モバP「時の卵?」 (83)

モバP「ただいま戻りました…ってなんですかこの騒ぎは?」

ちひろ「お疲れ様です。どうやら晶葉ちゃんが新しい発明品の御披露目をするみたいですよ」

P「すごいなあいつは…」

ちひろ「カフェテリアで大々的に行うみたいですから見ていってあげたら如何ですか?」

P「はい、そうさせてもらいます…あ、スタドリを一本お願いします」

ちひろ「まいど」

---
P「おっ、丁度始まったところか」

晶葉「これが新発明したテレポットだ!左のポットに置いたものが右のポットに移動する…要は瞬間移動ができる機械だ!…どうだ、誰か体験してみたい者はいるか?」

裕子「はいっ!サイキックアイドルユッコ、サイキックテレポートをやってみたいです!」

晶葉「よし、では左のポットに立っていてくれ…ではいくぞ!」

バシュン

裕子「ほへ?」

晶葉「無事成功のようだな」

裕子「えっ、いつの間に…」

卯月「ゆ、裕子ちゃん、どんなカンジだった?」   

裕子「知らない内にテレポートしてて…はっ!サイキックテレポートをマスターしてたんですね!?」


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P(裕子の他に眼鏡やらパンやらドーナツやらウサミン星人やらをとばしたがいずれも成功した。流石は晶葉といったところか)


晶葉「では次に誰か体験してみたい者は?勿論物でもいいぞ」

蘭子「ふむ…時空断層の不連続点の探知か…面白い、興が乗ったぞ(テレポートなんて夢のようですね!私、体験してみたいです!)」

晶葉「おっ、蘭子か。では左のポットに乗ってくれ」

蘭子「ふっ…他愛なし(わかりました!)」

晶葉「ではいくぞ!」

バチバチバチ

蘭子「えっ?ペンダントが!?」 ポロッ

バシュン

………

仁奈「蘭子おねーさんがでてこねーやがりますよ?」

晶葉「…」

みく「晶葉チャン?」

晶葉「あ、ああ…実は最後にサプライズでな蘭子の次のロケ先にとばしたんだ…これからそれの確認もしなくてはな、今日はこれまでだ。…後助手よ、このあと手伝ってくれないか?」



P「どういうことだ晶葉…蘭子にはロケの予定なんかないはずだ」

晶葉「すまない。完全に私のミスだ…蘭子の行方は解らない…」

P「本当か…?」

晶葉「実はあの時、私にも予測出来なかった誤作動が起きていた…エネルギー出力が限界を遥かに超え…結果放電現象とともに蘭子が消えた…」

P「他のものではそんなことはおきていなかったしな…」

晶葉「そうだ、蘭子のときのみあのような現象が起きていた…蘭子が影響をあたえる何かをしたと考えてられるのだが…すまない。」

P「…まずは蘭子の安否を確認すべきだ。なにか方法はないのか?」

晶葉「GPSなどを試したが反応無し…本来であればポット間を移動出来るほどのエネルギーしかだしていなかったのだが…あの時の状況を考えるとどこに飛ばされていてもおかしくない…他にも手当たり次第に試してみる」

P「頼んだぞ」
 (しかし何故蘭子の時にだけあの現象が起きた…?ウサミン星人というUMAも問題無く成功していた…ということはやはり蘭子の実験中になにかあったとみるべきか?)

蘭子『えっ?ペンダントが!?』ポロッ

P(…そういえばペンダントがと呟いていたような…あった!蘭子のペンダントが落ちている!)

P「晶葉!これは」

晶葉「蘭子のペンダントか?…っ!?ちょっと貸してくれ!………もしや!」

晶葉「やはり…このペンダントが反応して時空に乱れが生じている…」

P「つまりこのペンダントを持っていればテレポットで蘭子と同じ場所に飛べるということか!?」

晶葉「可能性としてはありえる…」

P「…よし、晶葉やってくれ」

晶葉「何を言っているんだ!?どこにとばされるかも解らないのだぞ?それに帰ってこれるかもわからない」

P「それでも少しでも可能性があるのなら試してみるしかない…俺の大事なアイドルだ。プロデューサーとして早く助けてやらないとな」

晶葉「本当にすまない。こちらでも解析出来次第すぐ救助にむかう…あとこれは通信機だ。跳んださきが地球上なら回線がつながるはずだ」

P「わかった。こっちは俺に任せろ」

晶葉「本当にすまない。頼んだぞ助手よ!」

バチバチバチ 
バシュン

P「ぶべっ!?」

「うお!?人間がクローゼットからでてきた!?」

「またか…ウチのクローゼットはどうなってるんだか…」

P(ここは…建物、民家のなか?通信機は…通じない…)

「そこのあんちゃん、ボーッとしてないでこっちきたらどう?」

P「あっ!スイマセン!私CGプロのプロデューサーをやっているものでして決して怪しいものでは…!?」

「まぁ最近変な来客も多いし、別に気にしないけど…」

P(目の前にはおよそ三等身ほどの生物がこちらに向けて話しかけてきている…まさに子鬼といった感じか?…まさかと思うが本当に地球外にきてしまったのか?)

「僕らを見るなり固まっちゃったよこの人間」

「まぁ魔族を見慣れてないんだろうな…この間きたツンツン頭や魔王様のほうが特殊なだけなんだろうさ」

P(言葉は何故か通じるみたいだ。それに相手から敵対心も感じない…ここはひとまず穏便にここから立ち去るのみ!)

P「突然の訪問誠に失礼いたしました!このことは改めて謝罪に参りますので…失礼いたしました」

「いやいや、そんな気にしなくても」
 
「それよりアンタ、今は外に出ない方がいいよ」

P「な、何故でしょうか…?」

「魔王様が再臨なさって村の反人間派…ほぼ全員だが、妙に活気づいてる…今人間が外にでたらどうなるかわかったもんじゃない」

P「あなたがたは…」

「俺らは人間に対してなんの確執も持ってないよ。たまにボッシュのじいさんにお世話になることもあるしな」



P(そのまま民家に匿ってもらい様々な情報を得ることができた。
・この世界には人間のほかに魔族という種族がいること
・ここメディーナ村は過去に人間との戦争に敗れた魔族たちの集落であること
・なぜかクローゼットから色んなものが出てくるようになったこと(俺もそこから出て来たらしい)
・最近、メディーナ村にブリュンヒルデとなのる覚醒魔王が再臨したということ
などなどである)

「魔王様の人気は凄いみたいなんだよね」

「呪詛の言葉や歌、ダンスで一躍この村を掌握されたからな」

P(その魔王様とやらは多分蘭子だろうな。早速発見できそうなのはよかったが…何やってんだよ蘭子…)

ミミミン!ミミミン!ウーサミン!ミミミン!ミミミン!ウーサミン!

P「うおっ!?なんだ…晶葉にもらった通信機から?…失礼。もしもし晶葉か?」

晶葉『どうやら無事みたいだな助手よ…ひとまず安心だ。一週間も解析に手間取ってしまって申し訳なかった…しかしなにが起きたか判明したぞ』

P「一週間?俺がここについてから数時間しか起ってないと思うが」

晶葉『それについても説明しよう。まず君がいる世界は我々の世界とは異なっている。ペンダントのある種の鉱石が時空と空間の乱れを生み出し、それをテレポットが増幅し門のような穴~ゲート~を生み出し世界と世界をつなげたようだ。
おそらく時間の違いはそのゲートの影響によるものだろうな』

P「細かいことはよくわからんが…俺は帰れるのか?」

晶葉『そこは問題ない。この通信もゲートを介して行っているし、短時間であればゲートを安定して開くこともできるはずだ』

P「そうか、安心したよ。蘭子にかんしてだが…まだ確認はしていないが見つかりそうだ」

晶葉『本当か!?』

P「まぁなんとかなりそうだ」

晶葉『何もかもすまない…もし戻る時はそちらにでたポイントのそばで連絡をしてもらえればこちらからゲートを出現させられるはずだ…よろしく頼む』

P「おう、任せておけ」

P(よし…帰還の心配はなさそうだ。後は蘭子を見つけだすのみ)

P「あの、魔王様とやらはどこにいらっしゃるかわかりますか?」

「あー…もうすぐ広場で魔王様の演説が始まる頃だからな、今は広場で待機中だと思うが」

P「ありがとうございます!では本当にお世話になりました」

「もしかしてあんちゃん広場に行く気?どうなってもしらないよ?」

「先程の会話が耳に入ってきたがアンタは元の場所に帰れるんだろ。下手なことしないで帰ったほうがいいんじゃないか?」

P「なかなかそういうわけにもいかないもので…約束したもので、必ず大事な人をつれてかえると…」

「…ま、アンタの好きにすればいい。帰るポイントはウチのクローゼットなんだろ。待っててやるからいってくればいいさ。広場は家をでてすぐそこだ」

P「ありがとうございます!ではまた!」

P(さて…広場は本当に目の前でなにやら野外ライブのセットのようなものが出来てるな…人に見つかったらイカンらしいしここは…はあっ!) 

光『説明しよう!プロデューサーはスカウトに励むあまりに己の煩悩を消し去ることによりほぼ完璧なステルス性能をもつことが出来るようになったのだ!これによって女子高からプールまでどこにでも潜入する事が可能なのだ!勿論煩悩は消えているから女の子に手を出すことはない!安心だな!』

P(通信機から光の声がしたような…まあいいとにかく広場に行ってみよう)

---
「「「魔王様!魔王様!」」」

P(凄い熱気だ…なんか王に対する忠誠を示すための決起集会というより…)

ビネガー「貴様ら!漆黒のペンライトの準備は万全か!?パフォーマンスは頭に…いや身体にたたきこんだか!?」

「「「押忍!!」」」

ビネガー「今まで我が一族こそが魔族の指導者となるべきだと考えていたがそれは大きな間違いであった!魔王ブリュンヒルデ様こそ魔族のなかの王!皆のもの忠誠を誓うのだ!」

「「「ウオオオオオ!!」」」

P(どうみてもアイドルのライブにしか見えん)

P(とりあえず舞台袖に行ってみるか)

---
P(いた!蘭子だ!周りには…誰もいない。よし!)

P「蘭子!助けにきたぞ!」

蘭子「原初の使い魔よ…闇に飲まれよ!(あっ!プロデューサー、お疲れ様です)」

P「はいはいやみのま…なんだか上機嫌だな、見たところ無事みたいだし。とりあえず大丈夫だったか?」

蘭子「我、時の翼により時空の覇者となりて鍵付衣装箱よりかの約束の血に光臨せしめたり。因果によりて拒絶せしものと結託し約束の地の魔王へと(大変だったんですよ~プンプン、晶葉さんの装置が起動したと思ったらクローゼットのなかに閉じ込められて…そのあとビネガーさんにお世話になって恩返しのためにアイドル活動をやってるんですよ)」

P「…まぁ無事で良かったよ。さあ帰るぞ、皆心配してる」

蘭子「隷よ…刻の刻みを感じよ(…少し待って下さいプロデューサー)」

蘭子「我、漆黒の魔王となりて…この地にて…その…」

蘭子「…帰る前にお世話になったこの人たちに最後にお礼がしたいです。このライブが終わるまで…少し待ってもらえませんか?」

P「…俺としてはとっととつれて帰りたいんだがな…仕方ないか。頑張ってこい!」

蘭子「…!悠久の理よ!我が漆黒の因果、愚民共に威光を示さん!(ありがとうございます!私の持てる力全てでライブをやってきます!)」

ビネガー「貴様ら、魔王様の有り難い御言葉をその頭に叩きこめ!」

ウオオオオオ!ウオオオオオ!

蘭子「煩わしい太陽ね…我の暗黒の旋律、その身に刻め!」

魔王様ー!

蘭子「~~~」

P(…なんだか大きくなったな。この事故もなんだかんだで蘭子の糧になったとおもえば悪くはない…のか)

蘭子「~~!」

………ウオオオオオ!

P(終わった…か。このあとどうやって連れ帰るか…)

蘭子「下僕よ!我、暁の天使となりて蒼空へと帰らん!(みんな~!今までありがとう~!私今日で元の場所に帰ります!)」

ウオオオオオ……おぉぉ?

蘭子「我…ううん、私皆に会えて本当によかったと思う。迎えの人が来てるから…お世話になりました!」

ザワザワ  ザワザワ  魔王様がいなくなる?
  迎えの人?  え?ドッキリ?

「おい!あそこに人間がいるぞ!」

「まさかそいつが魔王様を惑わしたんじゃないか!?」

「殺せ!」

「魔族の敵に死を!」

P「マズい…蘭子の姿に気を取られすぎたか!?…来い蘭子!」

「させるか!魔王様こちらへ!」

「てめっ!このっ!」

「おらっ!」

P(マズい…ここまでの人数…相手に…できん…) 

ビネガー「魔族の敵に死を!」

蘭子「や、やめなさーーーい!!」

!? ザワザワ ザワザワ

蘭子「その者は我が祝福を受けし黒棋士なるぞ!その者に危害を加えようものならば闇の炎に抱かれて消えることになろうぞ!(その人は私の大切な人なんです!乱暴は止めて下さい!)」

P「…ら…蘭子」

蘭子「我は一度地獄に堕ちん。ただし千年の時と共に我、約束の地へと舞い戻らん!(一度皆の所に帰らなくちゃいけないんです…それにここにもまた戻ってきますから)」

ザワザワ ザワザワ

ビネガー「…!皆のものよく聞け!
恐らく魔王様は不完全な状態で復活なされてしまったに違いない!万全をきすために一度休眠する…そういうことですか!?」

蘭子「…そうだ(…はい)」

ビネガー「ここで引き止めるのは得策ではない…そうであろう皆のもの」

…そうだ!そうだ!

ーーー
蘭子「ごめんなさいプロデューサー…大丈夫ですか?私のせいでこんな傷だらけに…」

P「だ、大丈夫だ…このスタドリさえ…飲めば」ゴクッ

ティン 999 トゥルン 99

P「ハッハッハッ完全復活!」

蘭子「!?」

P「さて帰るか!…晶葉か?無事蘭子を連れ戻せた、帰る準備を頼む」

晶葉『さすがは助手だな…本当にありがとう。…ポイントには渦のようなものが発生しているはずだ、そこに飛び込んでくれ』

P「わかった。さ、蘭子帰るぞ」 

蘭子「…了解した(わかりました)」

P「じゃ、スイマセンお邪魔します」

こうして晶葉のテレポット事件は終わりを迎えた。帰った後は蘭子とともに晶葉から猛烈に謝られた。
蘭子も貴重な体験できたと特に気にしていないみたいだし俺も予想もできない事故なうえ、無事終わったことに対して怒る気もなかったわけだが。
戻ってきたら一週間経過しておりその間、俺と蘭子は海外ロケに行っていたということにちひろさんが手をまわしてくれていたようである…そのかわり買え買えオーラを感じるようなそうでないような…

P「ふぅ~…」

ちひろ「どうかしました?」

P「いえ、あれは現実だったのかなってふと思ってしまいまして」

ちひろ「話を聞く限りでは鬼だの悪魔だのまるで夢物語ですからね~…そんな時はエナジードリンク!いかがですか?」

P「…では一本お願いします」

ちひろ「毎度あり!…ところで晶葉ちゃんなんですけどタイムマシンの開発をしているそうですね」

P「あの事件の解析をしているうちにとっかかりが掴めたとかで…さすがは天才ただでは起きませんよ」

幸子「カワイイボクが只今戻りましたよ!」

P「おうおかえり、ロケお疲れさん」

ちひろ「幸子ちゃんお帰りなさい」

幸子「ボクがいなかったからこの事務所もくすぶってたんじゃないですか?」

P「はいはいそうだね」

幸子「もう!プロデューサーにはまだまだボクのかわいさが伝わりきって無いみたいですね」

P「イヤソンナコトハナイヨ」

幸子「もういいです!じゃあ荷物置いてきますね」

ちひろ「ふふっ、相変わらず仲がいいですね」

P「あいつはからかいがいがありますからね」

バチバチバチ バシュン

ちひろ「…?今変な音がしませんでした?」

P「なにか聞き覚えがあるような…」

晶葉「助手よ、大変だ!幸子がテレポットでどこかにワープした!」

P「な、なにーーー!?」

P(どうやら俺の異世界探検はまだおわらないようである)

【蘭子編:現代メディーナ村 完】

ここで一区切り。
こんな感じでクロノ時空に巻き込まれたアイドルを救出するためにPやアイドルたちが冒険していく話を短編形式で書いていこうかなと思います。よろしければお付き合い下さい

【幸子編:?】
P「…またあそこにいくのか?」

晶葉「すまない…ちょっと目をはなした隙に幸子がテレポットを起動させてしまったようだ」

P「まぁいいさ…今度は帰ってこれるってわかってるしな。けどまた魔族の真っ只中にいかんといけないのか…絶対歓迎されないよな」

晶葉「いや今度はあそこではない。同じ時代ではあるが今度は人間の集落のようだ」

P「そりゃ一安心だ…おなじ時代?」

晶葉「そういえばまだ言ってなかったな。どうやらゲートの繋がる先なんだがあの世界には複数あるようなんだ。それも色々な時代様々な場所に繋がっている。」

P「えーと?」

晶葉「今の所3つの時代と繋がっていることが解っている。前回助手が行った我々の世界の文明に最も近い時代を現代とすると…中世と原始時代に繋がるようだ」

P「凄すぎてイメージが湧かないが…幸子が飛んだ先はその現代でいいんだな?」

晶葉「間違いない。ある程度なら場所もこちらから探知も可能だ…全く前回の経験がいきることになるとはな」

P「そこまで解析出来てるなんてさすがは晶葉だな…じゃあぼちぼち行きますかね」

晶葉「今度は普通の人間の街の広場に飛ぶはずだ。ただこちらの世界と文化が違う可能性は高いからなそこは注意してくれ、あとなにかあったらすぐに通信してくれ」

P「ああ、わかったよ…じゃあ行ってくる」

バチバチバチ

みく「Pチャンがテレポートで遊ぼうとしてるにゃ!みくもやるにゃー!」

P「み、みく!?マズイ離れ」

バシュン

晶葉「みくも一緒に…助手がいれば大丈夫…か?」

P「ごふっ」

みく「にゃっ!?」

P「ここは…一応テレポートには成功したみたいだな。やっぱりみくもついてきたか、ポジティブに考えればはぐれなくてよかったと考えるべきか…さて」

晶葉『無事飛べたみたいだな助手よ』

P「ああ、俺は問題ないんだが余計な荷物がだな…あとここについてなにかわかるか?」

晶葉『みくに関しては心配ないだろう、なにせ君がついている。後場所についてだが…そこはガルディア王国のリーネ広場というところのようだ。お祭りが開催されているようで人の出入りは多いみたいだな…幸い幸子の反応もその近辺だ。たまにはみくと一緒に羽をのばしてくるといい』

P「ありがとな晶葉。また何かあったら連絡する…みくほら起きろ!煮干し喰わすぞ!」

みく「お魚はいやにゃ!…あれここは?さっきまで事務所にいたはずなのに」

P「歩きながら説明してやるから、さっさと幸子を探しにいくぞ」

みく「幸子チャンもいるのかにゃ?それよりここはどこにゃのさPチャン…」

ーーー 
みく「ってことは異世界ってことにゃ?ふにゃー蘭子チャンの好きそうな言葉だよね」

P「その蘭子が異世界の初体験者なんだがな」

みく「そうなのにゃ!?」 

ーーー
P「いや~すごい規模のお祭りだな」

みく「すごいにゃ!すごいにゃ!見たことないような出店がいっぱいにゃ!」

P「少し寄っていくか…って待てよ」

みく「なにやってるの?はやくいこうよ」

P「円って使えるのか?異世界なんだよなここ」

みく「あっ…」

ーーー
P「…ダメだった」

みく「仕方ないにゃ。買い物できなくてもこくやってPチャンとぶらぶらできるだけでもみくは満足にゃ」

P「ま、前川ぁあ~」

みく「なんで名字呼びになったのにゃ!?」

「おっそこのお兄さんたち!見かけない顔だけど旅行者かい?どこからきたの?」

P「は、はい僕らえーと…メディーナ村から来たんですよ」

「メディーナ村?聞いたことないけど…まぁいいさそれよりどう、お祭りは楽しんでる?特にシルバーポイント関係がオススメだけど」

みく「しるばーぽいんと?」

「ああ!まだシルバーポイントカードを貰ってないのかい?ということは本当に来たばっかりみたいだね」

「千年祭実行委員として見過ごせないね!じゃあこれをどうぞ、パンフレットと…シルバーポイントカード。これでもっと楽しめるはずさ!」

P「ありがとうございます」

「なにかあったらパンフレットの…ここにきてもらえれば詳しく説明してくれる人がいるから。…お似合いのカップルさんデート楽しんでね」

P「何から何まで…ってデート!?」

みく「そんにゃ~やっぱりそう見えちゃうのにゃ~?照れるのにゃ」

P「みくぅ!?俺とお前はプロデューサーとアイドルであってだな!」

みく「ここって異世界なんでしょ?だったら人の目なんて気にする必要ないにゃあ。だからPチャン~」

P「それもそうだが…あくまでも俺はプロデューサーとして接するからな!」

みく「そんにゃ~…ま、いいにゃ!猫は移り気なのにゃ。それより遊ぼ!」

P「お前は…遊ぶのはいいが幸子捜索が優先だからな」

みく「ラジャーなのにゃ!」


ーーー
P「まずは、貰ったパンフレットを見てみるか…おお!シルバーポイントが換金できるみたいだぞ…法律的にいいのか?…ってここは異世界だったな」

みく「本当に!?それならみんなにお土産買って自慢できるにゃ!早速行くにゃ!」

P「まぁ待て待て、まずはシルバーポイントを稼がにゃいかん。シルバーポイントを貰うには…アトラクションをクリアすればいいみたいだな」

みく「たのしみながらマニーが貰えるなんて夢のようにゃ!」

P「ここから一番近いのはここか?とりあえず行ってみるか」

ーーー
「となりに立ちな 飲み比べ!」

P「はい?」

「よーいどん!!」

みく「Pチャン!早く!早くそのドリンクをのむのにゃ!」

P「よくわからんが任せておけ!ドリンク類のがぶ飲み、早飲みは得意だ!」

みく「おお~すごい…って速すぎにゃい?」

「やったね!!シルバーポイントカードに5ポイントためておくよ!!」

P「…まだまだだな」

みく「Pチャンが漢の顔になってるにゃ…」

P「…あの~このシルバーポイントってなんポイントから換金できるんですか?」

「となりに立ちな 飲み比べ!」

P「え?」

P「俺を倒したければ(ドリンクを)数百倍は用意しておくんだったな」

みく「あんなに飲んで平気なのにゃ?百本以上飲んでたよね?」

P「イベントの時にはもっと飲んでるからな…」

みく「?」

P「いや、何でもない…それよりシルバーポイントが100ポイント貯まったぞ」

みく「お土産にゃ!」

ーーー
「今あなたのシルバーポイントは100てん。
シルバーポイント10Pを50Gにかえるかい?」

みく「はいにゃ」

「まいど。」

みく「シルバーポイント全部をお金に変えてほしいのにゃけれど…」

「今あなたのシルバーポイントは90てん。
シルバーポイント10Pを50Gにかえるかい?」

みく「なんなのにゃ!?」

みく「酷いお役所仕事をみたにゃ…」

P「とりあえず500Gか…多いのか少ないのかよくわからん。もうちょっと他のアトラクションも見てみるか?」

みく「うん!」

ーーー
「正面に立ってボタンを押しな。鐘が鳴ったらポイントゲットだ」

P「ようはパンチングマシーンみたいなもんか。ここは俺に任せておけ!てりゃあ!」

みく「あ~あともうちょっとだったのに…」

P「…おりゃあ!」

P「せりゃあ!」

P「ふんっ!」

みく「だめだめにゃ…ここは諦めて他のところにいこ?」

P「あと少しだから!あと少しだから!ちょりゃあ!」

みく「みくはちょっと周りを見てくるね…」

P「だらっしゃあ!」



ーーー
P「…ハァハァこんの…ちひろがぁああああ!!」

カーン

P「よっしゃあ!!」

「やったね!!シルバーポイントカードに1ポイントためておくよ!!」

P「1…ポイント?」

みく「Pチャン!レースでスイートキャットチャンがかって20ポイント貰ったにゃ!」

P「ははは…よかったな」

ーーー
みく「Pチャン…」

P「どうしたみく?」

みく「糖尿病って知ってる?」

P「ああ、気をつけないといけないな。なにせプロデューサーは身体が資本だからな」

みく「今、お金が65500Gあるけど…」

P「殆ど飲み比べで稼いだもんな!ハッハッハッ!」

みく「やりすぎだにゃ!他にもシルバーポイント貰えるアトラクションはあったでしょ!?あと飲んだ分はその身体のどこに入ってるのにゃ!?」

P「ハッハッハッ!細かいことはきにするな!それにあれが一番効率が良かったんだから仕方ないだろう!」

みく「限度ってものがあるでしょ!?」

P「ハッハッハッ!…おっとみく、ヘッケラーの魔術小屋だってさ。入ってみようぜ!なにせシルバーポイントも金もたんまりだ!」

みく「もう…大丈夫ならいいんだけど。無理はしないでほしいにゃ」

P「勢いで入ってみたけどなんだここは?」

みく「お化け屋敷…というより見せ物小屋っぽいけど。もうなんか始まっちゃってるにゃ」

「ようこそノルシュテイン・ベッケラーの実験小屋へ。今から世にも恐ろしいショーが始まる」

「そんなことはもう聞き飽きてるんですよ!ほら40シルバーポイント!早く始めて下さい!」

みく「この声…それにあの髪ハネ…」

「シルバーポイントカード!いくらはらうかい?」

「40Pって言ってるじゃないですか!」

P「…なにやってんだ?幸子」

幸子「プロデューサーは黙ってて下さい!…プロデューサー?」

P「よう。探したぞ」

P・みく(…すっかり本来の目的を忘れてた)

みく「幸子チャン!みくたち街中探し回ってたんだにゃ!とーーっても心配してたんだよ!(ほんとは遊んでたけどにゃ)」

P「あ、ああ!けど無事見つかって一安心だな!さて帰るぞ幸子!(幸子を探してたってことが今さっきということは黙っておこう)」

幸子「プロデューサーさん、みくさん、ありがとうございます…けどボクはまだ帰れないです!あのドッペル君を手に入れるまでは!」

みく「ドッペル君にゃ?」

幸子「そういえば2人はボクをずっと探してくれてたんですもん、知らないのも当然ですよね…えーっとここではシルバーポイントっていうものを使って景品と交換できる場所なんです!」

P「そ、そうなのか(俺らは殆ど換金してたからな…)」

幸子「そのなかの目玉がドッペル君なんです!自分そっくり、かわいいボクの人形が貰えるんです!けど貰うにはちょっと大変で…」

「分身の真似をしろ!」

幸子「そういえば途中だったのを忘れてました。ちょっと待ってて貰っていいですか?…行きます!」


ーーー
幸子「また…駄目でした」

P「みた感じただドッペル君の真似をするだけみたいだったが…こういったことは表現力レッスンでいつもやってるだろ?」

幸子「それはそうですけど…ポーズをとったときに微動だにしちゃいけないなんて厳しすぎますよ」

P「う~ん…試しに俺が挑戦してみるか。もし俺がクリアしたら幸子の表現力レッスン、増やすからな…ついでにみくも」

みく「なんでだにゃ!?」

P「んじゃ40Pお願いします」

幸子「あれ?プロデューサーさんポイントあるんですか?」

P「まぁ…ちょっとな…」

ドッペル 右手あげ
ヒュッ
P 右手あげ

ドッペル 左手あげ
ヒュッ
P 左手あげ

ドッペル www
ヒュッ
P www

ドッペル 驚き!
ヒュッ
P 驚き!

ドッペル 荒ぶる鷹のポーズ
ヒュッ
P 荒ぶる鷹のポーズ

ドッペル 三点倒立 
ヒュッ
P 三点倒立

ドッペル 一人タイタニック
ヒュッ
P 一人タイタニック

………

「見事にドッペルった!」

みく「幸子チャンの時に比べて動きのパターンが多くなかったかにゃ?」

幸子「ボクの時は右手、左手あげ、笑顔、ビックリの4パターンでしたからね…」

P「…ふぅ」

「このドッペル君は君のものだ!どうぞ!」

P「あっスイマセン、俺のドッペル君じゃなくてこの子のドッペル君貰えませんか?」

「持って帰るかい?それとも転送するかい?」

P「相変わらず会話が成り立たん!」

幸子「プロデューサーさん…」

P「すまんな幸子、お前のじゃなくてムサイ俺のドッペル君が手に入ってしまった」

幸子「いえ…それで、むしろそれのほうがいいんです。ありがとうございます!」

P「ん?まぁお前が満足するならそれでいいけどな…じゃあ皆にお土産買って帰るか」

みく「了解なのにゃ!」

幸子「はい!…ってお金はあるんですか?かここはなぜかマニーが使えないみたいなんですけど」

P「問題ない、気にするな…後二人は帰ったら表現力レッスンな」

みく・幸子「ええ~!?」

【幸子編:現代リーネ広場 完】

おまけ 
幸子奮闘記

幸子「…事務所の周りにこんな所ってありましたっけ?晶葉さんからは『そこを動くな!直に助手が迎えに行く』ってメールもきてますし。それにしても、お祭りをやってますよね…かわいいボクですから少しくらい遊んだって構わないですよね!」

ーーー
幸子「親切な人にこのお祭りのパンフレットとポイントカードを貰いました。マニーは使えないですし…このポイントカードで遊べそうな所を探してみますか」

ーーー 
幸子「ここがベッケラーの実験小屋…試しに入ってみますか…あっゴメンナサイ!」
 
「こっちこそぶつかってゴメンね。大丈夫だったかしら?」

幸子「はい!ボクはかわいいので!」

「ルッカ~ドッペル君運ぶの手伝ってよー」

「はいはいマール様…」

「もう!ルッカったら…あら、こんにちは」

幸子「こんにちは。…!?」

「」「」

幸子「同じ顔したツンツン頭の人が!」

「もう!この子が驚いちゃってるじゃない。
瓜二つの人間がぬっと出てきたら驚くでしょうが…ああ、これ片方は人形なのよ。今そこで貰ってね」

幸子「もしかして自分そっくりの人形が貰えるんですか!?」

「そうだよ、貰うの大変だったんだから。何回ゴンザレス君をやっつけたことか…」

幸子「ボクもそれが欲しいです!」  

「だったらシルバーポイントの40Pのコースをクリアすれば貰えるわ。頑張ってね」

幸子「はい!ありがとうございます!では!」

「…ああいう子の笑顔を守るためにもがんばらないといけないわね」

「うん…そうだね。だよね………?」







幸子編といいながらもほとんどみくにゃん編だったリーネ広場も終了。途中更新がとんでスイマセン。
なるべく原作に従った設定で進めようとは思いますが文書では伝わりにくそうだったりするところは変更したり設定を加えるかもしれません。
次回は別の時代に誰か飛んでもらおうかと…
次飛ぶアイドル↓よろしくお願いします

ちひろ「プロデューサーさんって本当に異世界に行ってたんですね~まさかこんなお土産持って帰って来るなんて。…この硬貨、世界中どこ探しても使われてないですよ」

P「やっぱり信じてなかったんですね。しかも判断材料がお金って…いやはや」

ちひろ「何か?」

P「いえ、なんでも」

ちひろ「それより今度はどんな場所だったんですか?他のお土産が皆に大好評みたいですけど」

P「前回に比べればのんびりできるいいところでしたよ。王国のお祭りやってたみたいで…パンフレット見ますか?」

ちひろ「ありがとうございます…文字は同じなんですね、異世界なのに」

P「…そういえばそうですね。ま、いいじゃないですか」

ちひろ「そういえばそろそろ765さんとの打ち合わせの時間でしたっけ…私は準備してきますね」

P「はい、お願いします」


「はいさー…いや違った、こんにちはー!」

P「おっ、響ちゃんいらっしゃい。765Pさんは一緒じゃないの?」

響「あ~…プロデューサーはディレクターさんに捕まっちゃって、遅れるかもしれないことを伝えてくれってたのまれたんさ~」

P「先輩も大変だなぁ~…ま、いいや急ぎの打ち合わせでもないし大丈夫だよ。響ちゃん奥でゆっくりしていってよ」

響「ありがとうございます!では失礼するさ~」

P「響ちゃんはいい子だなぁ…ウチのヤツらにも見習ってほしいもんだ」

アッハムゾウ!チョット!

バチバチバチ バシュン

P「…」

晶葉「助手!」

P「晶葉ーーーー!!」

P「今回ばかりは洒落にならんぞ!?」

晶葉「完全にロックしていたはずだったのだかロックが破られた形跡がある…まさか彼女があれほど厳重なロックが破られるとは、想定が甘かったようだ、すまない」

P「それより響ちゃんは無事か?」

晶葉「今は無事のようだ…ただ」

P「ただ?」

晶葉「今度は原始時代だ」

P「どう考えてもやばいだろうが!?今すぐ行くぞ!準備しろ!…ん?」

『from 先輩
件名 スマン打ち明けに遅れる
本文 本当に申し訳ないが2時間程打ち明けに遅れそうだ。この埋め合わせはいつかする。本当に申し訳ない』

P「リミットは2時間だ!準備しろ晶葉!ちひろさん、もし先輩がきたらどうにかして時間を稼いで下さい!よろしくお願いします!」

ついていくアイドル二人まで
↓+2↓
*CGプロ限定でお願いします

真奈美「おや、なにやら騒がしいが何かあったのかな?」

P「木場さん、お疲れ様です…ってそれどころじゃ。つーか原始時代って何か護身用に持って行くべきだよなぁ」

真奈美「…君はまた面白そうなことに巻き込まれているみたいだね。なんなら私が助太刀でもしようか?ドラマの撮影も終わってしばらく暇だしな」

P「いえ、これから行くところにはなにがあるか解らないんですよ。いくら木場さんといえども危険です」

真奈美「それならば尚更だ。なに、足手まといにはならないよ。鍛えた結果を確かめるいい機会だ」

P「…確かに木場さんについてきてもらえればどんなに楽か…。わかりました!けど少しでも危ないと感じたら逃げて下さいね」

真奈美「ああ、了承した」

真奈美「…ついでといってはなんだが光君も連れていってもかまわないか?」

P「へ?光ですか?」

真奈美「よりヒーローらしくなるための特訓として稽古をつけてあげていたんだが、最近力が有り余っているようでね…発散させるよい機会だと思ってね」

P「ああ~…最近麗奈のやつがのびてることが多かったのはそういうことか」

真奈美「なに、彼女の実力は私が保証するよ。私も彼女も自分の身は自分で守れる」

P「俺としてはあんまり気は進まないですけど…」

真奈美「許可がおりたな。光君、今までの成果を魅せる時だ」

光「よし!アタシは全力で頑張るよ!」

P「いいなんて一言も…」

光「P!こうなったら善は急げだ!行こう!」

晶葉「話はまとまったみたいだな、では我那覇さんの安全の確保を最優先に動いてくれ」

P「まだなんも準備ができ

バチバチバチ バシュン

晶葉「…頼んだぞ」

真奈美「ふっ…ここは山か?」

光「はっ!…原始時代、恐竜戦隊のモデルをこの目でみれるってことだなP!…P?」

ウワアアア

真奈美「…崖下から落下してゆくプロデューサー君の声が聞こえてくるな。彼ならこの程度問題ないだろうがはぐれるのは好ましくないな。探しにいこうか」

光「Pィーーー!!…くそぅこんな酷いことをするなんてゴルゴムの仕業だな!」

ーーー
P「ゲートから出たと思ったら空中に放り出されるなんて…Pヘッドがなければ即死だった。二人は崖の上に着地したのは落ちていく途中で確認したからな、まずは合流するか」

ヂュヂュイ!

P「ん?お前は確か響ちゃんのハムスターか?」

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