男「妹が好きだってバレた」(479)
妹友「兄のくせに妹が好きって…気持ち悪…」
幼馴染み「これは家族会議ものね…」
妹「お兄ちゃん…」
兄「」
妹友「実の妹に恋愛感情持ってるとか…ありえないわ…」
幼馴染み「そうよね…ちょっと異常よね…」
兄「……」
妹友「肉親を女として意識してるだなんてどれだけモテないのよ兄!」
兄「…うるせぇよ」
妹「…………」
妹友「あー気持ち悪!こんなクズが妹の兄だなんて!」
妹「ちょ、ちょっと…言い過ぎだよ…」
妹友「だって一緒に住んでる兄貴なんだよ!?どうせ裏でパンツとか漁ってるに決まってるよ!」
妹「お兄ちゃんはそんなことしないよ…」
幼馴染み「でも年頃の男の子が好きな女の子と1つ屋根の下だなんて…間違いが起きるかもしれないし…」
兄「……」
幼馴染み「ねぇ兄…しばらく妹ちゃんと距離を置いてみたら?」
兄「な、なんで…」
幼馴染み「きっと一時の気の迷いだよ。妹ちゃんと二人暮らししてるから意識しちゃうんだよ」
幼馴染み「だ、だから…兄は今日から私の家に…」モジモジ
妹友「そうです幼馴染みさん!兄みたいな変態シスコンヤローと妹を一緒にしておくわけにはいきません!」
妹友「だから妹は私の家にきなよ!ね!」
妹「え…え…」
兄「そ、そんな…勝手に決めんなよ…」
妹友「うるさい!あんたみたいなゴミ人間に発言権はないのよ!」
兄「……!」
妹友「妹が好きとか言ったら普通縁切られるよ!?妹が優しいからこんなもんで済んでるけどさ!」
兄「…そんなに…いけないことかよ…」
幼馴染み「まぁ…普通じゃないわよね…こんなこと言ったら世間から白い目で見られちゃうよ」
妹「お兄ちゃん…」
幼馴染み「でも大丈夫よ兄!私が兄の異常性癖を解消してあげるから!」
兄「……異常…?」
幼馴染み「今までは兄のそばには妹ちゃんしかいなかったんだもの。妹ちゃんを意識するのも男の子なら仕方ないことかもしれないわ」
幼馴染み「だけどこれからは私がそばにいてあげるからね。少しずつ治していこうよ!」
兄「…………」
幼馴染み「私はたとえ兄が変態でも見捨てたりしないから…ね?」
妹友「幼馴染みさんは優しいなぁ…感謝しなよ兄」
兄「……ふざけんな…」
兄「お前ら…人を変態だの異常者だの言いやがって…何様のつもりだよ!?」
兄「近くに妹しかいなかったから妹を好きになっただぁ?勝手に決めんな!!」
兄「俺は妹だから好きになったんだ!妹のことを誰よりも知ってるからこそだ!」
妹「お兄ちゃん…!」
兄「たしかに俺は世間から見ればおかしいかもしれねーよ!妹を好きになるなんて普通じゃねーよ!」
兄「でもな…妹だろうが姉だろうが幼女だろうがババアだろうが動物だろうが2次元だろうが…」
兄「人の本気の恋を否定するんじゃねーよ!!何様なんだよてめーら!!」
妹友「……な……!?」
妹友「都合が悪くなれば逆ギレ!?ほんっと最低!そんなひねくれた奴だから妹に欲情すんのよ!」
幼馴染み「そ、そうよ!やっぱり妹ちゃんを好きになるなんておかしいもの!」
兄「あぁわかったよ。俺が妹に近付かなきゃ満足なんだろ?もういいよ」
妹「え…!?」
兄「この家出てくよ。二度と妹には近付かねぇ」
妹「!?」
幼馴染み「ちょ…兄!?」
妹「そ、そんなの駄目!」
兄「だってしょうがないだろ。俺とお前が一緒にいるのが気に入らないってんだからさ」
幼馴染み「ちょっと…私はそんなつもりじゃ…」
妹友「そこまで言うんなら出ていってみなよ!本気で妹と近づかないつもりならね!」
妹「や、やめてよ妹友ちゃん!」
兄「あぁ本気だ。お前にも幼馴染みにも顔見せねぇから安心しろ」
幼馴染み「えぇ!?ま、まってよ!」
兄「じゃあな妹。お別れだ。お前のこと異性として見ちまった気持ち悪い兄貴のことなんて忘れてさっさと彼氏でもつくれよ」
妹「い、いや…そんなの必要ないから…」
兄「もし俺が我慢できなくなってお前に近付いちまったら妹友にでも頼んで追い払えよ」
妹友「当たり前よ。妹は私が守る。あんたなんか絶対に近付けさせないわ」
兄「ああそうしろ。じゃあ今から荷物まとめるから」
幼馴染み「そ、そこまでしなくてもいいでしょ?兄が私の家にくればいいだけじゃない」
兄「お前んち、うちの隣だろ。やるなら徹底的にやんなきゃ意味ないだろ。なぁ?」
妹友「そうね。どっか遠いとこにでもいきなさいよ」
兄「わかってるよ」
妹「お、お兄ちゃん…」
兄「なんだ」
妹「行かないで…」
兄「お前としても、近くにこんな兄貴がいたんじゃ安心できないだろ」
妹「最初は驚いたけど…お兄ちゃんと離れるのはやだ」ギュッ
兄「離せ。おそっちまうぞ」
妹友「な…!あんた…!」
妹「いいもん!お兄ちゃんがいなくなっちゃうのに比べたら平気だもん!」ポロポロ
兄「…………」
なんだかんだで妹友とくっつくENDはよ
兄「…離せ!」
妹「……!」ビクッ
兄「…俺だってこれが普通じゃないってわかってる。いい機会だったんだよ」
妹「…私、お兄ちゃんならいいよ…?お兄ちゃんのこと嫌いになんかなれないもん…」グスッ
兄「もういいんだ…俺のせいでお前まで変態扱いされちまう」
妹「そんなの…恐くない…」ギュッ
兄「…………!」グイッ
妹「あっ…」
妹「まって…まって!いかないで!お兄ちゃん…!!」
幼馴染み「お、追いかけないと…!」
妹友「…ふん。どうせ3日もしないうちに帰ってきますよ。あんな根性無し」
2時から仕事あるから寝る
むしゃくしゃして書いただけだから誰か続き書いていいよ
妹「お兄ちゃん……」グスン
妹友「妹ちゃん、寂しいなら今夜うちに泊まりに来ればいいよ」
妹友「あんな変態の兄のことなんて、この私が忘れさせてあ・げ・る」ギュッ
妹「嫌っ…! 離してッ!」
妹「…友ちゃん、きもちわるい」
妹友「え…」
妹「友ちゃんはお兄ちゃんのことを異常だって言ったけど、友ちゃんだって異常だよ」
妹「友ちゃん、私のこと好きなんでしょ?」
妹友「え、えっと、それはその…」
妹「友ちゃんのそれって、友達としての一線超えてるよね」
妹「女の子同士で恋愛感情持つなんて、友ちゃんの方がありえないよ」
妹友「そんな…、ひどい…」
妹「友ちゃんだってさっきお兄ちゃんに同じ事言ってたんだよ! 友ちゃんの方が変態だよ!」
妹「私、友ちゃんなんて大嫌いっ!」
妹友「…………」ガーン
妹友「…………」トボトボ
妹友「あ」
兄「あ」バッタリ
妹友「…どうしたんですか、お兄さん。自分の家の周りうろうろして」
兄「い、いやぁ、大見え切ったはいいが、やっぱ行くとこなくってさ」アセアセ
妹友「…………」
兄「そっちこそどうしたんだ? やけに沈んだ顔をして」
兄「邪魔者追い出して良い気分のはずだろ?」
妹友「…さっきはすみませんでした」
兄「…へ?」
妹友「…帰ります。お兄さんも帰っていいですよ」
兄「…あ、ああ…。でも、な…」
兄「実際、妹に恋愛感情を持つのは良くないと思うし」
兄「俺が悪く言われる分は幾らでも我慢できる。でも、妹の将来を考えるとな…」
兄「俺が不幸になるのは良い。でも、妹を不幸にするわけにはいかない」キリッ
兄「おまえの言ったこと、正しかったと思う」
妹友「…………」
妹友「…諦めるんですか?」
兄「…努力するよ。さっきあんだけ言った手前、簡単には家に帰れないしな?」
妹友「…行くところないなら、うちに来ますか?」
兄「…へ?」
妹友「…諦めるお手伝い、してあげてもいいですよ。…というか、してください」
兄「…はぁ??」
妹友「…どうぞ。散らかってますが」
兄「お、おじゃまします…」クツヌギ
兄「あの、ご両親とかは?」
妹友「いませんよ。海外で仕事してますから」
妹友「…私には、兄妹もいませんし。独りです」
兄「そ、そうなのか…。そりゃ寂しいなぁ」
妹友「…………」
妹友「だから、なんですかね。私、妹ちゃんに甘え過ぎちゃって」
妹友「嫌いだって言われちゃいました。きもちわるいって」
妹友「ぜんぶ私がお兄さんに言ったことの受け売りだったんですけど。…ショックでした」
兄「…そうだな。確かに「きもちわるい」はきついよな」
妹友「…すみませんでした。人の気持ちも考えないで」
兄「い、いや、気にするな。俺が変態だってのは、事実だし」
妹友「…やっぱり、妹ちゃんのパンツ盗んだりしてたんですか?」
兄「……ときどき」
妹友「…うわ、最悪」
兄「ごめんなさい」
兄「だからまぁ、気にすることないぞ」
兄「妹友は、変態な兄の毒牙から親友を守った。それだけだ」キリッ
妹友「お兄さん……」ヤサシ…
──翌日の通学路──
幼馴染み「妹ちゃん、昨夜は結局、兄のやつ帰ってきた?」
妹「…帰って来ませんでした」シュン
幼馴染み「何処に泊まったんだろうね…。ちゃんとご飯食べたかな? 学校には来るよね?」
妹「…わかりません」
妹「…あ!」
兄「昨日は助かったよ、妹友」イチャイチャ
妹友「いえ、こちらこそ。…良かったです…、お兄さん…」ラブラブ
幼馴染み「…あれ、あの2人、なんで一緒に登校してるのかな……」
妹「…………」
流血ENDしか浮かばんから
誰か妹ルートに修正してくれ
終わったスレですし
あ
妹「…………」
妹友「落ち込むことないって。悪いのは全部気持ち悪い兄なんだから」
妹「…………」フルフル
幼馴染み(どうしよう…兄と妹ちゃんは離そうしとしただけなのにこんなことになるなんて…)
妹友「…い、妹!元気だしてよ!兄のやつ、お金もあんまり持ってないんでしょ!?ならきっとすぐ帰ってくるって!」
妹「違うの…私にはわかるもん…お兄ちゃん本気で家出しちゃった…」
妹「う、うぁぁぁぁぁ…」ポロポロ
兄「さて、どうしようかな…とりあえず本とかゲームとか売って生活資金にしよう」
アリガトウゴザイマシター
兄「いろんな所をねり歩いてなんとか高く買い取ってくれる店を探したぞ」
兄「所持金九万円か…バイトしながらネカフェ暮らしするしかないか」
兄「妹と顔合わせないとなると学校もいけねーし…こりゃ完全に絶縁かもなー」
妹「…………」
妹友「妹!おっはよー!」
妹「…おはよう」
妹友「またそんな暗い顔して…妹は可愛いのが一番の魅力なんだから!兄とは違って」
妹「…お兄ちゃんだって格好いいよ…」
妹友「え!?ま、まさか妹も兄のことを…」
妹「そ、そうじゃないよ…そんなこと1度も考えたことなかったし…」
妹(でもお兄ちゃんが私を好きでいてくれたこと…嬉しかったな)
妹「」キョロキョロ
妹友「どうしたの?」
妹「ううん…」
妹「……ちょっとトイレ。先に教室いってて」
妹友「うん」
妹「……」ソロー
兄友「お、妹ちゃんじゃん。どうしたの?」
妹「あ、あの…お兄ちゃんきてますか?」
兄友「そういや今日はまだきてないな。いつも一緒に学校きてたんじゃなかった?」
妹「え、えと…ありがとうございましたっ」タタッ
兄友「相変わらず恥ずかしがりやだなぁ」
ほ
妹(お兄ちゃん…学校にも来ないつもりなんだ…)
妹(お兄ちゃんって頑固だもんね…もう私と顔を合わせるつもりもないんだ)
妹(もう…お兄ちゃんと会えないんだ…)
妹「……ぐすっ…ひっく…」
妹友「!?い、妹!大丈夫!?」
妹「うぅぅ…ひぐ…あぅぅ…」
妹友「妹…!しっかりして!保健室いく!?」
妹「ひっぐ…ひっぐ…!うわぁぁぁぁん!」
妹友「ちょ、ちょっと!過呼吸になっちゃってるよ!誰か先生呼んできて!」
兄「ほ、本当ですか!?ありがとうございます!」
兄「よっしゃ…やっとバイト先見つけた…あとは給料日までこの金でなんとか食い繋げば…」
兄「…しかし飯代やらバイト先の制服代やらかかるし、ちょっと心配だな…」
兄「…もう学校にはいけないんだし、なんとか残りの学費を返してもらうことってできんのかな」
兄「担任に相談してみよう」
兄「もしもし…担任ですか?」
担任「どうしたんだ兄。今日はなんでサボった?」
兄「サボったというか…これからずっと学校にはいかないつもりです」
担任「は?」
兄「なので学費を返してもらえないでしょうか?」
担任「ちょ、ちょっとまて!どういうことか説明しろ!」
兄「説明はできません。個人的な理由で学校辞めるつもりです」
担任「学校辞めてこれからどうするつもりだ!?」
兄「なんとかします。ですから学費を…」
担任「……ちょっとまってろ!」
妹「ひっく…ひっく…」
保険医「やっと落ち着いてきたわね…」
妹友「ねぇ妹…突然どうしたの…?」
妹「…ひっく…」
妹友「悩みがあるなら相談して?私、力になるからさ!」
妹「…………」ポロポロ
妹友「妹!?な、泣かないで!」
担任「妹はいるか!?兄から電話がきたんだ!」
妹「!!」ガバッ
妹「お兄ちゃんと話させてください!お願いします!」
兄「…………遅いな…担任…」
妹「…………あ、あの…」
兄「あ、担任ですか?さっきの話なんとかなりそうでしょうか?」
妹「……お兄ちゃん…」
兄「!?…い、妹か…」
妹「お兄ちゃん!電話切らないで!お話聞いて!」
兄「…………なんだよ。話すことは何もないぞ」
妹「……か…帰ってきてよ…お願い…」
兄「……嫌だよ」
妹「な、なんで…?今までずっと一緒に暮らしてきたのに…」
兄「今まで通りじゃなくなったからだよ。お前と一緒にいると俺が危ないんだ」
妹「そんなの…お兄ちゃんが望むなら私…なんでもやるよ…?」
兄「妹…」
妹「お兄ちゃんはなにもしなくていいから…掃除も洗濯も私がやるから…お兄ちゃんはいてくれるだけでいいから…お願いだよお兄ちゃん…」ポロポロ
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
_/_ミつ/ ̄ ̄ ̄/
\/___/ ̄
バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
/ ミつ/ ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄\/___/
ドゴォォォォン!!
; ' ;
\,,(' ⌒`;;)
!!,' (;; (´・:;⌒)/
∧_∧(;. (´⌒` ,;) ) ’
Σ(* ・ω・)((´:,(’ ,; ;'),`
⊂ヽ ⊂ ) / ̄ ̄ ̄/
 ̄ ̄ ̄\/___/ ̄ ̄ ̄
/\
. ∵ ./ ./|
_, ,_゚ ∴\//
(ノ゚Д゚)ノ |/
/ /
ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
ポチ ポチポチポチポチポチポチ
ポチ(∩`・ω・) ポチポチポチポチポチ
_/_ミつ/ ̄/_
/_/
保守
兄「…そんなだから俺がおかしくなったんだ」
妹「……え…?」
兄「お前がいつも俺のことを考えてくれるいい子だから、好きになっちまったんだよ!」
妹「……!」
兄「俺だってなぁ。望むことなら妹とずっと一緒にいたいよ」
兄「でも俺たちはもう普通には戻れないんだ…異端者は世間から弾かれるってのが当たり前だよ」
兄「お前に、俺以外の全部を捨てる覚悟があるのかよ」
妹「…そ、そんなの…」
まぁ可愛ければな、うん。
兄「じゃあ選べ。俺か」
兄「妹友や幼馴染み、両親、学校、今まで築いてきた関係すべてだ」
兄「お前はどちらかを捨てなきゃいけないんだよ」
妹「う、うぅぅ…」
兄「選べないよな?お前はいい子だからわかるよ。俺のことを大事に思ってくれてるのもわかってる」
兄「だけど前者か後者を捨てなきゃいけないとしたら、お前は絶対に友達や親を捨てちゃいけないんだよ」
兄「俺がいなくてもお前は生きていけるけど、俺以外全部がなくなったらお前は絶対に生きていけないんだ」
妹「お兄ちゃんはどうなるの!?私はみんなと一緒にいるのにお兄ちゃんだけひとりぼっちになっちゃうの!?」
兄「俺のことはもう忘れろ」
妹「忘れられるわけない…!大好きなお兄ちゃんがいなくなっちゃうなんて…私耐えられないよ!」ポロポロ
兄「…俺が言いたいことは全部言った。俺は一人でもなんとかなるから心配すんな」
妹「ま、まって…お願いお兄ちゃん…いかないで…いかないでよ…」ポロポロ
兄「じゃあな」ブツッ
妹「…………」
担任「…なんというか…すまん」
妹友「本当ですよ!なんで兄なんかから電話がきたことを妹に知らせるんですか!?」
妹友「妹…こんなに苦しんでるのに…」
妹「…………」
妹友「もう一切兄からなにかあっても妹には知らせないでください!もうあいつと妹は関係ありませんから!もう他人です!」
妹「……やめてよ…」
妹友「いつまでもいつまでもウジウジと未練たらしい…自分から出てくなんて言っといて妹に電話して泣かせるだなんて、最低のクズだわ!」
妹「やめてっ!!!!」
兄「……しまったなぁ…妹に言わなくてもいいことまで喋っちまった」
兄「そういや学校には妹がいるんだし、こういう展開になって当たり前か…」
兄「こりゃもう学校には関わらない方がいいな。学費は勿体無いけど、どうせ親にも連絡されるだろうし勝手に回収するだろう」
兄「じゃあやっぱり金について人を頼れない。この金でやりくりするしかない」
兄「……今日は公園で野宿しよう…」
ほう
バンバンバンバンバンバンバンバンバンバン
バン バンバンバン゙ン バンバン
バン(∩`・ω・) バンバンバンバン゙ン
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バン はよ
バン(∩`・д・) バン はよ
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ドゴォォォォン!!
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ポチポチポチポチポチポチポチポチポチポチ
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/_/
妹友「え……?妹、今なんて…?」
妹「…お兄ちゃんの悪口言う妹友ちゃんなんて嫌い…」
妹友「そ、そんな…まってよ妹?私は妹をあの変態から守ろうと…」
妹「お兄ちゃんは変態じゃない!!」
妹友「う……」
妹「次、お兄ちゃんの悪口言ったら二度と妹友ちゃんと口聞かないから」
妹友「そんなぁ…」
妹友(どうして…?私は妹のことを守ろうとしただけなのに…なんで妹に嫌われなきゃいけないの?)
妹友(だって普通に考えて兄妹で連絡とかありえないし気持ち悪いのに…私なら絶対に縁切るのに…)
妹友(なんで妹はこんなに兄のこと庇うの?なんでまだ兄のこと嫌いになってないの?わけわかんないよ…)
妹友(…妹は純粋でいい子なのに…あんなクズな兄貴の近くにいたせいで、洗脳されちゃったんだ)
妹友(兄のせいで妹がおかしくなっちゃったんだ!私が妹に嫌われたのも全部あいつのせいだ!!)
連絡→恋愛ね
仕事があるから一旦落ちます~
というか書きたいこと全部書いちゃったんで落としてもいいよ
そか、おつ
∧_∧_∧
___(・∀・≡;・∀・) ドキドキドキ
\_/(つ/と ) _
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
_∧_∧_∧_
☆ パリン 〃 ∧_∧ |
ヽ _, _\(・∀・ ) < マ
\乂/⊂ ⊂ ) _ |_ _ _ __
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/| . ∨ ∨ ∨
|  ̄  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄:| :|
_ ___
\>,\/
<⌒/ヽ-、_ _
<_/____ノ
ほ
ほ
し
ほー
新・保守時間目安表 (休日用)
00:00-02:00 10分以内
02:00-04:00 20分以内
04:00-09:00 40分以内
09:00-16:00 15分以内
16:00-19:00 10分以内
19:00-00:00 5分以内
新・保守時間の目安 (平日用)
00:00-02:00 15分以内
02:00-04:00 25分以内
04:00-09:00 45分以内
09:00-16:00 25分以内
16:00-19:00 15分以内
19:00-00:00 5分以内
ほ
し
も
が
こ
翌朝
妹「…………」パチッ
妹「全然眠れなかった…」
トントントン
妹「!!今物音が聞こえた…まさかお兄ちゃん帰ってるの!?」
妹「お兄ちゃーん!」タタッ
妹友「あ、妹!おはよう」
妹「……え?なんで妹友ちゃんが私の家に…?」
妹友「私、妹の力になりたくて…朝ごはん作りにきたんだ」
妹「…あ…そうなんだ…ありがとう…」
妹「でも妹友ちゃん、そんなに私に構わなくてもいいよ…大変でしょ…」
妹友「いいのいいの!私が好きでやってるんだから!今の妹は一人にしとくと危なっかしいからね!」
妹「……はは…」
妹友(妹は私が更正させる!あんなクズのことなんか忘れさせてやるんだから…)
兄「ふわ…もう朝か…」
兄「そうだ。今日からバイトだったんだ。銭湯いって職場に向かわないと…」
兄…
妹友「でねー隣のクラスの…」ペラペラ
妹「あはは…」
妹(……どうしよう…妹友ちゃんの話が全然頭に入らないし学校もいきたくない…)
妹(お兄ちゃんが捨てちゃいけないって教えてくれたのに…妹友ちゃんも学校もどうでもよく感じる…)
妹(私…悪い子になっちゃったのかな…)
妹(お兄ちゃんはいい子の私を好きになってくれたのに…)ポロポロ
妹友「い、妹…!」
妹友(また泣いてる…私がこんなにも妹を楽しませようと頑張ってるのに…)
妹友(あいつのせいで…あいつのせいで…!!)
こんないい妹になぜこんなクズな友人が
ほ
兄「いらっしゃいませー」
兄「セットメニューのお飲み物は何になさいますー」
兄「ありがとうございましたー」
兄「ふぅ…」
兄(思ったより疲れるなぁ…でももう1つくらいバイト増やさないとキツいし…)
兄(学校いかないとなるとしばらくはフリーター生活だろうしなぁ…ある程度の貯蓄は欲しいし)
兄(そういえば両親から振り込まれてくる金はどうすんのかな…妹が困るから通帳とか置いてきちまったし…)
兄(い、いかんいかん…自分から出ていったんだから俺にその金を使う資格はないだろ)
兄(なんつーか…家出ると金に汚くなるよなぁ…)
兄「はぁ…いらっしゃいませー」
幼馴染み「あ…」
兄「あっ」
あっ(震え声)
幼馴染み「兄!?どうしてこんなところでアルバイトしてんの!?」
兄「あ、い、いや…」
兄(しまった…少し離れたところを選んだつもりだったのにもう見つかっちまった…)
幼馴染み「もう!すっごく心配したのよ!早く帰ってきなさいよ!」
兄「そういうわけにはいかないだろ…お前にも会いたくなかったのに…」
幼馴染み「なに言ってるの学校にもいかずに!今はどこに住んでるの?」
兄「外…つーか…公園…つーか」
幼馴染み「な!?」
ダンボール高校生?
幼馴染み「そ、そんなの危ないじゃない!今は変質者が闊歩してる時代なのよ!?」
兄「大袈裟な」
幼馴染み「なに言ってるのよ!兄は格好いいんだから!おしりを狙われちゃうわよ!?」
兄「なにいってんのかわからん」
幼馴染み「あ…」
幼馴染み(思わず格好いいとか言っちゃった…)ポッ
兄(なに赤くなってんだこいつ…気持ち悪…)
\ / .::::::::::::::::::::::::;;:;;::,ッ、:::::: ) く ホ す
\ l ,ッィrj,rf'"'"'" lミ::::::: く れ モ ま
Y ,!ミ::::::: ヽ な 以 な
`ヽ、 | くミ:::::::: ノ い 外 い
|、__ ャー--_ニゞ `i::::,rく か は
``''ー- ゝ、'l  ゙̄´彑,ヾ }::;! ,ヘ.) ! 帰
゙ソ """"´` 〉 L_ っ
/ i , /| て r
≡=- 〈´ ,,.._ i 't-'゙ | ,へ ,r┘
,、yx=''" `ー{゙ _, -、 ; l レ' ヽr、⌒ヽ'
゙、`--─゙ /! `、
_,,、- ゙、 ー'' / ; `、
-''"_,,、-''" ゙、 /;;' ,' / 、\
-''" / `ー─''ぐ;;;;' ,' ノ
// / ヾ_、=ニ゙
幼馴染み「とにかく、公園で寝泊まりしてるなんて聞かされたら黙ってるわけにはいきません!」
兄「どうしろってんだよ。なるべく金は使いたくないんだ」
幼馴染み「だ、だからぁ…わ、わわ…私の家に…」モジモジ
兄「絶対嫌だ」
幼馴染み「え…」
兄「だからお前の家はうちの隣だろうが!妹と顔会わせたらどうすんだよ!」
幼馴染み「そ、そんなの平気よ!妹ちゃんは学校があるし…その間ならバイトでもなんでも自由にできるから!」
おいやめろ
兄「うるせーな…なんでそんなに必死なんだよ…」
幼馴染み「だ、だって…兄は…私にとって…」ゴニョゴニョ
兄「宿のことやバイトのことはお前が気にすることじゃねーよ。どうせここのバイトもすぐやめなきゃなんねーし…」
幼馴染み「え…やめるの?」
兄「どうせお前、妹に俺がここでバイトしてること言うだろ?」
幼馴染み「……!」
兄「お前らに見つかったら妹に伝わるのは決まってるからな。また別のバイトを探すよ…」
幼馴染み「い、言わない言わない!絶対言わないよ!」
幼馴染み(私と兄だけの秘密を妹ちゃんに言うわけないじゃない!)
ほ
兄「え、言わないの?」
幼馴染み「言ってほしくないんでしょ?」
兄「そりゃあな…」
幼馴染み「ふふ、大丈夫よ兄。私は兄の味方だから」
幼馴染み(よし!好感度が上がる音がしたわ!)
兄(こいつわけわからん)
兄「じゃあお前ともこれっきりだ。もうなるべくこの店にはくるなよ」
幼馴染み「ちょ、ちょちょ!私の家に泊まるって話は!?」
兄「嫌だっての!しつこいぞお前!」
幼馴染み(泊まってくれないと困るのよ!せっかく消失したかと思われたフラグを再会イベントで復活させたのに!)
幼馴染み(どうにかして妹ちゃんへの不健全な想いを私に向けないと!)
幼馴染はまだ大丈夫な気がする(願望)
幼馴染み「じゃあ言う」
兄「え」
幼馴染み「妹ちゃんに言っちゃうよ」
兄「な…お前…!」
幼馴染み「今から妹ちゃんに電話しちゃうよ?お兄ちゃんはこんなところでバイトしてるって。きっと妹ちゃん、学校サボってきちゃうだろうね」
兄「ぐぐ…」
幼馴染み「1度会っちゃったらもう絶対離さないんじゃない?もう逃げられなくなっちゃうね」
兄「……やめろよ」
幼馴染み「じゃあ私の家に泊まってくれるよね?」
兄「……わかったよ…」
幼馴染み「言っておくけど、あんたが嫌いなわけじゃないんだからね?心配だから泊めるんだからね?勘違いしないでよ?」
兄(なんだこいつのうざさは)
ヤンデレ?
夜
幼馴染み「いらっしゃーい」
兄「…………」
幼馴染み「えへ、兄が私の部屋に来るのって久しぶりだね」
兄「…静かにしろよ…お前の親に知られたらどうするんだ」
幼馴染み「えー?気にしないと思うよ?兄だし」
兄「そういうことじゃない。お前の親から妹に伝わるかもしれないだろ。隣なんだぞ?少し大きい声出せば丸聞こえだ」
幼馴染み「わかったわかったよ。兄は本当に細かいんだから」
兄「余計なことをしてもバレるのが早まるだけだ。お前の部屋にいるときはただ寝るだけにする」
幼馴染み「…ちなみに、ベッドは1つしかないよ?」チラッ
兄「カーペットの上に寝るよ」
幼馴染み「むう…」
パンツ破り捨てた
幼馴染み「…別に私は一緒に寝てもいいんだけどな」チラッチラッ
兄「お前寝相悪いから嫌」
幼馴染み「もう治ったよ!」
兄「うわ…大きな声出すなって…」
幼馴染み「いいから、早くベッドにきなさいよ!疲れがとれないでしょ!」グイッ
兄「な、なんなんだよ…強引すぎるだろ」
幼馴染み「ご、強引にならなきゃ…兄は揺らがないでしょ…」ギュッ
兄「いぃ!?」
幼馴染み(このタイミングを逃したらバッドエンド一直線…!)
もう幼馴染は兄が気がない上に地味に嫌悪感出してるのに気づけよwww
準備は万端だ
兄「お、おい…幼馴染み…?」
幼馴染み「兄…もっとくっついて…」
兄「わ、悪ふざけはやめろよ…俺には好きな奴が…」
幼馴染み「私だって…私だってずっと兄のこと好きだったもん!」
兄「!?」
幼馴染み「それなのに…兄は妹ちゃんのことしか見てないんだもん…」
兄「…悪かったよ…」
幼馴染み「私だけのものになってくれたら許すよ」
兄「…………」
幼馴染み「いいでしょ…?兄が妹に合わないつもりなら何も障害はないじゃない」
幼馴染み「兄は妹ちゃんのこと好きでいてもいいよ…でも必ず私の方が好きになるようにしてみせるから」
兄「……」
こいこいこいこいこいこいこい
幼馴染とメガネと緑は負けフラグ
ほ
し
兄(……たしかに…もういいかもな…)
兄(どうせ俺は妹のことを諦めた。なら幼馴染みの気持ちに答えるのもいいかもしれない)
兄「好きにしてくれ」
幼馴染み「兄…!」
兄(幼馴染みもなんだかんだで悪い奴じゃない。ただうざくて気持ち悪いだけ)
幼馴染み「ありがと兄…私が兄を幸せにするから!」
幼馴染み「大丈夫大丈夫。妹に恋するなんて気の迷い、そのうち無くなっちゃうから!」
兄「…………」
幼馴染み「大体兄と妹が二人暮らしだなんてのが異常だったんだから。異常な思考になってもおかしくないよ」
兄「……気の迷い?異常思考?」
幼馴染は人の気持ちがわからないのです。
(アカン)
兄「いい加減きずけよ幼馴染!」
兄「悔い新ためろ」
兄「あぁ!_? 」
破り捨てたパンツ拾って縫って履き直した
幼馴染み「今の時代近親相姦だなんてシャレにならないしね。肉親にそういう感情を抱くのがそもそもおかしかったんだよ」
幼馴染み「でも大丈夫!私ならなにも問題はないし、恋人同士になってもいいもの!私なら兄に相応しいわ!」
幼馴染み「だから…ね?これから恋人っぽいことを…」
兄「いい加減にしてくれ…」
幼馴染み「…え?」
兄「人を頭おかしい奴みたいにいいやがって…」
幼馴染み「え?い、いやそんなつもりじゃ…」
兄「お前の物差しで俺たちを測るんじゃねーよ!」
俺たち!?
もう真面目な女の子(出来れば新キャラ)が欲しい
も
幼馴染み「あ、兄…」
兄「妹だとかなんだとか…そんなことを抜きにしてもだ。今ハッキリとわかったよ」
兄「俺はお前より妹が好きだ。妹だから好きなわけじゃないぞ…妹の優しさとか雰囲気とか女の子らしさが好きなんだ。お前は嫌い」
幼馴染み「え!?」
兄「うざいし…気持ち悪いし…そういえば元々そんな好きじゃなかったわ」
幼馴染み「えぇぇ!?」
兄「だからお前と恋人にはなれない…いや、なりたくない」
幼馴染み「…ぐすっ……そんな馬鹿な……」
きっぱり言ったなぁ
こういう事が言える人ってなかなかいない
バカを除いて
この男…出来る!!!!
兄「ごめん。幼馴染み」
幼馴染み「…ぐすっ…」
兄「お前の気持ちは嬉しかったよ…泣かないでくれよ…」
幼馴染み「ごめんね…うざくて…気持ち悪くて……ズズッ」
兄「それより鼻を啜るな…ほらティッシュ」
幼馴染み「うぅぐ」チーン
幼馴染み「…悪いとこ直すから…だから…私と付き合ってくれませんか…?」ポロポロ
兄「今は無理だよ…お前より妹のほうが好きなんだもん」
幼馴染み「うわぁぁぁぁん!!」
兄「し、静かにしてくれよ!」
こりゃ…妹来るな!
可愛い普通の幼馴染が欲しい
幼馴染が妹への水先案内人にでもなれば、株上がるのに
ほ
妹宅
妹友「ねぇ妹…もっと食べなきゃ身体壊しちゃうよ…?」
妹「……うん」
妹友「朝もお昼もちゃんと食べなかったでしょ?妹は元から小さいし薄いんだから、もっと食べないと…」
妹「……うん」
妹友「…………」
ウワァァァァン!!
妹「!!」
妹友「な、なに…?女の人の泣き声がした…?」
妹「お兄ちゃんの声!!」
妹友「は?」
妹「静かにしてくれよ!って!お兄ちゃんの声だ!」
妹友(女の声だったのに…妹…ついに幻聴が…?)
まぁうん
似てるよな
妹ってNTだったのかwwww?
ほ
よ
妹「お兄ちゃん!いるんでしょ!?」ドンドン
妹友「ここ、幼馴染みさんの家でしょ?兄がいるわけ…」
妹「開けて!開けてよお兄ちゃん!」ドンドン
兄「し、下がドンドンうるさいな…」
幼馴染み「あ…妹ちゃんがきちゃったみたい…」グスン
兄「なっ!?ど、どうしよう…」
幼馴染み「兄、窓から逃げて。妹ちゃんには秘密にするから…」ガラッ
兄「あ、ありがとう幼馴染み」
幼馴染み「…私、兄に好きになってもらうように頑張ってからまた告白するから…ズズッ」
兄「え…わかったよ。あと鼻水はちゃんとティッシュに出せ」
うーむ
続くなぁ
保守
妹が離れるためには、兄が中二病演じるのが一番効果的じゃね?
幼馴染み「どうしたの妹ちゃん?」ガチャ
妹「幼馴染みちゃん!お兄ちゃんいる!?」
幼馴染み「え?兄は家出したんだからいるわけないでしょ?」
妹「そんなはずないよ!お兄ちゃんの声がこの家の2階の幼馴染みちゃんの部屋のベッドの上から…」
妹友(なんでそんなに正確にわかるのよ…)
幼馴染み「そんなはずないのだけど…」
妹「…お部屋にいれたよ。幼馴染みちゃん」
幼馴染み「そんないきなりは…」
妹「お願い!」
妹(もう妹友ちゃんとか幼馴染みちゃんとかどうでもいい…お兄ちゃんのことしか考えられないよ…)
お部屋にいれたよ→いれてよ
日付変わる前に終わらせたい
もうこっちは1時だがな
幼馴染み「どうぞ…妹ちゃん」ガチャ
妹「…………!」
幼馴染み(…窓の鍵はちゃんと閉めたし…兄がいたことはわからないはずだけど…)
妹「……」キョロキョロ
妹友「ね、ねぇ妹…もう帰ろ?兄が幼馴染みさんの家にいるわけないでしょ?兄が私とも幼馴染みさんとももう会わないって言ったんだから」
妹「……」
妹友「迷惑になるから…ね?」
妹「…………うん…ごめんなさい…」
幼馴染み「いいのよ。兄に会えなくて辛いのは私も同じだもん」
妹「…………そうですね…」
妹友「じゃ、失礼します…」
幼馴染み(セーフ!)
ちなみに南な
妹友「もう妹ったら…兄はきっとどこか遠いとこにいっちゃったんだよ」
妹「…………うん…」
妹友「クズ…いや、兄のことはもう忘れよ?ね?」
妹「…………うん…」
妹友「妹の側には私がついてるからさ」
妹「…………うん…」
妹友「よし!それじゃ一緒にお風呂入ろっか!」
妹「…………うん…」
妹友(大分素直になってきた…徐々にあのゴミクズの洗脳は解けてきたみたいね。ザマアミロ!)
洗脳乙
妹友「スゥ…スゥ…」
妹「…………」パチ
妹「…………」ムクッ
妹「……幼馴染みちゃん…どうして嘘…ついたんだろう?」
妹「内緒にしなくていいのに…部屋で、ベッドでお兄ちゃんとなにやってたの…?」
妹「私に言えないこと…してたんだ…」
妹「だってあの部屋…」
妹「お兄ちゃんの匂いがしたんだもん…」
うほおおこえええw
保守
明日も学校だよ…
1:30とか。1
妹友「うーん…おはよう妹…」ノビー
妹友「……あれ?妹がいない…」
幼馴染み「…………」
幼馴染み「……んー…」パチ
幼馴染み「…んむっ!?」
妹「おはよ。幼馴染みちゃん」
幼馴染み「んむむむふむん!?」
妹「なに言ってるかわかんないよ」
幼馴染み「んむむ!んむむもむむんぐぐっ!」
妹「うざいよ…」
さーせーん
ベリッ
幼馴染み「ぷはっ…こ、これはどういうことなの妹ちゃん!?」
妹「私こそ聞きたいよ。昨日お兄ちゃんが来たこと、なんで隠したの」
幼馴染み「え、えぇ!?そ、そんな…かか隠し事なんて…」フルフル
妹「したでしょ。隠し事…私知ってるんだから…幼馴染みちゃんがお兄ちゃんのこと好きだって…」
幼馴染み「う、うそ!?」カァ
妹「私、それは別に嫌じゃなかったよ。むしろ応援してた…だけどお兄ちゃんが私のこと好きだって言ってくれたときから…なんだかモヤモヤするの」
妹「お兄ちゃんと幼馴染みちゃんが付き合うとこなんて、想像するのも辛くなった…辛くて辛くて…どうにかしちゃいたくなった」
幼馴染み「っ!?」
妹「私ね。今まではお兄ちゃんがいたからいい子だったけど、お兄ちゃんがいなくなっちゃったから今は悪い子なの」
妹「だからお兄ちゃん以外の誰がどうなっても全然構わないの…」
幼馴染み「や、やめて妹ちゃん……!?」ギシッギシッ
幼馴染み(手足がロープで固定されてる…!)
妹「正直に答えてね幼馴染みちゃん。昨日、部屋で、ベッドで、二人っきりで、私に内緒で…」
妹「何してたの?」
幼馴染み「ち、違うよ!妹ちゃんが思ってるようなことはなにもしてないよ!」
妹「嘘!じゃあどうしてベッドからお兄ちゃんの匂いがするの!?」
幼馴染み「…わ、わわ私が兄を…さそさそ誘ったんだけど…」
妹(過剰な挙動不審が気持ち悪い…)
幼馴染み「兄は断ったのよ……妹ちゃんのことが…大好きだからって」
妹「………………」
妹「……ふぇっ!?」
妹「うそ…だってお兄ちゃんは…」
幼馴染み「兄も変に堅物なんだから…いくら妹ちゃんを愛してるからって私みたいな上玉をスルーだなんて…」
妹「あ、あ、愛してるって…そんな…」カァ
幼馴染み「…私はすっきりしたよ。兄にハッキリ嫌いって言われちゃったからね」
妹「……そうなんだ…」
幼馴染み「でもまだ諦めてないからね?ぼさっとしてるとお兄ちゃんとっちゃうわよ?」
妹「え!?だ、だって私は…」
幼馴染み「兄のこと好きなんでしょ?」
妹「っ!!」
幼馴染「兄への水先案内人は、この、幼馴染が引き受けた!これは、失恋ではない!妹が結ばれるための…!」
妹「ぅ…」
幼馴染み「いつも兄にベッタリだったから今まで気づかなかったかもしれないけど、私は妹ちゃんが兄のこと好きって気づいてた」
幼馴染み「だから兄が妹ちゃんのこと好きって知ったときは焦っちゃって兄を早く取っちゃおうって思ったの」
幼馴染み「でも妹ちゃんに負けちゃった…」
妹「幼馴染みちゃん」
幼馴染み「ここまできて兄のこと好きじゃないなんて言ったら殴るわよ?」
妹「……うん。私、お兄ちゃんのこと…家族としてじゃなくて」
妹「男の人として好きでした」
幼馴染み「やっと自覚したのね、妹ちゃん」
妹「…恥ずかしくなってきたよぅ…」カァ
妹友「……真っ赤じゃないの…」
妹「あ、妹友ちゃん…」
妹友「……世間から指差されて笑われるのよ?妹はそれに耐えられるの?」
妹友「たとえ本気で好き同士でも、気持ち悪いことには代わりないのよ!?」
妹「…うん。それでもお兄ちゃんを好きな気持ちは嘘じゃないから」
妹友「……じゃああのクズ兄貴に会って真正面から伝えなさいよ。妹の気持ちをわかろうともしなかった、底辺兄貴の所に…」
妹「うん…いままでありがとう、妹友ちゃん」
妹友「うん…」
妹友「…妹の気持ちを知ろうとしなかったのは、私なのにね…」
妹友「だって悔しかったんだもん…私はこんなにも妹のことが好きなのに…妹は兄ばっか見てるんだもん…」
幼馴染み「うふふ…クズね」
妹友「…あなただって気持ち悪いくせに…」
幼馴染み「…………」
妹友「…………」
兄「いらっしゃいませー…いらっしゃいませー…」
兄(昨日…改めて妹のことが好きだって思ってから…ずっと妹のことが頭から離れない)
兄(俺って本当に妹のこと好きだったんだな…)
兄「いらっしゃいませー…ご注文はなにになさいますー?」
「お兄ちゃんください!」
肉親に手を出すかもしれない男は、本当の意味での家族を持てないんだよなあ、とマジレス
兄「え…い、妹ぉ!?」
妹「お兄ちゃん!」
兄「な、ななななんでここに…まさか幼馴染みの奴が…!」
妹「えへへ、脅して聞いちゃった」
兄「脅して聞いちゃった、じゃねーよ!?いつからお前はそんな悪い子に…」
妹「悪い子だから、今なら選べるよ」
兄「え…?」
妹「お兄ちゃんとそのほか全部。どちらかしか選べないのなら…」
妹「私はお兄ちゃんを選ぶ!」
兄「な…そんな簡単なことじゃないんだぞ!?お前…友達からも先生からも…俺たちの親からだって変な目で見られるんだぞ!」
兄「俺たちがそういう関係になってしまったら最後…これからの人生、誰からも笑われるんだぞ!?」
兄「異常者を見るような目で見られるハメになるんだ!俺はともかく…可愛いお前もだ!」
兄「そんなことにお前を巻き込みたくはないんだ!お前だけは健全な…
チュッ
兄「…………っ!?」
妹「……ぷは…」
妹「悪い子だから…口うるさいお兄ちゃんの口は…ふ、塞いじゃうんだから…」カァ
兄「……赤くなるならするなよ」
妹「だってぇ…」
兄「…はぁ。悪い子だから悪い子だからって、言い訳がましい子になっちゃって…」
妹「えへへ…」
兄「そこまでいうならこれからはちゃんといい子になるまでしつけ直してやるからな。覚悟しろよ」
妹「うん!私、いい子になるね!」
ハッピーエーンド!
これ以上ないくらいのハッピーエンドにしたよ
もっと病み分多くしたかったけど睡魔には勝てないよ
鬱はないよ
結局あれだな
異端な者を排斥しようとする心が一番醜いってわけだ
俺はもし友達に妹好きな奴がいたらガチで応援するわ
>>451
肉親と恋人の境界が曖昧になると、色々と大切なものが失われてしまうぞ。
純粋な恋人との喜びも、純粋な家族との温かみも
家族の営みと恋人の営みを一緒にしてはならんというのは、理由の無いことではない
>>453
そういったのわかった上で好きになったんだからしゃーない
恋愛は理屈じゃないんだよ
同性愛者も近親愛者も大抵自分が異常だって理解した上でそうなんだからさ
>>455
いや、近親愛者において問題なのは、その異常性が自分以外の家族に悪影響を与える点だ
家族としての同属意識みたいなもの自体を破壊してしまうんだよな。だから、家族全体が家族として成り立たなくなり、本人以外の誰かもまた不幸にしてしまうんだよ
自分以外の家族の精神を攻撃してしまうという時点で、やはり近親愛はまともな行動とは言えないだろうね
>>456
マジレスしてるとこ悪いけどお前の中ではそうなんだろうなとしか思わんよ
そもそも俺んちは最初から家族として成り立ってないですからお前さんが心配するようなことはなんもないよ
>>456に補足・「自分と、そのパートナー以外の家族の精神を攻撃してしまう」
例えば妹がパートナーだとしたら、その両親や、あるいは他に兄弟姉妹がいるんだったら、そいつらの同属意識を破壊して、安らぎを奪い去るのが近親愛というものなんだ
構造主義を勉強すれば分かるんだが、人間にはそういう精神汚染のようなものを避ける為のシステムがちゃんと備わっている。一部、そのシステムに従わない人間がいるのも確かだがね
>>457
俺が言いたいのはそういうこと。「家族を家族として成り立たせなくしてしまう」のが近親愛
お前さんが味わっているような家庭の機能不全という苦しみを、自分とパートナー以外の家族も味わうことになるんだよな
それでもその近親愛者がなお止めないって言うんなら、ある意味立派かもしれんけどね
>>458
なんでそんなに必死なん?
>>462
いや、「近親愛って創作としては面白いけど、何か実際のこととして考えたらスゲーキモいよね」
とか正直に言ったら叩かれるかなーとか思ったので、色々理屈を捏ね回してみた
>>463
俺はそれで叩こうなんて思わんけど
こんな長々と粘着してわかりきったこと言われるほうがよっぽど嫌だぞ
他人の恋愛に口出すこと以上に馬鹿げたことはないと思うんだが
>>464
自分にとって近しい者との恋愛という構図を(創作であろうが何だろうが)俺は凄く嫌ってるんだよ
ひょっとしたらそれが恋じゃないかもしれない、という可能性をそいつらは考慮しない場合が多いからね
そういう留保の精神について考えたことが無いと、色々なものを台無しにしてしまうことがあるし
>>465
お前が嫌いなだけかよ
そんなのチラシの裏にでも書いてろよめんどくせぇ
>>467
恋と、見せかけの恋を見抜くことは、世界で一番大切なことかもしれない。それだけ
近親愛はどうだろうね
もういいや
>>468
お前の勝手なイメージを押し付けるな!
>>470
「押し付けるな」っていう言葉は使わん方がいいぞ
多分それを言っただけで自分が途方も無い正義に思えて、相手の言葉なんて何一つ聞かなくても許されるように感じるだろうから
せめて「もう黙れ、聞きたくない」くらいにしとけ。
>>476
粘着どうこうの前にコピペにマジレスするなよ新参
>>478
なんか趣旨がずれてきましたね
まあいいや。今度こそスレを去るんで、それでは
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