シガンシナ区
エレン「絶対に成ってやる!」
ミカサ「やめた方が良い」
エレン「うるせえ!またオレをバカにするのか!?」
ミカサ「そうじゃない…」
アルミン「まあまあエレン 落ち着いて…」
エレン「おいアルミンならわかってくれるよな?一緒に外の世界を探検するんだもんな?」
アルミン「あ…そうだエレン」
エレン「何だよ?」
アルミン「実はおじいちゃんが隠し持ってたんだけどね」ゴソゴソ
アルミン「これさ!」つ缶
エレン「何だそれ」
アルミン「この中には特別な飲み物が入っていて それを飲むと君の願いが叶うんだ!」
エレン「マジかよ!くれよ!!」
プシュッ ゴクゴク
ミカサ「あ エレン…!アルミン そんな得体の知れない物飲んでエレンは大丈夫なの?」
アルミン「多分…」
エレン「うおおおおお すげぇぇぇぇえええ」
エレン「これで俺は自由だ!!!」
ーーーレッドブル、翼をさずける。
…
訓練兵団
サシャ「ひぇー もう何時間走らされたんでしょう… もう限界です…」ハアハア
サシャ「お腹が空いた…もう走馬灯まで見えてきました…」ハアハア
サシャ「ん…あれは…」
缶
サシャ「もしや食べ物でしょうか!?でもどうしてあんなところに?怪しい…」
サシャ「ええいこの際そんなの気にしない!何かを口にしないと死んでしまいます…」つ缶
サシャ「いっただきまー…」
ハンジ「あ!あったあった」ヒョイ
ハンジ「君が見つけてくれたのかな?ありがとう!」
サシャ「いや…あの…」
リヴァイ「おい 見つかったか クソオンナ」
ハンジ「うん この子のお陰でね!」
リヴァイ「…ったく 調査兵団の備品を粗末に扱ってんじゃねえ」
サシャ「…あ あの それ下さい 何でもいいからお腹に詰み込まないと死んでしまいます…」
リヴァイ「駄目だ これは調査兵団に入らないと与えられん」
サシャ「そんなぁ…」
リヴァイ「そんなに欲しけりゃ 調査兵団に志願しろ」
ハンジ「ていう事でありがとう じゃあねー」
サシャ「うう…」グーー
…
サシャ(何だかんだ 結局成り行きで調査兵団に入ってしまった…)
サシャ(怖い…けど )
エルヴィン「これが本物の敬礼だ!心臓を捧げよ!」
ハッ!!
エルヴィン「…では 君達の調査兵団の制服が届くのはまだだが 他にもプレゼントがある」
エルヴィン「…自由の翼だ」つ缶
ーーーレッドブル、翼をさずける
…
ストヘス区
ミカサ「アニ 落ちて」
…
アニ父「アニ…俺が間違っていた…」
アニ父「今さら許してくれとは言わない けど…」
アニ父「一つだけ……一つだけでいい 頼みがある…」
アニ父「この世のすべてを敵に回したっていい」
アニ父「この世のすべてからお前が恨まれる事になっても 父さんだけはお前の味方だ …だから約束してくれ」
アニ父「帰ってくるって…」
プシュウゥゥゥ ゴクゴク
アニ(帰ろう…)ファサファサ
ーーーレッドブル、翼をさずける
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