ぼく「チ、チエコちゃんぼくのお嫁さんになってください」 (14)

ぼく(ぼくはチエコちゃんが好きだ)

ぼく(ぼくはなぜチエコちゃんのことが好きなんだろう)

ぼく(アメ玉のような目やマショマロのような鼻でクラスで一番小さくてクラスで一番よく笑うとても可愛い子だからかな)

ぼく(なんでこんなに好きなんだろう。好きすぎて大変だなぁ)

ぼく(チエコちゃん、チエコちゃん、ぼくは・・・)

ぼく(ぼくはあなたを食べてしまいたい程大好きだ)

ぼく「チ、チ、チエコちゃん」

ぼく「ぼ、ぼ、ぼくのお嫁さんになって下さい!」

ぼく「もしチエコちゃんがお嫁さんになってくれたら勉強もたくさんしていい子になるよ」

ぼく「掃除も絶対サボらないし、下品なこともしないし」

ぼく「女の子も絶対泣かせない」

ぼく「だ、だからぼくのお嫁さんになって下さい!」

ぼく「ほっといてよ」

ぼく「おやつもケーキもいらないよ!」

ぼく「お母さんのバカ!」

ぼく「なんで僕は一人っ子なの?なんでぼくが魚屋継がないとダメなの!?」

ぼく「ご飯もいらないしテレビも見たくない!」

ぼく「お父さんのアホ!」

ぼく「なんで魚屋になったの!?」

ぼく「チエコちゃんは魚嫌いなのに!」

ぼく「そのせいでぼくが失恋しちゃったじゃないかぁ!」

ぼく「ほっといてよ!一人になりたいだよ!」

ぼく(チエコちゃんはエビとかカニとかタコが好きらしい)

ぼく(いい事思い付いた!)

ぼく(だったらチエコちゃんが好きなエビとかカニとかタコだけ売ったらいいじゃん)

後日

ぼく「チエコちゃんの好きな物しか魚屋になったら売らないから結婚して!」

チエコ「それだったらお嫁さんになってもいいよ」にっこり

ぼく「やった!ぼく日本一の魚屋になるよ!」

ぼく「やったーーー!」

ぼく(チエコちゃんと二人で指切りしたのに・・・)

ぼく(大人になったら日本一の魚屋になるって約束したのに・・・)

ぼく(おいしいタコたべさせてあげようと思ってたのに)

ぼく(おいしいカニ食べさせてあげたかったのに)

ぼく(おいしいエビ食べさせてあげたかったのに・・・)

ぼく(勉強して良い子になったのに)

ぼく(それなのに・・・それなのに・・・)

http://m.youtube.com/watch?v=_vwwoQ5np74#
http://aph.jp/?090605
http://ja.m.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%B3%E3%82%BF%E3%83%B3

チコタン思い出したから書いてみた

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