八幡「雪ノ下をちょっとビビらせてみるか」 (65)
ドンドンドン!!
雪ノ下「誰?」
ガララッ
雪ノ下「誰もいないわね……」
ガララッ
雪ノ下「………」 ペラッ
ドンドンドン!!
雪ノ下「誰なのっ!!?」
ガララッ
雪ノ下「誰も……いないわね」
ガララッ
比企谷「うっす」
雪ノ下「比企谷くん、さっきからドアを叩いてイタズラするの辞めてもらえないかしら」
比企谷「ん?なんのことだ?」
雪ノ下「だからさっきからドアを叩いてたのはあなたでしょ?」
比企谷「ドアを叩く?何言ってんだよ、俺はさっきまで平塚先生に呼び出されてたから、ここには今きたばっかだぞ」
雪ノ下「でもさっきからそこのドアを叩く音が聞こえていたのだけれど、そんな事するのあなたしかありえないわ」
比企谷「いくら俺が雪ノ下に日頃の恨みがあるとしてもだ、そんな小学生みたいなイタズラなんかするわけないだろ、お前の聞き間違いじゃないのか?」
雪ノ下「いいえ、あれは確かに誰かがドアを叩いてたわ…絶対に」
比企谷「まぁお前がそこまで言うなら本当なんだろうな」
雪ノ下「信じてくれるのね?比企谷くん」
比企谷「廊下にでたけど誰もいなかったんだよな?」
雪ノ下「ドアを叩く音が聞こえてから私がドアを開けるまでそんなに時間はかからなかったわ、でも廊下にでると誰もいないの」
比企谷「そうか、姿が見えない何者かの手によって奉仕部のドアが叩かれたということになるな」
雪ノ下「比企谷くん、まさか幽霊の仕業とでもいいたいのかしら?」
比企谷「でも誰もいなかったんだろ?誰もいないのにドアを叩く音だけするって、それは人間の成せる技じゃないよな」
雪ノ下「そっそれはそうだけれど……」
比企谷「あ、俺この後用事あるんだったわ、雪ノ下すまんが帰るわ、またな」
雪ノ下「ひっ比企谷くん、待って、まだ話の途中よ」
比企谷「すまん、急ぎの用なんだ、じゃあさいなら」
ガララッ
雪ノ下「幽霊……そんなのいるわけ……」
ドンドンドンドン!!!!!
翌日
ガララッ
比企谷「ういっす」
雪ノ下「比企谷くん」
比企谷「ん、なんだ?」
雪ノ下「やっぱりなんでもないわ…」
比企谷「どうかしたのか?」
雪ノ下「……」
比企谷「まぁなんだ、相談事くらいなら聞いてやってもいいぞ、誰にも言いふらしたりしないから安心しろ」
雪ノ下「あなたの場合は言いふらす友達がいないんでしょ」
比企谷「余計なお世話だよ、それでなんか俺に話たい事あるんじゃないのか?」
雪ノ下「昨日あなたが帰った後にまた……」
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/ / /__ このスレにラップかけとくね
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