森夏「凸守をなぐさめてあげるわ」(99)
11-12話期間
森夏(中防、泣いていたな…)
森夏(なんとか慰めてあげられないかしら)
森夏(そうだ.モリサマーのブログを復活させれば…
でも、黒歴史をほじくり返すのは…ちょっと)
森夏(あーーっもうっめんどくさいわね。とりあえずやってみるわ!!)
森夏(そういえば全部消しちゃったんだっけ…)カタカタ
森夏(うーん。使いたくないけどこの封印のUSBをつかうか…)
森夏(今見るとはずかしいな…。)カタカタ
森夏(とりあえず、こんな感じでいいかしら)
精霊巫女モリサマー
~選ばれし物よ。集まれ~
宿命を背負った者たちよ
苦悩し時、我を求めよ
森夏(とりあえず、あとは過去の日記とコメント欄だけでいいかしら)カタカタ
次の日 朝
森夏(うーん。あまり寝れなかったけど、用意できたわね)
森夏(あとは、このページのURLを書いた手紙を蝋で閉じてと…)
森夏(よしっ!!できわー!!)
朝 登校時
森夏(で、問題はいつ渡すかなんだけど…凸守はいつもここを通るはず…)
森夏(全然来ないわね…。もしかして今日に限って別の道??)
凸守「どうしたんですか??先輩っ??」ゴツンッ
森夏「いたっ…。って、あんたもしかして!!中坊!!」
俺「来たデ~ス^^」
凸守「わぁ…///直人来たデ~ス…///」ギュッ
凸守「そうですよ。先輩っ」
森夏「ちょ、ちょっとアンタどうしちゃったのよ。頭大丈夫ー??」ポンポン
凸守「そんな~。叩かないでくさいよ。先輩っ
いや~。ちょっと色々考えちゃって…」
森夏「そ、そうか。でも、ちょっといきなりすぎるでしょっ」
凸守「すいません。先輩っ。覚悟が出来たらとりあえず行動かなっと思って」
森夏(こりゃ、重症だわ…)
凸守「それよりどうしたんですか??先輩??」
森夏「ちょ、ちょっと普通に登校してただけよっ」
凸守「でも、先輩の家逆の方ですよね」
森夏「えーと、実は…」(私としたことが…)
森夏「これを貴女に渡すようにいわれたの」
凸守「誰からですか??」
森夏「うーん。知らない女の人。すごくキレいな人だったわね」
凸守「ってこれ蝋でとめてますよ。アラアラ、恥ずかしい」プークスクス
森夏「って、調子に乗るな」コツンッ
凸守「痛~。どうして先輩が殴るんですか??」
森夏「なんかムカついたからよっ。はー。じゃあ私はもう行くわね」テクテク
凸守「待ってください。一緒に行きましょう。先輩っ」
森夏「もー、いちいちそのしゃべり方調子崩れるわねー」テクテク ゴツン
凸守「一発は一発です」タッタッタ
森夏「ってあんた調子のりすぎよっ!!」タッタッタ
休み時間
森夏(今日は小鳥遊さん休みかー。大丈夫かしら。あの子も富樫くんも)
森夏(そういえば…。中坊…手紙見たかしら…。ちょっとブログ見てみよ)カチカチ
森夏(来てないみたいね…。そういえば、富樫君も一色もいないけど部室かしら)
森夏(暇だし、ちょっと演劇部見学してこようかしらー)テクテク
放課後
凸守(やはり邪王真眼はかっこいいデス)
凸守(いやいや、そんなことは考えてはいけません)
凸守(でも、かっこいいデスっ!!)
凸守(はっ、そういえば今日もらった手紙…)ゴソゴソ
凸守(宛名は書いてないみたいですね)
凸守(開けてみましょう)ビリビリ
凸守「こっこれは!!モリサマーからの手紙デス!!」
親愛なる凸守様へ
もし、何か悩みを抱えているのならここへきてください。
URL:www×××××××××××××××
精霊巫女モリサマーより
凸守「とりあえず、このサイトに行ってみるデス!!」カチカチ
凸守「この日記間違いないデス!!」パァ
凸守「マビノギオンとも一致するデッス!!」パァ
凸守「モリサマーが復活したデス!!」
凸守「さっそく、コメントしてみるデス!!」
放課後・帰宅中
森夏(部室の掃除してたら遅くなっちゃったなー)
森夏(なんだか部活がなくなっちゃうなんて寂しいわね)
森夏(富樫君と小鳥遊さん、大丈夫かな…。まあ、どちらかが素直になればいいんだけど…)
森夏(あっそういえば、凸守の奴。サイトに来たかしら)カチカチ
森夏(あっ!!書き込んである!!)
サーヴァント『モリサマー様。お久しぶりです』」
森夏(ネットだと敬語なのね)
森夏(書き込みしときましょう)カチカチ
モリサマー『お久しぶりね。ところで、あなた悩んでいるでしょ??』
凸守家
凸守(返事まだデスか…。きっとモリサマーの忙しいのデッス)カチカチ
凸守「おお!!返信来たデッス!!」
凸守「しかも、私の心を読んでるデスッ。これは正直に書くべきデッス」カチカチ
サーヴァント『さすがモリサマー様。なんでもわかっているんデスね。
実は私、人間関係で悩んでいるんデス』
凸守(これでよしっデス)
凸守(もう返信来たデス)
モリサマー『それはあなたのマスターが邪王神眼をやめてしまったことですか??』
凸守(さすがモリサマーデス!!なんでも知っているデス!!)
凸守(これは全部話してみるしかないデス!?)
丹生谷家
森夏(返事が遅いわね。食事でもしているのかしら
家についちゃったじゃない)
森夏(あっ!!来たと思ったら、えらい長文ね)
サーヴァント『私のマスターが異性と仲良くなり、相手をしてくれなったデス。
以前はサーヴァントと呼んでいてくれたのに、最近は本名で呼ぶようになったデス
何度も仲良くなるようにコミュニケーションを取ったのデスが、全然相手をしてくれないデス。
色々私自信悩んだのですが、マスターの幸せを考えると、マスターから手を引くことにしたデス。』
森夏(小鳥遊さんのことね。とりあえず…)カタカタ
モリサマー『彼女たちにもきっと色々と深い事情があるのでしょう。
今は下手なイメージチェンジをやめるべきです』
凸守家
凸守「はっ!!そんなことまでモリサマーはお見通デッス!!さすがデッス!!」カタカタ
サーヴァント『自分はどうするべきなんでしょうか?』
モリサマー『最低限、いきなり変わることはないと思います。
周りの人もびっくりしていたでしょ』
凸守「確かに…。みんな引いていたデス…」
モリサマー『マスターも色々大変なんだと思います。
いつかあなたの好きなマスターが戻ってきたとき
いつもの貴方じゃなかったら嫌でしょ』
凸守「さすがモリサマーデス!!説得力あるデス!!」カタカタ
丹生谷家
森夏(はー、とりあえずひと段落かしら、どう伝わっているかわからないけど
私に言えるのはこれくらいね)
サーヴァント『さすがモリサマーデス!!ありがたいお言葉ありがとうデス』
サーヴァント『ちなみに、消えていた期間は何をなさっていたのデスか?』
森夏(暇だし、雑談に付き合ってやるか…)カタカタ
モリサマー『私の力を狙う悪しき結社から逃げていました』
サーヴァント『それは大変デス!!無事なのですか??』
森夏(くいついてくるわね)クスクス
モリサマー『残念ながら無事とは言えないわ。実は私の半分魔力が奪われてしまったの…』
凸守家
凸守「大変デス!!」カタカタ
凸守「久しぶりにこういう会話するの楽しいデス!!」カタカタ
サーヴァント『大丈夫なんデスか!?私も加勢するデス!!』
森夏家
森夏(久しぶりに設定を考えるの楽しいわね)カタカタ
モリサマー『この問題は私の問題よ。誰かを巻き込むわけにはいかないわ』
ネット上
サーヴァント『しかし、モリサマー一人では!!』
モリサマー『魔力が半分奪われようと、私がモリサマーであることは変わりない!!』
サーヴァント『せめて、このニュルニュルハンマーを!!』
モリサマー『その魔導具。よく手入れをしているな…』
サーヴァント『はい。モリサマーに言われた通り、魔導石を使って毎日手入れをしました』
モリサマー『しかし、私レベルになると魔導具など必要ないのよ』
サーヴァント「そ、そんな無茶な魔導具なし無理デス…」
モリサマー「私の愛属性の力がすべての攻撃を無力化できるの」ドンッ
サーヴァント「さ、さすが…。モリサマーデス!!」
凸守「さすが、モリサマーです!!」キラキラ
森夏「あー恥かしい…。でも、楽しいわー」ニコニコ
深夜
森夏(こんな時間まで盛り上がっちゃったな。中二病会話)カタカタ クスクス
携帯 プルプルプル
森夏「あっ電話か…。誰からだろ。一色からか…」
一色「あっもしもし、今さー。富樫が自転車を借りに来たんだけど・・・・」
一色「どうやら小鳥遊さんの実家に向かったみたいなんだよ!!どうする??」
森夏「えっー!!。てか、どうして私に電話するわけ!?」
一色「いやー。こういうとき一番頼りになるのは丹生谷かなって…」
森夏「ハァー。とりあえず、一色うちは今から車出せる??
うちはちょっと親が今いないから無理みたい」
一色「俺うちもちょっと無理だなー」
森夏「わかったわ。とりあえず、他の人に頼んでみるわ」プチッ
森夏「とりあえず、くみんさんに電話してみようかしら…」テュルルル
森夏「あっもしもし」
くみん「誰だ!!私の眠りを妨げたのは…」
森夏「えっ!!」(富樫君が話していたな。くみん先輩が中二病に感染したって)
森夏「富樫君が小鳥遊さんの実家に自転車に向かったみたいなの??」
森夏「あっそういえば、くみん先輩の家って富樫君通るかも!!」
くみん「少し用事ができたみたいだ。さらば」プチッ
森夏「ってなんなのよー!!」
森夏(困ったわね…。どうしよう…。富樫君心配ね…)
森夏(凸守に頼もうかしら…。うーん頼むのダサイ気がするし…
何より言う事きいてくれない気がするし…)
森夏(そうだ!!モリサマーが頼めばいいのよ!!)
モリサマー『私から少しお願いがあるのですが…
突然ですが、あなたのマスターが今ピンチの様です』
凸守家
凸守「モリサマーからまさかのヘルプデス!!しかも、マスターがピンチデス!!」
凸守「ここはサーヴァントである私が動かなければいけないデス!!」カタカタ
サーヴェント『モリサマーとマスターの力になれるならなんでもするデス
具体的には何をすればいいデスか??』
モリサマー『○×○×―○×
とりあえず、車でここまで来てほしい
そこに私の知り合いがいるからその人から詳しく聞いてください』
サーヴァント『今すぐ行くデス!!』
凸守『執事さん。ちょっと行きたいところあるから運転してくれませんか?』シュン
執事「はい、お嬢様のお願いであれば喜んで」
丹生谷
森夏(あんな簡単に引き受けたけど来てくれるかしら…)
森夏(まあ、来なかったら仕方ないわよね。別の方法考えるか…)
森夏(わっ。高そうな車ねー)
車が止まる
凸守「たしか、モリサマーが指定場所のはずデス!」
森夏「」
凸守「って!!なんで、偽モリサマーがこんなところにいるデスか!!」
森夏「あれっ。偶然ね。私、モリサマーさんにここに来るように頼まれたの…」
凸守「ぐっ…。仕方がないデス…」シュン
森夏「とりあえず、モリサマーからの伝言なんだけど…
一色君とくみん先輩をつれて、小鳥遊さんの実家までいきなさい
っだ。そうよ」
凸守「命令されるのはいやデスが、執事頼むデス!!」
>>67間違った。
凸守「モリサマーの知り合いっていうのは偽モリサマーだったんデスか!!」
森夏「そうみたいね。とりあえず、モリサマーからの伝言を伝えるわ…」
凸守「いやです!!偽モリサマーのいうことなんて聞かないです!!」
森夏「そう…。じゃあモリサマーに報告しちゃおうかしら」シュン
凸守「ぐっ…。仕方がないデス…」シュン
森夏「とりあえず、モリサマーからの伝言なんだけど…
一色君とくみん先輩をつれて、小鳥遊さんの実家までいきなさい
っだ。そうよ」
凸守「命令されるのはいやデスが、執事頼むデス!!」
次の日・夜
森夏(はー、昨日は色々大変だったな…。でもよかった。よかった。)
森夏(富樫君はもっと大変だったみたいだけど…。まあ仕方がないわね。
小鳥遊さんの親族全員敵まわしたようなもんだけど…ま、大丈夫でしょ)
森夏(はっ!!そういえばもう中坊も元気になったし、ブログ閉鎖しないとね。
たった1日だけだけど…。楽しかったわ)
サーヴァント『モリサマーありがとうデス。おかげでマスターを救えたデス!!』
森夏(とりあえず、これは閉鎖しないと…。最後のコメントを)
モリサマー『よくがんばりました…。私は何もしていません。
勝ち取ったのはあなたです。
私はまた闇の結社に目を付けられたのでここを去ります…』
次の日 朝
凸守家
凸守「昨日は疲れて熟睡してしまったデス…」
凸守「ブログをチェックしないといけないデス」
凸守「また、いなくなっちゃうデスか!!」カチカチ
サーヴァント『待つデス。もっとたくさんモリサマーと話したいデス』
丹生谷家
森夏(とりあえず…ブログはチェックしなくていっか。はいっ閉鎖ー)カタカタ
学校・休み時間
森夏(ちょっと、心配だから…。中坊の様子見にいこうかしら)テクテク
中等部
凸守「ううっ。朝まで…朝まであったんデッスよ…」ポロポロ
モブ「わかったから…。凸守さん、泣かないで…」
凸守「だって…ホントにブログがあったんでデス」ポロポロ
森夏(あっちゃー。めちゃくちゃ泣いているじゃない…どうしよう…)
凸守「偽モリサマーはずるいデス。自分だけモリサマーに会って、羨ましいデス」ポロポロ
森夏「モリサマーさんだって凸守に会いたがってわ」(本人なんだけどな…)
凸守「うぅぅ…」ポロポロ
森夏「もう一日中泣いたんでしょ。制服ベチョベチョじゃない」
森夏「そうね…。とりあえず…銭湯いきましょう!!」
銭湯 女湯
凸守「うぅぅ。なんで銭湯につれてきたデスか??」グスン
森夏「泣きたいときは、涙を水に流すのが一番なのよ
それと温かいお湯に浸かると心が落ち着くでしょ」
凸守「そうかもデス…」
森夏「ずっと気になっていたんだけど、アンタって、
なんでそんなにモリサマーに憧れてるわけ?」
凸守「・・・・・・・・」グスッ
森夏「話したくないならいいわよ…話さなくても…」
凸守「・・・・・・・・」
森夏「あーっもうっ!!こういう沈黙苦手なのよっ!背中洗い流してあげるわよっ!!」
凸守「いいデス!!恥ずかしいデス!!」
森夏「ほらほら、遠慮しないで~」ウフフフ
凸守「背中ぐらい、自分で洗えるデス!!」プンッ
森夏「はいはい、その勢いよ」(ちょっとは元気になってくれたかな…。元々は私のせいだし…)
着替え室
森夏「ほらっちゃんと頭ふきなさいよ」ゴシゴシ
凸守「いーデス!!。大丈夫デス!!」
森夏「大丈夫じゃないでしょ。風邪ひくわよ!!」ゴシゴシ
凸守「わかったデス!!自分でするデス!!」ゴシゴシ
森夏「よくふけたわね。ご褒美に牛乳買ってあげる…。
って、アンタ牛乳嫌いなんだっけ」
凸守「ソーダでいいデス」
森夏「はいはい、ソーダね」
凸守「つまらないダジャレデス!!」プークスクス
森夏「言わせたのはアンタでしょ」コツン
凸守「痛いデス!!。この偽もりさまー!!」
森夏「もりさまっいうなっ!!。はい、ソーダよ」
凸守「魔力の補給にはこれが一番デスッ」 ゴクゴク
森夏「そうそう、アンタちゃんと小鳥遊さんと最近交流してる??」
凸守「って、何を言うんデス!!あたりまえデス!!」
森夏「アンタ、最近、うちのクラスに一度も来てないわよね」
凸守「そ、それはデスね…」アセアセ
森夏「いるのよねー。一度話さなくなると、
仲直りするタイミング見つけられなくなるひとって…」
森夏「とりあえず、今ちょっと小鳥遊さんにメール送ってもらえるかしら」フフフ
凸守「ふっふっふっふ、それぐらい簡単に出来るデス!!」カチカチ
森夏「……ぜんぜん、送信出来てないじゃないの」
凸守「おかしいデス!!ボタンが押せないデス!!はっ!!これは管理局の攻撃デス!!」
森夏「はいはい、ちょっとかして」
凸守「うー。返すデス!!」アセアセ
森夏「文章は悪くないわね。これが…。こうだから…。これが送信ボタンね
はいっ、送信しちゃった」カチカチ
凸守「なんデスとーーーっ!!これで返信来なかったらどうするんデス!!」
森夏「大丈夫よ。返信ぐらいちゃんと来るわよ」
凸守携帯 ヴゥーヴゥー
凸守「わぁ!!ほんとに返信が帰ってきたデス!!」パァ
森夏「ほらねっ。ちゃんと返信が来たでしょ」
凸守「ありがとうデス!!ホントにありがとうデス!!」
森夏「もーっと、崇めてもいいのよ」フフ
凸守「はっ、そ、そんな調子のるなデス!!」アセアセ
森夏「一回メールしちゃえば、メールしにくいってことはもうないと思うわ」クスクフ
凸守「マスターとまたメールできるデス!!よかったデス!!」
凸守「さっそくメールするデス」カチカチ
森夏(これでもうモリサマーなしでも大丈夫でしょ)
次の日・校内
森夏(昨日は凸守とうまく付き合えたし…。
なんかこれからうまく付き合えるような気がするわね)テクテク
森夏(私ももっと彼女にやさしく接してあげよう)テクテク
森夏「あっ」ッガク
凸守「プークック。油断するなデスよ。偽モリサマー」
森夏「このクソ中坊がああぁぁーーーー」
終わり
あとがき
書き込みくれたみなさま。ありがとうございました。
これからモリサマーを見れない日が続くと思うと悲しいです。
じゃあ、私はLiteの6話見てから寝ます。おやすみ
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