淡「私と咲は結婚すべき」(256)

淡「だから結婚しよう」

淡「淡ちゃん……」

淡「咲……」

淡「でも、私お姉ちゃんと」

淡「そんなの関係ない!」

淡「咲を幸せに出来るのは私だけなんだから!」

淡「本当…に?」

淡「本当だy」

菫「さっきからうるさいぞ大星」

淡「もー、いいところだったのにー」

菫「お前が咲ちゃんのことを好きなのはよくわかった」

菫「だけどな?照がいる前でそういう妄想はよくないな」

淡「妄想じゃないから!現実に起こることだから!」

照「咲は私のことが好きだから淡のことを好きになることはない」

淡「でも、照は咲のことなにもわかってないからなー」

照「どうゆうこと?咲のことならなんでも知ってるけど」

淡「照の妄想の中だと、咲はちょっと強気すぎるんだよね」

淡「咲はどっちかっていうとMだからね」

淡「少し強気に攻めてる方がいいんだよ」

照「ハァ……まさか淡がこんなに頭が悪いなんて思わなかった」

照「咲の本質は間違いなくS」

照「二人っきりの時は咲のほうから激しく責め立ててくる」

照「そこが咲の魅力」

照「淡の妄想の咲は咲じゃない」

淡「照の妄想もここまでくるとあっぱれだね!」

菫「二人とも私は凄いことに気付いた。聞いてくれ」

照「なに?それは咲に関係あるの?」

菫「あぁ、関係ある。咲ちゃんのイニシャルを考えてくれ」

淡「イニシャル?……なるほど!」

照「イニシャルで表すとS.M」

菫「あぁそうだ。だから咲ちゃんには二面性がある」

菫「二人の言い争いは無駄なことだったんだ」

照「そうだったのか」

菫「ほら、二人とも仲直りして」

照「淡ごめんね」

淡「こっちこそごめんね照?」

菫「よし、二人も仲直りしたことだしな。そろそろ私の悩みを聞いて貰おうか?」

淡「菫に悩みなんてあったの?」

菫「あぁ、結構難しい悩みなんだ」

照「話してみて?力になれるかもしれない」

菫「私にも好きな人がいるんだ。名前は伏せさせてもらう」

淡「もしかして、SかMかわからないの?」

菫「いや、その人は間違いなく二面性だな」

照「じゃあ、なにが悩みなの?」

菫「その人と付き合うための障害とでもいうのかな」

菫「まぁ、あれだ。ライバルというやつが最低でも二人はいるんだ」

淡「なるほどね!その二人をどうやって出し抜くかが悩みなんだ!」

菫「あぁ、しかも私と同じ学校と来たものだからな」

菫「なんというか、もし付き合えたとしても罪悪感がな」

淡「じゃあ、その二人に諦めてもらえば?」

菫「そんな簡単にはいかない。その二人は毎日その人の話をしてるんだからな」

淡「あちゃー、それは重症だねー」

菫「まったくな。私もその会話に入りたくなるのが恐ろしいところだ」

菫「とりあえず、どうしたらいいと思う?」

淡「んー、確かに難しい問題だねー」

淡「その二人が重症なのをどうにか出来ればいいんだどねー」

淡「そうだ! 今噂の荒川さんのところに連れて行けば?」

菫「残念だが、まだそこまでひどくないそうだからって断られたよ」

照「ねぇ、一つ質問いい?」

菫「私に答えられる範囲なら答えるぞ」

照「そんなに私たちとの会話に参加したかったの?」

菫「あぁ、そうだ……あ」

照「……私は菫を伝家宝刀のコークスクリューでやらないといけない」

菫「ま、待て!」

淡「菫、私たちのこと騙そうとしてたの?」

淡「それは許せないなー」

菫「お、落ち着け二人とも!私の言い分も聞いてくれ!」

照「なに?」

菫「二人のことを馬鹿にしたのは悪かった」

菫「だが、こうでもしないと二人とも私を会話に入れさせない気だったろ!」

淡「そんなことないよ? それにいつ私たちのこと馬鹿にしたの?」

照「もしかして、重症とか言ってたのを馬鹿にしてると思ってるのか?」

菫「ち、違うのか? 私なら重症とか言われたら普通に怒るぞ?」

淡「私たちにとっては」

照「褒め言葉」

菫「そうなのか、じゃあ私のことは許してくれるのか?」

淡「それは駄目だね」

照「まぁ、でも。咲のことが好きなことに免じて菫がいつもしてる妄想を話すことで許す」

菫「い、言うのか?まだ亦野とか渋谷がいるんだが?」

淡「私と照はいっつも言ってるよ?」

菫「お前らは慣れてるからだろ……私はその、人前だと初めてだから」

照「関係ない。話していればそのうちなれる」

淡「私は初めから平気だったなー」

菫「しかし、急に話せと言われてもな」

菫「そんな簡単に思いつくわけじゃないからな」

照「じゃあ、明日まで言ってもらう」

淡「咲のことを本気で好きなら二秒で思いつくけど、菫はまだ慣れてないからしょうがないね」

菫「助かる。じゃあ、私は今すぐ帰って妄想してくる!」

淡「ばいばーい」

照「私たちも帰ろう。亦野、渋谷そろそろ帰るぞ」

菫「菫さん!」

菫「咲ちゃんそんなに強く抱きしめなくても大丈夫だぞ?」

菫「えへへー、久しぶりに菫さんに会えたから嬉しくて。迷惑でしたか?」

菫「迷惑なわけないだろ? 私は咲ちゃんが好きなんだから」

菫「でもあれですね、菫さんは私のことをちゃん付けで呼びますね」

菫「嫌だったか?」

菫「嫌じゃないですけど」

菫「その、子供っぽく聞こえるし」

菫「ふふっ、咲ちゃんって言ってるのは特別な理由があるんだ」

菫「理由ですか?」

菫「あぁ、私だけが咲ちゃんって言ってるだろ?私だけのものって意味があるんだ」

照「なるほど、菫はどっちかというと咲が受けだと思ってるのか」

淡「やっぱり咲は受けだと思ってる人が多いみたいだね!」

もう十一時過ぎてるし

菫「な、お前たちどこから!」

照「普通に上げてもらったけど」

淡「優しそうだったね」

淡「しかし、菫もなかなかいい妄想ですなー」

照「まったくだ。その調子で続けて」

菫「さすがに中断したら続けるきにならない」

淡「あーわかるよそれー」

照「私にはわからない」

菫「お前は止められないからな」

淡「麻雀と一緒だね」

菫「しかし、なんでここにいるんだ?」

照「菫も喜ぶニュースが咲から届いた」

淡「これはビックニュースだよ!」

菫「ほぅ。で、そのニュースとやらはなんだ?」

照「咲の家でお泊まり会だ!」

菫「私も行っていいのか?」

照「あぁ、なんでも結構な大人数で泊まるらしい」

菫「そうか!それはいいことだな!」

淡「でも、いいことだけじゃないよ……」

菫「どういうことだ?」

淡「その大人数の中にはきっと咲のことを狙ってる人がいる」

照「それも一人じゃないかもしれない」

菫「」ゴクッ

淡「そんな中、咲と二人っきりになれる確率は極めて低い」

照「私たちもそれなりに気を引き締めていかないと」

菫「そうか……それでいつ行くんだ」

照「来週の土日月の三連休」

菫「よし、いまのうちに色々用意しとくか」

淡「そうだねカメラとかもいいの買っとかないと」

照「あぁ……咲ぃ……早く会いたいよ……」

菫「おい、大星。照が暴走し始めそうだぞ」

淡「じゃ、私はこのへんで失礼するね!」


その後、三人は咲さんと一緒に幸せに暮らしましためでたしめでたし

菫「ついに来たなこの日が」

淡「そうだね、やっとお泊り会だね」

照「咲はどこかなー」

淡「そんなことより人多すぎない?」

菫「それは私も気になっていた。おい、照。1人で歩こうとするな」

淡「と、いうよりここはなんかの会場みたいだね」

照「菫苦しいから離して」

菫「さすがに人数が多いからな」

照「あっ、咲だ」

淡「ほんとだー!おーい、咲ー!」

菫「こっちに来てるな」

咲「淡ちゃんにお姉ちゃん、それに菫さんまで来てくれたんですか?」

照「あぁ、菫も行きたいと言い出したからな」

菫「おい照、それは言わない約束だろ!」

咲「アハハ……でも来ていただいて嬉しいですよ」

菫「そうか!そう言ってもらえるとわたしもうれ」

淡「咲の為にクッキー作ってきたからあげる!」

咲「わぁ、食べてもいい?」

淡「どうぞー!」

咲「じゃいただきます」

淡「ど、どうかな?」

咲「うん、おいしいよ!」

淡「全部上げるからちゃんと食べてね」

咲「当り前だよ、お姉ちゃんはさっきからどうしたの?」

照「い、いや。わたしもプレゼントがあるんだけど」

咲「ほんと!」

照「いや、大したものじゃないから」

咲「くれないの?」

照「いや、あげるけど、その、帰る時でいいか?」

咲「んー、わかった。じゃあ絶対忘れないでね?」

照「あぁ、もちろんだ」

原村「咲さーん!」

咲「あっ、原村さん」

原村「そろそろ、挨拶の時間ですので呼びに来ました」

原村「早く行きますよ。と、手を繋がないとはぐれてしまいますからね」

咲「私、そんなに子供じゃないから大丈夫だよ」

原村「いいえ、万が一を考えておかないと」

咲「わわっ、そんなに引っ張らないでぇ、淡ちゃんたちもまた後でね!」

菫「なんだあいつ」

淡「弓と矢ならここにあるよ?」

菫「よし、今からやるのはロンだからな」

淡「いけー菫ー!」

照「ちょっと待って」

淡「むぅ、どうしたのてる?いつもならのりのりなのに?」

照「咲は暴力を嫌うから……」

照「とくに目の前でやられる暴力はもっと嫌う」

菫「そうか、嫌われないためだ。しょうがいな」

淡「そうだね、暴力を好きな人なんていないからね」

照「ここは我慢しよう」

照「それより咲が挨拶するらしいからちゃんと聞いておこう」

さすがに寝るわ。今日も仕事だし

淡ちゃんかわいい





淡ちゃんかわいい!

咲「えーと、マイク入ってるかな?」

久「入ってるわよ」

咲「えー今日は皆さんお集まりいただきありがとうございます」

咲「今日は、親睦を深めようと思い」

タコス「細かいことはなしだじぇ!」

タコス「今日は無礼講だじぇ」

咲「あはは、まぁそういうことです!今日は皆さんたのしんで行ってください」

咲「またやることもある程度決まっていますのでその時になったらまた連絡します」

淡「無難な挨拶だったね」

菫「だがそこがいい」

照「まぁ、咲はかわいいから」

菫「しかし、やることが決まってるって言ってたが一体なにをやるんだ」

照「とりあえず、私が知ってるのは肝試しがあることだけ」

淡「咲と二人っきりになるチャンスだね!」

菫「それまでどうする?」

照「咲も色々急がしいみたいだし、他の人と話すのもいいかもしれない」

淡「でも、いまからなんか始まらないのかな?」

よし、ここまできたから乗っ取ってくれ。
話しも作りやすいやろ?

久「咲おつかれー。いろんな人と話してきてもいいわよ」

咲「ほんとに私はこれだけでいいんですか?」

久「まぁ、咲も基本的に参加する予定だからね」

咲「わかりました、ありがとうございます」

久「まぁ、楽しんでらっしゃい」

原村「部長、私は納得できません」

久「なにがかしら?」

原村「咲さんが参加してたら私とはあまり話せませんよね?」

久「まぁ今日は他校との交流が目的だからねー」

久「まぁ、我慢しなさいって」

原村「……わかりました。では、これで」

久「はい、おつかれさーん」

久「もしもし、須賀君? ちゃんと見はっといてね?なにされるかわからないから」

久「はいはいわかってるって」

久「んじゃね。のどかが無茶しなければいいんだけど」

美穂子「上埜さん?その電話の相手は誰ですか?」

久「あ、あれ、美穂子?病院にいたんじゃないの?」

美穂子「一緒に話しましょう?」

咲「んー、誰かと話せばいいって言われてもなー」

咲「もう一回淡ちゃんたちのとこ行こうかな?」

淡「咲ー!」

咲「わっ、淡ちゃん後ろから急に抱きついてきたら危ないよー」

淡「ごめんねー」

咲「むぅ、反省してないでしょ?」

淡「あははー、きにしなーいきにしなーい」

もう本当に寝るわ。仕事から帰って残ってたらかく。乗っ取ってもいいよ

もう誰か乗っ取れば?

淡「咲、もしかして私のあげたクッキー食べてない?」

咲「うん、後で食べようと思ってるからね」

淡「駄目だよ咲! 直ぐに食べないとお腹壊しちゃうよ!」

咲「少しくらいなら平気だと思うけど」

淡「だめ! 今すぐ食べて」

咲「で、でも今持ってないよ?」

淡「じゃあ一緒に取りに行こう!」

咲「1人で取りに行けるから大丈夫だよ?」

淡「私が1人じゃ不安だからね!」

淡「さぁレッツゴー!」

咲「淡ちゃんそんなに急がなくても大丈夫だよー」

淡「……」

咲「どうしたの急に立ち止って?」

淡「咲がどこにクッキーおいてるかわからないや!」

咲「ここだけど、関係者以外立ち入り禁止だから少し待ってね?」

淡「わかったー。ちゃんとクッキー持ってきてね?」

咲「うん」

淡「なんとか咲と二人っきりになれた……」

淡「ここからは強気に攻めるだけ」

淡「照も菫も出し抜いちゃったかなーこれは」

淡「二人が咲を見つけた時には、咲はもう私の虜になってるからね」

淡「それで咲が毎日私を求めるようになって、それからそれから……」

照「しかし、姉のことを忘れれなかった咲は淡のもとから逃げ出した……」

淡「え?」

照「そして、私を見つけた咲はこっちに走ってくる。しかし、途中で立ち止まる」

照「私はもう汚れちゃってるから、やっぱりお姉ちゃんのもとに行ったら駄目なんじゃないかと」

照「咲が後ろを向いて逃げて行くのを私は抱きしめて呟く」

照「咲は、咲だから。そんなに汚れてるのが気になるなら私が綺麗にしてあげる」

照「お、お姉ちゃん。こんな私でも、す」

淡「わぁーー!ストップ!ストップ!」

淡「人の妄想に話を付け加えるのはマナー違反だよ!」

照「……お、お姉ちゃん。こんな私でも好きでいてくれるの?」

照「当り前。咲は私の大事な大事な妹なんだか」

淡「もうやめて!私が悪かったからもうやめて!」

照「淡、反省してる?」

淡「うん」

照「そう、ならいいけど。今度から私を出し抜こうとしないで」

淡「わかったよ。それより照はどうしてここに?」

照「1人で歩いてたら偶然二人を見つけたからつけてた」

淡「菫は?」

照「なんか、咲ちゃんにプレゼント忘れたとか言ってなにか買いにいった」

淡「買ってなかったんだね」

照「菫は緊張したり楽しみなことがあるとうっかりするからね」

淡「遠足の前日は寝れない人みたいだね」

咲「おまたせーって、お姉ちゃんもいたの?」

淡「もー咲遅いよー」

咲「ごめんね?でも、ちゃんとクッキーとってきたから」

淡「早速食べよう?口あけて?」

咲「1人で食べれるよ」

淡「駄目だよ?私は咲にあーんってしたいんだから」

淡「ほら早く口あけて!」

咲「う、うん。」

淡「はい、あーん」

咲「あ、あーん」

淡「良くできました。咲はいい子だねぇ」

咲「んーありがとう、淡ちゃん」

照「咲? クッキー食べたら喉渇いたでしょ?」

咲「うん、ちょっと渇いちゃったかな」

照「そう、じゃあ飲ましてあげる」

咲「えーとどうやって飲ましてくれるの?」

照「簡単なこと、まず私が飲む」

咲「うん。それで?」

照「そして咲に口うつしをする。完璧!」

淡「ず、ずるいよ!なら私もクッキー口うつしする!」

咲「そ、そこ注目するところじゃないよ!」

咲「口移しのほうに注目するところだよね!」

照「淡も後ですればいい。今は私がする」

淡「しょうがないなー」

咲「私はまだするって言ってないよ!」

照「咲……口あけて?」

咲「だからするって言ってないよ……」

照「咲!」

おやすみ

昨日から寝てないから三十分ぐらい仮眠するわ。乗っ取れ

咲「うぅ……」

照「咲はいい子だから、私のいうこと聞けるよね?」

咲「ん……でも、そーゆうのは大切というか、その」

照「そうだね、確かに大切」

咲「じゃ、やっぱりしなくて……」

照「だから奪いたくなる」

照「それも無理やりね」

咲「え?」

照「て、いうのは嘘。咲の大切なものを無理やりなんて奪えない」

照「はい、水飲んで?」

咲「え?え?」

照「どうしたの?」

咲「いや、さっきの流れだと……」

照「期待してた? 咲がその気ならしてあげてもいいけど?」

咲「もう!からかわないでよー」

淡「じゃあ、私がするのもなしなの?」

照「そうなる」

淡「照の後でなんて言わなければよかったよー」

照「ほら、咲もそんな顔してたら可愛い顔が台無しだよ?」

咲「お姉ちゃんのせいでこんな顔になっちゃうんですー」

話し思い浮かばないから、案でもくれよ

菫「やっと見つけたぞ照」

照「菫お帰り」

菫「お前な、あそこで待ってるって言ってただろ。勝手に動き回らないでくれ」

照「菫、咲が淡と二人っきりで動いてたらどうする?」

菫「つけるな」

照「そーいうこと」

淡「咲、もう一回あーんしてあげる」

咲「私ばっかじゃ悪いから、淡ちゃんは食べないの?」

淡「これは咲へのプレゼントだよ?私が食べたら意味ないよ!」

照「ほら二人もそこまでにして」

淡「ぶーぶー」

照「で、菫なんだっけ?」

菫「あぁ、口でいうより実際見てもらった方がはやいだろう」

淡「なにがあるんだろーね?」

咲「さぁ、わたしは何も聞いてないけど」

菫「まぁ、見てからのお楽しみだな」

菫「と、言っても会場を見ればすぐわかるんだがな」

咲「会場に近付くにつれて騒がしくなってきたね」

淡「お祭りみたいな感じだー」

菫「淡よくわかったな。なぜか祭りが始まってるんだ」

照「楽しそうでいいね」

久「おっ、咲やっほー」

咲「部長!私何も聞いてないですよ?」

久「いやぁー、私もする予定はなかったのだけど」

久「関西のみんなが、ひまや!って騒ぎだしてあっという間にこの状態よ」

久「まぁ色々やってるみたいだし楽しんでおいで、じゃねー」

照「いろんな店がある」

菫「そうだな。私も少ししか見ていないが結構な種類があったぞ」

淡「咲ー、あのお店子供が店番してるよー」

咲「あれは、衣ちゃんかな?」

衣「い、いらっしゃいませー……」

衣「おいしい……カレーが……」

菫「完全に飲み込まれてるな」

照「周りの店があれだからな」

セーラ「本場のタコ焼きやでー!うまいでー!」

とよね「とりあえず色々売ってるよー!」

淡「うわぁー、私でもあそこの中には入りたくないなー」

衣「うぅ……ヒック……」

照「泣きだしそう。あれ、咲?」

咲「衣ちゃん」

衣「さ、咲?」

咲「カレー一つ頂戴?」

衣「か、買ってくれるのか?」

咲「うん!あたりまえだよ」

衣「とうかー!カレー一つ注文はいったー!」

衣「咲!熱いから気を付けて食べるんだぞ」

咲「とってもおいしそうだね。ありがとう衣ちゃん」

衣「こ、衣は当然のことをしただけだ」

咲「あははー、じゃあねー」

淡「咲はやっぱり優しいなー」

咲「もー淡ちゃんからかわないでよー」

淡「からかってないよーっと」

照「カレー食べないの?」

咲「ちょっとクッキー食べすぎちゃって」

咲「お姉ちゃんが食べる?」

照「咲が食べさしてくれるなら食べるよ」

咲「それくらいならいいよー」

菫「待て、私もお腹が減ってるんだ。わたしにも食べさせてくれないか?」

咲「いいですよ?」

淡「わたしもー」

咲「あっ、電話だ。ごめん私やること出来ちゃったからみんなで食べててー」

照淡菫「……」

照「とりあえず食べようか」

淡「そうだね」

菫「あぁ、咲ちゃんからあーんってしてもらえるとおもったのに」

さるったらどうす

久「はーい、みんなモニターにちゅうもーく!」

久「今、なんと咲がお風呂に入ってます」

照「」ガタッ

淡「急に立ち上がらないでよ照!カレーがこぼれちゃう!」

久「じゃあ、現場のまこー」

まこ「おー、こっちは現場のまこじゃ」

まこ「いま咲がはいってる風呂の脱衣所にきとるんじゃが」

まこ「中から咲の鼻歌がきこえるなー」

久「まこーじゃあカメラのスイッチいっれてー」

まこ「りょうかいじゃー」

「「おぉー!!」」

久「はい、静かに!今映ってるのは咲のシルエットだと思います!」

久「それじゃあ、まこ突撃してきて!」

まこ「まかせろー!」

咲「あれ、先輩どうしたん、でってなんでカメラ持ってるんですかー!」

まこ「湯気でメガネが曇って前がみえん……」

久「まこ!カメラ曇ってる曇ってる!」

咲「出て行ってください!」

まこ「お、桶を投げつけるなあほぅ!」

咲「はやくでてって!」

久「まこー……はい!結局咲の姿は見えませんでしたが」

久「いまから咲と明日一緒にお風呂を入れる権利を三名様にプレゼントします!」

怜「質問ええか?」

久「どうぞ」

怜「許可とっとるんか?」

久「とっていませんが、一緒に入るぐらいなら問題ありません!」

久「それじゃ、この会場に三枚だけチケット隠してるんで」

久「はい、すたーと!」

淡「よーし探すぞー!って照どこいってるの?」

照「咲の所だけど」

菫「チケット探さなくていいのか?」

照「もう、三枚手に入れてるし」

淡「さすが照だね!すごい!」

菫「いつ手にれたんだ?」

照「会場をふらついてる時に、原村がなにか隠してたから」

照「その時から持ってた」

照「そんなことより、はやく行かないと咲がお風呂からでちゃう」

淡「でも、どこにお風呂場あるか知ってるの?」

照「なんとなくわかる」

菫「なんとなくってお前な」

照「いやなら付いてこなくてもいい」

照「咲は私が堪能してくるから!」

淡「まってー、私もいくよー!」

菫「」

照「菫も結局付いてきたんだね」

怜も出そうと思ったけど、とりあえずもう終わらしたいから止めた


菫「当り前だ。なんか私だけ咲ちゃんとあんまり絡んでないきがするし」

照「プレゼント忘れてた菫がわるい」

淡「これは自業自得ってやつだよね」

照「ここだ、着いたよ」

淡「まだ咲はお風呂入ってるかな?」

照「咲は長風呂だからまだはいってる」

菫「ハァハァ……咲ちゃん……咲ちゃん……」

淡「菫が壊れ始めたよ」

照「気にしたらだめだと思う」

照「咲、私も一緒に入っていい?」

咲「あれ、お姉ちゃんいたんだ?はいってもいいよ」

淡「おじゃましまーす!」

咲「って淡ちゃんに菫さんまで!」

淡「んー咲の肌すべすべだねー」

照「髪も綺麗だし」

菫「」

咲「菫さんはどうして後ろ向いてるんですか?」

菫「いや、その見たら失礼かと思ってな」

咲「女の子同士なんだから平気ですよ」

淡「もう無理ー!咲のおもちもみもみ!」

咲「ひゃっ!もうだめだよ」

淡「うりうりー」

咲「もう、くすぐったいよ」

淡「……全然感じてくれない。下手なのかな私」

照「大丈夫だよ淡。咲は我慢してるだけだから」

淡「なんでわかるの?」

照「咲の顔もさっきより赤いし、なにより息が荒い」

照「あれは、平気なふりをしてるだけだから」

淡「そ、それならもっと攻め続ければ咲から求めるように!」

照「今度は三人で攻めようか。菫も限界っぽいし」

菫「」

淡「咲をよがり狂わせてあげるね!」

照「大丈夫だよ咲?咲が望んでることなんだから」

照「咲、自分から言ってごらん?」

咲「わ、私を―――――」



とりあえずおしまい。もう話しが見えないからわけわからん

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