咲「つい優希を殺してしまった……」(163)

咲「どうしよう……」

ガラガラ

>>5「さっきの物音は何……こ、これは!?」

部長

久「優希……し……死んでる!?」

咲「あの……これは……違うんです!」

久「咲……違うって、何が?」

咲「殺したの、私じゃないんです!」

久「じゃあ誰が殺ったっていうの?」

咲「>>15です」

咲「和ちゃんが……殺したんです」

久「和が!? なんで和が優希を殺したの?」

咲「それは……>>20が理由です」

咲さんと浮気したから

咲「わ…私が悪いんです……私が……」ウウ……

久「一体どうしたっていうの? 泣いてちゃわからないわよ」

咲「私が……優希ちゃんと関係を持ったから……」

久「!? あなたたち……いつの間にそんな関係に!?」

咲「最初は和ちゃんがアプローチしてきて、私も良いなって思って……でも優希ちゃんも、なんか可愛いなって……」

久「咲……」

咲「ごめんなさい!」

久「痴情のもつれってやつね……反省は後でしなさい。とりあえず和に自首を促しましょう」

咲「はい!」

久「咲から和に自首するように勧めた方が良いわね」

咲「はい……」

カチャ…

トゥルルルル……

和『咲さんですか? どうしました?』

咲「>>30

いやーついタコス殺しちゃってよ^^
かわりに捕まってくんね?

咲「いやーついタコス殺しちゃってよ^^かわりに捕まってくんね?」

和『……条件があります』

咲「条件!? 和ちゃんが私に条件を付けるなんて……」

和『両親は検事と弁護士、私にとっても大打撃ですからね。いくら咲さんの頼みといえど、条件くらいつけますよ』

咲「それで条件って?」

和『それは>>40です』

首つってくんね?

和『首つってくんね?』

咲「!? 和ちゃん、なんてことを言うの!? 私のこと好きじゃなかったの?」

和『私がブタ箱に入っても咲さんがブタ箱に入っても結ばれない……』

和『ならば一緒に死んであの世で一緒になるしかないじゃないですか』

咲「和ちゃんはそれでも良いのかもしれないけど、私には未来があるんだよ」

咲「和ちゃんのこと、嫌いになっちゃうな……」

和『……ここは咲さんといえど曲げることはできませんね』

咲「くっ……」

久「ちょっと、咲、いったいどうしたの?」

咲「それが……自首するのを渋っているようでして……」

久「まぁ!」

咲「どうしましょう?」

久「うーん……事件が表沙汰になる前に自首すれば刑が軽くなるのに……」

久「こうなったら警察に通報するしかないわね……」

咲「え? それは……ちょっと待って下さい!」

久「咲? いったいどうしたっていうの?」

咲(和ちゃんの了解を得る前に警察に来られるとバレちゃうかもしれない……)

咲(いったいどうしたらいいの?)

咲(……そうだ! >>55をすれば全部解決する!)

和を射殺

咲「部長! あとちょっと! あと少しだけ待ってくださいっ!」

久「咲……土下座までして……」

久「わかったわ……この現場を見たのをもう少し後ってことにしておくわ」

咲「ありがとうございます!」

ダッ

ピッポッパ

咲「和ちゃん? 今どこにいるの?」

和『はい、教室です』

咲「今から二人きりで会えないかな? これからもう何十年か会えなくなりそうだし……」

和『咲さん……』ジーン

和『わかりました。どこにいけば良いでしょう?』

咲「裏山に行くから、先に行ってて」

和『わかりました』

カチャ

咲「さて、私は弓矢を弓道場から拝借しておこうっと」

・裏山

和「咲さん……まだかな……」


咲(和ちゃん……いた……いままで麻雀を打ってくれてありがとうね)

咲(でも…………なんで…………………なんで私の代わりに自首してくれなかったの?)

ドシュッ

和「」

ドサッ

咲「よしっ! 頭を貫通。即死だなぁ」

咲「これで和ちゃんは死んだし次は>>80をしておかないと」

部長に罪を擦り付ける

トゥルルルル…

『はい、こちら警察です。どうされましたか?』

咲「あ、あの……実は……グスッ……」

『!? どうしましたか? 落ち着いて話してください』

咲「部長が……私の入ってる麻雀部の部長が……次々に……部員を!!」

『いま直ぐに警察を向かわせます! 落ち着いて……くれぐれも用心して、犯人を刺激しないでください』

咲「はい……早く来てください……」

ガチャ

咲「これでよし……と」

・部室

久「咲、遅いわねぇ……」

ダッダッダ!!

バタン!

久「咲? いったい何やってたの? ……って、後ろの、警察!?」

咲「あ、あの人! あの人が犯人です!!」

久「咲……はかったわねぇ!!」

「こらっ! 抵抗はやめなさい!!」

久「こんにゃろう!! 殺してやる!!」

咲「きゃっ! 怖いよぉ……」

「大丈夫、あなたのことは我々警察が守ります」

咲「お願いします」

久「あ、こらっ! 離しなさい! 離しなさいってば!!」

久「さきぃぃぃぃ―――――――っ!!!」

ガラガラガラ……

京太郎「なんだかここも寂しくなっちまったなぁ……」

マコ「ほんじゃのう……。それにしても、まさか部長が、のう」

咲「うん……本当にまさかだよ……」

京太郎「それで、女子麻雀部はこれからどうするんだ?」

マコ「これだけ事件で騒がれたら、さすがに新入部員なんて入らんじゃろ」

咲「うーん……逆に話題になってたくさんくるかも」

マコ「そういうこともあるかもしれんのう」

京太郎「そっか……じゃあ来年、亡くなったみんなのためにも全国優勝しなくっちゃな」

咲「そうだね。来年こそ……」

咲(足手まといじゃない部員が来てくれますように……)


カン!

美穂子「上埜さんが……」

美穂子「おかしい……上埜さんが本気ならもっと上手く殺れたはず……」

美穂子「ということは……ハメられた!?」


咲「ふ~~……」


回想~~~~~~~~~~~


咲「和ちゃん……」グス

和ママ「宮永さん…うちの和のためにありがとうね」

咲「ううん……部長の反抗を止められなかったんだから、私も同罪です」

咲「それより、部長の罪を認めさせて、悔いを改めさせてください」

和ママ「それはもちろん。そのためにも宮永さんの証言もお願いね」

咲「それはもちろん」


~~~~~~~~~~~~~


咲「和ちゃんのママ、ちゃんとやってくれたかなぁ……」

マコ「さ、咲か! 大変じゃ! 京太郎が!!」

咲「え、京ちゃんがどうしたんですか?」

マコ「そうじゃ! 京太郎が>>110!!」

衣を孕ませた

マコ「衣を孕ませたらしい!!」

咲「えっ!? 衣って、天江衣ちゃん!?」

マコ「ほうじゃ! ワシは急いで龍門渕に行ってくる。咲はどうするんじゃ?」

咲「……私はやめておきます。衣ちゃんになんて声をかけたら良いかわからないですし……」

マコ「ほうか……わかった」


咲(龍門渕なら私刑があるから、京ちゃんはもう五体満足で帰ってこれないだろうなぁ……)

咲(でも、京ちゃんがいきなり衣ちゃんを孕ませたりするかな……?)

咲(う~~ん………)

・次の日

咲「いつまでたっても染谷先輩がこない……私刑に巻き込まれたのかな……」

咲「あ、先生、麻雀部の部長の染谷マコ先輩が今日来ないんですけど、どうしたんですか?」

「宮永は染谷の後輩か……これは他の生徒には話してほしくないんだが、実はな……」

咲「はい、」

「染谷は……>>120

記憶喪失になった

「昨晩何者かに殴られて、記憶喪失になったんだ」

咲「そんな……染谷先輩が……ありがとうございました」

「ああ……」

咲(昨日は一昨日は京ちゃん。昨日は染谷先輩……)

咲(間違いない……麻雀部が狙われてる……)

咲(としたら……次は…………わたし!?)

咲(待っていたら殺られる……)

咲(殺される前に………………殺すんだ!)

咲(……とは言っても意味もなく殺すんじゃただの殺人鬼だから、犯人っぽい人を殺ればいいよね)

咲(とりあえず犯人っぽい人は……>>130)

大星淡

淡「それじゃねまたねーテルー!」

照「淡も気をつけて帰れよ」

菫「お前もな」

照「私は大丈夫だ」

淡「あはは! またね」


淡「今日も面白かったし、帰ったら牌譜を見なおそうっと」

咲「こんにちは、淡ちゃん」

淡「え、あ、咲ちゃ

ゴツ!

ドサ

咲「ふーこれで枕を高くして眠れるよ」

咲「それにしても、この子のことは前から気に入らんかったから最初に犯人だと決めつけたけど、それでよかったのかぁ……」

咲「迷ったけど、ようやく長野に帰れた……」

池田「あ、宮永!」

咲「あれ? 池田さん、こんなところでどうしたんですか?」

池田「んん、たいした用事じゃないし」

咲「いったい

グサッ

咲「……池田さん、あなたでしたか」

池田「白糸台の人を殺したのは知ってるし! 見当違いの人間を襲ったのが運の尽きだし!」

池田「あんなの見せられちゃ、こっちもすぐに動くし!!」

咲(やっぱり嫌いでも、現状の対処としてはすぐに淡ちゃんを殺すべきじゃなかったのかぁ)

咲(……ここから先、対処を誤れば直ぐに殺されちゃう……・)

咲(とは言っても刺されたこの状況、大それた行動はできない……)

咲(あとは口先三寸で切り抜けるしかない……!)

池田「どうしだんだ黙りこくって。ついに観念したか?」

咲「ねぇ池田さん……>>150

なんで切腹してるの?

咲「なんで切腹してるの?」

池田「は? 何わけのわからないこと言ってるんだし」

池田「おまえの凶暴さは十分見たし、いっきに殺るし!」

グサグサグサ……

咲「ゴホッ…」

池田「こうやって清澄の人を刺せばキャップが褒めてくれるし」

グサグサグサ

池田「聞いてるか? 宮永!」

咲「」

池田「なんだ、もう死んじゃったのか」


もいっこカン!

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