フライゴン「僕もメガシンカしたいなあ」(22)

フライゴン 「はぁ」
フライゴン 「ガブの奴だけメガシンカなんて酷すぎるよ」
フライゴン 「またあいつと差つけられちゃったよ」

フライゴン 「ついこの前もまたパーティから解雇されちゃったからなぁ」
フライゴン 「僕はもういらない子なのかなぁ」

かわいそー

??? 「ちょっとそこの君」
フライゴン 「はい?」
??? 「ウチのパーティに入らないかい?」

フライゴン「ええっ!?ランターンさんのパーティに僕なんかが!?」
ランターン「ああ、ウチはマイナー主体のチームだからね」
フライゴン「でも僕なんかでいいんですか!?マイナードラゴンなら他にもたくさんいるじゃないですか!?」
ランターン「昔は他にもドラゴン枠がいたんだけどね。ボーマンダとかボーマンダとかボーマンダとか」

フライゴン「でも僕はボーマンダの代わりになれませんよ?」
ランターン「君には地割れや蜻蛉返り、フェイントまであるしそもそもタイプすら違うじゃないか」
ランターン「だからウチのパーティに…」
フライゴン「入ります!!」
ランターン「!?」

フライゴン「あっ!す…すいません……」

フライゴン(考えるより先に言ってしまった…まるでランターンさんに引き寄せられるように………)

ランターン(この子の目は真剣だ。ボーマンダの時とは違う。こいつは間違いなくウチのチームの主力になる…!)

ランターン「…という事は、ウチのパーティに加わってくれるという事なんだな?」

フライゴン「はい!よろしくお願いします!」

ランターン「それじゃ、練習所まで案内しよう」

____ランターンさんの車に乗って約30分、ミアレシティの片隅にその練習所はあった

ランターン「ここが練習所だ」

フライゴン「ずいぶんと広いんですね」

ランターン「あちこちから借金までして作ったからな」

フライゴン「借金!?」

ランターン「ハッハッハッ!そんな事は気にせんでエエわい」

ランターン「さあ、中に入るぞ」

____練習所

ランターン「ハッハッハッ!みんな頑張っとるな!」

ランターン「今日は新入りを連れてきたぁ!」

…ザワザワ
………ドンナヤツダ?……コワイナー
……オレノセンシュツキカイマタヘルジャネーカ!!

ランターン「紹介しよう、フライゴンだ」

フライゴン「どうも初めまして、フライゴンです」

フライゴン「合計種族値は520です」

フライゴン「普通のドラゴン達と比べると種族値は低いですが、何とか色々な技で頑張ってます」

フライゴン「という訳で皆さんよろしくお願いします」

ランターン「…という訳だ。次はみんなからも自己紹介してくれ」

フライゴン「どうも初めまして、フライゴンです」

フライゴン「合計種族値は520です」

フライゴン「普通のドラゴン達と比べると種族値は低いですが、何とか色々な技で頑張ってます」

フライゴン「という訳で皆さんよろしくお願いします」

ランターン「…という訳だ。次はみんなからも自己紹介してくれ」

多重書き込みしちゃったわww
スマソ

ブースター「俺はブースター」

ブースター「A130からフレドラうてるぜぃ(ドヤ」

ペロリーム「アチシはペロリーム」

ペロリーム「軽技腹太鼓強いわよぅん」

クロバット「クロバットっす」

クロバット「レッドカード前歯でイケイケドンドンっす」

クレベース「わしゃクレベースじゃい


クレベース「50過ぎても現役じゃい


エルフーン「エルフーンです」

エルフーン「ペロちゃんの軽技発動が主な仕事ですが、他にも色々できちゃいます!」

ランターン「…といった感じだ」

ランターン「次は施設内の説明だな」

ランターン「エルフーン、頼んだぞ」

エルフーン「はーい」

エルフーン「という訳で、私が施設内の説明をしまーす!いいかな!?フライゴン君!?」

フライゴン「は、はい////」

フライゴン(この人可愛いなぁ……)

____数分後

エルフーン「…そしてここがトイレ」

エルフーン「とまあこんな感じ」

エルフーン「何か質問とかあったりする?」

フライゴン「あ、あの活動日と時間って教えてくれませんか…?」

エルフーン「え!?活動日知らないでここに来ちゃったの!?」

フライゴン「は、はい…なにしろいきなり連れて来られてしまったんで…」

エルフーン「何!?あのバカ新人に何も教えないでここまで連れて来たっていうの!?信じらんない!!」

フライゴン「は、はい…」

フライゴン(こっちもこっちで驚きだよ!!エルフーンさんがランターンさんの事バカなんて言うとかどういう関係なんだよぉぉぉ!!)

フライゴン「あ、あの…」

エルフーン「何?」

フライゴン「エルフーンさんとランターンさんってどんな関係なんですか?」

エルフーン「単なるいとこよ」

フライゴン(な~んだ…いとこか…てっきりデキちゃってんのかと思ったよ)

エルフーン「話がちょっとズレちゃったね」

エルフーン「活動日は月、木、土のそれぞれ夜8時から9時。たまーに日曜のこの時間帯(昼2時~3時)もあるんだ」

エルフーン「あと、全員ミアレに住んでるし、結構プライベートでも仲良いよ」

フライゴン「あ、僕もミアレ住んでます。ここからちょっと離れてますが」

エルフーン「本当に!?じゃ今度遊びにいってもいい!?」

フライゴン「あ、okですよ」

エルフーン「やったぁー!ありがとう!!」

フライゴン(エルフーンさん、結構いい人なんだな///しかも可愛いし///)

ちょっと席外してました
ここまでで感想とかあったらお願いします

エルフーン「という訳で、練習を始めましょうか!」

フライゴン「はい!よろしくお願いします!」

____ランターンさんやエルフーンさん達とする練習は充実していて、とても有意義な時間を過ごせた。前に所属していたパーティとは比べものにならないくらいに…

練習後…
ランターン「フライゴン君、今日急遽レストランザ・ロングドリーマーで君の歓迎会をする事にしたんだ。よかったらどうだい?」

フライゴン「え!?僕なんかの歓迎会にそんな高級レストランでいいんですか!?借金もあるっていうのに!」

ランターン「借金はこの前払い終わったし、新人の歓迎会は毎回ここでやるって決めてるんだ。あと遠慮なんかしなくたっていいさ。君はウチの大事なエース候補だからね」

フライゴン「ありがとうございます!じゃあお言葉に甘えて…参加します!」

ランターン「そうこねぇとな!じゃあ6時にレストランで待ち合わせだ!」

フライゴン「はい!」

この瞬間、僕は生まれて初めて、フライゴンで良かったなと心から思った。

第一部 完

ここまで閲覧してくださった皆さん、ありがとうございました
とりあえず第一部という形で完結ですが、この先第二部以降をやるか分かりませんww
あと全然マイナーじゃなかったですね
少し反省しています
これが処女作なんで、感想とかアドバイスあったらお願いします

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