えり「近年巷では捨てちゃちゃのんが増えて問題となっています」(136)

えり「iPS細胞によって大量生産され、ペットとしてブームになったミニちゃちゃのんですが」

えり「最近では飼い主によって捨てられる、いわゆる「棄てちゃちゃのん」が増えて問題となっています」

えり「捨てる理由は泣き声がうるさい、ペット禁止のアパートに引っ越した、飽きた」

えり「勝手に増えてしまった など様々ですが……」

咏「そんな勝手な言いぶん通るわけないよねー、知らんけどさ」プンプン

えり「そうですね」

咏「あたしも買ってるけどさ、あんなかわいいのに捨てるとか信じらんねー」フリフリ

えり「ブームを煽ってしまった我々メディアも反省しなければいけませんね」

えり「それではまたあした」


豊音「そうなんだー、捨てるなんてひどいよー…」

ガチャ

エイスリン「コンニチハ…ヨッコイショ」ダンボールカカエ

豊音「あ、エイスリンさん!…あれ、その箱は?」

エイスリン「ヒロッタ!」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」ヒョコン

豊音「わーちゃちゃのんだー!」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」キャッキャッ

豊音「わーぷにぷにしてるー!」

ちゃちゃのん「ぷにーぷにー」

シロ「……ひろったの?」

エイスリン「ウン、ちゃちゃのん、ステラレテタ…カワイソウ」

豊音「たかいたかーい」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」キャッキャッ

エイスリン「カッテモイイ…?」

シロ「……いいんじゃない?」

エイスリン「ヤッタ!」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」キャッキャッ

胡桃「飼いかたとかわかるの?」

エイスリン「…」フルフル

シロ「……塞に買ってきてもらおう」

エイスリン「?」

ちゃちゃのん「??」

シロ「ちゃちゃのんの飼いかたがわかる本、とか」

エイスリン「! ウン!」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」バンザイ

豊音「わー、わたしたちの言葉がわかるのかなー?」

シロ「……たぶん、正確な意味まではわかってないと思う」

シロ「よろこんでるとか、かなしんでるとか、それくらい」

胡桃「赤ちゃんみたいでかわいいね」

ちゃちゃのん「??」

エイスリン「ヨロシクネ、ちゃちゃのん!」ニコッ

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」キャッキャッ

塞「本買ってきたよー」

エイスリン「アリガトウ、サエ!」

塞「でもなんでちゃちゃのんを?」

シロ「……捨てられてたんだって」

塞「あー、なるほどね」

エイスリン「ちゃちゃのんノエサハ…イチゴ……ジャムデモ…ナルホド」ヨミヨミ

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」ヒョコン

エイスリン「イッショニヨム?」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」バンザイ

エイスリン「オイデ」ヒザニノセ

ちゃちゃのん「よむー」キャッキャッ

エイスリン「フフ」

豊音「ふふ、すっかりエイスリンさんになついてるねー」

胡桃「わたしいちご買ってくるね」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」

胡桃「ほら、いちごだよー」

ちゃちゃのん「いちごじゃー」パクッ

エイスリン「オイシイ?」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー!」バンザイ

シロ「……いちごみるく、飲むかな?」

豊音「ちょっとまってねー、ちゃちゃのんの飲み物はー……」ペラペラ

豊音「あ、あった!飲むって!」

シロ「じゃあ……はい」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」ゴク

ちゃちゃのん「こうりょー!」バンザイ

エイスリン「ウレシソウ!」

塞「シロないす!」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」ダキッ

胡桃「あ、だきついた!」

シロ「……」テレ

ちゃちゃのん「ちゃちゃー…ちゃちゃー…」Zzz

塞「あはは、ねちゃった」

エイスリン「アッタカク、シナイト」モウフカケ

豊音「エイスリンさん、おかあさんみたいだね」

エイスリン「オヤスミ」ナデナデ

シロ「……」

エイスリン「ちゃちゃ、の…グウ……」Zzz

塞「あーあ、エイスリンも寝ちゃった」

豊音「ドタバタしてたもんねー」

エイスリン「ちゃちゃー……ちゃ…ジャー……」ムニャムニャ

胡桃「ちゃちゃのんの夢でもみてるのかな?」

シロ「……」モウフカケ

エイスリン「フフ…ちゃちゃ、のん……」ニコ

数日後・・・

ちゃちゃのん「ちゃちゃー…」フルフル

エイスリン「スキキライ、メッ」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」パク

豊音「すっかり飼い主さんだねー」

エイスリン「エライ、ちゃちゃのん」ナデナデ

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」キャッキャッ

胡桃「しつけもしっかりしてるね」

塞「意外っちゃー意外だよね、そういうのできないと思ってたよ」

胡桃「ね、甘くしちゃいそうだよね」

シロ「……たしかに」テレビツケ


こーこ「さーて、今日はここの麻雀部で飼っているというペットを見せてもらいに来ましたー!」

こーこ「こんこんこーん」ノック

??「どうぞ」

こーこ「おじゃましまーす」

菫「ようこそ」

こーこ「こんにちはっ!こちらではあるペットを飼っていると聞いたのですが!」

菫「ええ、部員みんなで飼っています、あっちにいるのがそうです」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」パクパク

こーこ「おおっ!これはちゃちゃのんですね!」

淡「ちゃちゃのーん、ケーキだよー」

ちゃちゃのん「いちごじゃー」パクパク

尭深「…いちごのお茶」

ちゃちゃのん「こうりょー」ゴクゴク

こーこ「よく食べますねー」

誠子「はい、おさかなも食べるんですよ、ほら」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」パクパク

照「おかし買ってきた」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー!」バンザイ

塞「へー、白糸台でもちゃちゃのん飼ってるんだ」

豊音「あはは、あっちのはちょっと丸っこいねー」

塞「いやいや、甘すぎだよ、食べさせすぎだよ」


照「ドーナッツ」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」パク

照「キャンディ」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」パク

照「プリン」

ちゃちゃのん「ぷりんじゃー」パクパク

こーこ「おーわたしもなんかあげていいですか?」

照「どうぞ」

こーこ「えへへーじゃあ最高級とちおとめを」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー!」キャッキャッ

淡「わーよろこんでるよろこんでる!」

照「とちおとめもごはんリストに入れておこう」

こーこ「どうしてちゃちゃのんを飼うことに?」

菫「はい、じつはこの子、捨てちゃちゃのんでして」

こーこ「むっ、ひどい話ですね」

菫「ええ、こんなかわいいちゃちゃのんを捨てるなんて……」ギリッ

菫「…それで、うちの宮永がそれを見つけて、ひろってきたんです」

こーこ「おおー宮永さんが」

菫「それで、みんなで飼おうってことになって」

こーこ「いまではこんなしあわせそうに、まるっとしてるわけですねっ」

菫「あはは、拾ってきたときはやせてたんですよ」

菫「だからおなかいっぱい食べさせてあげようと」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」ダキッ

菫「あ、こら、いまはだめだぞ」ナデ

ちゃちゃのん「??」

こーこ「あはは、かわいいですねー」

菫「ええ」ニコッ

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」ダキッ

エイスリン「フフ」ナデ


こーこ「さて、白糸台におじゃましたわけですが」

こーこ「じつは今ちゃちゃのんを飼っている麻雀部が急増中らしいのですっ!」

こーこ「というわけで!」

こーこ「全国麻雀部ちゃちゃのんお披露目会を開催します!」ビシッ

こーこ「応募はこちらー」


豊音「これ!応募しようよ!」

塞「いいかもね、ほかの飼い主と情報交換できるかもしれないし」

シロ「……どうする?エイスリン」

エイスリン「ウーン…」

エイスリン「ドウシヨウ、ちゃちゃのん」

ちゃちゃのん「??」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」ダキッ

塞「まあちゃちゃのんには決められないよね」

胡桃「どうする、エイちゃん」

エイスリン「ウーン」

ちゃちゃのん「??」

ちゃちゃのん「ちゃちゃ、ちゃちゃ」クイ クイ

エイスリン「?」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」ポンッ

豊音「んー?自分の胸をたたいて、どうしたんだろ」

シロ「……」

シロ「……だいじょうぶ、ってことかも」

エイスリン「!」

塞「ああ、わたしがついてるぞ、みたいな?」

シロ「うん」

エイスリン「ちゃちゃのん……」

ちゃちゃのん「これはとおるじゃろー」エヘン

エイスリン「…ウン、キメタ」

エイスリン「オウボ、スル!」

豊音「おおー!」

シロ「……」コクン

エイスリン「イッショニイコ、ちゃちゃのん」ニコッ

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」キャッキャッ

お披露目会会場

こーこ「さあいよいよちゃちゃのんお披露目会が始まろうとしています!」

こーこ「きょうは全国のかわいいちゃちゃのんをテレビの前の皆さんと眺める簡単なお仕事ですっ」

こーこ「ちなみに一番とかは決めません みんなちがってみんないいっ!」

こーこ「コメンテーターにはすこやんと大沼プロを呼んでまーす」

健夜「よろしくおねがいします」

大沼「……」

こーこ「それでは開会のことばをこの人にお願いしましょう!」

こーこ「ちゃちゃのーん!」

いちご「はーい」

いちご「きょうはみんなのちゃちゃのんをみれると聞いてとっても楽しみじゃあ」

いちご「ちゃちゃのんもコメント席にいるからよろしくじゃあ」

いちご「それじゃあ、ちゃちゃのんお披露目大会を開催しまーす」

こーこ「それではエントリーナンバー1番、姫松高校!」

恭子「よろしくお願いします」

漫「おいでーちゃちゃのん」

ちゃちゃのん「まいどじゃー」テクテク

こーこ「おお、関西弁?」

ちゃちゃのん「さんまんにせんーさんまんにせんー」キャッキャッ

いちご「!」ビクッ

恭子「なんや変なことばおぼえてしもーて」

漫「せんぱいにすっごいなついとるんですよ」

ちゃちゃのん「すっえはらちゃー」ダキッ

恭子「こ、こら」テレ

ちゃちゃのん「いたいんちゃうかー」スリスリ

こーこ「どうですか、コメンテーターのみなさん」

大沼「良い」

健夜「飼い主が好きでしょうがないかんじがいいですね」

いちご「か…かわいいのう…」

こーこ「なんかトラウマ思いだしてるっぽい人もいますが!つぎいきましょう!」

こーこ「姫松高校のみなさんありがとうございました!」

恭子「い、いくで、はなれ」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」ギューッ

恭子「こーら、もう」テレテレ

こーこ「ひゅーラブラブうー」

漫「すいませんほんま」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」スリスリ

こーこ「さーてお次は!エントリーナンバー2番!新道寺高校!」

煌「すばらっ」

ちゃちゃのん「すばらー」テクテク

哩「この子がうちのちゃちゃのんです」

こーこ「おー!髪のツノっぽいとこがちょっとクワガタっぽくなりつつあるんですね!」

哩「花田ばよう世話しよるけん、じぶんでその真似ばしだして」

ちゃちゃのん「すばらじゃー」ビシッ

煌「すばらです!」ナデナデ

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」キャッキャッ

こーこ「それは口癖も?」

哩「ええ、ちゃちゃーよりすばらすばら言いよります」

ちゃちゃのん「すばらじゃー」ピョンピョン

ちゃちゃのん「すばらー」コテン

煌「! だいじょうぶですか、ちゃちゃのん!」

ちゃちゃのん「……すばらっ」オキアガリッ

こーこ「さて、コメンテーターのみなさん!」

大沼「良い」

健夜「飼い主のタフさを受け継いだ強い子ですね」

いちご「あの髪似合ってたのう」

こーこ「ありがとうございましたー」

哩「いくぞ、花田、ちゃちゃのん」

煌「はい部長」

ちゃちゃのん「ぶちょー」テクテク

こーこ「さあつぎはどんなちゃちゃのんがでてくるのかー!」


エイスリン「……」ドキドキ

塞「うちはエントリーナンバー5かー」

シロ(エイスリン……きんちょうしてるのかな)

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」

こーこ「つづいてエントリーナンバー3番!龍門渕高校!」

衣「わーい、いくぞーちゃちゃのん」タッタッタ

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」タッタッタ

透華「ああ、転びますわよ、ふたりとも」

こーこ「うさみみ!おそろいなんですね!」

衣「そうだぞー」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」バンザイ

透華「衣がどうしてもというので作らせましたの」

透華「ちゃちゃのんが着ている服は衣のおさがりなんですわよ」

衣「衣の気に入ってたやつをあげたんだ」

衣「ほらーちゃちゃのん、ごはんだぞー」

ちゃちゃのん「わーい」

衣「ふふふ」ナデナデ

こーこ「はいコメンテーターのみなさんどーぞっ」

大沼「良い」

健夜「仲のいい姉妹みたいですね」

いちご「あのサイズの服が着れるのはミニちゃちゃのんの特権じゃのう」

こーこ「着てみたいですか?」

いちご「あれだけ似合ってるのをみると、やっぱりちょっと考えちゃうじゃろ」

こーこ「たしかにですねー」

こーこ「ありがとうございましたー」

衣「行こーちゃちゃのん」タッタッタ

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」タッタッタ

透華「ありがとうございました」ペッコリン

こーこ「エントリーナンバー4番は以前も紹介させてもらいました、白糸台高校でっす!」

こーこ「はりきってどーぞっ」

淡「はーい」

照「おいで」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」コロコロコロコロ

こーこ「おおー転がっての登場だ!」

こーこ「いやー丸くなりましたねー」

淡「かわいいでしょー」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」ポテン

照「はい、プリン」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」パク

淡「はい、とちおとめ」

ちゃちゃのん「いちごじゃー」パクパク

照「ちなみに健康被害がでない程度におさめてます」

こーこ「おおーいま全国のテレビの前の人が安心したと思います!よかったよかった」

こーこ「ではではコメントを」

大沼「良い」

健夜「健康被害がないなら個性ですからね、いいと思います」

いちご「おなかいっぱいで嬉しそうじゃのう」

こーこ「ありがとうございましたー」

淡「はいケーキ」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」パク

照「淡、もういかないと」

淡「はーい」

こーこ「さあいよいよ次でラストです」



エイスリン「……」ドキドキ

シロ(……だいじょうぶかなあ)

ちゃちゃのん「??」

こーこ「エントリーナンバー5番!宮守高校さんおねがいします!」

エイスリン「ハ、ハイ!」カチカチ

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」テクテク

こーこ「これはまたかわいいちゃちゃのんですね」

エイスリン「ハ、ハイ!」

ちゃちゃのん「??」フリムキ

エイスリン「……」ドキドキ

こーこ「おーきんちょうしてる飼い主さんを心配してるのかなー」

こーこ「いいこですねー」

エイスリン「ハ、ハイ!」

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー」キャッキャッ


ワー ワー! ニゲロー! サガッテ サガッテクダサーイ!


こーこ「ん?どうしたどうしたー?」

警備員「土佐犬が逃げ出してこっちに来ています!ひ、ひなんして

こーこ「宮守さん!いそいでにげてください!」

エイスリン「…?」ポカーン

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」ポカン

シロ「エイスリン!ちゃちゃのん!こっちへ!」

土佐犬「ばうわう!」

エイスリン「!」

ちゃちゃのん「!!」

土佐犬「うー……」ニラミ

エイスリン「シ、シロ……」ブルブル

シロ(まずい…舞台裏に呼び込むまえにステージ上に追い込まれた……)

ちゃちゃのん「……」ブルブルブルブル

ちゃちゃのん「…」フリムキ

ちゃちゃのん「!」

エイスリン「……」ブルブル

ちゃちゃのん「……」

ちゃちゃのん「ちゃ…ちゃちゃ」ゴクン

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー!」バッ

エイスリン「! ちゃちゃのん!」

胡桃「あ、あれって……」

豊音「土佐犬のまえに、立ちふさがって……」

塞「ちゃちゃのん、エイスリンを守ろうとしてるの……?」

シロ「ダメだ!ちゃちゃのん!」

土佐犬「うー……ううぅ……!」ニラミ

ちゃちゃのん「……」ブルブルブルブル

エイスリン「ちゃ……ちゃちゃのん、ニゲ……」

ちゃちゃのん「こうりょーっ!しとらんよーっ!」バッ

土佐犬「ばうわうわう!」トビカカリ

エイスリン「ダメッ!」ガバッ

…ガシィッ!

               _  __
            _r<⌒ ∨∠≠= 、
         (`ー'          ヘ

         /             ー7
           |               〈
      ト- J                   i
      >                 しi
       {ィ                  K
      〈/ /^ヽ   ィ /〉 }  ハ   /⌒) _
        },ハY^'| r'ミ≧x'厶イ/ィ爪  〉(^/:: ::::::`ヽ、
        八{ | r' 弋ツフ  代ツフt |//::::::::::::::::::::ヽ   ノックをするべきだったかな?
      /ヌ Ⅵ し{         _人レ'^{::::::::::::::::::::::::'.
      /::::::::乂_  (_   ( ⌒)   ) } ミ::::::::::::::::::::::::::i
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……シィーン

エイスリン「……」ギューッ

エイスリン「……アレ?」

エイスリン「!」

土佐犬「」バタンキュー

大沼「……」

こーこ「お、おおぬまぷろ…いまの…」

大沼「……安心しろ」

こーこ「はっ、はい!え?」

大沼「気絶させただけだ」

こーこ「お、おおう……えーと……」

エイスリン「……」アゼン

こーこ「お、大沼プロの活躍で!土佐犬は制圧できました!」

こーこ「すげえ!」

大沼「……」

大沼「……」

大沼「……宮守の、それとちゃちゃのん」

エイスリン「ハ、ハイ!」

ちゃちゃのん「ちゃちゃ!」

大沼「……」

大沼「!」グッ

エイスリン「!」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」グッ

大沼「……」フッ

こーこ「なんだか大変な騒ぎになっちゃいましたが、宮守高校さんありがとうございました」

こーこ「気を取り直して閉会式に……」

エイスリン「……ちゃちゃのん」

ちゃちゃのん「??」フリムキ

エイスリン「アリガトウ」ニコッ

ちゃちゃのん「…ちゃちゃのんじゃー」エヘン

帰りの新幹線

胡桃「いやーほんとにどうなることかと」

豊音「無事でよかったよー」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」コクンコクン

塞「あはは、わかってるのかな、ちゃちゃのん」

シロ「……」ナデ

ちゃちゃのん「??」

シロ「ありがとね」

ちゃちゃのん「ちゃちゃっ」グッ

豊音「あ、大沼プロの」

エイスリン「オボエタノ?ちゃちゃのん」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー」キャッキャッ

エイスリン「フフ」ナデナデ

ちゃちゃのん「ちゃちゃー…ちゃちゃー…」Zzz

塞「寝てるねてる」

豊音「おつかれさまー、ちゃちゃのん」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー…いちごじゃー…」Zzz

胡桃「ふふ、食べてるのかな」

ちゃちゃのん「ちゃちゃー……」エヘラ

エイスリン「…ミンナ、キョウハアリガトウ、デシタ」ペコ

塞「はは、なに?きゅうに」

エイスリン「クルマエ、チョットコワカッタ」

クルミ「?」

エイスリン「ジシン、チョット、ナカッタ」

塞「!」

豊音「エイスリンさん……」

エイスリン「…デモ!キョウ、キテ、ヨカッタ!」

シロ「……」

エイスリン「イロンナ、ちゃちゃのん、イタケド」

シロ「……うん」

エイスリン「ヤッパリ、ウチノコガイチバンカワイイ!」

みんな「だよねー!」

エイスリン「エヘヘ」ニコッ

ちゃちゃのん「ちゃちゃのんじゃー……」Zzz


カン!

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