃった」

森夏「小鳥遊さんがうらやましいなーなんて ふふっ」

森夏「あっでもこの状況どうにかしないとってのは思ってるのよ」

森夏「あなた達が仲直り…っていうかこの状態からどうにかしないとこの部も機能しないし…」

森夏「だから…」

森夏「……?」


勇太「」zzz


森夏「……はぁ」

凄い眠い

スレが落ちてたりVIP自体が逝ってたらSS速報に立てます 
とりあえず寝落ちするまで頑張る

森夏「……」チラッ

くみん「」zzz

森夏「……」

森夏「富樫くーん」ツンツン

勇太「」zzz

森夏「……」スッ 

森夏(髪の毛サラサラなのね…)

………

………

凸守「最近マスター部室に来ないから寂しいデス…」テクテク

凸守「居眠りくみんしかいないと思うけど一応覗いてみるデス!」

凸守「…」チラッ

凸守(あっ…くみん以外にニセモリサマーとDFMがいるデスね これは珍しい…)

凸守(!!…ニセモリサマーがDFMに気をとられてるうちにおどかしてやるデス…くっく)ニヤニヤ

凸守「……」ヌキアシ サシアシ シノビアシ

凸守(…何か様子が………!?)

凸守「きっ…」

森夏「はっ!?ちゅ、厨房!い、いつから……」

凸守「いっ今キスを」

森夏「えっ…いや違うの」アタフタ

凸守「で、凸守は何も見てないデス 見てないデース!」ダッダッダ

森夏「……」

森夏(見られた!見られた!見られた!見られた!)

森夏(っていうかなんでしたの私!?馬鹿なの?アホなの? 気付いたら………自分でもわからない)

森夏「あぁ…」

森夏「……どうしよ」

森夏「……」

森夏「富樫くーん」

森夏(良かった 起きてな…ん?)


くみん「ふふっ」ニコニコ



森夏「え……」

くみん「もりさまちゃんひとの彼氏に大胆だねー おでこにキスするなんて」ニコニコ

森夏「ぎゃああああああああああああああああああああああ」

くみん「うーるーさーい 富樫くん起きちゃうよ?」

森夏「あ、あ、あんたいつから起きてたのよ!!」

くみん「もりさまちゃんが富樫くんの髪を撫でるようにねっとりねっちり触るあたりからだよー」ニコニコ

森夏「そんな下品な触り方してないわよ!!」

くみん「でも愛おしそうな目で見つめながら触ってたのはホントだよねー」ニコニコ

森夏「そ、それは…」

くみん「それは?」ニコニコ

森夏「あれよ、あれ…そう…母性本能よ! 寝てる富樫くんの姿見てたらなんかね わかるでしょ!」

森夏「だから別に好きってわけじゃ……」

くみん「……」ジー

森夏「なによ…」

くみん「ふーん… もりさまちゃん切羽詰まってる割に なるほどってこと言うんだねー」

森夏「ま、まぁね」

くみん「じゃあ…よく寝たし今日はもう帰ろうかな」

くみん「後はよろしくね♪」ニコッ


森夏「……」

森夏(母性本能って…私は何を言ってるんだろう… もう帰ろ…)

森夏「あっ…忘れてた…」

森夏「起きなさい」ユサユサ

森夏「富樫くーん」ユサユサ

森夏「おーい勇太くーん」ユサユサ

森夏「勇太!」

勇太「」zzz

森夏「………」

森夏「ん゛ん゛…」

森夏「ゆうたぁ起きて(六花声)」


勇太「んっ…六花?」

森夏「………」イラッ

森夏「起きろ!コラ」ベシッ

勇太「いてっ」

勇太「あれ…?」

森夏「先帰ってるから 部室の鍵戻しといてね」

勇太「…お、おう」

                  /^ヾo
             ○= ノ:;☆_;;.ヽ===○
             ∥(⌒(´・ω・`n ∥  .∥ 
            /(_,,..てっ..,,__ ノ  ̄./i
           _,.(~ ̄        ̄ ̄~ヘ, | !
         (~ ,::::::☆:::::::::☆:::::::::::::::.''  }i |
        ノ ..:☆::::::::::☆:::::::::::☆::::."  丿

勇太「俺部室で寝てたのか……」

勇太「……帰るか」

樟葉「おかえりお兄ちゃん」

勇太「ただいま、今日は早かったんだな。夕食は?」

樟葉「もうできるよ。もう少し待っててね」

勇太「悪いな。ありがとう」

樟葉「…はい、どうぞ。冷めないうちに食べちゃって。」

勇太「ありがとう…いただきます」パクッ

勇太「ん……」モグモグ

勇太「ん……ん゛!?あ゛、あ゛ぁっ………く、樟……葉…」

樟葉「ごめんねお兄ちゃん」

樟葉「もう誰も信用できないの」

樟葉「一緒に楽になろう」

樟葉「私がついてるから……大丈夫だよ」


    ∧∧ !
___(,,゚Д゚)__
|  〃( つ つ   |
|\ ⌒⌒⌒⌒⌒⌒\

|  \^ ⌒   ⌒  \
\  |⌒⌒⌒⌒⌒⌒.|
  \ |_______|

夜 凸守家

凸守「と、とんでもないものを見てしまったデス…」

凸守「マスターに言うべきか……」

凸守「うーん…」

凸守「マスター最近元気なかったから…」

凸守「はっ!? もしかして元気なかったのはDFMとニセサマーの関係を知って…」 

凸守「あー…こんなこと言ったらますます落ち込むデス…」

凸守「ここはDFMに直に問い詰めて私がどうにかするデス!」

prprprprpr

勇太『はい』

凸守「あっ富樫先輩ですか?」

勇太『おう ってか珍しいな お前が電話してくるって』

凸守「あの…最近小鳥遊先輩とどうなんですか?」

勇太『あっそれは……』

凸守「! やっぱり…最低です!見損ないました」

勇太『えっ?まさかお前も知ってたのか…』

凸守「はい」

勇太『あー…やっぱり俺が悪いのかな』

凸守「やっぱり!? やっぱりもなにも当然じゃないですか!!あり得ないです」

勇太『……でも六花のためを思ってやったんだがな…一応』

凸守「は?何を言ってるんですか?」

勇太『え?あっ…いや…ごめん…なさい』

凸守「やっぱりあなたは小鳥遊先輩にふさわしくないです!もう切ります」

ピッ

凸守(最低…あんな人だとは思って無かったのに…)


………

………

勇太「直球で言われるとさすがに凹む…」 

勇太「あーそうか やっぱり丹生谷は気遣ってくれてたのか」

勇太「はぁ……」

勇太「……」

勇太(六花と話したい)

勇太(六花の笑顔が見たい)

勇太(上に行けばすぐに六花に会える)

勇太(けど樟葉が…)

勇太(神様…六花の為になんでもするからお願いし…)

勇太(いやいやいや…これじゃ今までの二の舞だ…)

勇太「はぁ…」



樟葉「……」チラッ

樟葉(お兄ちゃん……私じゃ駄目なの?)

樟葉(私ならお兄ちゃんのためになんでもしてあげるのに…)

樟葉「うぅ…」

とある日 

六花「丹生谷お願いがある…」

森夏(げっ…罪悪感で顔合わせづらかったのよね…もしかして)

森夏「な、なに?」

六花「私にチョコレート作りを教えて欲しい」

森夏「え?チョコ?」

森夏「あっ……」


六花「昨日 く、く、樟葉とバトルした」

森夏「え…あの子と?マジ?」

六花「マジ」 

六花「激しい戦闘の末 私はある条件を提示することに成功した」

森夏「おぉ…」

六花「今からちょうど1週間後の2月15日」

六花「その日ゆうたに樟葉か私どちらが作ったかわからないチョコレートを2つ渡す」

六花「ゆうたが私の方のチョコをおいしいと言ってくれたら……」

森夏「言ってくれたら…?」

六花「勇太との接触を1週間に1時間も許可してくれることになった!! ただし樟葉の監視つき……」

森夏「一週間に1時間……"も"? もって嘘でしょ? えっ…少な過ぎない?」

六花「ううん」ブルブル

六花「今はこれで十分嬉しい バレンタイに絶対チョコ食べてもらえることになったし」

六花「誰かにチョコあげるの初めて…今凄いドキドキしてる//」

森夏「小鳥遊さん…」

六花「後…出来れば家事とかその他のことも教えて欲しい…」

六花「その後樟葉に認め続けてもらうには私が努力して頑張るしか無い」

六花「おねがい…ゆうたと早く寄りをもどじだい 一緒にお話したい ゆうたの隣にいだい」ウルウル

森夏「よし!! 私に任せなさい 今日から特訓よ」

六花「にぶたにあ゛り゛か゛と゛う゛」ウルウル

森夏「先輩先帰ります 鍵お願いし…って寝てるか…」

六花「じゃあくみんここに鍵置いとくから」ボソッ

くみん「」zzz

くみん「青春だねームニャムニャ」

くみん「もりさまちゃんはそれでいいのかなームニャムニャ」zzz

六花「……?」

森夏「………」

森夏「ほ、ほら 小鳥遊さんこんなヤツ無視して行くわよ」

六花「あ、うん」

……………

……………


くみん「ふぁ~良く寝たー」キョロキョロ

凸守「……」

くみん「……?」

くみん「あっ凸ちゃんか ストレートですっごい髪綺麗だねー 」

凸守「くみん先輩…おはようございます」

くみん「おはよー」

凸守「……」

くみん「どうかしたの?」

凸守「あの……」

…………

…………

凸守「ってことは私の勘違い…」

凸守「でも丹生谷先輩もそんなことするなんて……」

くみん「もりさまちゃんの気持ちもわからなくもないけどねー」

凸守「……?」

くみん「それより富樫くんに怒ちゃったんでしょ?」

凸守「はい……富樫先輩に申し訳ないことをしてしまいした…」ショボーン

くみん「そうだねー」

くみん「……」

くみん「あっそう言えば六花ちゃんともりさまちゃんが2人でね……」

…………

…………

翌日 放課後

森夏「今日も当然やるわよ」

六花「うん!」

凸守「丹生谷先輩 小鳥遊先輩ちょっと待ってください」

六花「…あっ」

森夏「ん……どなた?」

凸守「え…丹生谷先輩酷い…」

森夏「……?」

六花「凸守…その髪もとに戻したの?」

森夏「…えっあの厨房!?」

凸守「はい凸守です」

森夏「……」

森夏「はー髪型1つで変わるもんねー あんた結構可愛いじゃない」

森夏「そ・れ・に 生意気じゃ無くなってるし」ニヤニヤ

凸守「そうですか?ありがとうございます」ニコッ

森夏「……」


森夏(なんか調子狂うわね…)

凸守「あの…チョコレートの話聞きました!」

凸守「小鳥遊先輩!私も力にならせてください!」

六花「凸守…」ウルウル

森夏「それは嬉しいけどあなた料理得意なの?」

凸守「得意ってわけじゃないです…だけど…私は場所を提供できます!」

森夏「……場所?」

………

………

森夏「なにこれ……」

六花「凸守の家 超豪邸」

凸守「ついてきてください」ニコニコ


森夏「なにここ……」

六花「凸守の家の4つ目の台所 そこそこの広さ」

凸守「ここでやりましょう 材料機材は用意してあります」ニコニコ


森夏「なにそれ……」

六花「チョコレートを作る材料機材その他もろもろ」

凸守「揃えられるものは全部揃えときました」ニコッ

森夏「あんた…やるわね」

凸守「いやーそれほどもでないですよ」

凸守「私のお金じゃないですし…お母さんとお父さんがいてこそです」

凸守「私は恵まれてます」

森夏「…あ、あんた意外と大人なのね」

凸守「そうですか?」ニコッ

森夏(すごい絡みづらい…)

凸守「あっエプロンどうぞ」


六花「よし…早速作る」ギュ

森夏「このエプロン結構可愛いわね ふふっ」フリッフリ

凸守「喜んでくれて嬉しいです」ニコッ

森夏「ところでなにあれ…」

くみん「」zzz

凸守「ここのほうが寝心地いいらしいです…」

六花「くみんさすが!」

………

………

決戦当日 富樫家

六花(樟葉に後ろから監視されつつ平静を保ちチョコレートを作るのは困難を極めた…)

六花(でも途中、丹生谷や凸守にアドバイスを受けながらなんとか作りあげた…)

……

……

樟葉「お兄ちゃんいい? おいしい方を選んでね 私のっぽいとか六花さんのっぽいとかで判断しちゃ駄目だから!」

勇太「わかってるよ」

勇太「よし…」

勇太「じゃあこっちから食べるな…」

六花「……」ドキドキ

樟葉「……」

丹生谷、凸守「……」ゴクリ

くみん「富樫くんの掛け布団良い匂いするぅ ムニャムニャ」zzz

勇太「うん…」

勇太「じゃあもうひとつの方…と」

勇太「………あっ」

勇太「こっちのがうまい」

六花「えっ」

森夏「はやっ」

樟葉「あっ……」

凸守「そっちは…」

くみん「よかったね~六花ちゃん ムニャムニャ」zzz

六花「あっ私の…だ」

六花「うぅ~」ポロポロ

六花「ゆうたぁありがと…」ポロポロ

森夏「やった…あっ」

勇太「………」スタスタスタ

六花「ゆう…た?」

凸守「富樫先輩どこに…」

樟葉「うぅ…ぅぅ…」ポロポロ

勇太「樟葉…」ギュッ

樟葉「お兄ちゃんのばかぁ…」ポコポコ

勇太「心配させてごめんな…お前のも凄いおいしかったから泣くな」ナデナデ

樟葉「ばかぁ…うぅ」ポロポロ

凸守「やっと小鳥遊先輩と一緒に居られるのになんで…」

森夏「…いいのよあれで」

六花「…うん ゆうたすごい嬉しそう」


森夏「ほら…厨房 私たちは帰るわよ」

凸守「え…どうして?」

森夏「空気読みなさいよ」グイッ スタスタ

凸守「うわっちょっ…」タッタ



森夏「あっ少し玄関で待ってて」

凸守「あっはい…ん?」

……

……

森夏「………」キョロキョロ

森夏「別に良いわよね…」

ガサゴソ

森夏(なんでこんなことで緊張してるのよ もう//)

凸守「富樫先輩の机で…なにか探してるんですか?」

森夏「うわっ!?」

森夏「な…なんでもないわよ」

凸守「あっこれって…」

昨日

凸守『先輩そのチョコ試作の割にやけに力入ってますね…』

森夏『…まぁ試作じゃないしこれ』ヨイショ

凸守『え?まさか誰かにあげるんですか?』

森夏『そのまさかね』ニヤッ

森夏『あんたと違ってあげる相手がいるのよ ふふっ』


凸守「ぷっ 昨日のじゃないですか 」

森夏「いや…その…なんていうか…いつものお礼よ同じ部活仲間として!」

凸守「……いや」

森夏「なによ…」

凸守「そんなの当たり前じゃないですか…だって私も」ガサゴソ

凸守「いろいろ迷惑かけたので日頃の感謝も込めて作ってきましたし」

森夏「………」

凸守「引き出しなんかに隠して入れる必要無いですよ?」

森夏「………」

凸守「堂々と机の上に置いとけばいい…」スッ

森夏「でも小鳥遊さんに見られたら…」

凸守「義理なのに見られて悪いんですか?」

森夏「……うぅ//」

森夏「あーもう// 何が言いたいのよ! ほら帰るわよ!」

凸守「あっちょっ…」


くみん「うーん青春だねームニャムニャ」

終わり

六花と勇太が彼氏彼女の関係で そこから別ルートて難しいよね
もりさまENDにしようとしたけど諦めた

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