京子「そういえばさぁ」(77)
京子「今日で世界終わるらしいよ」
結衣「どうせ都市伝説だろ」
京子「結衣はなんかやり残したことあるかい?」
結衣「特にないかな、でもせめてクリスマスは迎えたい」
京子「やっぱり~!?」
結衣「(もうプレゼント準備してるしな・・・)」
京子「結衣ならプレゼントくれるよな!?」キラキラ
結衣「・・・・・・日々のラムレーズンがプレゼントだよ」
京子「なんだよケチ!プレゼントもくれないなんて家政婦失格だ!!」バンバン
結衣「これからのお前の態度で考えてやる」
京子「結衣様!!」ゲザァ
結衣「単純だな」
オワリ
チ
は
な
い
京子「結衣ー、ミラクるんとって」
結衣「お前さっき言ったこともう忘れたのか?」
京子「親切な船見様はきっと私の為に本をとってくださるにちがいない」
結衣「そこまで堅くならなくても・・・」
京子「こんなことしなくてもなんだかんだでプレゼント買ってくれるんだろ?」
結衣「あ、隕石落ちてきた。今年のクリスマスは中止だな」
京子「肩をもみましょう」モミモミ
京子「結衣様、少しよろしいでしょうか」
結衣「ん?」
京子「疲れた・・・」
結衣「・・・私は別に敬語を使えとはいってないけどな」
京子「何イッ!!?じゃあ私は今まで馬鹿みたいなことしてただけじゃん!!」
京子「他人に迷惑かけるなって言いたかったんだよ」
京子「仕方ない・・・おとなしくするか」スッ
結衣「じゃあ私買い物いってくる」
京子「かわいいキョッピーはいかが?」キュピン
結衣「良い子は留守番できるよな」
京子「お土産よろしく!!」
結衣「(うまうま棒でいいか・・・)」
京子「・・・・・・」
京子「・・・・・・」ゴロゴロ
京子「・・・・・・」スッ
京子「・・・・・・」トテチテ
京子「・・・・・・」ガラガラ
京子「・・・・・・」トテチテ
京子「・・・・・・」パクッ
京子「ラムレーズンうめぇ!!」モシャモシャ
京子「・・・あれ?」
京子「いつの間にか無断でラムレーズンを食べている私が・・・」
京子「これって結衣に見つかったら・・・」
~~~~~~~~~~~~~~~~
京子「・・・隠さねば・・・っ!!」バッ
京子「でもどうやって・・・」
京子「・・・カップにフタをしてれはバレないか」カプッ
京子「しばらく耐えてもらうからな・・・」ガラガラ
結衣「ただいま」
京子「おかエリコットシティ」
結衣「スマ○ラしてたのか・・・」
京子「お土産は?」
結衣「ほら、手だして」ガサガサ
京子「ワクワク・・・」ワクワク
[うまうま棒]
京子「 」
京子「結衣さん・・・」
結衣「ん?」
京子「これはあんまりじゃないですかね・・・」
結衣「そもそも中学生が同級生にお土産を買ってこいなんて10年早い」
京子「ちぇー」バリバリ
結衣「さて・・・まだ夕方まで時間あるし私もゲームしようかな」
京子「それならボスバトル途中だからちょっとまって」
結衣「ちょっと待て」ガシッ
京子「えっ?」
結衣「スナック菓子食べた後コントローラーに触るなっていっただろ」
京子「オゥソーリー」
結衣「ほら、手洗ってこい」
京子「結衣も手うがしてないだろ、一緒にいくべきだ!」グイッ
結衣「そうだったな」
レディ・・・ゴォー!!
京子「ほっ!やあっ!!」ピコピコ
結衣「・・・それって何戦目?」
京子「たしか次でラストだと思う」ピコピコ
結衣「・・・ってそれで7分も戦ってるのか!?」
京子「おおっとヤバい・・・っ」
結衣「ちょっと貸して」パシッ
京子「おお・・・」
バスッガコッピィカァピッカァバコーーン
結衣「ほら」
京子「瞬殺・・・」
京子「結局負けた」
結衣「500%でラスボスに勝てるわけないだろ」
京子「次は二人で挑戦だ!」
結衣「お前、どうせ私に大半まかせて敵が弱ったところねらって狩るつもりだろ」
京子「大丈夫だって!いくらなんでもそんなことしないよ」
~~~~~~~~~~~~~~~~
バスッドカッピリリリババババ
京子「・・・・・・」
ボコッガスッザパパパパ
京子「・・・・・・」
ボフッバフッ ア゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァ゙ァァッ!!
京子「・・・・・・」
京子「私の出る幕はなかったようだ・・・」
結衣「お前がぐずぐずしてるからだろ」
京子「ガザードンのいわくだきがあんなに強いとは・・・」
結衣「本編は使いづらいんだけどな」
京子「次はグランツーナモリだ!!」
結衣「京子ってレースゲーム好きだっけ?」
京子「この前ナモカしてたら少し興味がわいてね・・・」
結衣「このゲームなかなか上級者向けなんだけど・・・」
京子「大丈夫だって!1分もあれば上級者の仲間入りさ!!」
結衣「・・・・・・」スィー
京子「えっ!?ちょっ!何これっ!?」ガコン バコン
結衣「・・・・・・」ギャィィィィィィィッ スィー
京子「うりゃっ!ドリフトだっ!!」
ギュィィィィィィッ ガコン!!
結衣「・・・言ったろ、上級者向けだって」 スィー
京子「はい・・・」ボボボ・・・
結衣「・・・っともうこんな時間か、晩御飯の支度しなきゃな」スクッ
京子「私はゲームという使命をはたさねばな」
結衣「折角だから宿題してたら?」
京子「結衣が見せてくれるんじゃないの?」ケロッ
結衣「京子はプレゼントいらないの?」
京子「ぶぅー、わかったよぉ・・・」プクー
京子「・・・・・・」カリカリ
結衣「・・・・・・」トントン
京子「・・・・・・」カリカリ
結衣「・・・・・・」グツグツ
京子「(・・・またミラクるんが生まれてしまった)」
京子「これじゃあ全然進まないな・・・」
京子「どうしよう東照宮・・・」
結衣「ブフッ!!」 コトコト
京子「・・・ま、いっか!」カリカリ
結衣「京子、準備手伝って」
京子「了解っ!」
結衣「・・・少しは宿題進んだか?」
京子「あ、あぁ、自分でもビックリするほどね!」アセアセ
結衣「・・・そりゃよかった」
京子「(ビックリするほどミラクるんが大量発生したんだけどね・・・)」
京子「うまいっ!!」
京子「やっぱり結衣は料理上手いな!」
結衣「そりゃどうも」
京子「まぁただ一つ問題があるとすれば」
結衣「ん?」
京子「バリエーションが少ないかなって」
結衣「それは泊まりに来る時は好物をセッティングしてあるからな」
京子「・・・なんだかんだいって私のこと考えてくれてるんだね」
結衣「まぁな・・・//」
京子「おぉ結衣がデレた!」
結衣「うるさいな・・・//」
結衣「お皿洗ってるから先お風呂入ってきて」
京子「はぁーい」トテチテ
結衣「・・・・・・」
結衣「(バリエーションが少ない、か・・・)」
結衣「(たまには違うもの出したほうがいいよね・・・)」
結衣「中華料理とか喜んでくれるかな・・・」
風呂
京子「・・・・・・」ワシャワシャ
京子「・・・・・・」ザパー
コツン
京子「ん・・・?何だ?」
京子「ゆず・・・みかんか?」
京子「そっか・・・今日は冬至だったな」
京子「・・・・・・」
京子「・・・・・・」ペリペリ
京子「・・・・・・」パクッ
京子「風呂あがりましたー」
結衣「じゃあ私入ってくるね」
京子「じゃあその間に風呂あがりラムレーズンを堪能しているよ」
京子「さてと・・・愛しのラムレーズンちゃん!!」ガラガラ
京子「今日も冷えて・・・」スッ
京子「・・・軽い」
京子「いったい誰がこんな酷いことを・・・」
京子「ん?まてよ・・・」
~~~~~~~~~~~~~~
京子『・・・隠さねば・・・ッ!!』バッ
京子『でもどうやって・・・』
京子『・・・カップにフタをしてればバレないか』カプッ
京子『しばらく耐えてもらうからな・・・』ガラガラ
~~~~~~~~~~~~~~
京子「・・・ああぁぁぁぁぁぁあッ!!」ガクッ
京子「そうかあの時・・・!!」
京子「ちくしょう!ラムレーズンを返せぇ!!」バンバン
風呂
結衣「・・・・・・」
結衣「散乱するみかんの皮・・・」
結衣「・・・風呂には2個しか浮いてないし」
結衣「食いやがったなあいつ・・・」
結衣「・・・あがったぞ」
京子「・・・おう」
結衣「なんか元気なさそうだな」
京子「何でもない、うんなんでもない」
結衣「ならいいんだけど・・・」
京子「それより都市伝説でも見ようよ」
結衣「あぁ、そうだな・・・」
京子「いやー恐かった」
京子「録画した分あかりにも見せてやるか」
結衣「白目むいて30分は動かないだろうな・・・」
結衣「まぁ今日はもう遅いし寝るか」
京子「そうだね・・・」
結衣「じゃあ明かり消すよ」
京子「アッカリーン」
パチッ
京子「結局地球滅亡は明日だったね・・・」
結衣「まぁ簡単に終わってもらっても困るからな・・・」
京子「最期くらいみんなと一緒にいたいな・・・」
結衣「大丈夫、終わるわけないよ」
京子「本当に?」
結衣「あぁ、本当だよ・・・」
京子「そうだよね・・・まだちなつちゃんや千鶴とちゅっちゅしてないもんね!」
結衣「そうだな・・・」
京子「おやすみ、結衣」
結衣「おやすみ、京子」
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AM1:23
京子「(どうしよう・・・眠れない・・・)」
京子「結衣・・・ゆいっ・・・!」ユサユサ
結衣「・・・・・・」スー
京子「お願い・・・っ!おきてよぉ・・・!」
結衣「・・・・・・」スヤスヤ
京子「・・・・・・」グスン
AM8:00
ピピピピピピ・・・・・・・・
結衣「んっ・・・」カチッ
結衣「・・・おーい京子?起きろー」
京子「・・・・・・」スゥ
結衣「もう少し寝かしといてもいいか・・・」ガバッ
~~~~
結衣「(今日の予定は・・・)」
結衣「9時から私の家でごらく部の集まり・・・」
結衣「・・・・・・」チラッ
京子「・・・・・・」スゥ
結衣「ったく・・・しょうがないな、京子は」
AM10:30
京子「・・・それでさ、結衣ったら凄い恐がっててさ」
ちなつ「結衣先輩にもやっぱり恐いものがあるんですね」
結衣「まぁ・・・同じ人の子だしね・・・」
ちなつ「そんな結衣先輩も素敵です!!」キラキラ
京子「ちなつちゃん、私は?」
ちなつ「京子先輩からは素敵オーラが感じられません」
京子「そんなぁ!?」ガーン
結衣「(・・・やっぱりこのメンバーといると落ち着くな・・・)」
結衣「(こんな楽しい日々にもいつか終わりが来るのかな・・・)」
結衣「(・・・終わるわけないんだ、地球もこの日常も)」
京子「・・・そうだろ結衣ー」
結衣「・・・・・・え?あ・・・うん」
ちなつ「なっ・・・結衣先輩ぃぃ!!嘘だと言ってくださいぃぃぃぃぃぃ!!」ユサユサ
結衣「え!?えぇ!?」
あかり「・・・・・・」アッカリーン
本当におわり
大変時間がかかってしまった
保留とかマジで助かった
こんな駄文につきあってくれてありがとう
やっぱり最後のシメ書くのは苦手だw
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