ちひろ「どうです？ あれから何かありましたか？」

Ｐ「……えっと」

Ｐ（まさかおかずじゃなくてオカズが届いたなんて言えない）

ちひろ「…何も無かったんですか？」

Ｐ「い、いえ！ もちろん届きました！」

ちひろ「それなら良かったですね。それで、どうでしたか？」

Ｐ「ど、どうって……」

ちひろ「おいしかったですか？」

Ｐ「それは……当然ですよ」

Ｐ（誰かは分からないけど、お世話になっております）

ちひろ「いいですねえ……色んな子から届くと良いですね！」

Ｐ「そ、そうですね……」

Ｐ（あれから大量に届くオカズ…誰からなんだ…？）

ちひろ「………」ﾆﾔﾘ

前のはこれだな
モバＰ「最近おかずに困ってて」 モバＰ「最近おかずに困ってて」 - SSまとめ速報
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智絵里「……おかず？」

ちひろ「うんうん。智絵里ちゃんなら出来ると思って」

智絵里「で、でも。お料理は、ちょっと自信が……」

ちひろ「ああ、それなら心配ありませんよ！智恵理ちゃんでも携帯ひとつで出来ちゃいますから！」

智絵里「携帯で…」

　
智絵里「えっと、どうやって……」

智絵里「……え」

智絵里「ええっ……！？」

智絵里「そ、そそそんな……わわ、わたし…え？」

智絵里「プロデューサーさんのため……」

智絵里「………」

智絵里「ただいま…」

智絵里「うん、今日はお風呂…最初がいいな」

智絵里「仕事で汗かいちゃったから…」

智絵里「……」

　
智絵里「……さっぱりしたぁ」ﾎｶﾎｶ

智絵里（携帯、携帯…）

智絵里（プロデューサーに…見せちゃうんだ）

智絵里「はう……恥ずかしい…」

　
智絵里（そうだ、ちひろさんに貰ったマニュアル、読んでおかないと）

智絵里「……」ﾊﾟﾗﾊﾟﾗ

智絵里「はわわ……」ﾎﾞﾝｯ

智絵里「これ…コンビニの、お酒の隣の本棚にあるような本ですっ……」

智絵里「ぜんぶすごい……」

　
智絵里「こんな写メ撮ったら、プロデューサーさんに……」ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ


『おいおい、智絵里は大人しい性格して実は変態だったのか？』

『仕方ないな。今まで我慢してきた分、発散させてやるから俺の家に来い』

『ああ。もちろん俺の分は、智絵里に発散してもらうからな……？』


智絵里（………）ﾎﾟﾜﾜ

　
智絵里「……っ」ﾊｯ

智絵里「ばば、バレたら大変かもっ……！」

智絵里「身体だけ写そう……」

智絵里（………）ﾎﾟﾜﾜ

智絵里「か、髪ぐらいなら…」

　
智絵里（そういえば、服はパジャマで良いのかな…）

智絵里（駄目だったら、次は他のにしよう…）

智絵里「よし、頑張る……」

智絵里「……えいっ」ﾊﾟｼｬ

　
智絵里「グラビアみたいでいいのかな…」ﾊﾟｼｬ

智絵里「でも、それならグラビア雑誌ありますよね…」ﾊﾟｼｬ

智絵里「プロデューサーのための写メだし……」

智絵里「ちょっと、大胆になった方が……良いのかな」ﾌﾟﾁﾌﾟﾁ

智絵里「……」ﾊﾟｼｬ

智絵里（ボタン外したら、下着ちょっと見えちゃう……）

　
智絵里「お腹見せたり……」ﾊﾟｼｬ

智絵里「はだけてみたり……」ﾊﾟｼｬ

智絵里「……ブラ取っちゃう」ｽﾙｽﾙ

智絵里「……谷間、つくってみたり」ﾑﾆ

智絵里「………」ﾊﾟｼｬ

　
智絵里「『ズボン脱いで、上着で隠すとポイントアップ！ どんな男子もメロメロ！』」

智絵里「ちひろさんは頼りになります……」ﾇｷﾞﾇｷﾞ

智絵里「えっと……上着で上手く隠してフトモモを写しましょう、っと」ﾖﾐﾖﾐ

智絵里「……もそもそ」

智絵里「……」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

　
智絵里「……プロデューサー、見てくれるかな」

智絵里「……もうちょっと」

智絵里「つまんでみて……」ﾊﾟｼｬ

智絵里「後ろからも……撮りますよー……」ﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬﾊﾟｼｬ

　
智絵里「ふわ…あう、眠たくなってきちゃった……」

智絵里「……凄い枚数」ｶﾁｶﾁ

智絵里「全部、プロデューサーに見せちゃいます……」

智絵里「見られちゃう……」

　
智絵里「……」ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ


『ほら脱いでみろよ。好きなんだろ？ 見られるのがさ』

『はあ、恥ずかしいとか寝言いってないで。早く早く』

『それとも脱がせてほしいのか？ 智絵里もそこまで変態じゃないだろ？』

『……おっと、図星だったか。気付かなくてすまん』

『よしよし。じゃあまずはバンザイしてごらん。お洋服ぬぎぬぎしよーなー』


智絵里「………」ﾎﾟﾜﾜﾜ

　
智絵里「そそそれ以上わぁー……！」ﾁｮｯﾌﾟﾁｮｯﾌﾟ

智絵里「………はっ」

智絵里「……よよ、よだれが、あう」ﾌｷﾌｷ

智絵里（そんなことになったら……死んじゃいますっ……）ﾜｸﾜｸ

　
次の日

智絵里「おはよーございます…」

Ｐ「おう、おはよう智絵里」

智絵里「っ！」ﾋﾞｸｯ

Ｐ「ん？ どうした？」

智絵里「な、何でもないですっ…！」ｵﾄﾞｵﾄﾞ

　
智絵里（顔が見れない、です……！）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

智絵里「はぅ……」

智絵里（写真……やいてきたけど……）

智絵里（……渡せるわけない、です）

智絵里「……あ。家にこっそり、届ければ…いいのかな」

智絵里（よし…今日もお仕事…がんばろう）

　
智絵里（プロデューサーのおうち……）

智絵里「……来ちゃった……」

智絵里（プロデューサーはお仕事してるし…入れるなら、いま…）

智絵里「…えい」ﾎﾟｲ

智絵里（入れた…入れちゃった……）ﾀﾀﾀｯ

　
智絵里（これで…見られちゃう…）

智絵里（私の恥ずかしい姿…見られちゃう……）

智絵里（プロデューサーさんに、見てもらえる……）

智絵里（………）ﾄﾞｷﾄﾞｷ

　
智絵里（もしかしたら、明日……）ﾎﾟﾜﾎﾟﾜ


『この時間なら事務所には俺達しか居ないから大丈夫だ。さ、下も脱ごうか』

『誘ってきたのは智絵里だろ？ いやいやしたって駄目だぞ』

『はいはい…脱がせてほしいんだろ？ 素直じゃないな、智絵里は』

『寝転んで。それとも……押し倒してほしいのか？』

『……あー、頷いちゃったな。智絵里、自分が変態さんだって認めちゃったな？』


智絵里「………」ﾎﾟﾜﾜﾜﾜ

　
ちひろ「それじゃあ、私は帰りますね。お疲れ様です」

ちひろ「プロデューサーさんは勤勉ですね…居残りなんて」

ちひろ（……最近やつれてきてるのに…大変）

ちひろ「……」ﾆﾔﾘ

ちひろ「次は……誰にしましょうかねー」

おしまい

支援ありがとうございました