森夏「私の髪と凸守の髪が絡まってほどけなくなった」(154)

森夏「ちょっと……どうすんのよこれ」ギチギチ

凸守「な、なんとかしてほどけないデスか?」グイグイ

森夏「ちょ馬鹿! 無理に引っ張ったら余計きつく締まるでしょうが!」

くぅ~疲れましたw これにて完結です!
実は、ネタレスしたら代行の話を持ちかけられたのが始まりでした
本当は話のネタなかったのですが←
ご厚意を無駄にするわけには行かないので
流行りのネタで挑んでみた所存ですw
以下、まどか達のみんなへのメッセジをどぞ

まどか「みんな、見てくれてありがとう
ちょっと腹黒なところも見えちゃったけど・・・気にしないでね!」

さやか「いやーありがと!
私のかわいさは二十分に伝わったかな?」

マミ「見てくれたのは嬉しいけどちょっと恥ずかしいわね・・・」

京子「見てくれありがとな!
正直、作中で言った私の気持ちは本当だよ!」

ほむら「・・・ありがと」ファサ

では、

まどか、さやか、マミ、京子、ほむら、俺「皆さんありがとうございました!」



まどか、さやか、マミ、京子、ほむら「って、なんで俺くんが!?
改めまして、ありがとうございました!」

本当の本当に終わり

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>>21
いいね

>>23
ありがとう。
レベルが1になっちゃったからリンク禁止だお…(´・ω・`)

モリサマー可愛いよぉ…アァァァアァァァ

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暇だし「トロオナニー」説明するお(´・ω・`)


やり方は、まず日頃から嫁とキャッキャウフフしあう幸福ライフ、癒し妄想を行います。

細かな設定、脳に常に横に嫁がいるように思わせる鍛練が必要です。

嫁との生活に十分に入り込めるようになったらいよいよ、「トロッ物質」を出す訓練をします。

この「トロッ物質」が「トロオナニー」のカギなのです。
続く

「トロッ物質」の出し方は、嫁とのキャッキャウフフ妄想をしつつ胸(心臓の下、丹田?あたり)に少し力を入れ、
「最高に幸せアァァァ」っという気持ちになる(脳にそう思わせ快楽物質の分泌を促進する)と、

その胸のあたりからトロトロッキュンジュワッと快楽物質がにじみ出る感じがします。コレが本当に気持ち良すぎて昇天する心持ちになるのです。

私は大分昔からこの「トロッ物質」を出していたので今では好きな時に「ホワァァァ」とえもいわれぬ快感を味わっています。

続く

すみません改行が下手でした。

続き

「トロオナニー」はこの「トロッ物質」を分泌しつつオナニーすることで二重の、普通のオナニーでは味わえない快感を体験することが可能です。
「ホワァァァッ」と分泌が最高潮に達したのと合わせてフィニッシュすれば完璧です。

以上長文失礼しました(´・ω・`)

モリサマーあん

凸守「おのれニセサマー! この程度の呪縛でニョルニルハンマーを封印できないデスよぉ!」シュルシュル

森夏「イタイ! イタイイタイ! 動くなバカ中学生!!」

凸守「うぉぉぉおぉ!! です! ぐっ!」ドテ

森夏「きゃ!」ドサ

凸守「うぐぐ……離れるですぅぅぅ」グググ

森夏「こっちのセリフよもぉぉぉ!!」

期待

…森夏ぅ…愛してるよぉぉ…( ´ー`)

凸守「はぁはぁ……疲れてきたデス」

森夏「ちょっと息吐くんじゃないわよ直接顔にかかるんだから」

凸守「そう言われてもどうすればいいデスか。は~~~」

森夏「ひぃ!」ゾクッ

森夏「やめろバカ!!」ゴチ

凸守「?」

森夏「っっっつぅぅぅ~~この石頭ぁ」

凸守「これは失礼。凸守と普通の人間では肉体の強度に大きな差があるデスからね」フフン

森夏「っく、ゼロ距離のドヤ顔うぜぇ……」

森夏「取りあえず、解くから動くんじゃないわよ?」

凸守「やめるデス! 偽物の手で我が宝具に触ることはゆすさないデスよ!」ジタバタ

森夏「イタタタタ!! 動くなこら!」

凸守『爆ぜろリアル―― 弾けろシナプス――』

森夏「え? なに?」

凸守『Vanishment This World!』

凸守『ニョルニルハンマーよ! 汝の守手が告げる。悪しき鎖を砕きて我が手へ戻るデス!! ぎゅぅ!』

森夏「ふざけてる場合か!」

ミョルニルじゃなかったっけ

森夏「ったくもう……ほらもっと寄りなさい」

凸守「ぅぅぅ、屈辱デス……このニョルニルハンマーがニセサマーの呪縛に負けるなど……」

森夏「ニセサマー言うな!」

森夏「あぁったく、暴れるから余計絡んでるじゃないのコレ……」

森夏「えっと、取りあえずこうして……こうやって……」

凸守「……」

森夏「ここがこう? ああもう! 髪がいたんじゃうぅぅ!」

凸守「ニセサマー?」

森夏「なによ!」

凸守「カレーパン食べたデスか?」

森夏「うるさいわね黙ってなさい!!」

>>40
oh……つい脳内再生に従ってしまった



森夏「えっと……どこまでやったけ?」

凸守「ッフ、自分の呪詛も満足に処理できないとはやはり半人前デス! プークスクスクス」

森夏「このガキぃ……いっそこの髪ハサミで切るわよ?」シャキーン

凸守「!! ひ、卑劣デス!!」

森夏「あ~もう、めんどくさくなってきちゃった。全然解けないし」

凸守「ひっ!」ビクッ

森夏「中学生は暴れまわって協力しようとしないし……しょうがないかなぁ」シャキーン

凸守「あっ……あぁ……」ガタガタ

凸守「ぐす……ご、ごめんなさい……髪だけは……髪だけはやめて下さい……」ボロボロ

森夏「じょ、冗談よ! 冗談! 冗談だからね!」オロオロ

|∧∧
|・ω・`) そ~~・・・
|o④o
|―u'


| ∧∧
|(´・ω・`)
|o   ヾ
|―u' ④ <コトッ



| ミ  ピャッ!
|    ④

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はぁん…嫁

凸守「」グスグス

森夏「本気で切る訳ないでしょ……どんだけ信用ないのよ私」

凸守「言っていい冗談と悪い冗談があるデスよ……ハサミをしまうデス」

森夏「はいはい。悪かったわよ」

凸守「いいですかニセサマー!」

凸守「髪は女の命! それを乱暴に切り裂く行為はすなわち殺人にも匹敵する非道デス!!」

凸守「りっぱな脅迫デス! このニセ魔女! 悪魔! 極悪人!」

森夏「命振り回してあそんでるアンタにそこまで言われたかないわ!!」

おう頑張れ

森夏「はいはい続き続き。ほら、さっさと寄りなさい。やりにくいから」

凸守「……ぅぅぅ」シブシブ

ピト

森夏「はいはいいい子いい子。そのまま動くんじゃないわよ~」

森夏「え~~っと、少しづつやっていくのが最善策かしらやっぱり」ゴソゴソ

凸守「……」

森夏「もぉぉ……人毛がこんなに絡むなんてありえる訳? めんどくさ~」ゴソゴソ

凸守「……っん」ピクン

森夏「にしてもアンタ髪長すぎ。どんだけ伸ばしてんのよこれ……踏みつけるんじゃないの?」ゴソゴソ

凸守「……ぁっ……ンっ」ピクン

森夏「寝るときとか……」ゴソゴソ

凸守「……ぁぅ」ピクン

森夏「ヘンな声だすなぁ!!」

凸守「くすぐったいんデスよ耳が! 耳が!」

森夏「いいわね? 我慢しなさい? 声出すな?」

凸守「」コクコク

森夏「ったく、こんな下らないコトで日が暮れてきたし……腕だる」

凸守「ッフ、ニセサマーのチカラではこの呪縛を相手取るのは厳しいようデスね」

森夏「なによ? 妙案でもあるの?」

凸守「ミョルニルハンマーよ我が声に……」

森夏「はいはい黙れ。体勢変えるわよ。ちょっと動きなさい」

凸守「ぶぅぅ、どうするデス?」

森夏「そうねぇ……絡み目が私の視界に入って、いじりやすい体勢に……」ゴソゴソ

凸守「こ、こうデスか」ゴソゴソ

森夏「ちょ、そっちじゃないこっち、アンタが入れ替わって! そんで反転!」

凸守「は、反転? こうデスか?」

森夏「逆! 逆回りよ! そう! それで……」

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

森夏「………」(対面座位・下)

凸守「………」(対面座位・上)

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抱きたい…(´・ω・`)

森夏「……よ、よし、やるわよ?」

凸守「……」コクコク

森夏「そ、それじゃ……」スイ

凸守「ま、待つデス!」

森夏「なに!?」

凸守「どうして凸守の頭を抱えるように腕を伸ばすデスか!」

森夏「うるさいわね! 仕方ないでしょ! 黙って頭伏せてなさい!」

凸守「伏せる!? 敵襲ですか!」

森夏「あぁもぅメンドくさい! なんでもいいわよもう! 大人しくしてなさい!」

森夏「まったくもぉ、なんで私がこんなメに……」ゴソゴソ

凸守(頭を低く……伏せるデスか……この体勢で?)

凸守「……」

凸守「……」

ぎゅむ

森夏「きゃ!」

森夏「ちょ、確かにやりやすくなったけど何も抱きつくんじゃ……」

凸守『……うるさいデス! お前がこうしろと言ったんデス!』

森夏「胸に顔うずめたまま叫ぶな! こそばゆい!」

森夏「いいわよもう……そのままでいなさい……え~っと」

凸守「……」

ぎゅぅ

森夏「この先が、どこに続いて……」

凸守「……」

森夏「……ああ分かった……あ、違うや、こっちが、こう……」

凸守「……」

森夏「急に大人しくなるな気色悪い!!」

凸守「どうしろと言うデスか!!」

森夏「あ~もう、休憩休憩。ちょっと休むわ」ポテン

凸守「何故凸守の背中に手を置くデスかニセサマー」

森夏「仕方ないでしょ。体勢的にそうなるんだから」

凸守「むぅぅ……凸守はマスターとなら契約の儀もためらわないですがニセサマーはごめんです」

森夏「ん~? 何やらしい想像してんのよ中学生。10年早いわ」

凸守「肉体はこの世界の少女のものですが凸守の真の姿は魔界で500年の歳月を生きた……」

森夏「はいはい」

凸守「……」ムギュムギュ

森夏「……(こいつ意外と髪キレ~」サラサラ

凸守「……ニセサマー」

森夏「ん~?」

凸守「ち、ちなみにですが……」

森夏「なによ?」

凸守「ブラのカップはこれはいくつデスか……」

森夏「男かお前は」

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スタイルぅぅぅアァァァ
ハァハァハァハァハァハァ

森夏「ま~そっか。中学生は一生スポブラで充分でしょうね」クスクス

凸守「うるさいデス! 一年経てばニセサマーなど遥かに超越した身体に成長するデス!」

凸守「凸守は成長期デスから」フフン

森夏「でも、私はアンタの頃にはもうEはあったわよ?」

凸守「E!? 今Eと言ったデスか!!」

凸守「E……E……」ブルブル

森夏「いや、嘘よ? 嘘だからね?」

凸守「…a……b……c……」ガクガク

森夏「指折り数えるなうそだから!!」

森夏「……」

凸守「……」

森夏「……そういやさー」

凸守「なんデスか?」

森夏「あんたは恋愛とか興味ないわけ?」

凸守「フン、闇の眷属である凸守が人間の男と浅ましい関係を結ぶなどありえないデス」

森夏「お~お~、ここでも中二病か~」

凸守「……」

森夏「でもさ。忠告しといてあげるけど、あいつらが本気で付き合いだしたら、アンタの遊び相手いなくなるわよ?」

凸守「……」

森夏「まぁ、高等部来る前に覚悟は済ませときなさい」

森夏「せっかく青春なんだから、彼氏の一人も作らないと損するわよ」

凸守「……フン」

森夏「さ~て、そろそろ再開再開……」

きゅ

凸守「……」

森夏「ん? どうした?」

凸守「……いいです」

森夏「なに?」

凸守「ほどかなくて、いいです……」

森夏「……はぁ? 何言ってんのよアンタ」

凸守「……こ、このままで、いいです」

森夏「いいわけないでしょうが!」

凸守「いいです!」

森夏「……え?」

凸守「」ポロポロ

森夏「えっと……凸守さん? なんで泣いてるのかな?」

森夏は俺の幼なじみ…嫁…ふふぇ…

凸守「ひ、一人は、いや! イヤです!」ガバッ

森夏「ちょ、ちょっと待ちなさい! やめっ……んっ!」

凸守「……ちゅ……んぅ……」

森夏「……んちゅ……んっ! プハッ!」

森夏「な、何すんのよ! あんた正気!? レズ!? レズなの?」

凸守「……」

凸守「……」コク

森夏「!!!!!」

          |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:|  _,、∧/

           |:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;i!:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;| 「     自
          |三三ニ ̄ ̄`゙゙゙'''''''ー‐'-一''''''""´´ ̄ ̄フ三三<   欲 分
           |ミ三三、、  ィ三ヲ   :   (三ニ;    ノ三彡彡ヘ> し  が
          |ミミミツ″        .:  .        ゙ヾ彡彡彡l>   い 何
          rミミソ  ,. _,,-‐ 、 __ :, -‐‐_,,,..,_ 、   ヾ彡/   .か を
     .     { ミミ   .,ィ"で;)ヽ、 )  (: ,ィ"で;)`ゝ.    ニ∠_   よ
           ! lミミ   :: . ` ̄"´^ :  l::.、 `.. ̄"´. ::     彡'リ7   り
          ',ヾミ,            :  l:::.          ..彡ツ/へ
           i 、ミ ::..     , . :  : ヽ.       .::::彡i.ノ/ \/V\/
    ∧   /| !、_ミ: :::..     /ヽ =、__,.ィ= ノ::.     ..::::::彡i ノ
\∧/  Vi/  |_,. -‐ァ: : ::..  /     : :    ヽ.  ..::: : : :彡‐´
     Z   何   /、 : : : :.  ,ィニニ=ニニ=、_  ', . : :: : :〃ゞ
     I    を  ∠,.ヽ: : : : :. /、^'^^T^^``ー、  i : :; : ://、
     .P   あ   /. ヽ: : : : | ト、_  .!  _,,ィiヲ′,': :,' : /ト:||ヽ、
    を.   げ   /_ ,. ヽ: : : ヾTエェェェエTン′ ,' /: / 〉′i::\
    語  る   /   ゝ: :  `ー-----‐´ ノ /:/  /  /::::::::ヽ-、
    れ  か  く  ィ‐':| |.\          /´ / /:::::::::::::::ヽヽ
    よ  で    > /:::| |  ` 、,,___,,../  / /::::::::::::::::::::ノ 丶_
    !!!      < /:::::ヽヽ           / /::::::::::::::::::::/  ノ `ー、

凸守「……///」モジモジ

森夏(お、落ち着け……落ち着け……落ち着けモリサマー!! 状況を整理するのよ)

森夏(私とこいつは誰もいない部室で二人きり)

森夏(そして髪が絡まって離れられない)

森夏(かつ、こいつはレズ……いや、同性愛については当人同士が良ければアリだと思うけど!!)

凸守「……ニセサマー」モジモシ

凸守「……イヤですか?」カァァァ

森夏(イヤ、いやいやいやいやいやいやいやいや)

   ∩___∩三 ー_        ∩___∩
   |ノ      三-二     ー二三 ノ      ヽ
  /  (゚)   (゚)三二-  ̄   - 三   (゚)   (゚) |
  |    ( _●_)  ミ三二 - ー二三    ( _●_)  ミ  ウオーォオォーアッヒャアアアウオホーオオオオオ
 彡、   |∪|  、` ̄ ̄三- 三  彡、   |∪|  ミ    テンション上がってきた!!テンション上がってきた!!
/ __  ヽノ   Y ̄) 三 三   (/'    ヽノ_  |
(___) ∩___∩_ノ    ヽ/     (___

森夏(OKOK、よしよしよし、状況の整理はいいわね私)

森夏(次はどうやってこの場を切り抜けるかよ)

森夏(髪は……まだほどけそうにない)

森夏(なら、ともかくは、このデコを落ち着かせることから始めるしかない……)

森夏(クールに、そうクールに。大人の対応を心がけて、全然動揺してない風で……)

森夏「ちょっと待ちなさい。あなた、一度冷静に……」

凸守「……///」シュルシュル

森夏「脱ぐなバカ!! 待て落ち着け!」

凸守「……///」シュルシュル

森夏「おもむろに脱がすなァァァ!!」

凸守「ニセモリ、サマー……お願いです」ハァハァ

森夏「モリサマ言うな!」

凸守「じゃぁ丹生谷センパイ……」とろん

森夏「ひぃ!! それもダメ!」ゾクッ

凸守「し、森夏ちゃん……」ポッ///

森夏「しばくぞ!」

凸守「……お姉ちゃん?」モジ

森夏(なんか無茶苦茶言ってるぅぅ!!!)

凸守「シンカお姉ちゃん……」ハァハァ

森夏「キャラ崩壊してるわよミョルニルハンマー!!」

凸守「フフ、こちらの方がお好みデスか?」

森夏「どっちもごめんよ! あっ!」

凸守「お姉ちゃんのおっぱい……大きい……」モミモミ

森夏「ちょ……はんッ! やめ……んっ!」

凸守「んっ……」

森夏(……ヤバイ……ヤバイヤバイ……)

森夏(なにがどうヤバイって……)

凸守「……お姉ちゃん」ウルウル

森夏(か、カワイイッ!!)

森夏(ハッ! いけない正気に戻りなさいモリサマー!!)

森夏(母性本能に負けてはダメ!! 心を厳しく! 鬼に!)

森夏(そうよ同性愛の上に近親相姦なんて社会的にも禁忌中の禁忌……)

森夏(……あぁ)

森夏(……ギリシャ神話みたいでちょっとカッコイイかも)

森夏「ってちがぁぁぁう!!」

凸守「どうしたのお姉ちゃん!!」

森夏「とにかく中学生……落ち着きなさい。きっといつかあなたの本当の味方が……」

凸守「現れないデス」

森夏「ウソみたいに共感できる運命の相手が……」

凸守「迎えに来ないデス」

凸守「だからもう、アナタだけいればイイデス」ムギュ

森夏(ふぁぁぁッッ!!)

森夏(この子いい香り! 甘ッ! そして柔らか! 細い! 軽い!)

森夏(お、男じゃないけどこれは……)

森夏「はっ!」

凸守「……」ブルブル

森夏(……ふるえてる)

森夏「……」

森夏「……はぁ」キュ

凸守「んっ」

森夏(……あったかい)

森夏(細くて、柔くて、軽くて、いい香りで……ガタガタで)

森夏(なんて、弱々しい奴……)

凸守「お姉ちゃん……」ムギュ

森夏「……お姉ちゃんじゃないっての」

凸守「……んじゃ」

森夏「お母さんって言ったらはっ倒す」

凸守「……」

森夏「言う気だったんかい!」

凸守「……」クスクス

森夏「……はぁ」

森夏「ま、え~っと、なんだっけ、いいんじゃない。取りあえずさ、同性愛は……」

森夏「この年頃の女の子にはよくあるのよ」

森夏「男への呆然とした恐怖心から無意識に自己暗示かけて、自分を同性愛者と思い込ませているのね」

森夏「そう……これも一種の中二病みたいなもんよ。多分」

森夏「それに、成長に連れて、異性を好きになれるかもしれないし。そうでなくても、同性のカップルなんてざらにいるし」

凸守「じゃぁ!」

森夏「私は、あんたの恋人にも、お姉ちゃんにもなれないけどさ……」

凸守「うっ……」

森夏「でも、アンタには付き合ってあげるわよ。末永く。安心しな?」ナデナデ

凸守「……」

森夏「はい。この話は終わり。ほら、制服整えて。いいかげん髪ほどくよ?」

凸守「約束、してくれるデスか?」

森夏「えぇ、約束してあげる。なんなら、闇の眷属とやらの方式で契約する?」

凸守「……ほぅ、その覚悟がありますか? 闇の契約は絶対ですよ?」

森夏「はいはい、望むところよ」

凸守「ククク、それでは目を閉じるデス」

森夏「ほんとにやるのかよ……まぁいいけど?」

凸守「それじゃ、いきますデスよ?」

森夏「ん」

森夏「……」

森夏「……」

森夏「……」

森夏「……ん?」


――『ミョルニぃぃ~ル! トルネェェェドォォ!!』

森夏「ごふっ!」

くみん「……むにゃぁ、ジンバブエドルがぁぁ」

立花「……すぅすぅ」

凸守「……くかー……クフフ、思い知ったですかぁ……くふー」

森夏「……」

森夏「……」

森夏「……」

森夏(……夢オチぃぃッ!!)どーん

森夏「っく、この中坊……わたしの胸枕にして寝やがって……起きれないじゃない」

森夏「はぁ……あ~あ~もう、夜じゃない。そろって雑魚寝ってどんな部活よもぉ……」

森夏「……ったく、ほら、起きなさい中ぼ」

凸守「……おねえちゃん」ポロ

森夏「……」

森夏「……ったくもぉ」

森夏「」シュルシュル

森夏「」キュ

森夏「……」

森夏「……なにやってんだか」

凸守「……へっくち! んにゃ?」

森夏「お~、起きたか中学生」

凸守「……うぅぅ~~」クシクシ

凸守「……うぅ~~」モミモミ

森夏「揉むな!」

凸守「うぎゅ!」

凸守「いたた……一気に目が覚めたデス」

森夏「まったく、今度やったらただじゃおかないからね!」

凸守「はっ! ニセモリサマーごときが凸守になにをすると言うのですかな?」

森夏「あ~はいはい」

六花「……ふぁ……」

凸守「おぉ、我がマスターお目覚めデスか!」ムクッ

森夏「あ、ちょっとダメ! 今動かないで! きゃっ!」

凸守「イタッ! 髪が抜けるデス!」

森夏「ごめん! 悪い! 今ほどくから……」

凸守「??」

凸守「なぜミョルニルハンマーがお前の髪と結ばれてるのですか?」

森夏「……」シュルシュル

森夏「……えっと、え~っと」

森夏「……」

森夏「……爆ぜろ、リアル」ボソ


終わる

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