いままでの
えり「贈り物？」恒子「そーそー…」
その1
えり「贈り物？」恒子「そーそー…」 - SSまとめ速報
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その2
えり「贈り物？」恒子「そーそー…」 - SSまとめ速報
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その3

その4
えり「贈り物？」恒子「そーそー…」 - SSまとめ速報
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前回までのあらすじ　3行で

咏ちゃん、えりちゃんを全力でお仕置き中
えりちゃん、両手縛られてお仕置き受け中
そんな中ふくすこはのんびりクリスマス中

さて、まったりいきまする

咏「～♪」

えり「…………」

えり「！」ﾋﾟｰﾝ

えり「咏さま、咏さま」

咏「おー、なになに」

えり「お背中、流しましょうか？」

咏「………ほほー？」

えり（これなら…この縛ってあるの、外してくれる口実に……！）

咏「へぇー、えりちゃんからそんなお誘いがあるとはねぃ～」

えり「ま、まぁ、一緒に入るのも久々ですし…？」

咏「うんうん、いいねぃそのサービス精神。関心関心」ｳﾑｳﾑ

えり「じゃあ……？」

咏「やらせてしんぜよー」ﾆﾔﾆﾔ

えり「！」ﾊﾟｧｯ

えり「じゃあ、そのぅ……」ｲｿｲｿ

咏「ん？」

えり「これ……ね？」ﾁﾗｯ

咏「わかんねー、なに？」

えり「この…リボン？解いて…」

咏「いや、知らんし」

えり「………」

えり「…………はい？」

えり「え、だって…お背中流すには…」ｱｾ

咏「解かないとできないって？いやいやー、できるよ？」

えり「え？」

咏「できるって。いやー、えりちゃんからそんなダイタンなお誘いがねぃ～♪」ｺﾞｿｺﾞｿ

えり「え？え？」

咏「えいっ」ｶｼｭｯ

えり「きゃあっ！？」

咏「避けんなよ、勿体無い」ｶｼｭｯｶｼｭｯ

えり「だ、だって、ちょ、冷たいですっ！」

咏「そりゃボディソープだし」

えり「ボディソープを人に向かってかけてはいけません！」

咏「知らんし」ｶｼｭｯｶｼｭｯ

えり「うぅ…せっかく身体洗ったのに…何故…」

咏「さぁ～て。えりちゃんの胸元やらお腹やらに白くてヌルヌルの液体をぶっかけたところで」

えり「なんなんですかその表現は！？」

咏「あっはっはっは」ｹﾗｹﾗ

えり「…ほんと、何したいんですかあなたはぁ…」

咏「背中流してほしいんだよ」

えり「…こんなことに、なんの意味が…」

咏「薄々気づいてるくせに～♪」

えり「…く…っ」

咏「その身体を使って、ご奉仕してもらおうか」ﾆﾔ

～その頃

健夜「…………」

恒子「…………」

恒子（なんとなくテレビ見だして数分…）

恒子（うーん…なんか癒されるなぁ～…まったりした感じ…）

恒子（すこやんが持ってきてくれたお菓子も美味しいし…）ﾃﾉﾊﾞｼ

健夜「………」ﾎﾟｹｰ

ピトッ

恒子「！」

健夜「わわっ」ﾊﾟｯ

恒子（おお…お菓子取ろうとしたら偶然手と手が触れちゃうイベント…！）ﾓｸﾞｯ

健夜「ご、ごめんっ…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

恒子（…うむうむ、イベントもお菓子も美味しい…）ﾓｸﾞﾓｸﾞ

恒子（ところで…このお菓子、どっかで食べたことある気がするんだよなぁ…）

～三尋木家　お風呂場

えり「ぁ……う……はぅぅ……///」ﾊｧ

咏「うーっし。ごっくろーさん♪」ﾂﾔﾂﾔ

えり「これで…はぁ…マイナス…2…？」

咏「おーおー、特別だぞー？」

えり「っ……ぅ、うぅー……」

えり（でも…これで、ついに…20回……）

咏「さってとー。体も綺麗にしてもらったことだし、おっふろ～♪」

咏「ほひ～…きーもちー風呂ー！」ﾁｬﾌﾟﾝ

咏「ほーらーえりちゃんも早くー！」

えり「わ、私は……」

咏「いーからいーから。久々に、さ」

えり「でも……」

えり（正直もうかなりあｔ……）

咏「しゃーないなーマイナス1！出血サービス！」

えり「！」

咏「へい、かもん！」ﾌﾘﾌﾘ

えり「…………」

えり「失礼、します……」ﾁｬﾌﾟ…

咏「ん。素直でよろしい」

えり「…脅しに近いと思いますがね」

咏「知らんし。悪いのはえりちゃんだろ？」

えり「…ぅ……うぅん……？」

えり（最初はそう思ってたけど…ここまでされるとちょっと…）

咏「口答え、文句はプラス10」

えり「悪いのは私ですすみません」

咏「口答えは？」

えり「ありません、ありませんとも」

咏「よろしい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

えり「……くぅ……っ」

えり「ですが…いい加減このリボン、少しでもどうにかしてほしいんですけど…」

咏「あン？取ったらプラス4だよ？」

えり「そうではなく…なんというか、あとでリボン変えるとか…」

咏「かわいいじゃん、リボン。まさに私へのプレゼントにピッタリ」ﾆﾔﾆﾔ

えり「……濡れて張り付いて気持ち悪いんですよ……」

咏「あー、そっか濡れたか。じゃー後で変えたげるよ」

えり「外してくれるというのは…」

咏「却下」

えり「うぅ……」

咏「でも…そっか。プレゼントか」ﾌﾑ

えり「…………？」

咏「えりちゃんは私のモノ、と。いや前からそうだったけど」

咏「今日は正式にえりちゃんがプレゼントなわけだし？」

えり「ぅぐ…あ、あれはあなたが、無理矢理私に言わせて…」

咏「んー？そうだったっけー？知らねーなー」

えり「ちょっ…」

咏「あ、そーだそーだ。あれ録画したねぃ？後で一緒に見て確かめる？」ﾆﾔﾆﾔ

えり「勘弁してください…！」

咏「ま、ま。今日は勘弁してやろうかねぃ～♪」

えり（今日“は”ね……）ﾊｧ

咏（そんで？えりちゃんがプレゼントっつーことは？好きにして良い訳で？）

咏（そりゃ、なんかしてもらうとかの場合はマイナスしなきゃならねーけど…）

咏（それは、こっちからなにかする分には、基本的オッケーってこと）

咏（しかも……それって……！）

咏（えりちゃんがイかない限り、ナニしてもマイナスにならないってことじゃね…？）

咏（その……手を、後ろ手に縛られた……）ｼﾞｨ…

えり「……ジロジロ、見ないでください……」ﾊｧ

咏（えりちゃんの身体を、好きにして……）ﾊｧﾊｧ

えり「……あ、あのう、咏さま？ちょっと、息遣いが……」

咏（それってさ、もうさ、アレじゃね？）ﾊｧﾊｧ

えり「その、目が、怖いんですけど……」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

咏（食べ放題ってことじゃね！？）ｶﾞﾊﾞｯ

ﾊﾞｼｬﾝｯ

えり「きゃあぁッ！？」

咏「あー、やっぱ服の上からより直揉みだよなー」ﾓﾐﾓﾐ

えり「ちょ、こらっ！ヘンタイ！セクハラ！」

咏「いやー知らんしー」ﾌﾆﾌﾆ

えり「なんでわざわざ後ろに回るんですか！この……っ」ﾊﾞｼｬﾊﾞｼｬ

咏「えりちゃんが抵抗できないように」ﾑﾆｭﾑﾆｭ

えり「やーめーてーくーだーさーいー！」

咏「しーらーんーしー♪」ｺﾈｺﾈ

えり「やっ…もう！そうやってあなたはいっつも…」

咏「いっつも？なに？」ﾓﾐﾓﾐ

えり「ぅ……その…む、…ムネ、ばかり……っ」

咏「なに？他も弄って欲しいと？」ﾌﾆｭﾌﾆｭ

えり「違いますばか！」

咏「へーへー。いーだろべーつにぃ～えりちゃんのおっぱい揉んでたってよぅ～」ｸﾞﾆｭｯﾓﾐｭｯ

えり「ちょ、待っ……はげし……っ」ﾋﾟｸﾝｯ

咏「いやー身長とおんなじで手もデカい方じゃないからねぃ～」ﾑﾆｭﾑﾆｭ

咏「この…手から少し溢れるくらいの柔らかい感じがまた……」ｳｯﾄﾘ

えり「ばかっ…やめてくださ……っ」ﾊﾟｼｬｯ…

咏「誰がやめるか。……んん？」ﾓﾐﾓﾐﾓﾐ

えり「ふ……ぁ、っぅ……ッ……」ﾋﾟｸｯ

咏「あーららぁ～手のひらにかたいのが当たってるんだけど、なんだろうねぃ？」

えり「……っ……！」

咏「ね、えりちゃん？」ﾎﾞｿｯ

えり「ゃッ…耳もとで…喋らないでぇ……」ﾋﾞｸｯ

咏「ねーねー、感じちゃった？そうなの？」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

えり「ち、が……ぅ……」

咏「もーあーいかわらず素直じゃねーの…」

咏「ま、いーや。好きにやらせてもらうぜ～」

ｷｭｯ

えり「あぁんっ…！」ﾋﾞｸｯ

咏「ふふふ…」ｸﾘｸﾘ

えり「ゃっ…ぁ、あぁっ…そこっ…だめっ…」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

咏「お、まだかたくなる…」ﾂﾏﾐｯ

えり「あぁっ///」ﾋﾞｸｯ

咏「もうｺﾘｺﾘじゃん…相変わらず、感度バツグン」ｺﾘｺﾘ

えり「ふぁ、ぁっ…ふぁぁ…！」

咏「ん……ﾍﾟﾛｯ」ｺﾘｺﾘ

えり「ひゃぅんっ！？」ﾋﾞｸﾝｯ

咏「えりちゃん耳も弱いよねー…ﾌｩｰ」

えり「ゃあ…息、吹きかけないでぇ…」

咏「じゃ、舐めてみよっかねぃ…それなら、チクビ弄りながらできるし。ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ…」ｺﾘｭｺﾘｭ

えり「んぁあぁ！…や、やめぇ…っ！」

咏「ど？感じちゃう？」ﾎﾞｿﾎﾞｿ

ｸﾘｸﾘ…ｺﾘｺﾘｺﾘ…

えり「は、ふぁ……んん、ぁ…ん……」

咏「かーわいいなぁ…耳たぶ、噛んでいい？」ｸﾘｸﾘ…

えり「ぁん…だめ……あぁん…」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

咏「知らん。無視」ｶﾘｯ

えり「ひぅんっ！？」

咏（このまんま舌いれてみたり…）ﾆｭﾙ…

えり「あぁぁ…や、おかしく、なる……それ……やぁ…！」ｿﾞｸｿﾞｸ

咏（わざと音出しながら舐めて…）

ﾋﾟﾁｬﾋﾟﾁｬ…ﾁｭ､ｸﾁｭ…

えり「ぁ、ふ、へんな、かんじ…して、ぁ、やっ……」ｿﾞｸｯ

咏（おっと、手止まってた）ｷｭｯ

えり「あぁんっ！」

咏「ﾋﾟﾁｬﾋﾟﾁｬ…」ｺﾘｺﾘ…

えり「ぁ、ふぁ、も、やっ…あん……ぁん……」

咏（やべぇなぁ…）ｿﾞｸｿﾞｸ

咏（ちょっと…もうちょっとだけ…）ﾊｧﾊｧ…

えり「ふ、ぁ……あ、うたさ、なにを……っ」

咏「こっち、向いて」ｸﾞｲｯ

えり「へ……？」

咏「早く」

えり「は、ぅ……」ﾊﾟﾁｬ…

咏「ん……へぇ、随分イイ表情してたんだねぃ」ﾆﾔﾆﾔ

えり「ぅ……///」ﾌﾟｲｯ

咏「こっち、向けって」ｸﾞｲｯ

えり「ぁっ…」

咏「んっ……」ﾁｭ

えり「んぅ……！」

咏「ん、ちゅ……ﾋﾟﾁｭ……はむ…」

えり（ゃ、…そんな、強引に…舌、入って……）ﾋﾟｸﾝｯ

咏「は、ﾝﾝ……ﾚﾙｯ…ﾋﾟﾁｬ……」ﾁｭ､ﾁｭ

えり（舌使いに…あたま、ぼーっとする……）ｿﾞｸｿﾞｸ

咏「ん、ん……ﾁｭｯ…」ﾍﾟﾛﾍﾟﾛ

えり「やっ…ぁ、くび、くすぐったい…っ」

咏（知らんし）ﾍﾞﾛｯ

えり「ふぁっ…」

咏「ちゅ、ﾁｩｩｯ」ｼﾞｭｯ

えり「はぅぅ……！」

咏（キスマーク…）ﾁｩｯ

えり「痕…そんな、上…のこしちゃ…だめなのにぃ…」ｿﾞｸｿﾞｸ

咏（知らねーよ）ﾁｭｰ

咏（さてさて…）ｺﾞｸﾘ

えり「も…やぁ……」

咏「知らん。いただきます」

ﾊﾑｯ

えり「ひッ……」ﾋﾞｸｯ

咏「ぴちゃ…ぺろぺろ……」ﾊｧﾊｧ

咏（すげーかたくなってる…）ｺﾘｺﾘ

えり「やぁぁん！舐めちゃ、だめっ……」

咏（おっぱいは吸う為にあるもんだぜ？…知らんけど）ﾁｭｩｩｩｩ!

えり「あぁぁっ……ぁっ…ふぁぁ……！」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸﾝｯ

えり「も、あぁっ…ぁっ…わたっ…あんっ…」ｿﾞｸｿﾞｸ

咏「ちゅっ…ﾁｭｩｯ…ﾚﾛﾚﾛ…」ｸﾘｸﾘ

えり「ゃっ…おねがい、あぁぁっ…」

咏「ん？…んちゅ、ﾍﾞﾛﾍﾞﾛ…」ｸﾘｭｸﾘｭ

えり「あんっ！やめて…っも、ほんとに、らめっ！やぁんっ…」

咏（ホントは好きなくせに…）ﾁｭｩﾁｭｩ

えり「やぁあ…っ！おかしく、なる…っ！も、ほんとにぃっ…！」

咏（ホントは、イかせる気はなかったけど…）ｽﾙｯ…

えり「やっ…そこは…っ…」

咏（………ほほう？）

ｸﾞﾁｭ

えり「あッ……」ﾋﾞｸｯ

咏「お風呂の水…じゃ、ないねぃ？」

えり「あ、ぅ……っ///」

咏「えりちゃんさっきイッちゃったのに、またぁ？」

えり「い……やぁ………っ」

咏「ほら、ここだけヌルヌル…」ｸﾁｭ…

えり「やぁぁ…！ほんと、だめっ…からだ、あつくて……おかしく、なるぅ……！」

咏「知らんし」

えり「ほんろに、らめ…おかしく、なっ……」

咏「だから、知ら……ん？」

咏（待て。そんなに酷いことしてない筈なのに、呂律が回らないほど……）

えり「ら……めぇ………」ｸﾞｯﾀﾘ

咏「」

咏「ああああああえりちゃんシッカリしてぇぇぇええ！！！」

えり「も……むり……」

咏「悪かったからぁぁあああ！！！」

～のぼせました～

………………

えり「ぅぅ………」ｸﾞｯﾀﾘ

咏「だいじょぶ…？」ﾊﾟﾀﾊﾟﾀ

えり「なんとか……」

咏「あー…ビビったぁ……」

えり「だめって言ったのに続けるから……」

咏「ちゃんと抵抗しろよ……」

えり「縛ってある状態で何しろって言うんですか…」

咏「今ちゃんと外してるだろうが」

えり「病み上がりの人間に無理させないでくださいよ…私昨日まで入院してたんですから
ね」

咏「のぼせただけじゃん」

えり「……うるさい」

咏「へーへー、もう大丈夫かねぃ」

えり「たぶん……」

咏「頭、ぼーっとしてる？」

えり「……まだ少し……」

咏「んじゃ、とりあえず……これ何本？」ﾋﾟｰｽ

えり「……にほん……」

咏「私のことなんて呼ぶ？」

えり「うた……さま……？」

咏「胸のカップは？」

えり「でぃー……」

咏「下着の色は？」

えり「白……って！？」

咏「風呂で何されてのぼせた？」

えり「まずムネを……じゃなくて！ちょっｔ」

咏「今自分が着てる服は？」

えり「さっきからなんて質問をしッ……て、るん……？」

えり「…………」

えり「……なに着せたんですか」

咏「いやー、着せやすかったねぃ」

えり「……なんですかこれ」

咏「なんに見えるよ」

えり「…………」ｵｷｱｶﾞﾘ

咏「お、大丈夫？」

えり「ええ……よっと………」ﾀﾁｱｶﾞﾘ

咏「おおー！」

えり「…………」ｸﾙｯ

咏「ナァーイス！いい買い物したぁーッ！」ｶﾞｯﾂﾎﾟｰｽﾞ!

えり「……………」ﾋﾗｯ

えり「……ドレス……？」

咏「ぴぃんぽーん！」ﾋﾗﾋﾗ

えり「……何故、ドレス？」

咏「クリスマスっぽいじゃん」

えり「……なるほど？」

咏「サイズは大丈夫？」

えり「ええ……」

咏「んー。やっぱえりちゃんはそのくらいウエスト細いやつじゃないとだねぃ～」

咏「全体的に細身にできてるやつ選んで正解だったわ～」

えり「はぁ……」

えり（たしかに…スカートが広がるタイプじゃなく…シルエットが細身に映るタイプ……）

えり（スカートも十分長いし……正直、かなり趣味がいい……）

えり（でも……）

えり「スリット…長い……」

咏「仕様仕様」ﾌﾘﾌﾘ

えり「で……あ、首の後ろで、肩紐を結ぶタイプの……」

えり（腕が、剥き出し……///）

咏「うむ…」ﾏﾝｿﾞｸ

えり「まぁ……さっきのサンタ服より数倍良いですね……」

咏「さっきのも良かったけどねぃ～。エロかわいくて」

えり「うるさい」

咏「今のえりちゃんはアレだね。やばい。色気が」

えり「は？」

咏「もうそこにいるだけで誘ってる。ムンムンくる。色っぽいよ」ﾆﾔﾆﾔ

えり「全然嬉しくないんですが」

咏「知らんし」

咏「ん、じゃーえりちゃんも復活したことだしー」

えり「は、はぁ……」

咏「そこ、座って。ソファ」

えり「？」

咏「ほれ」

えり「えっと……はい。座りました」

咏「ん。……よしょっ」ｺﾞﾛﾝｯ

えり「っ！？」

咏「膝枕」ﾆﾔﾆﾔ

えり「なっ…な、なっ……///」

咏「んー…えりちゃんの太ももいいねぃ～♪」ｽﾙｯ

えり「ちょっ……」

咏「スベスベー♪」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ…ﾌﾆｯ

ﾍﾟﾁﾝｯ

咏「あてっ」

えり「セクハラ」ﾋﾞｯ

咏「あーそーだそーだ、リボン解いたんだった…」

421 以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 2012/12/26(水) 03:59:33.02 ID:NXl96zvZ0
申し訳ない
えり「贈り物？」恒子「そーそー…」のさるった報告お願いします…
このレスコピペで…

ちょうどさるったことだし、とりあえず寝ようと思います
朝9時前後にまた来ますのでのこしていただけるとありがたいです
あと「咏さんにやってほしいえりちゃんイジメ」募集

えり「ええ。…両手を動かせるって素晴らしいことだと学びました」ﾆｺｯ

咏「ふーむ…」

えり「？」

咏「じゃあ、両手空いてるついでに…」ｺﾞｿｺﾞｿ

えり「ついで……？」

咏「ほい、これ頼むわ」

えり「これは…耳かき？」

咏「おー」ﾎﾟﾌｯ

えり「……やれと？」

咏「もち」ﾆｯ

えり「…私…こういうのやったことありませんよ？」

咏「おー」

えり「うまくできないかもしれませんよ？」

咏「おー」

えり「マイナスいくつ？」

咏「ゼロ」

えり「退いてください」

咏「冗談。マイナス1」

えり「マイナス……なるほど」

えり（これで……18、かな）

えり「手を打ちましょう」

咏「やりぃ」

えり「…絶対、ぜったい動かないでくださいね」

咏「んー♪」

えり「…………」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

えり（ううん……大丈夫かな……）ｿﾛｿﾛ…

ｶﾘｯ

咏「…おー」

えり「な、なんですか…？」

咏「いや、なかなかのもんだよ」

えり「そう、でしょうか……」

咏「えりちゃんこういうのホントうまいよな～」

えり「こういうの、というと？」

咏「えーっと、なんつーの？こういう…他人の為に…尽くすとか」

えり「尽くす？」

咏「ちょっと違うな…えーっと……」

えり「…………」ｶﾘｶﾘ

咏「…………」

えり「……はい、こちら側終わりました」

咏「あ、わかった」

えり「？」

咏「ご奉仕が巧い。…前世メイドかなんかだったろ」

ﾋﾟｼｯ

咏「あてっ」

えり「……変なこと言ってないで、ちょっと退く」

咏「デコピンが地味にイタイ……」

えり「はいはい。ほら、さっさと……」

咏「よっ……と」ｺﾞﾛﾝｯ

えり「はっ……」

咏「ほれ、逆向いたぜー」

えり「あ、その…そういう感じではなく…っ」

咏「どーゆー感じぃ？」ﾆﾔﾆﾔ

えり「ぅ……」

咏「いーじゃんか、これで！」ﾓﾌｯ

えり「ちょ…っと……！変なところに顔埋めるのやめてください……///」ｸﾞｲｯ

咏「知らんし。…せっかくマイナスしてあげたんだから、マイナスした分だけ楽しませてもらうよ～？」ｽﾘｽﾘ

えり「だ、たからって…！」

咏「嫌ならやめるよ。マイナス1も取り消し」

えり「っ……」

咏「どうしても嫌？」

えり「……～～～っ！」

えり「……いや、じゃ…ありません……」

咏「………だーよねぃ♪」ﾆﾔ

咏「じゃ、ほらほら、続けてよ」

えり「……はい」ﾊｧ

ｶﾘｶﾘ……

咏「…………」

咏（気持ちいいし、心地良いけど……）

えり「………」ｶﾘｶﾘ

咏（なんもチョッカイ出せねーのはつまんねーな…）

咏（でもま、収穫アリだねぃ。…これから毎回頼も、耳かき）

えり「……終わりましたよ」

咏「さーんきゅー」

えり「…………」

咏「…………」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

えり「………あの」

咏「んー？」ｽﾘｽﾘ

えり「退いてください」

咏「知らんし」

えり「…………」

咏「………んー♪」ｺﾞﾛｺﾞﾛ

えり（猫ですかあなたは……）

咏「いいなーひざ枕ー……」ｽﾘｽﾘ

えり「……そ、ですか……」

咏「ひざ枕ー…」ｿﾛｿﾛ……

えり「…………」

咏「ひざまく……」

ﾍﾟﾁﾝｯ

えり「こら」

咏「ちぇっ」

咏「ったく…ケチだよなぁ～」ｵｷｱｶﾞﾘ

えり「セクハラに抵抗してケチもなにも」

咏「知らんし」

えり「……はいはい」

咏「ほれ、んじゃ立って。後ろ向いて」

えり「？」

咏「マイナス4するから」

えり「えっ！？」ﾊﾟｧｯ

えり（立って、後ろ向くだけでマイナス4？）

咏「ほい、ジッとして～」

えり（何されるか知らないけど…これは大きい！14に……）

ｶﾞﾁｬﾝｯ

えり「……え？」

咏「ん。いいよー」

えり「え？え？」ｼﾞｬﾗ…

咏「んー、やっぱドレスにはリボンより手錠だよねぃ～」ﾆﾔﾆﾔ

えり「……マイナス4って…そういう……」ｶﾞｯｸﾘ

咏「おー。ホントは絶対外さない予定だったんだけどさー」

えり「………っ」

咏「ほら、このドレスなら縛ったまんまでも着れるっしょ？」

えり「…そういうところ、細かいですね…」

咏「ふふん」ﾄﾞﾔｯ

えり「褒めてませんよ」

えり「しかし…手錠なんて、どこで手に入れたんですか…」ｼﾞｬﾗ…

咏「通販だよ、つーはん」

えり「あー…なるほど？」

えり（そういえば、そんなこと言っていたような気が…）


咏『でも、通販って面白いねぃ！なんか知らんけど、調子乗って色々買っちまったよ～』


えり（…………ん）

えり（色々………？）

咏「ふふふふふ……」

えり「っ！？」ｿﾞｸｯ

咏「いやー、通販って面白いねぃ～」ｺﾞｿｺﾞｿ

咏「一個検索したら芋づる式に面白そうなモンたーくさん出てきてさぁ～？」ﾆﾔﾆﾔ

咏「ま、さすがにちょっと高かったけど…もうテンションあがっちゃって！」

えり「え…その……それ……なんですか……？」ﾌﾙﾌﾙ

咏「ん～？ま、ま。いーのいーの」

えり「よ、良くないですよね！？」

咏「後で嫌でもわかるから。…よっと」ﾋﾟﾗｯ

えり「きゃあっ！？」

咏「これ、抑え…ああ、手錠してるか。口に咥えて抑えておいて」

えり「やっ、やめてくださいっ！///」ｶｧｧ

咏「ほれ、さっさとする。…ちゃんと抑えて…今日最後までちゃんとつけてられたら…マイナス3くらいしてやっから」

えり「……！」

咏「口、開けて」

えり「………っ」ｷﾞｭｯ

咏「偉い偉い。ちゃんと咥えておけよ～？」

えり「んっ……」

咏「……うっは、ドレスの…スカートの裾口に咥えて、脚むき出しにするとか…すっげーエロい。しかも手錠つき」ｼﾞﾛｼﾞﾛ

えり「っ……んーっ！」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

咏「へいへい。さっさとしますよーっと」ｺﾞｿｺﾞｿ

えり（な、なんで…そんなとこ……）

咏「ここに、こんな感じで……」ﾋﾟﾄ

えり「んくぅっ……！？」ﾋﾞｸｯ

えり（なに、して……！）

～その頃

恒子「他に持ってくもんはー？」

健夜「大丈夫。…そのへんをお散歩するだけだし、大して持ち物はいらないんじゃないかな…」

恒子「ま、そーだけどね～。じゃ、しゅっぱーつ！」

ｶﾞﾁｬ

恒子「おぅう～！外さみぃ～！」ﾌﾞﾙｯ

健夜「さすがに冷えるね……」

恒子「………」ﾆﾔﾆﾔ

健夜「？」

恒子「…えっへへ～♪」ﾆﾔﾆﾔ

健夜「な、なに？ちょっと気持ち悪いよ？」

恒子「酷っ！」

健夜「だって、ずっとこっち見ながらﾆﾔﾆﾔしてるし…」

恒子「幸せを噛みしめてんの！気持ち悪いとか言わないでよ」

健夜「あ……」

恒子「そのマフラー、早速つけてくれたから嬉しいんだよ～…えへへ」ﾆﾍﾗｯ

健夜「ん……ありがとね、こーこちゃん」

恒子「なんのなんの～！」

健夜「これ、あったかいよ」ﾎｯｺﾘ

恒子「こーこちゃんの愛だね。アツアツってね！」

健夜「えへへ…ちょうどいいあったかさだよ？」

恒子「お？アツアツではないとな？」

健夜「ん、と…凄く心地良いあったかさだよ？ずっとこのまんまでいてもいいなぁ～って感じ」

恒子「ふぉ……」ｼﾞｰﾝ

恒子「すっこやーん！」ｷﾞｭｰ

健夜「わわっ…」ｱｾｯ

恒子「もー！あったかいなぁ～！すこやーん！」

健夜「そ、そうかな？えへへ……」

恒子「寒さとか吹っ飛ぶわぁ～！」

健夜「えーっと、こーこちゃん？外で抱きつくの、やめてくれるかな…？」

恒子「えー」

健夜「恥ずかしいんだけど…」ｶｧｧ

恒子「……あーもー特別だぞー？」ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ

健夜「えぇー？」

恒子「ちぇー、すこやんとのぎゅー」

健夜「む………」

ｷﾞｭｯ

恒子「お？」

健夜「代わりというか……手、繋ご？」ﾆｺｯ

恒子「………うんっ！」ﾊﾟｧｯ

恒子「えへへ～♪」

健夜「…ところでこーこちゃんもマフラーつけるようになったんだね」

恒子「ん？あー、そだねー」

恒子（平常心、平常心…バレないバレない…）

健夜「もしかして…それ、色違い？」

恒子「おー！お揃いだよー！」

健夜「へぇ～…」

恒子（ごめんね、えりちゃん…今度ちゃんと正直に言うから…今は、見逃してっ！）

健夜（あのマフラー…どこかで見たことある気がするんだよねぇ……どこだろ）ｳｰﾝ

～三尋木家

えり「………っ///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

えり（これを…耐えれば、のこりあと15回……っ！）

咏「ん～、なぁーにしよっかねぃ～」

えり「はい……？」

咏「晩ご飯にはちょっと早いし……あ」ﾋﾟｰﾝ

咏「ちょっと出かけてみｒ」

えり「勘弁してください！！」

咏「ま、そーだよねぃ～。そんな色っぽいドレス姿のえりちゃん、他人に見せるわけないっしょ」ｼﾚｯ

えり「うぅぅ……」

咏「さてさて……」

えり（うぅ…異物感がヒドイ……なんなんだろうこれ…）

えり（く、……陰核と、ち……む、胸の、先っぽに……なにかつけられたみたいだけど…）

えり（つけられただけで…別になにも……）

咏「唐突にポチッとな」ﾋﾟｯ

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ……

えり「ひゃぅん！？」ﾋﾞｸﾝｯ

咏「うんうん、ちゃんと動くねぃ～♪」

えり「ゃ、んっ…あ、ふぁっ！？」ｶﾞｸｯ

咏「おいおい、まだ弱だよ。威力最強にしたらどうなっちゃうのさ」

えり「な、なんですかこれぇ……っ！？」

咏「何って……小型電マ？」

えり「でん……っ…はぁぅ…っ…///」

咏「いつか使ってやろうと思ってたけど、好奇心に勝てなくてねぃ～♪」

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ…

えり「いゃ、とめて…っ、こんな、ぁんん……っ！」ｿﾞｸｿﾞｸ

咏「へーへー」ﾋﾟｯ

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ…!!

えり「やぁあぁん！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

咏「やべ、間違えて強にしちゃった」ﾋﾟｯ

えり「ふぁ…はぁ…はぁ……」ｸﾞｯﾀﾘ

咏「今日これからそれ付けたまんまでマイナス3ね」

えり「はぁ……マイナス3……少ないですよこれぇ……」

咏「それは、あれかい？えりちゃんは電マだけで3回以上イケちゃうと」

えり「違いますっ！」

咏「じゃー3回だねぃー」ﾆﾔﾆﾔ

えり「うぅぅ……」

咏「あ、あとね」

えり「まだあるんですかぁ……」

咏「電マでイッたら、その回数×10加算」

えり「かけっ……10……！？」

咏「おー。当たり前っしょ」

えり「な、なんっ…その無茶苦茶な数字はなんですか！？」

咏「なぁーに言ってんのさ、えりちゃん」

咏「お前が私以外の何かにイかされるなんて、ありえるわけねーだろ？」

えり「―――ッ！」ｿﾞｸｯ

咏「だーかーら、イッちゃダメ。いいね？」

えり「っ…は、ぃ……」

咏「よぅ～し！じゃあこのまんま散歩でも」

えり「いやあああああ！！」

咏「じょーだん、じょーだんだって」

えり（あなたの場合、いつか絶対やりそうなんだもの……っ！）

ちょこっと朝昼ごはん食べてきます　すみません
この後咏ちゃんに何して欲しいか言ってもいいのよ（震え声）

咏「んーじゃーあーっと」ﾉﾋﾞｰ

えり「はぁ……」

咏「ちょっとお腹空いたし、ご飯の準備でもすっかー！」

えり「え？……ああ、もうそんな時間ですか…」

咏「準備してる間にいい時間になるっしょー、知らんけど」

えり「……この手錠、」

咏「はずさねー」

えり「…ですよね」

咏「ほれほれ～鍵はここだぜ～♪」ﾋﾗﾋﾗ

えり「くっ…」ｲﾗｯ

えり「じゃあ、もう手伝いませんよ？」

咏「いいよーだ」

えり「お昼の時みたいに、そばについてたりしませんよ？」

咏「えりちゃんが見たかったから見てただけっしょ？」

えり「ぅ……出したものは、ちゃんと自分で片付けるんですよ？」

咏「ったりめーよ！」

えり「…お昼の分も、ですよ？」

咏「ぬ……」

えり「かなりの量になると思いますが…頑張ってくださいね？」

咏「………」ﾑｶｯ

カチッ

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ……

えり「は、ひゃッ！？」ﾋﾞｸｯ

咏「うっさいな～いーよ全部一人でやっから！」

えり「ぁ、ふぁぁっ…なんでぇ…っ！？」

咏「知らんし。そこでおとなしくまってろよ～？」

えり「なっ、ぁ…なんっ……」

咏「作り終わるまで、な？」ﾆﾔ

えり「いやぁぁあぁ……っ！……ぁっ///」ﾋﾟｸﾝｯ

………………
…………
……

咏「できたよ～……お？」

えり「ぁ、んん…はぁ、ゃ、……ぁぁ……///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

咏「忘れてた忘れてた……」ｶﾁｯ

えり「ふ、ぇ……？///」ﾊｧﾊｧ

咏「ご飯、できたよ」ﾆｺｯ

えり「……？///」

咏「……大丈夫かい？」

えり「ぇ、っと……」

咏「……うん？」

えり「……み……ず……」ｶﾞｸｯ

咏「………時間、かかりすぎたか」

えり「んっ……んくっ……」ｺﾞｸｺﾞｸ

えり「ぷは……あ……」ｸﾗｸﾗ

咏「だいじょぶ？」

えり「ん……ぅ……」

咏「えりちゃーん？」ﾌﾘﾌﾘ

えり「………ばか」

咏「第一声がそれかよ」

えり「ばか、変態、サディスト、ばかっ」

咏「へーへー。お腹、減ってない？」

えり「……少し」

咏「チキン、あっためたよ」

えり「どーも……」

咏「……えりちゃん？」ﾌﾘﾌﾘ

えり「…………」ﾎﾟｰ

えり（身体、あつい……）

咏「えりちゃーん？」

えり（ずっと…同じところを、同じ強さで…半端に刺激が弱いから、イクこともできないし……）

咏「…………」ｷｭﾎﾟﾝｯ

えり（お水飲んで少し落ち着いたけど…頭、ぼーっとしちゃって……）

咏「…………」ｼｭﾜｰ

えり「…………」ﾎﾟｰ

咏「んっ…んぐっ…」ｸﾞﾋﾞｰ

えり「…………」ﾎﾟｰ

咏「」ﾁｮﾝﾁｮﾝ

えり「？」

咏「んっ」ﾁｭｯ

えり「っ！？」ﾋﾞｸｯ

咏（口、開けろよ～…？）ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

えり（ちょ、どこ触っ……ひゃぅっ）ﾋﾟｸﾝｯ

咏（よぉーし、良い子だっ）ﾋﾟﾁｬｯ

えり「～～～っ！」

ｺﾞｯｸﾝ

えり「ぷはっ……！？」

咏「飲んだ？」

えり「な、なんですか今のっ……」

咏「シャンパン」

えり「炭酸飲料口移し！？」

咏「しかもアルコール強め」

えり「シャンパンで！？」

咏「シャンパンにしては、ってところだねぃ」

えり「私お酒弱いって前からっ」

咏「知らんし」

咏「だぁってえりちゃん、ずぅーっとボケーッとしてるし」

えり「だれのせいだと…」

咏「わっかんねー」

えり「…………」ｲﾗｯ

咏「…たべよーぜぃ？」

えり「……はい」ﾊｧ

咏「ん。チキン切るよー」

えり「……手錠、外してくれたら」

咏「外さねー」

えり「……はーい」ｼｭﾝ

咏「はい、あーん」

えり「……またですか」

咏「あーん！」

えり「……あー……」ﾊﾟｸｯ

咏「おいし？」

えり「はい……」

咏「おーそーかそーか～♪」

えり「咏さまも食べてみればいいじゃないですか」

咏「もっちろーん」ﾊﾟｸｯ

咏「んっ、んまいっ」

咏「えっへへ～♪」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

えり（…幸せそう…）

咏「はい、あーん」

えり「……あー」ﾊﾟｸｯ

咏「ん」ﾆｯ

えり「……楽しそうですね」

咏「昼も言ったろ？めちゃくちゃ楽しいって」

えり「はぁ……」

咏「なんだよ、呆れた顔して」ﾓｸﾞｯ

咏「だってさ…えーっと、えりちゃんに告ったのが今年の…最初の方じゃん？」

咏「んでさ、こっちはその前からえりちゃんに片思いしてたわけさ」

咏「で、初めてのクリスマス。…テンション上がるだろ？」

えり「ぅ……」

咏「そんなﾄﾞｷﾄﾞｷﾜｸﾜｸしてた12月。…えりちゃんはずぅーっと出かけてるし。隠し事までしてるし」

えり「う゛」ｸﾞｻ

咏「…………怒って当然だろ？」

えり「………返す言葉もありません」

咏「ほい、あーん」

えり「………」ﾊﾟｸｯ

咏「これに懲りたら、もーやめろよ？」

えり「？」

咏「馬鹿みたいなことすんなよってーの。…えりちゃんの優しいところ、もちろん好きだけどさ…」

咏「優しすぎるのも、ちょっと考えものだぜ？…倒れる、とかさ」

えり「……ごめんなさい」

咏「謝らないでいーって」

えり「でも…」

咏「えりちゃん、反省してんでしょ？」

えり「…………」

咏「だから、お仕置き受けてんでしょ？」

えり「…………ん？」

咏「私の言うことに逆らえないんでしょ？」

えり「え？そういうこと？」

咏「“反省してます、なんでも言うこときくから許してください咏さま”でしょ？」

えり「え？」

咏「な？」

えり「あの、」

咏「“私は、あなたのモノだからどんなお仕置きでも受けます”ってことだよねぃ」

えり「んん？」

えり「えっと、咏さま？」

咏「だから、昼間に失敗しちゃったことをここでやり直したいんだよねぃ？」

えり「失敗？」

咏「ヨーグルト」

えり「あ、あれは…」

咏「もう何百も倍にしてお詫びしたいよね？」

えり「まって、ちょっと待って」

咏「とりあえず、さっきのセリフ言ってみようか。リピート・アフター・ミー」

えり「待ってってばぁっ！」

えり「えっと……あれ？なんだか良い話していた気が…」

咏「良い話じゃないのさ。えりちゃんがそんなに健気に私のことを思っていたなんて……！」

えり「んんー…？」

咏「リピート、えりちゃん。 “反省してます、なんでも言うこときくから許してください咏さま”」

えり「な、何故、そんな話に……！」

咏「言ったらマイナス2」ﾎﾞｿｯ

えり「！」

咏「どうする？言える？」

えり（マイナス2……13回になる……！）

えり「い、言います…」

咏「…聞いてあげるよ？」

えり「っ…」

咏「ほら……」

えり「は……反省、してます……」

咏「うんうん」

えり「な、……なんでも、言うことききます…から……」

えり「許して…ください、咏さま……///」


咏「…ん」ﾆｯｺﾘ

咏「まだ許さねー」

えり「」

咏「さーもう一個言ってみよー。リピート“ 私は、あなたのモノだからどんなお仕置きでも受けます ”」

えり「そ、それもっ！？」

えり「と、いうか！許されもしないのにそんな恥ずかしい台詞をっ…」

咏「更にマイナス2」

えり「！？」

咏「…リピート、えりちゃん」ﾆｯ

えり「ぅ……うぅぅ……」

咏「…あ、そうだ！」ﾋﾟﾝｯ

咏「んーと、特別サービスでぇ…」ｺﾞｿｺﾞｿ

えり「………？」

咏「ポチッとな」ﾋﾟｯ

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ……

えり「ひぃっ…！」ﾋﾞｸｯ

咏「この状態で言えたら、マイナス3にしたげよ～」

えり「は、ひゃっ…ぁん…うそっ…こんな、状態で……っ」

咏「更に更にぃ～」ﾋﾟｯ

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ…!!

えり「やぁぁあぁ！？」ﾋﾞｸｯ

咏「最強モードで言えたらマイナス4～」

えり「ぁ、んぁっ！あ、ぁっ…あぁんっ！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

咏「言える？」

えり「は、ふぁっ！…んん、ぁ…ぁ…！」ｺｸｺｸ

咏「無理かな…？」ｽｯ

えり「ら、めっ！いえるっ…んぁっ…言えます、から…っあぁ…っ…止めないでぇっ！」

咏「ほほー♪」

えり（マイナス、4で…っえっと…何回…？）

咏「ちなみにぃ～？」

えり「んん、は、ぁん…っ…ぁっ///」ﾋﾞｸｯ

咏「ムービー撮影も付けてくれたら、マイナス5。…出血サービス」

えり「ふぁあっ…ん、ぁ、あぁ……！」

咏「撮影、おっけー？」

えり（カメラ、なんてぇっ…そんな、の…っ）

咏「マイナス、5」

えり「っ……ぁん、…やり、ますぅ…っ…あぁんっ…」

咏「…そう言うと思ってたよ」ﾆﾔ

咏「さ、言ってみよー」

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ…!!

えり「ふぁあぁっ…！」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

咏「カメラ、スタンバイいいよー？どーぞっ！」

えり「ぁん…っ…ぁ、つぅ……っ、わ、たし…んん、はぁ…」

咏「そこ、フルネームで言ってみよっか♪」

えり「っ！」ﾋﾞｸｯ

えり「は、はりう、…あんっ…えり…はぁ…あなた、の……っ」

えり「みひろぎ…っ…ぁぁ、…うた、さまの……もの、ですからぁ…っ…」

咏（うんうん♪）ｼﾞｰ

えり「どんな……っ…はぅ…！…ﾝﾝ、…どんな、…お、おしおき、も……っ」ｳﾙｳﾙ

えり「うけますぅ……っ！」ﾋﾞｸﾝｯ

咏「……はい、カット」ﾊｧﾊｧ

えり「ぁ、あぁんっ…これ、止めてぇ…！」

咏「そーだねぃ～、ポチッと」ﾋﾟｯ

えり「ぁっ…ぁ……はぁっ……はぁ……///」

咏「いやー、えりちゃん」

えり「は……ひ……？」ﾊｧﾊｧ

咏「最っ高。愛してるよ」

えり「うれしく、…はぁ…ない…はぁ……」ｸﾞｯﾀﾘ

咏「それでも」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

えり（からだが…つらい…）

咏「さーて、ケーキ食べよっかぁ～♪」

えり（さっきから、ずっと…焦らされてるみたいで……）

咏「おいで、えりちゃ～ん」

えり「は……い……」

えり（あつい……）

咏「はい、口開けてー」

えり「あ……」

咏「ん、咥えてー」

えり「ん……ん？」

咏「プラスチックスプーン♪」

えり（まさか…）

咏「ヨーグルトのリベンジ、ケーキで」

えり「んん！？」

えり（そんな無茶な！）

咏「生クリームだけでいいから」

えり（でもっ）

咏「マイナス2」

えり「っ………」

咏「やってくれるっしょ？」

えり「………っ」ｺｸﾝ

咏「うん♪頼むねぃ～」

えり（…ん…生クリーム、だけって、いっても……）

咏「…………」ﾋﾟｯ

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ…

えり「んンッ！？」ﾋﾞｸｩｯ

咏「ほら、頑張れ……？」

えり「ん、んん～ッ！」ﾌﾙﾌﾙ

咏「大丈夫だよ、弱のまんまにしてるから…」

えり「んぅぅ……っ……」

えり（こ…この……っ）ｳﾙｳﾙ

咏「ん～？」ﾆﾝﾏﾘ

えり（いじわるぅぅ！！）

咏「そのまんまでやってくれたら、マイナス3にするから、さ」

えり「んん…ー……！」

えり（えっと…マイナス3…だから……）ﾌﾙﾌﾙ

えり（のこり……5……？そんな……）

咏「あーあー、ケーキはやく食べたいなぁ～？」

えり「っ……」

えり（これ…を……）ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…

えり「んん……っ」ﾋﾞｸｯﾋﾞｸﾝ

咏「あー……」

えり（ぁ……やっぱり……顔近い……）

咏「ん、んまー！」

えり「んぅ……ん、ンー……」ｿﾞｸｿﾞｸ

咏「もう一口ねー♪」

えり「んー……」ｳﾙｳﾙ

えり（もう、いっかい……カップに入ってない分、ヨーグルトよりは楽……）

えり（でも……）

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ…

えり「ンン…っ」ﾋﾟｸｯ

ﾋﾟﾁｬ…ｯ

えり「ンくっ……」

えり（また、零し、ちゃ……今度は、服の中に…冷たいのがつたってぇ……）ｿﾞｸｿﾞｸ

えり（もう……いや……）

咏「………」ﾆﾔﾆﾔ

えり「ん……んん……っ」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

咏「あーんっ」ﾊﾟｸｯ

えり（やだ……もう……いや……）

咏「ん、スプーンちょうだい」

えり（え………？）

咏「スプーン、咥えてる奴、離しちゃって」

えり「！」

咏「ん、次はねぃ～」

えり「ふぁっ……ん…つぎ……？」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

咏「おー」

咏「イチゴ、ちょーだい」ｱｰﾝ

えり「…ぁ、んっ……いち、ご…でも、…はぅ…すぷーん……」

咏「直接咥えればいーじゃん」

えり「ちょく、せつ……っ！？」

咏「ほら、はやく」

えり「な、ん……っ」

咏「マイナス2」

えり「！」

咏「個数によって更にマイナス。2個食べさせてくれたら、マイナス4ってこと」

咏「……どう？」

えり（それ、じゃ……3個、やったら……）

えり（私は……解放される……？）

ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ……

えり「ぁ……んん、はぁ……ん」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

えり（この、マッサージ器も）

えり「っ、ぁう…んん……！」ｼﾞｬﾗｯ

えり（この、手錠からも……！）

咏「……イチゴ、ちょーだい？」

えり「……は、い……」

えり「ん、……んっ……」

えり（咥えた、これを……）ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ…

咏「あーん」

えり（ぁ……）

咏「ん、もーいっこ頼むわ～」ﾓｸﾞﾓｸﾞ

えり「ん……」ｺｸｯ

えり（スプーンが無い分……）ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

えり「んー……」

咏「あーんっ」ﾊﾟｸｯ

えり（顔が……キス、できるくらい…近い……）ﾄﾞｷﾄﾞｷ…

えり（今ので、2個……40回だったのを…ここまで減らした…残りは…1回……！）

えり（もう1個で、解放される……もう、1個で……！）

咏「……さて、えりちゃん？」

えり「は……ぃ……？」

咏「たぶん、次で…間違ってなけりゃ、0かねぃ？」

えり「…た、たぶん…っ」

咏「そっか……」

えり「っ……ん、ン……ぁ、ふぁ…」ﾋﾞｸﾋﾞｸ

咏「えりちゃん？」

えり「ぁ、う…なん、ですかぁ…っ…？」

咏「0にしたかったら、していいからねぃ？」

えり「ふ、ぁ……？」

咏「最初は0なんて許さねーとか言ってたけど…ここまでえりちゃんに酷いことしてきたんだ」

咏「えりちゃんが、選んでよ」

えり「な、……ぁぁ…っ…」ﾋﾟｸｯ

咏「どっちでもいいよ。…終わらせたけりゃ、終わらせな」

えり「………っ、」

えり「そんな、ぁ…こと……っ」

えり（あたま、ぼーっとして…考えられない……）

えり「…………っ」

えり「……ん、ぅ……」ﾊﾟｸｯ

咏「…………」

えり「……ん……」

咏「……あーん」

えり「…ん……っ」

咏「！」

咏（えりちゃん……？）

えり「ん……っ」ﾁｭｯ

咏「ん……」

えり「んちゅ……ふ、ﾁｭ」

咏（えりちゃ……っ）ｿﾞｸｯ

えり「ん、ふぁ……」ﾂｩ

咏「はぁ……なに？珍しいねぃ…初めてじゃねー？」

咏「えりちゃんから、舌絡ませてくるなんてさ」

えり「…っ…わた………を……」

咏「ん？なに？聞こえない」

えり「わたしを、ここまで弄んで……ッ」

えり「最後は、…ぁっ…自分で、選べ…ですって……！？」

えり「っん…くぅ……じょ、だんじゃ……はぁっ…ない………っ！」

えり「もう…回数なんて、どーでもいい……っ」

えり「わたしを……っ」

えり「わたしを、抱いて………っ」

えり「ちゃんと、…さいごまで…しなさい、よぉ……ばかぁ……っ！」

咏（…………）

咏「……いいの？」

えり「ん……っい、からぁ……っ」

咏「ホントに？今までずっと…」

えり「わたしは…あなたの、なんだから……っ」

えり「はやく……好きにして……めちゃくちゃにして、いいから……」

えり「これ以上、焦らさないでぇ……！」

えり「うた、さまぁ……！」

咏「」ﾌﾟｯﾂﾝ

咏「いただきます」ｶﾞﾊﾞｧｯ

えり「あぁぁ…っ…///」

咏「えりちゃんっ…えり……えりっ……！」

えり「うた、さ……うた、さぁん……っ」

咏（……………）ﾆﾔﾘ

咏（計　画　通　り）

えり「ぁ、ん……あぁん…っ…///」ﾋﾞｸﾝｯ


…………………………

～翌日

えり「……すぅ……」zzZ

咏「………」ｸｽｯ

えり「……んん……」ｺﾞﾛﾝ

咏「かーわい」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

えり「…ん…ぅ……？」

咏「あ、起こしちゃった……？」

えり「ん……」ﾎﾟｹｰ

咏「………」ﾆｺﾆｺ

ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

えり「ぁ…えっと……？」

咏「ん？」

えり「…おはようございます、咏さま…」ﾆｺ

咏「……すっげー嬉しいけど、それ外では呼ばないようにね」

えり「……？」ﾎﾟｹｰ

咏（まだ寝ぼけてるかねぃ…）ｸｽｯ

咏「えりちゃーん」

えり「はい……？」

咏「何か、飲む？」

えり「えっと……」

咏「うん」

えり「……動けないです……」ﾅﾐﾀﾞﾒ

咏「……ま、だよねぃ」

えり「なにがだよねですかばか」

咏「だってさー…こっちもﾌﾟｯﾂﾝしてたし。理性が」

本当に申し訳ないのですが…
どうしても出かけてこないといけません…
夜の9時30分には戻れると思うんですが…

本当にもうすぐ終わる（多分）のに申し訳ない
残しておいていただけるとありがたいです…
時間が空いたらたまに書きにきます…

えり「………性欲ばか」ﾎﾞｿｯ

咏「なにおう！？」

えり「なにがﾌﾟｯﾂﾝですか。病人労ってください」

咏「……ふっふーん？そういうこと言っちゃうんだぁ～？」ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

えり「ばか。サディスト。すけべ。変態！」

咏「あー怒った怒ったよ今怒った！」ﾋﾟｯﾋﾟｯﾋﾟｯ

えり「……あっ、それ、まさかっ…」

咏「これが目に入らぬかー！」ﾋﾟｯ

再生

咏『はい、どーぞ』

えり『……くっ……』

えり『…………///』ｷｯ

えり『……く、クリスマス、プレゼント…はぁ…』ﾌﾟﾙﾌﾟﾙ

えり『…ぷれ、ぜんと……は……』

えり『………わたし……でｓ』


えり「いやぁぁあぁあ！！！」

咏「参ったか」

えり「うぅぅ……ばか……ばか……」ｸｽﾝ

咏「そのばかに昨日なにをお願いしたんだか♪」

えり「うるさいです…ばかぁ……」

咏「知らんし～」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

えり「くぅぅ……」

咏「……で、動けないって？」

えり「…動けないですよ…どこかの誰かのせいで全身痛いですよ…」

咏「僻むな僻むな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

咏「ま、良かったっしょ？」

えり「なにが……？」

咏「気持ちよｋぶふっ」ﾎﾞﾌｯ

えり「うるさい！うるさいっ！！」ﾎﾞﾌｯﾎﾞﾌｯ

咏「ちょ、ちょいちょい！枕で殴るな！ホコリたつじゃん！」

えり「知りません！」ﾎﾞﾌﾎﾞﾌｯ

咏「素直じゃねーなーもー！」

えり「素直とかっ！素直じゃないとかぁっ！」ﾎﾞﾌｯﾎﾞﾌｯ

咏「だァーも、とりあえず飲みもん持ってくるからおとなしく待ってな！」ﾀﾀﾀｰ

えり「逃げる気ですかぁぁぁ！！」

咏「逃げるが勝ちっ！」

えり「うぅぅ～…！」ﾑｰ

えり「……はぁ」ｸﾃｯ

えり（…疲れた…）ﾄﾞﾖｰﾝ

えり（ほんとに…ムリさせすぎでしょう…）

えり（そりゃ…最終的に誘ったのは……私…かもしれないけど……）

えり（それをさせたのはあの人なわけで……！）

えり（…………ん）

えり（もしかして、それもあの人の計画のうち…！？）ｶﾞｰﾝ

えり（……いやいや。あるわけない。何考えてるんだか……）


咏「ヘックシュ！」

咏（…面倒がって汗だくで寝るもんじゃないねぃ…）ｽﾞｽﾞｯ

えり（あーあ……回数減らすために頑張ったのに……）

えり（結局、あんなことになっちゃうし……よく覚えてないけど……）

えり（…さすがに、40回は無かったと思うけど…かなり酷かったしなぁ…通販で買った色んな……）

えり（…………）

えり「………っ////」

えり（ああもうっ！思い出さないっ！思い出したくないっ！）ﾌﾞﾝﾌﾞﾝ

えり（こうして考えると…私結構、酷い目にあわされてきたような気が…）

えり（そもそも、真面目に実況解説しないし…たいていのこと“知らんし～”ではぐらかすし…）

えり（わがままだし、家事とかほとんどやらないし、意地悪だし、自己中心的だし、理不尽なことすぐ言うし）

えり（ところ構わずくっついてくるし、面倒くさがりやだし、そのくせ変なところで凄い行動力だすし、お酒飲み過ぎだし）

えり（よそ見するといっつもフラフラどこか行っちゃうし、すぐ発情するし、サディストだし、すぐセクハラしてくるし）

えり（でも………）

えり（………………）

えり「好き」

咏「おっまたせ～」

えり「きゃあッ！？」ﾋﾞｸｯ

咏「……どしたん」

えり「い、いえ！なんでもないです」

えり（ばか…ばかは私よ…ばか…）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

咏「ま、いいけどさ……水、のめる？スポーツドリンクもあるけど」

えり「あ…お水ください…」

咏「ん」

咏「起き上がれる？」

えり「はい……」

咏「ほい、水」

えり「どうも…」

咏「起き上がれないようだったらまた口移しで飲ませてやろうと思ったのに」

えり「ばか」

咏「へへ」

えり「…………」ｺｸｯ

咏「…………」

えり「……やりたい……ですか？」

咏「うん？なにが？」

えり「口移し」

咏「……え？」

えり「……やりたい、ですか？」ｼﾞｯ

咏「っ」ﾄﾞｷｯ

えり「…………」

咏「え、えーっと…」ﾄﾞｷﾄﾞｷ

えり「……ん……」

咏（ちょおおおおおおお！！？）ﾄﾞｷｭｰﾝ

えり「…………」

咏（ちょ、おま、えええええ？なに？）

咏（つーかそれどっちかっつーと“キスして”のおねだりに……）

えり「…………」

咏（にしか見えねぇからあああああ！）

咏「え、えりちゃん！」

えり「？」

咏「だから…アレだ。無理すんなよ」

えり「え……？」

咏「そりゃ、今の…すっげー嬉しいし、正直したいけどさ…」

咏「えりちゃんは、無理する必要ないんだよ？」

えり「わ、わたしは…無理なんて」

咏「嘘付け。恥ずかしくてたまんないって顔してる」

えり「ぅ…」

咏「そういうことはこっちが担当してるんだからさ、えりちゃんはえりちゃんのまんまでいてよ」

えり「…………」

咏「あ、えーっと担当って言い方良くねーな…素だし」

えり「…………」

咏「こう…なんだ、そういう…のはさ、コッチがちゃんと……」

えり「ふ…ふふふ……」

咏「え？」

えり「なんだか……ふふ」ｸｽｸｽ

咏「お、おい、なんだよ」

えり「咏さん、困ってるなぁーって思ったら……ふふふ…」ｸｽｸｽ

咏「お、おー困ってるよ…急にえりちゃん笑い出すし…」

えり「咏さんのお気持ちはよーくわかりました」

咏「そ、そうかぁ？」

えり「身体的な接触や……その、コイビトらしい…こと、は咏さんが自分なりにエスコートするから」

えり「恋愛初心者な上、素直じゃなくて武侠な私は黙ってついて来いと。そういうことですね？」

咏「ま、まぁ……って、そこまで言ってねーけどさ」

>>261
× えり「恋愛初心者な上、素直じゃなくて武侠な私は黙ってついて来いと。そういうことですね？」

○ えり「恋愛初心者な上、素直じゃなくて不器用な私は黙ってついて来いと。そういうことですね？」

えり「じゃあ……」

咏「…………」

えり「……っ……///」ﾓｼﾞﾓｼﾞ

咏「えりちゃん……？」

えり「…わ…私が……たに………て……しい…きは…」ﾎﾞｿﾎﾞｿ…

咏「え？」

えり「ッ……///」

えり「私が……」

えり「……わたしが、あなたに…キスしてほしいと思ったら…どうすればいいの…？」

咏「」ｽﾞｷｭｩｰﾝ

咏「」ｽﾞｷｭｩｰ…

咏「」ｷｭｩｰ…

咏「」ｩｰ…（←余韻）

えり「うた、さん……？」

咏「！」ﾊｯ

咏（やべぇ…浄化されるかと思った…）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

えり「…………？」

咏「……えっと、だな」

咏「そんときは、素直に頼みゃしてやるよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

えり「でも、さっきの」

咏「さっきのは素直に“頼んで”たか？」

えり「ぅ……」

咏「ま、そーゆーこと。水のコップ下げるから……」

ｷｭ

咏「……ほ？」

えり「…………」ｼﾞｯ

咏（袖掴まれて……？）

えり「……ん……っ」

咏（からの“キスして”ポーズ…！）ﾑﾗｯ

ﾁｭｯ

えり「……ん……」

咏（やらけ……）

えり「……素直に頼まなくても、してくれるんですね」

咏「……………」

咏「あ」

えり「ふふ……」ｸｽｸｽ

咏「ちょ、おま、今ハメやがったな！？」

えり「ハメたなんてとんでもない。ただ…」

えり「…ちょっと寂しかったから、一緒にいてほしいだけですよ」ｷﾞｭ

咏「む……」

えり「………♪」

咏「調子狂うな…どしたんだよ、えりちゃん」

えり「…知らんしー、です」

えり（ほんの少し、甘えたいだけ…良いでしょう？昨日、あれだけ好き勝手やられたんだから）

えり（ちょっとくらい、ワガママ言わせてください…。せっかくの、クリスマスなんですから…）

えり（……なんて、絶対に口に出して言わないけど、ね）

おわり………？

後日

恒子「ほんっとーにすいませんでしたッ！」

健夜「ごめんね、ごめんねえりちゃん！ごめんね～！」

えり「あ、あの、いいですから…頭上げてくださいよ」ｱｾｱｾ

咏「いーや、やらせときなよ～えりちゃん」ﾋﾗﾋﾗ

えり「咏さん！」

恒子「ほんと、もう、このトーリ！なんと言えばいいのやら！」

健夜「なんて謝って、なんお礼を言っていいのやら～っ！」

えり「もう、いいって言ってるでしょうに…」

>>276
× 健夜「なんて謝って、なんお礼を言っていいのやら～っ！」

○ 健夜「なんて謝って、なんてお礼を言えば良いのやら～っ！」

すいません
眠気覚ましに風呂入ってきます
20分くらいで出てくる！

恒子「まさかすこやんまでえりちゃん先生してたなんて～！」

健夜「こーこちゃんにも先生してたなんて～！」

恒子「ほんと、倒れるまで追い詰めてたとか…」

健夜「なんというか…」

恒子・健夜「「ホントにごめん！！」」

えり「だっ、だからっ…もう大丈夫ですよ、体調もよくなったし…ね？」

恒子「うぅ……」

えり「そうだ、今度一緒にお食事行く約束したでしょう？アレでチャラに……」

咏「……食事する約束？」ﾋﾟｸｯ

恒子・健夜（（やばっ））ﾋﾞｸｯ

えり「…そうですね…いつもの喫茶店、行きましょうよ。日時は…」

咏「“いつもの”喫茶店……？」ﾋﾟｸﾋﾟｸｯ

健夜（ひぃっ！？）

えり「ええ。よく健夜さんと二人でお茶するんですよ」

咏「“二人”で…ねぇ…？」

健夜（やめてやめてえりちゃんやめてぇぇええ！！）ｶﾞｸﾌﾞﾙ

えり「……あ、そうだ。どうでしたか？お互いのプレゼントは」

健夜（ナイス方向転換！）ﾖｯｼｬ

恒子「そ、そーそー！すこやんが作ったケーキ、めっちゃ美味しかったよー！えりちゃんが教えてたんだねー！」ｱｾｱｾ

健夜「そ、そーなの！ね、えりちゃん！」ｱｾｱｾ

えり「ええ。健夜さん、とっても頑張ってましたからね。そうですか、うまくいきましたか…」ﾎｯ

健夜「ほんと、えりちゃんのおかげだよ…あの厳しいスポンジ作りの日々が無ければ、私はちゃんとケーキを作れなかったよ…」

えり「健夜さん……」ｼﾞｰﾝ…

健夜「えりちゃん……」

咏「ふぅうぅ～ん？へぇええぇ～？」ﾋﾟｷﾋﾟｷ

恒子「どうどう！どうどう！」

えり「恒子さんからのプレゼントはどうでした？」

健夜「あ、マフラー？うん、あったかいよ」ﾆｺｯ

恒子「！」

えり「ふふ…恒子さんもよく頑張りました」

恒子「い、いやぁ～えへへ」

えり「私が差し上げたマフラーも、ちゃんと使ってます？」

恒子「も、…っ、もっちろーん！」

恒子（ぷ、プレゼント貰ったくらいいいよね…？そんなの友達同士なら普通に……）ﾁﾗｯ

咏「んん～？マフラー。まふらあかぁぁあへぇえぇぇ～？」ﾋﾟｷﾋﾟｷ

恒子（ものすっげぇ怒っていらっしゃったぁぁぁぁ！！）

えり「恒子さんはただでさえ薄着なんですから、ちゃんと着けてくださいね？約束ですよ？」

恒子「は、はぁい…」

えり「ん。偉いですよ」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

咏「ふぅぅぅぅん？へぇぇぇぇ？」

恒子（えりちゃんやめてええええええ！！…でもちょっと誇らしい気分）

咏「すこやぁ～ん？」

健夜「は、はひっ！？」ﾋﾞｸｯ

咏「ふくよぉぉ～ん？」

恒子「ほわっ！？」ﾋﾞｸｯ

咏「そのご飯ってやつ。一緒しても、イイかなー？」

健夜「も、もちろん、もちろん」ｺｸｺｸ

恒子「喜んで、喜んで！」ｺｸｺｸ

咏「お？マジ？ラッキィー」

咏「んでー、その日でいいからそこの二人ィー」

恒子・健夜「「は、はいっ！」」

咏「ちゃんと、時間あけとけよ？話したいことたぁくさんあるからねぃ～？」ﾎﾞｿｯ

健夜「ひぃっ！？」

恒子「よ、喜んでぇぇ……！」

咏「んー♪」

咏「んじゃ、かーえろっか、えりちゃん♪」

えり「あ、そうですか？」

咏「おー。んじゃ日時決めとくかんなー」

えり「失礼しますね」

恒子「ば、バイバーイ…」ﾌﾘﾌﾘ

健夜「お気をつけて……」ﾌﾘﾌﾘ

えり「珍しいですね、咏さんが帰りたがるなんて」

咏「いやー、ちょっと急に唐突になんの理由も無いけど」

咏「えりちゃんに愛を囁きたくなってねぃ…一晩中」

えり「もう、何言っ……」ｿﾞｸﾝｯ

えり「っ…！？」

咏「どうかした？えりちゃん」

えり「あ…い、いえ、なんでもありません」

えり（急に寒気が…なんだったんだろ）

咏「……………」ﾆｯｺﾘ


おわり