イケメン「おい、あれコナンじゃ」友「大丈夫だろお前イケメンだし」 (31)

~温泉旅館~

コナン「ボソボソ。」
小五郎「えー今回ここにお集まりいただいた」

ギィ ガチャ。

イケメン「す、すいません。今日予約したイケメンですが急用ができたので帰りm」

犯人A「イケメンの前で嘘はつけない!すいませんでした!!」
犯人B「クソ。なんて神々しいイケメンなんだ!俺がやりました!!!」

イケメン「いったい何が…」

コナン「   」
小五郎「   」

友人「来た瞬間に事件が解決するなんて、流石イケメン!」

友人「あれ?あの婆さん…」
イケメン「荷物持ちましょうか?」

荷物抱えたババア「ありがとう。重いけどイケメンなら大丈夫ね」

キュキキキー!

ババア「車が…!」

イケメン「(…しまっ!)」

キュー!ドゴォン!!!!!

イケメン「ふう。なんとか外れて助かった」

運転手「だ、大丈夫か!?」
強盗犯「ウッ。ダメだ…医者を呼んでくれ!早く!」

銀行員「助かりました!これはお礼です(札束ドサッ」
美女銀行員「私をお礼に差し上げます!!!」
頭取「今ウチの娘婿を探しているんだが」

イケメン「え?俺はなにも…」

友人「これがイケメン補正、か」

友人「喉かわいたな」

自販機ポチ

友人「あっ!お釣りが自販機の底にッ!!」

イケメン「おっ?手が届いたぞ。はい20円な」

猫「にゃー」

イケメン「え?お前もそんな底にいたのか。よしよし」

猫「にゃー にゃー (チャリンチャリン♪)」

友人「毛に絡まった大量の小銭が!!!イケメンに降り注いでいく!!!!」

イケメン「仕方ないミルクでも買ってやるか…」

美人飼主姉「ありがとうございます!!!ずっと探してたんです!!」

美人飼主妹「怖がりだからイケメンじゃなきゃ出てこなかった!私もあなたのミルクを飲ませて!!!」

友人「イケメンが自販機に手を入れるとこうなる、か」

友人「回転寿司が一時間待ち!?」

イケメン「こりゃ参ったなぁ(苦笑)」

ざわざわ(こんなイケメン始めてみた////)
      
  ざわざわ(やだ、こっちにくる///////)

        ざわ(キャ/////)
サァァァッ!

ぱちぱちぱちぱち!!!

友人「列客がイケメンに感動!!アーチを作り出して花道が!!!!」

店長「おい!!イケメンが来たぞ!!!はやくレッドカーペット持ってこい!!!!!」

店員「ただ今すべての客にご退席頂きました。もちろん無料です」

CGO「これでわが社は永年安泰!イケメンの使用後の箸は金庫に入れとけ!!」

イケメン「本当に客いない…」

友人「イケメンだからな」

防衛省「北朝鮮から日本に核ミサイルを撃ち込んだとの連絡が入りました!!!」

総理「なんだと!?着地点はどこだ」

官房長「北海道知床です」

総理「知床なら大丈夫だな。イケメンがいる」

官房長「イケメン居住エリア万歳!」

イケメン「へっくしょん!!!!!なんだ?誰か噂して」


TV「突如発生したハリケーンが核ミサイルを跳ね返し韓国へ…」


知床住民「日本の平和はイケメンいてこそだ!!!彼に国民栄誉賞を!!!!!!」

イケメン「え?俺はなにも…」

友人「ああっ階段にバナナの皮が!!」

イケメン「危ないな……誰がこんなことするんだよ」

友人「ああ!偶然上を上っていた委員長がバナナの皮で足を滑らせた!!」

イケメン「危ない!!」

ガッ

ドググチャッ

友人「……凄い音がした」

イケメン「……いてて」

委員長「大丈夫!?イケメン君……まぁイケメンだから大丈夫だよね」

イケメン「マジでなんなのその理論!?」

友人「流石イケメンだな。かすり傷すらない」

委員長「その綺麗な顔に傷なんてついたら国が亡ぶものね」

イケメン「やっべ、次の授業の課題やってきてねぇ」

友人「大丈夫だろお前イケメンだから」

イケメン「そんな事」

キンコン♪

先生「おうお前ら課題回収するぞ」

キモオタ「忘れました」

先生「何だと!?学校を舐めてるのか!?おらぁっ!!」

バキッ!!ドゴッ!!

キモオタ「痛い!すごく痛い!!」

イケメン「(やべぇ)」

先生「皆出し終わったか」

イケメン「あの」

先生「どうした」

イケメン「忘れました」

先生「次からは気をつけろよ。イケメンなら仕方ないな」

先生「で、あるからして…この問題を…イケメン。お前が答えろ!」

イケメン「(やべッ)えっと多分…さんじゅうn」

先生「そう!23!!よくわかったな!お前の国宝級の頭脳には恐れ入るよ」

委員長「イケメンに解けない問題はないわね」

イケメン「え?俺37っt」

幼馴染「何度惚れさせれば気がすむのよ//////」

クラス全員「ブラボー!!!!!」

ー校長室ー

NASA職員「君か!!IQ7000というのは!ぜひうちで働いて!!!!」

イケメン「そんなはずは…」

校長「そうだ!常識で考えろ!!イケメンなら最低900000はある!!!!」

理事長「下等な人類と一緒にするな!!!!帰りたまえ!!」

俺「お茶お持ちしましたー アッ!(ボチャ)あっちー!!!!!」

イケメン「何かこの生活疲れたんだけど」

友人「贅沢な悩みだな」

女子A「疲れたの?マッサージしてあげよっか」

女子B「うちでご飯ごちそうしてあげるよ」

女子C「アロマセラピー勉強してるんだけど」

女子D「私家が旅館なんだ」

イケメン「ごめん今日は普通に家帰るからどこにもいかないから」

女子達「今度は来てね!!」

イケメン「……善処するよ」

友人「流石イケメンだな」

イケメン「なんかおかしくないか」

先生「遅刻をした奴からこの石を載せてこの石畳の上に正座だ」

俺「ぎゃあああああああ」

イケメン「俺遅刻しました」

先生「次から気をつけろよ」

美少女「私も遅刻しました」

先生「次々回から気をつけろよ」

友人「よかったな」

イケメン「わけがわからんぞ」




俺「ぎゃあああああああああ」

イケメン「(俺ってホントにイケメンなんだろうか?こんなに言われてるんだし間違いないな)」

イケメン「フフッ…はははは!俺は!世界一のイケメンなんだ!!!ヒャッハー!!!!!!!」



友人「…………」

友人「……………………」

友人「ああ、お前は、宇宙一のイケメンだよ」

イケメン母「先生。どうにかあの子の寿命をもう少しだけ」

医師「…もう、手遅れです。残り70年分の生命力とひきかえに、一か月だけイケメンになれる」

イケメン父「  」

医師「そういう、手術でした。残された時間はあと一週間」

イケメン妹「私の結婚式に不細工なお兄ちゃんなんて呼べないわ!無理よ!」

イケメン父「どうして…」

イケメン姉「最後まで、見守りましょう」

イケメン父「どうして!どうして!!!!なんであの子だけあんなに醜悪に生まれたんだ!」

医師「本人が選んだ選択です。
   今は記憶を失っていますが、周りのみなさんで支えてあげてください」


イケメン母「イケメンでなくてもいい。ただ、普通の顔でさえ生まれてくれればそれでよかったのに…」

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   i.,.9i     ,. - ‐' '' "" ~::::::::; ''

    i'Y:::i   /:::::::;/::::::::::::::::://::::   道をまっすぐに歩きたかった
  〃 :::::i_   i ゙゙゙゙̄|~""""''''''゙'i‐゙-=   式で自慢のお兄ちゃんっていわれたかった

    l ::::i-ゝ |゙'''‐i-、l、..,|~l"''ii .|:::|  みんなと対等でいたかった
   i ::::i.  ∧∧ |  .|~'''‐-i'、、|.::|    目を見て話せるようになりたかった
/ 〃i :::!ゝ( ::::)\  |    |  ~"''      俺の家族まで貶されたくなかった
     ! :::!⊂| ::::|) .\|    |      好きな子に話しかける勇気が欲しかった
    ! :!  | ::::|    \  |         ただ それだけのことだった
     /X'、 ∪∪:::::    \|
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