健一「長老？また都会の山籠りですか？」

長老「うむ。最近ケンちゃんのひたむきな修行に対する姿勢にご褒美をやろうと思ってのぅ」

健一「ご褒美ですか？でも長老。どうせまたそんなこと言って、実は更なる修行なんでしょ？」

長老「ほっほ、まさか。ワシがケンちゃんに嘘をついたことなんてないじゃろ？」

健一「うーん...なかったっけ？でも学園都市なんて場所、僕は知りませんよ？」

長老「心配は要らん。詳細は秋雨クンが説明してくれる。のう、秋雨クン？」

秋雨「はい。」

秋雨「学園都市とは東京都の3分の1の面積を誇る学術や科学に優れた都市でそんな場所だからこそ普段は知ることのない色々な珍しい植物を集めた植物園があったりするんだよ」

健一「植物園ですか！行って見たいなぁ...」

秋雨「そうだろう？健一君の最近の修行に対する姿勢には目を見張るところがあるからね。なに、ちょっとした休暇気分で行ってくればいいんだよ」

健一「でも、修行が...」

長老「それについては心配はいらんぞ？一緒に美羽もついていく予定じゃからな」

健一「美羽さんと2人っきり！」

長老「まぁそうなるのぅ...。しかしケンちゃん？」

健一「ん？なんですか長老？」

長老「決して、過ちを犯さぬようにのぅ？｣ｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞｺﾞ

健一「ひゃ、ひゃい！」

健一「でも学校もあるし...」

秋雨「大丈夫。ちゃんと校長先生に話をつけてあるよ」

健一「もう⁉︎でも『YOMI』の件もあるし...」

秋雨「大丈夫大丈夫。大きな戦闘が終わったばかりで暫く動きは見せないだろうしね」

健一「でも...」

長老「ええぃ、まだるっこしい！秋雨クン！ケンちゃんを眠らせてしまえ！」

秋雨「そうですな。ヤッ！｣ﾄﾞｽ

健一「え？ちよ､ｷﾞｬｰ｣ﾊﾟﾀ

秋雨「...これであとは健一君を学園都市に送るだけですな。...でも本当によろしかったのですか、長老？」

長老「...いいのじゃ。今のままではケンちゃんは死んでしまう」

秋雨「それで健一君を遠くの安全な場所に置きつつ強くなってもらう...と？」

長老「そうじゃ。願わくば、今までの修行が実を結ばんことを」

秋雨「そうですね...」

こうして、美羽(監視兼修行相手)と健一(強制)の学園都市入園が決まった。

今日はここまでで。
時間軸はDofDの直後。
そのためDofD以降は改変します。ご容赦を。

一同「「しーんぱく！しーんぱく！」」

新島「招集だ貴様ら！あ、隊長副隊長だけでいい。他の奴らは早く情報操作をマスターしろ！」

武田「残念ながら今いる隊長副隊長はボクと宇喜多だけみたいだけどね」

宇喜多「どうした？まさかYOMIが攻めてきたのか？」

武田「それは違うんじゃな～い？」

新島「まぁ話を聞け。どうやら極秘ルートから得た情報だが、どうやら兼一と美羽が学園都市に行くらしい」

宇喜多「学園都市だと？学園都市ってまさかあの学園都市か？」

新島「お前がどの学園都市のことを言ってるかサッパリわからんがおそらくそうだろう」

武田「でもそんな情報どうやって得たんだ～い？まさか学園都市にハッキング...？」

新島「バカか。さすがの俺様でもそんな無謀なことはしないしできないだろうな。なに、簡単なことだ。梁山泊のパソコンをハッキングしたのさ。あの怪物共でもネット世界でまで達人ではないらしいな」

武田「...それって大丈夫なのか～い？」

新島「バレなきゃいいんだよバレなきゃ。って、そんなことはどうでもいい。大事なのは俺たちも行くことにするって事だ」

武田「なに？」

新島「クックック、聞いて驚け！地蔵の人が学園都市に送ったメールの内容を改変して俺たちも学園都市に行けるように細工したのだ！」

兼一の件については深く反省しておりますのでご容赦を。

～次の日～

新島「なに⁉︎今日本にいる隊長格がお前らしかいない⁉︎」

宇喜多「あ、あぁ。ジークはチベットでキサラはフレイヤと海外旅行。トールとハーミットは行方知らずだ」

新島「なんて腑抜けた奴らだ...！でも仕方がないか」

武田「結局ボクたちだけでいくのか～い？」

新島「そうなるな。(チクショウ、ということはいざという時に俺様の身を守れるのは武田だけだな...。いや、宇喜多がDオブDの時の活躍をすればその限りではないか)それでは明後日に出発だ。ちゃんと用意しておけよ」

武田「りょーかい。といってもぼかぁこのギプスさえ有ればいいけどね！」

宇喜多「俺もだが...武田はジェゲームズ先生に許可取らなくていいのか？」

武田「あ？忘れてたよ...」


～また次の日～

武田「いいってさ」

宇喜多「よかったな」


こうして3人は学園都市に赴くこととなった。

宇喜多じゃなくて宇喜田
武田の師匠はジェームズ
名前ミスが目立ってるよ