娘「お母さんが浮気してた」(209)

娘「いってきまーす!」

父「母さん!行ってらっしゃいのキスは?」

母「もうっ そんなことする歳じゃないでしょ!」

父「ははは、行ってきまーす」

バタン

母「……」ピッピッ

母「…あ、男くん?…ええ、行ったわ」

母「…」

ガチャ

男「…どーも」ニヤッ

母「ね、ねえ男くん…もう会うのはこれで最後にしましょ」

男「?」

母「あなたに心も体も許した最低な女だけど…
  それでも私は…本当に夫を愛しているのよ」

男「ふむ」

母「だから…その」

男「僕は全然かまいませんよ?」

母「え?」

男「奥さんがそういうのならかまわないですよ、僕は」

母「…」

男「まあ、2日ともたないでしょうね」

母「え?」

男「あなたも薄々感じている筈だ
  このつまらい、毎日の日常に飽々し始めていると…」

母「そ、そんなことは…」

男「毎日時間通りに起き、家族の為に食事を作り
  選択、炊事、全てが順調のように思えて足りないものがある…それは」

ガバッ

母「!?」

男「性欲、…これだけはどうしても順調には進まない
  奥さんは…それでいいのか?
  このまま、一生…自分の一番満たしたいことが起こらぬまま
  さらに歳をとり…つまらない人生を過ごし、…死ぬ」

母「わ、私は…」

男「そして後悔することになる…」

男「今の旦那さんで、本当に満足できますか?後悔はしませんか?」

母「し、…しないわ」

男「本当に?このまま40、50、60と歳をとっても性欲を抑えきれますか?
  このまま僕という若い肉体を手放し、旦那さんと一生一緒に生きていけますか?」

母「や、やめて…もう、決めたの
  もう、大丈夫だから…ごめんなさい」

男「ふふっ 何も奥さんが謝ることはない
  奥さんのパート先に新入りで入ってきた時に手を出した僕がいけないんですよ」

母「…」

スッ

男「では、これでおいとましますか…と、言いたい所ですが」

母「?…」

男「チャンスを差し上げますよ」

母「チャンス?」

男「さっきも言った通り、…2日だけ時間を差し上げます
  この2日で、奥さんが本当に今が本当の幸せか…確かめてみてください」

母「そ、そんなこと…男くんに言われなくたって」

男「さあ?どうでしょうか?案外難しいものですよ?
  僕から言わせれば…奥さんは僕にもう首っ丈、中毒なんですから」

母「な、なにを…っ」

男「一度ハマッたものから、たった2日で抜け出すのは…まず不可能
  もしかしたら1日ももたないかもしれませんね」

母「…」

男「まあ、2日以上経っても連絡がない場合は僕も諦めますよ…じゃ」

バタンッ

ジャー カチャカチャ

母「…この時間に食器を洗うなんて久しぶりね
  …男くんと知り合ってからのこの時間帯は…
  いつもお互いの体を重ね合ってた」

キュ

母「職場で私達が付き合ってるという噂が流れ始めたら…
  男くんは空気を読んで夕方勤務の方へうつったわ」

母「そうすることによって娘や旦那からばれることはなかったもの…」

母「…」

母「バレることはなかった?…私何いってるのかしら
  ついさっき男くんとは切ったのよ?
  もう思い出さなくてもいいじゃない…」

母「…でも、楽しかった…それは事実」

職場

店長「母さーん、そろそろ休憩していいよー」

母「あ、はーい」

・・・

パート「でさあ、もう夫と別れてやろうかって思うのー」

母「え?どうしてー?」

パート「この間ねー夫が久しく一緒に寝ようって言って誘ってきたのよー
     あーこりゃ子作りしたがってるなコイツって思ったのね」

母「あはは」

パート「でもさー…自分で誘ってきておきながら夫ったら…勃たないのよ」

母「え?…」

パート「もうしらけちゃってさー結局なんの行為もないまま朝迎えちゃってー
     夫が起きてきて私言ってやったのよ…
     満足させてくれる若い子とHがしたいわーって!」

母「…」

パート「でも私も歳だからねー もう夢も希望もないし…
     こうやってコツコツ働いて
     家庭のやりくりする繰り返しするしかないんだけどねー」

パート「母ちゃんの旦那さんはどう?」

母「え?」

パート「もしかしてHしまくってるの?」

母「そ、そんなっ 私もう娘が一人いるし…
   子供は一人でいいって夫にも言われてるから…」

パート「ふーん でもさーでもさー…本当はもっと子作りしたいんでしょ?」

母「えっ」ドキッ

パート「本当は旦那さんも、もっと子供がほしい筈なのよ…けどね
     子供が増えれば増える程、食費や習い事、学費もバカにならないから
     そうやって行為から逃げているだけなのよ」

母「でも、でも…Hだけなら…避妊具をつければ…」

パート「甘い甘いっ!男は生っ!生がいいのよっ!!
     もう生じゃなきゃ満足できないのっ!避妊具なんてダーメッ!」

母「…」

母「……」

娘「お母さんっ!お母さんってばーっ!」

母「え?…」

娘「お風呂沸いたけど、私から先に入ってもいーい?」

母「え、ええ」

父「いけー巨人!阪神なんかぶっ倒せー!」

母「…」

父「こらー!エラーなんかするんじゃなーい!」

母「ね、ねえ…あなた」

父「んんー?なんだー? グビグビ」

母「その…今夜あたり、どうかしら?」

父「ブッ!!…な、なんだって!?」

母「さ、最近してなかったでしょ?
  だから…久しぶりに…その…私もちょっと、ね…///」

父「お、お前からそんな言葉が聞けるとはな…っ///
   ドラマとか映画のラブシーンでチャンネルを変える程ウブなお前が…」

母「///」

父「…だが、もう遅いよ」

母「え?」

父「いつか言おうかとは思っていたが…」

父「俺…勃起障害なんだよ」

母「え…」

母「い、いつから…」

父「娘が小学校に入った時あたりからだ…
   本当はお前をもっと抱いてやりたがったが…」

母「…ごめんなさい…あなたも相当苦労してたのね…」

父「…すまない」

母「いいのよっ!大丈夫、あなたが本当はまだ私を抱きたかったと
  思ってもらってただけで、嬉しいわ」

父「母… ありがとう」

母「(やっぱり…私の夫は優しいわ…嬉しい… 嬉しい…)」

母「(嬉しい…?)」

母「(できない… セックス、…できない ?)」

母「もうこれで…私は誰とも…セックスできない?」

母「浮気でもしないかぎり…?」

父「母?…どうした?ボーッとして」

母「…な、なんでもないわ…
  ちょっと…今日は仕事が忙しくて…疲れてて…
  さ、先に寝るわ…」

父「あ、ああ」

・・・

くちゅくちゅくちゅ

母「ああ…っ、き、気持ちいいっお、男くんっ男くぅぅん…っ!!」ギシッ

母「い、イグっいくいくイッちゃうぅぅ…っ!!」びくん

母「はあ、はあ…う、ううう…っ うう…」

チュンチュン

母「…」ボーッ

どたばた

娘「わーっ!遅刻しちゃうー!
  お母さんどうして起こしてくれなかったのー!」

母「え……ああ…」

父「うおー父さんも遅刻するー!
  ブーッ!なんだこのコーヒーめちゃくちゃぬるいじゃないか!
   いつもやってることだろう!ああ、せっかくの楽しみの朝コーヒーが!」

母「…」

娘父「いってきまーす!」バタンッ

母「……いつもやっていること…同じ繰り返し…」

母「…」ピッピッ

prrr

母「…男くん?…ええ …」

母「…わかったわ」ピッ

・・・

ガチャ

男「どうも」

ダダダダダダッ がばっ

母「はあ…っ男くんっ」ぎゅぅ

男「あらら、どうしたんですか?たった一日しか会ってないだけなのに…」

母「ごめんなさい、私…ごめんなさい…っ」

男「ふふっ 何があったかはあえて聞きませんよ、大体想像できますからね」

ちゅっ

母「ん…っ///」

男「もっと粘り強い人かと思いましたけどね…」

母「そう…私は弱いわ、弱いからこそ誰かに縋り付きたくなるの!」

男「旦那さんがいるじゃーないですか」

母「夫…じゃ… 夫じゃ、ダメなの…」ぶるぶる

男「なんてだらしない顔だ…あまり見たことのない奥さんだ、興奮する」

母「男くぅん…男くぅぅん…っ」ぎゅぅ

男「今日も、奥さんが満足するまで抱いて差し上げますよ」

母「はあ、はあ…///」

・・・

娘「忘れ物しちゃったよー!」すたたっ

ガチャ

娘「おかーさーん!おかーーさーんっ!」すたたっ

「あんっ!あっ、す、すごいひぃイイイっ!!!」

娘「?…お母さん?」

ガラッ…

パンパンパンッ!!!

母「す、すっごい気持ちいいのぉおおおおっ!!
   お、男くんのちんぼすごいぃぃいいいっ!!いいいっ!!!」

ジュプジュプッ!!!パンパンパンパンッ!!!!!

母「も、もっとしてえええっ!!!犯してぇえええええっ!!!
   好きぃ!!男くん好きぃぃ…ッ!!好き好き好きぃいいいいっ!!!」

娘「あ…ぅ、あ・・・」

男「たった一日しなかっただけで凄いな奥さん…っ!」

パンパンパンパンッ!!!

母「いいいいいっ!!!きぼびびぃいいのぉおおおっ!!!
  いひひひぃ!あひぃぃひひぃいいっ!!」

パタンッ

娘「(な…に、これ… お、おかー…さん?)」

母「娘ーお風呂沸いたよー!」
母「勉強はお父さんに教えてもらいなさーい!」
母「今日は焼肉だよー!」
母「お弁当忘れてるわよー!」
母「娘の走る所ちゃんと撮るわよー!」

娘「う…うう…あ、あれが」

じゅぷじゅぷじゅぷ!!!

母「も、もうだめえええっダメェえええっ!!
  ダメなのにもっとしてほしいのぉおおお…っ!!!
  んあああっ子宮エグられてるのぉぉ!!めちゃくちゃにぃぃっ!!!」

男「よし、じゃ…出しますよ?外でいいですね?」

母「だめええええっ!!中に出してエエええええっ!!!
  赤ちゃんできてもいいからあああああああああああああああ
  妊娠してもいいからあああああああああああああああああああ!!
  中に出して男くぅぅうううんっ!!!」

娘「(や、やだ!聞きたくない聞きたくないっ!!
  嘘だ、嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だ嘘だっ!!!
  こんなのお母さんじゃない!!違う!!!違うっ!!!違うぅう!!)」

娘「(う、うう… …)」

「…ッ!ッ、ッ!」

娘「(耳をこんなに押さえてるのに…聞こえる、聞こえちゃう!
   お母さんの声が、聞こえる…
   やめて…お願いだからもうやめて…やめてよぉおおっ!!!)」ぼろぼろ

ドクッどくどくっ

母「あっはあぁ…これぇ…これこれぇ…これがほしかったよぉ…
  で、出てる…すっごい、男くんのがいっぱい…」

男「いくら生理中だからって…
  本当に孕むかもしれませんよ? 俺の子種は強いから…ふふ」

母「いいの…もう、これが私の…一番の幸せなんだからあ…///」びくびくっ

娘「(う、うう…お母さん、お母さん…)」

バス停

父「あー疲れた 風呂入ってビール~♪ っと… ん?」

娘「…」

父「なんだ、娘じゃないか?どうしたんだ?」

娘「た、たまには一緒に帰ろうかと思って…待ってたの」

父「んんーっ!さすがは俺の子!優しいなあー!」ぎゅぅ

娘「…」

父「コンビニでジュース買ってくか?お母さんには内緒だぞー」

娘「ううん、…いい」すたた

父「お?なんだ、テンション低いなー」すたた

ガチャ

父「ただいまー 今日も一日お疲れさんっ、と」

娘「…」

ガサゴソ

父「ん?…コンビニ弁当?初めてだな、夕食が弁当だなんて」

ガサゴソ

父「さっきから何の音だ? 母?」ガラーッ

母「!」

父「おっ…」

母「……おかえり」ガサゴソ

父「お、おう…た、ただいま…」

母「…」

父「お、お前…なんだその…肌の露出が多い服なんか着て…」

母「…」ガサゴソ

父「お、お前なー…もう歳なんだからそんな格好するなよ恥ずかしい」

母「!?…」

父「ムチムチすぎるだろw なんだこのケツはw」ぽんっ

バシッ

父「ッ!?」

母「気安く触らないでよ…私の体はあなただけのものじゃないんだから…」

父「え…?」

父「な、なにをいって…」

母「私、ちょっと出かけるから」

父「で、出かけるってお前…そ、そんな格好でどこ行こうってんだ!?」

母「…となりの駅の近くにあるスーパーよ…」

父「はあ?なんでそんな格好で…」

母「私がどんな格好で行こうがあなたには関係ないでしょ…」すたすた

父「お、おい…なんか変だぞお前…何怒ってるんだ?」

母「もしかしたら帰りが遅くなるかもしれないから…
  弁当、勝手に食べてもらっても構わないわよ…じゃあ」

バタンッ

父「んー…」もぐもぐ

娘「…」

父「なんで母さんはあんなに怒ってたんだろうな…
  それにあの服…いつの間にあんなもの買ってたんだ…」

娘「…」

父「…やっぱり、昨日のことかなー…はあ」もぐもぐ

娘「…」

父「どうしたんだ娘?食わないのか?」

娘「…食欲がない」

父「珍しいなあ」

娘「あんな女の買ってきたものなんて食べたくない」

父「うんうん …ん?」

娘「お父さん…あのね」

父「ん?」

娘「…」

父「なんだ娘、バス停から何か元気ないぞ?」

娘「…お父さん、おか… あの女のこと好き?」

父「あの女って… どうしたんだ…もしかしてお母さんと喧嘩でもしたか?」

娘「答えてよ…好きなの嫌いなの?」

父「ふむ…そうだな、だが好きなんて一言で片付けるのは難しいな」

娘「愛してるの?」

父「いや、…うーん …そんな単純なものじゃないんだよ娘」

娘「…」

父「…」

父「なにか…隠してるだろ、娘?」

娘「え?」

父「いくら母さんと喧嘩したとはいえ…その質問はあまりにもおかしい」

娘「…」

父「なにか悩み事があるなら聞いてやるぞ?」

娘「…無理だよ」

父「え?」

娘「今のお父さんじゃ…私の悩みは解決できない」ガタッ すたた

父「む、娘」

ただいま

娘は14歳です

数日後

父「…」

娘「…」

母「はあ、はああっ…///」ぶるぶる

母「ぱくっ…べろっれろっ…ぺろぺろっ///」ぶるぶる

父「お、おい、母…お前…なんだそのカレーの食い方…」

母「はあ、はあ…///んっ…ちゅぱちゅぱ、ごくっ …なぁに…?」ぶるぶる

父「ぞくっ …お、お前なんだその顔…」

母「えっへへ~ぇ なにがぁ~? はあ、はあ///」ぶるぶる

父「は、母?」

母「はあ、はあ… は… な、なんでも…ないわ…」ぶるぶる

父「お、おい…もう3杯目だぞ…食いすぎじゃないのか?」

母「食べなきゃ…だめなのよ…食べなきゃ…じゃないと…体力が持たないのよ///」

父「そ、そりゃパートが忙しいのはわかるが…でも…」

母「うふふ…///ぱくっぺろっ、はぁぁぁ…っ///んふっふふ…///」ぶるぶる

父「母さん…浮気してるんじゃないだろうか」

娘「え!?」

父「そう考えるしか…」

娘「ちょ、ちょっとお父さん!そんなわけないよ!
  お母さんがそんなことするわけないじゃない!!」

父「さっきは黙ってはいたが…
  昨日母さんの仕事先の店長から電話があってな
  母さん…最近パートに出勤してないみたいなんだ…」

娘「…」

父「でも、でもな父さん…それは認めたくないんだ…
  母さんに限って浮気とか…あんなウブで男と話すのも苦手なあの母さんが
  他の男と一緒にいるっていうのが信じられないんだ…いや、信じたくないんだよ」

娘「(お父さんの言いたいことはわかる…でも、あの時のお母さんは…)」

娘「(………あれが、あれが本当のお母さん…)」

娘「(でも私…どうしてさっき、浮気じゃないって言ったんだろう)」

娘「(かばう必要なんかないのに…なんで…)」

娘「(…)」

娘「(…そうだ)」

娘「(崩壊… 家庭の崩壊が怖いんだ…)」

娘「(このままだと…お母さんとお父さんが別離…
   必然的に私はどちらかについて行くことになる…)」

娘「(お母さんについていく?…いや
   私きっと大事にしてもらえない…今のあのお母さんはもう別人…)」

娘「(じゃあ、お父さん?
   お父さんはきっと私を大切に…ううん、違う…その反対
   お母さんに騙されたショックで積み重ねてきたもの全てが崩れて…)」

父「娘、どうした?」

娘「…」

すちゃ

母「し……仕事に行ってくるわ…」

父「早いな、でも…」

娘「(また…あんなにミニスカで露出度が高い服着て…)」

父「でも…今日は休みなんじゃないのか?」

母「ぱ…パートさんがシフトを変わってほしいって…言ってきたのよ…」

父「…そうか、気をつけてな」

母「今日も遅くなるから……余ったカレー食べて… じゃあ…はあ、はあ///」

バタンッ

娘「…」

父「…さーて、俺も行くかな」ガタッ

娘「…」

あ、さるくらいそう

男「お待たせ」

母「男くん…///」

ぎゅぅ

男「ふふ…どうでしたか?診断の結果は…」

母「うん…///」ぎゅぅ

母「妊娠、…してますって///」

男「そうですか、それは良かった」

母「ねえ、…そろそろ」

男「まだですよ母さん、…まだ早い…旦那さんにいうのは、まだです」

母「あなたがそういうのなら…///」ぎゅぅ

男「さあ、まずはお昼まで二人で愛し合ってから食事にしましょう」すたた

母「うん…/// ねえ、いつになったら敬語じゃなくなってくれるの?」すたた

ザッ

娘「……」



男「…どうですか?」

母「え?」

男「罪悪感、ありますか?」

母「罪悪感なんて…もうあるわけないわ だって、…妊娠しているのよ?
  男くんの赤ちゃん…私が…ずっと、ずっと求めていた幸せを…
  男くんが教えてくれたの…探してくれたの…見つけてくれたの…」

母「///… 男くんは? 私を孕ませた事、後悔してない?」

男「どうして?」

母「だって私…あなたからしてみれば、もうおばさんよ?
  そのおばさんが…こんな若い子がきるような露出の高い格好をして…
  ううん、男くんが買ってくれたものを嫌ってわけじゃないの…でも
  やっぱり少し…恥ずかしいわ…他の人の目線が気になって…」

男「俺は…一度もおばさんと思ったことはないですよ?…
  それに、…あなたを旦那さんのものだけするにはもったいない…」

母「男くん…嬉しい/// 私の事そういってくれるのは男くんだけよ///
  女は誰だって…歳をとり、母親になって、おばあさんになっても女でいたいのよ
  男くんといると…私はずっと女でいられるの…」

娘「…」

娘「(…神様、ごめんなさい)」

娘「(私は、少しお母さんに同情してしまいました)」

娘「(今の私にはわからないであろう、母親の気持ち…)」

娘「ずっと、女でいたいという…母親の思い)」

娘「(私のお母さんが…お父さんに対して最低な行為をしている事にはかわりありません)」

娘「(でも、少しだけ…わかってしまいました)」

娘「(そんな…母親の気持ちを少しわかってしまった自分を…お許しください)」

ガタッ

男「そろそろ行きましょうか」

母「ええ」

娘「(それでも、それでも私は…母を許すことはできません)」

娘「(父親を…お父さんを裏切った事にはかわりはないのですから…)」

ぽんっ

娘「!?」

警察「お嬢ちゃん、こんな所で何してるの?」

娘「あ、あの…」

警察「この時間は学校へ行ってる時間じゃないのか?
   名前は?それと学校先聞かせて」

「すいません、…娘がどうかしましたか?」

娘「え?」

父「…」

娘「お、…お父さん」

警察「お父さん?」

父「ちょっと観光にきただけなんですが…ほら、頼まれてたアイス!」

警察「お父さんもこんな子供を一人にしないでください!…ったく」すたた

娘「お父さん…どうして…」

父「…」

娘「お父さん…」

父「やっぱり気になってな…仕事に行くフリをしてたんだが…
  ははは、まさかお前も同じようなことを考えていたなんてなあ」

娘「…」

母「ねえ、男くん…恋人つなぎしてもいい?」

男「腕組みには飽きましたか?かまいませんよ」

ぎゅ

母「ありがと…///」

父「……」

娘「お父さん…」

男「おっと、…そうだ ちょっと電話してきてもいいですか?」

母「うん///」

男「すぐ戻ってきますので」すたた

娘「…」

娘「お父さん… お父さんには…知ってほしくなかったよ…」

父「娘…」

娘「ぐすっ…ぐすんっ」

父「…」

prrrrr

父「っと……会社から電話だ
  何も言わず休んだからな…ちょっと待っててくれ」すたた

娘「あ、お父さんっ …私…どうしたらいいの…私…」

娘「(今私が…お母さんの目の前にいったら…どういった反応するんだろう)」

娘「(開き直る…?それとも、…言い訳?)」

娘「(…)」

娘「(足が…動かない…まるで…ここから先
   見えないバリアでも貼られているような…)」

母「男くんまだかなあ」

娘「(目の前にいって…私、お母さんに…何を話せばいいの?)」

娘「(お父さんにも…見られちゃって…)」

男「お待たせしました、母さん」すたた

母「ううん///ちょっとこの格好で一人は恥ずかしかったかなぁ?」

男「ははは、いじわるですねえ」

母「うふふ」

母「///」ぎゅ

娘「お父さん…お母さん行っちゃうよ…お父さんっ」

すたすた

娘「…お父さんっ」

・・・

父「娘っ!」すたたっ

娘「…」

父「…お母さんは?」

娘「もう、行っちゃった…」

父「そうか…でも、もう尾行なんてする必要はないぞ?」

娘「どうして?」

父「もう、お父さんもわかったから…」

父「さあ、もう帰ろう」

娘「…うん …お父さん、会社は大丈夫だったの?」

父「ん?ああ、大したことない」


娘「…お父さん、…お母さんが帰ってきたら…どういうの?」

父「だまってるさ
  事情を話させたところで…浮気や妊娠していることには変わりない」

娘「……うん…そうだね   …ん?」

父「どうした…?」

娘「ううん!なんでもない… このまま…家庭崩壊しちゃうのかな、って」

父「娘…」ぎゅ
娘「!」

父「俺はどんなことがあっても…お前を見捨てはしないからな」

娘「う、うん…」ぎゅぅ

娘「お、お父さん苦しいよ…お父さんっ」

父「お前も…知らないうちに触り応えのあるからだつきになったな…」

娘「な、なに言ってるのお父さんっ!もうっ」バッ

父「冗談だよ はははっ」

娘「もうっこんな時に!お風呂入る!」すたたっ

父「…」

ちゃぷーん

娘「変な気分…」

娘「お母さんが浮気をしているのがわかっているのに…
  なにもできないなんて…」

娘「お父さんもお父さんだよ!…このまま何も解決しないまま…
  お父さん、お母さんに捨てられちゃうのかな…」

娘「でも、お母さん…
  もうあの男の人の赤ちゃん妊娠してるんだよね…」

娘「…」

娘「あれ?そういえばお父さん……
  なんでお母さんが妊娠していること知ってたんだろ……
  私がお母さんから妊娠したって聞いた時…私一人だったのに……」

娘「私…お父さんにその事は話してない…
  お父さんがそう思っただけ?…なのかな…でも…」

娘「もぉうっ!頭が変になっちゃいそうだよ…っ」

父「ぐおおおー…ぐごごおおお…すぴー」

娘「(なにか、…ひっかかる…)」スッ

娘「(お父さんごめんなさい…携帯かりるね)」

パタンッ

娘「…」ピッピッ

娘「お父さんの会社の番号…仕事仲間の番号…
  そそして…昼にお父さんにかかってきた番号……一致しない…」

…カチャ

娘「じゃあ…この番号は… かけてみれば…わか(ry

父「こらあー…」

娘「きゃああああああああっ!!!」

父「お父さんの携帯で何してるんだ娘ぇ…」

娘「お、お父さん…あ、あの…」ぶるぶる

父「まったく、お前もそんな携帯が気になる年頃か
  そんなに気になるなら今度一緒に携帯見に行こう?な?」

娘「え?あ、う、…うん」

数日後

娘「…」チラッ

母「んふふ…///」あみあみ

娘「(恍惚した表情で…明らかに私や、お父さん、男さんの
   服のサイズではない…小さな毛糸の服を編むお腹が少し膨れた母親と…)」

父「は~んし~ん た~いが~す♪」もぐもぐ

娘「(巨人好きの人が敵である阪神の応援歌を歌うほど
   ご機嫌で満足した表情を浮かべながらパンを頬張る父親…)」

娘「(おかしい…おかしいよ…何もかも…全部…)」

父「じゃ、行ってくます」

ぽんっ ギュ

娘「っ!…い、行ってらっしゃい」

娘「(あれ以来…やたらと体を触ってくるようになったお父さん…)」

娘「(昨日、お父さんから携帯も買ってもらった…
   でも登録してあるのはひとり…あの、男の人だけの番号…)」

公園

娘「…」

ブーン キキキー

男「どーも 娘ちゃん」

娘「…」

男「そんなに睨まなくても…ふふ とりあえず、乗りなよ」

娘「降りてきてください…ベンチで話せれば十分です」

男「ふう…」バタンッ

ドカッ

男「まさか僕の番号を知っているとは思わなかったよ」

娘「お父さんの携帯の番号…覚えてましたから」

男「そうか、僕の魅力って携帯の番号さえも覚えられる程なのかあ」

娘「お父さんと…グルだったんですね」

男「何のことだい?」

娘「とぼけないでください」

娘「あなた…お父さんの部下でしょう」

男「…」カシュ

男「ぷはー」

娘「お父さんに…お母さんを奪ってほしいって頼まれたんでしょ!」

男「…」

娘「なんとかいいなさいよこのクズ野郎っ!」

男「いい加減にしとけよクソガキ」

娘「!」

男「確かに、君のお父さんはかなりの悪だ
  自分の妻よりも、…他の女を好きになっちまったんだからな」

娘「あなたも似たようなことやってるじゃない!
  それに…お父さんがお母さんより好きな女って、誰よっ!」

男「君だよ」

娘「え?」

男「君のお父さんはね…自分の妻じゃ勃起しなくなったんだ
  最初は勃起障害か何かと思ったらしいけどね…
  けど、それは間違い…本当は…」

男「君でしか勃たなくなったんだよ」

男「君のお父さんは最後まで悩んだよ…
  いくら女としてみたからといって、一人娘であることには変わらない
  でも、それでも…その繰り返し」

男「そして彼は思いついた…妻を捨てようと」

男「彼は一番信用できるであろう僕を選んだ…
  まあ、元々僕が人妻好きっていうのもあったんだけど…
  それよりも上司の奥さんっていうだけで、返事は二言で終わったよ」

男「そして彼はいった
  妻が妊娠すれば、それで終わりだとね…」

娘「う、うそだ…うそだ!
   じゃあ、それじゃあお母さんはどうなるの!!?」

男「妊娠したんだから…僕の役目もこれで終わりさ、…ふぅーー」

娘「ちょ、ちょっと待ってよ…じゃあお父さんは…
  私と…その…、/// 、、、がしたいが為に…お母さんは妊娠したっていうの!?」

男「そうなるんじゃないか?必然的に」

娘「うそだ!!!!!!」

男「っるさいなーもう声がデカいよ君は…」

娘「お母さんは…お母さんは男さんに愛されて…
  お父さんを…家族と縁をきったんだよ…?
  そ、それなのに…あなたは…お母さんを捨てるっていうの!?」

男「捨てるっていうのはおかしいだろ、娘ちゃん
  元から愛してるとか、そんなんじゃないんだって!
  演技だよっ、演技っ!
  …でもまーあそこまでハマられるとは想定外だったけど、ね」

スクッ

男「落ち込むのも無理はないよね…
  でも、結局全部悪いのは君のお父さんなんだから…」

娘「…」

男「この事をお母さんに話しても無駄だよ
  かなり洗脳してあるからね…君の言葉じゃ胸に届かないよ
  あの奥さんのあたまの中はもう俺とのセックスでいっぱいだし」ぽいっ

ぎゅ

男「あとは、親子で解決してくれよ じゃ」すたすた

娘「…さない、許さない」ぼろぼろ

男「おお、怖い…ヤンデレに変わる瞬間かな?コレ
  いや、デレはないか、ははっ じゃ、お父さんによろしく」バタンッ

ブーンッ

娘「許さない…お父さんも…お母さんも…」

もうだめだーねむたいのよーごみん><

おあよう
もうちょーまってね

保守すいまえん><
今してること終わったら書くます

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