小鞠「あの…蛍、今何て…?」
蛍「え?何か言いましたか、私?」
小鞠「ううん、私の聞き間違いかも…」
小鞠(そうだよね。蛍があんな事言うわけが…)
蛍「センパイの部屋で二人きりなのに退屈です。はぁ…センパイと粘膜を擦り付け合うような激しい愛を交わしたいです…」
小鞠「なっ、ななな、何言ってんの蛍///」
蛍「え?何も言ってませんけど…?さっきからどうしたんですかセンパイ?」
小鞠「え…。そ、そうだよね…。ごめん蛍…」
蛍「ふふっ、変なセンパイ」
小鞠(どういう事…?蛍の顔は平静そのものだし、やっぱり私の幻聴…?でも、確かに私は蛍の声が聞こえた…と思うんだけど…)
蛍「喉が渇いたな…。でも、センパイに言うのははばかられるし…」
小鞠「!?」
小鞠(今、蛍の口が動いてなかった…!も、もしかして私は人の心が読めるんじゃ…!?)
小鞠「ね、ねえ蛍?」
蛍「どうかしましたか、センパイ?」
小鞠「もしかして喉渇いてたりしない?私も喉渇いてたから、よかったらついでに何か飲み物とってくるけど」
蛍「わぁ、いいんですか?丁度喉が乾いてたんです」
小鞠(や、やっぱり…。私はエスパー能力に目覚めたんだ…。あわわ…、ど、どうしよう…)
宮迫「いや、ちょ、おまアカンて!嫁も子供もおんねん!」
蛍原「ええやん別に。松本さんの胸で抱かれたいわー言うてたやん」
宮迫「いやホンマにアカンねん、ちょっ兄さんあきまへんて・・・!あっ・・・!」
松本「おぉ~ものごっつい締まるわーものごっつい締まる!」
宮迫「なんで2回言うたんですか・・・ちょっとホンマに先輩やけどホンマに怒りますよ!」
小鞠(とりあえず、誰にも感付かれないようにしなきゃ…。自然に…自然に…)
小鞠「それじゃちょっと待ってて。何か飲み物用意してくるから」
蛍「はい」
小鞠(えっと、飲み物は…。あった、お客様用のこれを…)
小鞠「お待たせ。アイスティーしかなかったけどいいかな」
蛍「はい、ありがとうございますセンパイ」
蛍「ちゅうちゅう」
小鞠(一見蛍は何も考えずにアイスティーを飲んでいるように見えるけど、きっと脳内ではエッチな事考えてるんだ、きっと…///)
小鞠(さっき聞こえたのが蛍の心の声だとすると、蛍は私の事を好き…って事だよね…///)
小鞠(この辺じゃ男の子なんていないし、女の子同士もアリなのかな…?いやいやいや、やっぱりおかしい、そんなの!)
小鞠(でも、蛍は可愛いし、私も憧れてるとこあるけど…)
蛍「あの、難しい顔してどうしたんですかセンパイ?」スッ
小鞠「ひゃぁっ!?か、顔が近いよ蛍///」
蛍「すみません、驚かせるつもりはなかったんです。ただ、センパイが何か難しい顔で悩んでいるように見えましたので…」
小鞠「そ、そっか、心配してくれたのね。ありがと」
蛍「いえ、そんな…」
蛍「はぁ…私にもう少し勇気があればセンパイをあのまま押し倒してキスでもしてるんですが…」
小鞠「ふぇぇ…///」
蛍「ど、どうしたんですか、センパイ?」
小鞠「な、何でもない!何でもないってば!」ガバッ
小鞠(恥ずかし過ぎて思わず布団をかぶっちゃった…)
小鞠(ほ、蛍、私とキスしたいって思ってるんだ…///)
小鞠(エッチ…///)
小鞠(そういえば、最初蛍の心が聞こえたとき、レズセックスって聞こえたけどあれはどういう意味の言葉だったんだろう?)
小鞠(粘膜を擦り付け合うように激しい愛を交わすっていうのは、大人のキスの事だよね…)
小鞠(やっぱり蛍は私とエッチな事したいんだ…///)
小鞠(で、でも、ちゅーなんかしたら赤ちゃんができちゃうよ…)
小鞠(だからごめん、蛍の気持ちには応えられない…)
蛍「センパイ、深刻な顔してどうしたんですか?」
小鞠「蛍…」
小鞠「あの…、蛍さ…、もしかして私の事好きだったりするの…かな…なんて…///」
蛍「えぇぇ、い、いきなりどうしてそんな…///」
小鞠(やっぱりこの反応…。蛍は私の事が好きなんだ!ちゅーしたいと思ってるんだ!)
小鞠「違うの?そうなの?どっち!」
蛍「えっと…はい、好きです…///」
小鞠「す、好き…私の事が…///」
蛍「は、はい…///」
小鞠(あわわ…やっぱり私の超能力は本物だったんだ…。ど、どうしよう、蛍はほんとに私のこと好きなんだ…)
蛍「センパイはどう思ってるんですか…?」
小鞠「えっ…?」
蛍「私の事、好き…ですか…///」
小鞠(私は蛍のこと…どう思ってるんだろう…)
小鞠(可愛い後輩だとは思ってる…)
小鞠(私よりたまにお姉さんっぽいとこあるし、背も胸も大きい…)
小鞠(私のなりたい自分、憧れそのものだ…)
小鞠(料理もできるし、気も利く、優しい…)
小鞠(あれ…?もしかして私、蛍の事…)
蛍「嘘っ、そんな、嬉しいです…///」
小鞠「えっ?えっ?どういう事!?」
蛍「今、センパイも私の事が好きって…そう言ってくれたじゃないですか♪」
小鞠「う、嘘っ…!?私、そんなこと言って…」
蛍「しょんな…私は確かに聞いたのにぃ…」ウルッ
小鞠「!?」
小鞠(もしかして、蛍も私みたいに相手の心の声が…!?)
小鞠(だとしたら、私は知らないうちに蛍の事が好き…になってたって事…?)
小鞠「い、言った…。確かに言った、うん。言った言った」
蛍「えへへ…じゃあ、両想いですね、センパイ♪」
小鞠「そ、そうなるのかな…///」
蛍「えへへ、二人きりですね、センパイ…///」
小鞠「そ、そだね…。あはは…///」
小鞠(ど、どうしよう、蛍の顔が恥ずかしくてまともに見れない…)
蛍「キス…しませんか…?」
小鞠「ふぇぇ、だ、ダメだよそんな///」
小鞠「私たちまだ子供だし、赤ちゃんできちゃったらどうするの!?」
蛍「な、何言ってるんですかセンパイ///」
蛍「き、キスだなんてエッチです…///」
蛍「も、もしかして、センパイ、したいんですか…?」
蛍「キス…///」
小鞠「あ…」
小鞠(も、もしかして私はまた蛍の心の声を勝手に聞いて勘違いしたんじゃ…)
小鞠(は、恥ずかしいよー。そうだよね、考えてみれば、お互いの気持ちを確認しあってすぐにキスだなんて…///)
蛍「センパイとなら…いいですよ…///」
小鞠(わわっ、余計な事考えてたから、今のが心の声なのか蛍のの声なのかわかんなかった)
蛍「……///」
小鞠(で、でも、目を閉じてる…。これはちゅーされるのを待ってる顔だ…)
小鞠(ど、どうしよう、ちゅーなんかしたら赤ちゃんができちゃう…)
小鞠「うぅ…///」
チュッ
蛍「……ほっぺに、ですか?」
小鞠「だ、だって、赤ちゃんできちゃうといけないし…///」
蛍「それじゃあ、赤ちゃんのできないキス以外のことしましょうか」
小鞠「ふぇっ?」
┌────┐
│ こ│
│ 滅 の│
│ セ 茶 あ│
│ ク 茶 │
│ ス │
│ し │
│ た │
└────┘
蛍(えへへ、腹話術習っておいてよかった~。センパイ可愛い♪)
/⌒\
(;;;______,,,)
丿 !
すみません、最後に完って入れるはずが誤字ってキノコのAAになってしまいました
なのでこのスレはこのまま落として下さい
すみませんでした
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