―事務所―


裕子「お疲れさまでーす」ｶﾞﾁｬ

モバＰ「おうユッコ、握手会お疲れ様。悪いな新年早々仕事入れてしまって」ｶﾀｶﾀｶﾀ

裕子「いえいえ！これもアイドルのお仕事ですから！それはそれとして、今年もよろしくお願いします」ﾍﾟｺﾘ

モバＰ「こちらこそよろしくな」ﾍﾟｺﾘ

裕子「元旦なのに何やら忙しそうですね」

モバＰ「ツアーもやってて人が少ないからなぁ。残ってる人が頑張らないと」ｶﾀｶﾀ

裕子「あまり無理して正月から身体壊さないようにしてくださいね？」

モバＰ「あぁ、ありがとう」

裕子「今日はお泊りですか？」

モバＰ「ん～…そうなるだろうなぁ」ﾊｧ

裕子「むんっ！ぐぬぬ～！」

モバＰ「い、いきなりどうした？気でも触れたか？」

裕子「ふふふ、2014年初エスパーです」

モバＰ「お、おう」

モバＰ「で、何をしたんだ？」

裕子「その名も、サイキックＤＣ！」

モバＰ「なんだそりゃ」

裕子「それは後々分かりますよ！」ｷﾘｯ

モバＰ「そうか。なんか知らんがありがとな」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

裕子「えへへー、それではまたあとで会いましょう！さらばっ！」

モバＰ「あとで？とりあえず気を付けて帰れよー」

モバＰ「ユッコは年が明けても変わらないなぁ。今年もあの方向で突きぬけてもらおう」ｶﾀｶﾀ

モバＰ「しかしサイキックＤＣってなんだ？ＤＣ…ドリームキャストか？」ｶﾀｶﾀ

モバＰ「ユッコぐらいの年齢の子ってドリキャス知ってんのかな…」

モバＰ「ドリキャスじゃないとすれば…ワシントンＤＣ？」ｶﾀｶﾀ

モバＰ「ユッコはアメリカの首都をニューヨークと勘違いしてそうなイメージあるな」

モバＰ「まあそういうバカっぽいところがユッコの魅力なんだけど」ｶﾀｶﾀ

モバＰ「っと、これでこの仕事おーわり」ｯﾀｰﾝ

モバＰ「もう12時か、早いなぁ。今日はもう寝て明日また頑張るか」

―休憩室―

モバＰ「しかし新年早々会社にお泊りとは、なんとも寂しいような」

モバＰ「ま、家で何もせずゴロゴロしてるよりよっぽど建設的か」ﾊﾊﾊ

モバＰ「年末年始手当もあるし、あるよな？ちひろさん？」

モバＰ「ってちひろさんはいないんだったー☆」ﾍﾟｼｯ

モバＰ「………バカなこと言ってないでさっさと寝よう」

裕子「…デューサー、プロデューサー」ﾕｻﾕｻ

モバＰ「ん……ん？ユッコ…？」

裕子「はい、エスパーユッコですよ」

モバＰ「…どうしたんだ、こんな時間に」

裕子「プロデューサーさんと、姫始めしようと思って」

モバＰ「…………ん？」

裕子「ですから、姫始めしに来ました」

モバＰ「ちょっと待て、どうしてそうなった」

モバＰ「分かった、お前さてはお神酒でも飲んで酔っ払ってるな？」

裕子「酔ってないですよ、プロデューサーさん」ﾁｭｯ

モバＰ「んぅ！？」

裕子「ん……ちゅ…はっ」

裕子「お酒の味、しました？」

モバＰ「…いいえ」

裕子「えへへ」ﾋﾟﾄｯ

モバＰ（なんだこれ、どうなってんだ）

モバＰ（そうか、夢か！夢に違いない！）

モバＰ「ユッコ」ｷﾞｭｯ

裕子「えへへ…プロデューサーさん、キスしてください」

モバＰ「あぁ…」ﾁｭｯ

裕子「んっ…プロデューサー、好きです」ｷﾞｭｯ

モバＰ「俺もだよ」ｷﾞｭｯ

モバＰ「ユッコ、触るぞ」

裕子「…はい」

モバＰ（なにこれやわらけえええええええええ）ふに

モバＰ（服の上なのにこんなに柔らかいってなに！？なにこれ！？これなに！？）

愛海（それはね、おっぱいだよ）

モバＰ（こいつ、直接脳内に…！）

裕子「ぷ、プロデューサー、黙られながら触ると恥ずかしいです…///」

モバＰ「あ、ご、ごめん。柔らかいよ」

裕子「か、感想言われても困ります…うぅ…///」

モバＰ「…直接触ってもいいか？」

裕子「…///」ｺｸﾝ

モバＰ「失礼します…」むにっ

裕子「んっ…」

モバＰ「おぉ…」

モバＰ（これがユッコのさくらんぼ…！）つんつん

裕子「あぅ…///」

モバＰ「服、脱がしてもいいか？」

裕子「は、はい」

モバＰ「脱がすぞ…」ｼｭﾙ ﾊﾟｻ

裕子「うぅ…///」

モバＰ「綺麗だ…」

裕子「あ、あんまりマジマジ見ないでください…///」

モバＰ「ユッコすごく可愛いぞ」

裕子「…たくさん、可愛がってください///」

モバＰ「衣装着てる時から思ってたけど、ユッコはおへそがすごくいい」

裕子「お、おへそですか…？」

モバＰ「うん、指入れるぞ」

裕子「ひゃう！な、なんかこそばゆいです…」

モバＰ「いいへそだ」ｻﾜｻﾜ

裕子「へそに良し悪しがあるんですか…？」

モバＰ「うん」ﾆｭﾙ

裕子「んっ！？しっ、舌は入れちゃダメですよ///」

モバＰ「ごめんごめん、あまりに可愛いもんだから」

裕子「もー、悪いと思ってませんよね？」ﾎﾟｶﾎﾟｶ

モバＰ「いや思ってる思ってるから」

モバＰ「じゃあそろそろ…挿れるぞ」

裕子「…///」ｺｸﾝ

モバＰ「裕子…力抜けよ」

裕子「はい…あの、プロデューサー」

モバＰ「なんだ？」

裕子「…やさしく、してください」ｷﾞｭｯ

モバＰ「あぁ、分かってる」ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ

モバＰ「…あれっ」

裕子「ど、どうしました？」

モバＰ「上手く入らない…」

裕子「プロデューサー、目を閉じて、深呼吸してください」

モバＰ「すー、はー。すー、はー」

裕子「目を開けてください」

モバＰ「ん…」ﾊﾟﾁ

モバＰ「あれ？ユッコ？」ｷｮﾛｷｮﾛ

モバＰ「…………なるほど」

モバＰ「今の夢かああああああああ！！！！！！」

―事務所―

モバＰ「あの後寝直したけど、続き見れなかった。悲しみ」ｶﾀｶﾀｶﾀ

裕子「おはよーございさいきっく！」ｶﾞﾁｬ

モバＰ「！」

モバＰ「お、おはようユッコ。その挨拶は流行らないぞ」

裕子「えぇー？」ｼｭﾝ

モバＰ（あんな夢見たせいで妙に意識してしまうな…）

裕子「ところでプロデューサー、夢に私出てきませんでしたか？」

モバＰ「えっ、なんでそれを」

裕子「出たんですね！？やった！これぞサイキックＤＣ！!」ﾋﾞｼｯ

モバＰ「昨日も言ってたな、そのサイキックＤＣって何のことなんだ？」

裕子「サイキックＤＣとはですね、ドリームチェイン、つまり夢を繋ぐ超能力です！」

モバＰ「夢を…繋ぐ？」

裕子「はい！つまり私とプロデューサーの夢を繋いで、同じ夢を見ていた！ということです！」ﾄﾞﾔｯ

モバＰ「同じ…夢を見ていた…？」

裕子「私の夢にもプロデューサーが出てきましたよ！」

モバＰ「…ええええええええええええ！？」

事務所で夢の続きをするんですね。わかります

裕子「ふっ、さすがにプロデューサーも驚きを隠せないようですね。このエスパーユッコの真の力に！」

モバＰ（なんでろくに超能力使えないのによりによってこんなすごい能力を使えるんだコイツは！）

裕子「でもあれだけプロデューサーが頑張って突いてくれてたのに、最後まで夢見れなかったんですよね」

モバＰ「え、俺の夢突くまでいかなかったんだけど」

裕子「あら、途中で目が覚めちゃったんですね。むしろ疲れる前に起きれて良かったんじゃないですか？」

モバＰ「いや、疲れるとしてもすごく突きたかったよ…」

裕子「そんなにですか？じゃあ今度しましょうよ！夢じゃなくて本当に！」

モバＰ「ほあおぅうぃっ！？」

裕子「どうしたんですかそんなに驚いて」

モバＰ「いや、その、なんていうか…い、嫌じゃなかったか？」

裕子「どうしてです？私は今すぐにでも続きをしたいぐらいですが」

モバＰ「Oh....情熱的だ」

モバＰ「そんなに俺に突いて欲しいのか」

裕子「はい、突いて欲しいです！」

モバＰ「そうか…じゃあ、早速休憩室で」

裕子「でも二人だけだとあれですし、事務所のみんなでしたいですね」

モバＰ「！？」

裕子「ね、楽しそうじゃないですか？アイドル餅つき大会！」

モバＰ「…………え？」

裕子「どうしましたプロデューサー、キツネにつままれたような顔をして」

モバＰ「あ、いや、なんでもないよ、うん」

裕子「…プロデューサーも見たんですよね？餅つきする夢」

モバＰ「アーウン、ミタミタ。ミタヨプロデューサー」

裕子「なぜ急にカタコトに！？」

モバＰ（あぶねえええええ危うくユッコに姫始めしようとか言うところだった）

モバＰ「ところでユッコ、ドリームキャストって知ってるか？」

裕子「ドリームキャスト…？うーん、どこかで名前を聞いた事があるような」

菜々「おはよーございまーす！」ｶﾞﾁｬ

モバＰ「お、菜々さんおはよう」

裕子「おはよーございさいきっく！」

菜々「プロデューサーさん、ユッコちゃんおはよーございます！キャハッ☆」

モバＰ「時に菜々さん、ドリームキャストって知ってる？」

菜々「ドリキャスですか？知ってますよ？素晴らしいゲーム機ですねあれは！」

モバＰ「発売されたのもう15年も前らしいですよ」

菜々「えﾞっ」

モバＰ「いやー、時が経つのはあっという間だなぁ！」

菜々「い、従兄弟のおにいちゃんが持ってましてね！それでよく遊んでましたー！あっ！

もうこんな時間！菜々レッスン行ってきますねー！」ｶﾞﾁｬ

モバＰ「お気をつけてー！」

裕子「嵐のように去って行きましたね」

モバＰ「うん、菜々さんは今年も菜々さんだったな」

モバＰ「とりあえず餅つきはちひろさんと相談してどうにかやってみるから」

裕子「本当ですか！ありがとうございます！」

モバＰ「あぁ、せっかくだししっかりやりたいしな」

裕子「楽しみだなぁ餅つき♪」



その後、アイドルの突いた餅をちひろさんが一個300円で売りさばいて莫大な利益を出すのだが、それはまた別のおはなし。


おしまい