アルミン「エレンじゃない!」ペリー提督「エレンデスヨ?」(42)

マシュー・ペリー「そんな事ヨリ、この国はドウイウ事デスカ??」

アルミン「…」

ミカサ「エレン、落ち着いて」オロオロ

ペリー「三重の壁て!鎖国ってレベルじゃねぇデスヨ!」

ミカサ「今更どうしたの?」

ペリー「ペリー…じゃなかった。エレン、マジおこなんですケド!!」

アルミン「ほら!今、ペリーって言った!!」

ミカサ「エレン?本当にペリーって言ったの」

ペリー「言ってない」

アルミン「嘘だ!」

ペリー「ハハハ…何をstupidな事を」HAHAHA

ミカサ「アルミン!」

アルミン「!ミカサも気付いたかい!?」

ミカサ「言ってない」フルフル

アルミン「…」

ペリー「アルミン、冗談きついヨ」

アルミン「そうだね、ゴメンよ…エレn

ペリー「ミカサ、酒持って来い」

アルミン「お前やっぱペリーだろ!」

ペリー「ハハハ…何をstupidな…ペルリがアル中なったのは晩年の事デスヨ。私、現役バリバリよ!開国求むヨ!」

アルミン「…」

ミカサ「エレンのマフラー暖かい…後、エレンの持って来たチョコという食べ物、美味しい」モグモグ

アルミン「お前やっぱペリーだろ!」

ペリー「ファッ!?」

ペリー「私ヨリもエレンな人間見た事ナイ!アイアムエレン!」

ミカサ「分かってる…分かってるから」

ペリー「FU!」ペッ

アルミン「うん…ゴメンねエレン…」ピチャッ

ジョン「HEY!エレン!羨ましいZE畜生!」

ペリー「 黒 髪美少女サイコーデス
!離しま 船 」ガシッ

ミカサ「エレン…///」ポッ

ペリー「ところで疲れマシタ…hey!」パンパン

サシャ「提督…じゃなくてエレン!お呼びでしょうか?」サッ

ペリー「私とミカサの椅子を準備して下サイ。10秒以内デス」

サシャ「かしこまりました!」テキパキ

ペリー「アナタの手際ナイスデス!」

サシャ「えっと…ギブミーチョコレート」

ペリー「発音良くなりましたね?good!二個あげます」

サシャ「わーい!エレン大好き!」

ペリー「ハハハ!もう一個オマケするので、コニーを呼んで来て下さイ」

サシャ「はっ!」



コニー「よう、ペリー。何か用か?」

ペリー「Nooo!!ペリーNo!No!コニー!ノォォウ!アイム、エぇレン!」

ミカサ「落ち着いてエレン」

ペリー「エぇレン!リピータフタミー!ゥエェレンヌ!」

コニー「メレン?」

ミカサ「コニー、難しく考えてはダメ!」

コニー「??」

ペリー「ヌェェェレン!」

コニー「ネレン?ペレン?」

ペリー「コニー!You はstupidデス!私はエレンDA!」

コニー「えっ??エレン??」

ペリー「あなたとアルミン変デス!私ペリー違いマス!」

コニー「??」

アルミン「じゃあ開国の話はもう良い?」

ペリー「ノォォウ!」

ミカサ「アルミンもう止めて!エレンが苦しんでる!!」

ペリー「oh…親友に別人あつかいされて寂しいデス。今晩はミカサが慰めて下サイ」

ミカサ「分かった…覚悟は出来ている///」

ジョン「畜生…このアンメリカン野郎が!」

アルミン「ジョン…」

ジョン「ところでアナタは悔しくナイですか!?好きなヒト取られるですヨ。私、友達として何も出来なくて情けないデス…」

ジャン「ジョン…」

ペリー「大体アナタ達は何がコワいデスカ?」

ペリー「巨人?見た事ナイデショ?」

ペリー「この国のヒトよりちょこっとデカいダケでス!」

ペリー「確カニ、大きくテ怖イかも知れナイ…」

ペリー「意志の疎通が出来ナイかも知れナイ…」

ペリー「時には無防備な女性を襲っタリ、世間知らずなお嬢様をチョイとツマみ食いするカモ知れナイ…」

ペリー「デモ、ニゲテ引きこもってチャ駄目デス!」

ペリー「今こそ扉を開のデス!!」

Thomas「cool」

ミカサ「アルミン…これでも彼がエレンじゃないと言うの?」

サシャ「そうですよ!提督はエレンです!」

ライナー「感激したぞ!エレンの言う通りだ!」

ベルトルト「さぁ、壁を開こう!」

アニ「巨人さん達を受け入れよう!」

コニー「お前らバカだろ?」

マルコ「コニーがエレンを否定するって事が、エレンが正しい事の何よりの証明かもな」

コニー「えっ?俺そこまでバカだと思われてんの?」

ペリー「皆さん…ペリーは嬉しいデス!」

アルミン「おい今ペリーって言ったろ?」

ペリー「言ってないデス」フルフル

コニー「いや、確かに聞いたぞ」

ペリー「ギリギリセーフでス」シレッ

アルミン「セーフって何だよ…大体…

ミカサ「アルミン!」

アルミン「ミカサ…今度は何だい?」

ミカサ「今のはセーフ」

アルミン「…」

ミカサ「ハッ…いや、そもそも言ってなかった気がする」

ライナー「あぁ、言ってない」

ベルトルト「仮に言ってても審判が靴ひも結んでて見てないよ。きっと」

アニ「仮にも言ってない」

ペリー「そもそもペリーって誰ですか?ここにはエレンしかいま船」ジャストエレン

ペリー「大体、私と本物のエレンの何がチガウですヶ?」

コニー「喋り方とか?」

ペリー「駆逐してやる!」

サシャ「おぉ…今のは似てましたね!」

ミカサ「サシャは時々、面白い事を言う」

アニ「そもそも本人だから」

ベルトルト「アルミンは悪魔の末裔か何かなの?いい加減、エレンが気の毒だよ」

ミカサ「良く見てアルミン…この強い目的意識を宿した鋭い目をエレンに間違いない」

ペリー「さすがミカサでs…だ」ヨシヨシ

ミカサ「いやもうこの際、本物だとかどうでも良い///」

アニ「対人格闘だって強いよ」ペシッ

ペリー「ぉぅ…」HAHAHA

アニ「ほら。叩いた手の方が痛いぐらい…あぁ~これは折れてるかもね」

ジョン「やーい!エレンのstupid ass hole」

ペリー「ファッ!?」

ライナー「煽り耐性のなさも、まるで本物だ」

アルミン「…」

ベルトルト「もう諦めて開国しよう!」

アニ「巨人さん達と手を取り合って生きていこう!」

ペリー「そうデス!開国です!家畜のママヨクナイネ!」

コニー「うーん…分からなくなって来た」

アルミン「!?」

ライナー「偉いぞコニー!俺のチョコを分けてやろう」

ベルトルト「僕の分も受け取ってよ」

アニ「あんた思ってたより頭良いんだね」

アルミン「…」

コニー「エレン…何かその…ゴメンな」テレ

ペリー「分かれば良いのデス、リルboy」HAHA

ペリー「ところでエレ…私は右利きデシタっけ?左利きデシタっけ?」

コニー「たぶん右利きだな」

ペリー「ぉぅ…そうでした!良かったデス!左利きだったらどうしようかと思いまシタ!」

アルミン「…」

ライナー「他に困ってる事はないか?今がチャンスだぞ」 

ペリー「ハハハ…後は適度に駆逐シテヤルとか言っとくので大丈夫です」

ミカサ「そう。それでこそエレン…口の周りにチョコが…」フキフキ

ペリー「Thanks」

アルミン「本物のエレンはどこなの?」

ペリー「コ・コ・DESU!引っかかるとでも思った?ざーんねん!ジャストココDESU」

ミカサ「アルミン…いい加減にして」

コニー「ここにいるエレンの場所を聞くなんて…アルミン変だぞ…」

ライナー「そうだ!そんな陰湿な引っ掛けズルいぞ」

ベルトルト「もう諦めて開国しよう!」

アニ「この辺を巨人さん達の楽園にしよう!」

アルミン「みんなどうかしてるよ!大体、僕達に扉や壁をどうこうする権利なんてないだろ!!」

ペリー「えっ??」

ライナー「いや、エレンはやれば出来る子だ」

ベルトルト「そうだ!頑張れエレン!」

アニ「あんたが諦めてどうすんのさ」

ペリー「そ、そうです……か?意味ない気がしてきました」

ミカサ「アルミン…どうにかエレンの力になれないだろうか」

アルミン「目を覚ましてよミカサ!協力するって事は巨人を壁内に招き入れるって事だよ!?」

ベルトルト「だから?」

ライナー「つまり?」

コニー「なるほど。分からん」

アルミン「黙ってて!…また、あの悲劇が繰り返されるんだよ?」

ペリー「アルミン…巨人が来たら駆逐ですヨ。まず開国しましょ!来てから考えれば良いのデス!」

ペリー「大体アナタ達は野蛮でス!門に近付いた巨人さん達を有無をいわさず榴弾で殺すそうじゃないでスか!」

ペリー「超大型さんが門を強くノックし過ぎた過去が原因とは言え酷過ぎデス!」

アルミン「何言ってんだ!君の母さんはその強すぎたノックとやらが原因で死んだってのに!!」

ペリー「えっ…?」キョロキョロ

ミカサ「…」

アニ「…」

ペリー「…マジデ?」ボソッ

ライナー「…」チラッ

ベルトルト「…」コクン

ペリー「oh…my…」ウップス

ペリー「そそ、そうでした!」ミステイク

ペリー「ベルレルト君は駆逐しないと駄目ですネ!」

ベルトルト「!?」

アルミン「ベルレルト?ベルトルトの事??」

ベルトルト「ちちち違うよ!きっと超大型のあだ名だよ!だって僕ベルトルトだし!」汗ダラタラ

アルミン「それもそうか…」

ペリー「とにかく、ベルレル君もライニャー君もアニィさんも、巨人は皆さん良いヒトです!」

アルミン「??」

ライナー「エレン、ちょっと部屋に戻ってようか」

ペリー「んだよ…先に教えトケヨ」ボソッ

アニ「ね?ちょっと落ち着こう」

ベルトルト「アルミンはエレンを挑発し過ぎだよ。もしかしてミカサへのヤキモチ?」

ミカサ「アルミン」


ミカサ「…ごめんなさい」


アルミン「なんだよコレ?」

その後、ペリーは座学に置いて非凡な発想を見せ、それなりの評価を得た…
が、どうしても立体機動が出来ずにミカサを連れて開拓地へと帰って行った…

彼の開国への夢は終え、晩年は酒に溺れ、痛風とリウマチに苦しんだ。

一方、エレンはアルミン(仮)に誘われて乗った黒船に乗り、世界を旅して回っていた。
気付けば「開国させてやる!」が口癖になっていた

何故かアルミン(仮)が自分の事をペリーと呼ぶようになっていたが、彼は気にならなかったようだ。



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