フライゴン 「はぁ」
フライゴン 「ガブの奴だけメガシンカなんて酷すぎるよ」
フライゴン 「またあいつと差つけられちゃったよ」
フライゴン 「ついこの前もまたパーティから解雇されちゃったからなぁ」
フライゴン 「僕はもういらない子なのかなぁ」
かわいそー
??? 「ちょっとそこの君」
フライゴン 「はい?」
??? 「ウチのパーティに入らないかい?」
フライゴン「ええっ!?ランターンさんのパーティに僕なんかが!?」
ランターン「ああ、ウチはマイナー主体のチームだからね」
フライゴン「でも僕なんかでいいんですか!?マイナードラゴンなら他にもたくさんいるじゃないですか!?」
ランターン「昔は他にもドラゴン枠がいたんだけどね。ボーマンダとかボーマンダとかボーマンダとか」
フライゴン「でも僕はボーマンダの代わりになれませんよ?」
ランターン「君には地割れや蜻蛉返り、フェイントまであるしそもそもタイプすら違うじゃないか」
ランターン「だからウチのパーティに…」
フライゴン「入ります!!」
ランターン「!?」
フライゴン「あっ!す…すいません……」
フライゴン(考えるより先に言ってしまった…まるでランターンさんに引き寄せられるように………)
ランターン(この子の目は真剣だ。ボーマンダの時とは違う。こいつは間違いなくウチのチームの主力になる…!)
ランターン「…という事は、ウチのパーティに加わってくれるという事なんだな?」
フライゴン「はい!よろしくお願いします!」
ランターン「それじゃ、練習所まで案内しよう」
____ランターンさんの車に乗って約30分、ミアレシティの片隅にその練習所はあった
ランターン「ここが練習所だ」
フライゴン「ずいぶんと広いんですね」
ランターン「あちこちから借金までして作ったからな」
フライゴン「借金!?」
ランターン「ハッハッハッ!そんな事は気にせんでエエわい」
ランターン「さあ、中に入るぞ」
____練習所
ランターン「ハッハッハッ!みんな頑張っとるな!」
ランターン「今日は新入りを連れてきたぁ!」
…ザワザワ
………ドンナヤツダ?……コワイナー
……オレノセンシュツキカイマタヘルジャネーカ!!
ランターン「紹介しよう、フライゴンだ」
フライゴン「どうも初めまして、フライゴンです」
フライゴン「合計種族値は520です」
フライゴン「普通のドラゴン達と比べると種族値は低いですが、何とか色々な技で頑張ってます」
フライゴン「という訳で皆さんよろしくお願いします」
ランターン「…という訳だ。次はみんなからも自己紹介してくれ」
フライゴン「どうも初めまして、フライゴンです」
フライゴン「合計種族値は520です」
フライゴン「普通のドラゴン達と比べると種族値は低いですが、何とか色々な技で頑張ってます」
フライゴン「という訳で皆さんよろしくお願いします」
ランターン「…という訳だ。次はみんなからも自己紹介してくれ」
多重書き込みしちゃったわww
スマソ
ブースター「俺はブースター」
ブースター「A130からフレドラうてるぜぃ(ドヤ」
ペロリーム「アチシはペロリーム」
ペロリーム「軽技腹太鼓強いわよぅん」
クロバット「クロバットっす」
クロバット「レッドカード前歯でイケイケドンドンっす」
クレベース「わしゃクレベースじゃい
」
クレベース「50過ぎても現役じゃい
」
エルフーン「エルフーンです」
エルフーン「ペロちゃんの軽技発動が主な仕事ですが、他にも色々できちゃいます!」
ランターン「…といった感じだ」
ランターン「次は施設内の説明だな」
ランターン「エルフーン、頼んだぞ」
エルフーン「はーい」
エルフーン「という訳で、私が施設内の説明をしまーす!いいかな!?フライゴン君!?」
フライゴン「は、はい////」
フライゴン(この人可愛いなぁ……)
____数分後
エルフーン「…そしてここがトイレ」
エルフーン「とまあこんな感じ」
エルフーン「何か質問とかあったりする?」
フライゴン「あ、あの活動日と時間って教えてくれませんか…?」
エルフーン「え!?活動日知らないでここに来ちゃったの!?」
フライゴン「は、はい…なにしろいきなり連れて来られてしまったんで…」
エルフーン「何!?あのバカ新人に何も教えないでここまで連れて来たっていうの!?信じらんない!!」
フライゴン「は、はい…」
フライゴン(こっちもこっちで驚きだよ!!エルフーンさんがランターンさんの事バカなんて言うとかどういう関係なんだよぉぉぉ!!)
フライゴン「あ、あの…」
エルフーン「何?」
フライゴン「エルフーンさんとランターンさんってどんな関係なんですか?」
エルフーン「単なるいとこよ」
フライゴン(な~んだ…いとこか…てっきりデキちゃってんのかと思ったよ)
エルフーン「話がちょっとズレちゃったね」
エルフーン「活動日は月、木、土のそれぞれ夜8時から9時。たまーに日曜のこの時間帯(昼2時~3時)もあるんだ」
エルフーン「あと、全員ミアレに住んでるし、結構プライベートでも仲良いよ」
フライゴン「あ、僕もミアレ住んでます。ここからちょっと離れてますが」
エルフーン「本当に!?じゃ今度遊びにいってもいい!?」
フライゴン「あ、okですよ」
エルフーン「やったぁー!ありがとう!!」
フライゴン(エルフーンさん、結構いい人なんだな///しかも可愛いし///)
ちょっと席外してました
ここまでで感想とかあったらお願いします
あ
エルフーン「という訳で、練習を始めましょうか!」
フライゴン「はい!よろしくお願いします!」
____ランターンさんやエルフーンさん達とする練習は充実していて、とても有意義な時間を過ごせた。前に所属していたパーティとは比べものにならないくらいに…
練習後…
ランターン「フライゴン君、今日急遽レストランザ・ロングドリーマーで君の歓迎会をする事にしたんだ。よかったらどうだい?」
フライゴン「え!?僕なんかの歓迎会にそんな高級レストランでいいんですか!?借金もあるっていうのに!」
ランターン「借金はこの前払い終わったし、新人の歓迎会は毎回ここでやるって決めてるんだ。あと遠慮なんかしなくたっていいさ。君はウチの大事なエース候補だからね」
フライゴン「ありがとうございます!じゃあお言葉に甘えて…参加します!」
ランターン「そうこねぇとな!じゃあ6時にレストランで待ち合わせだ!」
フライゴン「はい!」
この瞬間、僕は生まれて初めて、フライゴンで良かったなと心から思った。
第一部 完
ここまで閲覧してくださった皆さん、ありがとうございました
とりあえず第一部という形で完結ですが、この先第二部以降をやるか分かりませんww
あと全然マイナーじゃなかったですね
少し反省しています
これが処女作なんで、感想とかアドバイスあったらお願いします
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