晴人「絶望先生....?」 (99)

 からんっ  からんっ

 「おめでとうございまーす。お一人様、臓物島ツアーにご招待でーす」からんっ からんっ

晴人「臓物島?聞いたこともない島だな」

晴人「ねぇ、お姉さん。俺は特賞よりこっちのドーナツ1年分が良かったんだけど....」

       『糸色家主催臓物島ツアー』

晴人「はぁ.....まぁ、プレーンシュガー1年分じゃないし。いっか」

晴人「臓物島。もしかしたらそこが」スッ

晴人「コヨミ。お前が安心して眠れる場所かもしれないしな」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1388757780

       魔法の指輪 「ウィザードリング」。

     今を生きる魔法使いはその輝きを両手に宿し、

        「絶望」を「希望」に変える


全回までのあらすじ

日蝕浴をした後に、いきなり白い魔法使いに美少女と変身ドライバーを授かる晴人。
うはうは状態、と思いきやそれどころじゃなく。取り敢えず何を売っているかわからない栃木県栃木市倭町の店に居候する。
え?舞台は東京じゃないのか?特撮に舞台を聞くのはNG。
 「職業はファントムを倒すことです」
完全にスタイリッシュニートと化した晴人。居候とはいえ家事と店番をするのかと思えばコヨミに任せっぷり。
取り敢えず踊りが踊れそうなオカッパ店長のドーナツ屋で昼を過ごす晴人。プレーンシュガーは欠かせない。
もしかしたら魔法を駆使してお金をコピーできるんじゃないか?そんな正義とはかけ離れたところで社会の正義と出会う。
大門凛子。スーツがエロいなと思いながら彼女を救う。そして痛々しく、職業・住所不明の意味不明の存在奈良瞬平。
しかもその男、暇があれば自分のところに来やがる。若干苛立ちを覚えた晴人に自称ライバル登場。
野獣の如くファントムを喰らう仁藤攻介。若干一発芸人化の言葉であるが「ワイルドだね~」で済ますことに。
そんな中、敵のメドューサに妹がいたことが判明。若干痛々しい、けど創作物ならおーけーな稲森真由。
量産型ライダーに変身した彼女は調子に乗って「さぁ、終わりの時よ!」を聞いたとき、晴人は自分の決め台詞が若干恥ずかしくなってしまったのも事実。
ガキも一児の父親も変身するさなか。コヨミの体に異変が起き始める。
敵のボス。ワイズマンは実はコヨミの父親だったのだ!
コヨミは実は死体だった。危ない危ない、魔法切れのコヨミにムラムラしたことがある晴人は自分を責める一方。
 「お父さん!暦さんを僕にください!」
なんて台詞は実現することもなく。父親と敵対関係に、東京の全ての人間を絶望させ、コヨミが天に戻らないようにする父親。
けどそれも阻止されチャラサイコパスハーフヒューマン美容師にあっけなく殺される笛木パパ。そしてコヨミの賢者の石も奪われる自体に。
しかし!希望キーーーーーック!!!
賢者の石という『コヨミ』リングを手に入れた晴人。彼女が落ち着くことができる場所を探し、彼女を埋葬することにした晴人。

だが未だに手放せないのも事実・・・・・・

・さよなら絶望先生と仮面ライダーウィザードのクロスです

・コミック読んでてなんとなく思いつきましたすいません

・前回、キルラキルとフォーゼのを書きましたすいません。すいません

_ 後日 _

         = 豪華客船 =

絶倫「どうかこのツアーが、皆様の人生で忘れることのない楽しい思い出になれたらと___


仁藤「なぁ、晴人。あのガイドさんの名前さ」

仁藤「糸色で絶!倫で倫!合わせて絶倫にならねぇか?」ニヤニヤ

晴人「ならねぇよ。つーかなんでお前がいんだよ」

仁藤「いやぁ....」

 (「うおおおおおおおお!!!特賞だあああああ!!!」)

 (「やったああああああああああ!マヨネーズ1年分だああああああ!!!だけど保温方はどうすっかなぁ。俺、冷蔵庫ねぇし」)

 (「おめでとうございます。臓物島ツアー招待券です」)

 (「あ?」)

晴人「みなまで言うな。なんか分かった」

仁藤「どうだ?その...コヨミちゃん、どこに眠らせるか決めたのか?」

晴人「......いや」

仁藤「あー!みなまで言うな。わかってる。落ち着く場所なんてそう決めらんねーしな」

晴人「.......。そういうお前はキマイラは捕まえたのか?」

仁藤「ん?あぁ、この通りよ」 ガオー

晴人「ドライバー!.....なんだ以外と早かったじゃん」

仁藤「さすがに虫あみじゃキツかったなぁ。けどまぁ、ここに収めてやった」

仁藤「変身すんのも凛子ちゃんに止められてるけどな~。ファントムが出たら譲や真由ちゃんに任せっぱなしだ」

晴人「そっか....」

絶倫「では、主催者の糸色望様のスピーチを」メクリ

        糸色望      

 ガタッ! ガタッ!

絶望「えー、では、私の方からって.....なんですか?」

晴人「あ、いや。ちょ、ちょっとコイツがマヨネーズぶちかますから」

仁藤「ハハハッ、お前の名前横文字で書くと絶っむぐっ!?」

晴人「ば、馬鹿。アハハ、すみませんコイツちょっとマヨネーズ飲み過ぎちゃったみたいで」

絶望「そ、そうですか」

絶望「皆さん!率直に言いましょう!」バンッ

絶望「ここに来た約20名の皆さん!」

絶望「絶望しちゃいませんでしたか?」

          _ 絶望、しちゃいませんでしたか? _

晴人「!?」(まさかコイツ....!)

絶望「皆さんの共通点は絶望です。皆、一瞬でも絶望したものだけがツアーに参加できているのです」


晴人「攻介、お前は...」

仁藤「....ああ。実は特賞を当てたのは譲なんだがアイツ学校があっからな。代わりに俺がってわけだ」

晴人「お前も大学あるだろ」

仁藤「.......」

絶望「えー招待者の.....匿名希望、職業落語家の人」

落語家「はい」スッ

絶望「どんなことに絶望しちゃいましたか?」

落語家「いやぁ~、絵もあの人と違くて別冊で人気でちゃって」

落語家「なんていうんですかね。やっぱり女子しかでない漫画はいいというか」

落語家「アニメも始まって前作より人気出ちゃったんじゃないか?みたいなぁ~」

絶望「....」

落語家「でも、この前連載終わっちゃったんですよ.....なんだよ!せっかち伯爵と時間どろぼうって!」

落語家「どうせタイトル無視でネタもいつものになって低迷しむごぉっ!?」

絶倫「降ろせ。海だろうが知るか」

絶望「まぁ、こんな感じで」


晴人「ちょ、ちょっと待て!今の人をどこに連れて行った!絶対船から降ろしただろ!」


絶望「大丈夫でしょう。彼女、副業で海女やってるみたいですし」

絶望「じぇじぇじぇ、みたいな」ふっ

   しーーーーーーん

絶倫「流行りの流行語大賞で観客の高翌齢者を対象として笑いをとろうと思ったがしらけてしまった」

絶倫「お兄様かっこわるい」くすっ

絶望「そんな解説いりませんからっ!」

絶望「大体、私は流行語というのが嫌いです!」

絶倫「......絶望した!」ぼそっ

絶望「な、なんですか?それ?知らないな~」

絶望「りゅ、流行語なんて将来使われなくなるんですよ!その時ばかりの言葉!」

・ にゃんぱすー       ・ 今でしょ

・ 駆逐してやる       ・ じぇじぇじぇ

・ 俺はフリーしか泳がない  ・ 倍返しだ!

あびる「先生、若干左側が世間一般的には流行ってはいないと思います」

晴海「なんですって!?駆逐してやるとか流行ってるでしょ!!俺はフリーしか泳がないとか流行ってるでしょ!?」

晴海「ねぇ千里!?流行ってるよね!?流行ってるよねぇ!!?」ガシッ!

千里「それは貴女達だけの世界で、でしょうに。」

絶望「何がネット流行語大賞ですか!Twitter拡散大賞もいいところですよ!」

絶望「ぜ、絶望した!とかつまんねぇ事聞くなよ!だとか!」

絶望「最近の主人公は口癖という、いかにも流行語、名言狙ってます感が嫌いなんです!」

あびる「さりげなく自虐してますね」

             スッ

晴人「糸色さん。俺もわかります」 ガタッ

仁藤「は、晴人ォ?」

晴人「俺も。さぁ、ショータイムだ。が名言のつもりなんですけど.....けどそれはみんなに精一杯考えて作ったとか」

晴人「思われたくないのに.....!思われたくないのに....!アイツはっ...!」

晴人「アイツは仮面ライダー史上最強のタブーを犯しちゃったんです!」

絶望「はぁ。なるほど、お話ください」

仁藤「晴人!?どうしたんだよお前!」

_ 沢芽市 _

      K・Kさん(無職)

K「いやぁ、だって変身ポーズとか名言を言うとか大事じゃないっスか?」

 _ 考えている場面を写すのはタブーなんじゃ・・・?

     もしくは明らかに狙っているような感じにするのも _

K「いやいや、大事ですよ。どうせ先輩ライダーも考えてるでしょ」

K「あの真っ二つの人とかいかにもって感じっスよね。あぁ、あれ!」

K「あの前作の人とかも(笑)ショータイムだ(笑)」キラッ

K「やっぱりお前の罪をなんちゃら宇宙キタなんちゃらより俺の、ここからはステージだ!がいいと思うんスよ」


晴人「クソォッ!!脚本が有名なやつだからって調子乗りやがって!」

仁藤「晴人、おい晴人!キャラ壊れかけてんぞ!」バシッバシッ

晴人「なんだよ!まどか☆マジカって!希望も魔法もあるんだよ!」バンッ!

絶望「確かに、視聴者や読者に名言を精一杯考えたとか思われたくないですよね」

絶望「勝手に性格を二次創作で変えられる場合もあるので大変危険です」 サァ、オワリノトキヨ

絶望「では、ここで」こほん

絶望「絶望した!流行語に絶望した!」ピキピキ

    しーーーーーーーーーーーん

絶倫「古っ」

絶望「......ん?どうかしましたか仁藤さん」ピキパキパキッ

仁藤「!!?」(なんでだ!?どう見たってファントム化してるっつーのに誰も反応しねぇ)

仁藤「つーか晴人!お前も目ぇ覚ませっ」バシッ バシッ

晴人「アイツのせいで.....シリアスなシーンも変な目で見られるんだ....みんな...」

晴人「『うわ、こいつシリアスな雰囲気でこんなこと言っちゃってるよ・変身ポーズしちゃってるよ』とか」

晴人「雰囲気ぶち壊しもいいところだ....!」

 「大丈夫ですよ。流行語に絶望なんてしちゃダメです」

可符香「だってそうでしょう?名言が流行るんですよ?嬉しいことじゃないですかー」

晴人「け、けど今の子達はもう俺なんかより.....指輪なんかよりフルーツで!ショータイムよりステージで!」

可符香「いいえ。今の子も次の子も昔の子も、みんな飽きてなんかいませんし、忘れてなんかいません」

可符香「ずっと貴方の名言を心の中に秘めておくんです。辛いことがあったらその名言を思い出すんです」

可符香「忘れられることも飽きられることなんて一度もない。ずっとずっと愛されていくんですよ!」

晴人「あぁ.....」スゥゥ(俺の何かが救われていく....)

絶望「くっ、また出てきましたか....!」

可符香「ひどいなぁ。先生、そんなに私を邪見な目で見ないでくださいよ」

可符香「じゃあ私はこれで」ヒュッ


仁藤「何っ!?消えた.....だと?」

時間軸は

絶望先生が最終話まで(30X話までじゃないです。あれ怖いです)
死後結婚は生徒達としていません

ウィザードが53話まで(インフィニティリングをガキに預けた後)

でよろしくお願いします

晴人「攻介......」

仁藤「ああ、この豪華客船。どうもおかしいな。てかお前元に戻ったのか」

仁藤「何よりあの絶望野郎の後ろの席だ。女子が多すぎる.....羨ましいぜ」

晴人「そっちじゃねぇよ。いや、そっちだけどさ。さっきの女の子だ。制服の」

晴人「いきなり出てきて消えたんじゃない。あの後ろの女子、あの後ろの女子の誰かがあの子になった.....」

仁藤「何言ってんだ?」

晴人「何を言ってるかわからねぇと思うが俺にもわからん」

晴人「マジで何がどうなってるんだ。一体....」

絶望「次、とらうま町?聞いたこともない町の出身の方ですね」

女性「あ、違うんです!それはついつい間違えて私の好きな架空の町でして....」

女性「埼玉県と練馬区の中間にある町なんです」ニコニコ



絶望「じゃあ絶望しちゃった体験をどうぞ。えっと勝羽美さん」

羽美「はい!」


晴人(体験談なのかよ....なんだ。以外と軽い感じのノリか)


羽美「私の小学生の時の体験なんですけど」

羽美「クラス全員で集まるからっておうちに誘われたんデスケド」

羽美「いざインターホン鳴らしたら、男の子が『すいません。今ウチの子留守なんです』って」

羽美「明らかに男の子が声色変えて言ってたんですね。あー私はぶられたんだって。だってインターホンからクスクスって

   みんなの声が消えてて......」

晴人「.....ひどい話だ」

仁藤「ああ、だな」


羽美「まぁ、それは全部妄想で本当は行方不明のクラスメイトAさんを探そうって

   警察の力なんかじゃなくて自分達で探そうっていう集まりだったんですよね」

絶望「? じゃあ別にそんな妄想しなくても」

羽美「で、そこでのみんなの集まりで犯人がその中にいたんデスヨネ」

羽美「気まづかったなぁ。だって犯人私ですし」

絶望「え」

羽美「だって私をイジメタンデスモノ!近くの工事現場の生コンクリートの中ニ埋めてヤッタワ!!!」

羽美「許スマジ!許スマジ!」きょーっ きょーっ

羽美「多分、東京の××ビルの下には......」

絶倫「時田。この者を至急、自家用ヘリコプターで家に戻してやれ」

時田「ハッ!」

羽美「嫌ダッ!離ダッ!離セッ!離セッ!」ずるずる

羽美「私絶望してませんでしたか?私絶望してませんでしたか?」ずるずる


晴人「.....」

仁藤「.....」

絶望「こほん。では直々臓物島に到着します。ホテルの手配も済ませてありますので」


晴人「終わったな....なんか疲れた....」

仁藤「譲に生かせるべきだった....」

晴人「あ、そ、そうだ。甲板に上がろう。海でも見て落ち着こうぜ」

仁藤「おう.....」

_ 臓物島 _

晴人「島か。こんなところ、バイクじゃ行けなかったかもな」

仁藤「んなこと言ってお前テレポートあんじゃねぇか。真由ちゃんなんてアイツ毎回海外にテレポートしてんぞ」

晴人「マジか。違法入国じゃん」

仁藤「マジで。アイツはただ魔法使いの力を楽しんでる」

晴人「マジだ.....お。ガイドさーん」

絶倫「はい、なんでしょう?」

晴人「なんかみんな勝手にぞろぞろ行っちゃってるけど....」

絶倫「ああ、説明をもう一度、しますね。ホテルはここから見える糸色ホテル」

絶倫「分からなければ地図を配布してありますので」

絶倫「島には様々なレジャースポットがあります。どうぞ、ごゆっくり」

仁藤「......自由行動ってことか?」

晴人「まぁ、そう簡単に遊ぼうとは思わないな。俺は....」スッ 

晴人「コイツの場所を見つけるために探索しようかって....」

 「うおぉぉぉっ!マヨネーズ工場だーーー!」ダダダッ

晴人「っておいおい」

晴人「さて...」スチャッ 

  《 ドライバーオン!・プリーズ 》

晴人「バイクバイクっと」カシャンッ

 < ルパッチマジックタッチゴー! ルパッチマジックタッチゴー! ルパッ >

  《 コネクト!・プリーズ 》

              ブゥンブゥンッ!!

_ 臓物島 _

            = 民家区域 =

晴人「ふぃ~、結局島を一周したけど....やっぱりここは....」スッ

晴人「ちょっと違う、よな....コヨミ」

 (「晴人!」)

晴人「コヨミッ!?」バッ

加賀「ひっ!?あ、す、すみません!すみません!」ぺこっ ぺこっ

加賀「驚かせてしまってすみません!」ぺこっ

晴人「あ、いや大丈夫だって」アセッ

晴人(今のは....幻聴か。おいおい、俺はまだコヨミの事引きずって....)

晴人「....あ。君も船にいた....えっと糸色さんの後ろにいた子!」

加賀「あ、はい。先生の後ろに....恐縮ながら」

晴人「じゃあ知り合いかな?よかったらその先生の居場所を教えて欲しいんだけど」

晴人「友人がホテルにもいなかったっていうし」

晴人(あの少女のこと、普通とは思えない。やっぱりキチンとしなきゃな)

晴人(そのあとの体験談のせいで完全に忘れてたし.....)

加賀「はっ!?」(き、きっと道を聞くのが私しかいなくて悲しんでるんでしょか!?)

加賀「すいません!すいません!道を教えるのが私なんかですいません!」ぺこっ   ぺこっぺこっ

晴人「?」

加賀「えっと、この先の信号を右に曲がるとに大きなお屋敷があるんですが....多分ひと目でわかると思います」

加賀「恐らくそこにいるんじゃないでしょうか。そのお屋敷の主ですし」

晴人「有難う、恩に着るよ」

加賀「恩に着る!?」がーん

加賀「困ります!恩に着られては困りますぅ!」

晴人「え」

加賀「べ、別に」

加賀「別にアンタの為に教えたんじゃないんだからね。勘違いしないでよね!」ぷいっ

晴人「....」

晴人(可愛いな///) ほれっ

晴人「いてて....なんかあの子に会ってから何故かコヨミの指輪に締め付けられるような.....」

晴人「お。さて、ここかな」

   こんこん

晴人「ごめんくださーい」

  こんこん

晴人「いないのかな?ごめんくださーい」

小森「何!?何なの!?こんこんこんこんうるさいんだけど!まともにネットサーフィンもできなかったじゃない!」ガラッ

小森「インターホンあるでしょ!?ごんごんごんごんうるさしうるさし!!」ぷんすか

晴人「ご、ごめん。えっとここに糸色望さんはいるかな?」

小森「いません!」ガラガラッ

                 ピシャッ!
 

晴人「......」カチャンッ

 《 スモール!・プリーズ 》

               シュルルルルルルン

晴人「ワルイケド、チョットオジャマサセテモラウヨー」ひょこっ

 どしん! どしん!

絶交「ねえちゃーん!おじさんどこいったんだー?」タッタッタ

晴人「!? ア、アブネー」(おじさん.....この子、糸色さんに似ている)

晴人(もしかしたら)

小森「先生?あー、確かホテルに居たって聞いたよ」カタカタカタカタカタ

絶交「どうでもいいけど何見てんの?」

小森「この前先生が私のPCを勝手に使った履歴」カタカタカタカタ

絶交「都市伝説・魔法使い?」

晴人「オレカ?」

小森「先生。都市伝説とか好きじゃなさそうだけどね。魔法使いなんて....ん画像ある」カタカタカタッターンッ

小森「なにこれ」

小森「ださっ」

_ ホテル _

仁藤「だからぁ、別にいいじゃねぇーかよ。バイキングにマヨネーズかけたくらい」ニコニコ

 「ふざけないでよ!バイキングなんだから自分のお皿に乗っけてから___

仁藤「まぁまぁみなまで言うな。さてはダイエット中なんだろ?」

奈美「なぁっ!?ち、違うもん!だだダイエット中とかじゃないしぃ」

あびる「嘘。アナタいつもマヨネーズかけてたじゃない」

奈美「こんなにかけないよ!?しかもお皿にとってからっていう常識あるし!」

仁藤「おーおー図星じゃねぇか。ほら、食ってみろ美味しいから」

奈美「こんなのカロリー高いだけで美味しくなんか.......本当だ!」

絶望「その前に貴女達はツアー客じゃないでしょう。勝手に食事をしないでください」

奈美「えーいいじゃん~」

奈美「私、バイキングって好きなんだよね」

あびる「どうして?」

奈美「だってさ、いっぱい種類あるし食べ放題だし____

仁藤「普通だな」

絶望「普通ですね」

奈美「普通って言うなぁ!」

仁藤「ってそれより!アンタのこと晴人が探してたぜ」

絶望「私を....?」

仁藤「ああ、なんか聞きたいことがあるとかないとか。しっかし今どこにいることやらなぁ」

絶望「はあ。.....ん」

まとい「先生。携帯弁慶からラインです」めるめる

絶望「時代も時代ですね。今じゃ音無さんまでスマホのラインで送ってくるんですから」

『なんかダッサい赤パン野郎がお前のこと探してたらしいぞ』

仁藤「くくっ、その赤パン野郎って晴人のことだな」

『あと、工場にいたパツキンツーブロ浮浪者がウザかった』

絶望「そう、時代の流れ。時代の流れに絶望した!」ピキピキ

仁藤「あぁっ!?今の流れでどうして。つーかま、またくだらんことで絶望しかけて」

絶望「昔は良かった。今じゃガラケーキャラはスマホキャラになるとき!眼鏡キャラはレーシックキャラになってしまうのです!!」

  ダダダダッ!

         バコォンッ!

晴人「そう!仮面ライダーもそうなんです!」ズササーッ!

仁藤「晴人!?」

_ 東京都 _

     I・Tさん(フリーター・夢なし)

T「なんだよ」

_ ですが今時ガラケーっていうのは(笑)

   しかも薄くないし(笑) _

T「俺に聞くな。仕方ないだろ、これじゃなきゃいけないんだしよ」

T「文句あんなら×××(※某有名企業)に言え!」

T「ていうかクリーニングは?.......はァ!?」

T「無いなら出てけ出てけ!!」シッシッ

 「ちょっとTッ君!どうしてお客さん追い出しちゃうのさ!」

晴人「時代は厳しいものです。イケメンじゃないといけないし....しかも最近は歌い始めましたよ!」

晴人「ダンスまでして....な、なんか体育会TVで優勝したとか聞きましたが....まぁ、僕はサッカーできるんですけど....」アセッ

晴人「時代の厳しさにぜ、ぜつっむぐっ!?」

仁藤「そ、それ以上言うな!っつーかお前が言っちゃダメだ!」ガシッ

晴人「んーんー!」

・ 玩具売上            ・ 映画に過去作品ライダー出さなきゃ ・ダメだ。もう昭和平成ライダーメインでいこか

・ CG予算             ・ 戦隊絡ませよう!

・ あまりにもシリアスなのは禁止  ・ じゃあ今度は宇宙刑事だ!


晴海「先生もジュノンボーイコンテストに出るといいですよ」

絶望「無理があります」

晴人「くっ、なんだ。急に意識が吹っ飛んで....」

仁藤「恐らくファントムの影響かもしんねぇな。どっかにいんのか?」

 パァァァ

絶望「!?」バッ

あびる「うぅっ....!?」ピカッ

晴人「!? そういえば疑問なことがもう一つあった。あの子達の髪飾りだ」

晴人「なんでみんな十字架の髪飾りをしてるんだ...!?」

可符香「ふぅ。時代の流れには逆らえません」

可符香「常に時代を受け止めないといけないんです!」ビシッ

仁藤「うぉぉぉっ!?ま、また急に出てきやがった!!」

可符香「只今艦これ絶賛人気に便乗して.......山本五十六司令官がおっしゃっていました」スッ

可符香「『実年者は、今どきの若い者などということを絶対に言うな。』」

可符香「『なぜなら、われわれ実年者が若かった時に同じことを言われたはずだ。』ってね」

可符香「そう、そんなことをいったらきりがないのですよ。今は嫌だとか、昔は良かったとか」

可符香「ゆとり教育がどうだとか。そんなこと言ったとしてもそのゆとり教育の次の世代教育が

    ゆとり教育の人達に批判される」

可符香「時代の流れ批判スパイラルが発生してしまいます!」クルクル


晴人「そ、そうか.....鎧武よりウィザードが良かったとかみんな言うんじゃないぞ」ビシッ!

音無「....」スッ

『ネットじゃウィザードより面白いって書いてあるけどな』

晴人「....」

晴人「と、とにかく」

晴人「クウガの方が良かったとか書き込むんじゃないぞ!絶対だからな!」

絶望「せっかち伯爵と時間どろぼうとかやるくらいならじょしらく終わらせるなよ、とかです」

絶望「ってまたアナタですか!」

晴人「.....またか、アンタはこの子が出るとファントム化を止める」

可符香「....」

絶望「何を言っているかわかりませんが.....その子、というより人格が変わったその子は危険です」

絶望「本当ならもう出てこないはずなのに。役目は皆、果たした筈なのに...」

絶望「どうして貴女が......!」ギリッ

 「晴人....」

晴人「!?」

コヨミ「晴人。久しぶりね」ニコッ

晴人「コヨ...ミ....!お前、なんで」

仁藤「おいおい、嘘だろ。生き返ったのか!?」

絶望「ち、違います。その子はコヨミという子じゃありません。彼女は私の生徒だ」

絶望「それに、貴女だって可符香さんじゃあない。小節あびるでしょう」

可符香「嫌だなぁ。存在してることにしたのは貴方達なのに」

絶望「小節さん.....目を覚ましてください!」ガシッ

晴人「......違う。お前はコヨミじゃない」

コヨミ「どうして?」

コヨミ「どうしてそんなことを言うの?」

晴人「ふっ、コヨミはここにいるしな」スッ 

             キランッ

晴人「俺を騙そうとしてもダメだぜ子猫ちゃん」にょんたか

コヨミ(晴海)「......」

晴人「まぁ、君じゃなくて。本当に俺を騙してる奴は」

晴人「.....どっかに潜んでる幻覚を見せるファントムってとこかな」スチャッ

可符香「わぁ、綺麗な指輪ぁ」

晴人「そう言ってくれるとコイツも喜ぶよ」カシャンッ カシャンッ

 < シャバドゥビタッチヘンシーン シャバドゥビタッチヘンシーン >

      < シャバドゥビタッチヘンシーン  シャバドゥビタッチヘンシーン >

奈美「え、なんて?」

絶望「日塔さん。今回ばかりは誰もがする普通の反応です.....なんて言ってるんでしょうね。あれ」

奈美「普通って言う.....もういいや」

晴人「....変身!」

  《 フレイム!・プリーズ 》

        -=ニ ヒー!ヒー!
              ヒー・ヒー・ヒー!! ニ=-

ウィザード「さぁ」スッ


ウィザード「ショータイムだ!」

仁藤「って言っても対したショーもないし犯人探しだよな」

ウィザード「うっせえ。お前もファントム探せ....よっと」カシャンッ

 < ルパッチマジックタッチゴー ルパ >

 《 ガルーダ!・プリーズ 》

ウィザード「よろしくね」

ガルーダ「....」コクッ  バサバサッ

絶望「貴方は一体.....その姿は....!?」

ウィザード「指輪の魔法使いさ」バサッ

可符香「魔法使い!」パァァァ

可符香「30年たっても未だにど

ウィザード「違うよ?」

   ザワザワ
         ザワザワ

ウィザード「やっぱり人の前で変身っていうのはくるもんがあるね.....」

       ガシャンッ!

仁藤「....おーい。誰かが証明消しやがったぞ!!」

絶望「ま、まずいですよ!お約束として暗闇の瞬間に誰かが殺められてしまいます!」ヒエー

絶望「あ」フラッ   バタッ

ウィザード「大丈夫だって、先生。そんなことさせないってば」スチャッ カシャンッカシャンッ

 < ルパッ >

  《 ライト!・プリーズ 》

      ピ      カッ

ウィザード「ほら、明るくなった....よ?」

絶望「」

まとい「先生!.....い、いったいいつの間に....」

まとい「ダイイングメッセージです!ちりって書かれています!」

千里「い、一体誰が?。」

マリア「マリア、誰が犯人だかわかるヨ。けど言わないヨ」

千里「一体だれなの!?先生を[ピーーー]なんて許せない。」

ウィザード「この中にチリって名前の人がいるんじゃないk

                ブンッ 

  《 リキッド・プリーズ 》

千里「何っ!?そんな.....刺さったはずなのに。炎で貫通して!?。」

                ブォォォォォォォォ

ウィザード「君が先生を刺した犯人か.....ていうかスコップって」

千里「違うんです。これは彼が。」

コヨミ「あら」シュゥゥゥ

晴海「千里にしてはきっちりしてない言い訳ね」

千里「.....。」

ウィザード(コヨミの姿から戻った?しかも性格も元に戻ったみたいだ)

絶望「だ、大丈夫です。日常茶飯事なんで」よろよろ

ウィザード「日常茶飯事!?とにかくあまり動かないほうがいい。彼女は動けないようにバインドで固定しておいた」

      ズンッ!

ウィザード「!? 今上の階で音がッ...!」タッタッタ

仁藤「晴人。ぜってぇーコイツが犯人だ。なーガルちゃん」

ガルーダ「.....」コクコクッ

漫画家「そ、そんな!僕は怪物なんかじゃありません!」

仁藤「おい、俺はファントムって言ったんだぜ?なんでファントムが怪物だってわかんだよ」

漫画家「くっ.....!」シュゥゥゥンッ

ファントム「そ、そうですよ。僕がファントムですよ」バッ

グール「「「アァァッァッ」」」ゾロゾロ

ウィザード「.....」スッ ガチャコンッ

 《 キャモナスラッシュシェイクハーンズ キャモナスラッシュシェイクハーンズ キャモナスラッ》

    《 フレイム! 》

       -=ニ スラッシュストライク!

             ヒーヒーヒー! ヒーヒーヒー! ニ=-

グール「」プスプス

        シュゥンッ

ウィザード「ほい」

ファントム「え?も、もう?」

ウィザード「楽に終われそうで良かったよ」ガチャコンッ

 《 キャモナシューティングシェイグハーンズ キャモナシューティングシェイグハーンズ キャモナシューティ 》

 《 フレイム! 》

      -=ニ シューティングストライク! 

           ヒーヒーヒー! ヒーヒーヒー! ニ=-

コヨミ「晴人!」バッ!

ウィザード「!?」

仁藤「お、おい晴人!ソイツは幻覚で...」

ウィザード「違う子が幻覚でコヨミに見えるんだ....だから撃てない....」

ウィザード「操れるってわけか....しかも人格を変えてまで....!」

ファントム「そ、そうですかね。操るというより僕を助けてくれるというか」

ウィザード「おいファントム!お前はゲートを狙いに来たんだろ。あの先生を...」

ファントム「あの先生だけじゃないです。後ろの生徒共もです」オドオド

仁藤「主催者側がゲートだと?」

ウィザード「いくらなんでも多すぎるだろ......」

仁藤「おい、お前も晴人の前から離れろっとごふぁっ!?」ドスッ

コヨミ(晴海)「邪魔しないで」

ウィザード「も、元々力持ちの子なんじゃないか?」

ウィザード「けど、通せんぼは魔法使いには効かないんだぜ。子猫ちゃんッ」バンッ! バンッ!バンッ!

   ヒュゥゥゥゥンッ!

ファントム「ぐがっ!?痛っイタタッ!!?」バシッ! バシッバシッ!!

ウィザード「軌道に乗らない銃弾なんでね。障害物もへっちゃらさ」

ファントム「僕の能力は....幻覚を見せることじゃない。ましてや人を操ることだけでもない」

ファントム「記憶から作り出すんです....実態を!」

ウィザード「......じゃあこの子がコヨミになったのは」

ファントム「そこの生徒さんは丁度寄り代さんだったので記憶を一時的に転換することが可能だったんです」

ウィザード「転換?」

ファントム「彼女の脳を一時的に乗っ取っただけです。そうすることで姿形もコヨミという人になる」

ファントム「コヨミという」

ファントム「貴方の記憶によって」ニヤッ

ウィザード「.....」スチャッ

 《 ウォーター!・プリーズ 》

     -=ニ スィースィー!
             スィースィー!! ニ=-

仁藤「ぐぉぉぉ.....股間が.....」

ウィザード「あの少女も誰かの記憶って事か」

ファントム「ちなみに、僕は別にゲートを絶望させようとしてるわけじゃありません」

ファントム「僕は鍛えたいんです。漫画家として.....この力は利用できる....」

ウィザード「もしかしてお前.....人間だった頃の記憶があるのか?」

ファントム「? ええ。この力は『記憶』なんで....あ、説明しちゃった」

ムネモシュネ「僕は記憶を司るファントム。ムネモシュネファントム」

ウィザード「記憶.....人を利用してまでの描きたい作品があるのか」

ムネモシュネ「え、ええ。この力をもっと上に行けば.....僕は漫画界の神様になれる」

ムネモシュネ「だから、じゃ、邪魔しないでもらえますか」オドオド

ウィザード「邪魔するよ。魔法使いはそういうもんなんでね」カシャンッ

 < ルパッチマジックタッチゴー! ルパッチマジックタッチゴー! ルパッチマジックタッチ >

        《 バインド!・プリーズ 》

晴海「きゃっ!?」ヌルルッ

ウィザード「服が濡れちゃうのはゴメン。悪いけどそこで見ててもらえるかな」ガチャコンッ

ウィザード「ハッ!」ズバッ!

ムネモシュネ「ぐぎっ!?」

ムネモシュネ「痛っ、痛いッ!刺さってる!」

ウィザード「ハッ、やぁッ!」

   カキンッ!
           キィンッ!

ファントム「ぐほぇっ!?じゃ、じゃあ僕はこれでっ!」シュバッ!! 

ウィザード「あ!お、おい待てッ...!」カシャンッ

 《 ハリケーン!・プリーズ 》

     -=ニ フー・フー!
           フーフーフーフー!! ニ=-

     ヒュォォォォォォ!


ウィザード「どこだっ!?.....くそっ、窓から逃げられたか....」

_________________________

__________________

絶望「なるほど、私と生徒達....といっても彼女達は卒業しているんですが」

絶望「とにかく私達がその....ゲートという狙われている存在だと」

晴人「まぁ、そゆこと」

晴人「ツアーはちょっと危険かな。ムネモシュネ....まだこの島にいるといいんだけど」

時田「お坊ちゃま!護衛部隊を要請しましたが......」

  ガラガラピシャンッ!

        ザバァーンッ!  ザザーンッ!

時田「空も海も生憎の天候でして......」

晴人「あらら」

晴人「だいじょーぶだって。俺に任せてくれ」スチャッ

晴人「攻介!俺はアイツを探しに行く」カシャンッ

 < シャバドゥビタッチヘンシーン >

仁藤「おーけー」ムシャムシャ

 《 ハリケーン!・プリーズ 》

     -=ニ フー・フー!
           フーフーフーフー!! ニ=-
 カシャンッカシャンッ!

 《 ハリケーン ドラゴン!!・プリーズ 》

      -=ニ ビュー・ビュー
             ビュービュービュビュー! ニ=-

ウィザードHD「はぁっ!」バサッ!

絶望「行ってしまいましたね.....」

まとい「そういえば、あのヒキ女のパソコンにはもう5人くらい魔法使いがいたといっていましたね」

まとい「そのうちの一人、テントで暮らす黄金の魔法使い」

まとい「仁藤攻介」チラッ

仁藤「んぐっ!?ごほっ、けほっ、あ?なんだよォ~~ネットで人気でも嬉しくねぇぞ」てれてれ

仁藤「でも俺に期待しても無駄だぜ。今回のは.....晴人に任せることする」

仁藤「けどアイツがどぉ~しても手ぇ貸して欲しいなんて言うんだったら。変身してやることもない」スタスタ

_ 臓物島 _

       = 工場地帯 =

ウィザードHD「この工場にいるか....?」スタスタ

大草「.....」じー

ウィザードHD「あ、働いてる人いたんだ。すいません」

大草「大変ですね。コスプレの方ですか?」

ウィザードHD「いや、本当にこういう格好ていうか。魔法使いっていうか」

大草「私もコスプレの仕事をするときがあるんです」

大草「だからいま、こうやって仕事場の業務ミシンでこつこつと....」

ウィザードHD「そ、そっか。大変だね」

大草「大変だけど、お金のために....」カッカッカッカッ

ウィザードHD「へぇ」じぃ~

            ビュゥゥゥゥゥゥゥッ!!

              ぱらぱらっ!

大草「なぁっ!?わ、私が3時間もかけて作った衣服達がほずれていく!」

ウィザードHD「急に風が吹いてきたな....」ヒュォォォォォ

大草「貴方が近寄るからです!」キッ!

ウィザードHD「だ、大丈夫大丈夫。ほら、元通り」カシャンッ

 < ルパッチマジックタッチゴー ルパッチマジ >

          《 ドレスアップ・プリーズ 》

ウィザードHD「で、俺のを脱げば.......あっ」ヌギヌギ....ビリッ!

大草「あぁ....また夫にぶたれる....」

ウィザードHD「ぶたれる?」

大草「夫の為にお金を稼いでるんです....彼ったら昼間からパチンコ三昧で....」

_ 5分後 _

大草「けどっ、夫には私しかいないんですぅ」しくしく

ウィザードHD「なんて最低な奴なんだ....居候のクセに家事もしない仕事もしないなんて....それってまるで....」

大草「まるで?」

ウィザードHD「あぁ、いや。なんでもない」

晴人「変身したままだと迷惑だよな.....」スタスタ

 《 テレポート・ナウ 》

      ティウンティウンティウン

真由「やっと見つけましたよ。晴人さん」

晴人「真由ちゃん....!?ふっ、そうか、どうせ攻介が呼んだんだろ」

真由「山本さんは家庭があるし。譲君は学校があるので私が....」

晴人「高校はどうした」

真由「.....」

真由「と、とにかく手分けして探しましょう。これ、テレポートリングです」スッ

晴人「おっ、ありがとう。敵はムネモシュネファントム」

晴人「人間体は太ってて眼鏡かけてたかな」

真由「へぇ~」モグモグ

晴人「何食ってんの?」

真由「タコスです」

晴人「メキシコ行ってたんだ.....いいな、俺もこれで次は海外に行こうかな」

晴人「コヨミもハワイに行きたいって言ってたし....」

 ヒュンッ

晴人「....はっ!」ババババッ!

真由「槍!?一体どこから....って」

ソラ「ハロ~。いや、グットイブニン~グかな?」ニコニコ

晴人「なっ!?グレムリン....ッ!」

ムネモシュネ「便利でしょう。今は一体しか作れませんが....貴方の記憶からここまで強いファントムを作り出せる」

晴人「なんだって?」

ムネモシュネ「えいっ」ブンッ

 パラパラッ

       コロコロ....ググググ

グール「「「シュアァァァァアッ!」」」

グレムリン「久しぶり。二人共」シャキンッ

晴人「ごめんね。真由ちゃん、こんなのに付き合わせて」スチャッ

真由「いいえ、敵は強敵です。いくら晴人さんでも....」スチャッ

  カシャンッ!!

 < シャバドゥビタッチヘンシーン シャバドゥビタッチヘンシーン 

           シャバドゥビタッチヘンシーン シャバドゥビタッチヘンシーン>

晴人「変身!」 真由「.....変身!」クルッ

 《 フレイム!・プリーズ 》

       《 チェンジ!・ナウ 》

ウィザード「さぁ」 ヒーヒーヒーヒーヒー!

メイジ「終わりの時よ!」シュバッ

ウィザード「え、ショッ、ショータイムだ!」キラーン

ウィザード「真由ちゃん。君はグール共をよろしく頼む」

メイジ「はい!」タッタッタ

グレムリン「嬉しいなぁ。じゃあ君の相手は僕ってわけだ」

ウィザード「俺は全然嬉しくないんだから、ねっ!」シュインッ!

 カキィンッ! キィンッ!

ウィザード「ふっ、らぁっ!」シュバッ キィンッ

グレムリン「おっとと、こっちだよっ!」キィンッッ バシッ!


ムネモシュネ(仲良く戦ってるのかな.....)

___________________

 《 ランド!・プリーズ 》

 -=ニ ドッドッドッドッドッドッ!
            ドッドッドッド! ニ=-

ウィザード「よっと」

 《 ディフェンド!・プリーズ 》

グレムリン「えーい」 ドカァァンッ

 《 ディフェーンド! 》

          ドカァンッ

 《 ディフェーンド! 》

          ドカァンッ

グレムリン「しつこいな!」

グレムリン「よっ、これで最後だ」 ドカァンッ

ウィザード「壁殴りご苦労さまで~す」シュインッ 

 < キャモナスラッシュシェイクハーンズ>

   《 ランド! 》

     -=ニ スラッシュストライク! ニ=-

グレムリン「チィッ.....!」シュバッ

ウィザード「はぁっ!」ザシュッ

グレムリン「んん?どうしたのかな、地面に突き刺すなんて.....」

ウィザード「やっぱ記憶のグレムリンってとこか。本物なら察してた筈だぜ」

          ドゴォォォォンッ!!!

グレムリン「ぐぁぁぁっ!?」(地面からっ!?)

メイジ「はっ、やぁっー!」シュインッ シュインッ

      ズバァッ!!

グールA「グギッ!?」

グールB「グギャアッ!!」ダダッ

  キィンッ!

メイジ「くっ....」

メイジ「数が多すぎるっ」カシャンカシャンッ

 《 ビック!・プリーズ 》

      ギュインッ
           バコーーンッ!

メイジ「こうなったら!」

 《 コネクト!・プリーズ 》

メイジ「やぁっ!」ババババババンッ!!

グールD「シュアァッ!」


ウィザード「一気に蹴散らす!」カシャンッ

 《 ランドドラゴン!・プリーズ 》

     -=ニ ダン・デン・ドン・ズ・ド・ゴーン!
               ダン・デン・ド・ゴーン! ニ=-

                 ドゴォンッ!!

ウィザードLD「悪いけど。今まで戦ってきたファントムの記憶なんて」

ウィザードLD「勝った記憶しかないんだよね」

ムネモシュネ「へぇ.....あっ、つまり負けたファントムの記憶しかないと」

ウィザードLD「そういうこと」

 《 エクスプロージョン!・ナウ 》

 シュィーーーーン

メイジ「はぁっ!」
        ドガァァァァンッ!

グール「」プスプス

ウィザードLD「フィナーレだ」

 《 スペシャル!・プリーズ 》

ウィザードLD「はぁぁーーーーーーーっ!」ギュインッ

ムネモシュネ「つ、爪が生えた!」

ウィザードLD「せいっ、はっーーーっ!!」

グレムリン「ぐっ!?」

グレムリン「か....はっ....」

         シュゥゥンッ

ムネモシュネ「チッ....やっぱり記憶ですし.....」オドオド

メイジ「残るは貴方だけですよ」

ムネモシュネ「じゃ、じゃあ僕はこれd」

ウィザードLD「逃がすかよ」カシャンッカシャンッ

 《 グラビティ!・プリーズ 》

        グググググググググググッ

ムネモシュネ「ぐぁっ!?お、重いぃ.....っ!?」

絶望「重い.....そう、愛のように!」

ウィザードLD「は?」

メイジ「えっ、あ、危ないので早くここからっ」アタフタ

絶望「愛は重力をも超越します。精神と時の部屋なんて大したことありません!」

まとい「ええ、その通りです先生」

          ググググググググググ

ムネモシュネ「ぐぁぁぁぁぁぁぁっ!」

絶望「いえ、なんというか戦闘シーンだけじゃ飽き飽きしちゃうと思って」

まとい「どんなネタでもいいからこっちのパターンにしたいんでしょう」

ウィザードLD「愛か....確かに一方的な愛ほど重いものはない」

ムネモシュネ「ぐあぁぁぁぁっっ!!」ググググググシャァッ

       「ぁぁっ....」シュゥンッ

メイジ「えっ、倒しちゃった」

ウィザードLD「僕もヒロインに思い愛を受けたかったです!」シュゥゥゥン

晴人「凛子ちゃんと瞬平がしゃしゃりだした時のコヨミは本当に可愛かった....!」バンッ

メイジ「本当に晴人さんですか....?」

晴人「羨ましい....翔一君が羨ましい....!」バンッバンッ

_ 東京都 _

       K・Mさん (大学生)

M「........なにかなぁ?」

M「へぇ、愛が重いキャラで俺が一位なんだ」

M「ま、妥当ってとこかな。小説じゃ16歳の真里を.....」

 (※不適切な表現が含まれました)

_ 沢芽市 _

       K・Mさん (高校生)

M「はい。なんでしょう?」

 _ 撮った動画でダンスの練習をしているようですが _

M「はい。舞さんが一人で練習をしているところを....!」ニコニコ

 (「妹を助けるために.....」 「娘を助けるために.....」)

絶望「狂気系はNGです!!!」

絶望「ちなみに、個人的に好きな平成ヒロインランキングです」

まとい「もう先生も操真さんも関係ないですね」

 1 まなちゃん

 2 良太郎の姉

 3 真里

晴人「みんなはどのヒロインが一番好きかな?」

絶望「ん。若干一人だけサブキャラのヒロインって気がしますが....」

真由「晴人さん!!どうしちゃったんですか!」

晴人「うっせーよメドューサ」

晴人「戦いをサポートしてくれる。精神的に病んだ主人公を介抱してくれる。二期じゃツッコミ、怪力、アホ、可愛い、ビッチですが」

晴人「まぁ、最近じゃ本編で変身しちゃうライダーも出たようですね....次の奴、コイツより可愛いデザインだし」

真由「コイツ!?」

絶望「......大きくそれてしまいましたが。それより」

絶望「無事に倒してくれたようですね。怪我もないようで何よりです」

晴人「えっ!?あ、ああ。うん....」(また俺は....)

真由「......あんなバーミヤンより私の方が....」

時田「何っ!?人間の方が見つかっただと....?」

晴人「!?」

時田「操真さま。どうやらそちらの怪物は....」

晴人「そういやコイツ.....消えない....」

 「そ、そうです」

漫画家「だってそれは僕の記憶の僕ですから....」オドオド

晴人「なっ!?じゃあ今戦ったのは....」

真由「全く関係ない....偽物!?」

漫画家「今の戦闘データを覚えてましたよ....フフフ」

晴人「お前は.....ゲートを狙ってるのか?絶対仲間を増やすって目的じゃねぇだろ」

漫画家「え、ええ。絶望という魔翌力を手に入れれば僕の力も増して.....」

晴人「漫画家としてチカラを__

漫画家「二次元のキャラを実体化できる!」

晴人「はぁ?」

漫画家「同じ3次元を実体化できても。どうしても2次元は実体化できなかった....それは魔翌力が足りないからなです」

漫画家「フフフ.....」

絶望「実体化.....?」

漫画家「ええ、誰かの記憶から人や物を、ましてやファントムを実体化できる」

漫画家「本物より威力は半減しちゃいますが.....ね。しかも魔翌力使いまくるし.....」オドオド

漫画家「明日の昼。貴方を殺めます。糸色望さん」

絶望「へぇ、私を」

漫画家「何故なら生徒達の最後の希望は貴方だから.....記憶を覗けばいくらでもわかります」

まとい「.....」

      バキューンッ!

ムネモシュネ「ふっ」パシッ

晴人「させねえよ。そんなこと」

真由「その通り.....貴方にそんなことはさせないわ....」キッ

ムネモシュネ「ふふっ、じゃあこの僕も記憶の幻覚なので」オドオド シュンッ!

晴人「くっ、また逃がしたか!」

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