六花「ゆうたのベッドに潜り込む」(130)
六花「・・うた、ゆうた、ゆうた起きて」ぱしぱし
勇太「んあ、六花? ってまだ6時じゃないか。今日は日曜だしさ、寒いしもう少し寝かせてくれよ」zzz
六花「ゆうた?ゆうたぁ~・・・また寝ちゃったの?」
勇太「・・・」zzz
六花「やみのほのおにだかれてきえろ~」
勇太「・・・」zzz
六花「ゆうた起きない・・・つまらない」
まだ10話見てないんで告白とやらの前で
六花「・・・」
六花「仕方ない不可視境界線の探索を」ゴソゴソ
六花「!・・・こんなの見ちゃダメって言ったのにまだこんな本もってる!」
勇太のことを「ゆうた」と六花に呼ばせている>>1にはSS書きのセンスがある
続けたまへ
勇太「・・・」zzz
六花「・・・」パラパラ
六花「・・・///」
六花「・・・明らかに私より胸部が大きい女性が多い」
六花「こないだは丹生谷とくみんの胸を見ていた」
六花「・・・なんだかもやもやする」
勇太「・・・」zzz
六花「・・・」
六花「・・・はっ!あれはゆうたの携帯電話!ゆうたのパーソナルデータがいっぱい!」
六花「・・・ゆうたぁ寝てる?」
勇太「・・・」zzz
六花「・・・」
六花「・・・寝ちゃってるゆうたが悪い」パカっ
俺持ってるわー(/ω・\)チラッ
六花「履歴っと、一色一色一色丹生谷くみん先輩凸守一色丹生谷くみん先輩一色凸守一色十花さん一色十花さん六花一色・・・」
六花「ゆうたが考えてくれたプロトコルコードなのに・・・私のが一番少ない・・・」
六花「見るんじゃなかった・・・」
むしろそれ以外に誰もいないのか…
勇太「・・・」zzz
六花「ゆうたぁ~」ぐすん
六花「ゆうたゆうたゆうたゆうたぁ~!」
勇太「・・・んぅ、六花」zzz
六花「ゆうた!」
>>30
言われて気付いた
家族追加すんの忘れた
勇太「・・・ちょっとうるさい」zzz
六花「」
勇太「・・・」zzz
六花「ゆうたのばかぁ」馬乗り
馬乗り(意味深)
勇太「ん・・・」zzz
六花「まだ起きない・・・」
六花「むぅ・・・」布団の上から抱きつき
六花「・・・///」
勇太「んん・・・(なんか重い?)」
六花「このお布団ゆうたの匂いがする///」ぎゅ~
勇太「」
六花「ん?ゆ、ゆうた起きた///?」がばっ
勇太「・・・」寝てるふり
六花「寝てる?」
勇太「・・・」
六花「ゆうたぁ~?」
勇太「・・・」
六花「まだ起きない?」
勇太「・・・(どうする起きるべきかな?)」
六花「さ、さっきの続き///・・・」ぎゅ~
勇太「」
六花「・・・」ぎゅ~
勇太「・・・(ん?)」
六花「うぅ・・・布団の外だとちょっとさむい」ゴソゴソ
勇太「(ちょっ、ちょっと入ってくんな///)」
六花「はぁ、ゆうたの体温あったかい」
勇太「(六花が腕に抱きついて・・・胸が当たってる///)」
六花「ゆうたまだまだ起きない?」
六花「んんっ・・・もっと」ゴソゴソ
六花「ゆうたぁ///」
勇太「(今度は直接体に抱きついて・・・いったいどうしろと///)」
六花「・・・」ぎゅ~
りっか「直人…一緒に寝ていい…?」
くみん「私も直人君と一緒に寝たいなぁ…///」
凸守「ダメデス!直人の隣は凸守だけのものデス!直人と一緒に寝れるのは凸守だけデ~ス…///」
俺「りっかとくみんは両隣に寝て凸守は俺の腹の上で寝ればいいよ^^」
六花「・・・」すんすん
勇太「(匂い嗅ぐな!めっちゃ恥ずかしい・・・でも六花の髪もいい匂いする)」
六花「ゆうたの匂い・・・」
勇太「(ああもう!いちいち声に出すな///)」
六花「んんっ・・・ゆうたの体、おっきい」すんすん
勇太「(いや、たんに六花が小さいだけだろ・・・女の子なんだし)」
六花「・・・」ぎゅ~
勇太「・・・」
勇太「(はっ!意識したらまずい///これ以上はホントにヤバイって!)」
六花「・・・ん」
六花「もう少ししたら離れないと・・・ゆうたが起きちゃう」
勇太「(早く離れてくれ、起きるに起きれない!)」
六花「・・・もう少し」
六花「・・・もう少しだけ、ゆうた」
勇太「・・・(六花)」
六花「・・・」
勇太「・・・」
六花「・・・」zzz
勇太「・・・(六花?)」
六花「すぴー・・・」zzz
勇太「(六花の奴もしかして寝てる!?)」
勇太「(この状況で!?)」
勇太「(・・・六花が起きたらのことは後で考えよう・・・とりあえずこのまま離れて、って離れない!?完璧に抱きつかれてる!)
勇太「(まずいまずい、ってもう7時半だし家族も起きてくる。こんなところ母さんや樟葉に見られでもしたら間違いなく誤解される)」
六花「すぴー・・・」zzz
勇太「こうなったら、多少ムリにでも引き剥がさないと・・・」
コンコン
十花「富樫勇太、六花がきていないか?朝から姿が見えないんだが・・・」
勇太「(六花の奴、十花さんに何も言わずに来たのかよ!まずいこんなところ見られたら殺される!)」
勇太「お、おはようございます十花さん、今起きたばっかりで六花の事はまだ見てないです。来てないんじゃないですかね?」
十花「・・・それはおかしいな。ロープは垂れてるし間違いなく来てるはずなんだが。ところで富樫勇太」
勇太「は、はいっ(いつのまに片手にお玉を?)」
十花「その不自然に膨らんだ布団はなんだ?」
六花「すぴー・・・」zzz
十花「おや?心無しか六花の声も聞こえたような」
勇太「き、気のせいです十花さん。なんでもないです!」
十花「なぜ隠す?しかし、もし六花がその中にいて、もし六花に手を出していたら大変なことになるだろうな」
勇太(手は出していないけど信じてくれないだろうなぁ・・・なんとかやり過ごさないと)
勇太「とにかく六花は見てません!」
六花「う~ん、ゆうたぁ~うるさいぃ あれここどこ?ってゆうた///!?」
勇太(あ、終わった・・・)
完
10話始まる前にスレたてしたかったのに
朝になってしまった
・・・
六花「ゆうたぁ~頭いたいぃ」
勇太「何いってんだ、俺の方が叩かれまくってただろ!」
六花「・・・」ぐすん
勇太「・・・まぁ良かったじゃないか何もなかったってなんとか十花さんに納得してもらって」ナデナデ
六花「ゆうたぁ~///」
勇太「って、そもそもお前が俺か布団なんかに潜り込むなんてしなければ十花さんにも叩かれることなかったんだぞ!」
六花「あぅ・・・」
勇太「まったくお前も一応女の子なんだから」
勇太「うかつに男に抱きついたり匂い嗅いだりするなよな!」
六花「・・・///」
勇太「・・・何今さら照れてんだよ」チョップ
六花「あぅ」
六花「・・・」
六花「・・・あれ?」
六花
勇太「六花?」
六花「ゆうた・・・ゆうたはいつ頃起きたの?」
勇太「お、俺か?俺はだな、えーと、目が覚めたらなんか六花が俺の目の前で寝ていてだな」
六花「・・・」
勇太「あたふたしてたら、ベランダに十花さんがいて、いろいろ話してたらお前が起きたって感じだな・・・」
六花「・・・」
勇太「六花?」
六花「ふっふっふ、ゆうたはウソをついている!」
勇太「ど、どうしたいきなり・・・」
六花「邪王真眼は真実を見抜く目」眼帯外し
六花「この目を前にして真実を偽る事などいくらDFMといえどありえはしない!・・・」
勇太「い、いやウソなんてなにも」
六花「ゆうた、この目を前にしてもう一度言える?」ズイッ
勇太「そんな顔近づけるなって///恥ずかしいから!」
六花「あ///・・・って違う!」
六花「と、とにかくゆうたはウソをついているの!」
勇太「素が出てるぞ、そもそもなんでそう思うんだ?」
六花「・・・///」
六花「どうしてゆうたはゎ・・・・っているの?///」
勇太「・・・なんだって?」
六花「ど、どうしてゆうたはわたしがゆうたの匂い嗅いでたことを知っているの?///」
勇太「」
六花「も、もしかしてずっと起きてたの?ゆうたのエッチな本見てた時もゆうたのケータイ見た時も?///」
勇太「い、いや俺が起きたのはお前が布団の上から抱きついた辺りからだけど・・・」
六花「あ、あれ?」
勇太「お前、俺が寝てる間にそんなことしてたのかぁ~!」頭グリグリ
六花「ゆうた痛い!痛いってば!ゆうた!痛い!」
勇太「・・・まぁこんなところで許しといてやるか」
六花「・・・でもゆうたも寝たふりしてた」眼帯装着
勇太「・・・(ぎくっ)そんなものはさっきのでちゃらだ!」
六花「・・・」
六花「・・・ゆうたは」
勇太「うん?」
六花「ゆ、ゆうたは私がゆうたにああいう事したの嫌だった?」上目遣い
勇太「・・・」
六花「ゆ、ゆうた?」
勇太「・・・別に嫌じゃなかった」
勇太「もしホントに嫌だったら寝たふりなんてしないで叩き出してたところだ。・・・そんなに心配そうにしなくても俺は六花の事を嫌ったりしない」
六花「ゆうたぁ~///」抱きつき
勇太「だ、だからって抱きつくなって!恥ずかしいだろ///」
・・・
六花「そうだゆうた、これからはもっと私とプロトコルコードを用いた電子通信を増やすこと!」
勇太「メールか?別にいいけどなんでだ?」
六花「・・・ゆうたのケータイを見たとき私とのやり取りが一番少なかった・・・」
勇太「なんだそんな事気にしてたのか、そんなの当たりまえだろ」
六花「どうして?」
勇太「メールなんかしなくても、いつもお前の近くにいるだろうが///」
真・完
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