パワプロ「あ、雅ちゃん!久しぶり!」雅「えっ」 (280)
雅「ぱ、パワプロくん…?」
パワプロ「そうだよ!覚えててくれて良かった~」
雅「覚えてるに決まってるじゃん!久しぶりだね……」
三度目の正直!
今回こそはおわりまで書ききってみせるでー
パワプロ「でも、雅ちゃんはどうしてココに?この駅利用してるの?」
雅「そうだよ。私の大好きなクレープ屋がここにあってさ。たまに来るんだ」
パワプロ「へぇー。クレープ好きは昔から変わらんね」
雅「うん!パワプロくんもどうしてこの駅に?」
パワプロ「オレの通う高校の最寄り駅がココだからね」
雅「もしかして、あかつき大附属?」
パワプロ「そう!よく分かったね」
来たでやんす!!
雅「ユニフォームに、AKATSUKIって書いてあるしね。でもスゴいね!あかつきだなんて!」
パワプロ「ありがと。やっぱプロになるためには、野球の強豪校に入るべきだと思ってさ」
雅「頑張ってるんだね。昔から夢が変わらないって良いなぁ」
パワプロ「……ところでさ、さっきからずっと気になってるんだけど………」
雅「?」
パワプロ「雅ちゃん……どうして学ラン姿なのかな?」
雅「」
雅「えっ、あ!いや!?こっ、これにはワケがあってね!?」
雅「(パワプロくんと喋ってて、学ラン着てたの忘れたあああぁぁぁぁぁ!!)」
パワプロ「ワケ?何それ気になるなぁ」
雅「いやっ…、あのぉ…えっと……」
パワプロ「はは、なんか焦ってるね。とりあえずせっかくだから、近くの喫茶店にでも行かない?駅前寒いでしょ?」
雅「そ、そうだね。そうしよっか……」
雅「(どうしよ……男子に扮して野球してるなんて、口が裂けても言えないよ……)」
ワクワクでやんす(ニヤニヤ
・・・・・・・
喫茶「ダイジョーブ」
カランコロン
店員「ハーイ!ようこそいらっしゃいマーシタ!」
パワプロ「あの、二人なんですけど…」
店員「オゥ!見た目からお二人はカップルデースね!」
雅「ふぇ!?//」
パワプロ「え、いや、そういう関係じゃないですよ!?」
店員「照れなくても良かとデース!それではカップル専用テーブルへご案内しマース!」
パワプロ「だから、あのー…」
雅「…//」
・・・・・・・
パワプロ「な、なんだこのピンクっぽい照明は……」
雅「なんか……この席だけ雰囲気違うね。個室だし…」
パワプロ「ごめんね雅ちゃん、今すぐ変えてもらうから」
雅「ううん、いいよココで」
パワプロ「それなら良いけど……」
パワプロ「(オ レ が 落 ち 着 か な い)」
小山雅と小林雅の違いがわからない
またダイジョーブwww
>>15
小山雅
http://i.imgur.com/wTmQ6ru.jpg
http://i.imgur.com/olFJ1vP.jpg
小林雅
http://i.imgur.com/c9kXhx1.jpg
店員「ハーイ!ご注文お決まりデースカ?」
パワプロ「あ、決めてなかった」
雅「じゃあ、私はホットミルクで」
パワプロ「そしたら俺もそれで。安いし…」
店員「ホットミルクには、A・B・Cのタイプがありマース!どれにシマスカ?」
雅「じゃあ、Aにしようかな」
パワプロ「俺もお願いします」
店員「ヌフヌフヌフヌフ…………」
パワプロ「(なんだこの奇妙な笑みは!?)」
店員「それではホットミルクA2つ、アツアツ持ってくるから待ってろデース!」
パワプロ「やっぱりこの店おかしいぞ……」
雅「あはは……。まぁ入っちゃったししょうがないよ」
パワプロ「…さて、じゃあそろそろ、学ランの秘密を教えてくr」
雅「わわ!!そ、そういえばさ、私たちって、会うの何年ぶりになるのかな?」
パワプロ「え?ああ……オレが引っ越す前が最後だから、中1の冬以来だね」
雅「4年ぶりかぁ……早いね。」
雅「(ホントは、訊くまでもなく覚えてたんだけどね……)」
↑ここまでが書き溜め
↓ここからがリアルタイム
支援するでやんすよ
前回と内容違う方向で行きますよ
・・・・・・・
中1の冬
雅「(パワプロくんに、放課後屋上に来てって呼び出されちゃった……)」テクテク
雅「(これって、まさか……そういうことかな?//)」
雅「(どうしよ……すごくドキドキしてきちゃった……//)」ドクンドクン
雅「と、とりあえず、急いで行こう!」タッタッ
この展開だけでご飯3000杯いけるでやんす
雅「ド、ドアの前に着いちゃった」
雅「うぅ……早くパワプロくんのところに行かないと……」
雅「でも、緊張してドア開けられない……//」
雅「な、何言ってるの私は!パワプロくんから告白されるって決まったわけじゃないのに!」
雅「………行こう!」ガチャ
ギィ………
雅「し、失礼しまーす……どこにいるのかな……?」
パワプロ「ふうぅ……冬に屋上で待ってるもんじゃないなぁ……」ブルブル
雅「(あ、柵にもたれかかってる)」
見てるでやんすよ!
雅「パ、パワプロくん……?」
パワプロ「ん?」クルッ
パワプロ「あ、雅ちゃん!来てくれたんだ!」
雅「そりゃ、呼び出されたのに行かないのは失礼だからね」
パワプロ「ごめんね、寒いのに屋上に呼び出しちゃって」
雅「ううん!平気だよ」
雅「(変に緊張しちゃって、寒さ感じないよ……)」
パワプロ「そっか、よかった」
雅「……で、どうして私を呼び出したのかな…?」
パワプロ「うん、大事な話があって……」
雅「え……?」
雅「(やっぱり……まさか……これって!!)」
パワプロ「俺……実は…!」
雅「ちょ、ちょっと待って!心の準備がまだ……」
パワプロ「え?」
雅「スー…ハー…スー…ハー……(深呼吸、深呼吸……)」
パワプロ「だ、大丈夫?」
雅「う、うん……いいよ?続けて……//」
パワプロ「俺、実は…」
雅「ーーー!!//」
パワプロ「来週……引っ越すことになったんだ……」
雅「うん!私も好k………えっ?」
いいでやんすなぁww
パワプロ「隠しててごめんね?」
雅「え……引っ越すって……?嘘でしょ!?」
パワプロ「嘘じゃないんだ。俺の父さんが転勤になっちゃってさ、その話は秋に決まってたんだ」
雅「そんな……」
パワプロ「本当は、幼稚園から幼馴染みの雅ちゃんに真っ先に伝えるつもりだったんだけど……」
パワプロ「……やっぱり、仲が良い相手にほど、言い出せないものなんだよね……」
雅「……やだよ……」
パワプロ「ん?」
雅「どうして直前になって……言うの…?」ウルウル
パワプロ「ごめんね、雅ちゃん…」
遅筆でやんすなぁ
純愛でやんすなぁ
雅「せっかく……パワプロくんのおかげで、野球が好きになれたのにっ……」
雅「もっとパワプロくんと……野球の話を、グスッ、いっぱいいっぱいしたいのにっ……!」
雅「キャッチボールだって……グスッ、もっと…ヒック……一緒にやりたいのに……グスッ……」
パワプロ「俺だって、おんなじだよ……」
パワプロ「雅ちゃんがいたから、すごく野球を好きになれたんだ……」
パワプロ「雅ちゃんと離ればなれは嫌だよ……」
遅筆ですまないよホント
いいそいいぞでやんす
ちょっと待ってろください
最終的に良い作品に仕上げてくれればオイラは何も文句は無いでやんす!
雅「うぐっ……ヒック……」
パワプロ「雅ちゃん、そんなに泣かないでよ」
雅「だって……」
パワプロ「引っ越すっていっても、隣の県だから、会おうと思えば会えるんだよ?」
雅「でも、毎日パワプロくんに会えなくなるよ……?」
パワプロ「はは、雅ちゃん、そんなに俺がいないと寂しい?」
雅「…………うん。」
パワプロ「分かった、引っ越しても定期的に電話もするしメールもするよ」
雅「本当に……?」
パワプロ「うん!俺だって、雅ちゃんと音信不通になるのは嫌だからね」
幼馴染み設定はポイント高いでやんすよ(ニヤニヤ
雅ちゃんって初出2011だっけ?
全然覚えてねえ
雅「それなら……良かった…//」
パワプロ「あらら、顔が涙でぐしょ濡れだよ?」スッ
雅「?」
パワプロ「このハンカチで涙拭いてよ。目痛くなるよ?」
雅「……えへへ、ありがとう」グシグシ
パワプロ「(……あ、そうだ!)」
雅「ありがと、パワプロくん。これ引っ越すまでに洗って返すね?」
パワプロ「雅ちゃん、そのハンカチ、持っててくれるかな?」
雅「えっ」
>>52
そうでやんす
パワプロ「そのハンカチを俺だと思って………なんてね」
雅「あはは!パワプロくんからそんな言葉が出るなんて、似合ってないなぁ」
パワプロ「うぅ……言ったあとに恥ずかしく感じる……」
雅「…ありがと。大事に取っておくね?」
パワプロ「う、うん、よろしく……」
雅「ハンカチ、渡したこと忘れないでよ?」
パワプロ「もちろんだよ」
雅「……ハンカチと私のこと、迎えにきてね……//」ボソッ
パワプロ「え、何だって?」
雅「うわっ、なななんでもない!!」
ハンカチ・・強豪校・・・野球選手・・・あっ(察し)
>>57
さいてょのことは一旦忘れろでやんす……
・・・・・・・
パワプロ「そんな約束もあったよなぁ……」
雅「まさか、忘れてたの……?」
パワプロ「わ、忘れるわけないよ!!思い耽ってただけだってホント!」
雅「本当……?」
パワプロ「はい」
雅「……でも、定期的に電話やメールするとか言っておいて、中2の夏辺りから何も連絡してくれなかったよね……」
パワプロ「あ……いや、それは……」
雅「……私が、どれだけ悲しかったか……」グスン
パワプロ「わわ、本当にごめん!だから泣かないでよ!?」
まるでカップルでやんす(棒
はよでやんす
喫茶店のカップル席で学ランとユニフォームの男同士が座ってて
学ランの男子の方が泣いてる図を隣で見せられるカップルはどんな気持ちなんや・・・
>>65
個室って設定でやんすよ
ん……?学ラン二人が個室……??
パワプロ「でも、そんなこと言ったら、雅ちゃんの方から連絡してくれれば……」
雅「えっ」
パワプロ「今まで俺から連絡してて、雅ちゃんから貰ったことないよ?」
雅「まぁ、確かにそうなんだけど……」
雅「あっほら!パワプロくん、野球の練習で忙しいのかなぁって思ってさ!」
パワプロ「あ、そうだったんだ……。ごめんね、気を遣ってくれたのに…」
雅「あ、ううん、大丈夫だよ」
雅「(何とか切り抜けた……)」
パワプロ「……で、雅ちゃん、そろそろ学ラン姿の理由を……」
雅「あ」
雅「(普通に思い出話してたらまた忘れてたあああああ)」
雅「え、あっと……これは……」
店員「ハーイ!大変お股せいたしマーシタ!」
パワプロ「うぉ!?ビックリした!」
店員「Aホットミルク2つデース!それではごゆっくりー!」タタタッ
パワプロ「突然出てきてビックリしたなぁ……」
雅「の、飲もっか?」
パワプロ「そうだね」
ズズズッ
店員「フッフッフ……しゃべり場デース……」
注文から二時間経ってたでやんす
おいコラ黙って聞いてれば勝手にホモスレにしやがって!
いいか?そいつはおんn
>>73
573に消されるでやんすよ……
ほしゅでやんす
ほしゅでやんす
ほしゅでやんす
ほしゅでやんす
俺の知ってるパワプロssと違うもっとゲスいやつが読みたいでヤンス
>>80
逆にそっち系を読んだことないでやんす
ほしゅでやんす
ごめんくさい
食事→風呂行ってましたでやんす
再開でやんす
>>83
早くしろでやんす!!
パワプロ「くぅ~染みるぅ~」ズズッ
雅「(どうしよ……男子に扮してるってことがバレないためには……)」
雅「(そうだ!演劇部に入ってて、今度男子高校生役を演じるから、役になりきるために下校の時だけ学ランを着てるってことにすれば……!)」ズズッ
雅「(これなら隠し通せるかも……)」
パワプロ「で、雅ちゃん、その学ランは結局コスプレか何かなの?」
雅「えーとね、」
雅「(高校で演劇部に……)高校で野球部に入るために、男子に扮して入学したんだ」
パワプロ「へっ?」
雅「あっ?」
あっ?ww
パワプロ「え、男子?野球部に入るため……?」
雅「わ、わわわわっ……!?」
雅「(え!?どうして考えてることと喋ってる内容が違うの!?)」
パワプロ「あははっ、じ、冗談だよね…?」
雅「冗談なんかじゃないよ?」
パワプロ「いや、そんなの現実味が無いよ~」
雅「だって、このカバン見て?」
雅「(こ、これは演劇部の小道具…!!)」
雅「今日も野球の練習をしたからほら、泥だらけのユニフォームとかが入ってるでしょ?」
パワプロ「ほ、ほんまや……」
雅「(オ ワ タ)」
はよでやんすうううう
>>1より書き込んでてわろた
矢部君が>>1より書き込んでる件について
パワプロ「でも、そんなことって……」
雅「信じられないよね?…でも、全部本当なんだ」
パワプロ「どうしてこんなこと?」
雅「……パワプロくんと少年野球に入ってたとき、仲間として一緒に試合をすることが楽しくて……」
雅「パワプロくんと野球をすることが、私の生き甲斐になってたんだ」
雅「でも……、一緒に野球を出来るのは、少年野球のときまで」
雅「中学上がってからは、野球は男子、女子はソフトボールって、それぞれ性別で競技が分かれるでしょ?」
雅「……私は、素直にパワプロくんと野球をしたかったから、悲しかった……」
見てるでやんす
雅「パワプロくんと一緒に野球をしたくて……でも、どうすることもできなくて……」
雅「それで私、考え付いたんだ」
雅「男子に扮して、高校の野球部に入れば、いつかパワプロくんと対戦することができるって……」
雅「パワプロくんと、甲子園で勝負が出来る!って……」
パワプロ「それだけのために、わざわざ男子に扮して……!?」
雅「いけないかな…?」
パワプロ「いけないよ!!」
雅「ひっ……!」
パワプロ「俺と野球の試合がしたい?」
パワプロ「それが理由だから、性別を偽って入学した……」
パワプロ「雅ちゃん、あまりにも馬鹿げてるよ……」
雅「そんなこと、私だって分かってる!」
雅「でも、女だから野球部の選手になってはいけないなんて……そんなのおかしいもん!!」
パワプロ「おかしくないよ!国が決めたことなんだから、それに準ずるしかないんだよ……」
雅「どうして……」
パワプロ「?」
雅「どうして、パワプロくんはそんなに怒るの……?」
雅「パワプロくんと野球をしたかったが故に思い立った、私の勝手でしょ……?」
パワプロ「……それは……っ…」
雅「……?」
パワプロ「……雅ちゃんには、普通の女子高生としての青春を謳歌してほしかったから……」
雅「え?」
パワプロ「……中学の時の雅ちゃん、俺にべったり付いてきてたでしょ?」
雅「……嫌だった…?」
パワプロ「そういうことじゃないよ」
パワプロ「それもあって、雅ちゃんは女子とあまり仲良くなさそうだったから……」
雅「!?」
・・・・・・・
中学1年
パワプロ「ふう、遅刻せずに済んだ」
雅「パワプロくん、おはよ!」
パワプロ「うんおはよう雅ちゃん」
雅「ところで、昨日の阪神巨人戦観た?」
パワプロ「見たよ!あそこで阿部がさ――」ペチャクチャ
・・・・・・・
休み時間
パワプロ「うぅ…最近トイレが近いなぁ……」ギイッ
雅「あ、パワプロくん」
パワプロ「あはは…、またオレがトイレから帰ってくるまで待っててくれたんだ……」
雅「うん、私にはパワプロくんしかいないから……//」
・・・・・・・
移動中
パワプロ「どうもやけにトイレが近いなぁ」
パワプロ「美術か……面倒臭いな……」ギイッ
雅「パワプロくん!」
パワプロ「あれ、女子と先に美術室向かってなかったの?」
雅「ううん……パワプロくんと一緒に向かいたいから、トイレの前でずっと待ってたんだ」
パワプロ「そ、そうなんだ……」
キーンコーンカーンコ
雅「あ!パワプロくん急がないと!」ダッ
パワプロ「わっ、ヤバイぞ!!」ダッ
女友達がいないでやんすか…?
・・・・・・・
体育〈プール〉
パワプロ「暑い夏はプールが良いねぇ」ザパッ
先生「はい、じゃあ今から自由時間ね。男子は手前、女子は奥の方で遊んでいいぞ」
先生「くれぐれも、異性と不純な交遊をするなよ!?男なら男同士、女なら女同士で遊べよー」
パワプロ「変なとこ厳しいな……あはは」
モブ「おーいパワプロ!遊ぼうぜ♂」
パワプロ「うん!」
パワプロ「(そーいや、雅ちゃんは誰と自由時間過ごすんだろ?どこだ……?)」キョロキョロ
雅「……プハァ………プハァ……」ザバザバザバザバ
パワプロ「(ひ、独りでビート板使って泳いでる……)」
・・・・・・・
給食
イタダキマース♂
パワプロ「いやぁ給食のカレーは絶品だよね、うん」
モブ子「あはは、パワプロくん食べるのはやーい!」
パワプロ「(雅ちゃん、さすがに班の子たちとは喋ってるよな…?)」チラッ
雅の班員「それでさー、あはははは!!」
雅「…………」
雅の班員「それがこうでンナハハハハハ!!」ブッ
雅「…………」
パワプロ「(ゆ、唯一しゃべってねぇ!?)」
・・・・・・・
掃除
パワプロ「あー、教室掃除はダルいなぁ……」シャッシャッ
雅「パワプロくん!」
パワプロ「あれ、雅ちゃん?オレと持ち場違うよね?」
雅「えっと、みんなが来る前に自分の担当場を終わらせたから、先に戻って来たんだ」
パワプロ「あ、そうなの……。でもここにいるとホコリ舞うよ?」
雅「廊下にいても、一人で退屈だから……」
パワプロ「そ、そうですか……」
パワプロ「(これ、雅ちゃんもしかして……)」
パワプロ「(友だち、オレだけ!?)」
・・・・・・・
雅「………えーと……」
パワプロ「図星……だよね?」
雅「……うん。」
パワプロ「どーしてさ?雅ちゃんは明るくてかわいいから、友だちなんて何人も出来るはずなのに」
雅「…………」
パワプロ「それを見て、雅ちゃんには、高校では友だちに囲まれて、充実な学校生活を送ってほしいな……って思ったんだよ?」
雅「……だって……」
パワプロ「ん?」
雅「……パワプロくんが、他の女の子と話してるのを見てたら……」
雅「ヤキモチ……妬いちゃって……」
パワプロ「は、はい……?」
・・・・・・・
中学に入学してから間もない春
キーンコーンカーンコ
雅「(もう入学してから3日経つんだ……)」
雅「(私もそろそろ、友だち作らないとなぁ……)」
雅「(でも私、人見知りだし……どうしよ……)」
パワプロ「あっはっは」
モブ子「うっふっふ」
雅「(あ、あそこでパワプロくんと女子が楽しそうに喋ってる」
雅「(私もあそこの輪に入れば、自然とあの子と仲良くなれるかも……♪)」
雅「よし……!」ガタッ
見てるでやんす
雅「(で、でも、どんな感じに近づけばいいかな?)」
雅「(や、やっほー!……違うな…)」
雅「(楽しそうだね?……まぁこんな感じでいいかな?)」
パワプロ「へぇー、そうなんだ」
モブ子「そう!だから生首斬り落としてさしあげたんだ!」
パワプロ「あははは!モブ子さん面白いなぁ!」
雅「(……………な、なんだろう……)」
雅「(パワプロくんが、他の女の子と喋って楽しそうにしてるのを見ると……)」
雅「(とっても腹が立つ)」
・・・・・・・
パワプロ「……えっ、回想終わり!?」
雅「うん。」
パワプロ「でも、嫉妬したから友だちを作らないって、それは結びつかないy」
雅「だ、だからっ!」
雅「わ、私はパワプロくんのことを……」
雅「ひ、一人占めしたかったの!//」
パワプロ「……え?」
雅「……他の女の子に話しかけられる隙を作らないために」
雅「……パワプロくんにべったりくっ付いてたってことなの!」
パワプロ「え、えーと……//」
パワプロ「つまり……入学してからずっとオレにくっ付いてたから……」
パワプロ「友だちを作るタイミングを失ったと?」
雅「うーん、それもあるけど……ちょっと違うかな」
パワプロ「え?どこが?」
雅「パワプロくんに話しかけてくる女の子が、私にとって敵にしか見えなかったんだ」
パワプロ「敵!?」
店員「ハーイ!!失礼シマース!」
パワプロ「うぉっ!?タイミング悪っ!」
店員ww
店員「追加のゴ注文、ありマスカ!?」
パワプロ「いや、今は別に……」
店員「オーゥ!お二人さん、しゃべり疲れてマセンカ?」
雅「えっと、ちょっとは……」
店員「それなら、ホットミルクのBがオススメデース!しゃべり疲れなんかそっちのけになりマース!」
パワプロ「そっちのけ……?」
雅「じゃあ、それを2杯お願いします」
店員「オーゥ!しばらく待ってやがれデース!」ダダダッ
パワプロ「…やっぱりあの人、怪しいしおかしいし危ない……!!」
雅「それで、何の話だったっけ?」
パワプロ「他の女子を敵としてしか見れないって話……」
雅「あっ、そうだっけ?」
パワプロ「もう雅ちゃんの思考がよく解らないよ……」
パワプロ「オレを一人占めにしたいとか……」
パワプロ「オレと関わりを持つ女子は敵だとか……」
パワプロ「一体、どういうこと?」
雅「………これだけ言ったのに、本当に分からないの……?」
パワプロ「へ?」
雅「だ、だからっ!」ズズッ
雅「わ、私は……」
雅「パワプロくんのことが……好き、です……//」
見てるでヤンふ
パワプロ「す………えぇ!?//」
雅「もう……この流れで告白なんて、ムードの欠片も無いよ……//」
パワプロ「雅ちゃんは……ずっとオレのことが……?」
雅「普通の人なら、察するとはずだよ……?」
パワプロ「えっ?」
雅「学校ではパワプロくんにべったり…」
雅「パワプロくんにはヤキモチ…」
雅「パワプロくんと野球をしたいから、性別を偽って野球部に入部……」
雅「全部……パワプロくんのことを愛しく想う気持ちが、そうさせたんだよ……??」
パワプロ「雅ちゃん……」
これは抱きしめたくなるでやんす……
やべっ誤字
雅「普通の人なら、察するとはずだよ……?」
↓
雅「普通の人なら、察するはずだよ……?」
パワプロ「オレ、全然気づいてあげられなかった……」
雅「……パワプロくんが引っ越して、中2の夏から連絡してくれなかったでしょ?」
パワプロ「う、うん」
雅「私だって、こっちから電話したりメールしたりしようと思ったんだよ?」
パワプロ「そうなの?」
雅「でも……もしかしたらパワプロくん、転校先で彼女が出来て、私からの連絡を鬱陶しがるんじゃないかって……」
パワプロ「え……」
雅「恐かったんだ……」ウルウル
パワプロ「……オレも同じだよ」
雅「……?」
パワプロ「いつも、連絡は俺からで、雅ちゃんからは全くしてくれないから……」
パワプロ「雅ちゃん、もうオレとの会話に飽きちゃったのかな……って」
雅「え……!?」
パワプロ「だって、引っ越すことを屋上で伝えて、これから定期的に連絡するよって言ったとき」
パワプロ「雅ちゃんあんなに喜んでたのに、連絡をくれないってことは……」
パワプロ「もう距離を置くべきなのかなって」
雅「…………」
これが遠距離恋愛でやんすか……
パワプロ「……本当はオレ、雅ちゃんと同じ学校に入りたかったんだよ」
雅「そうなの…?」
パワプロ「幼馴染みだし、どっちも野球が大好きだし、一緒にいてとても楽しかったしさ」
雅「………私も…//」
パワプロ「だから、受験が近くなったとき、電話で、どこ受けるのか聞きたいな、って思ったけど……」
パワプロ「弱虫だから、どうしても、通話のボタンが押せなくてさ……」
パワプロ「……疑いもしないで、ずっと雅ちゃんに連絡を取り続けていれば良かったのに……」
雅「…………」
パワプロ「つまり……えーと……」
パワプロ「すごく回りくどくなっちゃったけど……言うね?」
雅「え?」
パワプロ「……オレも、雅ちゃんのことが好き。」
パワプロ「大好きです。」
雅「ーーー!!//」
えんだあああああああああああああああでやんすうううううううう
矢部すこし静かにしろ
矢部うるさい
雅「うぅっ……ヒック……!」
パワプロ「え!?雅ちゃんどしたの!?」
雅「だ、だぁって…、……すごく…嬉しくて……グスッ」
パワプロ「そんな、泣かなくたっていいってば!」
パワプロ「(えーと……こういうときどうすれば……、あ!)」スクッ
雅「グスッ……ウグッ……」
パワプロ「……隣、座るね?」ギュッ
雅「ふぇ………?」
パワプロ「…ほら、コレで泣き止んで」スッ
雅「あっ……!」
パワプロ「あの時と同じ、このハンカチで、ね?」
雅「あれ……?私があのときパワプロくんから貰ったハンカチ、返してないのに……?」
パワプロ「実は、このハンカチと、雅ちゃんに渡したハンカチ」
パワプロ「…ペアルックになってるんだ」
雅「ペアルック……?」
パワプロ「いつか、雅ちゃんに片方を渡そうと思ってて……」
パワプロ「でも雅ちゃん、あのとき屋上で泣いちゃったからさ」
パワプロ「急きょ予定変更して、本来はオレの方のハンカチを、雅ちゃんに渡したんだ」
パワプロ「だから、いま渡したハンカチは、雅ちゃんに渡すはずだった方」
パワプロ「ようやく渡せたよ」
雅「え……どうして私に、このハンカチを渡そうと思ってたの……?」
パワプロ「それは、あの頃から雅ちゃんのことが好きだったから」
雅「えっ//」
パワプロ「言ってなかったけど、オレ、少年野球の頃から雅ちゃんのことが好きだったんだよ?」
雅「う、うそ……」
パワプロ「嘘じゃないよ。本当は、あのとき屋上で伝えるつもりだったんだけど……」
パワプロ「恥ずかしくて、言えずじまいだったんだよね~…//」
雅「……なーんだ、あの頃から両想いだったんだ。」
雅「私も、少年野球の頃から好きだったんだよ……//」
パワプロ「そうだったの!?」
雅「うん。4年前から答えは同じだったんだね……」
パワプロ「そうだったみたいだね……」
店員「ヘーーーイ!!お熱いところすみまセーン!!」
パワプロ「ぎゃっ!?」
店員「Bホットミルク、ようやく出来上がったデース!」
パワプロ「あ、忘れてた……」
店員「それでは、引き続きごゆっくり爆発してろデース!」
雅「……飲も?」
パワプロ「あ、うん」
ズズズッ
パワプロ「(ん?なんだか身体に異変が……?)」
パワプロ「うぅ……熱いなこのホットミルク……」
パワプロ「(何だか身体まで暑くなってきたような……)」
雅「ンンッ……」ツトー
パワプロ「ああ、雅ちゃん!こぼしてるよ!」
雅「ぷは……何だか、頭がボーッとして、上手く飲めない……」
パワプロ「雅ちゃんも?オレも……!?」
パワプロ「(ちょちょちょちょちょちょちょ!!)」
雅「うぅ……口の周りにホットミルクが……//」ペロペロ
パワプロ「(や、ヤバい、アレを連想しちまって……!!)」
パワプロ「しかもっ、ペロペロ舐めて……!?」ムクムクッ
パワプロ「み、雅ちゃん、ハンカチで拭いた方が……//」
雅「あ、そうだね……」グシグシ
雅「(ふぁ……ハンカチから……パワプロくんの匂いがする……//)」スーッ
雅「(いい匂い……パワプロくん……///)」スーハー…
課金してパンツ脱いだでやんす
パワプロ「み、雅ちゃん……?」
雅「あっ、ごめん!ハンカチがいい匂いだったから……えへへ……//」
パワプロ「(可愛すぎるんですけどおおぉぉぉぉ!!!!)」
パワプロ「……雅ちゃん、キスしてもいい?//」
雅「え、キス……んむっ//」
パワプロ「ん……ちゅ……//」レロ
雅「んっ……むっ……!//」
雅「(やぁ……パワプロくんの舌が入ってくるよ……//)」レロ
雅「(キスって……こんなに気持ちいいんだ……)//」チュプ
パワプロ「(や、やばい……キスが止まらない……)」チュパ
パワプロ「(や、止めたくない……//)」チュプ
雅「ん……ぷはっ……激し、すぎだよっ……//」ハァハァ…
パワプロ「ご、ごめん!キスって、初めてだからさ……」
雅「もう……キスの前に、することがあるでしょ?」
パワプロ「え、なに?」
雅「……抱きしめて//」
パワプロ「……分かった!」ギュウゥ
雅「ふぁ……力が抜けてく……//」ギュ…
パワプロ「オレも……何だか落ち着く……」
雅「あったかいね……//」
パワプロ「うん……」ギュッ
雅「……やっと、夢が叶った」
パワプロ「夢って?」
雅「パワプロくんと、こうすること……//」ギュウ…
パワプロ「オレも……//」ギュッ
雅「幸せ…………」
パワプロ「うん……」
雅「パワプロくん……大好き……//」
パワプロ「オレもだよ、雅ちゃん!」ギュッ
腐女子客「アソコのホモカップル……ヤバい……//」
腐女子客「今日のおかずにしよっと……//」
見てるでやんすよ(ニヤニヤ
店員「オーゥ!こりゃまたアツアツデース!」
パワプロ「え゙っ?」
雅「きゃっ!」
店員「すまないでやんすが、ここはしがない喫茶店デース!」
店員「B以上のことやられたら、風営法に引っ掛かりマース!」
パワプロ「いや、俺たちが今やってたのAですからね!?」
店員「どうせ、若気の至りで間もなくBに入るところだったデース!」
パワプロ「(う……それは少し否めない……)」
店員「アンタらみたいなホモカップル、これ以上ウチに置けないデース」
パワプロ「いや!この子、女の子ですよ!?」
店員「いいから、とっとと帰るデース!」
パワプロ「…しょうがない、帰ろうか」
雅「そ、そうだね……」
雅「(ちょっと……物足りないけど……//)」
店員「お帰りの際は、このホットミルクCを薦めてマース!」
パワプロ「な、なんですかそれ?」
店員「一言で言えば、バイアグr……」
パワプロ「ば、ばいあぐ?」
店員「とにかく、いいムードになったら飲んでみてくださーい」
店員「二人の愛がバーニングハートしマース!」
・・・・・・・
カランコロン
パワプロ「わ、もうこんな時間だったんだ……」
パワプロ「やばいな、今から帰ると何時に着くだろう……」ツンツン
パワプロ「ん?どうしたの?」
雅「わ、私の家、きょう親がいないの……//」
パワプロ「……そ、それは……」
雅「……今日は、帰らないでね?//」ニコッ
パワプロ「承知しました!!」
雅「……あ、そうだ!」ガサゴソ
パワプロ「??」
雅「……はい、コレ!」スッ
パワプロ「これ……あの時のハンカチ……」
雅「ずっと、カバンの中に入れてたの?」
雅「いつ、迎えに来てくれるか分からないから……」
パワプロ「あ……」
雅「今日迎えに来てくれたから、返すね!」
雅「…代わりに、さっきのハンカチは貰うからね?」
パワプロ「当たり前じゃん!ペアルックだから……」
パワプロ「じゃ……行こっか!」
雅「………うんっ!//」
・・・・・・・
店員「こうして、また新たなカップルを誕生させマーシタ」
ゲドー「ギョギョー」
店員「ん?どうしました?」
ゲドー「ギョギョギョ?」
店員「ん?ホットミルクCを飲んだら何が起きるのか知りたいデスカ?」
店員「そーですネ……あ、そこのお客サーン!」
腐女子客「はい?」
店員「これを飲んでクーダサイ!」
腐女子客「なにこれ、ホットミルク?」ズズズ
腐女子「はわわわわわわわわわわわぁぁぁぁーーーーーっっっ!!!!!//////」ビクビクンッ
このとき腐女子客は、バケツ5杯分も潮吹いた。
パワプロと雅ちゃんは後に甲子園で闘うことになるが……それはまた別のお話……になるかは未定。
おわち
>>1
乙でやんす!!
あ、パワプロのエロ画像スレ落ちてたでやんす……
滅茶苦茶セックス… してない…?
>>179
腐女子の潮吹き具合がその後の二人を物語ってるでやんす
……ですよね?
ようやく未完の話を終わらすことできましたよよかったよかった
これでもう未練はないですわ
遅筆で稚拙な文でごめんなさい
また会いましょうさようなら!
>>179
HAHAHA
もちろん濃厚セックルしてるに決まってるじゃないですか
やだなーもう
>>1
乙!面白かった。またあなたの作品が読みたい
>>185
ありがとごさます!
その言葉が励みですわ
また書きたくなったら書くよー
乙
後でやんすスレがあったぞ
「~でやんす!」って言うキャラで最初に思い浮かんだやつ
>>187
オイラを指してる人もいたでやんすww
>>187
矢部一族以外にいるのねwww
ちなみに、エロ画像スレの>>1の最終的な閲覧数は、11,858でやんした!
>>191
最低でも1万人以上はあのスレに立ち寄ったのかww
それはすごいなwww
せっかくでやんすから、雅ちゃんの画像を貼ってくでやんす
http://i.imgur.com/v1RPfS7.jpg
http://i.imgur.com/PmepgpY.jpg
>>194
エロじゃないですかヤダー
もっとくれ
も、もう尽きたでやんす……
http://i.imgur.com/BzMPZ6q.jpg
http://i.imgur.com/Clb6Ejk.jpg
>>197
おい
おい
すまないでやんす……
オイラも寝るでやんす
>>1乙でやんした
>>199
矢部くんも2日間お疲れ
楽しかったわよ
ほ
ほ
>>206
お前も保守するでやんすかww
オイラは本当に練るでやんす
おやすみでやんす……(zzz)
まだあったでやんすかww
補修でやんす
なぜ保守されてるのだwww
こ、これは続編を書けということでしょうか……??
滅茶苦茶セックスしているとこお願いしやす
>>227
ぶっちゃけ、書きたいかも
できれば読む側にまわりたいけど
続編書くにしても夜になっちまいますぜ
任せた
ほ
ほ
そろそろ短い間隔で保守していかないと落ちちゃうね
丸一日残っちゃったよ
ほ
どういう内容書いてほしい?
書き始めるの22時くらいになっちゃうけど、それでも良ければ
なんでまだあるんだよwwwwwwwwww
とりあえずハッピーエンド希望
本番の描写もありがいい 難しかったら無理しないでなくてもいいです
ほ
>>261
sageたら保守の意味無いんじゃない?
そうでもないの?
ほ
も
ぉ
保守党
保守党
自動保守ツールってないの?
かけよ
よし
私が書こう
>>277
いまはまだ書けない
保守で精一杯
>>278
お、まじか
このSSまとめへのコメント
結局続編は書かなかったのかよww
どうしてこのスレはこんなに亀田がおおいんだ??
小林雅wwwwww
雅ちゃんかわええ