俺妹あやせのSSです
あやせ「どうしてわたしに酷い事をするんですか」
の続き
エロ注意?
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十一月の風がタクシーから降りた私の頬をさっと撫でる
大学の友人がとうとう就活に勝ったことにより、私の周りで一年にも及ぶ戦争は終結を迎えた
戦争に勝てば宴を開くのは古代からの風習であり、私もその風習に則って宴会に巻き込まれることになった
「それにしてもあやせはいいわよねー。女優をやるって決めてからはすぐ事務所も決まれば、イケメンではないにしろ上場企業社員の彼氏もいるし」
目の据わった友人を見て『これは危険だ』と視界に危険信号が点滅する
話を変えようと口を開くより前に私の周りは包囲されていた
「そうそう。確かにイケメンじゃなかったけど、誠実そうで優しいって感じだよね。結婚するならああいうタイプの旦那さまがいいよね」
「ねー。あたしたちは就活にてんやわんやして彼氏の一人も出来ないのに、あやせは幸せなんだからあたしたちにその幸せをお裾分けしてくれてもいいんじゃない?彼氏はイケメンじゃないけど」
「ひっ、ヒトの彼氏を『格好良くない格好良くない』って言わないでよ!確かに京介さんはイケメンじゃないけど、わたしにとっては最高の彼氏なの!……はっ!」
「ニヤニヤ」
「ニマニマ」
あまりにもイケメンじゃないと野次られるせいでつい、私は彼女たちの思惑に乗せられてしまっていた
後悔は後で悔いるから『後悔』と書くわけで、意識を取り戻した私は取り返しのつかないことをしてしまったと思うものの、それこそ後の祭りなのであった
「そっかー。最高の彼氏なんだー。ならどこが『最高の彼氏』なのか、是非ともご教授いただこうかな」
「ねー。さてと、それじゃああやせちゃんの話を肴にお酒を飲もうかな。店員さん、モスコーミュール一つとカシオレ二つお願いしまーす」
戦闘隊形に移った友人二人を見て、私はため息を吐くのだった
「さて、それじゃあ聞かせてもらおうかな。ミス明条大学あやせちゃんのエロッエロなお話を」
「べ、別にエロくはないから!」
「はいはい。そういうツンデレはいいから話して話して!」
「遊ばれているような気もするけど……」
私はある日の一節を話すことにした
◇ ◇ ◇
「あーやせっ」
「きゃっ。お料理してるときに突然抱きついて来ないでください」
京介さんのマンションでお夕飯を作っていると、京介さんが突然抱きついてきた
京介さんの両手はわたしのおへその上からギュッと抱きしめてくる
ワンピース越しに京介さんの温もりを感じて、おへその奥で小さな火が着いてしまった
このままじゃお料理どころか京介さんに弄ばれてしまうのは目に見えている
じんわりと熱を持ち始めたお腹を気のせいだと言い聞かせて、身体を捻って京介さんから逃れようとする
「やぁ……あっ」
「あやせは相変わらず耳が弱いのな」
それを見越してなのか、京介さんの両手はもっと強くお腹を締め付けてくる
耳たぶを甘噛みしたかと思えば、耳の溝を沿うように舐められた
ネチャネチャと響く粘着質な水音や生温くてゆっくり這う舌の動きで、私は包丁をシンクに落としてしまった
アルミの凹む音がキッチンに響く
抱きしめられて京介さんの顔なんて見えるはずがないのに、私は意地悪な笑みを浮かべていると分かってしまった
お腹にあった右手はいつの間にか首筋を撫でている
「きょ……すけっさん!せめて……寝室に連れて……あぁぁっ。すっ吸わないでぇ、くだっさ、い……。い、やぁぁあぁぁぁ!」
耳の溝を這っていた舌が一気に私の耳の奥を突き抜ける
さっきまでの断続的に続くような快楽ではなく、舌で耳の形が変わってしまう程の強さで貫かれ、頭の奥まで響くほど耳の中を吸われる
自分では絶対に感じることの出来ない快楽に、私の腰は砕けてしまった
彼が口角を吊り上げる音が聞こえる
言うことを聞かない身体を彼の胸に預けると、彼のぬくもりと一緒にズルズルと滑り落ちていく
フローリングのひんやりとした冷たさをお尻に感じる
彼の右手は私のスキニージーンズの上をアメンボが水面を渡る弱さでしか触れてくれない
指はジーンズに食い込まず、動きのもどかしさに口が開きかける
けれど後ろで浮かべているであろう意地の悪い笑みを思うと、彼に懇願することなんて出来るはずもない
「あっ……ちがっ……だぁ、やだぁ……」
啄ばむようなキスがうなじや首筋、耳たぶを行ったり来たりする
彼がキスをするたびに、私は嬌声を上げてしまって恥ずかしく思うのに、恥ずかしさを感じるより早く彼は私の身体を玩ぶ
身体の熱が熱せられた鉄棒のように真っ赤に輝き、触れた時の恐怖で身体が竦んでしまう
「あ、あぁっ!だめぇだからっ……あぁああ!」
心地よい快楽に身体を委ねようとした時、私の恥ずかしい所から生じた落雷のような快楽が背筋を迸り、私の脳を焼き尽くす
ショーツの生地越しに、ジーンズと彼の指が私の中を貫いた
それまでのそよ風のように心地良い悦楽ではなく、私の身を焼き尽くそうという彼の意思がアリアリと分かる
右足の親指までもが快楽の雷撃の貫かれてその身を痙攣させる
息の仕方すらも忘れてしまった私はだらしなく口を開いて必死に息を吐こうと足掻く
京介さんがそんな私の行動を許してくれるはずもなく、私は彼の紡ぐ快楽の濁流に飲み込まれていく
チュニックのサラサラとした生地を感じることもなく、私の胸は乱暴に形を変える
「京介っさん……。いたっいから……もっとやさしっ……」
甘い熱が胸に広がる
熱いほどの痛みはジンジンと熱を帯びながら、私の胸に染み込んで行く
左の胸は乱暴に扱かれて、胸の熱は秘所に迸り、私の口から嬌声が漏れる
「やだっ!だめだめだめっ!やぁっだぁあっ」
快楽の奔流はついに身体を突き抜けてジーンズまで濡らしてしまった
はしたなく痙攣する腰と浅い呼吸を繰り返して上下する胸の鼓動だけが身体に響く
甘い闇に焼き尽くされてしまった身体を彼に抱きしめながら見下ろすことしか出来ない
羞恥と恥辱の音が言葉にすらならず口から漏れる
焦げ付いた神経を通して彼の囁く声が聞こえた
「あやせは変態だな」
そして私はもう一度ジーンズを濡らすのだった
おわれ
これって甘甘なの?
ただのエロエロな気がするんだけど
あとここって最後まで書いても大丈夫なの?
ネタ浮かばないから散歩行ってとおやつ食べてくる
書けたらその都度書く
浮かばなかったら夕方に書く
◇ ◇ ◇
甘い倦怠感が身体を包む
換気扇が回っているはずなのに、キッチンの床には私と京介さんの臭いが混ざり合って身体に染み付く気がした
浅い呼吸しかできない私と、そんな私を見下ろす京介さん
私がイニシアティブを握っていたのは京介さんと私が進学するまでの短い時間だと思う
京介さんの言葉の毒は鋭利な刃物となって私の心を切り裂く
切り裂かれた傷口からは彼の悪意の黒さと紅すら朱に染める鮮血が、身を焼くほどの激痛となって止め処なく湧き溢れていく
傷口から心の鼓動が悲鳴をあげ、私は何も考えることすらできずに悲鳴を上げる
心に張り詰めた線がプツン、と切れて私の心は絶望色に染まるのだ
漆黒に塗り潰された心の中で、一片の甘さを見つけた私は蝶となって引き寄せられていく
甘い蜜で口を漱ぎ、絶望を枕にする私は、黒く穢れた蜜が彼の悪意だと気付く
身体と心のリンクを切り離す程の激痛が阿片となって、私の中にある価値観を全て悪意と甘蜜、激痛と鮮血に替えてそれを求める廃人へと狂わせるのだ
それが破滅への誘いだと分かっていても私は彼が授け与えてくれる痛みを渇望してしまう
絶望と現実を天秤に掛けていた頃が光の速さで脳を駆け巡った
懐かしさを感じる間もなく、意識は現実へと連れ戻される
「晩飯作るんだろ?」
さっきまで私の身体を弄っていた両手の感覚はなくて、けれど背中から伝わる彼の息使いが安心剤となって流れてくる
身体に残る高過ぎる微熱がは小さな焔となって心を燻ぶる
身体の熱を放たなければ、何かを考えることも何かをすることも出来ないと知っていて彼は私に訊ねるのだ
この身体も心も全て京介さんのものだというのに、わずかに残ったプライドの残滓さえも彼は私に望むのだ
塵芥の一掻きほどもないちっぽけな尊厳すら彼は私から摘み取ろうとする
「…………お願いですから、その……わたしにえっち、なことしてください。京介さん……」
私は彼に屈する他ないのだ
ネタないから散歩行ってくる
ネタあったらほしい
「あやせは変態だな。俺だったら恥ずかしくてとてもじゃないけど、そんなセリフ吐けないよ」
羞恥で上気した頬を見られないように顔を伏せる
「エロいことして欲しいんだろ。だったら俯いてないで俺の顔を見ろよ、あやせ」
隠そうとした頬の赤みは京介さんの一言ですぐに露見してしまう
「……んっ」
京介さんと私の鼻が擦れ合う
彼のキスはさっきまでの啄ばむようなやさしいものではなく、開けまいと堅く噤む口に舌をねじ込んで来る
蛇のように私の口を犯す彼の舌と唾液が思考力を奪い去る
コーヒーの残り香が口の中一杯に広がっていく
京介さんの舌は私にとって大きすぎて、暴れ回るそれを飲み込もうと唾液があふれ出す
口内で暴れていた舌はゆっくりと戻っていき、激しすぎる愛撫の終わりに切なさをわずかに含んだ安心感が湧き上がる
彼のものなのか私のものなのかも分からない唾液は一息では飲み込めそうもないほどの量が口の中に溜まる
ゆっくりと離れていく彼との隣接点が私の歯茎を超えたところで彼は隠していた牙をむく
「……ん……んっ………ふぁっ、けほっごっ……」
舌がさっきよりも深く激しく口内を犯し、飲み込み始めた唾液を啜られていた
唾液はおろか空気まで吸われた私は咽返ってしまう
視界には白い火花が飛び散り、酸欠に瀕した身体は彼から離れようと激しく足掻く
けれど、彼の左手は頭を押さえつけて離そうとしない
「ふぁ……っ…………んぁ……あぁぁっ……はっ……あぁ」
霞み始めた視界と口内で爆ぜる快楽に抗うことは出来ず、されるがままに彼の舌によって身体は犯されていく
唾液と空気の混在した音がジュルジュルとキッチンに響く
白に塗り潰されていた世界に色彩が戻ってきた
心も身体、理性や思考が水飴みたいにドロドロ融け混じる
怖いくらいの快楽だけが私の中に溶け込んでいく
彼とのキスが終わっていることに気付いたとき、どれほどの時間が経っていたのだろうか
時計を見れば時間など一目瞭然なのに、私の頭には快楽の文字以外残っていなかった
「晩飯食べる、それともこのままベッド行く?」
鮮明に残る恥辱の一かけらと残っている良識の全てを掻き集めて、答える
「……はぁ……ふぁあ……べっろ、に……つれていっれくださ……い」
私は彼に屈する他ないのだ
ネタ思いつかないから終わる
言い方悪かった
これで終わりです
さっき一この三日間のスレ見たけど
誤字脱字は酷いし、『口先八丁』とか変な言葉作っていたりでダメダメだし
見てくれる人も少なかったみたいだし文才ないし今週のアニメにあやせは出ないしでムリポ
あと不破愛花かわいいよ、不破愛花!
>>1
愛花ちゃんがひたすら吉野を罵って、一割くらいでれるスレ立てたら見るよ
>>51
建てた
愛花「つまり吉野さんが全て悪いんですね」
愛花「つまり吉野さんが全て悪いんですね」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1367173349/#footer)
まだ書き始めだけど、罵倒ってあまりないかも
それでも良かったら見てくださー
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