うずめ「・・・そうなんだ」

ささら「うん、おやすみ」

うずめ「・・・おやすみ」

ささら「えへへ、マスターの抱き枕気持ちいい」ｷﾞｭｰ

うずめ「・・・」

ささら「zzz」

うずめ「ささらささら」

ささら「ん、何よもうマスター」

うずめ「私はここにいるけど」

ささら「え？何言ってるのよマスター」

うずめ「本物の私。ここにいるけど」

ささら「だから何が言いたいのかわからないわ」

うずめ「私だって混乱しているよ」

ささら「もう、用がないなら眠るわよ。ん、マスターの抱き枕気持ちいい」ｽﾘｽﾘ

うずめ「そ、それ」

ささら「え？」

うずめ「ささらはその抱き枕気に入ってるの？」

ささら「そうよ。この肌触り、抱き心地、大好きよ」

うずめ「そ、そっか」

ささら「どうしてマスターが照れているのよ」

うずめ「だって大好きって言われたの嬉しくて」

ささら「変なマスター。おやすみ」

うずめ「あ、待って待って」

ささら「もうマスターしつこい」

うずめ「待って言うから言うから」

うずめ「ｽｰﾊｰｽｰﾊｰ」

うずめ「そんな抱き枕よりも本物の私を抱きしめて眠ればいいんじゃないかな？」

ささら「盲点。こんなのﾎﾟｲｯ」

うずめ「そうだよ。そんなのﾎﾟｲｯﾎﾟｲｯだよ」

ささら「じゃ、じゃあ失礼して」

うずめ「う、うん」

ささら「ふわぁ」

うずめ「ど、どうかな？」

ささら「さ、最高・・・うーん、マスター・・・」ｽﾘｽﾘ

うずめ「ふわわわわわ・・・やっ・・・あ・・・」

ささら「マスター・・・すきすき・・・」ｽﾘｽﾘ

うずめ「ふわわわわわ・・・ちょと、ちょっと待ってささら！」

ささら「待たない、マスター・・・」ｽﾘｽﾘｽﾘｽﾘ

うずめ「ほんと！ほんの少しだけ！ねっささら、ねっ？」

ささら「もうっ何よマスター」

うずめ「えへへ、はい、ﾎﾟｲｯした抱き枕」

ささら「へ？」

うずめ「こ、これを抱きしめて眠るといいよ」

ささら「は？」

うずめ「じゃ、じゃあおやすみー」

ささら「ちょ、ちょっと何言ってるのよマスター」

うずめ「それ良い抱き枕だね」

ささら「こんなのﾎﾟｲｯ」

うずめ「あーﾎﾟｲｯしちゃダメぇ・・・」

ささら「何よ自分から言っておいて」

うずめ「えへへー・・・」

ささら「かわいい、でも誤魔化されないわ」